< 座談会 >

広布の翼を天高く

 


 

 

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未来の宝を皆で育む社会に
勇んで「立正安国の対話」を!
誠心誠意の対話で友情を拡大
さあ、「私の新記録」に挑戦!
世界に誇る宝のスクラム
勝利を開く対話の大旋風を
「負けじ魂の信心」で進む!
鉄桶の団結で常勝の歴史を
師弟共戦の広宣の大道を!
御本仏の誓願を我らの誓いに

 

 

 

 

<21> 未来の宝を皆で育む社会に
出席者:原田会長、永石女性部長、高梨教育本部長、川原教育本部女性部長、志賀青年部長

 志賀 来る3月31日は「教育本部の日」です。今年は制定から20周年の佳節(かせつ)ですね。
 高梨 はい。2002年のこの日、前身である「教育部」が、学校教育、幼児・家庭教育、社会教育の分野を(にな)う3部体制に拡充(かくじゅう)され、「教育本部」として発足したのが淵源(えんげん)です。
 原田 教育部が誕生したのは1961年5月3日。池田先生が第3代会長に就任された、ちょうど1年後のことです。牧口・戸田両先生の「教育は子どもの幸福のため」との(こころざし)を不二の弟子として受け継ぎ、社会に広げていくためでした。
 高梨 思えば、20世紀の日本が軍国主義へと傾斜し、教育も権威(けんい)主義的になった時代に、牧口先生は「国家のための教育」から「人間のための教育」への転換を訴え、行動を起こされました。
 原田 それが、どれほどの慧眼(けいがん)であり、崇高(すうこう)な戦いであったか。「創価」とは「価値創造(そうぞう)」の意義。すなわち、人間の幸福を築き、社会を発展させ、平和へと導くということです。その原動力こそ教育にほかなりません。ゆえに池田先生は、創価の教育者たちを「不二の盟友(めいゆう)」とたたえ、(はげ)まし続けてこられたのです。

世界で反響を呼ぶ

 川原 教育本部の友は師の期待に応えようと、多様化する教育現場の(しょ)課題と向き合いながら、真剣な祈りと創意工夫(そういくふう)を重ねてきました。その結晶(けっしょう)の一つが「教育実践(じっせん)記録」です。
 高梨 この運動は、84年に池田先生の提案を受けてスタートし、本年38周年を迎えます。これまでの実践記録は実に全国16万事例に(せま)ります。
 川原 2021年度はコロナ()でありながら、全国で1万2817事例が集まりました。昨年11月には徳島で全国人間教育実践報告大会、同12月には広島で青年教育者実践報告大会をオンラインも活用して開催し、社会的にも大きな反響を呼びました。
 志賀 広島の青年教育者は、児童との関わりで悩んでいた時、池田先生の「ただあきらめて、不可能と思っている人は、妙法の力を知らない人たちです。すべてを可能にする人は、その妙法の力を引き出すことのできる人です」との指導に奮起(ふんき)。児童のことを祈り、「一対一の懇談(こんだん)」に注力する中で児童の長所を見つけて伸ばし、共に成長できた喜びを語っていました。
 川原 和歌山で保育園園長を務める女性は、コロナ禍でも「できること」はないかと祈り、知恵を()かす中、園児らとプラネタリウム作り≠ノ挑戦するように。子どもたちの創造性や協調性が(はぐく)まれ、それを機に地元の高校生や高齢者施設、障がい者施設の方々との交流が深まるなど、園児の成長と地域の結びつきにつながった模範(もはん)の取り組みに感動が広がりました。
 高梨 また福島で中学校の校長を務める壮年は、コロナ禍による休校などの困難と立ち向かい、教職員で団結し、工夫しながら一つ一つの行事を大成功に。その結果、9割以上の生徒から高い満足度を得たそうです。壮年は、町の校長会長としても地域の学校教育の発展に尽力(じんりょく)しています。
 永石 こうした教育実践の記録に対しては、「それぞれの教師の人生と仕事をつづる『物語』であり、人間の経験における最も豊かな資料と言える」(米パデュー大学教育学部のヌニェス学部長)など、各界から多くの称賛(しょうさん)や期待が寄せられていますね。

地域に安心の場を

 原田 教育本部が未来本部、地元組織と連携(れんけい)して取り組む「家庭教育懇談会」――通称(つうしょう)家庭コン≠煌e地で地道に行われています。
 川原 主に支部や本部単位で開催し、参加者同士が皆で育児の悩みや喜びを共有。こまやかな励ましを送り合いながら、地域一体で未来の(たから)を育んでいます。
 志賀 昨年はオンラインも活用し、全国1474カ所で約7800人が参加したと(うかが)いました。私も3歳の息子がいますが、子育てに不安を(いだ)いている親御(おやご)さんは少なくありません。
 原田 そんな父母に寄り添い、何でも話せる家庭コン≠ヘ、「ヤング白ゆり世代」の子育てや未来部育成に関わる方々にとっても「安心と共感の居場所」となっていますね。
 川原 参加した方からは「気持ちが楽になり、子育てに前向きになれました」「子どもとの接し方を工夫し、前よりも親子の対話が増えた気がします」などの声が寄せられています。
 永石 また懇談会後に、保護者同士が明るい笑顔で会話をしている光景が印象的です。
 原田 たとえ、悩みに対して明確な答えが出なくとも、「話を聞いてもらえた」「分かってくれた」という安心感が、「また頑張ろう!」という活力をもたらします。「悩み」を分かち合えば安心し、勇気が出る。「知恵」を共有できれば、行動が変わる――ここに、子育てについて語り合うことの大切さがあるのではないでしょうか。
 高梨 私も家庭コン≠ノ(たずさ)わる教育本部のメンバーには、自分の失敗談等も踏まえ、皆が何でも話し合える雰囲気づくりに努めるようお願いしています。その意味で家庭コン≠ヘ、教育者自身にとっても「人間革命の挑戦の場」です。
 川原 日蓮大聖人は「子にすぎたる(たから)なし」(新1753・全1322)と(おお)せです。今後も家庭コン≠継続的に開催し、大事な信心の継承(けいしょう)、未来部育成の運動を積極的に進めていきます。
 高梨 少子化の時代にあって、一人一人の子どもの可能性を開き、幸福と成長に尽くす教育の使命の大きさを日々痛感(つうかん)しています。学校、家庭、地域が一体となって、未来の宝を育てる――そうした「教育のための社会」の構築へ、「励ましの人間教育」の運動をさらに展開していきます。
 原田 池田先生は「教育という『根』の深さこそが、『社会の深さ』であり、『文化の深さ』」であり、「人間を最も人間らしく開花させてゆく『平和の大地』である」と強調されました。崇高な聖業(せいぎょう)に携わる教育本部の皆さんの日々の奮闘に心から敬意を表し、さらなる活躍を祈ります。

(2022. 3.28. 聖教新聞)

 

 

<22> 勇んで「立正安国の対話」を!
出席者:原田会長、長谷川理事長、永石女性部長、西方男子部長、先崎女子学生部長

 先崎 明後4月2日は、戸田先生の六十五回忌(かいき)となります。
 長谷川 死身弘法(ししんぐほう)(つらぬ)かれた、その生涯(しょうがい)は、殉教(じゅんきょう)された牧口先生の遺志(いし)を受け継ぎ、民衆の不幸と悲惨(ひさん)をなくすために一人立ち、広宣流布の道を切り開かれた崇高(すうこう)なものでした。
 永石 戸田先生が初めて、人々は(みな)、地球民族である≠ニの「地球民族主義」の理念を提唱(ていしょう)されたのは、第2代会長に就任された翌年の1952年(昭和27年)のことですね。本年で70年となります。
 原田 当時は朝鮮戦争が勃発(ぼっぱつ)し、東西冷戦が深刻化。国際社会の緊張が高まっていました。こうした中での戸田先生の宣言(せんげん)は、時代を画する先見的なものでした。
 長谷川 56年のハンガリー動乱の際には、「ハンガリーの民衆にたいして、(今は)吾人(ごじん)(=戸田先生)らはなんの救うべき手段(しゅだん)も方法もない。ただ、一日も早く、地上から、かかる悲惨事(ひさんじ)のないような世界をつくりたいと念願するだけである」と聖教新聞につづられています。
 原田 そして戸田先生は、生命尊厳(そんげん)哲理(てつり)(かか)げた民衆の運動によって、時代変革(へんかく)の波を起こすことを固く誓われたのです。
 先崎 池田先生は、先日開催された、「3・16」記念の青年部幹部会へのメッセージの中で、戸田先生の「地球民族主義」の構想について触れられ、「試練が大きければ大きいほど、創価の若き世界市民の熱と力をいやまして結集し、『我此土安穏(がしどあんのん)』――地涌(じゆ)(われ)らが集い合った、この星を安穏にしていく師弟不二の祈りを強めながら、『立正安国の対話』を(つらぬ)いていただきたい」と呼び掛けられました。
 西方 男子部は「3・16」を目指し、平和の対話、希望の対話、友情の対話を大きく広げました。この勢いをさらに加速し、「立正安国の対話」に(いさ)んで挑戦していきます。
 永石 戸田先生は、「社会の不幸に目をつぶって、宗教の世界に閉じこもり、安閑(あんかん)とただ題目を(とな)えているだけなら、大聖人の立正安国の()精神(せいしん)に反している。この世の悲惨(ひさん)をなくす。不幸をなくす。人権を、人間の尊厳(そんげん)を守る。平和な社会を築いていく。そのなかにこそ、仏法の実践(じっせん)があるのだ」と語られています。
 長谷川 今こそ足元から、平和と幸福の連帯を築く、草の根の運動を進めていく時です。
 原田 深刻化するウクライナ情勢への人道支援として、学会は現在までに、難民・避難民の方々への支援に当たる、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)、国連WFP(国連世界食糧(しょくりょう)計画)、ユニセフ(国連児童基金)をはじめ、国際協力NGOなどの計5団体に寄付をしてきました。私たちは、仏法者の社会的使命を一段と深く自覚し、「いずこの国の民衆も不幸の(ふち)に追いやられることがあってはならない」との信念で、世界の同志と共に行動していきたい。

各国に創価の学舎

 長谷川 思えば、戸田先生は逝去(せいきょ)の約1週間前、「戸田()(あと)は、第3代会長になられる方が、広宣流布のすべての指揮(しき)()り、世界広布の理念と方法のレールをちゃんと()いてくださる」「第3代の教え通りに実行していけば、世界の広宣流布は必ず必ず実現できるのです」と言われました。
 西方 池田先生は戸田先生が逝去された翌日に開催された本部幹部会で、「先生の御命(おいのち)は、わが創価学会、われわれ弟子と共に、永遠に生きていらっしゃると信ずるものです」と訴えられ、海よりも深く、山よりも高い、師匠の大恩に(むく)いる、弟子の大闘争を誓われています。
 長谷川 そして、翌月の5月3日に行われた本部総会では、悲嘆(ひたん)に沈む同志を希望の光で照らすため、「七つの(かね)」の未来構想を発表し、前進と勝利のリズムを築かれていくのです。
 西方 池田先生は同年7月に、「私の一生は、戸田先生の遺言(ゆいごん)ともいうべき構想を、(さけ)び、戦い、達成することだ。これだけが、私のこの世の使命だ」ともつづられています。
 原田 この言葉の通り、第3代会長の池田先生によって、戸田先生の遺言は現実のものとなり、日本はもとより、世界の広宣流布の大道が開かれました。そして21世紀に入り、学会は世界宗教として堂々と発展を()げているのです。
 永石 昨年は、戸田先生が池田先生に(たく)した、創価大学の創立(71年4月2日)から50年でもありました。創価三代の師弟の結晶(けっしょう)である創価教育は今、東西の創価学園、札幌創価幼稚園をはじめ、アメリカ創価大学、ブラジル創価学園、香港(ホンコン)・シンガポール・マレーシア・韓国の創価幼稚園など、世界中に誕生しています。
 先崎 明年には、マレーシアに中高一貫(いっかん)の創価インターナショナルスクールも開校します。楽しみでなりません。
 原田 御聖訓(ごせいくん)に、「よき弟子をもつときんば、師弟仏果(ぶっか)にいたり」(新1211・全900)と(おお)せです。池田先生は、「『4・2』から『5・3』へ――それは、弟子の勝利を師に(ささ)げる時である。そして、新たな大勝利を、師に(ちか)って出発する時なのである」と教えてくださっています。私たちは、「勝利」のリズムの中で、「4・2」「5・3」を祝賀していきたい。

死力尽くし働く時

 西方 先日、支持者の信頼を裏切り、政治不信を(まね)く言語道断の事件で、公明党を除名された元衆院議員に、厳しい方の(さば)きが(くだ)りました。公明党は猛省(もうせい)してもらいたい。
 原田 公明党の全議員は、支持者の大恩を絶対に忘れてはならないと強く言いたい。今が重要な時である。立党(りっとう)の原点に立ち返り、党を()げて、国民のため、支持者のため、死に物狂いで働いてもらいたい。

(2022. 3.31. 聖教新聞)

 

 

<23> 誠心誠意の対話で友情を拡大
出席者:原田会長、長谷川理事長、永石女性部長、志賀青年部長、林池田華陽会委員長

 志賀 いよいよ「躍動(やくどう)の春」4月。進学・進級、就職や職場の異動など、新たな挑戦を開始するメンバーも多くいます。皆で温かなエールを送っていきたいと思います。
 原田 混迷の(やみ)が深い時だからこそ、私たちは立正安国を祈り、希望と蘇生(そせい)の対話を大きく展開したい。一人一人が「生まれ変わった新鮮な大生命力」で出発していきましょう。
 永石 新しい出会いの多い時季、旧友を大事にしながら、新たな友情も積極的に広げていきたいですね。
 長谷川 コロナ()等で孤立化(こりつか)が進む今、大事なのは「つながる」行動を起こすことです。あの人はどうしているかな?≠ニ思いをはせ、勇気と知恵(ちえ)で具体的に交流の機会を増やしていきたいと思います。
  北海道の池田華陽会(かようかい)のリーダーは、友人と会っては親身に話を聞き、(はげ)ましの対話を広げてきました。ある日、幸せを祈り続けてきた友人から突然、「信心がしたい」との連絡が。悩んだ時、真っ先に浮かんだのが、いつも寄り添い続けてくれたリーダーの顔だったそうです。晴れて先月、御本尊流布。その歓喜(かんき)と勇気の波動が道内に広がり、他のメンバーも次々と弘教(ぐきょう)が実りました。
 志賀 また、遠方の友人とオンライン等を活用して対話する友も多いです。そこで相手の夢や悩みに対して励ましを送る中で仏法哲理(てつり)に共感し、入会に(いた)った男子部メンバーもいます。
  池田先生は「何歳になっても、新しい出会いを求め、友人をつくっていくことだ。友が増えれば、世界が広がる。未来が広がる」と語られています。
 永石 足取り軽く、気取らず、気負わず、誠心誠意(せいしんせいい)の対話で語ることですね。私たちが目指す10人の本当の友人づくり≠焉Aそうした積み重ねの中で成し遂げられていきます。
 原田 人と人を結びゆく「対話」。友の幸福を願う励ましの「行動」――この創価の人間主義の運動が、世界の希望の光源(こうげん)となっています。その(ほこ)りを胸に、まずは「5・3」を目指して、友情と幸福の連帯を大きく広げていきましょう。

体験が強い確信に

  池田先生は、70年前の二月闘争の翌月に全国の拡大をけん引した仙台支部の発展の要因について、戸田先生のご指導を3点教えてくださいました(3月29日付「新たな広布の勝利山へ」)。一つ目が「入会した友に学会精神が染み込んでいる」ことです。
 志賀 「3・16」を目指した男子部の折伏(しゃくぶく)で新入会者は2万を超え、大学校に入校した友も多くいます。「信心をした友が、一人の自立した信仰者として、仏道修行に励めるようになってこそ、初めて弘教は完結する」との先生のご指導のままに、共に成長の節を刻んでいきます。
 原田 一人を大切にし、一人を育てるところに、広宣流布の永遠不変の方程式があります。「新しい人」だからこそ「新しい力」が発揮(はっき)できる。その確信で、励まし抜いていきたい。
 長谷川 二つ目が「リーダーが絶対の確信に立っている」ことです。リーダーが率先して祈り、戦い、体験を語る。その姿に友も(ふる)い立ち、挑戦と歓喜の連帯が生まれます。
 原田 「(いくさ)には大将軍を(たましい)とす」(新1688・全1219)です。全リーダーが勝利への強き一念で勢いよく戦い、拡大の突破口(とっぱこう)を開いていきたい。
 永石 三つ目が「組織で聖教新聞を上手(じょうず)に使いこなしている」と。例えば、東北の皆さんは、常に聖教新聞を持って対話と励ましに歩き、毎年のように模範(もはん)の購読推進をされています。
 長谷川 先日、台湾SGIが機関紙「創価新聞」を活用して拡大に励む模様(もよう)も本紙に掲載(けいさい)されていました(3月29日付)。「この新聞のおかげで、お客さんの悩みに親身に寄り添えるようになった」「創価新聞を読むと心が前向きになるね」等の友人の声があり、まさに世界共通ですね。
 志賀 また聖教電子版もコンテンツや機能がさらに充実し、今や世界210カ国・地域からアクセスされています。私もSNSを使って離れた友人に記事を送り、対話を進めています。青年部としても聖教≠最大の武器として学会理解の輪を広げていきます。
 原田 池田先生は「遠大な未来を見据(みす)えつつ、地球民族の安穏(あんのん)を一段と強盛(ごうじょう)に祈り抜き、草の根の連帯を強く(かしこ)(うるわ)しく築き広げていきたい」と呼び掛けられました。師の期待を胸に力を合わせて団結し、師弟凱歌(がいか)の勝利へ飛躍(ひやく)を遂げていきましょう。

感染対策の継続を

 長谷川 今、オミクロン株の系統で感染力が強いとされる「BA・2」への置き換わりや、年度替わりで人の移動が活発なことなどの影響で、感染の再拡大が懸念(けねん)されています。
  また、コロナ後遺症(こういしょう)も大きな問題として連日、テレビニュース等でも報道されています。WHO(世界保健機関)などは、感染した人の10人に1人がコロナ後遺症になるとの見解を示していますね。
 志賀 医師によれば、倦怠感(けんたいかん)や息切れ、(せき)、味覚・嗅覚(きゅうかく)障害等の症状が相次ぎ報告されており、その根本的な治療法はまだ確立されていないと言います。
  そうした意味でも、一部にある「オミクロン株は軽症らしいから、かかっても大丈夫」との考えは(あやま)りであると医師は指摘(してき)しています。オミクロン株に感染して軽症や無症状で済んでも、後遺症によって日常生活が(うば)われかねません。
 永石 後遺症の症状が疑われる場合は早い段階で、かかりつけ医等に相談することです。また周囲にそうした方がいれば、「無理をしないで」「今はしっかり休んでね」と声を掛け、理解していきたいですね。
 原田 ともあれ、マスクの着用、手指衛生、換気等、基本的な感染防止対策を継続し、徹底を呼び掛け合っていきたい。そして、健康第一、無事故第一で、決意も新たに前進していきましょう。

(2022. 4. 4. 聖教新聞)

 

 

<24> さあ、「私の新記録」に挑戦!
出席者:原田会長、永石女性部長、平井九州長、川上九州女性部長、西方男子部長、岩田九州青年部長

 平井 九州は3月に「支部家族総会」を盛大(せいだい)に開催しました。現在は、栄光の「5・3」を目指し、青年を先頭に、全同志が「私の新記録」の対話拡大に挑戦しています。
 川上 第1回の「華陽(かよう)カレッジ」も、各地で工夫を()らして行いました。博多総県・宗像(むなかた)圏では、キャップ、サブキャップと担当の圏総合女性部長が会合前に何度も打ち合わせを重ね、共に訪問・激励(げきれい)に歩きました。初めて会えた方も多く、その方々が会合に参加してくれ、当日は目標を上回る方が(つど)いました。第2回のカレッジへ、勢いを加速しています。
 永石 今月はいよいよ、第1回の「女性部総会」です。全世代が一堂に会し、希望と正義の哲理(てつり)を語り合い、信心と師弟の精神を深め、桜梅桃李(おうばいとうり)のスクラムを広げていきましょう。

広布の旗高らかに

 原田 御聖訓(ごせいくん)に、民衆に幾多(いくた)苦難(くなん)が次々と襲い掛かる「闘諍堅固(とうじょうけんご)の時」は、「法華経の大良薬(だいろうやく)をもってこの大難(だいなん)をば()すべし」(新694・全550)と(おお)せです。私たちは、全人類を平和に(みちび)く「大良薬」である妙法を(とな)え、(ほが)らかに語っていきたい。
 西方 月刊誌「パンプキン」3月号のエッセーの中で池田先生は、福岡に思いを寄せ、「さきがけの 春風(しゅんぷう)対話は (かぐわ)しく 心と心を 花で結べや」と呼び掛けてくださっています。
 岩田 今年、福岡は日本一早く桜(ソメイヨシノ)の開花が宣言されました。九州は、日本を先駆(せんく)する「対話の花」をらんまんと咲かせていきます。
 川上 「永遠に消えることのない希望と幸福の仏縁(ぶつえん)を、これからも九州の皆さんが、日本全国、そして全世界の女性部の先頭に立って、心広々と聡明(そうめい)愉快(ゆかい)に結び広げていってください」――この先生の期待を胸に、私たちは対話の大波を起こしていく決意です。
 平井 北九州総県・小倉喜多(きた)幸城区の地区部長は、大事故や倒産の危機を乗り越え、ヘアサロンを(いとな)んで41年になります。フォロワー1万人を超えるSNSなども活用しながら、模範(もはん)の対話拡大に(はげ)んでいます。
 岩田 男子部大学校生をはじめとした新たな力≠フ台頭も、希望を広げています。筑紫総県・春日圏の大学校4期生は、家族が大病に襲われる中、宿命転換(てんかん)()けて学会活動に挑戦。1月に両親を入会に(みちび)き、家族の病も快方(かいほう)へ向かい、和楽の道を歩んでいます。
 永石 昨年は、九州・大分の地で「青年よ 21世紀の広布の山を登れ」の長編詩が発表されて40年でした。あの第1次宗門事件の時、「さあ、新出発だよ。広宣流布の長征(ちょうせい)の開始だ。未来の(とびら)を開こう!」と言われ、先生が新たな闘争(とうそう)を開始されたのは、九州・長崎でした(1980年4月29日)。
 原田 2日後の5月1日に先生は福岡で、「『広宣流布の胸中(きょうちゅう)(はた)』を、断じて降ろしてはならない!」「『折伏(しゃくぶく)の修行の旗』を、決して降ろしてはならない!」「『一生成仏の、信心の(ほのお)の光』を消しては絶対にならない!」と師子吼(ししく)されました。九州の同志は、師弟共戦の誓いを燃やし、新しき創価の風を起こしていきました。
 岩田 本年、福岡の大型連休の風物詩である「博多どんたく」が5月3・4日に3年ぶりに開催され、福岡の鼓笛隊も出演する予定です。
 平井 先生は、「九州には無限の底力がある。その力が、いかんなく発揮(はっき)されれば、二十一世紀には創価の大勝利山≠ニなる」と言われています。「立正安国」「立正安世界」の実現へ、九州は楽しく仲良く前進し、勝利をもって先駆(せんく)の使命を果たしていきます。

皆が知るべき事実

 原田 6年前の4月14日、熊本地方で震度7の地震があった際、すぐに東京から駆け付けたのが、福岡を中心に活動している、公明党のあきの公造(こうぞう)参院議員でした。
 川上 あきの議員は、益城(ましき)町から、宿泊する阿蘇(あそ)市へ移動した直後の16日に震度7の本震(ほんしん)に襲われました。国道が陥没(かんぼつ)し、大橋が崩落(ほうらく)する中、現地にいる唯一(ゆいいつ)の国会議員として、市役所等で直接、国と連携(れんけい)を取り、復旧に尽力(じんりょく)しました。昨春には新大橋が開通し、一歩一歩、復興への歩みを進めています。
 永石 そもそも、現在(おこな)われている海外ワクチン接種の道を開いたのは、医師でもある、あきの議員ですね。政府は当初、国内のワクチン開発支援に(かたよ)るあまり、海外ワクチン確保への交渉が(とどこお)っていました。
 岩田 そこで、あきの議員が2年前の7月、国会で政府に予算措置(そち)(せま)り、当時の厚労副大臣(公明党衆院議員)が「予備費の活用を含めて果断(かだん)に進める」と表明したことで、現在接種されている海外ワクチンが確保できたのです。
 西方 北海道医療大学の浅香(あさか)正博学長は、「二人の質疑応答が日本を救ったと言っても過言(かごん)ではありません」「(公明党)議員の連携れんけいプレーがすべての始まりであったことは、もっと多くの国民が知っておくべき」と明確に述べています。
 平井 先日、私が懇談(こんだん)した県内の大手企業の代表も、「そんな事実があるなんて知らなかった」と驚き、全社員に周知していました。
 西方 また、国内初の新型コロナ治療薬であるレムデシビルが承認されたのも、同年3月に、あきの議員が国会質問で取り上げたからです。
 原田 国立国際医療研究センターで国際感染症センター長を務める大曲貴夫医師は、「同治療薬の承認を同党(公明党)が推進したことは、もっと広く知られて良い」と述べています。
 平井 「コロナ対策のエキスパート」である、あきの議員は日本の政治に不可欠な人物です。今は、国産飲み薬の実用化に向けても尽力(じんりょく)しています。
 原田 国民の生命と暮らしを守るため、公明議員はこれからも、死力を尽くして働いてもらいたい。

(2022. 4. 7. 聖教新聞)

 

 

<25> 世界に誇る宝のスクラム
出席者:原田会長、永石女性部長、沼倉女性部書記長、志賀青年部長、宇野女性部主任部長、清水池田華陽会書記長

 志賀 女性部が発足(ほっそく)して1年。地区を舞台に今、第1回の「女性部総会」が活発に開催されていますね。
 永石 総会の大成功に向け、全国の地区女性部長が奮闘(ふんとう)してくださり、副役職の皆さんも団結して取り組まれています。皆の都合に合わせるため、数回に分けて工夫して開催している地区もあります。心から感謝申し上げます。
 原田 池田先生は、「創価学会が世界に誇る最高の(たから)』が女性部であると言われています。女子学生部、池田華陽会(かようかい)、ヤング白ゆり世代から多宝会(たほうかい)までが一堂に会する総会は、21世紀の女性の「幸福勝利」と「平和連帯」の道を大きく開くものであると確信します。
 沼倉 池田先生ご夫妻が「歴史的な第1回女性部総会、(まこと)におめでとう!」とメッセージを贈ってくださり、「地区の皆が元気になりました」と語るリーダーも数多くいました。どの地区に参加しても、メッセージにある通りの「桜梅桃李(おうばいとうり)人華(にんげ)が咲き誇る、明るく(うるわ)しい」総会でした。
 清水 池田華陽会の友も、張り切って参加しています。中には、信仰(しんこう)体験を発表する方や、演奏を披露する方もいます。私も総会に向け、女性部の先輩と訪問・激励(げきれい)に動き、多くのことを学んでいます。また最近は、先輩の応援を受け、「初めての折伏(しゃくぶく)ができました!」と語る華陽会メンバーにも出会います。
 宇野 私自身、「3・16」へ向けた折伏戦で、男子部の夫と(とも)に、親族らのもとへ足を運び、二人で力を合わせて弘教(ぐきょう)成就(じょうじゅ)することができました。
 永石 素晴らしいですね。重要なのは、一人一人の状況に合わせた、こまやかで温かな(はげ)ましです。愛知の「創春(そうしゅん)ミーティング」で出会った方は、産後うつになり、やっとの思いで参加した会合で、「どんな時も、自分なりのペースでいいから、学会と共に歩んでいこうね」と先輩から声を掛けられ、心が楽になったそうです。
 沼倉 その後、救急病院で看護師をしながら、白ゆり長となり、未入会の夫やお子さんを入会に導きました。祈り続けてきた和楽(わらく)の道が歩めるのも、先輩がその方の状況をよく理解し、温かく見守り支えることができたからだと思います。
 宇野 ヤング白ゆり世代は子育てや仕事など、毎日が目の回るような忙しさの人が多いですが、「創春ミーティング」を通じ、学会活動の大切さを実感しています。私も地元のプロジェクトチームの一員として、励ましに(てっ)していきます。

一対一の信頼関係

 永石 各地では今、池田華陽会(かようかい)やヤング白ゆり世代と先輩の女性部がペアを組んで、訪問・激励(げきれい)などに動いています。その結果、華陽カレッジに参加できなかった方が女性部総会に(つど)うなど、人材の裾野(すその)が広がっています。
 沼倉 山梨の笛吹(ふえふき)圏では山梨教学研修センター開館25周年を記念し、地区25ペアを目標に、「にこにこペア運動」に取り組んでいます。声を掛け合い、励まし合うことで、初めて「聖教推進(すいしん)ができた方」「訪問・激励に挑戦できた方」などが誕生しています。
 原田 先生は、「一人ひとりに光を当て、各人を大切にしていく」「つまり、個別的な一対一の信頼関係を、組織のなかにつくり上げていく」ことが重要であると指導されています。学会の組織は、励ましと信頼で、人と人とが結ばれているから強いのです。
 永石 京都伏見(ふしみ)総県のある地区女性部長は、自身とお子さんの病気と闘いながら、懸命に活動に取り組んでいます。リーダー(みずか)ら、(やまい)に負けずに前を向いて進む姿は、多くの同志に勇気を送っています。
 沼倉 その地区には、目が不自由な中、パソコン教室などに通い、スキルを身に付けて転職を果たした、ヤング白ゆり世代の白ゆり長もいます。
 永石 また、パソコンを駆使(くし)して、案内状などを作成し、地区内を()ける、錦宝会(きんぽうかい)の方もいるそうです。まさに「全員が主役」となって(かがや)いています。
 沼倉 女性部総会で視聴されている、SOKAチャンネルVODの新番組も感動を呼んでいます。VODに登場している石川県の女性部員は、未入会の家に(とつ)ぎ、苦労の連続の中、(つね)に題目を(とな)え抜いてきました。そして今、家族全員で和楽(わらく)の道を歩む姿は、祈りは必ずかなう≠アとを改めて教えてくれています。
 原田 先生は常々、誰もが宿命転換(てんかん)できる仏法であり、一番苦労した人が、一番幸せになれる≠ニ言われています。
 夫に先立たれ、病気の子らを(かか)えながら、迫害(はくがい)にも()え、必死に信心を(つらぬ)(とお)した、一人の女性門下に送られた「冬は必ず春となる」(新1696・全1253)との御聖訓(ごせいくん)こそ日蓮仏法の核心(かくしん)です。希望の春に、平和のスクラムを大きく広げる女性部総会の大成功を深く祈念しています。

子ども政策の公明

 清水 公明党は昨年の衆院選の折、子どもの権利を保障する「子ども基本法」の制定や、子育て政策を行政の縦割りを(はい)して推進する「こども家庭庁」の創設を公約に(かか)げました。今、それが具体化しています。
 宇野 結党(けっとう)以来、次代を(にな)う子どもは社会の(たから)≠ナあると訴え、教科書の無償(むしょう)配布や児童手当の創設・拡充(かくじゅう)などを実現してきたのが公明党です。最近も、出産育児一時金の拡充、不妊(ふにん)治療の保険適用(てきよう)拡大、給付型奨学金の創設、幼児教育・保育の無償化(むしょうか)などを形にしています。
 志賀 全ては、「子どもの幸せ」を最優先にする社会の実現という、他党にはない、公明党独自の哲学の力であると思います。
 原田 「政党の中で、最も子どもの権利を重視し、子育て・教育施策(しさく)の充実に取り組んできたのが公明党」(末冨(かおり)・日本大学教授)と評価される通り、公明党はこれからも、社会の未来を開く「子ども政策」を最重要課題≠ニ(とら)え、全力で推進(すいしん)してもらいたい。

(2022. 4.14. 聖教新聞)

 

 

<26> 勝利を開く対話の大旋風を
出席者:原田会長、永石女性部長、山崎総神奈川長、十河(そごう)総神奈川女性部長、西方男子部長、會田(あいだ)総神奈川青年部長

 原田 来る4月20日は、聖教新聞の創刊記念日です(1951年創刊)。配達に(たずさ)わる「無冠(むかん)の友」の皆さまをはじめ、聖教を支えてくださっている全ての方々に、心より感謝と御礼(おんれい)を申し上げます。
 永石 思えば、歴史的な創刊号に(おど)った見出しは「聖火(せいか)鶴見(つるみ)炎上(えんじょう)」でした。神奈川で折伏(しゃくぶく)のうねりが巻き起こり、全国でも拡大が進む中、2週間後の5月3日に戸田先生が第2代会長に就任されたのです。
 山崎 その(かげ)には、若き池田先生の激闘(げきとう)がありました。最大の苦境にあった恩師の事業を守りつつ、何度も鶴見を訪問され、草創の同志を励ましながら広布に走り抜かれました。今も、神奈川に語り()がれる共戦の歴史です。
 西方 以来、神奈川の皆さんは広布の聖火≠赤々と燃やし、立正安国の前進を重ねてこられました。先生は随筆で、一貫(いっかん)して神奈川は広布の陣列(じんれつ)の先頭に立って、全国の牽引力(けんいんりょく)となってきた≠ニつづられています。
 會田 学会の平和運動の原点である戸田先生の「原水爆禁止宣言」の発表も、第1次宗門事件の(あらし)の中で池田先生が世界広布の新航路を開かれた闘争(とうそう)の船出も、その舞台は神奈川でした。
 十河 当時、192カ国・地域に広がる今日(こんにち)の創価の連帯を、誰が想像したでしょうか。いつの時代も、新たな広布の出発の地となってきた歴史が、神奈川の(ほこ)りです。

訪問・激励に全力

 永石 池田先生が「正義」「共戦」の揮毫(きごう)を神奈川文化会館で(したた)められて、本年5月で43年。その師匠(ししょう)(たましい)を胸に、神奈川の皆さんは今、新たな勝利の歴史を開こうと対話拡大へ果敢(かかん)に打って出ていますね。
 山崎 中華料理店を営む(あさひ)完勝区の支部長は、「伝統の2月」に夫妻で20部の聖教購読を推進。その後、店がテレビに取り上げられ連日大盛況。報恩の心で挑み続けた夫妻の対話が300人に達した頃、今度はグルメ雑誌にも掲載され、功徳の実証が光っています。
 十河 鶴見広宣区のヤング白ゆり世代の友は、20年前に摂食障害を発症。苦しい日々が続く中、2年前のお父さんの病気を機に題目を唱え始めると、次第に元気を取り戻し、会合にも参加できるように。今年に入って、家族と一緒に70人を超える方に対話を広げるなど、その蘇生(そせい)の姿に感動が広がっています。
 原田 素晴らしいです。今、先の見えない時代だからこそ、信心の確信の声で一人一人をきめ細かく励ますことが大事です。神奈川では、経験豊富な副役職の方と最前線のリーダーがペアを組み、訪問・激励(げきれい)に全力を注いでいますね。
 山崎 壮年部では、励ましを送るリーダーを「スーパー・アクション・メンバー」(通称(つうしょう)・SAM)と名付け、活発に取り組んでいます。小田原常勝圏では毎月、全部員と会う≠アとを目指し、中には9割を超える壮年部員と会えた支部もあります。一緒に動くことで皆が元気になり、会合参加者や対話に挑戦するメンバーも増えています。
 十河 女性部も同じです。川崎総区では「B−1グランプリ」と(めい)打ち、女性部総会に向けて「ブロック1」の新たな活動者増に奔走(ほんそう)。おばあちゃんが池田華陽会(かようかい)の孫と共に動く中で信心の継承(けいしょう)ができたエピソードもあり、新たな活動者が続々と誕生しています。
 會田 男子部も共に動く℃謔闡gみの中で、初めての弘教(ぐきょう)が実ったメンバーなど、新たな人材がどんどん出てきています。「3・16」までに総神奈川として、「部2」の折伏、「部1」の大学校生輩出(はいしゅつ)を成し遂げることができました。
 西方 神奈川の戦いは男子部でも全国トップクラスです。「ヤング男子部」発祥(はっしょう)の地らしく、仏法(そく)社会の多様な若き人材が数多く活躍しています。
 原田 池田先生は「神奈川は、永遠の『正義』の天地である。だからこそ、勝利の『使命』があり、『責任』があり、『栄光』がある」と万感の期待を寄せられています。「(こえ)()しまず」(新603・全504)正義を(さけ)び抜いて、師弟共戦の神奈川≠ゥら対話の(だい)旋風(せんぷう)を起こしていってください。

「現場第一」が伝統

 西方 この4月から、成人年齢が18歳に引き下げられました。若者(わかもの)が将来に希望を持てる社会を実現するためにも、政治の役割がますます重要になります。
 會田 その先頭に立つのが神奈川の三浦のぶひろ参院議員です。公明党青年局長として、全国各地でのユーストークミーティングや政策アンケート「ボイス・アクション」を主導。多くの若者の声を国に直接届け、実現させてきました。
 永石 4月から始まった不妊(ふにん)治療の保険適用拡大もそうです。ほかにも幼児教育・保育の無償化(むしょうか)、給付型奨学金の創設と拡充など、今では当たり前≠フ施策(しさく)を数多く形にしています。
 十河 「携帯電話料金の引き下げ」もリードしました。2年前、当時の首相は「私が気付くはるか以前から、公明党がそうした署名活動を(おこな)っていることに心から敬意(けいい)を表したい」と述べていましたね。
 會田 さらに、専門医等の要請(ようせい)を受け、がんの放射線治療などに高い効果が見込まれる「医療用ラジオアイソトープ(放射性同位元素)」の国産化を主張。首相から、国家戦略の一つに位置づけるとの答弁を引き出しました。がんと(たたか)う母を支えてきた経験や、工学の博士としての知見を活かし、最先端のがん対策の進展(しんてん)に力を尽くしています。
 山崎 三浦議員は抜群(ばつぐん)の行動力も定評です。19年10月の台風19号で箱根登山鉄道が寸断された時も、いち早く連携(れんけい)し、現場へ駆け付け、早期復旧に尽力(じんりょく)しました。新型コロナの重症化の兆候(ちょうこう)をつかむパルスオキシメーターについても、一人の青年医師の声をすぐさま政府に届け、全国配備を実現させましたね。
 原田 「現場第一主義」こそ公明党の伝統です。公明議員は今後も「小さな声を聴く力」を発揮し、「大衆とともに」の立党(りっとう)精神を体現し続け、国民の期待に応えてもらいたい。

(2022. 4.18. 聖教新聞)

 

 

<27> 「負けじ魂の信心」で進む!
出席者:原田会長、永石女性部長、熱田総愛知長、荒谷(あらたに)総愛知女性部長、有田総愛知男子部長(中部男子部長兼任)、三宅総愛知池田華陽会委員長

 三宅 本年は、7・10「愛知の日」55周年です。池田先生は1967年(昭和42年)7月10日、私たちの永遠の指針(ししん)である「広布の堅塁(けんるい)・中部たれ」を発表してくださいました。
 荒谷 後に先生は、「堅塁」を築き上げる原動力は、「『負けじ(だましい)の信心』以外の何ものでもありません」と教えてくださいました。愛知には、あの言論問題など、全ての嵐を「負けじ魂」で勝ち抜き、発展してきた歴史があります。
 原田 まさしく「難攻不落(なんこうふらく)の中部」として、そびえ立っています。愛知は今、師弟共戦を誓う各部の人材が躍動(やくどう)していますね。
 熱田 壮年部は結成の月・3月、「いざや立て! 愛知の黄金柱」を合言葉に、「地区壮年大会」を開催しました。特設サイトをつくり、当日の会合写真を各地区が投稿。皆が楽しくにぎやかに集い、目標を大きく上回る3万3000人の壮年が参加しました。
 永石 愛知の女性部は、先生の講義「世界を照らす太陽の仏法」や小説『新・人間革命』を学ぶ、ヤング白ゆり世代の集いを活発に開き、新しい(ちから)≠着実に(はぐく)んでいますね。
 荒谷 勉強会を通して、未入会のご家族への対話を決意し、祈り抜く中で弘教(ぐきょう)(みの)らせた方が数多くいます。また、2月に行われた「創春(そうしゅん)ミーティング」には、本当に多くのメンバーが(いさ)んで集いました。
 原田 広布誓願(せいがん)の祈りが一切の(かべ)を破る原動力です。「教主釈尊(しゃくそん)をうごかし(たてまつ)れば、ゆるがぬ草木(そうもく)やあるべき、さわがぬ水やあるべき」(新1610・全1187)です。先生は、「妙法の祈りの(ちから)(はか)り知れない。一切をより良く変えゆく根源(こんげん)力用(りきゆう)である。小さく()(はか)っては(そん)をする。広布の大願を起こし、大きく、強く、具体的に祈り、行動するのだ」と指導されています。
 熱田 西一宮勇光圏の地区部長は、コロナ()でも勝利の実証を!≠ニ祈りを(かさ)ね、経営する会社に大口の注文が入り、過去最高の利益を出せました。また、訪問・激励(げきれい)にも真剣に歩き、壮年大会には6割を超えるメンバーが参加しました。
 原田 試練の時だからこそ、「仏法(そく)社会」の実証は多くの人の希望となります。その地区では、一家で100年以上、他宗(たしゅう)信仰(しんこう)していた一人の壮年が入会するなど、新たな人材が立ち上がっていますね。

「最重要の決戦場」

 有田 中部の男子部は、青年の(ねつ)(ちから)で社会に希望を送ろう!≠ニ、対話拡大に(はげ)んでいます。その中で、地域貢献(こうけん)のための清掃運動にも取り組み、「素晴らしい活動をされているので、ぜひ一緒に参加したい」と声を掛けてくる学生がいるなど、大きな反響を呼んでいます。
 熱田 大学校4期生の折伏(しゃくぶく)相手が5期生となり、早速、弘教(ぐきょう)(みの)らせた話も聞きました。地域、社会を変えていこう≠ニの強い一念が、一人一人の自発能動の実践を生んでいますね。
 三宅 緑大高区で池田華陽会(かようかい)のキャップを(つと)めるメンバーは、ビューティーアドバイザーとして、中部トップクラスの売り上げを達成していることが評価され、美容部員のトレーナーに(ばっ)てきされました。
 荒谷 その女性は、相手に寄り添うような対話を心掛け、2人の友人が入会を決意していますね。
 原田 先生は、「中部が急所だ!/広宣流布の命運を(けっ)する/最重要の決戦場もまた/大中部であるに違いない!」と最大に期待されています。(ほま)れの使命を胸に、堂々と勝ち進みゆくことを念願しています。

一人≠フ声を形に

 永石 愛知の里見りゅうじ参院議員は、24年半の厚生労働省勤務の経験を生かし、「雇用(こよう)と命を守る」第一人者として、大いに実力を発揮(はっき)していますね。
 原田 まず、「働き方改革」です。働く人を守るため、退社から次の出社までに一定の休息時間を設ける「勤務間インターバル制度」を努力義務化しました。
 有田 また、妻の出産後8週間以内に、計4週間の休暇が取得できる男性版の産休創設も推進しました。これは、すでに実施されている育児休業制度に加えて取得できるものです。
 荒谷 さらに不妊(ふにん)治療の保険適用拡大についても、実現の一翼(いちよく)(にな)いました。
 三宅 里見議員は昨年1月、愛知県の喫茶組合の理事長で、新型コロナの影響により厳しい経営状況にある喫茶店主に話を聞きました。当初、売り上げが減少した中小事業者などへの「一時支援金」の対象に、喫茶店などの「昼間営業の飲食店」が含まれない可能性がありました。その窮状(きゅうじょう)を聞いていた里見議員は、「昼間営業の飲食店」を加えることを経産省に強く要望し、実現させたのです。
 熱田 その理事長は、「里見さんほど、生活者目線の議員はいません」と語り、「(私たちの訴えを聞き)すぐ行動。何とかしようと一生懸命に取り組み、実現してくれました。本当にうれしかった。感謝しています」と述べていました。
 永石 本年1月末から申請が始まった、売り上げが減少した事業者に最大250万円を支給する「事業復活支援金」についても、「従来の売り上げ半減の要件では、ハードルが高すぎる」との声を聞いた里見議員らの訴えで、「売上30%減」で支給されることになりましたね。
 有田 他にも、ワクチン接種の加速化や、建設現場のアスベスト(石綿)で健康被害を受けた人を救済(きゅうさい)する「建設アスベスト給付金法」の制定などに尽力(じんりょく)してきました。「困っている人の声をじかに聞いてこそ、本当に役立つ制度にできる」との確信のもと、「ご用聞き」を続ける里見議員だからこその実績です。
 原田 どこまでも一人≠ノ光を当て、その声を形にするため、これからも公明議員は、ひたむきに働き抜いてもらいたい。

(2022. 4.21. 聖教新聞)

 

 

<28> 鉄桶の団結で常勝の歴史を
出席者:原田会長、永石女性部長、本橋総埼玉長、塩野総埼玉女性部長、志賀青年部長、石毛総埼玉男子部長

 本橋 来る5月8日は、「常勝埼玉師弟の日」です。2007年のこの日、池田先生が新緑(かがや)く埼玉池田研修道場を初訪問されたことが淵源(えんげん)であり、本年で15周年の佳節(かせつ)を刻みます。
 原田 先生は代表と唱題された後、若き日に戸田先生の事業の再建のために、埼玉の天地を()(めぐ)った歴史などを述懐(じゅっかい)されながら、仏法の根本である「師弟」について重要な指導をされました。そして、「師弟直結の大埼玉を、皆さんの力で断じて築いてもらいたい」と万感の期待を寄せてくださったのです。
 塩野 また、「異体同心(いたいどうしん)なればかちぬ」(新2054・全1463)の御文(ごもん)を引かれ、「『鉄桶(てっとう)の埼玉』が勝ちぬいていくことが、仏法の御聖訓(ごせいくん)の証明なのである」と、深き使命を示してくださいました。
 志賀 その後も先生は、幾重(いくえ)にも埼玉に師弟の魂魄(こんぱく)をとどめられていますね。
 石毛 10年10月には、埼玉県歌「広布の旗」の最後の一節を「ああ埼玉の 勝利見む」と加筆。13年には、小説『新・人間革命』第26巻「奮迅(ふんじん)」の章で、「川越(かわごえ)地区講義」の様子を記してくださいました。
 永石 そして16年には、雪の残る厳寒(げんかん)の1月20日に埼玉文化会館に来館。19年8月4日には再び、埼玉池田研修道場を訪問してくださいました。まさに埼玉は先生手づくりの師弟共戦の天地です。

皆で新記録に挑む

 本橋 埼玉は昨24日から「『まことの時』は今! 師弟常勝月間」をスタート(5月31日まで)。一人一人が拡大の新記録≠ノ挑戦していきます。
 原田 壮年・男子部は、本部単位で定期的に「壮男(そうだん)飛躍(ひやく)会議」を行っていますね。誰が誰に会いに行くかなど、綿密(めんみつ)(はげ)ましの計画≠協議し、青年育成が進んでいると聞きました。
 本橋 三郷(みさと)源流(げんりゅう)圏のある地区では、毎週、壮男での「家庭訪問デー」を設け、一体となって訪問・激励に奔走(ほんそう)。今月の壮男地区座談会≠ノは、オンラインも含め18人が参加しました。
 石毛 男子部も過去最高の大学校生を輩出(はいしゅつ)し、前期からの伸び率は全国トップクラスでした。一人一人に励まし担当者を決めて育成に取り組んでいます。
 原田 また壮年部は、対話に(いど)む戦うブロック5勇士≠フ育成も素晴らしい。同志を数人担当する「希望長」を中心にきめ細かい激励を続け、「8勇士」「10勇士」を達成したブロックが続出するなど、新たな人材が躍動(やくどう)しています。
 永石 女性部の皆さんも、正・副∴齣フの「スクラム会議」をリズムに、訪問・激励に総力を挙げていますね。
 塩野 岩槻(いわつき)希望区では毎月の座談会を(じく)に、正・副≠ェ分担(ぶんたん)して全軒訪問を実践。その中で、新たに立ち上がったメンバーが学会活動を通して生き生きと変わっていく姿に未入会のご主人が入会するなど、喜びと感動が広がっています。
 永石 また、池田華陽会(かようかい)やヤング白ゆり世代が対象の「ロワール平和大学校」を毎月開催していますね。小説『新・人間革命』を学び、共に動く中で新たな活動者が増え、今月の女性部総会でも各地で模範(もはん)の結集ができたと(うかが)いました。
 原田 埼玉は日本の柱≠ナある大関東の要衝(ようしょう)です。「埼玉の勝利が、全首都圏の勝利であり、全学会の勝利である」との先生のご期待を胸に、さらに勢いよく立正安国の対話に打って出て、大埼玉の底力を満天下に示していってください。

群抜く政策実現力

 志賀 今、公明党の参院会長、税制調査会長などの要職を務め、連立政権のかじ取り役を(にな)っているのが埼玉の西田まこと参院議員です。
 原田 19年に消費税率が10%に引き上げられる際、食品全般(ぜんぱん)の税率を8%に()え置いた「軽減税率」は、西田議員を先頭に公明党が政府・自民党と粘り強く交渉し、実現したものです。
 塩野 私の友人たちも、「本当に家計が助かる」と喜んでくれています。
 石毛 また西田議員は、カード被害を補償(ほしょう)する「預貯金者保護法」をはじめ、これまで8本の議員立法制定を主導するなど、その政策実現力は政界の中で(ぐん)を抜いています。
 本橋 西田議員は小さな町工場を営む父のもとで育ち、経済ジャーナリストとして17年間健筆(けんぴつ)を振るった経験から、中小企業の苦労を誰よりも知る政治家です。国会で下請けいじめの実態を取り上げ、汗して働く人が報われるよう下請け取引の適正化にも尽力(じんりょく)しました。
 志賀 さらに、コロナ()で苦しむ中小企業に対する実質無利子・無担保の資金繰り支援に加え、延滞金(えんたいきん)・担保なしの納税猶予(ゆうよ)の特例措置(そち)をリード。困窮(こんきゅう)世帯支援としては、緊急小口資金などの特例貸し付けの返済(へんさい)免除、非課税化も推進しました。
 塩野 最近も西田議員の国会質問が後押しとなり、増大する債務に苦しむ中小企業の事業再生を支える施策(しさく)が、今年3月に決定しましたね。
 永石 また、2020年度の税制改革では、「ひとり親控除(こうじょ)」の創設も実現させました。それまで、一定の収入以下の世帯の税負担を軽減する制度はありましたが、婚姻(こんいん)歴のないひとり親は対象外でした。
 志賀 きっかけは、相手の暴力などでやむを得ず未婚となり、困窮するひとり親の方々から、経済的負担が大変な上に、社会で認められていないような気がしてならない≠ニの強い訴えを聞いたことでした。
 石毛 西田議員は「寡婦(かふ)(寡夫)控除」を婚姻歴の有無にかかわらず適用できるように奔走(ほんそう)。自民党の一部に「伝統的な家族観を(こわ)してはならない」と主張する反対の声がある中、「子どもの貧困(ひんこん)に着目して税制を作るべきではないか」と粘り強く訴え続け、実に7年越しの交渉を経て実現させることができたのです。
 原田 苦しむ人に徹底して寄り添い、小さな声をカタチにする――公明党は、他党にはないネットワークを生かした政策実現力を発揮(はっき)し、国民の命を暮らしを守る政治をさらに前へ進めてもらいたい。

(2022. 4.25. 聖教新聞)

 

 

<29> 師弟共戦の広宣の大道を!
出席者:原田会長、永石女性部長、広崎総兵庫長、大野木(おおのぎ)総兵庫女性部長、萩原(はぎわら)総兵庫男子部長、新村(にいむら)総兵庫池田華陽会委員長

 永石 いよいよゴールデンウイークです。自身の対話拡大の新記録を目指し、健康・無事故で、大きく動き、語り合っていきたいと思います。私も兵庫をはじめ、各地で対話の花≠咲かせていきます。
 大野木 全国の同志の皆さまへの感謝は尽きません。うれしいことに池田先生は、先日の本部幹部会で、40年前の1982年(昭和57年)の「5・3」を記念して発表された「立正誓(りっしょうのちかい)」をはじめ、「広宣大道旅(だいどうのたび)」など三つの書を披露(ひろう)してくださいました。
 広崎 「広宣大道旅」の書は翌83年12月、「兵庫の友への真心」として兵庫に贈っていただいたものです。
 大野木 先生はその際、「魅力(みりょく)ある、無限の可能性、未来性に()ちた」兵庫で、「活躍する友が、力をつけ、見事なる信心の指導者と育ちゆくとき、どれほど広布推進(すいしん)の力となるか」と呼び掛けてくださいました。
 広崎 師弟共戦で「広宣大道旅」を勝ち進むことこそ、兵庫の使命です。壮年部はこの4月、支部ブロック5勇士大会を盛大に開き、「広布の黄金柱」の自覚(じかく)で立ち上がりました。
 原田 兵庫の同志の皆さんは激戦の中、執念を燃やして進んでいます。先日、(うかが)った淡路島池田区の副区長の体験も見事でした。
 広崎 はい。先生との記念撮影を原点とし、定年退職した後は地域貢献活動に参加。家族で特産物の製造販売も営むようになり、島内きっての売り上げです。地域からの信頼も厚く、友好を大きく広げています。
 大野木 女性部は、第1回「女性部総会」を大成功で開催しました。西神太陽区のある地区では、ヤング白ゆり世代の副白ゆり長が初めて司会を務め、女子学生部員が夢に向かって努力する様子を語り、錦宝会(きんぽうかい)の支部副女性部長が対話の極意(ごくい)披露(ひろう)するなど、「桜梅桃李(おうばいとうり)人華(にんげ)が咲き誇る、明るく(うるわ)しい」総会でした。
 永石 5月の「常勝関西大躍進(やくしん)大会」へ向け、池田華陽会(かようかい)一人一人に、「(とも)に成長係さん」と名付けた女性部リーダーがいる地域もあると聞きました。

勇猛精進の「行動」

 新村 兵庫池田文化会館に隣接(りんせつ)する関西国際文化センターでは現在、「『新・人間革命』名場面展」が開催されています(5月8日まで毎日開館)。その中に、「次代を(にな)う青年たちの成長こそが、弟子の勝利こそが、自身の喜びであり、楽しみであり、希望である――それが師の心である。それが師弟の(きずな)である」とあります。
 萩原 身が引き締まります。男子部は今、全リーダーが「100人への対話」に挑戦しています。豊岡勇舞(ゆうまい)圏のヤング副男子部長は広大な地域を駆け回りながら、多くの友を糾合(きゅうごう)。時間を見つけては、出身地の姫路市に戻り、祖母らと一緒に友好を拡大しています。
 新村 池田華陽会(かようかい)は、女性部の先輩方と一緒に動く中、各地で新しい力≠ェ誕生しています。創価西宮県の華陽カレッジでは、部員の半数の方と深い交流を重ね、5月のカレッジに向け、勢いを増しています。
 萩原 池田先生は、「仏法は勝負である。ゆえに、敗北は(つみ)である。負ければ、(戸田)先生の広宣流布の構想を頓挫(とんざ)させることになる。断じて負けてはならない。絶対に勝利の報告をするのだ」との一念で、「大阪の戦い」をはじめ、あらゆる戦いを勝ち抜いてきたと、振り返られています。
 原田 「一心不乱(いっしんふらん)の『祈り』が、力となり、智慧(ちえ)となった。その勇猛精進(ゆうみょうしょうじん)の『行動』が、活路を開き、諸天善神(しょてんぜんじん)を動かした」とも述懐(じゅっかい)されています。私たちも「一心不乱の祈り」と「勇猛精進の行動」で、師匠(ししょう)に勝利の報告をしていきたい。
 広崎 先日、先生は「百千万年くらき所にも(ともしび)を入れぬればあかくなる」(新2100・全1403)との御聖訓(ごせいくん)(はい)し、「人々の心に希望と勇気の光を送りながら、わが使命の大兵庫から、『立正安国』の(さち)と平和の(かね)を高らかに打ち鳴らそう」と言われました。全てをバネにし、ドラマに変え、必ずや新たな常勝の歴史を開いてまいります。

異例のスピードで

 新村 尼崎市(あまがさきし)で生まれ、宝塚市(たからづかし)で育った、兵庫の伊藤たかえ参院議員は、阪神・淡路大震災の年に司法試験に合格。以来、「悩み苦しむ一人に寄り添う」ための行動を(つらぬ)いてきました。
 永石 新型コロナのワクチン接種でも、「打ち手」の確保に頭を悩ませていた自治体からの相談を受け、政府に対応を要請(ようせい)。へき地以外では原則禁止だった、集団接種の特設会場への看護師派遣(はけん)が特例的に認められるようになりました。昨年9月末時点で全国120市区町村が、この特例措置(そち)を活用し、接種加速の大きな流れをつくりました。
 原田 最初に相談を持ち掛けた自治体の町長は、わずか50日余りで特例措置(そち)が実現したことに、「まさに異例のスピードだった。伊藤議員の熱心な国会での行動が(こう)(そう)したと思っている」と述べていましたね。
 永石 家族の介護や世話を日常的に(にな)う子ども「ヤングケアラー」の問題を昨年3月に国会で取り上げ、国の支援体制の強化を主張したのも伊藤議員です。
 原田 当時の首相が「省庁(しょうちょう)横断的に取り組む」と答弁し、その後、厚生労働省・文部科学省の両省の共同支援チームが発足しました。2022年度の予算には、当事者の早期発見・把握(はあく)などを進めるための経費が盛り込まれています。
 萩原 また伊藤議員は、雇用(こよう)調整助成金の特例措置(そち)延長の早期決断を、国会質問で首相に(せま)り、6月末までの延長が決定しました。障害(しょうがい)年金の更新(こうしん)手続きの本人通知を大幅に早め、負担軽減も実現しています。
 原田 公明党は本年に入り、112市町村の統一外選挙で立候補した全員が当選を果たしています。兵庫にも全市区町で議員が誕生しています。公明議員は応援してくれている全ての方々の大恩を忘れず、国民の命と暮らしを守るため、働き抜いてもらいたい。

(2022. 4.28. 聖教新聞)

 

 

<30> 御本仏の誓願を我らの誓いに
出席者:原田会長、長谷川理事長、永石女性部長、志賀青年部長、山口女子未来部長

 永石 お元気な池田先生・奥さまと共に、栄光の5月3日「創価学会の日」を迎えることができます。先生の死身弘法(ししんぐほう)の闘争によって、世界192カ国・地域に妙法は広がり、平和と文化と教育の大連帯が築かれました。感謝の思いでいっぱいです。
 志賀 「飛躍(ひやく)の春」から「勝利の夏」へ。日本全国で勢いよく、広布と人材の拡大に挑戦している中での「5・3」です。
 長谷川 先生は先日、「今、日蓮が(とな)うるところの南無妙法蓮華経は、末法一万年の衆生(しゅじょう)まで成仏せしむるなり」(新1004・全720)等の御聖訓(ごせいくん)(はい)し、「この御本仏(ごほんぶつ)遠大(えんだい)なる誓願(せいがん)を、そのまま(われ)らの(ちか)いとして、広宣流布の新たな勝ち(いくさ)を起こす日が、『5月3日』である」と教えてくださいました。
 原田 私たちは、いよいよの決意で師子吼(ししく)の題目を唱え、はち切れんばかりの大生命力を(みなぎ)らせ、勇敢(ゆうかん)に立正安国の対話に打って出ていきたい。「民衆の幸福」と「地球の平和」という、創価の使命を断固として果たしていきましょう。

類例を見ない壮挙

 山口 5月3日を前に、世界から素晴らしいニュースが相次いでいますね。
 志賀 4月28日には、韓国の国立忠北(チュンブク)大学から池田先生に「名誉教育学博士号」が授与されました。「世界平和と人権の促進(そくしん)に多大な貢献(こうけん)を果たした」ことがたたえられたものです。
 原田 これにより、先生への「名誉学術称号(しょうごう)」は「400」となりました。古今東西に類例を見ない壮挙(そうきょ)です。先生は常々、こうした知性の宝冠(ほうかん)≠ヘ、「『戸田大学』での薫陶(くんとう)のたまものである。ゆえに私は、一つ一つの受賞の儀式(ぎしき)に、恩師と共に参列し、恩師に(ささ)げる思いでお受けしてきた」と言われています。
 長谷川 4月21日のインド・ビルサ農業大学からの授与式の際には、「私は、この宝冠を、誰にもまして、郷土(きょうど)を心から愛し貢献(こうけん)するとともに、模範(もはん)の世界市民として活躍する、インド創価学会の友と共に、(つつし)んで拝受(はいじゅ)させていただきます」と述べられています。
 原田 「良き市民」「良き国民」として奮闘(ふんとう)する各国のメンバーは、「先生が受賞されることで、私たちは一層(いっそう)、社会に信頼を広げられます。誇りをもって活動できます」と語っています。
 志賀 アメリカでは5月に、ニューヨークをはじめとした都市で新たに三つの会館がオープンします。北中南米、欧州(おうしゅう)、アジア、オセアニア、アフリカなどの各国で、「5・3」を記念する総会等も開催されます。
 長谷川 生命尊厳(そんげん)共生(きょうせい)の仏法哲理(てつり)を学ぶ教学運動も活発です。イギリスでは8日に、任用や初級の教学試験が実施されます。台湾SGIは先月、中国語(繁体字(はんたいじ)版)の『御書全集』(文白並列(へいれつ)本)第5巻を発刊しています。
 原田 聖教新聞電子版へのアクセスは今、世界212カ国・地域を数えています。未曽有(みぞう)の危機の時代にあって、世界中の同志が妙法の希望の光で人々を照らし、社会に安穏(あんのん)をもたらす闘争を続けているのです。
 永石 5月3日は、「創価学会母の日」であり、女性部結成から1年の記念日でもあります。本年は池田先生・奥さまのご結婚70周年の佳節(かせつ)です。この日、ラジオ番組「母の(うた)2022――母の日に寄せて」(聖教新聞社提供)が文化放送をキー局に全国38局で放送されます。
 山口 番組では、「母への感謝」「母子の(きずな)」など、聖教新聞に掲載(けいさい)された読者の投稿(とうこう)をはじめ、母にまつわる楽曲等が紹介されます。本当に楽しみです。
 永石 また、5日は「創価学会後継者(こうけいしゃ)の日」です。
 山口 関西、首都圏、九州などで記念の大会を開催しました。希望の若芽(わかめ)たちが広布後継の大樹(たいじゅ)と育ちゆくよう、さらなる(はげ)ましの風を送っていきます。

与党・公明に期待

 志賀 国内で新型コロナウイルスの感染症が確認されて以来、今年の大型連休は初めて、どの地域にも「緊急事態宣言」が発令されていません。
 永石 帰省や旅行、友好交流など、人の動きが活発になるからこそ、マスクの着用、手指の衛生、小まめな換気といった基本的な感染症対策を確認し、無事故で有意義な期間にしていきたいと思います。
 長谷川 現在、ワクチンの3回目接種者は、65歳以上で87.4%、全人口で52.2%です。
 原田 厚労省は先日、年齢にかかわらず、接種を重ねるごとに新規陽性者の割合が大幅に減少することや、3回目接種を終えた人は、重症化率と致死(ちし)率が共に低くなることを、調査をもとに発表しました。
 永石 公明党は、現在接種されている海外ワクチン確保の道を開き、「日本を救った」(浅香(あさか)正博・北海道医療大学学長)など、多くの医療関係者から高い評価を受けています。また3回目接種も、これまで通り無料で実施できるよう、いち早く主張。首相から「全額公費負担で行う」との答弁を引き出しています。
 山口 政府が当初、「原則8カ月」としていた2回目と3回目の接種間隔を、自治体の判断で「最短6カ月」まで前倒しができるように提案し、実現もしています(今般(こんぱん)、最短5カ月にする方針が決定)。
 長谷川 接種の加速化に向け、東京と大阪での自衛隊による大規模接種会場の再開も後押し。自治体が計画を立てやすいよう、ワクチンの配送計画を(すみ)やかに示すことを政府へ要望し、実現させています。現在は、若者(わかもの)世代への一層(いっそう)の接種加速にも力を入れています。
 志賀 日本経済新聞4月25日付の世論調査結果によれば、政府の新型コロナ対応を「評価する」と答えた人が、過去最高の65%に上ったそうです。
 原田 国民の命と暮らしを守るため、連立与党の一翼(いちよく)(にな)う公明党への期待はいやまして大きい。さらに衆望(しゅうぼう)(こた)える働きをしていってもらいたい。

(2022. 5. 2. 聖教新聞)