< 座談会 >

創立100周年へ――  

  希望の橋を架ける

 


 

 

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師子王の心で民衆勝利の凱歌
執念の対話拡大で壁を破れ!
異体同心の前進さらに
仏縁を広げる真心の対話を
心通う有意義な友好対話を
共に挑戦、共に成長の夏に
「立正安国」の闘争に先駆
勇気の信心で先駆の実証!
友情の拡大が仏縁の拡大
自分史上、最高の拡大を!

 

 

 

 

<41> 師子王の心で民衆勝利の凱歌
出席者:原田会長、永石女性部長、志賀青年部長、樺澤学生部長、林女子学生部長

 永石 全国の同志が今、立正安国の使命に燃えて、祈り、対話拡大に奮闘しています。
 志賀 男女学生部も、6月30日の結成記念日に向け、「正義の対話拡大月間」をばく進中です。今春に入学した大学1年生をはじめ新たな人材が各地で躍動(やくどう)し、英知と友情のスクラムを広げています。
 樺沢 学生部の結成は1957年、民衆による民衆のための新たな運動の台頭を恐れ、既成(きせい)権力が迫害(はくがい)を加えてきた「夕張炭労事件」「大阪事件」の渦中(かちゅう)でした。先生はそのことに触れ、「民衆の凱歌(がいか)先駆(せんく)に、身をゆだねることこそ、君たちの誕生の意義である」と語られています。
  常に民衆の(がわ)に立ち、庶民を守る――これが学生部の永遠の使命です。「先駆」の誇りを胸に正義の陣列(じんれつ)を広げ、広布の未来を切り開いていきます。
 原田 御聖訓(ごせいくん)に「各各(おのおの)師子王(ししおう)の心を取り(いだ)して・いかに人をどすともをづる(こと)なかれ」(御書1190ページ)と(おお)せです。学会はこの「師子王の心」で戦い、勝ってきました。私たちは、学生部そして青年部と共に立正安国の師子吼(ししく)(とどろ)かせ、新たな民衆勝利の歴史を築いていきましょう。

最後まで語り抜く

 永石 今回の都議選では、コロナ()の対応と克服(こくふく)が焦点です。この点、公明党には他の追随(ついずい)を許さない実績と政策があります。
 原田 都議会公明党は、都知事らに計49回397項目の緊急要望を行っています。コロナ専用病院の開設や後遺症の電話相談、ワクチン接種の加速化へ打ち手♀m保のための協力金事業の創設、都独自の大規模接種など、数多くの施策(しさく)を実現してきました。
 樺澤 また、休業要請(ようせい)に応じた店舗、事業者、商業施設等への協力金支給など、経済対策にも全力を挙げてきました。すでに要望のほとんどが実施、実現されていますね。
  他にも私立高校授業料の実質無償化、学校体育館へのエアコン設置拡大、議員報酬20%削減などを重ねて主張し、都知事と都を動かしてきました。都市型の豪雨災害に備え、河川の護岸整備や調節池の整備を進めたのも公明党です。
 原田 こうした政策実現のための財源確保も、公明党が主導して進めてきました。公明党の強い主張により、都は2006年度から民間企業並みの新公会計制度を全国の自治体で初めて導入。07年度末までに約1兆円の隠れ借金≠解消することができました。また都の全事業を見直すことで、この15年間で6500億円ものムダ削減ができました。
  今年度も事業評価制度によって1110億円を確保し、それらの財源がコロナ対策にも使われていますね。
 永石 今回の都議選に当たって公明党は、第2子の保育料無償化、高校3年生までに医療費無償化、高齢者の肺炎を予防する肺炎球菌ワクチン接種の無償化の実現を目指します。その「3つの無償化」をはじめとする「チャレンジ(エイト)」のほか、議員報酬20%削減の継続なども(かか)げています。
 樺澤 前回の都議選に関する世論調査によれば、投票日に投票した人の64.5%が、選挙期間中に投票する候補者を決めています。つまり、投票先を「これから決める」人も多くいるということです。
 原田 勝敗を決するのは、断じて(あきら)めない勇気と執念(しゅうねん)の行動です。公明議員も候補も、豊富な実績や政策を最後の最後まで語り抜き、有権者の心に響く訴えを続けてほしい。そして必ず勝利し、都民の期待に応えてもらいたい。

待機児童ゼロ推進

 志賀 一方、6月2日の都議会本会議で、共産党の実績なるもの≠ェ真っ赤なウソであることが明らかになりました。
 樺沢 共産党は都内での認可保育所を増やしたのは実績だ≠ニ盛んに宣伝しています。その理由は、13年の都議選で議席を伸ばした後に出した条例案を契機に「都政は認可保育所増設の方向にかじを切った」からだと主張していました。
 志賀 これは、とんでもない「デマ宣伝」です。共産党の主張について、公明都議が都議会本会議で都側に事実確認したところ、あくまで都は保育サービスを整備する区市町村の取り組みの支援をしており、都として「保育所増設の方向にかじを切った」事実はないことが判明したのです。
 永石 さらに都側は、共産党の条例案が掲げた保育所の土地購入費補助は「これまで行っていない」と明言しましたね。
 志賀 しかも、昨年4月までの4年間で増えている認可保育所の大半は株式会社設置の保育所です。しかし共産党は、この保育所を「安上がりな保育」などとこき下ろし、保育関連経費が計上された都や区市の予算の多くに反対しました。
 樺澤 そもそも共産党の条例案は、株式会社設置のものを対象から排除していました。このため実効性に(とぼ)しく、独善(どくぜん)的なパフォーマンス≠ニ厳しく非難され、共産党を除く全会派の反対で否決されています。
 志賀 共産党が批判してきた株式会社設置の保育所が増えていることを実績と自慢するごまかし≠ェ、改めて白日の下にさらされたのです。都内で認可保育所が増えているのは、都議会公明党が歴代知事と力を合わせ、待機児童解消に全力で取り組んできたからにほかなりません。株式会社などの民間の力も使った保育サービスの拡充へ、保育の実施主体である区市町村への支援を強化してきた結果なのです。
  公明都議の推進で待機児童ゼロになった私の地元、東京・豊島区の高野之夫区長も、「企業参入に反対し、区直営の認可保育園しかだめ≠ニ主張する共産党の言う通りにやっていたら、待機児童ゼロは実現できなかった」と明言していましたね。
 志賀 予算に反対といえば、コロナ対策もそう。共産党はワクチン接種に不可欠な費用を計上した昨年度の第2次・3次補正予算にも反対した。その上、国会で海外ワクチンの承認・接種を遅らせるような主張まで繰り返した。それが今になって接種が遅い≠ニ政府を批判する無責任さです。全く(すじ)が通りません。
 原田 都議会公明党の最大の強みは、イデオロギーや立場にとらわれず、都民のために現実の合意形成のリーダーシップを取って政策を実現できる実行力です。これからも都政改革の先頭に立って、走り抜いてもらいたい。

(2021. 6.28. 聖教新聞)

 

 

<42> 執念の対話拡大で壁を破れ!
出席者:原田会長、永石女性部長、志賀青年部長、西方男子部長、大串女子部長

 永石 7月は「師弟の月」です。戦時中、軍部政府の弾圧(だんあつ)で捕らわれた戸田先生は、1945年7月3日に出獄(しゅつごく)されました。先師・牧口先生の不二の弟子として、民衆の幸福と平和を願い、学会の再建に一人立ち上がられたのです。
 大串 くしくもその12年後の、57年7月3日、池田先生が事実無根の容疑で不当逮捕されました。
 原田 そして12日、卑劣(ひれつ)な権力の横暴(おうぼう)に抗議せんと、東京・蔵前(くらまえ)の国技館(当時)で、「(ほのお)の東京大会」が開催。降りしきる雨の中、4万人の同志が駆け付けました。破邪顕正(はじゃけんせい)の炎が、東京から全国へと燃え広がっていったのです。
 志賀 後に先生は、この東京大会に触れて、記されました。「万年の創価の勝利を決せんは 本陣(ほんじん)・東京の責務なり」と。
 原田 5日後の17日、池田先生は出獄され、中之島(なかのしま)の大阪市中央公会堂で行われた「大阪大会」で、最後は、信心しきったものが、また、正しい仏法が、必ず勝つという信念でやろうではありませんか!」と師子吼(ししく)されました。関西の常勝不敗の原点です。
 大串 当然のことながら、無実の先生は4年半に及ぶ不屈(ふくつ)の裁判闘争の後、勝利されました。
 西方 まさに、「彼等(かれら)野干(やかん)のほうるなり日蓮が一門は師子の(ほう)るなり」(御書1190ページ)との御金言の通りです。今再び、青年が(ふる)い立ち、師子の言論戦に打って出てまいります。
 原田 大阪大会で戸田先生は、「破折(はしゃく)すべきことは徹底して破折していくんです。黙っていれば、世間はそれが真実だと思い込んでしまう」と、折伏(しゃくぶく)精神の真髄(しんずい)を語られました。関西は、その精神で日本中の広布前進の原動力となり、模範(もはん)となってきました。「7・3」「7・12」「7・17」は、正義のために創価の師弟が立ち上がり、戦い、勝った、大言論闘争史です。この「師弟の月」を荘厳(そうごん)するのは、私たち一人一人の執念(しゅうねん)の対話拡大です。最後は必ず勝つ!≠ニの信念で、壁を突き破る挑戦を貫いていきたい。

1票が勝敗決する

 大串 東京都議選の投票日(7月4日)まで、あと3日となりました。
 永石 公明党は今、かつてない大激戦の中、21選挙区の23候補全員当選へ、死力を尽くしています。
 原田 地方選は僅差(きんさ)で勝敗が分かれることが多い選挙です。1票差で当落が決まることもあります。実際、公明候補がわずか13票差で涙をのんだ都議選もあった。最後の最後の瞬間まで、まさに「1票」にしのぎを削る拡大に執念を燃やした方が勝ちます。
 大串 都議会公明党は、一貫(いっかん)して生活者目線の政策を実現してきました。最近でも、公立小中学校の体育館へのエアコン設置や私立高校の授業料実質無償化(むしょうか)など、数多くが実現し、特に私立高校無償化は国全体の政策に発展しました。
 原田 公明党は都政になくてはならない(かなめ)の存在です(6月28日付「公明新聞」、30日付本紙7面参照)。献身(けんしん)的に支えてくださる支持者のためにも、議員OBや家族も一丸となって、戦い抜いてもらいたい。

「大衆と共に」貫け

 永石 どんな政策も、財源となる予算が必要です。財源確保まで手を打ってきたからこそ、公明党には実現力があります。
 志賀 一方、他党の実績を自分たちがやったかのように語っているのが日本共産党です。先ほども触れた公立小中学校体育館へのエアコン設置も、公明党が、学校を運営する区市町村を支援する仕組みを、いち早く提案して知事の決断を引き出し、実現させてきた実績です。ところが共産党は、その設置が組み込まれた予算の多くに反対したのに、自分たちの実績のように喧伝(けんでん)しています。
 西方 新型コロナ対策でも共産党は、「命を守る」などと放言し、PCR検査を拡充しろ≠ネどと言いながら、検査体制の強化などのための2020年度の第2次と第3次両方の補正予算に、主要政党で唯一(ゆいいつ)反対したのです。
 志賀 共産党は、2次補正に反対した理由に、予備費が計上されていることを挙げましたが、予備費は公明党の提案で、後に海外ワクチンの確保に活用されました。共産党の主張通りに予備費を削っていたら、ワクチンの供給は大きく遅れていたことでしょう。
 西方 ワクチン接種に必要な注射器買い上げのための費用などを計上した2次補正には共産党が反対。公明党が粘り強く国会で訴えて実現に導いた無料接種も、全国で体制を整備する費用を盛り込んだ3次補正には、共産党に加え、立憲民主党も反対しました。
 志賀 さらに、共産と立憲民主は、国会で海外ワクチンの承認・接種を遅らせるような主張も展開。にもかかわらず、政府に接種が遅い!≠ニ詰め寄る両党の姿勢には、マスコミも「変節」(読売新聞)、「変心」(産経新聞)、「ポンコツ過ぎた」(アエラドット)などと、厳しい表現で報じている。
 西方 加えて、持続化給付金の予算の積み増しや、家賃支援給付金の創設を盛り込んだ2次補正に反対したのも、主要政党で共産党だけ。それでいて政府は給付金を1回こっきりで打ち切った。第2弾を≠ニ批判しているのだから(あき)れる。
 志賀 先週も、共産党は都議選に向けて、都立・公社病院の独立行政法人化(独法化)について、「医療を削る政治」などと批判していました。
 西方 ところが(となり)の埼玉県では、今年4月からの県立4病院の独法化に共産党は賛成し、推進している。
 志賀 埼玉県議会の共産党も、以前は反対の立場だった。しかし、19年に共産党が支持した知事が当選し、態度を一変させた。結局、共産党にとって大切なのは、政策の中身ではない。自分たちが支援していない知事の政策だからダメ≠セという、ご都合主義だ。
 西方 そもそも、都議会では、都立・公社病院の独法化の本格的議論はこれからだ。反対ありきにもほどがある。生活者を不安にさせ、党勢拡大を(たくら)むのは、共産党の常套手段(じょうとうしゅだん)だ。
 原田 コロナ()にあって、どの党よりも行動しているのは公明党です。この都議選、最終盤まで大激戦の地域をはじめ、全選挙区で勝ち抜いてほしい。「大衆と共に」との立党精神をさらに燃え上がらせ、困難の時代を突破してもらいたい。そして、東京から希望の未来を開いていってもらいたい。

(2021. 7. 1. 聖教新聞)

 

 

<43> 異体同心の前進さらに
出席者:原田会長、長谷川理事長、永石女性部長、志賀青年部長、西方男子部長、大串女子部長

 志賀 4日に投開票された東京都議会議員選挙において、私たちが支援する公明党は、コロナ()というかつてない状況の中、21選挙区23候補が全員当選をすることができました。
 大串 5日付の主要各紙でも、「公明は23人全勝」(日本経済新聞)、「8回連続の全員当選」(読売新聞)などと報じられていましたね。
 永石 最後まで大激戦だった豊島、中野、目黒、北多摩3区! そして大田、足立、北、新宿、墨田! 大逆転の大勝利、本当におめでとうございます!
 西方 事前の報道では、多くのマスコミが公明苦戦∞完勝に黄信号≠ネどと報じていましたので、山口代表も「まさに奇跡的」と言うほどの勝利でした。
 原田 荒川、江東、品川、町田、北多摩1区など10選挙区では、見事にトップ当選を飾りました。先日の党声明でもあった通り、全東京はもちろん、全国の支持者の皆さまの筆舌(ひつぜつ)に尽くせぬ大応援があってこその完全勝利です。あらためて心より、厚く感謝し、御礼(おんれい)申し上げます。(まこと)にありがとうございました!
 長谷川 手弁当で真心あふれる支援をしてくださる支持者がいる。この世界一の支持者≠もつ公明党の議員は、どれほど幸せか。公明党への一票一票には、熱い庶民の思い、願いが込められています。
 原田 その思いと大恩を、公明党の議員や家族は断じて忘れてはならない。「王は(たみ)(おや)とし」(御書1554ページ)と(おお)せです。大恩(だいおん)(むく)いる道は、民衆のための政治を実現していくことです。公明党は勝って(かぶと)()を締めて、どこまでも庶民の幸福のため、社会の安穏(あんのん)のために全力を尽くし抜いてほしい。そして、皆の期待に恥じない働きを断じてしてもらいたい。

公明は都議会の要

 西方 今回の都議選では、都民ファーストの会の議席が45から31に減り、33議席を獲得した自民党が第1党になりました。6日付の日本経済新聞には、突出(とっしゅつ)した勢力がなくなった都議会において、第3党であり、「議会運営に()けた公明党がカギを握ろう」と出ていました。
 長谷川 都議会では長年、過半数を占める第1党はいません。その中で公明党は、都政の安定のため合意形成に力を注ぎ、着実に政策を前に進めてきた歴史があります。
 永石 中央大学の佐々木信夫名誉教授は、「公明は半世紀以上にわたって都議会で『(おうぎ)(かなめ)』として、都政運営の『羅針盤(らしんばん)』役を果たしてきた」「小が大を制する≠ニ言われるが、都議会公明は第1党の大をも制する役割を(にな)うようになっている」(月刊「公明」6月号)と評価していますね。
 大串 元東京都副知事で明治大学の青山?(やすし)名誉教授も、都政のみならず、公明党の強みは「常に弱者に寄り添う姿勢」と評価し、それは「社会の安定に不可欠な姿勢であり、価値観の多様化が進む日本で連立政権の安定性を実現できている理由の一つ」(同3月号)と語っていました。
 原田 長い試練が続く中、東京の未来を開くために、いよいよこれからが公明党の本領発揮の時です。都政改革を進めるとともに、比類なきネットワークの力で全議員が結束し、(かか)げた公約を必ず実現してもらいたい。
 志賀 今、沖縄では、那覇市議選(11日投票)の真っ最中です。かつてない大混戦に公明党の7候補が挑んでいます。
 永石 他にも、奈良市、埼玉県三郷市が、11日に市議選の投票日を迎えます。
 原田 国政においても、地方政治においても、公明党の存在感は、ますます際立ってきています。豊富な実績と政策を語り抜き、堂々と戦い、勝ち抜いてもらいたい。

青年が時代の焦点

 永石 7月11日は「男子部結成記念日」ですね。
 志賀 はい。今年は70周年の佳節(かせつ)を迎えます。「7・11」当日には、各地を中継で結び、全国男子部大会を開催します(開催単位・参加対象は各地域で決定)。
 西方 男子部は「師弟の月」「青年の月」7月を勝ち越えるべく、大学校生などの新しい人材を先頭に、壁を破る対話拡大に挑戦しています。早速、今月、「御本尊流布が実った」という歓喜(かんき)の報告が全国各地から続々と届いています。
 大串 北米や中南米、アジア、欧州でも、男女青年部が結成70周年を祝う会合を行います。今、世界の青年の同志もコロナに負けない≠ニ真剣に祈り、智慧(ちえ)を光らせ、立正安国・立正安世界の対話と励ましの連帯を広げています。
 原田 青年こそ時代の焦点(しょうてん)です。青年の成長と活躍が、社会にとって、学会にとって、大いなる未来の希望です。創立100周年の2030年へ、私たちはどこまでも青年を励まし、青年と共に進み、大事な一年一年を希望と勝利で飾っていきたい。
 長谷川 戸田先生は男子部結成式で力説されました。「広宣流布は、私の絶対にやりとげねばならぬ使命であります。青年部の諸君も、各自がその尊い地位にあることを、よくよく自覚してもらいたいのです」「どうか、諸君の手で、この尊い大使命を必ず達成していただきたいのが、私の唯一(ゆいいつ)の念願であります」と。
 志賀 この恩師の言葉を、全生命で受け止められたのが池田先生です。師匠と同じ責任を担い立つと、覚悟を決めた青年がいたから未来の道が切り開かれたのです。
 西方 一人の本物の弟子がいれば、広宣流布は断じてできる――この恩師の信念こそ、池田先生が若き日から体現されてきた学会男子部の(たましい)≠ナす。
 原田 池田先生の闘争の継承(けいしょう)は男子部の使命です。それは、「一人立つ」という学会精神、なかんずく「師弟不二の心」の継承にほかなりません。池田門下生として、異体同心(いたいどうしん)の大前進をさらに加速させ、新たな師弟常勝の歴史を切り開いていきましょう。

(2021. 7. 7. 聖教新聞)

 

 

<44> 仏縁を広げる真心の対話を
出席者:原田会長、長谷川理事長、永石女性部長、志賀青年部長、大串女子部長

 志賀 コロナ()の中、学会は真金(しんきん)の生命力と団結力を発揮し、上半期の戦いを見事な凱歌(がいか)で飾りました。この勢いを加速すべく、青年部は「師弟の月」「青年の月」の7月から新たなスタートを切りました。
 原田 私たちは、勝って(かぶと)()を締めて、人々の幸福のため、社会の安穏(あんのん)のため、「日本の(はしら)」として「立正安国」の誓いも固く進んでいきたい。
 永石 御書には、「一日でも味方となり心を寄せてくれた人々を、どうして(おろそ)かにしようか」(1460ページ、趣意)と(おお)せです。どこまでも「一人を大切に」の精神で、友好と信頼の絆をさらに強く結んでいきたいと思います。
 大串 仏縁(ぶつえん)を結んだ一人一人の幸福を祈り、誠実に聡明(そうめい)に対話を広げていきたいと決意しています。
 原田 「信仰(しんこう)有無(うむ)や立場などを問わず、同じ時代を生きる仲間として、現実の課題を共に見つめ、よりよき社会の建設へ人間主義の連帯を築きゆく」――池田先生は、これこそが創価の生き方であると教えてくださっています。
 長谷川 今月の「座談会」は、近況や目標・決意などを語り合い、有意義で心温まる集いにしていきましょう。

今こその人材拡大

 原田 試練の時代となり、(はげ)ましの対話、誠実の対話を、社会が希求(ききゅう)しています。上半期を通じ、多くの人が実感していることだと思います。だからこそ私たちは、この夏、全員が大きく友好を拡大する対話に打って出ていきたい。
 永石 小説『新・人間革命』第16巻「入魂(にゅうこん)」の章には、山本伸一会長が年配の方を激励(げきれい)する様子が(えが)かれています。
 「年齢を重ねられた方の力は大きい」「人脈や人間関係も広い。その方々が広宣流布のために、本気になって頑張るならば、若い人たちの、何倍もの力が発揮(はっき)できます。人生で(えん)した人には、すべて仏法を伝え抜いていこうとの決意で、やろうじゃありませんか」と。
 志賀 大切な指針(ししん)ですね。コロナ()となり、友人と対話すると、普段よりも長く自分の思いを語ってくれることがあります。私たちは、「(えん)した人の全員と心を結んでいく!」との決意で、この夏を勝ち飾っていきたいと思います。
 原田 凱歌(がいか)の秋へ!――帰省先への「ふるさと交流」や、電話を使っての暑中見舞いなど、工夫をこらしながら、大きく仏縁(ぶつえん)を広げていきましょう。
 長谷川 さらに、「どれだけ多くの人が、広布の陣列(じんれつ)に加わり、拡大に挑戦することができるか」――この点も重要になります。
 志賀 先生は「広宣流布の拡大とは、『地涌(じゆ)菩薩(ぼさつ)』としての使命を自覚する人材の拡大にほかならない」と明確に言われています。
 長谷川 『新・人間革命』第27巻「正義」の章に、「幹部は、寸暇(すんか)()しんで、皆の激励(げきれい)に回ることです。もう一軒、もう一軒≠ニ、力を振り絞るようにして、黙々(もくもく)と個人指導を重ねていくんです。それが、幸せの花を咲かせ、組織を強化し、盤石(ばんじゃく)な創価城を築くことになります。ほかに何か、特別な方法があるのではないかと考えるのは間違いです」とあります。
 永石 訪問・激励に歩くと、多くの方が頑張っていることや悩んでいることを語られます。そして話を終えると、「聞いてもらえて、うれしかったです」「新たな決意で頑張ります!」と言われます。
 原田 リーダーの必死の行動と、真心からの励まし以外に、勝利を開く道はありません。リーダーが徹底して激励に動き、「内部充実」「活動者増」に取り組んでいきましょう。

あえて困難に挑む

 長谷川 18日まで放映されている本部幹部会のメッセージの中で先生は、「浅きを()って深きに()くは丈夫(じょうぶ)の心なり」(御書509ページ)との御文(ごもん)を通し、「あえて困難に(いど)んで、より深き生き方を求め抜き、選び取り、(つらぬ)き通す『丈夫の心』すなわち『勇気』」こそが、不滅(ふめつ)の価値ある「人生の(げき)」を残した偉人(いじん)たちの共通点であると強調されました。
 私たちは、この学会精神の真髄(しんずい)を命に(きざ)み、新たな歩みを開始していきたいと思います。
 志賀 先生はまた、「混迷の時代に『正義の声』『希望の声』を(ひび)かせゆく本門の男女青年部」と深い期待を寄せてくださり、「試練も苦難も全て(ほま)れとする師弟不二の『丈夫の心』で」「地球民族の新たな価値創造(そうぞう)の10年を明るくたくましく牽引(けんいん)していってください」と呼び掛けられました。身の引き締まる思いです。
 大串 女子部は、いよいよ19日に結成70周年を迎えます。この日に、友人への御本尊流布を予定しているメンバーも数多くいます。
 永石 「女性の真剣な声、女性の正義の叫びが、人の心を動かし、社会と時代を大きく(みちび)く。未来を変えていく」――これが普遍(ふへん)変革(へんかく)の方程式です。
 大串 11月18日には、女子部も女性部として新たな出発をします。
 原田 戸田先生のもとで誕生した婦人部と女子部が、結成70周年を節目(ふしめ)に、池田先生のもとから「女性部」へと発展と()げる。今まで以上に一人一人が力を発揮(はっき)し、同世代で、また幅広い世代で、協力し励まし合いながら、永遠に「勝利の(もん)」を開いていくことになります。
 大串 歴史に残る今この時に、私たちは、社会に希望の光を送る運動を、楽しく、誇り高く、悔いなく広げていく決意です。
 原田 学会創立100周年への「勝負の10年」を開く本年の連続勝利を、「強盛(ごうじょう)の信心」と「異体同心(いたいどうしん)の団結」で断じて成し遂げていきましょう。

(2021. 7.15. 聖教新聞)

 

 

<45> 心通う有意義な友好対話を
出席者:原田会長、長谷川理事長、永石女性部長、西方男子部長、大串女子部長

 原田 各地で暑さが厳しくなってきました。猛暑の中も聖教新聞を配達してくださっている無冠(むかん)の友の皆さまに、深く御礼(おんれい)申し上げます。健康第一、安全第一でお願いします。皆さまの健康と無事故を一層(いっそう)、祈念してまいります。
 永石 特に、熱中症には十分に気を付けていきたいですね。
 長谷川 熱中症予防で大事なことの一つ目は、「暑さを避ける」です。
 大串 外出時は、日傘や帽子を使用し、可能な限り日陰に入り、休憩も適度に取ることですね。
 長谷川 二つ目は「小まめな水分補給」です。
 西方 (のど)が渇いていなくても水分を取る。汗をかいた時は、適切な塩分補給も推奨(すいしょう)されています。
 原田 熱中症は屋外だけでなく、室内で何もしていない時でも発症することがあります。エアコンや扇風機を積極的に活用し、水分・塩分の補給も忘れずに行いましょう。
 永石 感染症対策との両立も求められています。厚労省も、高温多湿の中、屋外で周囲の人と2メートル以上の距離が確保できる場合には、マスクを外すことを勧めています。その上で、マスクなしでの会話≠ヘ避けるよう、意識していきたいと思います。
 長谷川 夏バテで、疲れやすい、食欲が湧かないといった症状も出やすい季節。睡眠をしっかり取り、生活リズムを整え、(かたよ)った食生活にならないよう、いつも以上に栄養のバランスを意識することが大事です。
 原田 池田先生は、「健康の4モットー」として、@張りのある勤行A無理と無駄のない生活B献身(けんしん)の行動C教養のある食生活を示されました。使命ある人生であり、一人一人が広宣流布の主役です。体を大切にしていただきたい。聡明(そうめい)に、(ほが)らかに、健康管理に取り組み、夏を乗り越えていきましょう。

誠実に仏縁を拡大

 大串 夏は多くの人と会い、語り合う絶好の機会です。感染症、熱中症対策を入念に行い、有意義な友好対話に励みたいですね。
 永石 お世話になっている友人や知人、普段なかなか会えない親戚の方々と、胸襟(きょうきん)を開いた語らいとひとときを設け、仏縁(ぶつえん)を広げていきたいと思います。
 西方 さまざまな制限はありますが、困難な時代だからこそ、久しぶりに会う友人や親戚は、これまでにないほど喜んでくれることが多いと実感しています。
 永石 暑中見舞いはもちろん、電話などでの声掛けも大切です。一本の電話、一枚のはがきで真心を伝えることもできます。
 長谷川 車で長距離を移動することもあるかと思います。「絶対無事故」を呼び掛け合い、無理のないスケジュールを立て、睡眠を十分に取るなど、体調を整えて臨んでいきましょう。
 原田 池田先生は、「ダイナミックな交流は新たな創造を生む。新たな勢いと拡大の(ちから)となる」と指導されています。大きく友好の拡大に(はげ)めば、自分も元気になるし、境涯(きょうがい)が広がる。心広々と、相手の幸福を願い、誠実な対話に、皆で取り組んでいきましょう。

生活者目線の政策

 永石 秋までに行われる次期衆院選に向けた、公明党の政策パンフレットが発表されました。テーマは「日本再生へ新たな挑戦」。動画にまとめたものも、公明党の公式YouTubeチャンネルで視聴できます。
 大串 動画では、新型コロナワクチンの接種費用を国が全額まかない、健康被害が出た際も、国が十分な補償を行うよう、公明党が実現に導いたことに対し、昭和大学の二木芳人客員教授が、「大急ぎでワクチンを打つという体制をとることを示した。大変評価できる」とコメントしています。
 西方 ジャーナリストの鈴木哲夫氏は、新型コロナの海外ワクチンの確保について、「要するに厚生労働省の動きが(にぶ)かった。『日本はしっかりお金を出してくれるのか』『副反応の問題は、責任をどうするのか』この辺の交渉も全部、実は公明党がやって政府につなげた」と、公明党の政治力を高く評価しています。
 原田 現在、1回目の接種を終えた65歳以上の高齢者は8割以上になり、2回目を終えた人は5割を超えました。その効果として、東京都では新規感染者のうち、高齢者の割合は5%以下に低下しています。
 西方 すでにワクチンは、国民全員分が確保されています。今、1日のワクチン接種回数は、当初目標に(かか)げ、困難と言われていた100万回を、大きく超えてきました。一方で、需要と供給のバランスが崩れるなど混乱があり、公明党は政府に強く是正(ぜせい)要請(ようせい)しているところです。
 大串 パンフレットでは、新たな挑戦として、@ポストコロナへ経済と生活の再生Aつながり支えあう社会へB子育て・教育を国家戦略に――との三つの政策の柱が掲げられています。その中にも、これまでの実績が光っています。
 原田 公明党は、昨年2月以降、政府に対し、64回に及ぶコロナ対策の提言・申し入れを行いました。経済面でも、特に雇用を支える「雇用調整助成金の特例措置(そち)」や非正規雇用労働者をはじめ個人に対する「休業支援金・給付金」を実現させて、日本は、主要先進国の中で失業率を最も低い水準に(おさ)えています。
 西方 実は、昨年度の企業の倒産件数も、コロナ()で政府などが打ち出した資金繰り支援策が奏功(そうこう)し、30年ぶりの低水準になったと、報じられていました。
 大串 このほか、今回のパンフレットには、10万円の一律(いちりつ)給付など、主な実績一覧も掲載されています。
 長谷川 混迷する社会にあって、生活者目線で政策を実現する公明党にしか果たせない、重要な役割がある――多くの識者が、その実感を動画の中で語っています。
 原田 一橋大学の中北浩爾(こうじ)教授は公明新聞(元日号)で、「政権に公明党がいるからこそ、政策的な広がりが生まれます」「自民党が『自助』を強調しがちであるのに対し、公明党は『公助』があれば頑張れる人を大事にします。その姿勢は『大衆とともに』という結党(けっとう)以来の理念に根差している」と語っています。「人間主義」「中道主義」を掲げる公明党は、国民のいのちと暮らしを守るための政治を、これからも貫いていってほしい。

(2021. 7.19. 聖教新聞)

 

 

<46> 共に挑戦、共に成長の夏に
出席者:原田会長、山口未来本部長、飛田女性未来本部長、先崎女子未来部長、佐保少年部長

 原田 「未来部躍進(やくしん)月間」がスタートしました(8月31日まで)。日頃(ひごろ)から(たから)の未来部育成に(たずさ)わってくださる全国の未来本部長、未来部長をはじめ、担当者の皆さんのご尽力に、心から感謝いたします。
 先崎 月間では「創価ファミリー大会」が各地で行われます。メンバーが主体的に、楽しく参加できるよう、オンラインも活用しながら工夫して取り組んでいきたいと思います。
 原田 ファミリー大会は、地域の創価家族が一堂に会する集いです。そして、親から子、祖父母から孫へと信心の喜びや確信を伝え、子どもたちが成長する絶好の機会です。地域・家族の総合力≠ナ、信心と学会精神の継承(けいしょう)に全力で(はげ)んでいきたい。
 飛田 また、この期間は各家庭で未来部員と一緒に勤行・唱題し、池田先生の著作(ちょさく)や未来部の機関紙等を学び合うなど、信心の触れ合いをつくるチャンスでもあります。わが家がなぜ入会したのか、家族がどんな信仰体験を積んできたのかなど、ありのままに語っていきたいですね。
 佐保 今月、少年少女部向けの書籍(しょせき)『師子のストーリー 池田先生の歩み』が発刊されました。池田先生の幼少期や戸田先生との出会い、第3代会長就任後の歴史などが紹介されています。この夏、未来部員と師弟の精神を学ぶ一助としていきたいと思います。
 先崎 月間では、各種コンクールの応募推進にも(ちから)を注ぎます。全未来部員が対象の「E−1グランプリ」「E−1フェスティバル」(ともに4人1組で英語の寸劇を行うもの)は、今回からオンラインでの応募が可能になりました。
 佐保 また、少年少女部は「きぼう作文コンクール」「少年少女希望絵画展」、中・高等部は「読書感想文コンクール」が実施されます。各種コンクールの応募方法などの詳細は、未来部のホームページ「未来部希望ネット」の特設ページで紹介されています。
 山口 未来部員の応援のため、教育部や未来部担当者がオンラインを駆使(くし)し、絵画・作文教室を開いている地域もあります。私たちも未来部の皆さんが「挑戦して良かった」と思ってもらえるよう、真剣に祈り、励まし抜いていきます。
 原田 大事なことは、一緒に挑戦しよう∞共に成長しよう≠ニいう心です。「(あお)(こと)(あい)より()でたれども・かさぬれば藍よりも(いろ)まさる」(御書1221ページ)とあるように、各部が一体となって未来部員の成長を祈り、応援していきたい。そして、私たちの挑戦こそが、後継の友の成長につながるとの決意で、ともどもに勝利の躍進月間にしていきましょう。

現役生の生の声

 山口 8月7・8日、29日には、創価大学・創価女子短期大学の「オープンキャンパス」が行われます。今年は「キャンパス参加」と「オンライン参加」があります(参加には事前の登録が必要。詳細は創価大学ホームページを参照)。
 佐保 どちらの参加でも、各学部の体験授業、入試問題の傾向と対策講座、現役生によるトークイベントなど、充実した企画がたくさん予定されています。
 飛田 学生や授業の雰囲気などに触れることができる絶好の機会です。特に「オンライン」は、受験生とその家族だけでなく、多くの方々に参加していただきたいと思います。
 先崎 また現在、SOKAチャンネルVODで配信されている番組「創価の学びやで広がる夢・未来〜創大生・学園生が語る体験談〜」(12月31日まで配信)と「創価大学 キャンパスストーリー VOL.5」が好評です。
 飛田 これらは、東西の学園や創大・短大に学ぶ現役生の生の声≠もとに、世界市民を(はぐく)む創価教育の魅力がたくさん詰まった内容になっていますね。
 山口 夏のファミリー大会をはじめ、さまざまな会合やご家族でも、ぜひ未来部員と一緒にご視聴ください。創大・学園の魅力を存分に堪能(たんのう)する夏にしていければと思います。

生涯不退の大道を

 飛田 今、各地の未来部員は、コロナ()にあってさまざまな不安や制約の中、オンラインなどを活用しながら、共に励ましを送り合って前進しています。
 佐保 会館での合唱が難しい少年少女部の合唱団も、担当者の皆さんが懸命に励まし、創意工夫しながら練習などを重ね、成長の日々を刻んでいます。
 原田 学校行事や部活動の大会などが中止・延期となり、寂しい思い、悔しい思いをしている未来部員も多いと思います。お父さんやお母さんなど、ご家族の仕事が大変な苦境で、不安を(いだ)いているメンバーもいるでしょう。そうした一人一人の心に寄り添い、常に温かな励ましを送り続けてくださっているのが池田先生です。
 先崎 この1年間、先生は大白蓮華で連載中の講義「世界を照らす太陽の仏法」で、6回も未来部に対しての講義を掲載してくださいました。
 山口 7月号では、「乗り越えられない困難などありません。皆さんの誰もが本来、どんな逆境をも克服(こくふく)できる強い生命力を()めているからです」と、万感の励ましを送られました。
 飛田 そして「勇気の心で、信心の実践(じっせん)に励み、生涯(しょうがい)不退の大道を断じて歩み抜いていただきたい」と。この先生の心を一人一人に伝え、分かち合い、信心の確信と師弟の(きずな)を共に強めていきたいと思います。
 山口 かつて池田先生は、未来部育成の意義について、つづってくださいました。「世界広布新時代とは、『未来部新時代』に他ならない。新たな未来部を(つく)ることこそが、新たな未来の創価学会を創造(そうぞう)することである」と。万年にわたる学会の発展は、未来部の育成で決まります。
 原田 少子化の時代にあって、今の未来部員は大切な「地域の宝」「未来の宝」です。一人一人が創立100周年の主役と輝く存在です。心を込めて関わった分だけ人材は育ち、自らも成長します。私たちは師の心をわが心とし、広布の未来を開く戦いに勇んで取り組んでいきましょう。

(2021. 7.22. 聖教新聞)

 

 

<47> 「立正安国」の闘争に先駆
出席者:原田会長、永石女性部長、平山中部長、松波中部女性部長、池戸中部男子部長、小山中部女子部長

 池戸 7月は「師弟の月」「青年の月」、そして「中部の月」です。
 小山 1967年(昭和42年)7月10日、中部の幹部大会の席上、池田先生は「広布の堅塁(けんるい)・中部たれ」との永遠の指針(ししん)を贈ってくださいました。
 松波 この時、先生は「()とは師匠(さず)くる所の妙法()とは弟子()くる所の妙法・()とは師弟(とも)(とな)うる所の音声(おんじょう)なり」(御書748ページ)との一節を(はい)し、師弟不二の信心を貫くことの大切さを訴えられました。
 平山 この原点の指導を根幹(こんかん)に、あの言論問題も、第1次・第2次宗門事件も、全て「師弟の誓い」を心に勝ち越えることができたと多くの先輩たちが胸を張って語られています。
 原田 「師弟の信心」こそ、学会の生命線です。先生と共に、数々の苦難を乗り越えてきた中部には今、まさに「師弟の堅塁(けんるい)(じょう)」がそびえ立っています。
 小山 また76年7月27日の記念幹部会の席上、先生は中部3県の団結の象徴(しょうちょう)である「中部旗」を授与してくださいました。この日こそ「中部の日」です。明日で45年の佳節(かせつ)になります。
 平山 78年7月27日には、中部歌「この道の歌」を発表してくださいました。先生は、私たちが目指す「道」は、「和楽(わらく)歓喜(かんき)の道」であり、諸天(しょてん)をも()わせる「広布の道」を力強く進もうと、渾身(こんしん)の励ましを送ってくださいました。

少人数で会い語る

 原田 中部の同志は、この夏、新しい勝利の道を切り開くため、人材と友好の拡大に先駆(せんく)していますね。
 平山 はい。全リーダーが、訪問・激励(げきれい)に走っています。
 また、皆が広布拡大に燃えています。愛知・豊橋圏の太陽会の副本部長は、6月に東京へ対話拡大に走り、8月には、広島、兵庫、大阪、さらには北海道などへ、友好を広げる活動を展開する予定です。
 松波 今は、仕事関係の知り合いや同級生、自治会等で顔見知りになった近隣(きんりん)の方へ、電話などを活用しながら書中見舞いの声掛けを行っているそうですね。「題目根本で、断じて勝ち抜いていきます!」と誓う姿に、皆が元気をもらっています。
 池戸 2019年1月2日、70歳の時に入会した岐阜・大垣圏の壮年の方の話も伺いました。この方は、自身が感動した聖教新聞の切り抜きを持って、「学会に入会してよかったこと」を友人に語り、これまで数十人の方に新聞を購読してもらったそうです。
 平山 悩みがある友人には、「題目をあげるといいよ」と折伏(しゃくぶく)をされています。信心を始めてから、どんどん元気になるご主人の姿を見て、壮年の奥さんも昨年秋、学会創立90周年の時に入会されました。
 松波 女性部では今、少人数の「グループ」の活動に力を入れています。(つど)い合って、お互いの近況を語り、励ましを送り合っているのです。やはり会うと違います。
 永石 「新しい人材」の「新しい挑戦」こそ、「新しい勝利」を開くとの指針(ししん)の通りに、リーダー率先(そっせん)で取り組む訪問・激励(げきれい)も素晴らしいですね。打ち続くコロナ()の中にあっても、「新しい人材」と共に、創価の女性のスクラムを一段と固め、希望と励ましを地域に送る立正安国の歩みを進めていきましょう。
 池戸 男子部では、「友情の橋を架け」「平和な未来に向かって()ける」――「声掛け」運動を展開しています。愛知・知多総県では、その中で立ち上がった新たな力≠ナある大学校4期生が4月に折伏を成就(じょうじゅ)。こうした歓喜(かんき)のエピソードをSNSなどで共有し、皆で拡大に取り組んでいます。
 小山 女子部は、「正義の女性の雄弁(ゆうべん)に、かなうものはない。真剣な女性の声に、(まさ)るものはない」との指針(ししん)を心に刻み、皆が友情を広げる対話を大きく展開しています。
 池戸 23日に開幕した東京五輪も話題ですね。
 小山 愛知出身の女子部メンバーがオリンピックに、岐阜在住の女子部メンバーがパラリンピックに出場の予定です。皆で応援しています。

地域社会を「蘇生」

 永石 小説『新・人間革命』第28巻「広宣()」の章には、「隣人(りんじん)、地域の人びとの幸福と繁栄を願い、皆が家族≠ナあるとの思いで、ねぎらいの言葉をかけ、励まし合う。その人間の輪の拡大こそが、未来を開く希望の光であり、それが、創価学会の社会的使命でもある」と記されています。重要な指導です。
 原田 自身が住む地域を大切にし、目の前の一人一人に声を掛け、励ましを送っていく。こうした学会の運動が、今ほど希望の灯台となっていることはありません。
 永石 ドイツ語版「御書」の監修(かんしゅう)をしているグリンツァー博士は、「パンデミックの影響で、『恐怖』が人々を(あやつ)る手段として(もち)いられることもある今、強靭(きょうじん)な人格と(みずか)らの仏性(ぶっしょう)への確信は、そうした状況にあらがうために不可欠だと思われます。それは、自身の人生のみならず、家族や地域社会にも『知恵』『勇気』『慈悲(じひ)』『活力』といった価値を広げゆくための、原動力になるのです」と強調されています。
 原田 まさしく、日々の学会員の歩みこそが、地域社会を蘇生させる力となるのです。
 松波 先生は、「広布の堅塁(けんるい)」の指針(ししん)を発表してくださった際、「日本の、また世界の広宣流布といっても、(せん)ずるところは、この中部が画竜点睛(がりょうてんせい)となります」と言われました。中部こそ広布の決する急所≠ニの指導を片時(かたとき)も忘れることなく、私たちは足元の地域から、友好を広げていきます。
 原田 暑い日が続きます。くれぐれも健康第一・無事故第一で、大中部から今再び、楽しく仲良く(ほが)らかな師弟凱歌(がいか)の行進を起こしていきましょう。

(2021. 7.26. 聖教新聞)

 

 

<48> 勇気の信心で先駆の実証!
出席者:原田会長、永石女性部長、平井九州長、川上九州女性部長、岩田九州男子部長、田中九州女子部長

 岩田 本年は、池田先生の九州初訪問から65周年。また長編詩「青年よ 21世紀の広布の山を登れ」が大分の地で発表されてから40周年の佳節(かせつ)を迎えます。
 原田 上半期の大勝利も1月の北九州の完勝から始まりました。かつて先生は、「広宣流布の先駆(せんく)を切り開きゆく火の国・九州の使命は、まことに(とうと)く、その(ちから)は全国に響きわたっている」と指導されました。福岡、佐賀、長崎、熊本、鹿児島、大分、宮崎の同志の皆さんは、まさに「先駆」の使命を果たしてこられました。
 川上 この8月も、全九州が総立ちになって友好対話を展開します。
 平井 先生は随筆の中で、「先駆とは勇気だ。先駆とは前進だ。先駆とは(いさ)んで壁に(いど)む行動だ」とつづられました。今、試練がうち続く時だからこそ、「立正安国」の旗を高く(かか)げ、励ましのスクラムを広げ、一人一人が「先駆」の実証を示していく決意です。

新しい人材を育成

 永石 九州は青年部の活躍、成長も頼もしいですね。
 田中 女子部は小説『新・人間革命』の研さんを(じく)に、活動を推進。宮崎旭日圏で8人の華陽(かよう)リーダーが新たに誕生するなど、九州全県で新しい華陽リーダーが数多く生まれました。
 岩田 男子部も、リーダーが率先して友と会い、語り、共に行動する、という地道な励ましに徹しています。熊本総県では、地区単位の男子部総会を開催するなど、きめ細かく取り組み、200人を超す新たな地区リーダーを輩出(はいしゅつ)。今、九州全体で600人以上の新・地区リーダーが活躍しています。
 平井 英知光る学生部も、学会理解の輪を大きく広げる対話運動を展開しています。
 原田 新しい人材の陣列(じんれつ)が構築されることは素晴らしい。ともかくリーダーは、思いやり、励まし、そして面倒を見ていく――この三つを心掛け、新しい人を育て、伸ばしていきましょう。
 川上 はい。女性部では、ヤング白ゆり世代や新しい活動者の方など一人一人の声に、リーダーが、じっくりと耳を傾けていくよう努力しています。
 永石 ヤング白ゆり世代では、仕事や生活、子育てに悪戦苦闘中だと思います。そんな時に、共に悩み、寄り添ってくれる存在が、どれほど大切か。
 川上 福岡・常勝南区のある支部女性部長も、そうした友を励まし続けました。そして状況が少しずつ好転。そのメンバーも、報恩感謝の思いで今、10人以上の友人に仏縁(ぶつえん)を拡大されています。こうして、励まされる側から励ます側へと自身を変革するなど、感動のドラマが各地で起きています。
 平井 九州の誇りは、地域の友好拡大が大きく進んでいる市町村が、数多くあることです。例えば、長崎新世紀圏の、古くからの港町の地域では、以前は学会への無理解や誤解が強くありました。しかし、草創(そうそう)の先輩方が地元の発展を願い、近隣(きんりん)貢献(こうけん)の活動を粘り強く重ねてきました。今では、学会理解の輪が、友人から友人へと大きく広がる地域となっています。
 原田 今日(こんにち)の広宣流布の大発展は、創価三代の師弟と共に、無名の庶民の学会員が、あらゆる困難を勝ち越え、切り開いてきたものです。まさに、「(ひとえ)只事(ただごと)にあらず」(御書1126ページ)との御聖訓(ごせいくん)の通りです。私たちは、誇りと希望と勇気に燃えて、この夏の対話拡大に取り組んでいきましょう!

生活者の声を実現

 永石 YouTubeで視聴できる、九州の公明党の動画「政治学者・姜尚中(カンサンジュン)氏 日本の政治を語る〜自公連立について〜」が、各地で話題になっています。
 平井 作家の佐藤優氏、夜回り先生≠アと水谷修氏も登場し、与党・公明党の存在が、いかに日本の政治を支える(ちから)になっているか、解説しています。友人からも好評です。
 田中 姜尚中氏は、「公明党の一番良い点は、社会に対するセンサーが働いていることだと思います」と語り、一律(いちりつ)10万円給付などの新型コロナ対策を高く評価しています。
 永石 生活者の声が届き、カタチになる。政治において最も大事なことです。
 岩田 先日も友人が、新型コロナのワクチン接種が全額無料で行われていることに感心していたので、「そもそも、海外ワクチン確保の道筋(みちすじ)をつけたのが公明党。無料化も公明党の実績です」と伝えると、大変に驚いていました。
 原田 政府は今、来年分の海外ワクチンの供給に向けての取り組みを進めていますが、公明党は来年以降も無料接種にすることを目指しています。ぜひ実現してもらいたい。
 川上 唾液(だえき)を検体としたPCR検査の実施も、昨年5月、公明党が初めて提案し、実現したものです。
 田中 当初、検体の採取は、鼻や(のど)の奥から採るなど、採取者が飛沫(ひまつ)を浴びやすい方法をとっており、感染が広がるリスクが高いものでした。
 岩田 昨年4月、長崎港に停泊したクルーズ船で発生した集団感染の対応に当たっていた、長崎大学の河野茂学長から、唾液による検査の方がより敏感にウイルスを測定できた≠ニ、公明党参議院議員に連絡があり、ここから公明党が国を動かし、厚労省は、同6月から唾液検体の使用を認めました。
 田中 これにより、安全で簡単に採取できるPCR検査が主流になり、高齢者施設従事者への定期的な検査など、幅広い検査が実施されています。
 平井 河野学長は公明党に対し、「専門家の見解を重視しながら政府に適切に提言し、迅速(じんそく)に実現させる行動力に感謝しています」とコメントしています。
 原田 現場の声、専門家の声を大切にする公明だからこそ、コロナ対策でも(ちから)を発揮してきました。連立与党の一角として、国民の命と生活を守る政策の実現へ、さらに尽力してほしい。

(2021. 7.29. 聖教新聞)

 

 

<49> 友情の拡大が仏縁の拡大
出席者:原田会長、永石女性部長、沼倉女性部書記長、志賀青年部長、大串女子部長

 原田 いよいよ、友好の月・8月です。感染防止対策を徹底しながら、友人や親戚等と親交を深める有意義な日々にしたい。また電話や手紙、オンライン等も活用していきたい。
 志賀 小説『新・人間革命』第23巻「勇気」の章には、電話なども含め、日頃から意思の疎通(そつう)を図り、励ましを送ることの大切さについて「その不断の努力のなかに、信頼が(はぐく)まれ、強い人間の(きずな)がつくられていく」と記されています。
 沼倉 私もいつも、地域の方々や友人に「お元気ですか」「お体を大切に」など、心を込めて声掛けするようにしています。
 大串 第6巻「遠路」の章には、「人間は、ともすれば古い友人とは疎遠(そえん)になりがちである。また、古い友人との交流があれば、新しい友人をつくろうとはしないものだ。しかし、人間を大切にし、人間関係を広げていくなかで、新たな世界が開かれていく」ともつづられていますね。
 原田 「友情の拡大」は互いの心を豊かにします。そして仏縁(ぶつえん)も広がります。「声仏事(ぶつじ)()す」(御書708ページ)、「仏は文字に()って衆生(しゅじょう)()(たも)うなり」(同153ページ)です。この夏、旧友とも、新しい友人とも、積極的に友好対話、友好交流を進めていきましょう。
 大串 また、猛暑も本格化しています。熱中症対策など体調管理に留意し、交通事故にも細心の注意を払っていきたいと思います。
 沼倉 「がん検診」をはじめ、健康診断を受診することも重要です。仕事や生活、子育てなどに追われ、つい後回しにしがちですが、まず検診日を決めて、必ず受診しましょう。
 永石 行政によっては、一時保育などのサービスも利用可能です。早期発見が早期治療につながります。自分のため、家族のため、定期的な受診を心掛けましょう。どうか健康第一でよろしくお願いいたします。

「母」の歌誕生45年

 沼倉 5日には「母」の歌誕生45周年を迎えます。池田先生は1971年に長編詩「母」を贈ってくださいました。その詩に曲が付き、76年8月5日に愛唱歌「母」が誕生しました。
 志賀 先生は随筆で「母」の歌についてつづられています。「民衆勝利の創価の大前進は、まさしく母の『不思議な豊富(ゆたか)な力』のお(かげ)であった。母よ! あまりにも(とうと)き母たちよ、ありがとう!」と。
 原田 この上半期の勝利の凱歌(がいか)も、女性部の皆さんの一心不乱(いっしんふらん)の祈りと行動ありてこそです。これまでの広布の歩みも、創価の母たちがどれほど偉大な足跡(そくせき)を残しておられるか。改めて心から感謝申し上げます。
 永石 現在、ヤング白ゆり世代の活躍が素晴らしいです。信心の年輪を重ねてきた先輩方と一緒に御書や小説『新・人間革命』を学び、勇気の対話に挑戦しています。
 沼倉 今、第2回「ヤング白ゆり希望カレッジ」の動画がオンラインで配信中です(12月31日まで限定公開)。今回は「折伏しゃくぶくと励まし」がテーマです。友の幸福を祈り、勇気と真心の対話に一歩踏み出すきっかけになれば幸いです。
 永石 中でも、多宝会(たほうかい)とヤング白ゆり世代が対話する「わが街のヤング白ゆり」では、若い世代の人たちへの関わり方などについて、先輩たちから「すごく勉強になった」などの声が数多く寄せられました。
 原田 働き方や家族の在り方など、現代のライフスタイルは多様化しています。それを理解し、一人一人の声に耳を傾け、寄り添っていく姿勢が今まで以上に求められていますね。
 永石 池田先生は指導集『幸福の花束V』の中で、「ヤング白ゆり世代の一人一人が、誇りと自信と団結をもって、自分らしく伸びやかに価値創造していく『創春(そうしゅん)』の(まい)が、そのまま新たな『女性の世紀』の開拓(かいたく)に連動する」とつづられています。師匠の思いの通り、ヤング白ゆり世代の友と手を(たずさ)えて、共に前進していきます。

雇用と生活を守る

 志賀 今日から、新たな緊急事態宣言とまん延防止等重点措置が発令されました。打ち続く試練の中、雇用や生活を守るために、支援策を一貫(いっかん)して後押ししているのが公明党です。
 原田 例えば、休業手当を支払う事業者に対する雇用調整助成金の特例措置は、公明党の訴えで実現し、継続させてきたものです。「これで助けられた」と、私も多くの声を聞きます。この特例措置を政府は、先月の公明党の提言を踏まえ、12月末まで延長する方針を示しました。
 大串 加えて公明党は、勤務先から休業手当が支払われなかった人たちの救済(きゅうさい)のため、「休業支援金」の創設を提案し、実現させました。これも公明党の訴えによって、期限が9月末まで延長されています。
 志賀 また、さまざまな資金繰り支援策が奏功(そうこう)し、昨年度の企業の倒産件数は30年ぶりの低水準になったと報じられていました。
 大串 さらに、無利子・保証人不用で借りられる生活福祉資金(緊急小口資金と総合支援資金)の特例貸し付けについても、公明党の主導で貸付額が増額され、現在は8月末まで申請できるようになりました。
 永石 貸付限度額に達した困窮世帯への支援が途切れないよう、7月以降の3カ月間で最大30万円を支給する「生活困窮者自立支援金」の創設も、今年5月に公明党が提言したものですね。
 沼倉 住居確保給付金についても、離職・廃業した人だけでなく、減収した人にも対象が広がるようにしました。いったん支給が終了した人への再支給(最長3カ月間)も可能になり、その申請が9月末まで延長されています。これも、現場に根差した公明党ならではの実績です。
 志賀 一橋大学の中北浩爾(こうじ)教授は、先月29日に出演した報道番組の中で、「公明党の地方議員は、有権者に接して、いろいろな声を聴いている。それをきちんとまとめ、中央(国)につなげていく機能は、自民党よりはるかに強いのではないか」と述べていました。
 原田 同様の指摘をする識者は多い。多様化する現代にあって、幅広い国民の声を政策に反映させていくことが極めて重要です。公明党が政権与党にいる意義は、ますます大きい。今後も、日本政治の安定の(かなめ)として奮闘してもらいたい。

(2021. 8. 2. 聖教新聞)

 

 

<50> 自分史上、最高の拡大を!
出席者:原田会長、永石女性部長、塩出総広島長、桜尾総広島女性部長、本田総広島男子部長、高阪総広島女子部長

 塩出 明6日で、広島に原爆が投下されて76年になります。4日付の聖教新聞にあった通り、連合国軍総司令部(GHQ)の検閲(けんえつ)()にあっても、「原爆の悲惨さ」を訴え、「核廃絶」の潮流(ちょうりゅう)を起こそうとされたのが、創価の師弟です。私たちはコロナ()考慮(こうりょ)し、各家庭で追善(ついぜん)の勤行を行い、世界不戦の誓いを新たにしていきたいと思います。
 桜尾 この日は「中国女性部の日」でもあります。同日にオンラインで開催される「被爆体験を聞く会」には、わが家の未来部≠ニ一緒に参加し、ヒロシマの心≠伝えていきます。
 本田 1日には、「広島学講座」「福山空襲・被爆体験を聞く会」を開催しました。8、9日には、伝統の「青年不戦サミット」も行います。
 高阪 被爆者の方の平均年齢が84歳近くになりました。私たちは、一つ一つの機会を大切にしながら、平和の心≠受け継いでいきたいと思います。

「偉業」に汗を流す

 原田 生命尊厳(そんげん)哲理(てつり)を持つ私たちは、いやまして「広宣流布」(そく)「世界平和」の戦いを進めていきたい。広布のための労苦(ろうく)は、全てが「心の(たから)」となり、「幸福の仏縁(ぶつえん)」となり、「今生(こんじょう)人界の思出(おもいで)」(御書467ページ)となります。
 塩出 はい。広島の同志は今、池田先生が4月の「随筆」で教えてくださった、安芸高田市にある戦国の(ゆう)・毛利元就(もとなり)ゆかりの「百万一心(いっしん)」の石碑(せきひ)についての指導を(はしら)にしています。
 高阪 この石碑は、「百」の字の一画を(はぶ)いて「一日」、「万」の字を書き(くず)して「一力(いちりき)」と読めるように(きざ)まれています。先生は、「一日 一力 一心」とは、皆が「時」と「力」と「心」を一つにして集中して(いど)めば、何事も()()るとの訓言(くんげん)であると、つづられました。
 永石 そして、「百万一心」という異体同心(いたいどうしん)の「横の団結」とともに、「百代一心」つまり日蓮大聖人に直結して三代を(つらぬ)く「師弟不二」の(だい)誓願(せいがん)の「(たて)の団結」こそが、学会の「強さ」であると強調されていますね。
 原田 この指針(ししん)を胸に、広島の皆さんは、社会の安穏(あんのん)を強く祈り、友への(はげ)ましと地域友好に徹底的に取り組んでいますね。
 塩出 ええ。先日の本部幹部会で視聴した池田先生のスピーチに、どうせ暑さに汗をかくのだから、偉大なことに汗を流そう≠ニありました。「地区内の全ての世帯を訪問し、近況(きんきょう)(うかが)い、励ましを送り合っています」との報告も多くの方から寄せられています。
 桜尾 安佐北区の地区女性部長さんは、3年前の西日本豪雨で自宅が流されました。仮設住宅で暮らす中、「(みょう)とは蘇生(そせい)()」(同947ページ)との御文(ごもん)を胸に祈り抜き、1年後に新たな自宅を購入できました。学会活動にも全力を注ぎ、「地区で1000人近くの地域の方と交流を結ぶことができました」と誇らかに語る姿が印象的です。
 原田 「自分史上、最高の拡大を!」――広島の皆さんが、この誓いのもと、団結固く前進する様子をいつも伺っています。
 塩出 張り切って拡大の先頭を走る青年部も頼もしい限りです。先日の戸田総県の男子部の大会での大学校4期生の体験も、大きな話題になっています。
 本田 彼は3歳の時、「自閉症」と診断されました。「一人で学校に行く」「ひらがなを覚える」「百まで数えられるようになる」など、一つ一つ目標を(かか)げ、両親と共に信心に(はげ)む中で大学へ進学。本年、見事に就職を果たし、「何事も最後まで(あきら)めずに挑戦する」姿勢に感動が広がりました。
 高阪 女子部は、女性部と定期的にサンフラワーミーティングを開催し、「誰が誰を励ますのか」を明確にして活動しています。結成70周年の「7・19」を記念する大会には、近年最高数の友が集い合いました。
 塩出 全国の同志からの真心の応援と励ましに、私たちは元気と勇気を頂いています。立正安国の凱歌(がいか)の秋へ、平和原点の地・広島に、必ずや勝利の大旗を打ち立ててまいります。
 永石 広島の皆さんの前進の力となっているのが、起稿(きこう)脱稿(だっこう)も「8月6日」である、小説『新・人間革命』の研さんですね。
 桜尾 ヤング白ゆり世代や女子部で結成している「2030年命宝(みょうほう)会」、女性部の本部単位の「平和大学校」で学習しています。
 永石 2018年からは、毎月の座談会を中心に、皆で1章ずつ学んでいるとも聞いています。
 本田 今月は、第11巻「暁光(ぎょうこう)」の章が研さん範囲です。ここには、ブラジルの苦難の歴史と、師弟共戦で勝ち取った広布拡大の歴史が記されています。
 原田 『新・人間革命』には、戸田先生の不二の弟子として、ブラジルをはじめ、今日(こんにち)壮大(そうだい)な世界広宣流布の道を切り開いてくださった池田先生の死身弘法(ししんぐほう)の闘争の軌跡(きせき)がつづられています。
 珠玉(しゅぎょく)指針(ししん)を学びながら、自身の人間革命と広宣流布の戦いに勝利し、創立100周年への新たな地平を開いていきましょう。

公明が救済を主張

 高阪 政府は7月26日、広島への原爆投下直後に降った「黒い雨」を巡る訴訟で、84人の原告全員を被爆者と認めた広島高裁判決について、最高裁への上告を見送りました。
 本田 高裁判決があった7月14日、公明党は国の対応について、「一審、二審の判決を重く受け止め、上告しないよう市、県と協議していただきたい」との見解を表明していました。
 桜尾 それは皆の思いでもありました。判決の確定を受け、8月2日、広島市は原告に被爆者健康手帳を交付しました。これからさらに、原告と同じような体験をされた方々にも、救済(きゅうさい)の手を差し伸べていってもらいたいと思います。
 原田 公明党は、庶民の心に寄り添い、断じて衆望(しゅうぼう)に応えてもらいたい。

(2021. 8. 5. 聖教新聞)