< 座談会 >

創立100周年へ――  

  希望の橋を架ける

 


 

 

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地域に模範の友情の連帯
立正安国の精神で対話拡大
異体同心で師弟共戦!
温かな励ましで皆が一歩前進
誠実の対話で勝利の波を
立正安国こそ仏法者の実践
地球の明日照らす創価の太陽
一人の前進が勝利の突破口に
誠実な振る舞いが信頼広げる
強き一念が勝利を切り開く

 

 

 

 

<31> 地域に模範の友情の連帯
出席者:原田会長、永石女性部長、安田沖縄総県長、照屋総県女性部長、銘苅(めかる)総県男子部長、屋我(やが)総県女子部長

 安田 今月は、沖縄総支部が結成されて60年の節目です。池田先生は会長就任直後の1960年7月、まだアメリカの施政権下(しせいけんか)にあった沖縄を初訪問。翌61年5月13日に再訪(さいほう)し、翌日、那覇市での沖縄総支部結成大会に出席されました。
 照屋 偉大な仏法に出合い、希望と蘇生(そせい)の人生を歩むことができた草創(そうそう)の沖縄の先輩方は、報恩の誓いに燃え、広布の道なき道を開拓してこられました。61年1月、先生のアジア初訪問を日本一の弘教(ぐきょう)荘厳(そうごん)したことは、不滅(ふめつ)の歴史の金字塔(きんじとう)です。
 原田 その原点≠ニなる戦いから、沖縄は模範(もはん)の大前進を続けました。62年に沖縄本部が落成。4度目の訪問となった64年12月2日、先生は「最も苦しんだ沖縄こそ、最も幸福になり、最も平和になる権利がある」との思いから、沖縄の地で小説『人間革命』の執筆(しっぴつ)を開始されたのです。
 屋我 そのことは私たち青年部によっても最大の誇りです。先生は「戦争の(とりで)から平和の砦へ」と転換しゆく沖縄の使命を何度も教えてくださいました。
 銘苅 「沖縄の勝利は、沖縄のみの勝利ではない。わが沖縄の勝鬨(かちどき)は、人類の蘇生の規範(きはん)となるからである」――この師のご期待に応えるべく、青年部が戦いの先頭に立ち、広布拡大の実証を示していきます。

「信心根本」に進む

 屋我 先月の8日から18日まで開催した「わたしと宇宙展――奇跡の地球(ほし)に生きる」の沖縄展が好評のうちに無事終了し、テレビや新聞、ラジオでも報道されるなど反響を呼びました。
 照屋 大宇宙のロマンに触れて、一人一人の生命の(とうと)さ、無限の可能性を見つめる機会となりました。参加してくれた私の友人たちも、それぞれが感動の思いを伝えてくれました。
 安田 先月24日に琉球(りゅうきゅう)朝日放送で放映された番組「核兵器なき未来へ」にも、学会の平和運動に期待する声が続々と届いています。市長らが「学会への認識を新たにしました」とコメントを寄せていました。
 原田 あらゆる垣根(かきね)を越え、地域に友情と信頼の連帯を広げる取り組みが素晴らしい。日本中が試練に直面する中、皆さんは「沖縄から勝利と栄光の旋風(せんぷう)を」との指針(ししん)を胸に、友好の輪を広げてこられました。
 永石 沖縄では、女性部発足が発表される前から、模範の婦女一体≠フ活動に取り組まれていますね。
 照屋 はい。定期的に支部や本部で女子部と「すずらん会議」を開催し、一緒に訪問・激励に歩くリズムを確立してきました。今も女子部の皆さんと「一人も置き去りにしない」を合言葉に、(ほが)らかに対話と励ましに挑戦しています。
 屋我 女子部の先輩方から学び、どこまでも「一人」に焦点を当てようと、女子部は2〜3人の華陽(かよう)姉妹の集い≠活動の(じく)とし、共に御書や小説『新・人間革命』を学びながら(きずな)を強め合っています。
 銘苅 男子部も元気です。県立病院の医師として多忙(たぼう)を極めながらも、オンライン等を活用してメンバーの激励に奔走(ほんそう)する男子部本部長や、真心の対話で今年3月に御本尊流布を実らせた県書記長など、リーダー率先で前進しています。
 原田 広布の黄金柱・壮年部も、沖縄世界県の皆さまをはじめ、対話と聖教の購読推進に全力を挙げて頑張っていることを聞いています。「なにの兵法(へいほう)よりも法華経の兵法をもちひ(たも)うべし」(御書1192ページ)との御聖訓(ごせいくん)の通り、どこまでも信心根本、題目根本です。さらに立正安国の祈りを深くし、正義と信念の対話拡大で勝利の大波を起こしていきましょう。

円滑接種へ総力を

 照屋 沖縄でも、高齢者へのコロナワクチン接種が始まっています。うるま市の津堅島(つけんじま)では、4月に全国で初めて一般住民の集団接種が実施されました。これについて公明党市議は昨年12月の議会で質問。翌月に対策チームが設置され、集団接種を想定した独自の訓練を実施したことにより実現しました。
 安田 さらに市町村を超えた広域でのワクチン接種についても、公明党が県と市町村の連携を呼び掛け、大型会場の設置が進んでいます。引き続き、迅速(じんそく)かつ円滑なワクチン接種のために、公明党は総力を結集して取り組んでもらいたい。
 原田 公明党のワクチン接種における貢献(こうけん)については、今月13日から公明党のYouTube公式チャンネルで配信されている秋野参院議員の動画が非常に分かりやすいと好評ですね。
 永石 昨年7月の参院予算委員会で、公明党が海外ワクチン確保のための予算措置(そち)を国会で訴え、政府から「予備費活用」の答弁を引き出したことから、国民全員分のワクチン確保につながっていきました。あの働き掛けがなければ、今頃どうなっていたことか。
 安田 またコロナワクチン接種は、全ての国民に無料で行われます。これも、公明党が国会で粘り強く訴えて実現しました。これまで、他のワクチンの無料接種が行われた事例はなく、秋野氏は「極めてまれなケース」と強調しています。
 銘苅 例えばインフルエンザの予防接種費用は、地域や病院によって差はあるものの、助成がない場合は1回3000円〜5000円ほどです。肺炎球菌ワクチンも、公明党の推進によって公費助成されるまでは8000円前後でした。
 永石 また公明党の提案を受け、コロナワクチン接種によって健康被害が出た場合に国が補償する救済制度も整備されましたね。
 原田 こうしたことも、国民の命と生活を守るという信条を(つらぬ)く公明党の粘り強い戦いがあってこその結果です。これからも「大衆とともに」との立党精神を片時(かたとき)も忘れず、先頭に立って仕事をしてもらいたい。

(2021. 5.20. 聖教新聞)

 

 

<32> 立正安国の精神で対話拡大
出席者:原田会長、永石女性部長、萩本総東京長、河合総東京女性部長、徳久総東京男子部長、木下(きした)総東京女子部長

 永石 今回は、新時代の「東京凱歌(がいか)」を目指し、勇躍(ゆうやく)、前進している東京のリーダーの皆さんと語り合います。
 河合 池田先生が「東京凱歌」との書を、(したた)められたのは1983年の5月3日でした。「創価学会の日」祝賀と、八王子の東京会館(現・東京牧口記念会館)の完成を記念してのことです。
 萩本 東京の私たちの誇りは、若き日から、先生が各地を転戦して、同志を鼓舞(こぶ)し続けてくださり、師弟共戦で障魔(しょうま)を打ち破りながら、「東京凱歌」の歴史を刻んできたことです。
 原田 先生は語られました。「東京は強い根っこだ。東京は(てっ)して断じて強くあろうよ」と。本陣(ほんじん)・東京の底力(そこぢから)を示すのは、まさに今この時です。師弟誓願(せいがん)(たましい)が燃える東京は、異体同心(いたいどうしん)の団結で、一人一人が自身の勝利を、創価の勝利を開いていきましょう。

支援活動の意義

 徳久 今、青年部は新しいメンバーが対話拡大に先駆(せんく)しています。その中で、「創価学会が政治に積極的に関わる意義について学びたい」という声をよく聞きます。
 原田 大事なことです。学会は、仏法を基調に平和、文化、教育の運動を展開しています。その中で、宗教者の社会的使命として、政治にも関わり、支援活動もしてきました。
 永石 戸田先生は、「選挙の支援活動は、国民の権利であり、義務である」と言われました。これこそが民主主義社会の要諦(ようてい)ではないでしょうか。
 原田 公明党の発足(ほっそく)当時、政界は大企業擁護(ようご)の保守政党と、組織労働者のために(かたよ)る革新政党に、大きく二分され、庶民に光が当たらなかった。その人々の声を、地方の政治にも、国政にも届け、自分たちも立ち上がればできる≠ニいう希望と勇気を与えたことは、公明党の(ほま)れの歴史です。ゆえに、私たちは支援を続けてきたのです。
 永石 その公明党が、自民党の要請(ようせい)で政権与党になってから20年以上がたちました。特にこの8年、軽減税率や幼児教育・保育の無償化、私立高校授業料の実質無償化など、国民目線の政策を実現してきました。
 河合 一橋大学の中北浩爾(こうじ)教授は、「大衆政党である公明党が連立政権に参加しているので、弱者への目線が政策からこぼれ落ちず、日本政治は安定しています」「公明党には、今後とも日本政治のスタビライザー(乗り物の揺れを減少させる安定装置)として重要な役割を(にな)い続けていただきたい」(月刊誌「潮」6月号)と語っています。
 萩本 公明党には、他党にはない政治信念があります。その前身である、「公明政治連盟」結成の様子が(えが)かれている、小説『新・人間革命』第5巻「獅子(しし)」の章に、こうあります。「この政治団体は、学会のためのものではない。(中略)広く国民の幸福を願い、民衆に奉仕していく、慈悲(じひ)の精神に(つらぬ)かれた新たな政治団体」であると。
 原田 つまり、それまでの日本になかった、民衆による民衆のための新しい運動でもあったのです。同じく「獅子」の章には、「政治の本当の改革は、民衆の良識と意識の向上を抜きにしてはあり得ない。学会は、その民衆を目覚めさせ、聡明(そうめい)にし、社会の行く手を見すえる(まなこ)を開かせてきた」と記されています。
 木下 私たち若い世代の女性も、友人と政治や社会の在り方について語り合う中で、互いに学び、理解を深め、意識を高め合っていることを実感します。
 徳久 戸田先生は、「青年は心して政治を監視せよ」とも言われました。青年こそ変革の力だと決意しています。
 原田 世界的な試練の時代にあって、私たちは今こそ「(なんじ)(すべから)く一身の安堵(あんど)を思わば()四表(しひょう)静謐(せいひつ)?(いの)らん者か」(御書31ページ)との御金言を命に刻み、断固と行動してまいりましょう。

ワクチン承認進む

 永石 17日付の公明新聞1面に掲載された、東京都議選の公明党予定候補者のアピール動画の紹介が話題になりました。(19日付本紙7面にも転載)
 木下 動画投稿サイト「YouTube」の党都本部公式チャンネルで公開されているものです。候補者の人柄(ひとがら)、政策、実績などが、4〜5分で伝わる内容になっていますね。特に、その実績が光っています。
 河合 早速友人から感想が届きました。テロップが入っていて分かりやすく、候補者が自分に向かって話し掛けているようで親しみが持てると好評でした。
 萩本 公明党が確保への道を開いた、新型コロナウイルスのワクチンについてですが、すでに接種されている米ファイザー製に加え、米モデルナ製、英アストラゼネカ製が、21日に承認されました。
 3社で計3億6400万回分に上り、国内の接種対象者が2回接種するのに十分な量が確保されたとのこと。円滑(えんかつ)なワクチン接種がさらに加速していくことが期待されています。
 木下 東京も各地で、公明党がワクチン接種の迅速(じんそく)化に奮闘しています。
 萩本 荒川区では、公明党が提言して接種会場が増え、予約の受付電話の回線も4倍に拡大。コロナ()で使用機会が減った、旅行会社などの回線を活用することができたのです。
 徳久 区内の要介護者のもとへ、医師、看護師が(おもむ)く訪問接種の実現も、公明党が推進したものです。
 河合 調布市でも公明党の後押しで、受付電話の倍増や、インターネット受付の新設などが実現。隣の狛江市ではLINEでの予約も可能になるなど、接種体制が拡充されています。
 原田 そうした取り組みの模様は各地から届いています。公明党は本領を発揮し、今一重、万全なコロナ対策の政策実現へ、尽力していってもらいたい。

(2021. 5.24. 聖教新聞)

 

 

<33> 異体同心で師弟共戦!
出席者:原田会長、永石女性部長、中井関東長、大高関東女性部長、野中関東男子部長、齋藤関東女子部長

 永石 本年は、2001年6月6日の関東婦人部の大会で、牧口先生の生誕の日でもあるこの日を「関東婦人部の日」と決めていただいてから、20年の節目ですね。
 大高 はい。関東女性部は報恩の心で一致団結し、記念月間(6月1日〜7月3日)を全力で走り抜きます。埼玉女性部は、池田先生の「川越地区講義」開始から70周年の本年を勝ち飾ろうと、月間の先駆(せんく)を切って対話を広げています。
 中井 壮年部も意気軒高(いきけんこう)です。6月は、壮年部の愛唱歌「滝の(うた)」として歌われる詩を先生が()まれてから50周年の佳節(かせつ)を迎えます。この月、千葉と栃木では支部単位の壮年大会を開催します。
 原田 関東の使命は、いよいよ大きい。池田先生は随筆で、関東そして東京、東海道が一体となった地域を「異体同心(いたいどうしん)の大首都圏」とつづられ、特に関東については「完勝の電源地」と呼び掛けられたことがあります。今こそ関東の底力(そこぢから)を示し、広布の波動を起こしていっていただきたい。
 永石 栃木は今日27日が「師弟共戦の日」です。感染対策を徹底しながら、できる限り玄関先等で「直接会う」ことを推進していますね。新入会者や三十数年ぶりに学会活動に参加したメンバーなど、新たな人材が陸続と立ち上がっていると(うかが)いました。
 大高 6月10日に「県の日」を迎える群馬でも、励ましの声掛けを続け、地域に友情を広げています。また、2人一組のペアで訪問・激励に取り組むなど、模範(もはん)の拡大を進めています。
 永石 関東では、小説『新・人間革命』の研さんも活発ですね。千葉の「旭日(きょくじつ)大学校」をはじめ、6月17日が「県の日」の茨城女性部も、副役職のメンバーや地区女性部長を対象とした大学校を行うなど、各地で工夫しながら師弟の心を深めて前進しています。
 齋藤 女子部も、女性部の先輩方と一緒に支部や本部で『新・人間革命』を学んでいます。新たな活動者が続々と誕生する中、埼玉の女子学生部員が今月に友人へ弘教(ぐきょう)を実らせるなど、拡大の歓喜(かんき)のエピソードが数多く生まれています。
 野中 男子部は10万の対話を目指して拡大に挑戦しています。東京・大田区で飲食店を営む千葉のリーダーは、これまで100人を超える友人に対話。コロナ()で厳しい経営を立て直そうと懸命に知恵を光らせながら、信心根本に奮闘(ふんとう)しています。

勇んで厳しい所へ

 大高 関東5県には、それぞれに師弟共戦の歴史と誇りがあります。
 野中 かつて先生は、関東の青年リーダーらに語られました。「『もう、これくらいで』といった安易さや、『もう大丈夫だ』との油断は大敵です。互いに励まし合いながら、共に最後の最後まで持てる力を最大限に出し切っていく。これが『異体同心の団結』です」と。
 齋藤 さらに、「異体同心」の「心」とは、「広宣流布を願う心」「同志を尊敬する心」「師子王の心」。その究極は「師弟不二の心」であるとも教えてくださいました。
 中井 厳しい所に、一番苦闘(くとう)している同志に、勇んで励ましを送る。これが関東の(たましい)であり、伝統です。関東を総立ちとなって、立正安国の対話に挑戦し抜いていきます。
 原田 日蓮大聖人は関東の弟子に、「一生(むな)しく(すご)して万歳(ばんさい)()ゆること(なか)れ」(御書970ページ)と(おお)せになられました。創立100周年へ、一人一人が不屈の「敢闘(かんとう)精神」を燃やして悔いなく戦い抜き、断じて勝利しましょう。

「現場主義」を貫く

 野中 2019年の台風19号の際には、関東地方などで記録的な大雨となり、甚大(じんだい)な被害がありました。
 中井 埼玉と東京を流れる荒川はこの時、荒川第一調節池(埼玉県)が3500万立方メートル分の水をため、下流の氾濫(はんらん)を防ぐことができました。しかし、いつ堤防が決壊(けっかい)してもおかしくないほどの危機でした。
 大高 これを受け、即座に動いたのが公明党です。現地を視察した国会議員が、荒川第一調節池内の貯水池の水を事前放流し、治水の容量を増やすように国会で強く訴えました。
 中井 そして今年2月、国土交通省は、この貯水池から、新たに最大259万立方メートル分の水を事前放流することを決定しました。
 原田 今月24日にも、国土交通大臣が公明党の都議らと荒川、隅田川の治水対策の現状確認のため視察しています。公明党は国と地方のネットワーク(りょく)を生かして、引き続き全力で取り組んでもらいたい。
 永石 台風19号では、多摩川流域の調布、狛江、大田などでも水害がありました。この時も公明都議らが迅速に対応。水位を下げる川底の掘削(くっさく)、堤防最上部の整備事業などの治水対策について、市長らと国土交通大臣に緊急要望を提出し、対策が進められています。
 原田 各所の水門に水位計と監視カメラを取り付け、遠隔で河川の監視ができるようになったのも、公明議員が何度も要望したことによるものです。
 齋藤 この多摩川も今年2月、国土交通大臣が公明都議らと流域を視察し、状況を確認しています。命を守る防災対策が力強く進んでいますね。
 原田 都議会公明党はこれまでも、河川の氾濫を防ぐため、「神田川・環状七号線地下調節池」の設置等を強力に進めてきました。今回の政策目標「チャレンジ(エイト)」でも、同調節池を25年度までに広域化させることを含む計10カ所の調節池の新設を(かか)げています。
 永石 特に中野区の公明都議は、集中豪雨対策で群を抜いています。区内を流れる妙正寺川(みょうしょうじがわ)・神田川の護岸整備や区内への調節池の整備を推進したことで区民生活が守られています。
 原田 公明党は一貫(いっかん)して「防災・減災を政治、社会の主流に」と訴え、数多くの対策を実現してきました。これからも現場第一主義を(つらぬ)き、国と地方の議員が(みつ)連携(れんけい)を取りながら、災害に強い国づくりに力を尽くしてもらいたい。

(2021. 5.27. 聖教新聞)

 

 

<34> 温かな励ましで皆が一歩前進
出席者:原田会長、永石女性部長、石黒第2総東京長、橋口第2総東京女性部長、海沼第2総東京男子部長、井出第2総東京女子部長

 永石 今回は、創価学園・大学などがそびえる、平和・文化・教育の一大拠点(きょてん)、第2総東京のリーダーの皆さんと語り合います。
 橋口 第2総東京の前身である第2東京本部が設置されたのは1971年、創価大学開学の年の11月。今年、50周年の佳節(かせつ)に、皆が自分史上最高の歴史を刻もうと、勇躍(ゆうやく)前進しています。
 石黒 池田先生は、「第2総東京の建設は、第2の創価学会をつくる決心での大事業であった」と語られています。そして、第1次宗門事件の際は、第2総東京にある立川文化会館で、反転攻勢への指揮を執られたのです。
 原田 広宣流布の理想郷(りそうきょう)の建設――これこそが、先生が第2総東京に託された使命です。先生は、ご自身を第2総東京の「初代の本部長」「永遠の本部長」とつづられました。第2総東京の皆さんは、師弟共戦、師弟勝利の模範の実証を示していっていただきたい。

6月は女性輝く月

 永石 6月4日は「世界池田華陽会(かようかい)の日」ですね。女子部の皆さんは各地で、知恵と工夫をこらし、華陽姉妹の(きずな)を強め、対話拡大を大きく進めています。
 井出 はい、毎日5人の友との対話を目標に励んでいるメンバーもいます。また、あるリーダーはオンラインを活用し、同志の決意や挑戦をラジオ番組風に紹介。積極的に自身の奮闘(ふんとう)の模様を報告するメンバーが増えるなど、多くの新しい活動者が育っています。
 永石 10日は「婦人部結成記念日」。70周年の意義深き日を、女性部という新たな名称で迎えます。多くの友が、歓喜(かんき)と成長の姿で勝ち飾れるよう、励ましの輪を広げています。
 橋口 調布総区のある女性部員は、若い頃に学会活動から遠ざかりましたが、お母さんと地域の同志は、彼女の幸福と勝利を祈り続けていました。今年、目の不調を機に、題目に挑戦するとともに、30年ぶりに座談会に出席。やっぱり学会は温かい≠ニ実感し、その後、10人を超える友と仏縁(ぶつえん)を結ぶ対話に励みました。こうした体験が各地で生まれ、地域に喜びの波動が広がっています。
 原田 御書に「南無妙法蓮華経と受け(たも)たん人を守らん功徳(くどく)いくら(ほど)とも(はか)りがたく・めでたき功徳なり神妙(しんみょう)なり」(556ページ)とあります。広布の同志を守り、励ます功徳は絶大です。大切なことは、信心根本に、皆が勇敢(ゆうかん)に一歩前進することです。支え合い、たたえ合いながら、金剛不壊(こんごうふえ)のスクラムで進んでいきましょう。

ネットワークの力

 橋口 今、友人からも改めて、ワクチン確保に尽力した公明党への評価や感謝の声が届いています。
 石黒 昨年7月16日の公明議員の国会質問により、海外ワクチンの確保へ、予備費の活用という道筋(みちすじ)が見えました。その2週間後の31日には、米ファイザー社との基本合意の発表があり、今日の大規模な接種へとつながっていきます。
 海沼 ファイザー製とモデルナ製を合わせ、16歳以上の人口(約1億1000万人)が2回接種する分を上回る、2億4400万回分の供給が確保されたと報じられています。
 原田 昨年11月の国会審議で、首相は7月からの流れを振り返り「(公明党の質問は)必要不可欠なもの」という認識を明らかにしています。
 井出 ワクチン接種が無料になったのも、極めて画期的なことです。コロナ()で、絶対に必要なことであると、公明党が粘り強く訴えて実現に至りました。
 海沼 今、公明党は、接種がスムーズに進むよう、現場レベルでも、多岐(たき)にわたって取り組んでいます。
 橋口 まず、予約受付体制の拡大です。調布市では公明党が、受付電話の大幅な増加やインターネット予約の新設に奮闘(ふんとう)。狛江市では、LINEでの予約を可能にしました。
 永石 目黒区でも、LINEを活用し、予約の最新情報の通知が届く仕組みを公明党が推進しました。
 原田 インターネットでの予約が困難な高齢者をサポートするため、足立区などの公明都議は、区の職員が代行してパソコン等を操作して予約をする、「臨時代行窓口」の開設を要望。効果を発揮しています。
 永石 病気や障がいなどで、接種会場に足を運ぶことが難しい方々も全力で支えています。公明都議の奮闘(ふんとう)もあって、荒川区では、医師、看護師をタクシーに乗せて、要介護者の方などのもとへ派遣する訪問接種を進めています。北区では、要介護認定の方に対する、タクシーなどによる送迎支援を実現しました。
 井出 調布市でも、公明都議と市議の提案で、65歳以上の方へ、帰宅用タクシー利用券の配布を推進しています。
 海沼 接種会場の拡充においても、各地で公明党の議員が活躍しています。
 石黒 大規模会場だけでなく、クリニックなどの個別接種会場も重要ですね。
 原田 大田区でも公明の強い働き掛けで、個別接種会場数が飛躍的に増加。豊島区では、区の施設19カ所を接種チームが回る、巡回接種を行い、移動の負担が少ないと好評です。
 永石 中野区では、公明都議と区議が区に強く要望し、区内146カ所の医療機関を個別接種会場に。高齢者への接種が、国の目標である7月に達成できる見込みとなり、早くも6月中には一般接種(16〜64歳)を開始できると、テレビなどでも放送されています。
 石黒 こうしたワクチン接種は前例がないことで、試行錯誤もありますが、現場の目線に立ち、小さな声に耳を傾ける公明党がいてこそ、的確に進められていると言っていいでしょう。
 原田 接種体制の拡充には、国レベルで進めるべきこともあれば、自治体レベルで決定すべきこともあります。ネットワーク政党′明党の力が、今ほど発揮されている時はありません。とりわけ、現場を知り尽くした地方議員の存在が極めて重要です。全国の公明議員がフル回転して、困難な時代の突破口(とっぱこう)を開いていってほしい。

(2021. 5.31. 聖教新聞)

 

 

<35> 誠実の対話で勝利の波を
出席者:原田会長、永石女性部長、畑東海道長、藤井東海道女性部長、鈴木東海道男子部長、坂本東海道女子部長

  「愛する神奈川の同志よ! 信ずる静岡の同志よ! 『立正安国』の太陽の光は、我らの東海道から一閻浮提(いちえんぶだい)を照らしゆくのだ」――池田先生は随筆で東海道の友に呼び掛けられました。この期待を胸に東海道は今、師弟共戦の誓いに燃えて前進しています。
 永石 5月27日に「部の日」を迎えた神奈川女性部の皆さんも、対話拡大と人材育成に総力を挙げて取り組んでいますね。
 藤井 東京・目黒区出身の女性部本部長は、100人以上の方に対話。この方の本部では、「白ゆりカレッジ」等の小単位の会合にも力を入れ、リーダーがヤング白ゆり世代のメンバーと一緒に動く中、多くの新たな人材が育っています。
 永石 本年、「県の日」50周年を迎える静岡でも、リーダーの徹底した訪問・激励によって多くのエピソードが生まれていますね。
 藤井 本部幹部会の視聴者が統監(とうかん)の9割を超えた地域もあります。その中で、お母さんと一緒に本幹を視聴した未入会の娘さんが内容に感動し、その場で入会を希望されるなど、歓喜(かんき)のドラマが広がっています。
  壮年部も各地で勢いよく前進しています。神奈川は「スーパー・アクション運動」と(しょう)して、副役職者の力も結集し、地区内の励まし体制を強化。皆が団結して迅速(じんそく)な励ましを送り続ける中、新たな活動者が続々と増えています。
 原田 静岡でも、壮年部が日頃から青年部・未来部への訪問・激励に力を注いでいる地域があると伺いました。地道に励ましを送り、共に祈り、行動する。それが人材育成の鉄則です。皆で力を合わせて、若い力を育んでいきたい。

「大本陣」の使命が

 鈴木 東海道男子部は、5月末までの「200万青年大拡大期間」で35万を超える対話を成し遂げ、全国をけん引しました。弁護士として活躍する神奈川・川崎総県の地区リーダーは、信心根本に自身のがんを克服(こくふく)。昨秋に入会へ導いた友人と共に対話に先駆(せんく)し、勇気の波動を広げています。
 坂本 女子部も皆、自身の壁を破る対話に挑戦しています。静岡の伊豆総県では、毎月の小説『新・人間革命』の勉強会を勝利のリズムに前進。看護師である総県女子部長の懸命な励ましで多くの友が奮起し、拡大の(うず)が起こっています。
 永石 青年部の活躍が頼もしいですね。かつて池田先生は、創価学会は「東京」で創立され、「東海道」「関東」で発展してきたと語り、この3方面には「全世界の広宣流布の大本陣たる宿縁(しゅくえん)があり、使命がある」と強調されました。
 原田 東海道の使命は、ますます重大です。日蓮大聖人は神奈川の門下・四条金吾(しじょうきんご)に「教主(きょうしゅ)釈尊(しゃくそん)出世(しゅっせ)本懐(ほんかい)は人の振舞(ふるまい)にて(そうらい)けるぞ」(御書1174ページ)と(おお)せになりました。不屈(ふくつ)の行動と誠実の対話で、立正安国の原点の地・東海道から勝利の波を起こし、新たな「共戦」と「正義」の歴史を刻んでいっていただきたい。

支援策が期限延長

  9都道府県への緊急事態宣言が6月20日まで延長されました。それに伴い政府は、現在の雇用や生活の特例的な支援策の期限延長も決定しました。
 坂本 企業が従業員に支払った休業手当に助成する雇用調整助成金は、助成率や上限額を引き上げる特例措置(日額上限1万5000円)が7月末まで継続。勤務先から休業手当が支払われない人たちへの休業支援金についても、7月末までの延長が決まりました。
 鈴木 また、困窮(こんきゅう)世帯への支援としては、家賃相当額を補助する住居確保給付金の再支給(3カ月)の申請が9月末まで延長。無利子で生活資金を借りられる緊急小口資金と総合支援資金の特例貸し付けについても、申請期限が8月末までになりました。
  これらの支援策は昨年、公明党の訴えで実現し、長引くコロナ()に伴って延長されてきたものですね。
 坂本 さらに政府は、特例貸し付けの限度額に達したなどの理由から、これ以上の支援を受けられない困窮世帯を主な対象として、3カ月で最大30万円の新たな支援金を支給することも発表しました。
 藤井 この支援策も、公明党が先月27日に政府へ申し入れた緊急提言の内容が反映されたものです。
 原田 これまでも公明党は「一律(いちりつ)10万円給付」をはじめ、売り上げが大幅に減った中小企業への「持続化給付金」や「家賃支援給付金」の創設をリードするなど、数多くの支援策を打ち出してきました。現場の声を即座に国政に届け、政策に反映できる議員のネットワーク(りょく)こそ、他党にない公明党の持ち味です。
 永石 また東京都では今回、映画館や博物館などを対象にした都独自の休業要請(ようせい)緩和(かんわ)し、営業時間の短縮に切り替えることになりました。これも都議会公明党が文化芸術関連の団体の切実な声を基に、都知事に緊急要望を出したことによって実ったものです。
 藤井 緊急事態舞台芸術ネットワークの伊藤達哉事務局長は「(公明党議員に)業界の実情をきめ細かく把握(はあく)していただき、心強く、大変感謝しています」とコメントしていましたね。
 鈴木 そうした声は(いた)る所から聞こえてきます。東京大学大学院の松井彰彦教授は「何千、何万とある弱者の立場に寄り添いながら、それを実際に政策に生かせる政党は公明党しかない」(月刊誌「第三文明」4月号)と強調していました。
 原田 コロナ過が長引く中、一人に寄り添い、声なき声を形にしていく公明党の存在が、今ほど求められている時はありません。公明党が敏感に国民のニーズを察知し、命と暮らしを守る政策の実現へ、さらに力を尽くしてもらいたい。

(2021. 6. 3. 聖教新聞)

 

 

<36> 立正安国こそ仏法者の実践
出席者:原田会長、永石女性部長、萩本総東京長、河合総東京女性部長、志賀青年部長、前島総東京青年部長

 永石 気温が上がり、25度以上の夏日が増え、30度を超す日も出てきました。自分は大丈夫≠ニいう油断を(はい)し、早めの熱中症対策を行っていきましょう。
 河合 熱中症対策のポイントは、「暑さを避ける」ことと「小まめな水分補給」です。
 萩本 熱中症予防として、環境省と厚生労働省によれば、屋外で周囲の人と2メートル以上の距離が離れていれば、マスクは外しても構いません。気温や湿度が高い時は、特に注意が必要です。コロナ対策との両立を心掛けていきたいですね。
 原田 信心(そく)生活です。強盛(ごうじょう)な祈りを根本(こんぽん)に、聡明(そうめい)に体調管理をし、健康第一、無事故第一で前進していきましょう。

平和な社会を築く

 志賀 さて、東京都議選(6月25日告示、7月4日投票)の告示まで18日となりました。もともと都議選は統一地方選として、4月に行われていましたね。
 萩本 そうです。小説『新・人間革命』第10巻「言論城(げんろんじょう)」の章に、その経緯がつづられています。
 原田 公明党が結党された、1964年当時の都議会は、なれ合いと金権政治が横行していました。翌65年に、議長選を巡る贈収賄(ぞうしゅうわい)事件で、議員が10人以上も逮捕されたほどでした。
 萩本 公明党は政治への信頼を取り戻そうと、リコール運動を起こしました。保身(ほしん)に走り、辞職を(こば)む他党議員を押し切り、議会を解散に導き、7月23日、出直し選挙が行われたのです。公明党なら政治改革ができる≠ニの実感を、多くの人が(いだ)いた出来事でした。
 永石 大衆(たいしゅう)の声を政治に届けることを信条とする、公明党ならではですね。
 前島 政治は本来、国民のためにあります。その意味で、特に青年が政治に強い関心を持ち、積極的に関わっていくことが求められていると思います。
 原田 戸田先生は、「社会の不幸に目をつぶって、宗教の世界に閉じこもり、安閑(あんかん)とただ題目を唱えているだけなら、大聖人の立正安国の御精神に反している。この世の悲惨をなくす。不幸をなくす。人権を、人間の尊厳(そんげん)を守る。平和な社会を築いていく。そのなかにこそ、仏法の実践(じっせん)があるのだ」と語られました。そこに私たちの、社会貢献の運動の根本精神があります。
 河合 最近では、公明党がリードして海外の新型コロナワクチンの十分な確保が進みました。専門家や識者は高く評価しています。
 前島 日本感染症学会理事長などを歴任された、東京大学の岩本愛吉名誉教授は、「公明党は科学的な知見(ちけん)を重視しながらワクチンや治療薬の確保に取り組み、前進させてくれました。副反応の報告が迅速(じんそく)に収集され、適切に対応されるよう、党として政府に体制を強化させたことは、大変に重要」と語っています。
 志賀 長崎大学の河野茂学長は、「公明党は、今や主流になっている唾液(だえき)のPCR検査やパルスオキシメーターを用いて療養の可否を判断することを提案し、実現させました。専門家の見解を重視しながら政府に適切に提言し、迅速に実現させる行動力に感謝しています。今後も対策の前進へ共に協力していきたい」とコメントしています。
 萩本 公明党は全力で国民の期待に応えてもらいたい。こういう時だからこそ、私たちも一層、真剣に支援していきたい。
 原田 思えば、日蓮大聖人の立正安国の戦いは、民衆が感染症や天災などに苦しむ中で、世の悲惨をなくし、民衆を守るために起こされました。次元は異なりますが、困難な時代にあって、私たちは仏法者として四表(しひょう)静謐(せいひつ)≠祈り、自他共の幸福のため、打って出ていきましょう。

わずか半年で形に

 志賀 私の友人は、都議会公明党の政策目標、「チャレンジ8」(5日付10面参照)の中の無償化(むしょうか)=\―「0〜2歳児 第2子の保育料」「高校3年生までの医療費」「肺炎球菌ワクチン」の無償化の実現を期待していると、エールを送ってくれました。
 前島 4年前の都議選で、公明党が公約に(かか)げ、実現した「私立高校授業料の実質無償化」は今、全国に広がっています。
 原田 東京では当初、年収約760万円未満世帯が対象だったのが昨年、約910万円未満世帯にまで拡大。今、多くの人から「助かった」と感謝されています。
 河合 私の友人は、15年前に公明党の提案で実現された「財政の見える化」によるムダ削減で、都の財政が立て直された話を知り、本当に感心していました。
 前島 民間企業並みの新公会計制度を、全国の自治体で初めて導入。都の事業を見直し、財政調整基金も2019年度には9300億円まで積み立てることができたのです。
 志賀 そして、今年度も事業評価により、1110億円を確保。それらの財源が、医療体制の拡充や生活応援事業など、今のコロナ対策に充当されています。
 永石 先日の都議会本会議で、全都立高校の女性用トイレに生理用品を配備する事業を、9月から実施することが決まりました。これも、生理用品の負担軽減を目指す任意団体「#みんなの生理」(谷口歩実共同代表)から要望を受けたことを機に、公明党が強力に推進してきたものです。
 河合 都議会では3月の予算特別委員会で訴えました。わずか半年で具体的に形になり、さすが実現力の公明党≠ニ、友人からも評価の声が届いています。
 永石 このコロナ()で都議会公明党は都知事などに計49回397項目にわたる緊急要望を行い、ワクチン接種後の副反応に備えた24時間体制の電話相談窓口の設置や、コロナ後遺症に悩む人のための電話相談も推進するなど、数多くの取り組みを実現してきました。
 原田 公明党は長年、まさに都政の(かなめ)として働いてきました。政治は結果です。公明党は立党精神を片時(かたとき)も忘れることなく、政治改革と生活者のための重要な政策を、これからも着実に実現していってもらいたい。

(2021. 6. 7. 聖教新聞)

 

 

<37> 地球の明日照らす創価の太陽
出席者:原田会長、永石女性部長、沼倉女性部書記長、西方男子部長、大串女子部長

 原田 本日は、婦人部結成70周年です。「女性部」として新たなスクラムで、広布のため、立正安国のために奮闘(ふんとう)してくださっている皆さまに、心から感謝いたします。
 沼倉 この佳節(かせつ)を「女性部」として迎えられることに喜びでいっぱいです。今日まで続いた「前進月間」では、女子部の皆さんと一体となった「サン?フラワー キャンペーン」を活動の柱に、一人一人が自身の壁を破る勇気の対話と励ましに取り組んできました。
 大串 女性部の先輩方から温かな励ましをいただきながら、女子部も7月の結成記念日に向かって元気よく対話に挑戦しています。いつも本当にありがとうございます。
 原田 日蓮大聖人は、「(いくさ)には(だい)将軍(しょうぐん)(たましい)とす大将軍をくしぬれば歩兵(つわもの)臆病(おくびょう)なり」(御書1219ページ)と(おお)せになりました。この御聖訓(ごせいくん)が送られたのは、一人の女性門下に対してです。大聖人は、女性の偉大な力を最大に尊重され、勇気に燃え立つ広布の大将軍≠ニして、絶大な信頼を寄せられたのです。現代の世界広布も、まさしく女性部の方々が先駆(せんく)となって切り開いてくださっています。
 永石 池田先生は随筆で、「『創価の太陽』のスクラムよ、どんなに時代の苦悩の夜が暗くとも、一つ一つ変毒為薬(へんどくいやく)して(やみ)を打ち払い、地球の明日を照らし晴らしてくれ(たま)え!」と、女性に対して万感の期待を寄せてくださいました。いかなる闇をも打ち払う強き誓願(せいがん)の祈りと行動で、新たな広布の歴史を築いていきます。

東京発の実績多数

 沼倉 公明党はこれまで、女性の健康や暮らし、子育て支援など、女性の活躍をサポートする政策を数多く前進させてきました。その多くが、東京都議会から生まれています。
 原田 今では当たり前のようになった児童手当や子ども医療費の無料化、さらに私立高校授業料の実質無償化なども、東京発≠ナ国を動かした実績です。
 大串 女性特有の病気に女性医師が対応する「女性専用外来」も、都議会公明党の主張で実現し、全国に広がっていった施策(しさく)の一つです。
 沼倉 都議会公明党は2002年、他党に先駆けて女性専用外来の開設を提案。その結果、04年までに三つの都立病院で設置が実現しました。
 永石 中でも豊島区の都立大塚病院では、よりきめ細かな支援を行う「女性総合外来」を19年に開設。女性医療コンシェルジュ(専任の助産師や看護師)の配置など、医療提供体制の充実を促進しています。
 西方 待機児童の解消についても、都議会公明党の活躍で大きく前進しています。用地の確保が難しい目黒区の状況を踏まえ、公明都議の尽力(じんりょく)により、民有地を保育所向けに貸し付けた際に固定資産税・都市計画税を最長で5年間全額免除する全国初の制度を創設。この制度などを活用した結果、目黒区の保育所は倍増し、かつて全国ワースト3だった待機児童数が0になりました。
 沼倉 さらに都内で働く保育士の賃金や家賃補助も、都議会公明党の訴えで大きく拡充。こうした取り組みによって、2010年度で8000人を超えていた東京都の待機児童数は、今年4月時点の集計で1000人を下回っていると見込まれています。
 西方 日本こども育成協議会の廣島清次会長は、「都議会公明党は、土地や建物といったハード面から、保育士の処遇改善といったソフト面まで、現場の事業者が本当に必要な政策を提言し、都の支援策に反映してくれた。待機児童解消が大きく進んだのも、そうした実効性のある制度の存在が大きい」(5日付「公明新聞」)と語っていました。こうした評価の声が各所から届いています。

「一番頼りになる」

 原田 妊娠・出産から育児まで切れ目なく支援を行う「子育て世代包括(ほうかつ)支援センター(日本版ネウボラ)」の設置も、公明党が力強くリードしてきました。
 永石 東京都は都議会公明党の推進によって15年度から、保健師の配置や産後ケア事業を行う市区町村の費用を補助する「ゆりかご・とうきょう事業」(東京版ネウボラ)を開始。調布市、中野区、豊島区などが先行して実施しました。
 西方 中野区では、産後の母親の自宅に専門家を派遣し、赤ちゃんのケアを含む育児相談にも応じています。豊島区では、面談した妊婦に「おくるみセット」か「マタニティーフォトの撮影券」を、出産後には、誕生祝いとして積み木や人形を贈呈(ぞうてい)するなど、各地で工夫を凝らした支援策を展開し、多くの子育て世代から喜ばれています。
 大串 20年度からは、同事業に家事育児サポーターの派遣や多胎児(たたいじ)家庭への支援を盛り込んだ「とうきょうママパパ応援事業」が始まりました。都議会公明党の強力な推進によって、その予算規模が今年度、53自治体から62自治体(都内全区市町村分)に拡充されました。
 永石 他にも、子どもの入院・通院にかかる医療費の助成や「女性専用車両」の導入・拡大、女性の視点からまとめたハンドブック「東京くらし防災」の発行・無料配布の実現など、公明党には女性や子育て世代のための政策・実績が数多くあります。
 西方 コロナ()においても都議会公明党は、出産応援として子ども1人当たり10万円分の育児用品などを提供する事業も実現。流産・死産を繰り返す不育症(ふいくしょう)や不妊症の検査費でも、都独自の支援を推進しました。
 大串 さらに、出産や子育てなどで離職した女性の再就職を支援する「女性しごと応援テラス」や、コロナ過で失業して住まいを失った女性らに対して、住む場所や就労に関する相談に応じる女性専用の電話窓口の設置なども進めました。私の友人も「公明党が一番、女性の味方で頼りになるね」と話していました。
 原田 公明党には、暮らしの現場に精通した920人を超える女性議員が全国に存在します。だからこそ女性の声を吸い上げ、女性ならではの視点で政策を着実に形にできるのです。女性が安心して暮らし、活躍できる社会の実現のため、公明党はさらに力を合わせて頑張ってもらいたい。

(2021. 6.10. 聖教新聞)

 

 

<38> 一人の前進が勝利の突破口に
出席者:原田会長、永石女性部長、志賀青年部長、西方男子部長、大串女子部長

 大串 関東甲信地方も「梅雨入りしたとみられる」と発表されました。雨天時はいつも以上に交通安全を心掛けていきましょう。
 志賀 雨の影響で、視界が悪くなり、路面も滑りやすくなります。車の運転時は、早めの減速、早めのライト点灯が大切です。
 永石 自転車の傘差し運転は厳禁です。歩行者も、転倒などに注意を払っていきたいですね。
 原田 御書には、「心にふかき・えうじん(用心)あるべし」(1176ページ)とあります。忙しいときほど注意が必要です。強盛ごうじょうな祈りを根本(こんぽん)に、絶対無事故で(ほが)らかに前進していきましょう。

勇気は「伝播」する

 大串 今、各地で、限界突破の対話拡大のドラマが広がっています。あの人には無理だ∞この人に言っても分かってもらえないだろう≠ネどといった弱気な思いを打ち破り、新たな理解の輪を広げることができた、そんな歓喜(かんき)の報告が相次いでいます。
 原田 誠実に語っても、良い反応ばかりではないかもしれません。しかし、自他共の幸福を願い、社会の安穏(あんのん)を願うその心は、必ず相手の心に届く。信頼と友情が生まれます。大切なのは勇気の一歩、挑戦の一歩です。
 西方 勇気は伝播(でんぱ)します。一人の勇気のエピソードは、新たな一人の勇気の一歩を呼び起こします。
 永石 一人一人の小さな勝利の積み重ねこそが、広宣流布の直道(じきどう)です。御書にも、「一は万が母」(498ページ)、「竹の(ふし)を一つ(わり)ぬれば()の節(また)()るるが(ごと)し」(1046ページ)等と、一歩一歩の前進≠フ大切さが繰り返し訴えられています。
 原田 信心は「本因妙(ほんいんみょう)」です。「今ここから」です。池田先生は、「題目の師子吼(ししく)を唱え、まず一歩を踏み出してみることだ。そこから新しい世界が生まれる。信心は年数では決まらない。『いよいよ』という心の勢いで決まる。『たゆまぬ』行動の持続で決まる」とつづられています。青年と共に、青年の心で、皆が歴史に残る広布拡大の金字塔(きんじとう)を打ち立てていきましょう。

野党の変心に批判

 永石 東京都議会公明党は7日、記者会見を開き、「新型コロナ対策」、3つの無償化(むしょうか)を含む「チャレンジ(エイト)」、「身を切る改革」が盛り込まれた重点政策を発表しました。
 志賀 新型コロナのワクチン接種は今、加速して進んでいます。今月10日時点で、1回以上接種した人は人口の1割を超えました。東京でも早い地域では64歳以下の人たちに接種券が送られ始め、中野区、墨田区では今月末には一般接種が開始されます。
 西方 私も接種券を受け取りました。東京、大阪の大規模接種会場では、きょう17日から、対象が64歳以下の一般の人たちにも拡大されました。
 大串 そうした中、都議会公明党が、若者向けの大規模接種会場の設置を呼び掛けている点は重要です。
 原田 1日当たりの感染者数が最も多く、行動範囲も広い20代で、希望する人を対象に、医療人材派遣会社を活用して接種を行うべきであると、公明都議が今月、都議会の定例会本会議で強く提案したものです。
 永石 都知事も、「専門家から20代の若者などへの接種も選択肢の一つと(うかが)っている」と答弁し、区市町村と調整する方針を示し、医療人材派遣会社の活用も進めることになりました。
 原田 振り返ってみれば、海外ワクチンの確保が遅れていた時に、公明党が昨年7月の国会質問で、政府から予備費活用の方針を引き出した。さらに、万が一、副反応で健康被害が出たときは国が補償する制度を「検討する」との政府答弁も得た。その結果、質問のわずか2週間後に米ファイザー社との基本合意が発表されたのです。また、公明党が無料接種を強く提言し、実現したことが大きい。
 永石 もしも無料でなければ、受けないという人は多かったと思います。迅速(じんそく)な接種の推進に必要不可欠な政策でした。
 大串 さらに公明党は、円滑(えんかつ)な接種実現に向けても奮闘(ふんとう)。都議会公明党も、予約受け付け体制の拡大、接種会場に足を運ぶことが困難な方へのサポート、接種会場の拡充等と、多岐(たき)にわたって尽力してきました。
 志賀 一方で、野党は、日本は接種が遅れている。政府の失策だ≠ネどと吹聴(ふいちょう)しています。しかし、昨年12月に成立した改正予防接種法の審議の際、ワクチンの承認に慎重な対応を求めていたのが、立憲民主党や日本共産党です。
 永石 そのことは、5月30日付の産経新聞でも、「野党 接種加速に『変心』 承認に慎重だったはずが…」との見出しで取り上げられていました。
 志賀 そう、立憲民主は「日本人における有効性、安全性を十分に確認しないまま、海外の臨床(りんしょう)試験データのみをもって承認を行う特例承認は、今回のワクチン承認にはそぐわない」(昨年11月10日の衆院本会議)などと主張していた。
 菅首相は9日、立憲民主党代表との党首討論で、「日本は野党からも強い要望があった中で国内治験(ちけん)をやったことで、世界から見れば(承認・接種がおおむね)3カ月遅れている」と反論していました。
 西方 さらに共産党は、現実的には実施が難しく、行ったとしても長大な時間と労力がかかる、国内での大規模臨床試験(第3相試験)を実施すべきと主張していたのです。
 志賀 もし共産が言うように、第3相試験の結果を待っていたら、いまだに承認すらされていないでしょう。それどころか共産は、そのワクチン接種に不可欠な予算を含んだ、昨年度の第2次補正予算、第3次補正予算に反対したのです。
 西方 にもかかわらず、今になって「日本では接種が非常に遅れている。接種回数で世界128位」などと、党首を先頭に政府を批判しているのだから(あき)れる。産経新聞の記事には「今になって早くやれというのはおかしくないか」との政府関係者の声も掲載されていました。
 原田 戸田先生は「政治は技術である」と言われました。一面で政治とは、より良き方向へ、合意をつくり、前へ進める技術です。特にコロナ()の今、国民の生命と暮らしを守るため、政治には党利党略ではなく、責任ある姿勢、行動が求められる。私たちは、そうした点を(するど)く見ていきたい。

(2021. 6.17. 聖教新聞)

 

 

<39> 誠実な振る舞いが信頼広げる
出席者:原田会長、永石女性部長、志賀青年部長、西方男子部長、大串女子部長

 原田 6月25日は「団地部の日」です。今、全国各地で団地部の皆さまは、懸命に励ましの声掛けを進めるとともに、尊き地域貢献(こうけん)を重ねて信頼と友情の輪を広げられています。
 永石 団地の役員などの立場で模範(もはん)の活躍をされている方も大勢いらっしゃいます。高齢化など、今の社会の縮図(しゅくず)≠ニもいえる団地の中で、友の幸福と地域の繁栄を祈り行動する誠実な振る舞いに、私たちも日々、学ばせていただいています。
 大串 池田先生は随筆で「団地は一つの『世界』であり、小さな『合衆国』といってよい。まさに民衆の共生の城なのだ」「現代に『立正安国』の原理を推進するモデルこそ、わが団地部の皆様だ」と最大にたたえられていますね。
 原田 御聖訓(ごせいくん)に「()(くに)の仏法は貴辺(きへん)にまかせたてまつり(そうろう)ぞ」(御書1467ページ)とあります。どうか健康第一、無事故第一で、お一人お一人が今いる場所で希望の存在と輝き、自他共の幸福の連帯を拡大していってください。私たちも団地部の皆さまの活動を最大に応援していきます。

慈悲の政治実現へ

 永石 私たちは庶民のための慈悲(じひ)の政治、生命尊厳(そんげん)を守る政治を願い、支援活動をしてきました。今のコロナ()で、公明党が海外ワクチンの確保の道筋(みちすじ)をつけたことも大きな誇りです。
 原田 昨年7月、医師でもある公明党参議院議員が財源の見通しをつける政府答弁を引き出したことから、海外の製薬会社との交渉、合意、契約へと進展しました。これも、公明党が与党にいるからこその大事なかじ取りでした。
 志賀 菅首相も昨年11月の国会答弁で、公明党の提案が海外ワクチン確保を進める上で「必要不可欠なもの」と明言していました。
 原田 日本感染症学会理事長などを歴任した東京大学の岩本愛吉名誉教授は、「公明党は科学的な知見を重視しながらワクチンや治療薬の確保に取り組み、前進させてくれました。副反応の報告が迅速(じんそく)に収集され、適切に対応されるよう、党として政府に体制を強化させたことは、大変に重要」と評価していました。まさに公明党が、海外ワクチン確保・接種の基盤(きばん)をつくってきたのです。
 西方 接種はさらに加速しています。先週から東京と大阪の大規模接種センターでの18〜64歳の接種が始まりました。企業・大学等での「職域(しょくいき)接種」も今日から本格的に始まり、3000カ所以上で行われます。
 志賀 この職域接種についても、公明党が2月の緊急提言で政府に求めていたものです。接種を(にな)う自治体の負担軽減と接種全体の加速化につながる重要な取り組みです。
 永石 今後、とりわけ力を入れるべきは、日本の雇用の7割を占める中小企業による接種です。公明党の山口代表は8日の会見で、「中小企業が共同して(同一会場で)1000人を超える単位の接種を考えても良いのではないか」と訴えました。ぜひ進めてもらいたいと思います。
 大串 各自治体での迅速、円滑(えんかつ)な接種の推進にも公明党は奮闘しています。東京・目黒区では、公明都議と区議との連携(れんけい)で、区の公式LINEアカウントを活用し、予約枠が大幅に拡充された際などにお知らせが届くようにしました。その成果もあり、高齢者への1回目のワクチン接種率が11日時点で全国3位と報道されました。
 志賀 豊島区では個別・集団接種と、区内19の「区民ひろば」を活用した巡回接種を組み合わせ、高齢者の1回目接種率は全国トップクラスの60%を超えています。これも公明都議と区議が推進した成果です。
 大串 中野区は、東京23区最速で、28日から一般接種(16〜64歳)を開始します。公明都議が接種体制強化に奔走(ほんそう)したからこその結果です。22日からは保育士や幼稚園教諭、訪問介護事業所の従業者への接種も先行してスタートします。
 西方 調布市では65歳以上の高齢者に、集団接種会場などからの帰宅時に使えるタクシー利用券が配布されています。また(となり)の狛江市では、市の公式LINEアカウントからスムーズな接種予約ができるようになりました。これらも、公明都議と市議の訴えで実現したものです。
 原田 こうして接種が進んでいるのは、公明党がワクチンの無料化を強く訴え続け、国の全額負担に導いたことも大きい。ともかく政府は、今目指している11月までの希望者全員のワクチン接種完了へ、各市区町村などの実情に応じた支援を着実に進めながら、総力を挙げて取り組んでいってもらいたい。

手のひら返す野党

 志賀 そうした中、野党は国会で「どうしてこんなに遅いんですか。接種が」(立憲民主党の議員)などと言っている。しかし、6月6日付の読売新聞によると、「立民は昨年末の国会審議で、ワクチン承認に慎重な対応を求めた経緯(けいい)」があり、立憲民主党からも、接種が遅いなどと追及するのは「有権者に『変節(へんせつ)』と非難され、選挙に響くのでは」と懸念(けねん)する声すら上がっています。
 西方 共産党にいたっては昨年11月、衆院厚労委では「新薬をスピード認可して痛い目にあったことがある。大変な事態が起きない保証はない」と、参院厚労委では「根拠(こんきょ)をもって安全性、有効性を高めてきたやり方を特例承認といって飛ばすことになる。その承認が国民の理解を得られるのか」(産経新聞5月30日付)などと、海外ワクチン承認にブレーキをかけるような発言ばかりしていた。
 志賀 しかも共産党は、接種に必要不可欠な経費を計上した昨年度の第2次、第3次補正予算の両方に反対した。ところが手のひらを返すように、ワクチン接種で「日本は大きく立ち遅れている」などと、恥ずかしげもなく批判している。
 西方 だから「野党 接種加速に『変心』 承認に慎重だったはずが……」(同)などと新聞にも報じられるのです。
 原田 政治家には国民生活を守る重い責任がある。今求められるのは、国民のために汗をかいて働く、実現力のある政治です。それをできるのは、これまでの数々の実績が証明するように公明党しかない。今後も、他党にはない地方と国政の団結という強みを生かしながら、確かな政策と実行力で国民の期待に応え、働き抜いてもらいたい。

(2021. 6.21. 聖教新聞)

 

 

<40> 強き一念が勝利を切り開く
出席者:原田会長、永石女性部長、志賀青年部長、大串女子部長、前島総東京青年部長

 原田 かつて池田先生は、ロシアの文豪(ぶんごう)・トルストイの小説『戦争と平和』の一節を通し、指導されました。それは「戦いに勝つのは、必ず勝とうと(かた)く決心した者だ」(米川正夫訳、岩波文庫)です。私たちも、それぞれの課題、目標に、「絶対に勝つ!」と一念を定め、勇敢(ゆうかん)に進んでまいりたい。
 志賀 (きた)る7月は、立正安国の月、青年の月、師弟の月です。私たちは全てに勝利していきます。
 大串 思えば、日蓮大聖人は、災害や疫病(えきびょう)等に直面する時代社会にあって、民衆の苦悩に同苦され、立正安国の大法戦を展開されました。
 永石 今、未聞(みもん)の試練の中、全国の同志も社会の安穏(あんのん)を強く祈り、友のため、地域のため、社会のために生命尊厳(そんげん)哲理(てつり)(かか)げて、語り、行動しています。
 原田 立正安国の戦いは、正義の言論闘争です。大聖人は「言わずんばある()からず」(御書17ページ)と師子吼(ししく)されました。この御本仏(ごほんぶつ)(つら)なる私たちは、勇気の声、正義の声、情熱の声、確信の声で、悪や欺瞞(ぎまん)を打ち破り、新時代を開いてまいりたい。一人一人が、破邪顕正(はじゃけんせい)の勇者≠ニなって、聡明(そうめい)に、(ほが)らかに、戦っていきましょう。

都議選あす「告示」

 前島 明日、東京都議選が告示日を迎えます(7月4日投票)。
 原田 選挙は住民の代表を決める民主主義の根幹(こんかん)をなすものです。感染症対策を万全に行いながら国民の権利を行使していきたい。
 永石 期日前投票は回を重ねるごとに、増加傾向にあります。告示翌日からは、毎日が投票日≠ニの認識が定着してきています。
 志賀 また、告示日から投票日前日(3日)までは、一般有権者がライン、フェイスブック、ツイッターなどのSNSで特定の候補者への投票依頼ができます。ただし、電子メールでの投票依頼は禁止です。
 前島 電子メールでの投票依頼などの選挙運動が許されるのは候補者、政党等だけです。また、投票日当日(4日)は投票依頼は一切禁止されています。
 大串 私たちの支援する公明党はコロナ()において、これまで、首都・東京で、49回397項目にわたる緊急要望を知事また都に対して行い、その9割以上が前進、実現しています。
 前島 事業者支援では、国の月次支援金の対象が売上高50%以上減少の事業者であることから、売上高30%以上減少でも支給する都独自の給付金を提案。この要望を踏まえた給付金の創設などを柱とする都の補正予算が、6月7日に成立しました。
 原田 山口代表は今回の都議選の意義について、コロナ過をどう乗り越え、「日本経済の心臓部」といわれる東京のけん引力を高めるためにどうするのか、「こうした課題解決をどの政党、政治家に託すのかが問われます」と語っています。公明党は全力で戦い、勝利して、都民、支持者の期待に応えてもらいたい。

無責任野党に批判

 永石 1回目のワクチン接種を終えた人たちが、私の周りにも増えてきました。「ワクチンの無料化は本当にありがたい! 迷わず接種を希望しました」と、各地で公明党への感謝の声が数多く聞かれます。
 大串 地域や病院で違いはありますが、ワクチンには一定の自己負担があるのが普通です。例えばインフルエンザは、助成がない場合は1回3000円〜5000円ほど。肺炎球菌ワクチンも、公明党の推進によって公費助成されるまでは8000円前後でした。
 原田 しかし、今回の感染拡大は、国難とも言うべきものです。従って公明党は、ワクチン接種を迅速(じんそく)に、公平に進めるためには国が全額負担することが必要不可欠であると、国会で粘り強く訴えました。その結果、希望者全員に対するワクチンの無料接種が実現したのです。これは極めてまれなことです。
 志賀 一方で、そうした費用が盛り込まれた予算案に反対したのが日本共産党です。共産党は、ワクチン接種の体制整備や実施に必要な費用が計上された2020年度の第2次補正予算、第3次補正予算の両方に、主要会派で唯一(ゆいいつ)反対をしました。
 前島 また、海外ワクチンを確保するためにかかる費用も、共産党が反対した20年度の第2次補正予算や21年度予算などに計上された予備費から支出されています。
 志賀 しかも共産党は、昨年11月の国会で、さんざんワクチン承認について懸念(けねん)を示すだけでなく、実際に行えば長大な時間がかかる国内での大規模臨床(りんしょう)試験(第3相試験)の実施を強く要求していた。
 前島 その通りにしていれば、円滑(えんかつ)な接種どころか、今なお承認すらされていない。にもかかわらず、機関紙に大きく「ワクチン急いで」と、政府を批判する見出しを(かか)げている始末。あまりにも無責任だ。
 大串 ワクチンの承認や接種の開始が遅れたのは、昨年の改正予防接種法の審議で、立憲民主党や共産党が承認に慎重な対応を求めた結果です。菅首相が9日の党首討論で、「日本は野党からも強い要望があった中で国内治験(ちけん)をやったことで、世界から見れば(承認・接種がおおむね)3カ月遅れている」と指摘した通りです。
 志賀 立憲民主、共産のワクチン対応は、ニュースサイト「アエラドット」(17日配信)でも、「戦犯」「ポンコツ過ぎた」と厳しく評されていました。
 永石 円滑・迅速な接種に加え、公明党は、ワクチン接種後の副反応が出た方やコロナ後遺症に悩む人たちへのサポートにも、全力を注いでいます。都議会公明党は電話相談窓口の設置なども実現しました。
 原田 論語(ろんご)に「(たみ)、信なくば立たず」とあります。民衆の信頼なくしては、政治は成り立ちません。政治家の責任ある言動を、国民はじっと見ています。公明党の議員は、この危機の時代を乗り越えるため、愚直(ぐちょく)なまでに国民一人一人に尽くし、懸命に働き抜いてもらいたい。

(2021. 6.24. 聖教新聞)