師弟の心で新たな広布史を! |
<31> 師弟の心で新たな広布史を!
出席者:原田会長、永石女性部長、西方青年部長、梁島男子部長、清水女子学生部長
永石 仏法は「最極の生命哲理」「激動の乱世を照らす希望の英知の光」――池田先生は、こうつづられました。今日から「教学部任用試験(仏法入門)」(6月16日実施)の申し込みが始まりました(5月12日まで)。
西方 対象は、教学部員になっていない方です。高・中等部員、また会友の方も受験できます。共に学び、語り合い、励ましの絆を強くしていきましょう。
梁島 まさに民衆の大哲学運動です。2月の世界青年座談会には、新たな男子部や学生部員、同世代の友人が多数参加しました。その中にも今回の試験に挑戦する人たちがいます。
清水 女子学生部では今、「友人が入会を希望している」「御本尊流布ができた」等のうれしい報告が、続々と寄せられています。教学試験は、そうした友が、仏法への理解を深めていける絶好の機会です。
西方 前回も、試験後に入会した方や、学会活動に積極的に参加するようになった友など、地涌
原田 教材は、『大白蓮華』4月号に<1>御書3編<2>教学入門<3>世界広布と創価学会、と項目ごとに収録されています。その中にある御聖訓
「無量の力」が漲る
西方 巡り来る4月2日は、第2代会長・戸田城聖先生の祥月
梁島 戸田先生は、軍部政府の弾圧と戦った初代会長・牧口常三郎先生と共に投獄され、獄中
永石 その不二の弟子として、広布前進の推進力となったのが池田先生です。先生は恩師から託された構想を全て実現されました。死身弘法
原田 今日の学会の大発展を誰が想像したでしょうか。池田先生は、「師の生命は、生死を超えて、弟子の生命と一体である。この一点を自覚すれば、無量の力が漲
座談会こそ生命線
永石 今日から7日まで「励まし週間」です。新年度を迎え、さまざまな変化の中で奮闘するメンバーもいます。全リーダーが、地区・ブロックの最前線に飛び込み、励ましの連帯を広げていきたいと思います。
原田 法華経法師品に、「ひそかに一人のためであっても、法華経の一句なりとも説
清水 女子学生部は、『新・人間革命』の研さんと、女性部の先輩方からの温かな励ましで、一人また一人と、広布の主体者の自覚を深めています。励まされる側≠ゥら励ます側≠ヨと成長し、生き生きと進んでいます。
永石 4・5月にかけて男女学生部ともに、首都圏や各方面で、新入生歓迎の集いがあります。池田先生は、「創価の普賢
西方 地道は励ましにおいて模範の取り組みを展開したのが、北海道です。寒さ厳しき2月から3月にかけて、全道149会場で開催された「青年主張大会」に、3万2千人以上のメンバー、3千800人を超える友人が参加し、盛大な催しとなりました。
梁島 各会場、男女青年の体験発表や新鮮な企画で、未来への希望と決意があふれていました。また、大会に向けて祈り動く中、ヤング男子部が就職を勝ち取った∞かつてない対話拡大を達成できた≠ネど春を告げる歓喜の報告が、全道で巻き起こりました。
清水 多くの来賓
原田 日本社会は、少子化や過疎化などの課題に直面していますが、わが地域の後継の育成を真剣に祈念し、地道に一人を励まし抜くことで、新たな青年、人材が輩出されている所が増えています。この流れを、さらに広げてまいりたい。
永石 8日から14日は「座談会の週」です。各地区で発想と視点を広げ、一人一人の状況に即し、多くの友がすがすがしく参加できるよう充実した内容にしましょう。また、担当の支部、本部等のリーダーが一体となって訪問・激励に取り組んでいきましょう。
原田 池田先生は「座談会こそ、民主主義の希望のオアシスだ。広宣流布の生命線である」と語られました。192カ国・地域の世界広布の大連帯は、ザダンカイ≠軸に広がりました。さあ桜花
(2024. 4. 1. 聖教新聞)
<32> 友へ社会へ蘇生の息吹を!
出席者:原田会長、沼倉女性部書記長、西方青年部長、梁島男子部長、横井女性部主任部長
横井 春4月。聖教新聞では20日の創刊記念日を前に、16日(火)付から紙面を刷新することが発表されました。
梁島 新企画として、世界の識者が語る「未来を開く池田思想」や、池田先生の壮大な足跡を学ぶ「人類の宿命転換への挑戦」がスタートします。また、一部の地域を除き、1〜4面と9〜12面が毎号カラー紙面になります。
西方 電子版では、日蓮大聖人の御生涯
沼倉 その電子版では現在、1カ月分の料金で3カ月分利用できるキャンペーンも実施中です。1人の契約で5人まで利用できるため、「未購読だった家族が読むようになった」等のうれしい声も届いています。
原田 聖教新聞には、先生の指針、世界に広がる学会の運動、平和・文化・教育への取り組みなどが掲載されています。また、「信仰体験」のページでは、信心を根本に人生の試練を乗り越えてきた「冬は必ず春となる」(新1696・全1253)のドラマが描かれています。
沼倉 体験談はいつ読んでも感動します。先週も、妊娠中の病魔を誓願の祈りで乗り越えた母。厚労省指定の難病と、ありったけの生命力で闘う父。1歳で難聴と診断された青年が、国際アビリンピック(障害者技能競技大会)で金メダルに輝くまでの軌跡などが紹介されていましたね。
原田 御聖訓
沼倉 小説『新・人間革命』第10巻「桂冠
原田 大聖人は「我
梁島 聖教には、その確かな実証となる、勇気と希望の記事があふれています。
原田 先生は「聖教は/歓喜踊躍
明確な担当・責任
沼倉 今週は「励まし週間」です。正役職の方だけでなく、副役職の方も張り切って訪問・激励に歩いている地域も多くあります。
西方 先生は、「副役職者を大切にしなさい。その力が本当に発揮
沼倉 副役職の方の中には、地域に根を張り、さまざまな社会貢献の活動を地道に重ねている方も多くいます。正役職の方よりも副役職の方が、年齢が上で経験が豊富な場合もあるかと思います。
原田 ゆえに大切なのは、担当や責任を明確にし、存分に活躍できる場をつくっていくことです。そのためにも、副役職の方の話をよく聞き、思いを共有していくことです。
横井 思い起こせば、あの「二月闘争」の折、池田先生は副役職の支部幹事でした。先生は支部長と同じ「目的観」「理想」に立って、副役職の模範となる戦いを展開されました。
原田 「支部長を支え、必ず日本一の支部に!」と誓い、密
横井 先生は振り返られています。「心臓部は目に見えない。それでいて皆に力を送る。自分は脚光を浴びなくとも、友をもり立てて、目覚ましい躍進
原田 「一人」への励ましが、全ての要
春の交通安全運動
梁島 6日から15日は、「春の全国交通安全運動」です。新学期が始まる春は、子どもの交通事故が多発します。特に「飛び出し」が原因の第一です。家庭や地域などで事前に通学路の安全を確認しておきましょう。
西方 言うまでもなく横断歩道は、歩行者優先です。運転者には、減速や停止の義務があります。十分に注意したいと思います。
梁島 当然、「飲酒運転」や「あおり運転」は厳禁です。もしも、「あおり運転」に遭遇した場合は、車外に出ることなく110番通報し、安全な場所に避難してください。
西方 最近は、自転車を利用する際のヘルメット着用が努力義務化されています。また、スマホ等を操作しながらの運転は危険です。夜間のライト点灯など、交通ルールを守り、安全運転を心がけていきましょう。
原田 先生は「無事故こそ幸福の基盤
(2024. 4. 4. 聖教新聞)
<33> 「御書根本」こそ人生勝利の軌道
出席者:長谷川理事長、原田教学部長、木下副教学部長、梁島男子部長、清水池田華陽会書記長
長谷川 はじめに、台湾東部沖地震に際し、心からお見舞い申し上げます。一日も早い復旧・復興をお祈りしております。
原田 今、世界中で、教学研さんの潮流
梁島 御書を学び、世界教団として飛躍する学会の使命を強く自覚し、青年を先頭に対話拡大に前進する姿は、各国共通です。
原田 3月には、発展著
木下 両国とも、学会創立100周年を目指し、いよいよ平和と幸福のスクラム拡大が進んでいますね。
原田 タイも、地域社会に信頼の輪が一段と広がっています。先生の「敬愛する新会員の宝友へ」などの講義を通し、「信心即生活」の実践こそ、広布を開く鍵であることを学び合いました。
清水 学会は、釈尊
長谷川 どの大陸、国、地域も、仏法に根差した人間主義の光彩
10年の確かな歩み
梁島 振り返ると、「広宣流布大誓堂
木下 14年に、大聖人の仏法の本義に基づき、会則の教義条項を改正。17年に、「御書根本」「大聖人直結」を貫きながら、時代や社会に即
清水 「日蓮大聖人御聖誕
長谷川 御書新版は、池田先生にご監修
木下 今や御書の翻訳
長谷川 今日の世界広布の発展は、初代・牧口常三郎先生、第2代・戸田城聖先生、そして第3代・池田大作先生という創価三代の会長の不惜身命
原田 そして、広宣流布大誓堂完成10周年を迎えた23年の「11・18」には、先生が監修してくださった『創価学会教学要綱』が発刊されました。「御書根本」「大聖人直結」を貫く学会こそ、日蓮仏法を現代に正しく展開し、実践することを示したのが「教学要綱」であり、この10年間の集大成ともいえる一書です。
皆で学ぶ任用試験
梁島 日本でも教学の取り組みが活発です。今日(8日)から4月度「御書講義」が配信されます。座談会でも拝読
清水 今月の「華陽カレッジ」では、「曽谷殿
木下 ヤング白ゆり世代からは、「大白蓮華」2月号の「創春カフェ〜御書を刻むひととき〜」で、「冬は必ず春となる」(新1696・全1253)の一節に触れ、「前向きになれた」「勇気が湧いた」等の声が寄せられています。次は5月号で掲載予定です。
原田 任用試験の申し込みが始まり、受験者と共に学ぶ機会も増えてきます。教材の「大白蓮華」4月号は、従来より文字が大きく、ページ数も減っています。つまり内容はそのままに、より分かりやすくコンパクトにまとめています。また、日顕宗の存在を知らない世代も多くなっていることから、「日顕宗を破す」の内容を刷新しています。
梁島 御聖訓に「僧
長谷川 その意味で今回は、受験者に限らず、多くの方が学べる内容です。大聖人の「生命尊厳」「万人に開かれた」仏法の脈流を厳然と継承するのが、私たち学会です。自覚も新たに、世界の同志と共に、わが地域の広布へ走り抜いていこうではありませんか。
(2024. 4. 8. 聖教新聞)
<34> 永遠に師と共に 創価の女性のスクラム
出席者:原田会長、永石女性部長、河合副女性部長、西方青年部長、宇野女性部主任部長
永石 このほど女性部の代表でマレーシアとシンガポールを訪れ、「南アジア・日本創価女性研修会」をはじめ、諸行事を大成功で終えることができました。
河合 研修会には、インドとタイの友も参加。どの国でも生命尊厳の哲理を掲げる創価の女性たちが、師の心を胸に生き生きと活躍し、「世界広布」即
原田 マレーシアには、首都クアラルンプールにある地上12階・地下2階のマレーシア総合文化センターをはじめ、全13州に創価の宝城
西方 シンガポールは過去最高の世帯数を更新するなど、世界屈指の発展を遂げています。両国の創価幼稚園も高い社会的評価を受け、本年開校した創価インターナショナルスクール・マレーシアにも、各界から期待が寄せられています。
原田 両国の友は、「良き市民たれ」との池田先生の指針を胸に刻み、地道に誠実に粘り強く、社会貢献の活動に取り組んできました。今では政府から要請を受け、国家の独立記念式典に出演するなど、多くの民族が共生する社会で確かな信頼を広げています。
河合 思えば2000年11・12月にシンガポール、マレーシア、香港を訪問された先生は、そのまま関西に向かい、本部幹部会で「21世紀は『女性の世紀』である」と高らかに宣言されました。
原田 このアジア訪問の際、シンガポールで先生に名誉文学博士号を授与したオーストラリア・シドニー大学の総長と、推挙
永石 いずれの地でも、婦人部・女子部の友が喜々
河合 「女子
喜びの笑顔が咲く
永石 かつて先生は「夢に見た/励まし社会の/創造へ/創価の女性は/希望の陽光
宇野 「全員が主役! 励ましのスクラムを広げる」「創価の哲学を語り、平和と希望を広げる」を合言葉に、皆で楽しく取り組んでいきます。
永石 モバイルSTBをはじめ、聖教新聞や大白蓮華、パンプキン、灯台
原田 昨年の女性部総会の開催に当たって先生は、「肩ひじ張らず、ありのままの生命の輝きで皆の心に笑顔を灯
宇野 グループという、少人数で語り合う伝統の女性部総会への参加を「毎年楽しみにしている」と語る友人や、「一番大好きな会合」と言う方も多くいます。
永石 「グループ学習・懇談
社会の蘇生に貢献
河合 「グループ員、そして参加した友人たちが、気さくに何でも語り合い、『来て良かった』と喜び合う団欒
西方 4月1日に公明党が推進した「孤独・孤立対策推進法」が施行されました。孤独・孤立状態はいつでも誰にでも生じる問題と規定し、内閣府に対策本部を設置。地方自治体には地域協議会を置く努力を求め、「当事者らへの継続支援」や「支援を担う人材の確保・養成」などが盛り込まれています。
宇野 背景には、「孤独死の平均年齢は62歳」「約12人に1人に孤立が疑われる」という調査があります。行政の取り組みの強化が一層求められています。
河合 こうした時代にあって、互いを尊重しながら、自ら声をかけ、心を通させていく私たちの草の根の運動は、社会の蘇生
西方 学術部(医学博士)の方が友に思いをはせたり、誰かのために行動したりすると、ストレスを減らして幸福感を増し、さらに免疫機能を高める働きがある≠ニ指摘していたことを思い起こします。
原田 御書に「日輪
(2024. 4.11. 聖教新聞)
<35> 平和の仏智で世界を結ぶ
出席者:原田会長、萩本本社代表理事、永石女性部長、梁島男子部長、林池田華陽会委員長
林 栄光の5月3日を記念する「本部幹部会」「関西総会」が13日、大晴天のもと行われました。17カ国・地域のリーダーを迎え、師への感謝と求道の思いが漲
原田 冒頭、1980年に池田先生が、大阪・豊中で墨痕
永石 北陸、新潟をはじめ各地で平和文化祭が開かれた84年に先生が認
原田 7府県での関西ワールド総会も大成功でした。関西では3月、支部ごとに世界青年座談会を開催し、男子部、学生部、池田華陽会、ヤング白ゆり世代、それぞれが最高の結集を達成。16万人を超える青年世代が意気軒高
梁島 さまざまな苦労を経て建築塗装の仕事で大阪府青年優秀技能者表彰「なにわの名工若葉賞」を受賞し、勝利の実証を示した西大阪の総県男子部長の信仰体験は、感動を呼びました。
永石 インドの副婦人部長が、事業の苦境等を題目で勝ち越えた蘇生のドラマにも、勇気をもらいました。インド創価学会は、SDGsの啓発運動を推進していますが、その責任者も務め、まさに「生命の世紀」「女性の世紀」を象徴していました。
原田 映像配信は19日から22日です(会場と時間等は各県・区で決定。「モバイルSTB」での配信は19日から28日)。一人でも多くの友と会館に集い合いましょう。また、会館に足を運べない方にはモバイルSTBを活用し、励ましを広げていきたいと思います。
師の熱願が現実に
萩本 4月20日は、聖教新聞の創刊記念日です。産声
林 まさに、「聖教新聞を、日本中、世界中の人に読ませたい」との師弟の熱願が、現実になりました。池田先生が「聖教は/世界むすべや/平和の仏智
原田 日頃より聖教の購読推進に奮闘してくださっている全ての同志の方々、そして雨の日も風の日も配達に尽力
萩本 池田先生は、「聖教の前進が、広布と平和の前進」と語られました。その模範の取り組みをされているのが、新潟です。活動者の皆さんが常々、会合や励ましの場で紙面を活用し、先生の指導を確認し合っています。
永石 新たに対話を広げた方や、初めて購読推進に挑戦した方に、支部・地区で表彰を行うなど、励みになる工夫もこらしているそうです。また、一人一人の目標の積み重ねが地区目標として掲げられ、リーダーが率先して推進に走っていると聞きました。
萩本 秋田でも、聖教推進が光っています。日常的に会合等で聖教を活用しており、座談会で「聖教コーナー」を設け、友人読者の声や感動した記事を発表している地域もあるそうです。
永石 新聞長と各組織のリーダーとが細やかに連携し、聖教拡大の意義や使命を確認し合いながら、内部購読者と推進者増へ祈り、励ましを続け、団結して進んでいます。
萩本 世界聖教会館(東京・信濃町)の入口にある「聖教新聞 師弟凱歌
確かな哲理と信念
原田 先生は、「聖教と/月々日々に/つよりゆけ/綴
梁島 九州大学の稲垣良典
林 「SDGs」に関しては、本年1月、世界一「男女平等な国」と評される、アイスランドのヤコブスドッティル首相の記事が出ていて注目されました。
萩本 首相自ら育児休暇を取り3人のお子さんを育てるなど、反響がありました。「ウェルビーイング・エコノミー(幸福経済)」という、経済の数値だけでなく、人々の幸福を基盤とした社会の構築を目指していることも印象的でした。
梁島 困難の時代にあって、確かな哲理と信念に裏打ちされた論調の聖教の記事は、読み応えがあります。
原田 御聖訓に、梵音声
(2024. 4.18. 聖教新聞)
<36> 人生勝利の智慧を磨く生命哲理
出席者:原田会長、永石女性部長、西方青年部長、梁島男子部長、森川女性部主任部長
永石 「五月三日の生命」をたぎらせ、「平和の道」を開き、「人材の波」を起こしゆこうと、全国の同志が今、「友情・下種の拡大」と「後継
原田 その絶好の機会となるのが、申し込みを推進している「教学部任用試験(仏法入門)」です。「友人」「新しい人」が一人でも多く受験できるよう、皆で力を尽くしていきたい。
西方 私の友人も受験する予定です。平和と希望の哲理
原田 御聖訓に「いよいよ法の道理を聴聞
永石 「一緒に仏法を学びませんか」と声をかけられ、一昨年の任用試験を受けた女性が新潟にいます。その方は病気のため、目が見えません。それでも、出題範囲の音声を何度も聞き、合格。もっと仏法を勉強したい≠ニ昨年3月に入会し、「一念無明
梁島 広島の男子地区リーダーは4年前、結婚を機に入会。一昨年の任用試験を通じ、「生き方に通じる仏法を学べば学ぶほど楽しくなった」と言っています。自分のために時間を空け、事前に勉強して懸命に教えてくれる先輩の姿にも感動。俺も頑張らなきゃ≠ニ決意し、積極的に活動に励むようになりました。
原田 こうした体験を、私たちは数多く知っています。今や地球規模で行われている教学試験は、挑戦すること自体が「@人生勝利の智慧
立正安国の先駆け
森川 今月26日、恩納村
梁島 先生は、この地でノーベル平和賞受賞者のロートブラット博士らと会談。見学に訪れた国内外の識者が、戦争の基地≠平和の発信地≠ノ変えた先生の発想に、感嘆
森川 パラオ共和国のレメンゲサウ大統領は「人類の悲劇を後世に伝え、平和の尊さを訴える建物」と語り、核時代平和財団のクリーガー会長は「正しいと確信することを貫く勇気を与えてくれる」と述べています。
梁島 シドニー平和財団のリース理事長は「ここは人間が平和を創造できるという象徴
西方 その沖縄では、3月に「OKINAWA未来祭」を開催。約2万人が集い、希望の歌∞歓喜の舞≠披露しました。感動的なステージでした。
森川 先生は「世界平和の碑」誕生への思いをつづられた、小説『新・人間革命』第30巻(下)「誓願
西方 先生が沖縄を初めて訪問されたのは、日蓮大聖人が「立正安国論」を提出された7月16日です(1960年)。その思いを「沖縄の同志が、立正安国の先駆けとなる永遠の平和・?栄
永石 先生の心に応え、草創
原田 沖縄を幸福島に! 広宣流布の勝利島に!=\―これが先生の沖縄への思いです。だからこそ、「戦争ほど、残酷なものはない」から始まる、小説『人間革命』も沖縄の地で筆
録音・録画は禁止
永石 これまでも繰り返し伝えてきましたが、SNSを利用する際の注意事項の確認です。投稿する際は必ず、「著作権」「プライバシー権」「肖像権
梁島 例えば、文章・写真・動画などを著作権者に無断で投稿することは、「著作権」の侵害になりえます。他者のプライバシーに関する投稿は、プライバシー権の侵害に当たる可能性があります。個人が特定できる写真や動画を投稿することは、「肖像権」の侵害にもつながります。
西方 そうした観点から、学会の会合の動画や音声も投稿しないよう、何度も呼びかけてきました。また、各種会合での録音や録画を禁止してきました。
原田 コンプライアンス(法令順守)は、社会活動の基本です。小事が大事。これぐらいなら≠ニいう油断や慢心
(2024. 4.22. 聖教新聞)
<37> 深き誓願で不屈の勇進
出席者:原田会長、永石女性部長、津田女性部副書記長、西方青年部長、梁島男子部長
西方 4月28日は、「立宗の日」です。日蓮大聖人は、末法万年尽未来際
原田 池田先生は、「『立宗の心』――それは全人類を幸福に≠ニの御本仏
永石 御本仏に直結し、御聖訓通りの難を受け切りながら、世界広宣流布を成し遂げてきたのが、創価三代の師弟であり、学会にこそ、この仏の誓願が脈打っています。
津田 1951年の4月28日には、立宗700年記念事業として、戸田先生が発願し進められた学会版の御書全集が発刊されました。この未聞の大事業を陰で支え奮闘されたのが、池田先生です。
梁島 2021年11月18日には、池田先生にご監修
原田 学会は「御書根本」「大聖人直結」を貫いたからこそ、世界宗教へと飛翔
毅然と蘇生の歩み
西方 28日は「石川の日」「富山の日」制定から50周年の佳節でもあります。
原田 石川・富山の皆さんは、能登半島地震からの復旧・復興へ、大変なご苦労を重ねながら粘り強く歩みを進めておられます。21日には石川で、被災後、初の幹部会が、北陸研修道場を中心に開催されました。
永石 参加者入場時は、北陸音楽隊が歓迎演奏で盛大に迎えてくれました。館内には、宮城、福島、岩手など、同志からの寄せ書きが掲げられていました。先生が贈られた「能登の友/断固まけるな/三世まで/長者と賢者
原田 輪島市の支部長の活動報告には胸を打たれました。信心で大病を乗り越えた直後に、今回の被災。輪島塗りの仕上げを担う蒔絵
津田 能登では2007年にも、大規模な地震がありました。その際、池田先生は「災
永石 いまだに一部の地域では断水状態が続いています。避難生活を余儀なくされている方も多いです。そうした苦境の中でも、皆さんは、毅然と蘇生の歩みを開始されています。
原田 24日には富山でも総会が行われます。先生は、信頼深き富山の友に、「生涯
西方 現地では男子部のリーダーも、家庭訪問に徹し、一人一人を励ましています。今まで会えなかったメンバーとも顔を合わせることができ、「絶対に負けず、頑張ろう」と、勇気の言葉を送り続けています。
梁島 石川県珠洲市で、浴場兼宿泊施設を営む男子部本部長は、地震で施設が倒壊。絶望のさなか、がれきの下から源泉が湧き出ているのが分かり、災害支援の関係者からも宿泊の問い合わせが相次いだことから、一念発起。施設の常連の方への感謝を込め、地域の皆さんに少しでも元気と癒やしをと、営業を再開。復興に燃えています。
津田 北陸の友は、「『心の財
新たな友情を拡大
永石 池田先生は、「石川の日」「富山の日」の淵源
原田 総会で先生は、「立宗の日」の意義に触れ、「人間の生命に『仏』が具
梁島 先生は、石川で「誓」、富山で「師弟不二」と揮毫
原田 池田先生はかつて、長編詩に「世界の石川」とつづられました。また、富山の同志には一貫して「青年こそ宝。青年こそ希望」と示されました。さあ私たちも、決然と立ち上がった北陸の同志と共に、世界広布の祈りと青年への励ましを絶やさず、2030年へ、新たな友情と絆を広げていきましょう。
(2024. 4.25. 聖教新聞)
<38> 「永遠の出発の日」に新たな誓願
出席者:原田会長、永石女性部長、西方青年部長、梁島男子部長、林池田華陽会委員長
永石 栄光の5・3「創価学会の日」「創価学会母の日」が目前です。世界広布が勢いよく前進する中で、学会の「永遠の出発の日」を迎えます。
原田 この佳節
林 ルネサンス(文芸復興)の中心地であった同市からは、先生に「名誉市民」称号
梁島 イタリアでは2015年に学会との間でインテーサ(宗教協約)が調印され、翌16年に発効されています。これは憲法に基づき、社会に有益と認めた特定の宗教団体に、一定の権利や特典を、国家が保障する法的な取り決めです。具体的には、「学校など教育機関を設立する権利」や「会員が宗教的祭日を遵守
原田 22日付の聖教新聞にインテーサのことが詳しく掲載されていました(本日付3面でも特集)。元首相府参事官のアンナ・ナルディーニ氏は、イタリア創価学会が長年、平和運動や宗教間対話、環境運動などに熱心に取り組んできたことを称賛しています。
永石 先生は8度にわたるイタリア訪問のたびに、青年との対話・育成に全力を注がれました。弁護士を務める地区部長は、インテーサの審査において、荒れた青春を過ごした人が信仰を通して更生するなど、日蓮仏法が市民にポジティブな変化をもたらしていることを高く評価していたと、述べていました。
西方 学会の運動が、世界各国の青年に、人生の確かな指標
原田 先生は「日蓮仏法は、青春を最高に光輝
西方 5月に青年交流団が訪問する韓国は、2万7000人の新入会者が誕生した昨年の勢いのままに、「弘教・拡大」と「人材の育成」に走っています。毎月の座談会で人材の裾野
原田 青年10万の連帯を構築したブラジルでは、5月の「創価ユース記念総会」へ、1000を超える全ての支部で「青年世代100人への仏縁拡大」に挑戦しています。
梁島 先生の訪問から60周年のオセアニア、最後の訪問から30周年の欧州、初の会館が誕生して40周年のアフリカでも、地涌
原田 「日蓮一人はじめは南無妙法蓮華経と唱
創価とは勇気の光
西方 先生は「創価とは/あらゆる人々の心を/強く正しくする/勇気の光だ」とも宣言されています。日本の男子部では、「5・3」記念の総会を各地で開催。「大訪問・激励運動」に取り組み続け、どの地でも参加者が増え、「新しい人材」が躍り出ています。
梁島 沖縄では、「未来祭」を通じて誕生した新入会者らが感動的な体験を披露しました。神奈川・川崎ではヤング男子部の運営で、笑いあり涙あり≠フ「新しいカタチ」の会合が行われ、驚きや喜びが大きく広がっていました。
西方 栃木では、事前の訪問・激励や、会合の運営などを壮年部も一体になって取り組み、近年最高の結集ができたと聞きました。
梁島 女性部総会が行われる5月に、壮男
華陽会が下種拡大
永石 4月に「華陽カレッジ」を開催した池田華陽会では、「しかれども、いまだこりず候
林 はい。3月に華陽会を卒業した北海道のあるメンバーは、最後≠フ華陽カレッジに友人と参加。その日に入会を決意した友人と一緒に「5・3」に向け、互いの成長を期して勤行・唱題を実践しています。
永石 本部平均で10人を超えるメンバーが集った東京・練馬本陣区ではサブキャップが御本尊授与を実らせ、別の友人には任用試験の受験を推進。江戸川池田区のサブキャップも会社で社長賞を受賞するなど信頼を広げる中で、弘教を成就できたと聞きました。
林 先生は「光
原田 5月3日は「創価の原点」であり、ここに「学会精神の真髄
(2024. 4.29. 聖教新聞)
<39> 可能性を信じ 成長を祈る
出席者:原田会長、永石女性部長、石井未来本部長、西方青年部長、井出女子未来部長
西方 「私は未来部の皆さんが大好きです。皆さんには希望があり、夢があり、限りない可能性があります」――池田先生は、こう語られました。5月5日「創価学会後継者
原田 1976年のこの日、関西戸田記念講堂で行われた未来部の勤行会で「後継者の日」が発表されました。席上、先生は、「健康でいこう」「本を読もう」「常識を忘れないでいこう」「決して焦
永石 その勤行会で先生は、会場の後ろから入場し、未来部員の中に飛び込んでいかれました。広布常勝の未来を担
原田 小説『新・人間革命』第25巻「福光」の章で先生は、青年部と共に「高等部や中等部、少年・少女部が伸びていなければ、未来の興隆
体験は確信の源泉
西方 4月27日から、「未来部結成60周年」記念映像の配信が始まりました(6月30日まで)。
石井 最初の未来部組織である高等部は、池田先生が第3代会長に就任された後、初めて結成された部です(1964年)。先生は、今は学びに学び、将来は人々の幸福のため、平和のため、尽くす人に≠ニの使命を示されました。翌年には「中等部」「少年部(現在の少年少女部)」が誕生。映像では、こうした未来部の歴史を振り返りながら、先生の大切な指針が紹介されています。
井出 ナレーションも未来部員がはつらつと務めており、より親しみやすく主体的な目線で視聴できます。
永石 親子の強い絆の体験発表もあります。素晴らしい内容ですので、支部・地区でも視聴を呼びかけたいですね。
石井 各地で、未来部の活躍が光ります。東京のある地域では、中・高等部の女子の部員会を「未来カフェ」として楽しく開催。企画も運営も未来部員が担い、幼なじみの未入会の友を誘って参加したメンバーもおり、語らいが広がっています。
井出 千葉の女子中等部員は、友人関係の悩みを題目と先輩の励ましで乗り越えました。その喜びの体験を未入会の祖母に語り、座談会で感動した話や聖教新聞の切り抜きも送りました。すると、祖母に家族の祈りが伝わり、この4月に晴れて入会されたそうです。
石井 埼玉のある地域では、池田先生の指導やメンバーの活躍を載せた「未来部通信」を、年4回発行して、全部員に届けています。また山形では、未来部長自らが率先して訪問・激励し、100人を超えるメンバーに、進学に向けて励ましを送ってきました。
原田 創価の麗
西方 3月の「未来アクションフェス」は、未来部員にとっても、大きな触発
永石 御聖訓に「親の跡
井出 中学校時代に不登校だった兵庫のメンバーは、苦しむ自分にいつも寄り添い、一緒に御本尊に幸福を祈り続けてくれた親の姿に心を動かされ、今では、職場で実証を示し、今度は友のためにと学会活動に励んでいます。
石井 池田先生は、「『やりなさい』と押しつけるのではなく、『一緒に信心を実践していく』ことである」と語られました。喜々として信心に励む親の姿、背中を見ることは、子どもにとって何より成長の糧
原田 先生は、「信仰は一生涯のものであり、三世永遠である」「大らかな気概
5月は自転車月間
西方 5月は、「自転車月間」です。ルールに基づき、安全な運転を心がけていきたいと思います。
井出 昨年から、ヘルメットの着用も努力義務化されました。イヤホンなどで両耳をふさいだ運転、傘さし運転、夜間の無灯火、そして、スマートフォンを見ながらなど、危険な運転は絶対に避けましょう。
原田 連休後半は、各地で渋滞も予想されます。くれぐれも交通事故に留意したい。「かまえてかまえて御用心
(2024. 5. 2. 聖教新聞)
<40> 師弟の凱歌を永遠に響かせ
出席者:長谷川理事長、沼倉女性部書記長、西方青年部長、水呉音楽隊長、鷲尾鼓笛部長
沼倉 5・3「創価学会の日」「創価学会母の日」は、諸天も寿
西方 「5・3」を記念する入会勤行会も活発に行われました。青年部はいよいよの決意で、対話拡大・人材拡大に走っていきます。
長谷川 5月3日は「永遠に、新たな出陣の日」と池田先生は言われています。皆が新鮮な思いで、広布の道を進んでいきましょう。
励ましの力が脈動
西方 70年前の1954年5月6日、青年部の室長であった先生の提案で誕生したのが音楽隊です。3日後の9日に初出動を果たし、現在は「音楽隊の日」と輝いています。
水呉 池田先生は「音楽隊は、師匠
長谷川 「広布の楽雄
鷲尾 「平和の天使」鼓笛隊も56年7月の結成以来、希望と勇気の音色
沼倉 先月、女性部の代表が訪れた南アジアでも、各国で鼓笛隊出身者が活躍していたと聞きました。先生が鼓笛隊に贈った詩「平和の天使」を英語で暗唱する姿に感涙し、先生が断言された通り、尊き鼓笛の青春に行き詰まりはない≠アとを強く実感しましたと、振り返っていました。
鷲尾 仕事や勉強、学会活動に練習と、必死の努力を重ねる鼓笛の青春≠アそ、無上
西方 音楽隊・鼓笛隊は、このゴールデンウイークだけでも、東京、広島、福岡、神奈川、静岡、愛知、和歌山のパレードなどに出演し、躍動
長谷川 50年前、中部での本部総会の折、予定されていた音楽隊・鼓笛隊の市中パレードが雨で中止になったことがあります。先生はその時、落胆
水呉 私が音楽隊に入ったのは九州にいた大学生の時です。そして2011年6月、その使命を深く自覚する出来事がありました。
西方 復興支援で福島にいたんですね。
水呉 はい。「被災者が集まる会合で何か演奏を」と依頼され、ピアノを習っていた私は学会歌を弾きました。拙
鷲尾 3月の「未来アクションフェス」には、音楽隊の創価ルネサンスバンガードと富士鼓笛隊が、昨年のマーチングバンド全国大会(中学生の部)で日本一に輝いた「綾北
水呉 実は当日、綾北≠フ中学3年生のメンバーが体調不良で出演できなくなりました。卒業目前の最後のステージ≠ナす。それを聞いたバンガードはすぐに、ねぎらいと「励ましのメッセージ」を送りました。「思いを受け止め、力に変え、演技・演奏をしました。苦悩を突き抜けて歓喜
西方 メッセージを受け取ったコーチは大変に喜んでくださり、メンバー、スタッフ、保護者にも紹介し、「こうしたこまやかな配慮をできるのが一流だと思う。私たちも、そうした団体に成長しよう」と呼びかけられたと伺いました。
長谷川 音楽隊・鼓笛隊にとっても共演して、学ぶことが多かったと思います。先生は折々に、音楽には、明るい希望を輝かせ、生きる喜びを湧
現代の「妙音菩薩」
水呉 小説『新・人間革命』第30巻<下>は、2001年11月の本部幹部会で締めくくられています。このほど完成した音楽隊の新指導集『広布の楽雄
鷲尾 この会合の冒頭で先生は「嵐
長谷川 「音の哀楽
沼倉 「華
長谷川 法華経に登場する妙音
(2024. 5. 6. 聖教新聞)