< 座談会 >

創立90周年を勝ち開く!

 


 

 

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後継の成長が希望の未来に
師と共に歩む誓願の弟子に
仲良く常識豊かに信頼の大樹と輝く
拡大と育成は広布の両輪
弟子の力で世界広布を推進!
聖教の拡大は広宣流布の拡大
音楽は心を結ぶ「喜びの讃歌」
皆が「いよいよ」の心で前進!
「桜梅桃李」の勝利劇を!
勇気・感謝・誠実の対話を

 

 

 

 

<71> 後継の成長が希望の未来に
出席者:原田会長、長谷川理事長、永石婦人部長、佐保(さほ)少年部長、角田(つのだ)少女部長

 原田 学会創立100周年、さらには22世紀の夜明けに至る大切な時代を担う、使命深き世代こそ、今の少年少女部です。
 永石 現在、各地で広布にまい進している方の多くに、未来部時代に築いた信心の原点、師弟の原点があります。その裏には陰に陽に支えてくれた人が必ずいます。私自身もそうです。
 長谷川 未来本部長の皆さまをはじめ、青年部の担当者や、地区の方など、それこそたくさんの人がいることでしょう。
 原田 この夏も、大勢の方々が、上半期の激戦を勝ち越えた疲れをいとわず、各種コンクールの推進や研修会、合唱団の練習などに献身(けんしん)してくださいました。池田先生は、そうした担当者の方々を「まさに『(みょう)照覧(しょうらん)』光る学会の宝です」とたたえられています。
 佐保 このたび、少年部長の任命を受けました。少年少女部に対する先生の深い慈愛(じあい)と大きな期待、担当者の方々の真心(まごころ)と情熱に触れ、胸がいっぱいです。あらためて、ああ、私も、このような創価家族の大きな愛情の中で育てていただいたんだ≠ニ思いました。
 角田 未来部の育成に(たずさ)わらせてもらえる使命と感謝を胸に、どこまでも一人を大切にし、共に創価後継(こうけい)の人材へと成長していく決意です。
 原田 先生は、先日の随筆(ずいひつ)の中でも、「希望の未来を開く後継(こうけい)の友が成長し、躍動(やくどう)する姿ほど嬉しいものはない」と、その真情をつづってくださっています。どうか、後継(こうけい)(たから)の友の一人一人に寄り添い、励ましを送り、共に生涯にわたる信心と師弟の原点を築いていってください。
 角田 はい。私自身も先生との初めての出会いは、東京創価小学校の卒業式です。先生は私たちに、「諸君しかない。私は毎日、真剣に祈っています。妻と共に」「皆さんも、私の(あと)に続いてもらいたい」と呼び掛けられました。一人一人を抱きかかえるように温かく包み込んでくださった先生のように、無限の可能性を持つ未来部員のために全力を尽くしていきます。
 佐保 私も未来部時代に命に刻んだ先生の指針があります。先生は未来部に、「お父さん、お母さんを大切に」とお願いされ、「君たちが生まれる時、どんなに、お母さんがたいへんだったか。あなたが大きくなるために、両親は、どんなに疲れても、眠れなくても、大事に面倒を見てくれた。苦しい仕事にも耐えて働いてくれた。あなたが初めて声たてて笑った時、初めて歩いた時、どんなに両親は幸せでいっぱいになったか。病気になったとき、どんなに、おろおろと心配したか」とつづられていました。
 長谷川 「感謝できる人は幸せな人だ」と続く有名なエッセーですね。未来部員は全員が使命ある人材です。感謝の心、親孝行の心を大切にし、他人を思いやり、皆を幸せにできる人へ成長していかれることを切に願います。

「会館は楽しい所」

 角田 10月の5・6日には、待望の第2回「SOKAキッズフェスタ」が開催されます(全国の会館で中継。会場と時間は各県・区で決定)。
 永石 キッズフェスタは、家族で会館に集い、歌や体操、読み聞かせなどを行う、子どもたちが楽しむためのイベントです。
 佐保 主に未就学児童から小学校低学年までが対象で、本年は体操のお兄さん≠ェ登場し、親子でできる体操を行います。当日は親子一緒に、動きやすい格好でお越しくださればと思います。
 永石 現在、発売中の子育て・教育応援誌「灯台」10月号では、キッズフェスタの魅力や楽しみ方を特集していますね。とても参考になります。
 原田 幼い頃に、家族一緒に楽しく過ごした、学会の会館などでの思い出は、生涯忘れないものであり、広布後継(こうけい)の人材を育む上でも重要です。池田先生も、「子どもは、学会の庭で育てていきなさい」との戸田先生の指導を繰り返し教えてくださっています。キッズフェスタを通し、家族で一緒に楽しい時間を過ごし、信心継承(けいしょう)の語らいを深める好機にしていければと思います。
 永石 日蓮大聖人は、未来部の年代から励まし続けてきた南条時光の成長を心から喜ばれ、「あいよりもあをく・水よりもつめたき(こおり)かなと・ありがたし・ありがたし」(御書1554ページ)と(おお)せです。
 長谷川 この御聖訓(ごせいくん)を通し、先生は「従藍而青(じゅうらんにしょう)後継(こうけい)の友のために汗を流されている行動は、釈尊(しゃくそん)そして大聖人に直結する聖業(せいぎょう)の中の大聖業に(ほか)なりません」と強調されています。
 原田 「さあ、新たな黎明(れいめい)の時が来ました。私と一緒に、未来まで語り継がれる『人間革命と広宣流布の継承(けいしょう)の物語』を、(ほが)らかに(つづ)りゆこうではありませんか!」――これが先生の今の思いです。先生と共に、後継者(こうけいしゃ)育成の大道(だいどう)を着実に歩んでまいりましょう。

交通安全への意識

 長谷川 最後に、交通安全についてのお願いです。9月21日から30日は、「秋の全国交通安全運動」の期間です。
 原田 依然として、高齢者の交通事故被害が目立ち、今年は未就学児童の悲惨な交通事故が発生し、社会問題ともなりました。
 長谷川 秋口になって、日没時間が急激に早まることへの対応も必要です。具体的には、早めのライトの点灯や、車から見えやすい色の服装の心掛け、自転車に乗る際の反射材用品等の使用などです。
 原田 この機会に今一度、交通安全への意識を高め、身の回りのできることから始めていきましょう。

(2019. 9.19. 聖教新聞)

 

 

<72> 師と共に歩む誓願の弟子に
出席者:原田会長、長谷川理事長、永石婦人部長、西方男子部長、大串女子部長

 長谷川 青年部教学試験2級が無事故で終了しました。受験された皆さん、また、共に研さんしてくださった方々、運営に(たずさ)わってくださった役員など、全ての方々に感謝いたします。
 西方 皆が、それぞれ真剣に研さんし、成長を遂げることができました。
 原田 試験ですから合否はあります。その上で、教学の研さんを重ねたこと自体が命に刻まれます。計り知れない功徳があることは間違いありません。これからも、行学の実践で信心を磨いていってください。

アジア広布の軌跡

 永石 このたび、原田会長、また、青年部の代表の皆さんと共に、仏法源流(げんりゅう)の地であるインドを訪問してまいりました。
 長谷川 インドでは、新「本部」、そして、創価菩提樹(ぼだいじゅ)園に「池田講堂」が誕生しました。目覚ましい発展ですね。
 永石 二つの宝城(ほうじょう)の完成にメンバーの喜びが爆発していました。インドの全てのメンバーで唱えた題目は、この4カ月間で実に、115億(べん)。さらに、対話、人材育成にも全力で挑戦されていました。
 大串 インドの皆さんは、不惜(ふしゃく)の闘争で世界広布の道を開き、仏法西還(せいかん)を現実のものとしてくださった池田先生への感謝を口々に述べていました。その思いが拡大の原動力になっていると感じました。
 原田 池田先生がインドを初訪問されたのは1961年のこと。小説『新・人間革命』第3巻「月氏(がっし)」の章には「私はやる。断じてやる。私が(みち)(なか)ばに倒れるならば、わが分身(ぶんしん)たる青年に(たく)す。()でよ! 幾万(いくまん)(いく)十万の山本伸一よ」と東洋広布を誓う場面がつづられています。先生の深き祈りに応じて出現した人材群こそ、今のインドのメンバーであると、強く実感しました。
 西方 インド訪問中に、よく耳にしたのが「I am that one disciple(私がその一人の弟子だ)!」という言葉です。これには、小説『新・人間革命』の最終回に「一人の本物の弟子がいれば、広宣流布は断じてできる」と、つづられた場面に対する決意が込められています。
 大串 インドでは『新・人間革命』の研さん運動が進んでいます。皆さんが、そこに示されている指針(ししん)を先生から自分自身へのメッセージ≠ニ(とら)えて真剣に学び、広布と信心の教科書、人生の羅針盤(らしんばん)にされている姿に感動しました。
 西方 南アジアの代表も参加しての青年部総会も盛大に行われました。
 大串 日本とインドの青年部が「弟子誓願(せいがん)宣言」を発表。「永遠に池田先生と共に、学会と同志を守りゆく誓願(せいがん)の人生を歩んでまいります」と、力強く誓い合いました。
 原田 日蓮大聖人は、若き門下に「(ねがわ)くは()が弟子等・大願ををこせ」(御書1561ページ)と(おお)せになりました。現代において、世界の池田門下の青年たちが、国境や、文化の差異(さい)などを超えてスクラムを組み、広布を誓い合う姿に、輝かしい未来を感じずにはいられません。
 長谷川 まさに広宣流布は、世界同時進行で加速度を増して進んでいます。
 原田 今回、多くの識者の方々とも会見させていただきました。コヴィンド大統領は、学会とインドの間に今後も末永い友情が結ばれていくことを念願されていました。池田先生が結び、多くのメンバーが育んできた友好が大きく開花している事実を目の当たりにしました。
 永石 インドに続き訪問したタイでも、現地のメンバーの広布に()ける熱気に触れ、本当に感動しました。
 原田 タイは「アジアの灯台」との誇りに燃え、この25年で地涌(じゆ)陣列(じんれつ)が10倍に発展しました。
 永石 一人一人と接する中で皆さんが信心を根本に地域、社会に信頼を広げてきた結果であることがひしひしと伝わってきました。
 原田 タイ広布をリードしているのが黄金柱(おうごんばしら)≠フ壮年部です。壮年大会には弘教(ぐきょう)拡大の歓喜(かんき)の中、3600人の友が集い合いました。タイでは、明年に向けて壮年部、青年部がそれぞれ7万5000人の陣列(じんれつ)の構築を目指しており、前進の息吹(いぶき)にあふれています。
 永石 婦人部の集いでは、明年の勝利に向け、拡大と後継(こうけい)の育成を固く誓い合いました。各地で広布が躍進(やくしん)する(かげ)には、婦人部の真剣な祈りと温かな励ましが必ずあります。
 原田 タイでは、池田先生が親交を深めたプーミポン前国王の次女であられるシリントーン王女を表敬。また、アナン元首相ともお会いしました。
 長谷川 インド、タイ共に、先生が国家指導者から庶民まで、あらゆる人々と交流し、友情と信頼の絆を結んでこられた地です。
 原田 世界中で仏法哲理(てつり)を根本に、平和・文化・教育運動を展開するSGIへの信頼はいっそう深まっています。世界が創価の人間主義の哲学、社会貢献の行動に期待しているのです。

一人一人が主人公

 大串 (きた)る10月2日は、「世界平和の日」です。
 西方 1960年のこの日、池田先生は、世界広布への第一歩としてアメリカ・ハワイに旅立たれました。明年で60年の佳節(かせつ)を迎えます。
 永石 先生は「大白蓮華」10月号の巻頭言(かんとうげん)で当時を述懐(じゅっかい)し、「足を運ぶ全ての大地に題目を()み込ませ、出会う一人また一人の友と、力の限り対話を重ねゆく旅であった」と、つづられました。
 長谷川 先生の、この激闘(げきとう)から、創価学会が世界宗教へと飛翔(ひしょう)しゆく新章の幕が開かれたのです。
 原田 世界広布新時代の主人公を私たち一人一人です。目の前の友を励まし、地域に信頼の輪を広げていく。この地道な実践にこそ、創価の対話運動の目的である世界平和への一歩があります。健康第一、無事故第一で、決意も新たに前進していきましょう。

(2019.10. 1. 聖教新聞)

 

 

<73> 仲良く常識豊かに信頼の大樹と輝く
出席者:原田会長、永石婦人部長、島瀬勝利島部長、志賀青年部長、大串女子部長

 永石 大変うれしいことに、池田先生・奥さまが、東京・信濃町に竣工(しゅんこう)した「創価学会 世界聖教会館」を初訪問してくださいました(9月28日)。聖教拡大に全力で取り組む全国の同志にとって、これ以上の喜びはありません。
 原田 今回、インド、タイを訪問いたしましたが、世界広布の勢いがさらに増していることを実感しています。こうした中での世界聖教会館の竣工(しゅんこう)です。今日まで広宣流布の地平(ちへい)を開いてくださった先生への感謝は尽きません。
 志賀 今、「セイキョウオンライン」は世界中からアクセスされています。私もインド訪問の折、毎日見ていました。
 大串 私もです。聖教新聞を通じ、あらためて、世界同時に広布が進行していることを感じました。
 原田 聖教は「人間主義の理念に基づき、生命尊厳(そんげん)恒久(こうきゅう)平和を目指す新聞」であり、「人々に希望と勇気を与える新聞として日々、発展されて」いると評するのは、韓国・ソウル大学の金鐘瑞(キムジョンソ)元副総長です。希望と勇気を届ける聖教新聞を、聖教職員や私たちリーダーが先頭に立って、さらに拡大していきたい。

創価の旗≠掲げ

 大串 10月7日が「部の日」である勝利島部は本年、結成45周年の佳節(かせつ)を迎えましたね。
 島瀬 結成の直後、先生は、村八分などの迫害(はくがい)を受けながら、苦労し抜いて、広布に励んでこられた離島の同志に対し、「全員が、まぎれもなく、日蓮大聖人の(ほん)眷属(けんぞく)たる地涌(じゆ)菩薩(ぼさつ)です。()しき(えにし)のもとに、それぞれの島に出現し、大聖人の(めい)を受け、広宣流布の戦いを起こされた方々です」と抱きかかえるように、励ましを送られます。
 原田 離島の同志が、どれほど尊き使命を自覚し、奮い立ったことか。さらに先生は、「島のことは、皆さんにお願いするしかありません。皆さんが動いた分だけ、語り合った分だけ、広宣流布の前進があります」と語られます。その後すぐに先生は、沖縄の石垣島や宮古島へと足を運ばれ、島の広布の基盤を築くために奔走(ほんそう)されます。
 島瀬 以来45年。勝利島部の友は「島の人びとは、すべて自分が守るのだという思いで、仲良く、常識豊かに、大きな心で進んでいってください。信頼の大樹(たいじゅ)となって、全島民を包んでいただきたいんです」との指針(ししん)を胸に、池田先生直結(ちょっけつ)で、広布に一人立ち、歴史を切り開いてきました。
 原田 そして今、勝利島部の友は、島のなくてはならない存在≠ニ輝いています。本年の上半期の拡大の戦いでも、勝利島部の皆さんは、全国模範(もはん)の拡大の実証(じっしょう)を見事に示してくださいました。
 永石 聖教の拡大も同様です。全ての新聞の中で、記念期間は特に、聖教新聞の購読者が一番多くなる島や、大勢の未入会の友人が永久購読≠されている島のことも聞きます。
 島瀬 勝利島部の島の6割が、1島もしくは、いくつかの島でブロックを構成しています。中には、たった一人で、創価の(はた)(かか)げ、広布に走ってくださっている方もいます。本当に頭が下がります。
 永石 そうした島々に、本島から励ましに通うリーダーもいます。たとえば、3日に1便しか船が出ない地域へも、足しげく島に通うリーダーの存在を伺い、感動しています。
 原田 島は台風の影響を受けやすく、特に今年は大きな被害がありました。それでも、勝利島部の皆さんは、「わざはひも(てん)じて(さいわい)となるべし、あひかまへて御信心(ごしんじん)(いだ)()の御本尊に祈念(きねん)せしめ(たま)へ、何事(なにごと)成就(じょうじゅ)せざるべき」(御書1124ページ)との御聖訓(ごせいくん)を確信し、立ち上がっておられます。勝利島部の皆さんの幸福と勝利を心から祈念しています。
 島瀬 ありがとうございます。先生は小説『新・人間革命』第28巻「勝利島」の章で、「(みな)(ふる)い立つ時、新しい前進が始まる。皆が心を合わせる時、新時代が開かれる」とつづられました。それぞれの島が、勝利の島≠ニ輝けるよう、さらに強盛(ごうじょう)に題目の師子吼(ししく)を響かせ、新たな決意で新時代を開いてまいります。

「励まし」に徹する

 原田 間もなく「励まし週間」です。リーダーによる「訪問・激励」は、学会の基本の活動です。当然、日常的に実践していることではありますが、あえて「週間」を設けることで、より一層、意識を高くして取り組んでまいりたい。
 永石 訪問した折には、じっくりと話に耳を傾け、一緒に勤行・唱題に励むなど、一人でも多くの方が信心の決意に立つことができるよう、皆で力を尽くしていきたいと思います。
 志賀 そうした中、今月の5・6日には、全国の会館で「SOKAキッズフェスタ」が放映されます(会場と時間は各県・区で決定)。
 大串 キッズフェスタは、未就学児から小学校低学年までの児童とその家族が一緒に会館に集い、歌や体操、読み聞かせなどを楽しむためのイベントです。
 志賀 今回は、体操のお兄さん≠ェ登場し、親子で一緒に楽しい体操を行います。どうぞ中継の会場には、親子共々、動きやすい服装でお越しください。
 原田 父親の育児参加も進む中、会館で親子一緒に楽しい思い出を刻むことは、後継者育成の観点からも重要です。
 志賀 未入会のご家族も参加しやすい内容となっていますので、多くの方をお誘い合わせの上、当日、会館でお楽しみいただければと思います。

(2019.10. 3. 聖教新聞)

 

 

<74> 拡大と育成は広布の両輪
出席者:原田会長、長谷川理事長、永石婦人部長、西方男子部長、大串女子部長

 原田 この度、北京で行われた中国の建国70周年を記念する行事に学会の代表として参加してきました。私は、池田先生の第1回訪中に同行させていただきました(1974年)。先生はかねてより「将来、必ず、中国は大発展する」と確信されていました。まさしく今、中国は世界が刮目(かつもく)する発展を遂げています。
 長谷川 20世紀最大の歴史学者トインビー博士も、池田先生との対話の中で、中国が21世紀に向け「世界の平和共存」と「人類文明の進展」に大きく貢献していくであろうと論じられていましたね。
 原田 ともあれ、中国の方々は、両国友好の井戸を掘った先人として、池田先生の功績を高く評価しています。今回、お会いした中国の識者の方々からも、先生に敬意を払われていることが伝わってきました。
 永石 今月には、杉本総合婦人部長を団長とする第8次女性訪中団が、中華全国婦女連合会の招へいで中国を訪問いたします。
 原田 池田先生の初訪中から45周年。友好の絆を一段と強く結んでいくのは私たち後継(こうけい)の弟子です。先生が開かれた友誼(ゆうぎ)の道をさらに広げていきましょう。

一人を励まし抜く

 大串 10月9日は、広布史に燦然(さんぜん)と輝く「山口開拓指導」が開始された日です。1956年(昭和31年)のこの日から翌年1月にかけて、若き池田先生が陣頭指揮を執り、延べ22日間で当時の山口の会員世帯数を約10倍に拡大した闘争です。
 永石 この時、先生は弘教(ぐきょう)拡大とともに徹底して同志の激励(げきれい)、リーダーの育成に力を注がれました。
 西方 男子部のあるリーダーが、仕事が多忙で思うように活動できない悩みを先生に打ち明けました。すると、先生は「真剣さは、必ず形に出る」と指摘され、「何としてもメンバーと会いたい。人材を出したい。そう思うなら徹底して手紙やはがきを書けばいいじゃないか」「時間は与えられるものではなく、どうつくり出すかだよ」と、厳しくも温かく指導されたそうです。
 長谷川 とても大事な指導です。その人は先生の言葉に自身の弱気、諦めの命が吹き飛んだそうです。
 原田 先生は山口に滞在中、日に何十通とメンバーへの激励(げきれい)の一文をしたためていました。当時、池田先生は戸田先生の事業を支えている渦中(かちゅう)です。そうした中にあっても、目の前の「一人」を励まし、「一人」から広布の突破口を開かれたのです。
 永石 池田先生はかつて、山口開拓指導の勝利の要諦(ようてい)について3点、教えてくださいました。@勝利への揺るぎなき一念A祈りを合わせるB電光石火のスピード――です。
 西方 先生ご自身が実践されてきた勝利のリズムを受け継ぎ、私たち男子部は広布の目標の達成、自身の課題克服へ向け前進してまいります。
 大串 女子部もさらなる聖教拡大に挑戦し、先生のご指導通りに、真っすぐに進んでいきます。
 長谷川 日蓮大聖人は、若き南条時光に「()の法華経を強く信じまいらせて余念なく一筋(ひとすじ)信仰(しんこう)する者」を(ぶつ)菩薩(ぼさつ)諸天善神(しょてんぜんじん)が「(かげ)の身にそふが(ごと)く」守護する(御書1528ページ)と約束してくださっています。
 原田 広宣流布の偉大な師匠に続き、真剣に戦い抜いてきた方々が皆、勝利の実証を示し、幸福境涯(きょうがい)を開いていくことは、御聖訓(ごせいくん)に照らして間違いありません。創立記念日の「11・18」に向け、さらなる拡大に励んでいきたい。その闘争の中で、わが地域の広布が開かれ、私たちの人生も大きく開いていくからです。

供養の心に福徳が

 長谷川 本年も多くの方々に広布部員の申し込みをしていただきました。深く御礼(おんれい)申し上げます。
 永石 歓喜(かんき)にあふれる財務となるよう取り組み、祈っていきます。
 原田 学会は大聖人の御遺命(ごゆいめい)である世界広布に邁進(まいしん)しています。ゆえに学会が推進する財務が、御本仏(ごほんぶつ)への供養に通じることは間違いありません。そして御書に、御供養の(こころざし)が「日本国の法華経の題目を(ひろ)めさせ(たも)ふ人に(あた)れり」(1241ページ)と(おお)せの通り、真心を尽くした功徳は計り知れません。最後まで無事故の財務になるよう、真剣に祈念してまいりたい。
 大串 10月に入り、社会ではさまざまな新制度がスタートしました。
 永石 その一つが、幼児教育・保育の無償化です。これは少子化の打開に向けて、公明党が長年にわたって主張してきたことが結実したものです。
 長谷川 無償化には、消費税率10%への引き上げによる増収分が活用されます。対象となる子どもは約300万人にも上ります。
 西方 子育て世代の友人と無償化の話題になると「家計が本当に助かる」との声が聞かれます。生活者目線の素晴らしい政策です。
 永石 今後は、無償化の一層の拡大と待機児童の解消へさらなる努力を続けてもらいたいですね。
 原田 自公連立政権が発足して今月で20年。公明党は政治の安定に寄与するとともに改革の(かなめ)としての役割を果たしてきました。
 西方 先日、公明党の山口代表が著名な国際政治学者のイアン・ブレマー氏と会談しました。ブレマー氏は日本政治の安定が世界でも際立っていることを指摘し、「世界中の先進民主主義国家の中で、現段階で日本が最強のリーダーシップを誇っているのは間違いない」と述べていました。また、「日本が二度と戦争に関わらないということを強くバックアップしているのが公明党だ」と、平和を重視する公明党の存在の大きさを強調していました。
 原田 公明党への期待は国内外で、ますます高まっています。これからも、謙虚(けんきょ)に民意を受け止め、国政の舵取りに努めるとともに、大衆の党、福祉の党として一人の生活者に寄り添う政策をどんどん実現していってもらいたい。

(2019.10. 7. 聖教新聞)

 

 

<75> 弟子の力で世界広布を推進!
出席者:原田会長、長谷川理事長、永石婦人部長、志賀青年部長、大串女子部長

 大串 エメラルドグリーンの海原(うなばら)が眼下に広がる沖縄研修道場で6日、「沖縄総会」の意義を込めた「本部幹部会」が、にぎやかに開催されました。
 永石 総会を祝賀するかのような大晴天のもと、沖縄家族の笑顔がはじける感動的な集いでした。
 大串 席上、明2020年、学会創立90周年のテーマ「前進・人材の年」が発表されました。
 原田 明年は、池田先生の第3代会長就任から60周年の佳節(かせつ)を迎えます。先生が会長に就任された1960年の年間テーマは「前進の年」でした。今こそ私たち弟子の力で、世界広布のさらなる前進を成し遂げ、人材拡大の実証を示していきたいと思います。
 長谷川 先生は、本部幹部会へのメッセージの中で、「大難(だいなん)に耐えて、法華経を(ひろ)める者を、釈迦仏(しゃかぶつ)は、(ころも)をもって(おお)ってくださり、諸天(しょてん)供養(くよう)をし、あるいは肩に(にな)い、背負って守るであろう。その行者(ぎょうじゃ)(だい)善根(ぜんこん)の者であり、一切衆生(しゅじょう)のためには、(だい)導師(どうし)である」(御書1359ページ、趣意)との御聖訓(ごせいくん)(はい)し、「たゆまぬ大前進の中から、我らは地涌(じゆ)の人材を二陣三陣と呼び(いだ)し、励まし育て、一切衆生(しゅじょう)のためにと、地域へ社会へ世界へ、送り出しています」と呼び掛けられました。
 原田 人材を拡大する一番の方途(ほうと)は、リーダー自身が人間革命し、模範の人材へと成長を続けることです。その姿が友への触発(しょくはつ)になります。「前進また前進」を合言葉に、新たな人材を励まし、育てる年にしていきたい。
 永石 先生は3日付の随筆(ずいひつ)で、「世界聖教会館」の竣工(しゅんこう)に触れ、こうつづられました。「いよいよ、この新しき師弟の言論城(げんろんじょう)から、世界広宣流布の新しき波を起こすのだ! 人間主義と生命尊厳(そんげん)(はた)(かか)げて、『希望の光』『常楽(じょうらく)の光』『平和の光』を広げゆくのだ!」と。
 原田 先生と共に、仏法史上、未曽有(みぞう)の世界広布の時代に巡り合えた喜びと感謝を胸に、仏縁(ぶつえん)を大きく広げる聖教拡大の戦いに、リーダー率先(そっせん)で、さらに取り組んでいきましょう。

世界で仏法研さん

 永石 10月13日は、日蓮大聖人()入滅(にゅうめつ)の日です(弘安(こうあん)5年<1282年>)。貞応(じょうおう)元年(1222年)2月16日に誕生された大聖人は、人類の不幸を根絶(こんぜつ)し、全ての人に(ほとけ)境涯(きょうがい)を開かせたいとの誓願(せいがん)慈悲(じひ)を貫かれた御一生でした。
 長谷川 万年にわたる社会の平和と全民衆の幸福を確立するため、大難(だいなん)に次ぐ大難(だいなん)の中、大法を弘通(ぐつう)されたのです。
 原田 「生命尊厳(そんげん)」「万人平等」という法華経の根幹(こんかん)を、どう実現するか――その道を開かれたのが、御本仏(ごほんぶつ)・日蓮大聖人です。その大聖人に直結(ちょっけつ)し、世界広布の大道を歩んできたのが、創価三代の師弟であり、創価学会です。
 長谷川 なかんずく池田先生の不惜身命(ふしゃくしんみょう)の闘争により、大聖人の仏法は世界へと広がり、地涌(じゆ)の連帯は192カ国・地域へと拡大しています。
 原田 大聖人の教えを学ぶ「教学運動」も世界中で活発に行われ、聖教新聞には、真剣に仏法を学ぶ世界の友の求道の姿が毎日のように掲載されています。

信心の骨格を築く

 長谷川 日本の青年も真剣に仏法の研さんに励んでいます。過日の青年部教学試験2級では2万1000人が合格を果たしました。
 志賀 合否の結果はありますが、多忙な中で、研さんに励んだ全員が勝利者です。何より青年時代に、「開目抄(かいもくしょう)」等を実践の中で学び、生涯(しょうがい)の信心の骨格を築くことができたことは、大きな意義があります。
 永石 受験者はもちろん、教える側にとっても、一段と深く確信をつかむ機会になったことでしょう。
 志賀 日本中が試験に向けて大奮闘した中、特に全国をリードした模範(もはん)の地域が、青森総県、総秋田、石川総県です。
 大串 石川池田県では、女子部のリーダーが毎回の講義を担当。仕事が多忙な中でも研さんに励み、御書を通して学んだことの感動を生き生きと語る先輩の姿に、新たなメンバーが立ち上がり、石川総県としても多くの友が受験をすることができました。
 志賀 青森総県の五所川原圏男子部では、受験者一人一人の合格責任者≠明確にし、圏の勉強会以外にも、受験者の都合に合わせた個別の勉強会を開き続けました。合格責任者′けの勉強会も開催し、受験者が理解しやすい講義の仕方を皆で討議(とうぎ)。さらに、受験者は勉強会から帰宅後、学んだことを家族に語るようにして理解の定着を図りました。こうした受験者と合格責任者の二人三脚で、目覚ましい結果を出すことができたのです。
 原田 徹底して一人を大事にする。工夫をこらして学ぶ喜びを引き出す。こうした取り組みが、素晴らしい成果を生んだのですね。
 志賀 総秋田では、公務員試験と教学試験の両立に挑戦した学生部員がいます。両方の試験の勉強で、深夜に及ぶことが何度もあったそうですが、受験した自治体の全てと、2級試験の合格を果たしました。
 大串 青年部として他にも、三重総県、富山総県、総新潟、鳥取総県、香川総県の躍進(やくしん)が光りました。
 原田 先生は、今回の2級試験の受験者に対し、「深い宿縁(しゅくえん)と福運をもって、今この時に(おど)り出てきた皆さん」に、「最敬礼(さいけいれい)して題目を送っています」と言われました。21世紀の世界広布を(にな)い、大きく展開する、若き平和の「(はしら)」、英知(えいち)の「眼目(がんもく)」、連帯の「大船(たいせん)」である青年部の皆さんの成長を心から応援しています。

(2019.10.10. 聖教新聞)

 

 

<76> 聖教の拡大は広宣流布の拡大
出席者:原田会長、長谷川理事長、永石婦人部長、西方男子部長、大串女子部長

 長谷川 台風19号による記録的な大雨が甚大(じんだい)な被害をもたらしています。被災された全ての方々に心よりお見舞い申し上げます。
 原田 学会本部としても災害対策本部を設置、各地と連携して被害状況の把握(はあく)、会員の励ましなどに全力をあげています。また、被災地の一日も早い復旧・復興を真剣に祈念してまいります。

師の大恩に報いる

 大串 VODの新番組「人間の機関紙・聖教新聞」に感動が広がっています。
 西方 冒頭には、池田先生が小説『新・人間革命』第1巻「慈光(じこう)」の章につづられた言葉が紹介されています。「一般の新聞は、暗いニュースに満ちている」「そうした社会のなかで、人々が、どうすれば希望を見いだしていけるのか」「また、人生の苦悩に対して、いかに挑み、克服していくかを教えている新聞もない」「それをやっているのは、聖教新聞だけじゃないか」と。
 原田 番組では、まさに先生の言葉通り、大災害や家族の病気、自身の宿命に直面する中、聖教新聞と共に希望の人生を歩んでいかれた方々が登場します。
 永石 「私が入会を決めた時」の欄にも掲載された、婦人部の方の体験が本当に感動的でした。その方は結婚後に転居し、新しい環境で孤独と不安を抱えながら新生活を送っていました。そんな時、親戚の学会員との付き合いで購読していた聖教新聞の見出しの「人生の達人」という言葉に目がくぎ付けに、記事を読むほどに、自分が求めていた、前向きな生き方を見いだすようになっていきました。
 長谷川 その後、一家で入会されたのですが、ご自身の体験から、聖教新聞をすぐに読まなかったとしても必ず読むチャンスが巡ってくる≠ニ語っていたことが印象に残っています。
 原田 先生がかつて「聖教の拡大は『希望の拡大』『正義の拡大』である。『仏縁(ぶつえん)の拡大』であり『広宣流布の拡大』である」と指導された通りのドラマですね。今回のVODを皆で視聴し、「人間の機関紙」聖教新聞の深き使命を再確認していきましょう。
 西方 3日付の随筆には1970年にかつての聖教新聞本社屋が落成した時のことがつづられています。
 大串 当時のことは、小説『新・人間革命』第14巻「大河」の章に詳しく描かれていますね。
 原田 社屋の落成披露祝賀会には各界の来賓約1000人が招かれました。先生は正面玄関で2時間以上にわたって来賓一人一人を出迎え、全員と名刺を交換されながら、深々と挨拶をされていました。私自身その場にいて、ここから新しい学会の真の理解者をつくり、新しい時代を切り開くのだという先生の気迫に圧倒される思いがしました。
 長谷川 「大河」の章には、その時の真情が「人と直接会い、誠実に言葉を交わすことから、信義と友情のドラマは幕を開ける」とつづられています。先生が、聖教新聞社を舞台に人間外交の(はん)を示してくださったのです。
 原田 さらに、当時の編集幹部には次のように語られています。「建物が立派になり、みんなが喜んで働けることが、私は、何よりも嬉しい。しかし、あの市ヶ谷のビルの狭い一室で、新聞を作っていたころの苦労を忘れてはいけない。環境が整えば整うほど、創刊のころの精神を、常に確認し合っていくことが大事ではないだろうか」
 長谷川 この「市ヶ谷のビル」には、51年4月に聖教新聞が創刊された、その翌月から使われた編集室がありました。カメラは旧式のものが1台あるだけ。二つの机を並べるのが精いっぱいの狭い部屋だったそうです。その小さな部屋で作られた聖教新聞が同志を鼓舞(こぶ)し、広布の勢いを加速させていったのです。
 西方 まさに、聖教新聞は、戸田先生と池田先生の死身弘法(ししんぐほう)の闘争のもと発展していったのですね。
 永石 そして今や聖教新聞は、仏法を根幹に世界へ広がる「平和」と「文化」と「教育」の運動のための機関紙ともなっています。
 原田 いよいよ、世界聖教会館完成の「11・18」を迎えます。新しい会館が建ち、新しい時代を迎える時だからこそ、私たちは、常に草創(そうそう)(たましい)師匠(ししょう)への感謝を忘れず戦いを起こしてまいりたい。
 永石 今、世界聖教会館の完成をお祝いしようと、全国の同志の皆さんが自分史上最高≠フ聖教拡大を目指し、挑戦されています。先生の大恩に報いたいとの熱き思いに接し、私自身も決意を新たにしています。
 原田 世界広布新時代の言論戦は私たち一人一人が主体者です。「師とは師匠(ししょう)(さず)くる所の妙法 ()とは弟子()くる所の妙法・()とは師弟(とも)に唱うる所の音声(おんじょう)なり」(御書748ページ)との御聖訓(ごせいくん)の通り、師匠(ししょう)と同じ広布の大願に立ち、聖教新聞と(とも)に学会創立90周年へ前進してまいりたい。

無量無辺の福徳が

 大串 今月も、各地で座談会が行われます。
 原田 ここで改めて、会場の提供者の方々への配慮について、確認し合いたいと思います。
 永石 会場を使わせていただくことを当たり前≠ニとらえず、常にご家族や近隣(きんりん)への心配りをしていくことが大事ですね。
 長谷川 ルールを決め、皆で守っていくことも大切です。会合終了時間の厳守、終了後の早めの解散や、清掃など、リーダーが責任を持ち、励行していきましょう。また、周辺の路上での私語や、迷惑な駐車・駐輪などを(げん)に戒めていきたい。
 原田 池田先生は、会場を提供してくださるご家庭に対して、「大聖人から『善哉(よきかな)。善哉』と()め讃えられ、無量無辺の大福運が積まれることは、絶対に間違いない」と語られています。私たちも会場提供者の皆さんに、最大に感謝を申し上げていきましょう。

(2019.10.14. 聖教新聞)

 

 

<77> 音楽は心を結ぶ「喜びの讃歌」
出席者:原田会長、長谷川理事長、永石婦人部長、伊藤民音代表理事、志賀青年部長、大串女子部長

 原田 あらためまして、台風19号による記録的な大雨の影響で、被災をされた全ての皆さまに心からのお見舞いを申し上げます。
 長谷川 学会本部の災害対策本部でも連日、被害状況の把握(はあく)を続け、各地の対策本部と連携(れんけい)を取りながら支援に当たっております。
 原田 私も14日に神奈川の川崎へ伺いました。16日付の「心に御書を」の中で池田先生は、「わざはひも転じて(さいわい)となるべし、あひかまへて御信心(ごしんじん)(いだ)し」(御書1124ページ)との御聖訓(ごせいくん)(はい)して、「被災地の復旧・復興、尊き宝友(ほうゆう)の健康・安穏(あんのん)変毒為薬(へんどくいやく)をひたぶるに祈っています」と、真心の伝言を送ってくださっています。引き続き、被災をされた方々に励ましを送ってまいります。

人間文化の夜明け

 大串 明18日で、「民音」が創立から56周年となります。
 伊藤 推進委員、賛助(さんじょ)会員をはじめ、民音を支えてくださる全ての皆さまのおかげで、この日を迎えることができます。心から感謝申し上げます。
 永石 最近はテレビの人気番組で、「民音音楽博物館」が相次いで紹介され、大きな話題です。民音を応援する私たちにとっても、誇らしいことです。
 原田 1997年(平成9年)9月、完成したばかりの民音文化センターを初訪問された創立者の池田先生は、芳名録(ほうめいろく)に「祈 世界一の発展」「祈 芸術運動の先駆(せんく)」「祈 人間文化の夜明け」と(しる)されました。民音の果たす役割が、どれだけ大きいか。
 大串 小説『新・人間革命』第8巻「清流(せいりゅう)」の章でも、「私は、『世界の民音』に育てたいと思っている。『民音があって、音楽は(よみがえ)った』『民音があって、新しい、最高の音楽が生まれた』『民音があって、民衆の心と心が結ばれ、世界が結ばれた』と言われるようになるんだ」とつづられています。
 伊藤 長年にわたる池田先生の励ましのおかげで、音楽・芸術運動の一翼(いちよく)(にな)う、今の民音の大発展があります。感謝は尽きません。

無限の可能性証明

 大串 SOKAチャンネルVODに、「民音音楽博物館〜音楽を愛するすべての人に〜」が追加されています。
 志賀 この番組では、30万点に及ぶ音楽資料が所蔵(しょぞう)され、民間では国内最大級の規模(きぼ)≠ニ評される、民音音楽博物館の「音楽ライブラリー」の模様などが紹介されています。
 長谷川 民音音楽博物館には、付属の研究所(民音研究所)が併設されていますね。先日は、民音研究所の所長が出席し、ベルギーの音楽祭で講演とコンサートが行われました。
 原田 これに先立ち、ベルギーの全国紙には「愛と人類への民音の讃歌(さんか)」との見出しで、次のような記事が載りました。「民音創立者の池田大作氏は、第2次世界大戦という世界の終末を生き抜いた。戦争は氏の青年期に大きな影響を与え、平和のために生涯をささげる決意をした。この精神のもと、池田氏は民音をはじめ、多くの機関を創立した。氏の夢は、音楽を通し、人々の相互理解を推進することである」と、感慨深く紙面を見ました。
 伊藤 大変にうれしく思います。「民音研究所」は本年で開所5周年です。長年、多彩な音楽文化活動を推進してきた民音の実績≠土台に、音楽が平和構築に果たす可能性を証明する機関として開設しました(1面に関連記事)。
 原田 音楽に「どんな力があり、平和構築に、どう生かせるのか」――研究所の使命は、「平和構築の音楽」の探求(たんきゅう)と言えますね。
 伊藤 音楽には、無限の力があると信じています。平和を生み出す力にもなれば、破壊する力にもなります。一つの例を紹介します。南アフリカのルワンダ共和国で、1994年4月7日から7月14日まで続いた虐殺(ぎゃくさつ)の時の話です。
 志賀 約80万人もの尊い命が奪われ、世界中を震撼(しんかん)させた出来事ですね。
 伊藤 これほどの悲劇が起こった背景は、さまざまに研究されていますが、ある政治的な歌が、テレビやラジオで何度も放送され、差別をあおったことが指摘されています。
 志賀 音楽が利用され、恐怖、憎しみ、分断、そして殺りく衝動が駆り立てられていったのですね。
 伊藤 一方、2004年、ルワンダ初の女性ドラム集団インゴマ・ンシャが結成されます。「新しいドラムと新しい時代」との意味で、文化を発展させることで、癒やしと和解をもたらすことを目指しました。当初は、虐殺(ぎゃくさつ)の被害者と加害者の双方の女性たちで構成され、今では他の多くの女性たちにも門戸(もんこ)を開いている集団です。
 大串 音楽を通して地域社会を再建していく物語は映画にもなり、大きな感動を呼んだと聞きました。
 永石 悲劇や破壊の後でも、音楽には、生活を立て直し、和解と共存を促進する力があることを見事に証明したのですね。本当にすごいことです。
 伊藤 先生は民音に対して、音楽は「民衆の喜びの讃歌(さんか)」であり、「人類の心を結ぶ力」であり、「生命を励ます希望」であると教えてくださっています。こうした「平和構築の音楽」の力を探求(たんきゅう)し、紹介するのが、民音研究所です。これからも、賛助会員の皆さまのご支援にお応えすべく、社会貢献の活動に全力を尽くしてまいります。
 原田 音楽の持つ無限の可能性を証明する民音へ、さらに発展しゆくことを切に願っています。

(2019.10.17. 聖教新聞)

 

 

<78> 皆が「いよいよ」の心で前進!
出席者:原田会長、長谷川理事長、永石婦人部長、西方男子部長、大串女子部長

 長谷川 全国各地で新しいリーダーが誕生し、清新な息吹(いぶき)で出発しています。
 永石 先生は、新任のリーダーに指導されています。「新しい人も、交代する人も、全部、新しい使命であり、任務であると思って、張り切って戦っていきなさい。一切が、仏になるための仏道修行である。新しく戦っていく人も、若々しく、断じて勝利して、仏になっていくんだ」
 西方 私自身も今、男子部から一切の勝利を開くため、任命をいただいてから「初めの3カ月が勝負」との気概(きがい)で戦っています。
 原田 先生はまた、次のようにも語られています。「すべての人が元気になり、幸福になり、勝利していく。そのための人事である。学会は、たゆまずに人材を育成していくのである」と。その意味でも、役職を交代する人も、新しい決意で今まで以上に戦っていくことが大切です。
 長谷川 新任の方には当然として、交代する人にもこれまでの健闘をたたえ、励ましを送っていきたいと思います。
 原田 先生は「役職というのは、自分の境涯(きょうがい)を開く直道(じきどう)です」ともつづられています。学会のリーダーとして、同志と共に広宣流布に前進することで自身の境涯(きょうがい)が大きく開かれることは間違いありません。新任の皆さんだけでなく、全員が「いよいよ」の心で決意も新たに前進してまいりたい。

「必ず蘇生できる」

 長谷川 台風19号があまりにも大きな被害をもたらしています。引き続き、学会本部としても各地と連携(れんけい)を取り、支援と激励に当ってまいります。
 原田 人生の途上では、予期せぬ大きな試練に直面することがあります。そのような苦闘の渦中(かちゅう)にいる同志のことを、真剣に祈り、温かな励ましを送っていくのが学会の伝統です。
 永石 このことを私たちは、何度も先生から教えていただいています。
 原田 60年前の1959年9月、愛知、三重県を中心に伊勢湾台風が大規模な被害をもたらしました。池田先生は当時、学会の総務という立場で現地に足を運ばれ、被災した同志に全魂(ぜんこん)の励ましを送られました。
 西方 その時のことは『新・人間革命』2巻「錬磨(れんま)」の章に描かれています。先生は「大変なことになりましたが、全国の同志が、再起を願い、お題目を送っています。今が正念場です。見事に信心で乗り越えてください」と友の心に勇気を(とも)していかれました。
 長谷川 そして「家が壊され、家財が流されても、信心が(こわ)れなければ、必ず蘇生(そせい)することができます。信心をしっかり貫いていけば、必ず立ち直ることができるんです」と。この大激励を胸に、被災した方々は試練を勝ち越えていったのです。
 原田 先日、私も神奈川、栃木、また、福島には永石婦人部長たちと共に訪問し、被災された方々のお宅に伺いました。私たちも改めて、日蓮仏法の(たましい)である「同苦の祈り」と「真心の励まし」の大切さを深く心に刻み、進んでいきたい。各地のリーダーの方々も、くれぐれもよろしくお願いいたします。今回の台風の被災地の復旧・復興、被災された方々の健康と安穏(あんのん)を皆で祈念してまいりたい。

病に打ち勝つ信心

 永石 各地を訪問させていただく中、ご家族や、中には自身が闘病中の方にも出会います。皆さん、信仰を根本に病魔(びょうま)に立ち向かわれています。
 大串 そうした方々のためにも、「大白蓮華」の連載「世界を照らす太陽の仏法」では、9月号から「健康の世紀へ 福徳(ふくとく)長寿(ちょうじゅ)智慧(ちえ)」と題し、先生が講義してくださっています。
 永石 御聖訓(ごせいくん)には「このやまひは仏の(おん)はからひか」「(やまい)によりて道心はをこり候なり」(御書1480ページ)とあります。(やまい)も、仏法の眼、信心の眼から見れば深い意味があり、強盛(ごうじょう)な信心に立つことが大事であると教えられています。
 長谷川 病気自体は生老病死の一つであり、誰もが通ることです。しかし、「病気」と「病魔(びょうま)」は違います。病気のために、絶望したり、生命力を奪われたりすることで、(やまい)は「()」となっていく。反対に「断じて(やまい)に打ち勝つ」との決定した一念で祈り戦う時、希望と勝利の軌道(きどう)が晴れ晴れと開かれていくのです。
 原田 先生は「(やまい)を抱えながらも、わが生命を使命のために完全燃焼させながら生きる同志の姿は、自らを最高に輝かせるとともに、多くの人に勇気と希望を送ってくれます。つまり、病気によって自他共の幸福の大道を広々と開いているのです」(10月号)と指導されています。これこそ妙法の偉大な力用(りきゆう)です。
 長谷川 家族の誰かが(やまい)に直面しても、今こそ一家の宿命転換の時と確信し、皆で題目を唱え抜く。そして、そのご家族に、周囲の同志がしっかり励ましを送り、共に祈っていきたい。
 永石 幼いお子さんが病気になった場合、自分では祈れないこともあります。また、大人であっても、入院中や闘病中は、勤行・唱題することが現実的に難しい時もあります。その上で、「家族や同志の師子吼(ししく)の題目は、必ず届きます。『いかなる(やまい)さはりをなすべきや』(御書1124ページ)です。それを深く強く確信していくことです」(9月号)と先生は指導されています。
 大串 私も、一家で団結して病気に立ち向かうご家族の(うるわ)しい姿などに接し、信心のすごさ、学会家族の強さを実感してきました。
 原田 妙法は生老病死という人生の苦を根本的に解決する道を示しています。学会は、この法を(ひろ)め、希望と蘇生(そせい)の光を人々に送ってきました。ともどもに朗々(ろうろう)と題目を唱えながら「健康の賢者(けんじゃ)」として栄光の人生を歩んでいきましょう。

(2019.10.21. 聖教新聞)

 

 

<79> 「桜梅桃李」の勝利劇を!
出席者:原田会長、伊藤社会部長、、田代社会部女性部長、志賀青年部長、大串女子部長

 原田 過日(かじつ)の台風19号で被災された方々に、重ねて心からのお見舞いを申し上げます。先日は、福島県いわき市の被災者の方々のお宅を訪問しました。大変な中で、再起を誓う姿に深く感動しました。また、地元の同志の方々が共に片付けをし、復旧に励む姿にも、胸を打たれました。
 志賀 青年部も、各地で「かたし隊」を結成し、復旧に汗を流しています。
 原田 21日付の「新時代を築く」の中で、池田先生は、「打ち続く豪雨災害で筆舌(ひつぜつ)に尽くせぬ苦労をされている方々に届けと、題目を送る日々である」とつづられ、「創価家族は一段と励まし、支え合って、一切を変毒為薬(へんどくいやく)していきたい」と言われています。私たちは引き続き、唱題を根本に、支援・激励に全力を尽くしてまいりたい。

「信心即生活」の姿

 田代 社会部は、きょう24日に「部の日」を迎えます。19日には記念の大会を開催し、先生から心温まるメッセージを頂戴し、新たな決意で出発をしました。
 原田 それぞれ製薬会社と航空会社に勤務し、広布の第一線でも活躍する壮年部と女子部の方の体験も感動的だったと伺いました。まさに「職場の勝利者に!」との学会伝統の指導を実践されている方々です。
 伊藤 社会部の皆さんが語る実証の体験≠ヘ(そく)、広布推進の力になります。3年連続で世帯増を果たしている北海道では数年前から、ライン組織の取り組みとして、社会部の体験談大会を開いています。
 原田 大変に好評で、多くの友人も参加し、感動を呼んでいるそうですね。
 伊藤 はい。その理由の一つが、「自分が変われば環境は変わる!」という、依正不二(えしょうふに)法理(ほうり)に裏付けられた学会員の生き方です。
 田代 日頃の活動での薫陶(くんとう)を生かし、どんなに困難な課題や障害に直面しても逃げることなく、解決に向けて努力を続ける姿に、共感が広がっているのです。
 伊藤 その体験は決して(はな)やか≠ナはないかもしれません。しかし、等身大≠セからこそ、仏法の偉大さを証明する力になっているのだと思います。
 田代 また、先生が「発刊に寄せて」をつづってくださった、社会部の指導集『社会で光る――「桜梅桃李(おうばいとうり)」の勝利劇を』(本社刊)が昨年発売され、大きな反響を呼んでいます。
 志賀 社会部の方だけでなく、働く全ての人の(かて)≠ニなる本です。たとえば第2章では、社会で奮闘する若い世代への指針(ししん)がまとめられています。私も読みましたが、「清々(すがすが)しい挨拶(あいさつ)」「約束を守る」「朝に勝つ」など、決意を新たにすることばかりでした。
 大串 先生は、「(おん)みやづかいを法華経とをぼしめせ」(御書1295ページ)を(はい)し、「『あの人はさわやかだ』『あの人は信頼できる』『あの人は頼りになる』と賞讃(しょうさん)されていく。これでこそ、『信心(そく)生活』『仏法(そく)社会』の姿です」と強調されています。
 志賀 当然、楽な仕事はありません。しかし、「信頼できる人に、よく相談をする」「自分一人で抱え込まない」「単調で地味に見える基本を、着実に身につける」「人が嫌がる仕事こそ、人間が(みが)かれる」ことなどを、先生は教えてくださっています。
 伊藤 昨年発表された、社会部の新スローガンは、「不屈(ふくつ)の楽観主義で桜梅桃李(おうばいとうり)の勝利劇を!」です。私たちは、自分らしい桜梅桃李の輝きで、職場で信頼される人を目指します。
 原田 社会部の皆さんはどうか、日々の誓願(せいがん)の祈りを根本に、自身の生命に勇気の旭日(きょくじつ)を昇らせ、使命の職場を、希望の光で照らしていってください。
 田代 社会部の中でも今、女性の活躍は目覚ましいものがあります。大手銀行の支社長や、業界最大手の1部上場企業の執行役員も誕生しています。
 原田 「励ましのスクラム」である社会部の一つの実証ですね。本当にうれしいことです。
 田代 また、「働き方改革」などが進む変化の時代において、苦労をされている方も大勢(おおぜい)います。先日、お会いした方は、自身が望んではいない部署に配属されながらも、「毎朝、『全社員の安全と健康。そして会社の発展』を真剣に祈念(きねん)して出発をしています」と語っていました。その誠実で責任感あふれる姿に深く感動しました。こうした皆さんこそ、社会の未来を開く「希望の存在」であると確信します。
 伊藤 「発刊に寄せて」の中で先生は、「私たちの生命は、どこまでも自分らしく伸びやかに、そして粘り強く、時を待ち、時を(つく)りながら、見事な花園を必ず織り成していくことができる。そのための仏法である」と言われました。
 原田 間もなく、社会部のグループ総会も始まります。皆が「わが職場こそ、人間革命のドラマの本舞台」と定め、自身にしか果たせない使命があることを確信し、不屈(ふくつ)の楽観主義で、絶対勝利の大花を咲き誇らせていけるよう、全力で応援していきます。

安易に返信しない

 大串 最近、新手(あらて)詐欺(さぎ)が横行しています。先日は宅配便業者をかたる虚偽(きょぎ)のメールの指示に従ってしまい、携帯電話の乗っ取り≠ェ行われ、不正利用をされた事例を聞きました。
 志賀 「お荷物のお届けにあがりましたが不在の(ため)持ち帰りました」という内容のメールですね。「ご確認ください」と記されたURLにアクセスし、詐欺にあったそうです。
 原田 身に覚えのないメールには、安易(あんい)に返信をしないことです。不審なメールが届いた時は、決して自分一人で判断することなく、周囲の人に相談をしながら対応をしてください。

(2019.10.24. 聖教新聞)

 

 

<80> 勇気・感謝・誠実の対話を
出席者:原田会長、長谷川理事長、永石婦人部長、西方男子部長、大串女子部長

 大串 いよいよ「創立の月」11月を迎えます。
 原田 先生は「『創立の月』とは、新しい歴史を(つく)る月≠ナある。正義の師子が猛然と一人立つ月≠ナもある。自分自身の新しい歴史を塗り替えていくのだ!」と言われています。
 長谷川 今、全国の皆さんが自身の拡大の新記録≠断じて達成しようと、対話拡大に走ってくださっています。
 西方 男子部も各地で、多くの新しいメンバーが広布の使命に目覚め、立ち上がっています。
 原田 御書には「題目を唱うる人・如来(にょらい)使(つかい)なり、始中終(しちゅうじゅう)すてずして大難(だいなん)を・とをす人・如来(にょらい)使(つかい)なり」(1181ページ)とあります。いかなる壁にぶつかっても自身の誓いを貫き、祈り、語り抜く。その中にこそ、「如来(にょらい)の使い」としての実践があり、仏の生命が脈打ちます。
 長谷川 世界聖教会館の完成を祝賀する聖教新聞の拡大も、さらに勢いを増しています。
 永石 ある婦人部の方は紙面の魅力を伝えるには、見てもらうのが一番≠ニ、相手に合わせた記事を準備し、友人のもとへ。新たに購読してくれる友人も次々に増え、「もともと話すことが苦手な私ですが、唱題と切り抜き≠ェあれば大丈夫!」と拡大に挑戦しています。
 原田 聖教を通して、友人に元気になってもらいたい∞仏法への理解を深め、人生を豊かにしてほしい≠ニ、相手のことを真剣に祈る時、知恵は必ずわいてくるということですね。
 西方 私はかつて、未入会の親戚に聖教を購読してもらったことがあります。その方は聖教を通して学会理解を深め、2年後に晴れて入会。今では副白ゆり長として、地域の学会の方と共に、聖教拡大に、折伏に励んでいます。
 永石 多くの識者も聖教へ共感を寄せてくださっています。VOD「人間の機関紙・聖教新聞」に出演されている芥川賞作家の柳美里(ゆうみり)さんもその一人です。(ゆう)さんは、「紙面では、しばしば『同苦』という言葉を見かけますが、とてもいい言葉だと思います」と語られ、「孤独」が深まる社会にあって「どのように人と関わっていけばよいかを発信する聖教新聞の役割は、ますます大きくなる」と期待されています。
 原田 世界の機関紙誌も信頼を広げています。南米アルゼンチンSGIの「アルゼンチン・セイキョウ」は2016年12月に、創刊50周年を記念し、アルゼンチン新聞協会から顕彰(けんしょう)(たて)が贈られました。同協会は「『アルゼンチン・セイキョウ』は、読者一人一人との人間の(きずな)をつなぎとめる模範(もはん)」とたたえています。
 長谷川 同協会は、平和の文化を促進してきた功績をたたえて池田先生に顕彰状を贈られたこともありますね。
 原田 これからも、聖教の魅力を語り、多くの方に学会の人間主義の思想、自他共の幸福を願う生き方の尊さを伝えていきたい。

真心は必ず通じる

 永石 聖教の拡大とともに、創立の月へ向け、青年部が折伏(しゃくぶく)弘教(ぐきょう)に挑戦しています。男子部大学校や白蓮(びゃくれん)グループなど、若い皆さんが友人に生き生きと仏法を語る姿に地域の壮年・婦人も元気をもらっています。
 西方 いつも応援をいただき、ありがとうございます。池田先生はかつて「創価学会は、永遠に『折伏(しゃくぶく)』の団体である」と指導され、「勇気」「感謝」「誠実」の大切さを教えてくださいました。
 大串 「勇気」は「たとえ相手が信心しなくても、勇気をもって語っておけば、その人の生命の大地には仏種が植えられる。それは、いつか必ず花開く時が来るのだ」と。
 西方 「感謝」については「仏法を教えてくれた学会と師匠と同志への報恩感謝を忘れない人生は、深く、美しく、そして強い」。
 大串 そして「誠実」は「相手を思いやる真剣な心が、友の心に響き、友の心を変えるのだ」と指導されています。
 長谷川 先生は「仏法対話は、万人が幸福となる種を植える行動である。ゆえに、(おく)さず堂々と、明るく自信をもって語り切るのだ。友の幸福を祈る真心は、いつか必ず通ずる。勇気凛々(りんりん)と確信の声を響かせ、楽しく有意義な対話を広げよう!」とも呼び掛けられています。
 原田 「11・18」は目前です。私たちが語れば語るほど、地域に社会に幸の輪が広がっていくことは間違いありません。最後まで「自分らしく戦い切った」という勝利の姿で、創立の月を勝ち飾っていきましょう。

気温の変化に注意

 永石 一日の寒暖差が大きい季節になってきました。家を出る前に気温の変化を天気予報などで確認し、場合によっては1枚羽織るものを持ち歩くよう心掛けることも大切ですね。
 長谷川 さらに、この時期は感染症の予防にも努めていきたいと思います。今年は特に、インフルエンザの流行が例年に比べ早いと報道されています。
 永石 予防には、ワクチンの接種が有効です。感染しにくくなり、かかったとしても重症化を防ぐことができるそうです。その上で、日常生活の中でも予防対策に努めていきたいと思います。十分に休養することや、バランスのいい栄養摂取も心掛けましょう。
 大串 厚生労働省では、(せき)やくしゃみをする時は「マスクを着用する」「ティッシュ・ハンカチで口・鼻を覆う」ことなどを呼び掛けています。
 長谷川 また、外出後などの手洗いが大切です。せっけんを使い、指の間や手首を洗うことも奨励されています。洗い終えたら十分に水で流し、清潔なタオルで拭き取ってください。
 原田 学会の永遠の指針(ししん)にも「健康長寿(ちょうじゅ)の信心」と掲げられています。本年の総仕上げに向けて健康管理にも万全を期し、広布のためにまい進しましょう。

(2019.10.28. 聖教新聞)