< 座談会 >

皆が前進! 皆が人材!

 


 

 

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勇気をもって前へ!前へ!
率先して真心の訪問激励を!
どこまでも「一人」を大切に
心通う温かな励ましを今こそ
「自他共の幸福」が地涌の使命
会って語れば新たな劇が!
創価の民衆運動は大潮流に
魂の独立から世界宗教に飛翔
誠実な対話が友の生命に届く
聖教こそ広布拡大の生命線

 

 

 

 

<31> 勇気をもって前へ!前へ!
出席者:原田会長、長谷川理事長、永石婦人部長、西方男子部長、大串女子部長

 大串 この9月は、およそ半年ぶりの本部幹部会の中継行事から元気にスタートしました。今回は新しい方式で、「SOKAnet(ソウカネット)」などでも視聴ができ、各地から喜びと感動、決意の声が寄せられています。
 長谷川 埼玉のある壮年は病気のため、施設に入所されています。今回、スマホで本幹を視聴できると聞き、早速(さっそく)、9月1日に見られました。「とても元気がでました。やる気もわきました。また、今日よりしっかり題目をあげきり頑張っていきます」と、不自由な手を動かし、慣れないLINE(ライン)で地域のリーダーに感想を送ってくれたそうです。本当に感動しました。
 永石 ある婦人部の方は定員の都合で、地域の個人会場での視聴がかないませんでした。スマホは持っていたものの、これまで動画を見たことはなく、(あきら)めかけていました。しかし、普段は会合に参加していない、ご主人が手伝ってくれ、思いがけず2人で視聴できたのです。ご主人は、「学会はすごいな」と感心されていたそうです。
 長谷川 身体的距離を確保しながら、会館で100人の方と一緒に視聴した友は「元気いっぱいの拍手。マスクの上の目のキラキラとした輝き。学会らしい雰囲気を感じ、うれしくなりました」と語っていました。
 永石 自宅で何度も見られることを喜んでいる方も多くいました。「♪前へ 前へ 前へ」「♪Sensei(センセイ)! Your(ユア) vow(バウ) is(イズ) my(マイ) vow(バウ)」――「新たに発表された、世界青年部歌も思わず口ずさんでしまいます」と言う支部婦人部長もいました。
 原田 いよいよ「世界青年部総会」も間近です(今月27日)。コロナ()にあっても、世界中の同志がオンラインでつながり、広宣流布の新たな地平を開く歴史的な集いです。
 永石 青年部の子をもつお母さんに総会のチラシを渡し、その意義を語り伝えている地区や支部も多くあります。青年部・未来部の一人一人のお宅へ、意義をつづった手紙とチラシをポスティングしている地区もあります。
 長谷川 青年部・未来部の名前を書いた紙を掲げ、成長を祈り、参加を推進している地区もありますね。
 西方 本当にありがとうございます。総会では、どんな時代にあっても、希望を開き、勇気をつむぐ、学会青年部の心意気を表現していきます。最後の最後まで、友の心を結ぶ対話に走り、一人でも多くの青年が新たな誓いを打ち立てる総会にしていく決意です。

座談会こそ〝土台〟

 原田 19日から26日を中心に、学会の伝統の「座談会」も再開します。
 長谷川 感染拡大に十分な注意を払いながら、座談会を成功させるため、各地では今、実情に応じ、工夫をこらした取り組みを推進してくださっています。会館での開催はもちろん、オンラインや訪問なども駆使し、皆が明るく元気に出発できる場にしていきたいと思います。
 原田 〝学会の大運動の土台(どだい)は座談会である〟〝さらにいえば、大切なのは個人指導である〟と池田先生は常々言われています。
 重要なことは、お一人お一人が、勇気をもって前へ進んでいくための集いにすることです。形はさまざまですが、ともかくリーダーは、皆の心と心の絆を結ぶ、真心の励ましを、どうかよろしくお願いします。
 大串 聖教新聞8月29・30日付の「危機の時代を生きる」には、政府の専門家会議の(かなめ)としてコロナ対策に当たり、現在も分科会の一員を務める川崎市健康安全研究所の岡部信彦所長のインタビューが掲載され、大変に勉強になりました。
 西方 岡部所長は新型コロナについて、大要(たいよう)、次の4点の話をされていました。
 ①正しい情報を見極め、「正しく恐れる」こと。
 ②糖尿病や腎臓病などの基礎疾患のある方が重症化しやすい。発症者の約8割は軽症で、発症した人の約8割は、他人に感染させていない。
 ③換気の悪い密閉空間に、多くの人が密集し、密接して大きな声で会話したり、歌を歌ったりすることで感染が広がる。
 ④人混みに出る時は注意し、くしゃみや咳が出る時はマスクを着け、帰宅したら手を洗うことが、感染症対策の基本である。
 長谷川 大切なポイントばかりです。だからこそ私たちは、会館を使用する際も、マスクを着用し、一定の距離を保つ必要があるのです。
 永石 また、久しぶりの再会で名残惜しいかもしれませんが、会合の後は早く解散し、会館周辺では私語を慎むようにしましょう。
 原田 岡部所長は、「それぞれの場所に応じた対策を取るためにも、地域ネットワークの存在というのは、ますます大切になる」「人間は触れ合い、直接話をし、そして互いの絆を育んでいくもの」とも強調されています。非常に重要なことであると思います。
 大串 その意味で、オンラインの集いを充実させていくことも必要だと思います。土曜日付の聖教新聞12面では現在、その特集が掲載されています。
 西方 こうした記事を参考にしながら、①プライバシーを守るため、オンラインミーティングでは、自身の映像を映すか、音声だけで参加するかは、個人の自由である②同居家族に迷惑を掛けないよう、イヤホンなどを使用する③通信量に配慮する。極力短時間で終える、ことなども考慮していただければと思います。
 原田 池田先生は大白蓮華9月号の「巻頭言(かんとうげん)」で、「人生も社会も、最も困難な危機の時にこそ、最も偉大な生命の力を発揮して、新時代を開くことができる」「民衆が不安や無力感に押し潰されてしまえば、国土の復興も平和も望めない。一人一人が正しき哲理(てつり)(いだ)いて、自らの生命の尊厳(そんげん)に目覚めることが、どれほど大切か」とつづられています。先生の指導を胸に、新たな一歩を踏み出していきたいと思います。

(2020. 9.17. 聖教新聞)

 

 

<32> 率先して真心の訪問激励を!
出席者:原田会長、長谷川理事長、永石婦人部長、志賀青年部長、大串女子部長

 志賀 10・2「世界平和の日」60周年を記念する「世界青年部総会」を大成功で終えることができました。総会に向けて、壮年・婦人部の方々にも、多大なご尽力をいただき、心から御礼(おんれい)申し上げます。
 大串 総会には、世界130万人の青年がオンラインで参加しました。特設サイトには、開設以来、195カ国・地域からアクセスがありました。
 原田 池田先生に全てを見守っていただく中、世界の青年部が一つにつながり、次代の広布を誓う、歴史的な集いになったことは間違いありません。私も大変に感動いたしました。世界の代表4000人の合唱も実に見事でしたね。
 大串 女子部のあるメンバーは、同世代の仲間と共に合唱の練習に励み、触発(しょくはつ)を与え合いながら本番を迎えることができ、「距離を超え、池田先生の目の前で合唱させていただいた思いです」と感動を述べていました。
 志賀 視聴中にも、友人から「創価学会って、世界中に広がっているんだね」との連絡があったと、男子部のリーダーが語っていました。コロナ()でも、希望と励ましの(きずな)を広げている学会の素晴らしさを、多くの人が知る機会にもなりました。
 永石 世界の未来部員の、はつらつとした表情にも感動が広がりましたね。家庭でお子さんと一緒に視聴した方から「わが家の子どもも、目を輝かせて見ていました」という声も聞かれました。
 原田 池田先生は、メッセージの中で「創立100周年へ『世界広宣流布』の遠大なる、新たなる地平が、ここに晴れ晴れと開かれました。若き地涌(じゆ)の君たちは、勝つために生まれてきたのです」と、青年部・未来部の皆さんに絶大な信頼と期待を寄せられ、まさに次の10年へと旅立つ総会となりました。
 志賀 創立100周年となる2030年へ、今こそ、若き地涌(じゆ)の連帯を拡大し、必ずや「新たな青年学会建設の10年」としてまいります。

体験と確信が大切

 永石 この下半期、新しい生活様式の中で、新しい広布の推進(すいしん)が始まっています。先月は、本部幹部会に続き、全国各地で工夫をしながら、学会伝統の座談会が行われました。
 原田 私が出席した、東京・目黒区の会館での座談会も、身体的距離を確保しながら、換気や、マスクの着用の徹底など、感染防止の対策を万全にして行われていました。体験談も素晴らしく、皆さん、決意を新たにしていました。役員の方を含め、 準備・運営に当たってくださった方々に心より感謝いたします。
 永石 私は横浜市の会館で行われた座談会に参加しましたが、多くの方々が、コロナ()の中でオンラインなども活用しながら、地域に励ましの対話を広げておられました。皆で顔を合わせることができ、学会員であることの喜びに満ちた集いとなりました。
 長谷川 池田先生は、小説『新・人間革命』第27巻「激闘(げきとう)」の章で「座談会で重要なものは、なんといっても功徳の体験です。そして、信心の確信に満ち満ちた指導です」とつづられています。
 原田 困難に直面している中だからこそ、温かな励ましが、どれほど支えとなることか。先生がおっしゃっている通り、「体験」を生き生きと語り、確信の声で互いに励まし合う、信心の歓喜(かんき)あふれる座談会を目指していきたい。
 長谷川 なお、オンラインを活用する際には、①同居家族のことなども考慮し、短時間で行う。また、なるべくイヤホンなどを使用する②スマホを持っていない方やオンラインが苦手な方への配慮。料金プランなど、経済的な無理がないよう考慮する③必ず、組織の中心者のもとで行う、ことなども再度、徹底していきたいと思います。(かしこ)く活用しながら、皆が安心して活動できるよう、よろしくお願いします。
 志賀 また、会合の中での体験発表等には個人的なお話が含まれることもあります。こうした個人情報を本人の許可なしで第三者に流したり、SNSなどに拡散したりすること、そのほか、不確実な情報を不用意に発信、拡散することも控えましょう。

「励まし週間」再開

 永石 9月の本部幹部会の視聴や座談会などに向けて、訪問激励をしてくださった方々に、感謝の思いでいっぱいです。
 原田 日蓮大聖人は「この法門を語り、他の人と比較にならないほど、多くの人に会ってきた」(御書1418ページ、通解)と(おお)せです。自ら動き、声を掛け、仏縁(ぶつえん)を結ぶことが広宣流布と立正安国の闘争です。
 志賀 10月からは、「励まし週間」も再開します。訪問激励について、これまでは「玄関先」を原則としてきましたが、今月から、訪問先の方の了解の上で、お宅に上がらせていただき、励ましを送っていくことも推進していきたいと思います。
 長谷川 その際は、これまで通り、「マスクを着用する」「滞在時間に配慮する」など、感染拡大の防止に細心の注意を払っていきましょう。なお、その視点からも、飲食については控えていただくようお願いいたします。
 大串 先日の聖教新聞に掲載された、青年部と医学者のオンライン会議でも、「オンライン」と「対面」の使い分けが大切であることが記され、〝理解を深め、人間関係を強めるのは対面〟とありました。
 原田 足を運ぶから、直接会うから、オンラインでは伝えきれない、広布への情熱と、信心の歓喜(かんき)を伝えることができます。私たちはリーダー率先で訪問激励に取り組んでまいりたい。「いかなる状況になろうと、断じて広布を前へ進めていく」との強い一念で、本年の総仕上げの戦いを勝ち抜いてまいりましょう。

(2020.10. 5. 聖教新聞)

 

 

<33> どこまでも「一人」を大切に
出席者:原田会長、長谷川理事長、永石婦人部長、西方男子部長、大串女子部長

 長谷川 創立90周年の「11・18」に向けて、今、特に「訪問激励運動」に力を入れています。「マスクを着用する」「短時間で行う」など、感染防止を徹底しながら、相手先の了解の上で、お宅に上がっての励ましも推進しています。
 原田 私も、各地で同志のお宅を訪問させていただいています。皆さん、ご自身が掲げた目標に向かって、友情と信頼を広げておられます。感謝の思いを直接、伝えるとともに、さらなる広布前進を約し合っています。
 永石 婦人部のあるリーダーが語っていました。「これまで、電話で励ましを重ねてきた方に、久しぶりに直接お会いしました。あふれるくらいの思いを語ってくださり、直接会って話を伺うことで、どれほど喜んでいただけるかを実感しました」と。
 長谷川 中部では、地区に焦点を当てて、くまなく激励しようと、担当幹部や地区のリーダーなどが、激励する相手の方を明確にしています。一人が3~5人ほどの方を定期的に訪問するなど、関わり続けています。リーダー率先の励ましで、9月の座談会には多くの方が参加することができました。
 永石 信越のある地区では、壮年・婦人が具体的な計画を立てて励ましを広げています。特に婦人部では、先輩とヤング白ゆり世代がペアになって動く中で、多くのメンバーが対話拡大にも挑戦。活動家の裾野(すその)が広がっています。また、3、4人が集っての新聞協議会も行い、聖教の拡大にも力を入れています。
 原田 日蓮大聖人は「(めん)にあらずば申しつくしがたし」(御書1099ページ)等と、「直接会って、語る」ことの大切さを教えられています。
 コロナ()で、多くの人がこれまでになかった悩みを抱えています。また、闘病中の方もいます。広布への情熱を伝えるとともに、話をよく「聞く」ことにも徹していきたい。そうして、心が少しでも軽くなることが、前進の力、戦う力につながっていくからです。

一緒に動画を視聴

 長谷川 同志のお宅を訪問する際にSOKAnetや聖教電子版などで配信されている動画を、スマホで一緒に見て、対話を進めている方もいらっしゃいます。特に、お一人では見る機会が少ない方に、とても喜ばれています。
 永石 映像を通して、世界の同志の躍動(やくどう)に触れたり、音楽隊や鼓笛隊のリモート演奏や合唱団の学会歌を聞いたりと、多くの方が勇気をもらい、決意を新たにされていますね。
 西方 聖教新聞では、毎月1週目の日曜日に「Seikyo Gift(セイキョウ ギフト)」を5~8面に掲載しています。抜き取ればそのまま、手渡すこともでき、対話に活用できます。聖教電子版では、トップページからPDFデータをダウンロードして印刷することもできます。
 長谷川 友人への聖教拡大のツールとして、訪問激励の際にも紹介していただければと思います。
 西方 7月に豪雨被害があった熊本県では、男子部の総県のリーダー全員で、被災した人吉市のメンバーのもとを訪問。一人一人と(きずな)を強め、青年部総会の大結集にもつながりました。
 原田 池田先生は「人を励ますことは、自分自身をも勇気づける。『励まし』は人を変え、自分を変えるのである」と、つづられています。これは私たちが、日頃、実感していることでもあります。
 西方 東京・豊島総区では日頃から「一人ももれなく」励ましを送ろうと、メンバーの激励に取り組んでいます。世界青年部総会に向けても、直接会うことで、広布に走る喜びを再確認し、リーダーがどんどん元気になっていきました。総会は〝東京トップ〟の結集を果たしました。
 大串 女子部も、直接会って話をしていく中、本音で悩みを打ち明けてくれるメンバーが多くいることを実感しています。オンラインで(きずな)を結んできた友のもとに、さらに足を運び、心を通わせていきます。
 原田 池田先生は、5日付の「新時代を築く」で、あの「大阪の戦い」を述懐(じゅっかい)し、こうつづられています。
 「『せめて一目でも』と友のもとへ足を運んだ。苦悩に耳を傾け、真心を尽くして共に信心で立ち上がった。『せめて一言でも』と励ましの声を掛け、仏縁(ぶつえん)を結び広げていった」
 同志のもとへと勇んで足を運び、励ましの輪を大きく広げていきましょう。

功徳の体験を語る

 大串 まもなく、座談会が各地で行われます。
 原田 学会の伝統である座談会こそ、いかなる状況であれ、広宣流布の活動の出発点であり、決勝点であることは変わりません。
 大串 池田先生は「大白蓮華」10月号の巻頭言(かんとうげん)で「今、世界のいずこでも分断と孤立に引き裂かれる中、我らの地区は苦労を重ねつつ連携を取り、団結を深め、地域社会の『立正安国』へ聡明(そうめい)なる価値創造を貫いている」とつづられました。座談会こそ、その縮図ですね。
 長谷川 座談会は、集う同志が歓喜(かんき)に燃え、功徳の体験を語ることが重要です。「一人」を励まし、地道に結集へ歩いていきたい。当日までの事前の取り組みが何より大切です。
 永石 全国の同志が、折伏(しゃくぶく)に、聖教新聞の拡大に挑戦しています。座談会では互いの奮闘(ふんとう)もたたえ合っていきたいと思います。私も、SOKAnetの動画を友人と一緒に見ながら、新たな聖教拡大に挑戦しています。広布の前進を真剣に祈り、動き、自らの体験を語ることが大事だと改めて感じています。
 原田 学会創立100周年への新たな10年の幕開けとなる「11・18」は目前です。偉大な師匠と共に、広布拡大に戦える福運と使命を自覚し、皆で総立ちとなって進んでいきたい。

(2020.10.14. 聖教新聞)

 

 

<34> 心通う温かな励ましを今こそ
出席者:原田会長、長谷川理事長、永石婦人部長、西方男子部長、大串女子部長

 長谷川 いよいよ「創立の月」11月が目前となりました。男子部の日(5日)、女子部の日(12日)を迎える、青年部の皆さんも意気軒高いきけんこうですね。
 西方 男子部は今月から各地で「体験談大会」を行っています。皆で生き生きと体験を語りながら、仏法の素晴らしさを友人に伝えています。
 大串 青年部の信仰(しんこう)体験などを収録した『RUN IT! 2』(第三文明社)が今、好評です。書籍の売上ランキングでも月間3位になりました(トーハン調べ)。
女子部も対話のきっかけとして活用しています。
 西方 聖教電子版で配信されている、青年部の「体験動画」も感動を広げています。
 原田 試練の時だからこそ、生命尊厳(そんげん)の大仏法を(たも)った青年の使命は大きい。皆さんの活躍の姿が周囲の人々に希望と勇気を送ることは間違いありません。
 西方 はい。男子部員からも弘教(ぐきょう)拡大の報告が続々と届いています。大阪のある部長は、コロナ()による職場の苦境を変毒為薬(へんどくいやく)しようと奮闘(ふんとう)。世界青年部総会に参加した同僚が「学会には、自分が求めていたものがある」と感動し、その後、オンラインの集いなどにも参加を重ね、先日、晴れて入会されました。
 大串 女子部は「池田華陽会(かようかい)御書30編」と小説『新・人間革命』の研さんに挑戦する中、各地で歓喜(かんき)弘教(ぐきょう)も実っています。石川のあるリーダーは、コロナ()でも必ず師匠にお応えしようと決意。友人と一緒に唱題を実践してきました。友人は「お題目をあげたら、元気になっていくのが分かる」との確信をつかみ、御本尊流布が実りました。
 原田 池田先生は「君たちの成長こそ、私の願いである。青年たち一人一人の勝利こそが、私の人生の総仕上げの勝利そのものなのだ」と、万感の期待を寄せられています。私たちも青年と共に、青年の心で、自らの目標に挑戦し抜き、創立の月を前進していきましょう。

陰の功労者に感謝

 永石 今月も各地で座談会が行われました。真剣に仏法の哲理(てつり)を学び合い、同志の信仰(しんこう)体験に感動と決意が広がっていました。
 原田 私が出席させていただいた、千葉の座談会では、地区部長・婦人部長のご夫妻が率先して聖教新聞の購読推進に取り組まれていました。参加された方々も地域に友好を広げておられ、活気に満ちた座談会となりました。地区婦人部長は「皆さんのお顔を見て、お話をすると心がいっそう通い合うことを感じます。これからも、お一人お一人の状況に合わせ、足を運ばせていただきます」と決意を述べておられました。
 長谷川 私も各地で参加させていただき、リーダーの皆さんが地区の方々のことを真剣に祈り、勇んで広布にまい進されている姿に感動しています。どの地域も、信心の喜びがみなぎっていました。
 原田 埼玉の座談会では、30年近く、ご自宅を会場として提供してくださっているご夫妻に、心から御礼(おんれい)を申し上げました。運営や準備など、(かげ)で支えてくださっている方々に感謝は尽きません。
 永石 私が参加させていただいた、東京・町田の地区でも、座談会を目指して皆さんが事前に訪問激励を重ねておられました。また、ある座談会では、息子さんと一緒に、ご主人への対話を重ねて入会へ導き、一家和楽を築いた婦人部の方の体験が感動を呼んだと伺いました。地区の皆さんも、ずっと応援してきたそうです。
 大串 多くの女子部のメンバーも、そうした〝創価家族〟の支えがあるからこそ決意を深め、逆境を乗り越えることができています。
 永石 久しぶりの開催だったので、この間に生まれた赤ちゃんを紹介できたり、転入してきた男子部の方が初めて地域の方々と会うこともできたりと、喜びが幾重(いくえ)にも広がりました。参加した方は「直接会えることが本当にうれしい。同志の姿に、私も頑張ろうという決意が生まれます」と語っていました。
 西方 これからも「身体的距離の確保」「マスクの着用」「換気」などを徹底し、感染拡大の防止に細心の注意を払いながら、日々の活動を進めていきたいと思います。
 長谷川 気温の変化が激しく、風邪など体調を崩す方も多くなっています。発熱だけでなく、(せき)(のど)の痛みなどの症状のある方は、無理をせず、会合参加も控えてください。
 原田 御書に「()の経を一文一句なりとも聴聞(ちょうもん)して(たましい)にそめん人は生死(しょうじ)の大海を(わた)るべき船なるべし」(1448ページ)とあります。先生は、この御文(ごもん)を通し、座談会の大切さについて「励ましが『生死の大海』を越えゆく推進力となる。体験を聞き、一緒に歓喜(かんき)する〝求道の航海〟が、崩れざる幸福境涯(きょうがい)を開くのだ」とつづられています(16日付「心に御書を」)。私たちは毎月の座談会から、新たな勝利のリズムを刻んでいきたい。

変毒為薬の実証を

 長谷川 間もなく、創立90周年の「11・18」を記念する本部幹部会が開催されます。来月7日からは、各地の会館などでの放映も行われます。
 原田 リーダーは自身の目標達成に向け、総仕上げの戦いをするとともに、一人でも多くの方が視聴し、新たな決意で出発できるよう、張り切って訪問激励に取り組んでまいりたい。
 永石 それぞれの地域で「誰が」「誰に」励ましを送るのか、明確にして、行動することが大切ですね。一人一人、仕事、家庭など置かれている環境は違います。悩みも千差万別です。
 長谷川 よく話を伺い、寄り添いながら励ましを送ってまいりたい。本部幹部会は、会館等に集うことができない方のために、SOKAnetやモバイルSTBでも視聴できます。
 原田 日々、「立正安国」への祈りを強め、満々たる生命力で地域に励ましの輪を広げていきたい。そして、何があろうと変毒為薬(へんどくいやく)の実証を示し切るとの決意で、晴れ晴れと創立の日を迎えてまいりましょう。

(2020.10.26. 聖教新聞)

 

 

<35> 「自他共の幸福」が地涌の使命
出席者:原田会長、長谷川理事長、永石婦人部長、西方男子部長、大串女子部長

 永石 本部幹部会が、学会創立90周年の「11・18」を記念して盛大に行われました。今、この時に池田先生に見守っていただく中で、出発できることは大きな喜びです。
 原田 明年は「希望・勝利の年」のテーマで、コロナ()に対応した新たな活動様式も取り入れながら、社会に希望を送り、一人一人が勝利を開いていきます。
 長谷川 そのためのポイントが、活動方針にも掲げた「私の対話拡大」、そして、「私の訪問激励」です。リーダー率先で力強く推進していきたい。
 原田 日蓮大聖人は「(みな)地涌(じゆ)菩薩(ぼさつ)の出現に(あら)ずんば唱へがたき題目なり」(御書1360ページ)と(おお)せです。題目を唱え、(ひろ)める私たちは等しく地涌(じゆ)菩薩(ぼさつ)です。その「地涌(じゆ)の使命」を深く自覚して、「自他共の幸福」へ、地域、社会に希望と励ましの光を送ってまいりたい。
 永石 池田先生は本部幹部会のメッセージで「法のため、友のため、社会のために大きく悩み、苦労して戦った分、大きく心の(たから)を積み、『歓喜(かんき)の中の(だい)歓喜(かんき)』の大境涯(きょうがい)を自他共に開いてゆけるのが、人間革命のドラマであります」と述べられています。
 原田 明年は創立90周年から100周年へ向かう「勝負の10年」の初陣(ういじん)です。広宣流布・立正安国への大誓願を貫き、人類の宿命転換という大いなる勝利へ歩んでいきましょう。

青年部結成70周年

 長谷川 世界中の青年130万人以上が集い合った、9月の世界青年部総会から、青年部の勢いはいっそう加速していますね。明年は男女青年部の結成から70年の佳節(かせつ)を迎えます。
 西方 はい。明年から「青年部幹部会」を開催します。この幹部会を(じく)に対話を拡大し、新たな勝利のリズムを築いていきます。
 大串 皆で、小説『新・人間革命』を真剣に学びながら、希望の連帯を大きく広げていく決意です。
 永石 共に結成70周年を迎える婦人部も、青年部の皆さんが生き生きと信心に励むことができるよう、全力で応援していきます。
 西方 男子部では体験談大会が各地で反響を呼んでいます。私が参加した、横浜の大会で体験発表をしたメンバーは子どもの頃に受けた、いじめなどの影響で人間不信に。そのような中、創価家族の温かさに触れ、6年前に入会。信心の実践を通して、生き抜く希望を取り戻すことができ、昨年末には願った通りの転職も勝ち取ることができました。参加した友人の方も大変に感動されていました。
 大串 女子部は『新・人間革命』を学びながら対話拡大に励んでいます。東京・江東区のリーダーは、メンバーと共に改めて『新・人間革命』を第1巻から研さん。間もなく、全巻を読了できるそうです。読み進むにつれ、信心していることの喜びが湧き上がり、どんどん祈りが深まっていきました。そして先日、かねて対話を重ねてきた知人の方が信心で悩みを克服できることを実感し、晴れて入会されました。
 原田 各地でそうした素晴らしいエピソードが生まれています。世界各国・地域からも、青年部の皆さんの活躍と成長のうれしい報告が連日のように届きます。若き池田門下の大前進の姿に「新たな青年学会建設の10年」への出発の時であることを確信します。

生命尊厳の政治を

 長谷川 今後、コロナ()を乗り越えるため、一つの鍵となるのがワクチンの開発・確保です。ワクチンについて政府は、来年前半までに国民全員分を確保できるよう取り組んでいます。この対策を一貫してリードしてきたのが公明党です。
 大串 5月には、ワクチン・治療薬開発を推進するプロジェクトチームを立ち上げ、早期実用化へ、いち早く取り組んできました。
 長谷川 そしてまず8月、公明党の要望や国会質問などが後押しとなり、英製薬大手のアストラゼネカ社から1億2000万回分、そして米製薬大手のファイザー社から2回接種で6000万人分を、いずれも開発が成功した際に供給を受けるということで、基本合意。また、米バイオ医薬品企業モデルナ社から2500万人分の供給を受ける契約を締結しました。
 西方 さらに、9月中旬、日本政府は、ワクチンを共同購入する国際(わく)組み「COVAX(コバックス)ファシリティー」への参加を表明しました。この枠組みは、資金力のある参加国が拠出金(きょしゅつきん)を出し合い、自国のワクチン確保だけでなく、途上国にもワクチンを供給することを目指すものです。
 永石 実はこれも、公明党が8月に、参加への決断を促すため、政府に提言し、実現したものです。日本が先進国の中でいち早く参加を表明したことで多くの国の参加が相次ぎ、世界的な大きな流れができましたね(10月19日現在、184カ国が参加を表明)。
 原田 公明党の迅速(じんそく)な動きが世界を牽引(けんいん)する形になったといえます。ワクチンの公平な分配が重要であり、世界規模のさらなる感染拡大を防ぐためにも途上国への支援が不可欠です。
 西方 公明党の人道的な尽力に対し、途上国の子どもたちへの予防接種を推進する国際団体「Gavi(ガビ)ワクチンアライアンス」のセス・バークレーCEO(最高経営責任者)は「日本は最初に署名し、他の国にも参加を促してくれた」との認識とともに、公明党に「ワクチン調達に関する提言書を党として厚生労働省に提出するなどの働き掛けをしてくれたことが、COVAXへの正式参加と(資金)拠出(きょしゅつ)につながった」と、謝意を表明しました。
 大串 Gaviなどに資金を拠出する「ビル&メリンダ・ゲイツ財団」も、「貴党(きとう)の多大なるご支援は、日本政府が参加を決断する上での決定打になりました」との礼状を寄せています。
 原田 まさに公明党らしい貢献(こうけん)です。これからも、公明党には「民衆とともに」との立党精神を根幹に、生命尊厳の政治を全力で前に進めてもらいたい。

(2020.11. 5. 聖教新聞)

 

 

<36> 会って語れば新たな劇が!
出席者:原田会長、長谷川理事長、永石婦人部長、志賀青年部長、大串女子部長

 志賀 創立90周年記念の本部幹部会の中継が7日から始まり、各地から喜びと決意の声が届いています。
 永石 今回の本幹で特に感動を呼んだのは、アメリカのモンクリーフ壮年部長の活動体験ですね。
 長谷川 失業や病などを乗り越えた体験とともに、打ち続くコロナ()でも「誰も置き去りにしない」との思いで、全米の壮年部の皆さんが励まし運動を進めているという素晴らしい内容でした。
 原田 世界広布は同時進行との実感を強くします。本幹は会館での放映のほか、「モバイルSTB」や「SOKAnet」でも15日まで視聴可能です。また来週からは、創立の月の座談会が始まります。一人でも多くの方々が参加し、新たな息吹(いぶき)で創立100周年へ出発が切れるよう、皆で声を掛け合っていきたいと思います。

こまやかな励まし

 永石 各地で今、リーダー率先で「訪問激励」に励んでくださっています。本当に感謝いたします。
 原田 先日、先駆(せんく)の九州は、今こそ〝会合と個人指導の比率を2対8に〟との指針(ししん)を実践する時と、最前線のリーダーが総立ちとなって、家庭訪問に挑戦していることを伺いました。
 永石 博多総県の博多常勝区では、10月から各地区で、訪問激励に挑む「常勝すまいる隊」を結成。各地区の勝利長を中心に激励に回っています。その中、座談会へ新たに6人のメンバーが参加した地区や、聖教新聞の会員購読率が増え、友人の購読部数も学会世帯の200%を超える地区が出るなど、大きく地域広布が進んでいるそうです。
 長谷川 北九州総県では、ある区長が2カ月間で100軒以上の家庭訪問をするなど、リーダー率先の行動が光っています。また、副役職者の方々も訪問激励に全力を挙げる中、対話に励むメンバーが大幅に増えました。
 永石 大分総県の国東(くにさき)世界圏では、一人が2~3人を担当する婦人部の声掛けチームを約200つくり、家庭訪問。こまやかな励ましによって、数十年ぶりに座談会に参加した方や、初めて友人に仏法対話できた方など、活動者の裾野(すその)が大きく広がりました。
 原田 まさに、池田先生が九州に贈られた「全学会の先頭に一人立つ誇り高き師子王の連帯」との指針通りの実践です。会って語るからこそ、相手の心が開かれ、真剣な思いも伝わります。その心触れ合う交流から、新たな前進のドラマが生まれます。この11、12月、「今日は何人に会い、励ませたのか」を常に自身に問い掛け、全リーダーが心通う訪問激励に全力を挙げていきたい。

生活者の声を形に

 志賀 新政権が誕生して2カ月。目玉政策の一つが「携帯料金の引き下げ」です。すでに大手3社が政府の求めに対し、値下げに応じる動きが出ています。
 大串 携帯料金の引き下げや利便性の向上については、公明党が20年以上も前から一貫して訴え、取り組んできました。
 長谷川 1994年、公明党の神崎元代表が郵政相の時代、レンタル制だった携帯電話が売り切り制になり、携帯販売の自由化を実現しました。
 志賀 さらに99年から2000年にかけては、公明党青年局が携帯料金の引き下げを求め、全国で署名運動を実施。1352万人もの署名が後押しとなり、各社で料金引き下げの流れが加速しました。
 長谷川 今では当たり前になりましたが、携帯会社を変えても、番号を変えずに使える「番号ポータビリティー」導入を推進したのも公明党です。03年に1012万人の署名を政府に提出し、実現されました。
 大串 その後も、携帯会社を変えても同じ端末が利用できる「SIMロック解除の義務化」や「料金プランの多様化」など、生活者目線の要望や提言を政府に提出し、実績を積み重ねてきました。
 志賀 こうした実績の詳細は、公明党の公式YouTubeチャンネルでも確認できます。
 永石 今月2日の衆院予算委員会で(すが)首相も、「私自身が気が付くはるか以前から、公明党がそうした運動を行っていることに心から敬意を表したい」と述べていましたね。
 原田 切実な生活者の声を、政策に実現する――これは軽減税率の導入、幼児教育や私立高校の授業料実質無償化などでも、公明党が真価を発揮してやり遂げたことです。日本社会事業大学学長の神野(じんの)直彦氏は「公明党が自民党と連立政権を組んで以来、生活者に光を当てた政治が前進している」と評価しています。
 大串 公明党は若者の声を政治に届けようと、党青年委員会が実施する政策アンケート「ボイス・アクション」にも取り組んでいます。
 志賀 これまでも、返済不要の給付型奨学金の拡充や無料Wi-Fiの整備、ブラックバイト相談窓口の設置、結婚・婚活の支援、引きこもり・ニートの自立支援等、他党をしのぐ若者政策を推進してきました。
 大串 私たち青年世代の間では、「選挙に行っても何も変わらない」「誰がやっても同じ」などと言う人がいますが、公明党のこうした実績を見れば、自身の一票が生活に直結していることが、よく分かります。
 長谷川 試練の今だからこそ、政治の責任は重い。東北大学の河村和徳准教授(じゅんきょうじゅ)も、「不妊治療の保険適用や携帯電話料金の引き下げは、元々公明党が主張し、取り組んできた」「『小さな声を、聴く力』を掲げてきた公明党の出番」(月刊誌「第三文明」12月号)と期待を寄せています。
 原田 戸田先生は「政治は技術である」と言われていました。それは、民衆の幸福を実現するための技術が政治である、という意味です。まさに、国民の「声」を「形」にして現実化するのが政治の仕事です。これからも公明党は「大衆とともに」との立党精神のままに、国民が望み、国民が喜ぶ「生活者のための政治」の実現へ、全力を尽くしてもらいたい。

(2020.11.12. 聖教新聞)

 

 

<37> 創価の民衆運動は大潮流に
出席者:原田会長、長谷川理事長、永石婦人部長、志賀青年部長、大串女子部長

 永石 間もなく学会創立90周年の「11・18」を迎えます。世界中の同志が、この日を目指して自身の人間革命、広布拡大に挑戦してきました。
 長谷川 牧口先生と戸田先生のお二人の師弟から始まった創価の民衆運動は、全てを受け継がれた池田先生の不惜身命(ふしゃくしんみょう)の闘争によって世界に広がる大潮流となりました。
 原田 今日の世界宗教としての隆々(りゅうりゅう)たる発展を、牧口先生、戸田先生がどれほど喜ばれているか。改めて池田先生への報恩感謝の思いでいっぱいです。私たちは池田門下として、新たな決意で進んでまいりたい。
 大串 先生の平和思想と行動への共感と期待は、さらに大きくなっています。
 志賀 先日、芸術史家のジュロヴァ博士と池田先生の連載対談「大いなる人間復興への目覚め」(邦題(ほうだい))のブルガリア語版が発刊されました。ブルガリアの国営テレビでは、同書の紹介とともに、博士へのインタビューが放映されました。
 永石 その中で、博士は「人類へポジティブな視点と希望を送る対談となりました」「私の人生史は池田先生と出会った1982年以前と以後に分けられます。先生から多大な影響を受けられたことは、一生の誉れであり、感謝です」と述べられました。地球社会を(ぜん)の方向へと導く、先生の思想に、多くの識者が、影響を受けていることが伝わってきます。
 志賀 聖教新聞に掲載されたローマクラブ共同会長のマンペラ・ランペレ博士のインタビューも反響を呼びました(9月17日付。11月1日付に再掲)。博士は、昨年のローマクラブの総会で、同クラブ創立者のペッチェイ博士と池田先生の対談集『21世紀への警鐘(けいしょう)』を通して、「人間革命」の思想について言及(げんきゅう)されています。
 原田 ローマクラブといえば、半世紀にわたり、環境破壊などの諸問題を研究してきた国際的な団体です。先生は、ペッチェイ博士に次いで同クラブ元会長のホフライトネル博士や共同会長を務めたヴァイツゼッカー博士とも、対談集を()まれ、人間自身の変革から環境の変革を起こすことを提唱されています。
 大串 ランペレ博士は「ローマクラブにとって、『新たな人類文明』を創出する(かぎ)となる『人間革命』について語り合うことが重要だと考えたのです。『新たな人類文明』とは『人間革命』を実践する人間が築く文明なのです」と語られています。
 原田 まさに人間革命の哲学こそ現代社会の諸問題解決への確かな道を示しています。私たちは、その実践者であり、後継者(こうけいしゃ)であるとの自覚を強く持ち、先生が開かれた世界広布の大道を堂々と歩んでいきたい。

〝10年後を見よ〟と

 大串 創立90周年から100周年は、池田先生が「人類の『宿命転換』を、断固として成し遂げていくべき勝負の時」と指標を示された、重要な10年です。
 原田 この時に確認したい、先生の指導があります。創立60周年を迎えた1990年の「11・18」記念の本部幹部会の席上、先生は次のように指導されました。
 「10年前の創立50周年に、だれが今日の学会の発展を想像しただろうか。反逆され、悪侶(あくりょ)にいじめられ、策謀(さくぼう)のペンに取り囲まれていた。私も第3代会長を勇退していた。幹部も自信を失いがちであった。〝先がまったく見えない〟〝これから一体、どうなるのか〟と」
 長谷川 「創立50周年」の年とは1980年(昭和55年)です。当時は第1次宗門事件の渦中(かちゅう)で、先生は一人、邪悪(じゃあく)陰謀(いんぼう)矢面(やおもて)に立たれ、学会と会員を守ってくださっていました。
 原田 先生は続けて、指導されました。
 「私は当時の会長に言った。『10年後を見よ。必ずや絢爛(けんらん)たる最高の60周年を迎えてみせる』と。その決意通り、学会は一切に勝った。60周年を、勝利の凱歌(がいか)で見事に飾ることができた」
 1980年から60年の10年間、学会は池田先生の大激闘(げきとう)によって、邪悪(じゃあく)を打ち破り、大前進することができました。そして、先生は牧口先生が殉教(じゅんきょう)された地・豊島区巣鴨に立つ東京戸田記念講堂で、「学会は勝った」と宣言されたのです。
 永石 この間、池田先生は世界中を巡り、同志に励ましを送られました。このことで各国・地域の広布は大きく開かれました。
 長谷川 また、先生のSGI会長としての平和行動は連日のように聖教新聞に掲載され、国内の学会員を鼓舞(こぶ)しました。
 原田 この時期に、先生は各国の指導者、識者と平和への対話を多角的に展開されました。そして、国内外の同志に打ち込んでくださった師弟の(たましい)があったからこそ、90年以降に惹起(じゃっき)した第2次宗門事件の邪悪(じゃあく)謀略(ぼうりゃく)をはじめとする、あらゆる逆風にも学会は微動だにしませんでした。さらに現在に至るまで、先生の陣頭指揮のもと、学会は世界宗教へと大いなる飛躍(ひやく)を果たしているのです。
 志賀 先生の戦いに後継(こうけい)の誓いを新たにします。青年部は、皆が新時代の「山本伸一」との自覚で、小説『新・人間革命』に刻まれた師弟の精神を学び、実践し、語り広げていきます。
 原田 創立100周年への出発に当たり、私たちも「10年後を見よ」との気迫で、全てを変毒為薬(へんどくいやく)し、不可能の壁を打ち破り、勝利してまいりたい。

供養の心に福徳が

 長谷川 今月末から財務の振り込みが始まります。大変な社会・経済状況の中ですが、だからこそ広宣流布を支える真心の赤誠(せきせい)に無量の功徳があることは間違いありません。
 永石 尊き皆さまに、福徳があふれるよう真剣に祈ってまいります。
 原田 日蓮大聖人は、御供養(ごくよう)を届けた門下に対し、「(おん)(こころ)ざしは(むぎ)にはあらず(こがね)なり・金にはあらず法華経の文字(もんじ)なり」(御書1541ページ)と、賛嘆(さんたん)されています。仏意仏勅(ぶっちょく)の学会を守り、広布を進める財務の福徳は厳然(げんぜん)です。私たちは、お一人お一人に感謝を述べるとともに最後まで無事故を祈念していきましょう。

(2020.11.16. 聖教新聞)

 

 

<38> 魂の独立から世界宗教に飛翔
出席者:原田会長、長谷川理事長、永石婦人部長、西方男子部長、大串女子部長

 西方 学会創立90周年から100周年へ向けて、各地で青年部が勢いよく出発し、新入会の方も多く誕生しています。
 大串 世界の青年部も〝コロナ()の今こそ〟と励ましを広げています。ブラジル青年部はついに〝10万人の連帯〟を達成することができました。先日、オンラインで行われた、ブラジル青年部との懇談会も大きな喜びに沸いていました。
 長谷川 ノーベル平和賞受賞者のエスキベル博士は90周年を祝賀する声を寄せられ「創価学会は希望を伝えます。ゆえに、学会がある限り、社会は希望を持ち続けるでしょう」と述べていました(18日付本紙)。博士は一貫して創価の青年に期待されています。
 原田 16日付の随筆に、池田先生は「自身の悲哀(ひあい)艱難(かんなん)を越え、『未来のために』との誓いを(つらぬ)く時、青年は限りなく強くなる。偉大な智慧(ちえ)、偉大な創造、偉大な連帯を築けるのだ」とつづられています。青年が時代の焦点です。2030年へ、私たちは青年を励まし、青年と共に進み、この大事な10年を希望と勝利で飾りましょう。

衰亡一途の邪宗門

 西方 間もなく11月28日を迎えます。1991年のこの日付で、腐敗(ふはい)堕落(だらく)し、邪教(じゃきょう)と化した日顕宗(にっけんしゅう)日蓮正宗(にちれんしょうしゅう))が学会に対して、こっけいな「破門通告書」を送付してきました。
 原田 私たちは日蓮大聖人の仏法を信仰しているのです。(だい)謗法(ほうぼう)日顕宗(にっけんしゅう)の信者ではない。だから学会員は歯牙(しが)にもかけませんでした。むしろ、広布の前進を(さまた)げようと(たくら)邪宗門(じゃしゅうもん)との決別は、世界宗教へと飛翔(ひしょう)する晴れやかな「(たましい)の独立記念日」となりました。
 長谷川 通告書が届いた翌29日には、在東京アフリカ外交団26カ国の総意として池田先生に「教育・文化・人道貢献(こうけん)賞」が贈られました。19カ国の大使(大使代理)らがそろっての授与でした。学会の希望の未来を象徴するようでした。
 永石 当時、私もその場にいました。先生は「21世紀はアフリカの世紀になる」と60年前に語られています。その言葉はアフリカの方々にとってどれほどの希望になったことでしょう。今、アフリカの地に大聖人の仏法がさらに大きく広がっていることに、改めて感動でいっぱいです。
 原田 作家の佐藤(まさる)氏は近著(きんちょ)『池田大作研究』(週刊誌「AERA」の連載を収録)で、このことについて触れ、「SGIの価値観はアフリカ諸国で受け入れられた。『魂の独立』が創価学会の未来を切り開くために不可欠であることを再認識させる出来事だった」と述べています。
 大串 ハーバード大学名誉教授のハービー・コックス博士も「教条的で、旧態依然(きゅうたいいぜん)とした宗門と別れたことによって、SGIは飛躍的発展を遂げました」と語られています。
 原田 そうした識者の指摘(してき)通り、当時115カ国・地域だったSGIは、先生の指揮のもと、192カ国・地域にまで大発展を遂げました。反対に、日顕宗(にっけんしゅう)衰亡(すいぼう)一途(いっと)をたどった。まことに仏法の因果は厳しい。
 ともあれ、今はコロナ()という未聞の試練の時です。御書には「大悪をこれば大善(だいぜん)きたる」(1300ページ)と(おお)せです。いよいよの信心で、立正安国への祈りを一段と強くし、希望と励ましの連帯を拡大していきましょう。

一人の声を政策に

 長谷川 新政権がさまざまな重点政策に取り組んでいます。その一つ、不妊治療の保険適用拡大にも期待が高まっています。
 西方 国内では、不妊治療の件数は過去最多を更新しています。治療費として総額300万円以上払っている人も多くなっているそうです。負担も大きく、若い世代ほど、経済的な理由で、治療を諦めていることも明らかになっています。
 長谷川 実は、公明党は1998年に「保険適用の実現」を盛り込んだ基本政策大綱(たいこう)を採択しています。以来、国会質問などでも粘り強く主張してきました。
 永石 2000年には、党の女性委員会が署名活動を実施。その声が国を動かし、04年度には年1回10万円を限度に助成を行う「特定不妊治療助成事業」が創設されました。
 原田 1999年10月に公明党が与党になったあと、こうした医療の分野でも「がん対策基本法」の制定や「ピロリ菌除菌の保険適用拡大」「ドクターヘリの全国配備」など、数多くの実績を残しています。私がお会いする各界の識者の方々も、国民の健康と生命を守る公明党の活躍を高く評価し、期待しています。
 西方 不妊治療については、公明党はその後も政策を推進。助成の増額や所得制限が緩和(かんわ)されるなど、現在に至るまで粘り強く取り組んでいます。
 永石 現在、特定不妊治療については、夫婦合算の年間所得が730万円未満であれば、1回15万円(初回は30万円まで)を上限に、治療開始時の妻の年齢が40歳未満なら通算6回、40歳以上43歳未満なら同3回まで助成しています(コロナ()を受け、今年度は特例として、妻の年齢制限がいずれも1歳引き上げ)。
 大串 今月17日には、党のプロジェクトチームが菅首相に対して、給付上限額を毎回40万円にすることなどを直接、提言しました。首相は「できる限りやりたい」と応じていましたね。
 長谷川 また、各地の公明議員が自治体独自の助成拡充を推進しています。東京都は昨年4月から特定不妊治療の費用助成の対象を拡大。所得制限を夫婦合算で、730万円から905万円に緩和(かんわ)しています。
 永石 これも、都議会公明党が不妊で悩むご夫婦の声を、直接、都知事に訴え、実現したものです。
 原田 「脳脊髄液(のうせきずいえき)減少症患者支援の会」の鈴木裕子氏は、患者の願いに向き合う公明党の姿に触れ、「公明党ならではのネットワークがあるから、一人の声が国につながり政策に生かされます。どの議員も偉ぶらず、丁寧(ていねい)に話を聞き、協力してくれます。これは他党にはない姿だと感じています」と語っています。公明党はこれからも「一人」に寄り添い、庶民の声を形にする政治を貫いてもらいたい。

(2020.11.23. 聖教新聞)

 

 

<39> 誠実な対話が友の生命に届く
出席者:原田会長、長谷川理事長、永石婦人部長、西方男子部長、大串女子部長

 永石 本年の総仕上げへ前進する中、各地から青年部の皆さんが活躍している様子を、よく伺います。
 西方 男子部では、10月から始まった体験談大会が感動を呼んでいます。石川では、県男子部長が、仕事のことで悩む友人と対話を重ね、一緒に祈ってきたものの、入会に導くまでは至りませんでした。そのような中で、友人は2カ所で体験談大会に参加。仕事での苦難を乗り越えた男子部の体験が心に響き、先日、入会を果たしました。また、多くの地域で、男子部メンバーが改めて、信心の素晴らしさを実感することができました。
 原田 やはり体験に勝るものはありません。一つの功徳の体験が友の心に勇気と希望を(とも)します。先生は「体験談ほど胸を打つ響きはない。話が上手でなくても、誠実に語る信仰の喜びは友の仏界の生命に届くのだ」とつづられています。
 大串 女子部でも弘教(ぐきょう)拡大の喜びが広がっています。沖縄の圏女子部長は、対話を重ねていた職場の先輩を入会に導くことができました。その方は、紹介者について「いつも明るく元気に仕事をする姿を見て、若いのに人生の苦労や悩みを相談できる人だと感じていました」と語り、「彼女の人間力を見て、学会に入ることを決めました」と述べていたそうです。
 原田 今、そうしたエピソードを多く聞きます。まさに、日頃からの誠実な振る舞いが、地域で、職場で、信頼を勝ち得ている見事な実証だと思います。
 永石 女子部の皆さんは、12月から1月末まで、「マイ ロマン総会」を開催し、創立100周年へ向けて、大事な10年の出発に先駆(せんく)してくれます。
 大串 華陽(かよう)姉妹の一人一人に直接会い、励ましを送るとともに、(えん)する友に声を掛け、幸の連帯を広げていきます。
 長谷川 24日付の「新時代を築く」で先生は「(くろがね)(きたい)打てば(つるぎ)となる」(御書958ページ)との御文(ごもん)を通して、「妙法を唱えて眼前の課題に挑みゆく地涌(じゆ)の青春は、どんな試練も鍛錬(たんれい)(ほのお)に変えられる」と青年部を励ましてくださいました。
 原田 今、若くして世界第一の生命哲学を持ち、広宣流布・立正安国へと戦う青春がどれほど尊貴(そんき)であるか。使命が大きい分、苦労も多いでしょうが、日々の学会活動の中で「師子王の心」を鍛えることができます。試練の今を人間革命の契機(けいき)(とら)え、青年部の皆さんが信心根本に大成長されることを願っています。

コロナ対策怠らず

 永石 これから寒さが本格化していきます。くれぐれも体調管理には気を付けたいと思います。
 長谷川 新型コロナウイルスにも引き続き、警戒と対策を怠らないようお願いします。マスク着用、手洗い等を徹底し、換気をしながら3密を避けることなどにも留意していきましょう。
 大串 政府は、感染リスクが高まる「五つの場面」を挙げています。
 ①飲酒を伴う懇親会等②大人数や長時間に及ぶ飲食③マスクなしでの会話④狭い空間での共同生活⑤仕事の休憩時間にオフィスから休憩室に移った時など居場所の切り替わり――です。
 原田 正しい情報を参考に、基本をおろそかにせず、「健康第一」の日々を送っていきましょう。
 長谷川 また、年末に向けて詐欺被害も多い時期です。日頃から皆で声を掛け合い、十分な注意を払っていきたい。
 西方 電話やメールなどの通信手段を用いた特殊詐欺の被害も依然として多く、その手口も年々、巧妙化しています。
 永石 本紙15日付の「暮らしのアンテナ」でも詐欺に関する情報が掲載されていました。被害に遭わないための心構えとして、警察などの公的機関を名乗っていても、お金の話が出てきたら、「怪しい」と疑うこと、「お金の話をしない」こと。そして最も大切なのが「必ず誰かに相談する」こと、とありました。「〝即断〟ではなく〝相談〟」を心掛けたいと思います。
 原田 ともかく、知らない人間が訪問等をしてきて金銭の話をしても絶対に信用しないことです。皆で無事故の祈りをいっそう強くしていきたいと思います。

真心の支援に感謝

 大串 24日、公明党が、菅首相に2020年度の第3次補正予算の編成に向けて、提言をしました。
 西方 新型コロナウイルス感染拡大の防止や、社会・経済活動の両立などを柱に、「介護施設など社会福祉施設の感染防止対策への支援」「ひとり親世帯など生活困窮者への支援強化」等を訴えています。
 永石 不妊治療の保険適用の拡大、助成制度の大幅拡充に向けても要請し、首相は「できるだけ早くやる」と表明しました。公明党の度重なる要請が実を結び、26日には、厚労省が2回目以降の助成額を30万円に倍増させる方向で検討に入ったとの報道がありました。
 西方 同省は27日、雇用調整助成金の特例措置の延長も発表しました。これも、厳しい雇用情勢を受け、公明党が政府に再三、要請していたものです。
 長谷川 公明党はコロナ対策では、政府専門家会議の立ち上げ、一律10万円給付の実現。さらに、ワクチン確保の働き掛け、治療薬(レムデシビル)の承認を推進するなど、多くの実績があります。生活者目線で、国民の命と暮らしを守る公明党に、期待の声は一段と大きくなっています。
 西方 今年行われた地方選挙で、公明党は沖縄県議選など1県71市39町村議会で全員当選し、完全勝利することができました。
 長谷川 各地で得票増が相次ぎ、過去最多の得票数を獲得した地域も多くありました。
 原田 公明党の議員は、大変な社会情勢の中で、真心の支援をしてくださった党員・支持者の皆さんへの感謝を片時も忘れずに戦ってほしい。与党として、直面する課題に対して全力を挙げて取り組み、国民の期待に応えてもらいたい。

(2020.11.30. 聖教新聞)

 

 

<40> 聖教こそ広布拡大の生命線
出席者:原田会長、長谷川理事長、永石婦人部長、志賀青年部長、大串女子部長

 永石 今年1月に発刊された『ワールド セイキョウ』2020年春号(本社刊)が、年間ベストセラー<総合>で第1位に輝きました(トーハン調べ)。
 志賀 発刊直後から反響は大きく、学会理解の入り口として、友人との対話拡大にも大いに活用されています。
 大串 「同志の体験談に涙があふれ、心から感動しました。この(うるわ)しい世界を知ってほしい」との感想や、友人の方から「感動し、1ページずつじっくり読んでいます」との声もあったそうです。
 原田 信仰(しんこう)で輝く、学会員一人一人の生きざま、世界宗教として広がる創価学会の真実が多くの人に伝わったのだと思います。これからも、あらゆる機会を通して、創価の人間主義の哲学を語り広げていきたいと思います。

掉尾飾る座談会に

 永石 本年の掉尾(とうび)を飾る座談会が各地で行われます。互いの健闘をたたえ合い、明「希望・勝利の年」へ、勢いよくスタートできるよう工夫をしながら、決意あふれる集いにしていきたいと思います。
 原田 また、本年も多くの方々に、聖教新聞の拡大に取り組んでいただきました。心から御礼(おんれい)申し上げます。
 長谷川 日々、配達をしてくださる「無冠(むかん)の友」の皆さまにも、重ねて感謝を申し上げます。池田先生は、先月に発表された随筆の中で、無冠の友の奮闘をたたえ、「どうか、風邪などひかれませんように! 心からの感謝を込め、健康長寿と絶対無事故、そして、ご一家の安穏と栄光を、皆で祈りたい」と呼び掛けられています。
 原田 日蓮大聖人は「かくれての信あれば・あらはれての徳あるなり」(御書1527ページ)と厳然(げんぜん)(おお)せです。最も地道にして、堅実に広布のために奮闘される無冠(むかん)の友の皆さまに、大福徳が輝くことは間違いありません。
 長谷川 配達員の方々の無事故啓発のため、二つのVOD番組が配信されています(31日まで)。コロナ()で自転車を利用した通勤・通学が増えていますが、配信番組のうち、「自転車配達の事故防止策」は、事故を未然に防ぐためのポイントを具体的な事例を交えながら、確認する内容になっています(同番組はSOKAnetでも配信)。
 永石 これから一段と、朝方の冷え込みが厳しくなります。配達員の皆さまは、くれぐれも日々の体調管理に留意してください。
 原田 未曽有(みぞう)の試練の時にあって、聖教新聞こそ、信心の向上と、広布拡大の生命線となりました。今後も読者に希望と励ましを届ける聖教の使命はいやまして大きい。私たちは、聖教の拡大にさらに取り組んでいくとともに、(とうと)無冠(むかん)の友の皆さまの健康と絶対無事故を、真剣に祈念してまいりたい。

「中道主義」を貫く

 志賀 今、〝コロナ前〟の経済社会に戻るのではなく、持続可能で強靭(きょうじん)な社会の構築が模索されています。その大きな柱が「(だつ)炭素(たんそ)社会」への移行です。
 大串 温室効果ガスの排出を止めていくことは地球社会にとって、喫緊(きっきん)の課題です。近年、世界で相次ぐ異常気象の原因として、二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスによる地球温暖化が挙げられています。
 長谷川 菅首相は10月の所信表明演説で、2050年までに温室効果ガスの排出量をゼロとする目標とともに「(だつ)炭素(たんそ)社会の実現をめざすことを、ここに宣言する」と表明しました。
 志賀 これらの動きは、世界からも歓迎されています。国連のグテーレス事務総長は首相との電話会談で、「果断な決断を歓迎し、高く評価する」と支持を表明。欧州連合(EU)欧州委員会のフォンデアライエン委員長も「心から歓迎する。気候変動を止めるために全ての先進国が設定すべき目標だ」と、ツイッターに投稿しました。
 長谷川 実は、公明党は今年1月、山口代表らが「(だつ)炭素(たんそ)社会」の実現を政府に訴えていました。9月の新政権発足の際の、連立政権合意には、公明党の強い主張により「持続可能で強靭(きょうじん)(だつ)炭素(たんそ)社会の構築に努める」との気候変動対策が明記されたのです。
 大串 公明党は、再生可能エネルギーの主力電源化を目指して、送電網の整備や、大型蓄電池の普及の推進に向けても取り組んでいくことを表明しています。
 志賀 今月4日には、菅首相が脱炭素社会に向けて、協力企業を支援する2兆円の基金を創設することを表明しました。この基金についても、公明党が首相に提言していたものです。これからもどんどん進めてほしい。
 原田 公明党には、公害問題を国会の場で取り上げたり、循環型社会の都市づくりを推進したりと、数多くの実績を重ねてきた長い歴史があります。1968年5月に「イタイイタイ病」が公害病として認定されましたが、これも公明議員が徹底した現場調査を重ねたことで実現しました。
 永石 作家の有吉佐和子さんが公害問題についての著作の中で、「この問題を国会で取り上げ政府の無為無策(むいむさく)をきびしく追及したのは(67年5月の)公明党だった」とつづったことは有名です。
 原田 〝産業優先〟の風潮(ふうちょう)があった高度成長期の日本社会において、公害に苦しむ人々に光を当てる公明党の行動は画期的なものでした。これらの実績があって公明党の存在は〝環境の党〟として光を放ってきたのです。
 大串 CO₂削減へ向けて近年、定着してきている7月7日にライトアップ施設を一斉(いっせい)消灯する「クールアース・デー」なども公明党の提案によるものですね。
 原田 公明党は、生命・生活・生存を最大に尊重する人間主義、中道主義を貫いてきました。だからこそ、リーダーシップをさらに発揮し、持続可能な社会のために真摯(しんし)に取り組んでもらいたい。

(2020.12. 7. 聖教新聞)