< 座談会 >

創価の凱歌を轟かせ

 


 

 

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使命の天地に平和と共生の連帯
聖教は英知と希望の文字を発信
励まし広げる「幸福城」を
新時代に躍り出る広布の勇者
勇気の対話で誓いの前進
仏の未来記を実現する「伝持の人」
広布に尽くした福徳は三世永遠
学会の目的は平和社会の実現
立正安国と人間主義の対話を
「地涌」の大力を満天下に

 

 

 

 

<41> 使命の天地に平和と共生の連帯
出席者:原田会長、永石女性部長、磯部ドクター部長、庄司ドクター部書記長、齋藤白樺会委員長

 原田 このたび、池田先生の4度目のブラジル訪問から30周年を迎えた同国を訪れ、諸行事に出席してまいりました。
 磯部 連日の聖教新聞の報道を通し、現地の熱気が伝わってきました。記念の総会は、オンラインで全土に配信され、約2万人の友が視聴したそうですね。
 原田 今回、メイン会場の自然文化センターに向かう道中、イタペビ市が命名した「戸田城聖先生橋」を望み、「牧口常三郎先生通り」を抜けて行きました。このことにも象徴されるように、ブラジルは「世界広布の王者」との誇りも高く、地域・社会に根を張りながら、青年を先頭に、目覚ましく発展しています。
 永石 聖教の動画で拝見しましたが、総会は、感動の信仰体験や、皆が一体となっての合唱など、師と共に前進する喜びにあふれていましたね。
 原田 ブラジルの友は、師と刻んだ黄金の広布史を継承(けいしょう)しようと、これまで、学会の平和・文化・教育運動に対する信頼と理解を、社会に大きく広げてきたのです。このほど、ブラジル北部にある「アマゾン創価研究所」が、「地球憲章(けんしょう)インタナショナル(ECI)」と提携協定を結び、アマゾン地域で民間団体として初の加盟となったことも、それを証明しています。
 齋藤 環境保護・教育など多角的な取り組みが高く評価され、国際的に、その意義は大変、大きなものであったようですね。
 原田 ECIのビレラ事務局長が、「私たちが力を合わせれば世界の課題は解決できる」と力強く語り、池田先生とSGIに万感の信頼を寄せていることが、とても印象的でした。
 永石 師との誓いを胸に、わが使命の天地で平和と共生の連帯を築く――今、世界中で、この創価の運動が広がっています。すごい時代に入りました。
 原田 ブラジルは、今日の大発展に至るまでには、無理解や偏見(へんけん)による長い試練の時がありました。しかし、(たび)重なる先生の大激励(げきれい)と、師に応える同志の奮闘(ふんとう)で、すべてを勝ち越えてきました。私たちも、勇気の信心に立って、学会の真実と正義を堂々と語り抜き、広布と人生の凱歌(がいか)(とどろ)かせていきましょう。

睡眠は最高の良薬

 永石 これからの時期、気を付けたいのが体調管理です。報道では、インフルエンザの流行など、さまざまな感染症が話題になっていますね。
 庄司 罹患(りかん)しないための「手洗い」や、マスク着用など他人にうつさないための「(せき)エチケット」の励行(れいこう)が、今後も、あらゆる感染症対策の基本です。
 磯部 高温多湿の今の時期は、細菌が繁殖(はんしょく)しやすいため、食中毒に警戒が必要です。昨年は被害のピークが6月でした。
 庄司 細菌による食中毒の予防は、手洗いや調理器具の洗浄などで、菌を「付けない」。料理を適切な温度で保管するなどして「増やさない」。そして加熱調理などで「やっつける」の三つが原則です。
 永石 常温での長時間にわたる食事の取り置きは控えるなど、日頃から心がけていきたいですね。
 齋藤 感染症や食中毒にかかりやすくなる要因に、免疫力の低下が挙げられます。疲労、睡眠不足、栄養の(かたよ)りなどで免疫機能が整わないと、体調の不安につながってしまいます。
 庄司 一方、梅雨は天候の変化が(いちじる)しく、気圧や気温の変化の影響で、頭痛、めまい、肩こりなどを引き起こす「気象病」「天気痛」に悩まされる方も増えています。
 斎藤 これらの症状は、自律神経の乱れ≠ェ原因といわれています。
 庄司 自律神経を整え、免疫力を高めるには、「決まった時間に起きて朝に光を浴びる」「朝食をきちんと取る」「夕食は寝る3時間前までに済ませる」など規則正しい生活や食事を心がけることが第一です。また、テレワークなど室内での仕事が多い方は、外に出てリフレッシュすることも必要でしょう。ウオーキングなど適度な運動も、心身に良い作用があります。
 齋藤 これらは当たり前のこと≠ニ思われるかもしれませんが、いずれも大事な点です。そのほか、「寝る前に激しい運動はしない」「寝る1、2時間前はスマホやパソコンを見ない」、ストレッチやアロマ等もリラックス効果があるといわれていますね。
 磯部 とりわけ睡眠は、最高の良薬≠ニいえます。起床からリズムをつくることが、日々の充実した活動、生活の土台となります。
 原田 現代は、仕事も多様化し、不規則な生活を余儀(よぎ)なくされる場合があります。戸田先生は「あらゆる工夫をして寝なさい」と具体的に指導されました。また、池田先生も「時間を価値的に使うことです。そして朝を、さわやかに出発する。信心即生活の智慧(ちえ)が、自分自身を守っていく」と語られています。日々、朗々たる勤行・唱題から出発し、智慧と工夫で、自分の生活に見合った健康管理をしていきたい。

励ましの声かけを

 齋藤 各地で真夏日が相次ぎ、早めの熱中症対策が呼びかけられています。梅雨期は、汗が蒸発せず熱がこもりやすくなります。
 磯部 暑さに体が慣れていないことで、体調に異変をきたす場合があります。
 庄司 小まめな水分補給と適度な塩分の摂取が必要です。また屋外では、なるべく日陰で過ごす、帽子をかぶるなどの対策を心がけてください。
 齋藤 梅雨や暑さで、自宅にこもりがちな高齢の方もいます。熱中症は、4割が家の中で発生するともいわれます。孤立を防ぐためにも日々、励ましを声かけを(おこな)っていくことが大切だと思います。
 磯部 健康管理のためには小さな変化を甘く見ない≠アとです。体に異変を感じたら、医師に相談するか診察を受けていただきたいと思います。
 原田 「心にふかきようじんあるべし」(新1600・全1176)です。信心をしているから大丈夫≠ナはなく、信心をしているからこそ♀Fで健康第一を呼びかけながら、聡明(そうめい)に幸福勝利の人生を勝ち取っていきましょう。

(2023. 6.15. 聖教新聞)

 

 

<42> 聖教は英知と希望の文字を発信
出席者:原田会長、萩本本社代表理事、永石女性部長、梁島男子部長、渡邉女性部主任部長

 萩本 うれしいことに連日、本紙を購読している友人読者から、紙面への反響が届いています。「聖教新聞は、元気をもらえる記事から一般のニュースまで幅広く掲載されていて、非常に勉強になります」「一貫(いっかん)して『言葉』を大切にし、多くの方に希望を送ってこられましたね」などです。
 永石 「一流の識者へのインタビューなど、読み応えのある内容が多く、ますます紙面が充実していますね」と語る方もおられます。
 渡邉 政治評論家の故・森田実氏は「聖教新聞には、非常に強い光と、強いパワーと、強いエネルギーがあります。それは、人間を大事にする、人間尊重(そんちょう)(たましい)がこもっているということです」と評していました。
 原田 御書に「法華経の文字(もんじ)は、一字は一つの(たから)、無量の字は無量の宝珠(ほうしゅ)なり」(新1680・全1215)とあります。仏教の最高の経典である法華経、そして妙法に(つら)なる宝の一字一字を発信してきたのが聖教新聞です。
 梁島 池田先生は、「文字があってこそ色心(しきしん)ともに宝の価値を見いだしていける。民衆を救う文字には『仏の命』そのものが込められている。御本仏(ごほんぶつ)のお心を広く現代に伝え(ひろ)めゆくのが、聖教新聞である」「人生と社会の難題を打開しゆく英知と希望の文字を、いやまして日本と世界の友どちへ!」と言われています。
 渡邉 現実に聖教新聞は世界中で読まれ、電子版には215カ国・地域からアクセスがあります。海外の姉妹紙誌(しし)も90を数えます。
 原田 仏法の生命尊厳(そんげん)と人間革命の哲理(てつり)が示されている聖教は、混迷する社会を照らす希望の灯台(とうだい)です。そこには、民衆の幸福と世界の平和のために行動を続ける学会の姿が報じられています。学会の真実と正義が、理論と実証の上から記されているのです。

学会理解を広げる

 永石 思い返せば、「聖教拡大」の一つの源流(げんりゅう)は、1973年(昭和48年)の愛媛の方々の奮闘(ふんとう)にあります。この時、皆さんの地道な努力が実を結び、購読者が飛躍的に拡大しました。
 原田 この年の5月、池田先生が11月に来訪されることを聞いた、地元の同志は「私たちは、こう戦いました≠ニ言える、勝利の結果を出して、先生をお迎えしましょう!」「学会理解の輪を地域に広げるため、聖教新聞の購読推進を徹底して行ってはどうでしょうか」と協議して決めました。
 萩本 「聖教を読めば、仏法のことも、学会の正しさも分かる。これは折伏(しゃくぶく)につながる活動です。広宣流布は言論戦であるということは、聖教新聞が勝負ということです」と語る方もいました。
 永石 愛媛の同志は、意気揚々(いきようよう)と聖教新聞の購読推進に取り組みました。ある配達員の方は、自分が担当する全世帯(=数百件)の方に、購読を呼びかけて歩きました。
 萩本 真剣に唱題し、勇気を(ふる)い起こしながら、粘り強い対話を続け、「聖教拡大」の歴史を開いてくださいました。それが後に、全国へ広がったのです。
 原田 聖教新聞は、こうした師弟共戦の誓いに燃える同志の奮闘(ふんとう)に支えられ、発展してきました。毎年、各地の記念月間等で力強く購読推進をしてくださり、心から感謝申し上げます。

「読む人」を増やす

 梁島 先ほど電子版の話題が出ましたが、紙の新聞を読む機会が減っている青年世代にとって、スマホ等で情報を得ることは当たり前の習慣になっています。
 渡邉 私の友人も今月から電子版を購読してくれています。「紙の新聞より読みやすい」と言ってくれ、信仰体験の記事の感想などを語り合っています。
 永石 今後の「聖教拡大」や「会員の購読世帯の増加」に取り組む上で、やはり電子版は重要ですね。
 原田 大事なことは、聖教新聞が手元に「届く」だけでなく、紙であれ電子版であれ、聖教新聞を「読む」「読んでもらう」ことです。聖教紙面に触れることで、信心への理解が深まります。若い世代や新しいメンバーに「読む人」が増えるよう、電子版も大いに活用していきたいと思います。
 梁島 電子版は、デジタルならでは≠フ機能が充実しています。例えば、原則として毎月の第1日曜に掲載され、好評の「セイキョウ ギフト」。電子版には過去1年分がストックされており、友人にLINEで送信することや、印刷して手渡すことも可能です。
 渡邉 全地域の「方面・県版」を読むこともでき、「創価新報」、中学・高校生向けの「未来ジャーナル」、小学生向けの「少年少女きぼう新聞」を閲覧することもできます。
 梁島 小説『人間革命』全12巻と『新・人間革命』全30巻が収録された、「人間革命検索サービス」では、キーワードなどを打ち込めば、その前後の3ページが表示されます。先生の指導を瞬時に見つけ、学ぶことができるのです。
 永石 電子版は、一つのIDで5台の端末まで同時使用することができ、家族で利用することも可能です(パスワードはID登録者の責任で管理)。
 萩本 聖教では現在、クレジットカード払いで電子版の購読を開始すると、1カ月分の料金で、3カ月分が使い放題になるキャンペーンを実施しています(8月24日まで)。どうぞ、ご活用ください。
 梁島 なお、好評を博した「SOKA連続セミナー」の第2弾は、聖教の連載「識者が見つめるSOKAの現場」に登場している、東京大学大学院の開沼(かいぬま)准教授(じゅんきょうじゅ)(社会学者)が語る「学会の魅力(みりょく)」です。聖教新聞と電子版の充実ぶりも紹介される予定です。
 萩本 私たちは今後も、師弟誓願(せいがん)の祈りを根本に、日本中、世界中の人に勇気と希望を届ける聖教新聞、電子版の制作に全力を挙げてまいります。
 原田 さあ、聖教紙面を飾る、世界で躍動する学会の姿、感動的な信仰体験などを大いに語りながら、歓喜と希望に満ちた友好拡大をしていきましょう。

(2023. 6.19. 聖教新聞)

 

 

<43> 励まし広げる「幸福城」を
出席者:原田会長、長谷川理事長、永石女性部長、奥村団地部長、五十嵐団地部女性部長

 奥村 6月25日は、「団地部の日」45周年の佳節(かせつ)です。1978年(昭和53年)のこの日、東京・立川文化会館で、池田先生が出席されての団地部「第1回全国大会」が開催されました。
 五十嵐 この時、先生は、ご自身が青年時代を過ごした「青葉荘」や「秀山荘」での体験を通し、「団地の『団』は、団結にも通ずる」と語り、住民同士が連帯して人間協調の社会≠築くことが大切であると、強調されました。
 長谷川 団地は、日本社会の縮図ともいえます。近年、一人暮らしの高齢者など単身者が増え、家族のつながりや人間関係が希薄(きはく)になっている中、徹底して一人を大切にして支え合う団地部の存在は、ますます重要になっています。
 原田 行政なども活性化のために、さまざまな取り組みを始めています。若い世代が新たに入居するなど、団地も新しい時代を迎えようとしています。
 五十嵐 今、女性部総会がたけなわですが、都内の私が住んでいる団地でも、にぎやかに開催されています。うれしいことに、昨秋から毎月、懇談(こんだん)・学習を継続し、池田華陽会やヤング白ゆり世代の新しいメンバーも加わり、一緒に唱題や対話に励んでいるグループもあります。
 長谷川 小説『新・人間革命』第24巻「灯台」の章にもありますが、先生は、団地部の皆さんに、「仏法は、地域、社会での、自身の振る舞いのなかにある。自分が今いる、その場所こそが、仏道修行の場であり、広宣流布の場所なのだ」と訴えられています。
 原田 御聖訓には、「その国の仏法は貴辺(きへん)にまかせたてまつり(そうろう)ぞ」(新1953・全1467)と仰せです。この御文を心に刻み、自らが主体者となって、わが地域の広宣流布を決然と切り開いてこられたのが、団地部の方々です。

日々「笑顔の挨拶」

 永石 団地部の皆さんは、本年春の立正安国の対話拡大でも先陣(せんじん)を切り、皆が勇気をもらいました。そして日頃から折伏・弘教、友への励まし、さらに、信頼を重ねる地域活動と、感動のエピソードは尽きません。
 五十嵐 東京の、ある支部副女性部長は、10年前から団地内で、連絡係などに誠実に取り組む中、以前は学会に無理解だった方も、今では良き理解者となり、率先して応援してくれているそうです。
 永石 団地部は、そういう深い信頼と友好の絆を結んでいる方々が本当に多いですね。
 五十嵐 素晴らしいことに、このお母さんに続き、長女は支部副女性部長、次女も副白ゆり長、そして二人の娘のお婿さんは、副支部長、地区部長として、共に最前線で励ましを広げています。団地で真心の振る舞いに徹する彼女は、「笑顔の挨拶だけは、常に心がけています」と、生き生きと語ってくれました。
 奥村 静岡で本部長をしている壮年は、五つの自治会があり1500戸を超えるマンモス団地≠ナ、自らも2006年、一つの自治会の副会長に就任。今年からは自治会長として、清掃、防犯、福祉、文化活動、行事運営と、一歩も引かず取り組んできました。
 長谷川 その団地は、市から環境美化の表彰を受けています。自治会のさまざまな立場で同志が活躍しているそうですね。献身的な行動に感銘(かんめい)を受け、学会に入会を希望される方もいると聞きました。
 奥村 はい。その本部長は、仕事、自治会、学会活動と多忙を極める中、毎朝の真剣な祈りで諸天(しょてん)に守られ、全ての労苦を乗り越えてくることができました≠ニ、同志と共に懸命に進んできた軌跡を振り返っていました。
 原田 池田先生は「団地部こそ、広宣流布の模範の友好の城であります」と、万感の思いを寄せられました。その通りの実践です。長年にわたる皆さんの努力は、題目根本で勇気の行動を貫けば、必ず、わが地域に妙法の連帯が広がることを示してくれています。
 五十嵐 北海道の区副女性部長は、一昨年、自治会長をしていた夫が他界。それまで、夫妻で熱心に地域に尽くした信頼で、今度は、住民の方々に推され、彼女が昨年、会長に就任しました。昨年の任用試験では、友人が「あなたが言うのなら受験します」と語るほど信頼を得ています。その友人も、昨年12月に晴れて入会されました。
 永石 誠実ほど強いものはないですね。地道な貢献(こうけん)の積み重ねが、何より大事なのだと思います。
 奥村 高齢化は避けられない課題ですが、沖縄のある団地では、男子部員が自治会の副会長や青年会の会長として活躍しています。地域に尽くす中で、友人への弘教も成就(じょうじゅ)しました。

生涯青春の勝利者

 永石 老朽化による建て替えや、外国人との共生など、さまざまな変化もあります。団地部の皆さんは使命が大きい分、苦労も多いですが、本当に周囲の依怙依託(えこえたく)となられていますね。
 長谷川 東京大学大学院の開沼博(かいぬまひろし)准教授は、「一日中忙しくて、休み時間が欲しい≠ニこぼすほど、地域と周囲の人々に貢献しようと過ごす日常の中に、充実感と生きる意味を見いだしている」と、団地部の方々と接した感想を述べておられましたね。
 原田 当然、年齢を重ねれば、若い時のようにはできません。しかし、「年はわこうなり、福はかさなり(そうろう)べし」(新1543・全1135)です。広布の使命に生きる人生は、いよいよ心も若々しく、福徳を重ねていく。充実した人生を歩んでいける。それが、信心の偉大さです。
 奥村 今年は、地区・支部の皆さんの応援をいただき、45周年を記念する会合を行っている地域もあります。この節目から10・24「団地部結成50周年」に向け、一人一人が「地域の灯台」との自覚も深く、前進を開始していきます。
 原田 わが団地を幸福城に≠ニの先生のご期待を胸に、生涯青春の勝利者∞地域貢献の先駆(せんく)者∞励ましの人間王者≠ニして、皆さんが、ますます健康長寿(ちょうじゅ)で活躍されることを祈念します。私たちも、最大に応援してまいります。

(2023. 6.22. 聖教新聞)

 

 

<44> 新時代に躍り出る広布の勇者
出席者:原田会長、永石女性部長、西方青年部長、田島学生部長、先ア女子学生部長

 先ア 間もなく迎える6月30日は、学生部の結成記念日です。池田先生は、「日本中、世界中で、知勇兼備(ちゆうけんび)の男子学生部、福智(ふくち)輝く女子学生部の友が、地涌(じゆ)誓願(せいがん)のままに溌剌(はつらつ)と前進してくれている」と期待を寄せてくださっています。
 永石 一人ももれなく社会の指導者に∞平和の建設者に∞正義の勝利者に≠ニの思いを託され、結成されてから66年。世界の各地で、また社会の各分野で、学生部の出身者が仏法の生命哲理(てつり)(かか)げ、平和と幸福を創出(そうしゅつ)するため、奮闘していますね。
 原田 創価の普賢菩薩(ふげんぼさつ)たる学生部は皆が、学会創立100周年、さらにその先の未来を(にな)う広布の主役≠スちです。7月の本部幹部会は、「学生部・未来部大会」の意義も込めて開催されます。一人でも多くの学生部員が参加できるよう、皆で全力の励ましを送っていきましょう。

皆に地涌の大力が

 田島 本年は、池田先生が作詞・作曲してくださった学生部歌「広布に走れ」の発表から45周年です。私たちは先生が(たましい)を込めてくださった、この歌を歌いながら、「使命の曠野(こうや)に、敢然(かんぜん)(いど)み立つ」「世紀の勇者となって、新時代の舞台に(おど)り出る」ことを誓い、学びと鍛えの青春を全力で歩んでいます。
 先ア 「革新(かくしん)の英知が光る」「慈悲(じひ)哲理(てつり)の学徒」として、「正義の対話」を展開し、「恒久(こうきゅう)平和の人類史」を創造しゆくことこそが、学生部に託された使命です。
 田島 国際社会への飛躍(ひやく)()す兵庫の部長は、留学先のブラジルでSGIの同志と共に学会活動にも奔走(ほんそう)。ポルトガル語を駆使(くし)して、友人へ御本尊流布を実らせました。帰国した現在も、折伏(しゃくぶく)に挑戦しながら、猛勉強に励んでいます。
 先ア 東京・八王子のメンバーは、二つの英語試験で高得点を獲得し、フランス語の資格試験にも合格。海外の大学院への進学を目指して勉学に励む中、広布のリーダーとして率先(そっせん)の対話にも挑み、後輩たちの模範(もはん)≠ニ輝いています。
 田島 千葉には、動画投稿アプリ「TikTok」のフォロワーが7万人を超えているグループ長もいます。インフルエンサーとして活躍する姿は、多くの友人たちから共感を集め、学会理解の輪を大きく広げています。
 先ア 奈良には、学科の首席に輝いたメンバーがいます。未来部時代から、こつこつと信心に励み、毎日の勉強と勤行・唱題に真剣に取り組んでいます。
 永石 本当に多彩なメンバーが活躍していますね。先生は、不思議にも、今この時に願って生まれ合わせた学生部には、一人ももれなく、計り知れない地涌(じゆ)大力(だいりき)がある≠ニ強調されています。
 原田 御書には、「末代(まつだい)大難(だいなん)(しの)びがたかるべし。(われ)五百塵点劫(じんてんごう)より大地の底にかくしおきたる真の弟子あり。これにゆずるべし」(新1221・全905)とあります。この経説の通り、末法において大難(だいなん)(しの)び、妙法を弘通(ぐつう)されたのが、御本仏(ごほんぶつ)・日蓮大聖人です。学会は大聖人に直結し、地涌(じゆ)の使命を果たさんと、広宣流布を進めてきた団体です。
 西方 法華経では「地涌(じゆ)菩薩(ぼさつ)」について、「志念力(しねんりき)堅固(けんご)」「(なん)問答(もんどう)(たく)み」「心に(おそ)るる所()く」「忍辱(にんにく)の心は決定(けつじょう)」等と説かれています。
 原田 つまり、「何ものにも(こわ)されない固き決意を(つらぬ)く人」であり、「確信と智慧(ちえ)にあふれた対話の達人」であり、「不撓不屈(ふとうふくつ)の人」であるとの意味です。
 この使命と(ほこ)りに燃え、誓願(せいがん)の天地で(まい)を舞うように活躍し、地涌(じゆ)の世界市民の連帯を結び広げゆく、学生部の皆さんの健闘(けんとう)と成長を強く祈っています。

すでに裁判で断罪

 田島 さて学会本部は20日、学会が会員に指示をして組織的に住民票を不正に移動させ、投票をさせている≠ネどと、事実無根(むこん)の報道をした週刊誌を名誉棄損(めいよきそん)で訴えました。
 西方 過去にも、「住民票移動」云々(うんぬん)の作り話≠吹聴(ふいちょう)する人物やマスコミがいましたが、当然ながら、「いつ」「誰が」「どこからどこへ」移動したのかという明確な証拠を示せず、断罪、撤回、訂正をしてきました。
 十年一日≠ヌころか六十年一日≠フ悪らつ極まりないデマです。
 原田 例えば55年前、当時の自治大臣が同様のデマを夕刊紙で流しました。不見識(ふけんしき)極まりない発言で、抗議を受けた大臣は、「根拠は何もない。恐縮している。今後、根拠のない発言は慎む」と明確に謝罪しました。
 永石 東京都の選挙管理委員会は当時、「現行制度のもとで二重登録や集団移転ができるとは思えない。もし事実があれば、当選無効の訴訟(そしょう)が出ているはずだが、そういう訴訟は一度もない」との談話を発表しています。
 西方 30年前には、朝日新聞の徳島版が同類のデマを掲載しました。しかし抗議を受けた同紙が綿密な裏付け取材を行ったところ、真っ赤なウソと判明。翌日付で、「うわさのような事実はありませんでした。十分な裏付け取材をせず、掲載したことで、関係者並びに読者にご迷惑をおかけしました。おわびします」と訂正記事を載せています。
 永石 20年前にも、週刊誌が同様のデマを報じましたが、後日「訂正とお詫び」を掲載。記事を削除して謝罪しています。
 西方 さらに、同様の発言をした旧民主党所属の国会議員が、15年前には名誉棄損罪で罰金刑を科せられました。このデマを吹聴することは、明確な「犯罪」であると裁かれたのです。
 原田 さあ、いよいよ「師弟の月」「青年の月」の7月です。私たちはさらに強く正義と勇気の言論を展開し、「自他共(じたとも)の幸福」の確立と「平和実現」に向けた、「人間革命」(そく)「立正安国」の運動を拡大していきましょう!

(2023. 6.26. 聖教新聞)

 

 

<45> 勇気の対話で誓いの前進
出席者:原田会長、永石女性部長、今村拓也東北長、今村里美東北女性部長、山口東北青年部長

 永石 今月、全国各地で開催された女性部総会は、多くの友人も参加し、創意工夫(そういくふう)智慧(ちえ)が光る、楽しくにぎやかな総会となりました。本当にありがとうございます。
 今村(里) 東北6県も、新入会や会友の方々が元気に参加する、希望と友好の語らいを広げる集いとなりました。池田先生から「(うるわ)しき家族・姉妹(しまい)の語らいに、妻と一緒に私もお伺いして、共に笑顔の花を咲かせたい思いでいっぱいです」との真心のメッセージをいただき、皆、感謝と決意を胸に出発しました。

広布の使命を継承

 今村(拓) 東北の同志にとって7月は、池田先生との師弟の(きずな)幾重(いくえ)にも刻まれた、意義深き月です。
 今村(里) 7月3日「東北の日」は、1987年、先生が仙台を訪れた折に、東北の同志の誓願(せいがん)で決定されました。
 原田 先生は、この時、東北広布は、新時代へ盤石(ばんじゃく)な基盤が築かれたとたたえてくださり、「仏法は勝負であり、信心は絶えざる魔との戦いである。その戦いに勝たなければ一人一人の成仏もないし、広布の発展もないことを、決して忘れてはならない」と、指導されました。
 山口 そして7月9日は、東北の青年にとって、忘れ得ぬ原点です。61年、東北青年部の総会に、男女青年部約3万人が結集。そこで先生は、「広宣流布の総仕上げは、東北健児(けんじ)の手で成し遂げていただきたい」と、深き使命を託されました。この指導を振り返るたびに、決意がみなぎります。
 今村(里) また、7月15日は、51年、23歳の若き青年リーダーとして、先生が初めて東北に来訪された日です。当時、先生の確信の講義で入会希望者が相次ぐなど、東北の地に広布の(たましい)を刻み残してくださいました。さらに、67年の同日には、東北本部幹部大会の席上、「人材の牙城(がじょう)・東北たれ」と、永遠の指針を示してくださったのです。

新たな人材が躍動

 原田 東北への師の期待が、どれほど大きいか。東北の同志は、東日本大震災をはじめ幾多(いくた)の試練を勝ち越え、福光の前進を遂げてこられました。先日、宮城県を訪れましたが、仙台市の泉前進区、泉希望区では、皆さんが訪問・激励や友好対話に奔走(ほんそう)していましたね。
 今村(里) ある地区では、担当の女性部副本部長の激励で、ヤング白ゆり世代の皆さんが、多く活躍されています。副本部長のお嫁さんも、フルタイムで働き、2人の子育てをしながら白ゆり長として活躍。ママ友≠ノ誠実な対話を続けた結果、今では、友人から友人へと理解の輪が広がっています。
 今村(拓) 71歳になる壮年部・太陽会の方は、直接、会って語る≠信条に対話を重ね、広げた仏縁(ぶつえん)は、実に約150人。「弟子として勝利の結果で先生にお応えする」と決意に燃えています。
 永石 宮城では、塩釜圏、多賀城圏の友も、励ましと地域広布の範を示されていますね。
 今村(拓) 大事なのは、普段、会合に参加できない方への励ましです。岩手県の盛岡新生県では、そうした壮年、男子のためにミニ座談会≠定期的に開催している地区もあります。また、土曜日の朝、唱題会を行い、週末、皆で対話に挑んでいる所もあります。
 今村(里) 女性部も、ある副白ゆり長は、飲食店を営む部員さんなど、相手に合わせた訪問・激励に信頼が寄せられています。池田華陽会のメンバーも、はつらつと対話拡大しています。やはり地道な行動の積み重ねが大切ですね。
 山口 さらに岩手では、滝沢市を(よう)する岩手王者県の皆さんも、勝利を誓い、勇進しています。
 今村(拓) 福島も、意気軒高(いきけんこう)です。会津宝城県では、福祉関係など複数の事業所を経営する地区部長が、多忙な仕事の合間を縫って、友の励ましや友好活動に奮闘(ふんとう)。地区女性部長と力を合わせ、「地域に広布の実証を示すために勇躍(ゆうやく)前進していきます」と頼もしく決意を語っていました。
 山口 後継の誓いも固き東北男子部は、青森、秋田、山形も含め全県で躍進しています。本年3月の会合では、震災後の12年間の中で、最高の結集を達成。人生初の弘教(ぐきょう)を実らせたメンバーや、地域広布を(にな)うリーダーが陸続(りくぞく)と誕生するなど、自身の使命の天地で「立正安国」の旗を(かか)げ、対話に取り組んでいます。
 原田 池田先生は「『新しい人』だからこそ、『新しい力』を発揮できる」と語られています。この夏も、わが地区・支部から、徹底した励ましで、新たな人材を輩出(はいしゅつ)し、広布の勢いを増していきましょう。

共に祈り、共に進む

 永石 7月1日から、「SOKA連続セミナー」の第2弾が配信されます。今回は、東京大学大学院の開沼博准教授(じゅんきょうじゅ)(社会学者)が、学会の「励まし合い」が社会で担う役割に触れています。また、充実する聖教新聞と電子版の内容も紹介される予定です。
 山口 開沼氏は、震災前から、学会が、地域に人と人とのつながりを築いてきたことに注目されていました。また震災後も、被災者の心の復興≠、学会員が一貫して支えてきたことを評価されていました。
 永石 好評を博した福島、宮城での聖教文化講演会では、「これからも人間へのやさしいまなざしを広げる活動に励んでいただきたい」と期待を寄せられていましたね。
 今村(拓) 「師弟の月」7月から、次は東北の歌「青葉の誓い」が発表された8月6日へと、前進は続きます。私自身、日々、決意を新たに、同志への励ましも勇気の対話もやり切り、東北中を駆け巡っていきます。
 原田 御聖訓に「いいはげましておとすことなかれ」(新1620・全1190)と仰せです。一人の悩みに耳を傾け、共に祈る。また、一人の挑戦をたたえ、共に進む。その中で信心の歓喜(かんき)と団結が生まれ、勇気の波動が広がっていきます。いま再び、皆で幸福勝利の実証を示し、東北から新たな広布の歴史を開いていこうではありませんか。

(2023. 6.29. 聖教新聞)

 

 

<46> 仏の未来記を実現する「伝持の人」
出席者:原田会長、山口未来本部長、片山副女性未来本部長、木下(きした)副女子未来部長(女子中等部長兼任)、井上少年部長

 原田 7月3日は、弟子が決然(けつぜん)と立ち上がる「師弟の日」です。立正安国(りっしょうあんこく)誓願(せいがん)を胸に、生まれ変わった決意で戦いを開始する日です。私たちは、いよいよの勇気の信心で、心一つに前進していきたい。
 井上 8日からは、未来部歌「正義の走者」誕生45周年を記念する「未来部躍進(やくしん)月間」がスタートします(8月31日まで)。
 山口 開幕を飾るのは、「学生部・未来部大会」の意義を込めて開催される、7月の本部幹部会です。一人でも多くの未来部員が参加できるよう、全魂(ぜんこん)の励ましを送っていきましょう。
 原田 未来部員は皆が、大きな使命をもった「社会と広布の(たから)」の存在です。一人一人が学びに学び、鍛えに鍛え、自身の生命を輝かせて大成長できるよう、応援していきたい。

「自信を持たせる」

 山口 現代の子どもたちの特徴は、「自己肯定感の低さ」にあると指摘する方が多くいます。接するに当たり、どのようなことを心がけると良いのか。ある専門家は、「@当たり前の声かけ」「A心地よいフレーズを声にする習慣」「B失敗した時の声かけ」が大切になると述べています。
 片山 @は「こんにちは」「ありがとう」などの言葉。Aは「すごいね」「やったね」「頑張ったね」といったもの。Bは「きっと大丈夫」「また一緒にやろうね」などですね。
 山口 実はこれらは全て、私たちが普段の学会活動の中で実践していることなんです。一個の人格として接し、共感を示しながら、たたえ、関係性を築いていくことが大切になるのだと思います。
 木下 「『励ます』とは、『自信を持たせる』ことです。『やればできる』という気持ちにさせることです。子どもというのは、きっかけさえつかめれば、驚くほど伸びる場合がある。そのためには、励ます側の根気(こんき)が必要です」と、池田先生は教えてくださっています。未来部員の無限の可能性を開花させゆく応援団≠ノなっていく決意です。
 原田 月間中には「未来″タ談会」が開催されます。普段は会合に出られない未来部員や、未入会の家族の方も参加できるよう、各地で準備を進めてくださり、ありがとうございます。初の(こころ)みのため苦労も多いかと思いますが、皆で祈り、考え、智慧(ちえ)を出し合って取り組んだ分だけ、未来の広布発展の(いん)が築かれていくことを、どうか確信してください。
 片山 関東のある地区では、座談会のための協議会を「幸福会議」と名付けて、毎月実施しているそうです。毎回必ず、全メンバーの状況を確認し、励ましに動いてきました。その中で、ヤング白ゆり世代や新たな男子部のメンバーが立ち上がり、未来部の3人が座談会に参加するようになったそうです。
 山口 先生は、「世代を超えて、人と人を結ぶ」「座談会で学会家族に会える喜びが、一人ひとりを元気にする」と語られ、「(温かく楽しい、活気に満ちた)座談会こそ、永遠に広布発展の(かなめ)である」と強調されています。
 原田 「大白蓮華」7月号の巻頭言では、未来部こそ、御本仏(ごほんぶつ)の未来記を実現する「伝持(でんじ)の人」(新610・全508)であるとつづられています。全国の「未来″タ談会」の大成功を深く祈念しています。
 井上 また本年より、未来部の各種コンクールを「未来部サマーチャレンジ」と総称(そうしょう)して開催します。未来部員自身でも参加しやすいよう、未来部希望ネットの特設サイトを通じて、全ての応募を行う形になります。
 木下 今年は、「E−1グランプリ」に代わり、「イングリッシュチャレンジ」と題した、個人の英語スピーチを行います。未来部員が世界で友情を結び、平和の対話を広げるための武器≠ニなる英語力をさらに(みが)けるよう、温かな励ましをお願いします。
 片山 今月末には、全国の中等部・高等部の代表を対象にした「全国未来部夏季研修会」も開催します。
 木下 当日は、東京の本会場と方面の中心会館等を中継で結び、特別企画や未来部歌「正義の走者」の合唱を行います。同世代の触発(しょくはつ)によって、皆が新時代の正義の走者となりゆくことを誓う集いです。楽しみにしていてください。
 井上 少年少女部などの合唱団の活動も各地で再開しています。3年ぶりということもあり、まずは皆で勤行・唱題をし、合唱の喜びを確認し合っていくことが大切になると思います。
 片山 未来部希望ネットには、合唱団運動をサポートする記事が豊富に掲載されています。「SOKAチャンネルVOD」でも、合唱団の練習を支援する番組が配信されています。
 原田 先生は、「(合唱団の)みなさんの明るい歌声は、平和そのものです」「人類の希望なのです」と言われています。合唱を通し、子どもたちの信心と人格が(みが)かれ、友情を(はぐく)んでいけるよう、さらに(ちから)を尽くしていきましょう。

学園・創大の見学

 山口 この夏も、創価大学や東西の創価学園でオープンキャンパスが開催されます。学生・生徒・児童との交流、模擬試験など、学校生活をリアル≠ノ体験できる絶好の機会です。
 片山 東京創価小学校では7月28日と30日に。関西創価小学校では7月30日に行われます。
 井上 東京の創価中学・高校は7月23日、関西の創価中学・高校では7月22日に実施されます。
 木下 創大・女子短大では8月5、6、27日に開催されます。ぜひ足を運んでみてください。
 原田 先生は先日、「今再び、新たな人材育成の壮大なる上げ(しお)を起こす時を迎えています」とメッセージを寄せてくださいました。わが家、わが地域の宝の人材を励まし抜き、社会に未来に、大いなる希望の光を送っていきましょう。

(2023. 7. 3. 聖教新聞)

 

 

<47> 広布に尽くした福徳は三世永遠
出席者:原田会長、永石女性部長、末定儀典部長、梁島男子部長、林池田華陽会委員長

  きょう7月6日は、牧口先生と戸田先生の法難(ほうなん)から満80年の節目です。軍部政府からの弾圧(だんあつ)に屈せず、「今こそ、国家諌暁(かんぎょう)(とき)ではないか」と、死身弘法(ししんぐほう)(つらぬ)かれた牧口先生、そして共に投獄(とうごく)され、戦われた戸田先生の崇高(すうこう)なご生涯(しょうがい)がしのばれます。
 梁島 一方、迫害(はくがい)を恐れた宗門は、日蓮大聖人の御遺文から「日蓮は一閻浮提(いちえんぶだい)第一の聖人なり」(新1315・全974)等の14カ所を削除し、本山に「神札」をまつった揚げ句、学会にも受諾(じゅだく)(せま)るなど、目に余る(だい)謗法(ほうぼう)を繰り返しました。
 原田 牧口先生と戸田先生が、大聖人の正法正義を(まも)り通されたのです。この創価の初代、第2代、そして第3代の池田先生が、大聖人直結の不惜(ふしゃく)の闘争で、今日の世界広布の道を開いてくださったことに、ただただ感謝の思いは尽きません。
 末定 それにしても、学会は、大謗法の邪宗門と決別して本当によかった。1991年11月、腐敗(ふはい)堕落(だらく)し、広布破壊(はかい)(くわだ)てた権威(けんい)・権力の宗門から、学会が「魂の独立」を果たした時に、儀典部は結成されました。
 梁島 宗門は、学会員に対し、僧侶による葬儀でなければ「即身成仏(そくしんじょうぶつ)どころか必定堕地獄(ひつじょうだじごく)」などと、御書にない邪義(じゃぎ)(ころも)の権威≠ナ恫喝(どうかつ)してきました。しかし本来、仏教には、葬儀に僧を呼ぶ習慣はなく、大聖人や弟子の僧が、在家の葬儀を執り行ったという記録もありません。
 永石 御書には「()聖霊(しょうりょう)はこの(きょう)行者(ぎょうじゃ)なれば即身成仏(うたが)いなし」(新1835・全1506)、「いよいよ強盛(ごうじょう)なるべし、さるほどならば、聖霊、仏になり(たも)うべし」(新1843・全1512)等、明確に仰せです。生前、正法流布に尽くした人は、必ず成仏する。そして、その福徳は三世永遠に光り輝いていくと教えられています。
 末定 宗門がいかに、大聖人の教えと精神に違背(いはい)していたか。いかに卑劣(ひれつ)で横暴であったか。御聖訓に照らせば、明白です。
 原田 儀典部の皆さまは、そうした悪らつな宗門を厳然(げんぜん)破折(はしゃく)し、民衆仏法の時代を切り開く先頭を走ってこられました。儀典部について池田先生は、「地域の安心の(はしら)」とも語られました。葬儀や法事などを通じて、学会の正義と真実を地域に証明する、(とうと)きご活躍に敬意を表し、心から感謝申し上げます。

遺族の意向が第一

  今月は、15日を中心に、全国の会館で、「諸精霊(しょしょうりょう)追善(ついぜん)勤行法要」が執り行われます。
 永石 コロナ()の影響もあり、4年ぶりの再開となります。会館での法要を心待ちにされていた方が多くおられます。
 原田 各会場、故人の功労(こうろう)深謝(しんしゃ)しながら、真心の読経・唱題を行い、ご遺族を最大に励ましてまいりたい。すがすがしい、無事故の運営を、よろしくお願いいたします。
 末定 また、この間、同志の葬儀に際し、各地の儀典長や地域のリーダーの皆さまには、感染症への注意など、さまざまな配慮を尽くしてくださり、本当にありがとうございます。
 永石 今、社会全体で、葬儀の在り方が変わりつつあります。以前のように、多くの参列者が集う一般的な葬儀が少なくなり、家族・親族や一部の近親者のみで行う「家族葬」が、主流となっています。
 末定 同志の葬儀でも、少人数で行うケースが増えています。こうした「家族葬」や「直葬」では、儀典長だけでなく、家族や親族、また近しい幹部の方が葬儀を担っていただくことも少なくありません。
 原田 これらはいずれも、仏法の本義に照らし、最高の追善回向(えこう)となります。現在、全国で儀典研修も行っていますが、どのような時代や形式の変化があっても、大事な点は、徹底してご遺族に寄り添い、その意向に従って、真心を尽くしていくことだと思います。

功徳を廻し向ける

 梁島 学会の同志による葬儀には、親族、友人、地域の方々からも信頼と共感の声が届いていますね。
 末定 それは、形式にとらわれず、真心で故人や遺族を何より大切にする、人間主義のぬくもりがあるからだと確信します。
  7・8月は「お盆」の時期です。全国の墓地公園・納骨堂でも、勤行法要が再開されています。粛然(しゅくぜん)と、爽やかに行われる法要に、感動の声が寄せられています。
 末定 四国の墓園を訪れた、ある会社の社長は、墓園の壮大なスケールと、心のこもった法要、スタッフの対応に感動し、学会への入会を申し出られました。そして、座談会参加などをへて、本年1月、入会されたそうです。学会の墓園では、こうしたエピソードが尽きません。
 梁島 追善回向について、大聖人は、「今、日蓮等の(たぐ)い、聖霊(しょうりょう)(とぶら)う時、法華経を読誦(どくじゅ)し南無妙法蓮華経と唱え(たてまつ)る時、題目の光無間(むけん)に至って即身成仏せしむ。回向(えこう)(もん)、これより(こと)起こるなり」(新991・全712)、「法華経を信じまいらせし大善は、我が身(ほとけ)になるのみならず、父母、仏になり(たも)う」(新2026・全1430)と、御教示されています。
 永石 広宣流布の信心で、日々、勤行・唱題に励んでいく。弘法にまい進していく。その功徳を、故人や先祖に「(めぐら)し向ける」ことが、何よりの追善であり、仏法における回向の本義です。
 原田 日蓮仏法は、(じょう)盆∞常彼岸≠ニいわれるのも、その意義からです。御義口伝には「今、日蓮等の(たぐ)い、南無妙法蓮華経と唱え(たてまつ)るは、生死(しょうじ)(やみ)を照らし晴らして」(新987・全710)と仰せです。今、世界中で、妙法の生命の極理を掲げる、創価の民衆運動が、社会の希望の光源(こうげん)となっています。いよいよの信心で、共々に前進していきましょう。

(2023. 7. 6. 聖教新聞)

 

 

<48> 学会の目的は平和社会の実現
出席者:原田会長、長谷川理事長、笠貫SGI女性部長、西方青年部長、大串女性部主任部長

 大串 世界広布の明日を照らす「学生部・未来部大会」の意義を込めた本部幹部会が9日、東京戸田記念講堂で開催されました。
 長谷川 広布後継(こうけい)の決意みなぎる英知(えいち)の学生部や、はつらつとした合唱を披露した未来部など、希望に満ちた集いとなりました。
 西方 アフリカ広布の正義の師子吼(ししく)(とどろ)かせてきたコートジボワールの代表も参加し、意気軒高(いきけんこう)でした。未来部メンバーとの心温まる交流の姿もありました。
 原田 15日から全国の会館等で配信されます(18日まで。会場と時間等は各県・区で決定)。また、モバイルSTBでは23日まで配信されます。一人でも多くの学生部・未来部のメンバーが参加できるよう、声かけをしていきましょう。
 西方 なお合唱団について、これまで練習または出演の際はマスク着用を原則としてきましたが、全日本合唱連盟の指針を踏まえ、次のように変更します。
 @練習時のマスク着用は「個人の判断」に委ねる。ただし、着用しない場合は1〜2メートルの距離を空ける。
 A短時間であれば、マスクを着用せずに出演してもよい。
 大串 この方針に準じ、本部幹部会でも未来部の合唱団が誕生45周年の未来部歌「正義の走者」を披露しました。大感動でした。
 長谷川 一方、会合で勤行・唱題をする際や学会歌を歌う際は、「マスクを着用する」方針に変更はありません。私たちは、いよいよ祈り強く、誓いの歌声も高らかに、広布の勢いを加速させていきたい。

現実の課題を解決

 大串 16日は、日蓮大聖人が当時の実質的な最高権力者である北条時頼(ときより)に、「立正安国論(りっしょうあんこくろん)」を提出された日です(1260年)。
 西方 自然災害、飢饉(ききん)疫病(えきびょう)などが打ち続く中、民衆の幸福と社会の安穏(あんのん)のため、「実乗(じつじょう)一善(いちぜん)」(新45・全32)に()し、一人一人の胸中(きょうちゅう)に生命尊厳(そんげん)と人間主義の思想を確立しゆくよう、大聖人は時の権力者に訴えられました。
 長谷川 大聖人の忍難弘通(にんなんぐつう)の闘争に連なる学会は、宗教の世界に閉じこもり、現実から遊離(ゆうり)するのではなく、自他共(じたとも)の幸福を開く対話を拡大しながら、社会の課題解決のための挑戦を続けてきました。
 大串 池田先生は、「創価学会の目的は、この『立正安国論』に示されているように、平和な社会の実現にあります。この地上から、戦争を、貧困(ひんこん)を、飢餓(きが)を、病苦を、差別を、あらゆる悲惨(ひさん)≠フ二字を根絶(こんぜつ)していくことが、私たちの使命です」と確認されています。
 原田 先生は核兵器の禁止と廃絶(はいぜつ)を実現するための提言を重ねられ、学会としても市民社会の連帯を広げてきました。国連NGOとして、国連支援の運動も展開してきました。
 西方 文化運動や平和研究の機関なども設立され、幅広い交流を推進してきました。民衆のための政治の実現へ、青年が主体となって政治を監視し、支援活動も行ってきました。
 原田 全ては「四表の静謐(せいひつ)」(新44・全31)を祈る心から発した行動です。大聖人が示された「立正安国((しょう)を立て国を(やす)んず)」の精神に基づく実践こそ、仏法者の社会的使命です。この夏も健康第一、無事故第一で、平和と希望を広げる対話を元気に展開していきましょう。

変毒為薬≠フ信心

 笠貫 先日訪問したブラジルでは、アマゾン創価研究所が、アマゾン地域の民間団体として初めて、地球憲章(けんしょう)インタナショナル(ECI)と提携(ていけい)協定を結びました。創価の平和・文化・教育の運動は世界中で広がっています。
 原田 折しも明後2025年には、国連の気候変動対策の会議「COP30」がブラジルのアマゾン地域で初開催されます。創価研究所が果たすべき役割は一段と大きくなっています。
 笠貫 ブラジルはコロナ()で大きな打撃(だげき)を受けた国の一つです。その中でも、同国の同志は忍耐強く励まし合ってきました。その原動力となったのは、「ブラジル・セイキョウ」の電子版でした。戸別配達の中止を余儀(よぎ)なくされた時期は、電子版を無料で配信。スマホなどに届くセイキョウ紙面を信心の(かて)とし、一日一日を題目根本に乗り越えてきたそうです。
 原田 「電子版の早期導入を決断したことで、組織が守られました」とのリーダーの一言が印象的でした。日本でも電子版の推進に今一重の力を入れているところですが、その一つの意義をブラジルの地で実感した次第です。
 笠貫 先生の4度目の訪問から30周年を記念する総会は、ブラジル各地の9800会場に配信され、2万人以上が参加。赤・黄・青のハンカチを振りながら、愛唱歌「サウダソン・ア・センセイ(ようこそ、先生)」を合唱する姿には、感動が込み上げました。
 原田 先生が海外初の支部を結成された天地がブラジルです。この3年余りの試練を、師弟共戦と異体同心(いたいどうしん)の団結と変毒為薬(へんどくいやく)の信心で乗り越え、一段と強くなった王者・ブラジルから、世界広布の新たな潮流(ちょうりゅう)が巻き起こるに違いないと確信した、圧巻(あっかん)の総会でした。
 長谷川 2001年にブラジル創価幼稚園として開園したブラジル創価学園も、小学・中学・高校が設けられ、飛躍的な発展を遂げていますね。とりわけ高校は、国際バカロレア機構の認定校として、高い水準の教育が展開され、国内の大学はじめ、日米の創価大学や世界的な名門にも人材を送り出しています。
 笠貫 1期生からは、米ハーバード大学、英ケンブリッジ大学の大学院を卒業し、博士課程に進んだ英才も誕生しています。伸び伸びと学ぶブラジルの学園生と接し、いよいよ世界をリードする人材が、陸続と躍り出る時が来たことを感じました。
 原田 全ては池田先生の大激闘(げきとう)により切り開かれ、成し遂げられた偉業(いぎょう)です。弟子の私たちも、その偉大な広布の戦いに連なる誇りを胸に、一日一日を大切にし、今いる場所で凱歌(がいか)の歴史を残していきましょう。

(2023. 7.13. 聖教新聞)

 

 

<49> 立正安国と人間主義の対話を
出席者:原田会長、谷川主任副会長、永石女性部長、梁島男子部長、清水池田華陽会書記長

 原田 東北、九州、中国、北陸をはじめ、各地で、大雨等の災害が相次いでいます。被害に遭われた方々に、心からお見舞いを申し上げます。また、一日も早い復旧を祈念しております。
 谷川 連日、猛暑も続いています。日々、広布のため、同志のため、励ましの連帯を広げてくださるリーダーの皆さまに、心より感謝申し上げます。
 清水 今月23日は、10月1日に実施される「教学部初級試験・青年部教学試験3級」の申し込み締め切り日です。生命尊厳(そんげん)の哲理を学ぶ喜びで、多くの華陽メンバーが受験します。
 梁島 大学校生をはじめ男子部も受験対象者が多くいます。教学試験は、受験者と共に学び、信心を深めて成長できる最高の機会です。各地区においても今一度、対象の方への声かけをお願いいたします。
 谷川 19日からは「座談会の週」です。事前の訪問・激励をはじめ、皆で、全力で推進していきましょう。
 永石 この夏は「未来″タ談会」も行います。宝の未来部員や、そのご家族との一つ一つの出会いと語らいを大切にしていきたいですね。
 原田 「広宣流布の前進は、座談会に始まり、座談会に終わる」です。皆で、上半期の健闘(けんとう)と成長と勝利をたたえ合いながら、次なる広布の(みね)へ、意気軒高(いきけんこう)と出発していきましょう。

充実の友好期間に

 永石 24日からは「夏季有効期間」(8月20日まで)となります。コロナ()の影響で疎遠になっていた親戚(しんせき)、友人、知人もいると思います。普段なかなか会うことができない方に、直接会って交流を深める良い機会です。
 原田 電話でやり取りをする場合もありますが、近況を聞きながら、励ましの声を送ることで、お互いが元気になります。
 清水 青年世代は、SNSも積極的に活用していますが、やはり直接、会って語ることで、真心を伝わるのだと思います。
 梁島 最近も、それを強く感じました。今月8日、友人が御本尊をお受けしました。最初は宗教の必要性を感じていませんでしたが、その方の幸福を祈り、顔を合わせ、率直に語らうたびに、理解と信頼が深まり、入会をされました。
 永石 互いに心を開き、本音で語り合うことで、真の友情が(はぐく)まれる――6月の女性部総会でも、そのことを実感しました。総会に参加した友人が、その後、入会したという歓喜(かんき)の報告も寄せられています。
 原田 秋の教学試験の出題範囲にもなっている「立正安国論」の御文に、「蘭室(らんしつ)の友に交わって」(新43・全31)とあります。慈悲(じひ)と哲理の地涌(じゆ)(ほま)れも高く、希望と正義の励ましを重ねていきたい。池田先生は、「時代を動かすのは、人間を信じて、人間の中に飛び込み、人間の心と心を結びゆく行動である」と語られました。私たちは、勇敢(ゆうかん)に、粘り強く、そしてダイナミックに、「立正安国」と「人間主義」の対話の波を起こし続けていきましょう。
 永石 また、この期間、交通事故には十分に気を付けてください。どこまでも健康第一、無事故第一でいきたいと思います。

師弟の誓願で勝利

 谷川 今、青年を先頭に世界広宣流布が大きく伸展(しんてん)しています。先月、訪問した南米アルゼンチンでも、地区結成60周年、池田先生の初訪問から30周年を、見事な広布拡大で祝賀していました。私も、感動の連続でした。
 原田 先生が初訪問された1993年2月、光栄なことに私も一緒に行かせていただきました。当時、1万人余りの組織だったアルゼンチンは、今や約7倍の大発展を遂げ、同国随一(ずいいち)の仏教団体として、各界から絶大な信頼を得ています。
 梁島 今回、池田先生に対して、国立ミシオネス大学、国立サルタ大学から、名誉学術称号が贈られました。これで、アルゼンチンからの学術称号は合計18となりました。
 永石 先生と直接お会いしたことがない識者が多い中、どの方もマエストロ・イケダ(池田先生)≠ニ、敬意をもって先生のご功績について語っていたと伺いました。
 谷川 アルゼンチンは今、不景気など社会的試練に直面しています。そんな中、SGIの友は、信心即生活の実証を示しながら、仏法に根差した社会貢献活動にも率先して取り組んでいます。
 清水 聖教新聞の記事や動画でも拝見しましたが、各界の学識者など多数の来賓(らいひん)が参加し、青年部1万人が集っての「平和サミット」は圧巻でしたね。
 谷川 参加したブエノスアイレス市の市議会議員が、「前向きに生きる創価の青年を見ると、希望が湧きます。皆さんがいる限り、未来は明るいと確信します」と語っていたように、多方面から、社会の希望の存在として、大きな期待が寄せられています。
 梁島 日本の青年も、世界の同志と共に、新たな平和の時代の潮流(ちょうりゅう)を築いていく決意です。
 谷川 舞台裏では、サミットの運営を、万全の体制で支える壮年・婦人部の皆さまの(かげ)尽力(じんりょく)を目の当たりにしました。青年の活躍を全力で応援する(うるわ)しい団結が、とても印象的でした。
 原田 アルゼンチン青年部の胸中(きょうちゅう)には、池田先生よりいただいた「世界一の師弟の勝利山たれ!」との指針が刻まれています。師の期待に、青春を勝利で飾り、お応えしていこうとの、誓いと情熱が脈打っています。さあ、栄光の「11・18」を凱歌(がいか)で飾るために、まずは、この友好期間、心軽く動き語り、信頼と友情の輪を大きく広げ、躍動(やくどう)と充実の夏にしていきましょう。

(2023. 7.17. 聖教新聞)

 

 

<50> 「地涌」の大力を満天下に
出席者:原田会長、杉本総合女性部長、塩出中国長、桜尾中国女性部長、本田中国男子部長

 塩出 広布への「決意」、地域での「信頼」、信仰(しんこう)の「実証」をもって、前進することを誓う、中国方面の歌「地涌(じゆ)讃歌(さんか)」が発表され、明後22日で45年となります。
 杉本 池田先生は45年前の4月、「歌声運動を通しておおいに心を開き、おおいに心を(はず)ませていこう。そこに信心の功徳(くどく)歓喜(かんき)が増幅することを確信して晴れがましく前進してください」と呼びかけられました。
 原田 この年、先生が手がけられた学会歌は実に30曲に及びます。中国方面の歌も、「広宣流布の情熱がほとばしる力強いものに」と言われながら、山陽≠ニ鳥取・島根の山光≠結ぶ列車の中でも推敲(すいこう)を重ね、作成されました。
 塩出 瀬戸内海側の山陽と日本海側の山光では、風土や気質が異なります。それを一つに結び付け、団結して前進していくことを願い、誕生したのが「地涌の讃歌」だと思います。
 原田 地涌の菩薩(ぼさつ)は、法華経の会座(えざ)において末法広布を誓い、大地から涌出(ゆじゅつ)します。その深義を踏まえて先生は、「『人間の底力』『民衆の底力』を、晴ればれと、巍々(ぎぎ)堂々と満天下に示していく」ために現れたのだ、と語られています。この地涌の大力(だいりき)(とどろ)かせゆくことこそ、中国方面に託された使命です。

時・力・心を一つに

 本田 先生は2年前の随筆で、広島・安芸高田市にある、戦国武将・毛利元就(もとなり)ゆかりの「百万一心」の石碑を紹介してくださいました。「百」の字の一画を省いて「一日」、「万」の字を書き崩して「一力」と読めるよう刻まれた碑です。
 桜尾 この「一日 一力 一心」とは、皆が「時」と「力」と「心」を一つにして集中して挑めば、何事も成し()るとの訓言(くんげん)であると、先生はつづられました。
 杉本 さらに、「百万一心」という異体同心(いたいどうしん)の「横の団結」とともに、「百代一心」つまり日蓮大聖人に直結して、創価三代を貫く「師弟不二」の大誓願(せいがん)の「縦の団結」こそ、学会の「強さ」であると強調されていますね。
 本田 中国方面の同志は今再び、この指針を胸に広布拡大へ奮闘しています。広島・安佐南区が広布の舞台の広島東黄金区では、支部1人に迫る男子部大学校6期生を輩出(はいしゅつ)。その原動力は、支部の青年座談会(通称・レボカフェ)を通した励ましです。
 桜尾 福山市の地区女性部長は本年4月、仏縁(ぶつえん)拡大に挑む中で御本尊流布を成就(じょうじゅ)。岡山市でも10年以上にわたって聖教新聞を購読されてきた方が、座談会、女性部総会、連続セミナーなどに参加する中で、入会されました。6月に行われた女性部総会は、どこも多くの友人が参加し、本当ににぎやかでした。
 杉本 岡山・倉敷市では、1年以上継続して、池田華陽会(かようかい)のための「オンライン「新・人間革命」読了(どくりょう)会」を開催。「楽しいし、勉強になる」と多くのメンバーが参加し、新たな人材が輩出されていますね。
 本田 山口・下関市には毎週、「相手の話を聞く家庭訪問」を実践し、男子部の活動者が5倍に増えた本部もあります。
 桜尾 鳥取・米子市の地区女性部長は、30年来の祈りが結実し、このほど母親が入会しました。古川智映子さんの『負けない人生』を読み、信仰(しんこう)の意味を感じたことがきっかけになったそうです。
 塩出 島根・益田市の太陽会では、コロナ()以前に開催していた定例会を、8月に久しぶりに行う予定です。人のつながりが希薄化(きはくか)する今こそ自分たちの出番だと決意し、報恩感謝の思いで訪問・激励に大きく動いています。
 杉本 先生は中国の同志に、「先入観。我見(がけん)。固定観念。思い込み――それらが自分を(しば)り、閉じ込めてしまっているのだ」と言われ、その心の(おり)を打ち破るには、「祈りと行動だ。勇気をもって、ぶつかっていくことだ。動けば、おのずから、視点は変わるのだ」と指導されています。
 原田 さあ、「中国・師弟原点の日」である10月8日、「山口開拓(かいたく)指導」の開始の日である10月9日を目指し、「人材」と「後継(こうけい)」と「地域」の開拓をさらに進めていきましょう。

平和運動の中心地

 塩出 間もなく迎える8月6日は「広島原爆(げんばく)の日」です。先生は1993年の8月6日、あえてこの日を選び、「平和ほど、尊きものはない。平和ほど、幸福なものはない」と、小説『新・人間革命』の執筆(しっぴつ)を開始してくださいました。
 原田 本年5月には、先生が一貫(いっかん)して訴えられてきた、被爆地・広島への各国首脳の訪問が、G7(先進7カ国)広島サミットで実現しました。「核兵器なき世界」を現実のものとするための新たなスタートです。今一重の決意で、不戦の闘争を貫いていきたい。
 本田 私たちは今夏も、音楽隊による「希望の(きずな)」コンサートを皮切りに、「ピースフェスタ」や「広島学講座」を開催します。
 桜尾 6日には、サミットで各国首脳に被爆体験を語られた、小倉桂子さんを講師に、「被爆体験を聞く会」も行う予定です。
 原田 北広島町の中国平和記念墓地公園には、先生の発案で建立(こんりゅう)された「世界平和祈願(きがん)()」があります。文字をしたためたのは東洋を代表する文豪(ぶんごう)金庸(きんよう)氏で、西洋を代表する彫刻家のルイ・デルブレ氏が手がけた「建設」「寛容(かんよう)」「勇気」「希望」「後継(こうけい)」「歓喜(かんき)」の6体のブロンズ像も設置されています。
 塩出 広島の爆心地の真北、同じ東経132度27分に建てられた碑は、全世界の核兵器・核実験の犠牲となった被ばく者を追悼(ついとう)し、恒久(こうきゅう)平和を祈る場です。
 原田 学会の平和・文化・教育運動の中心的役割を担う地は「広島」であると強調された先生は、「どうか『命(かぎ)()(おし)()からず』(新1283・全955)を胸に、私とともに、生涯(しょうがい)(ほま)れの法戦に、動いて動いて動き抜いてください」と語られています。師弟共戦の歓喜(かんき)の大道を、共々に進んでいきましょう。

(2023. 7.20. 聖教新聞)