8月9日(木) USJ No.2
次に向かったのはジュラシック・パーク・ザ・ライド。かなりの人数が並んでいて、その最後列につく。待ち時間1時間半らしい。でもこれは是非ものなので、待つ覚悟はできている。携帯電話を使って、待ちながらUSJの情報を検索。
半分ほどすすんだところで、クルーがひとりで乗る人を呼び込んでいる。グループなどで空いた席に座らせていく方式らしい。息子と甥がこれで先行。いいかげん並び疲れたところでやっと屋根のあるところまでやってきた。
まもなく乗れると思う頃、横の通路をスイスイと乗り場に向かう集団。なにかと思ったらEパスを持った人たち。早くに来場した人はEパスという優遇されたチケットを手に入れることができるのだ。でもこの光景を見ていてなんとなく腹立たしく感じられた。自分がそうだから言うのだが、遅くにしか来れない人だっていると思うのだ。そう言うと、早く来ればいいのにって思う人がいるかもしれないけど、なにか嫌な気分になる。まあ反対に早く入場してEパスをゲットできればまた違った気持ちになるんだろうけど。
やっと順番が来てボートに乗り込む。運良く最前列の席に座れた。1列5人掛けで娘2人と座り、自分は端の席。横はカップル。ボートは2台続行でスタートする。Eパス組みは後ろのボート。『出発したボートがアクシデントにより正規のコースをはずれ危険エリアへ入ってしまい、野放しになっている凶暴な恐竜たちが次々に襲いかかってくる』というアトラクション。
『最後にものすごい急な角度から急降下!すごいスピードで落ちていくから水しぶきがハンパじゃない』と書いてあったので覚悟をしていたが、あっと思うまもなく急降下。思わず目を硬く閉じる。途中で「そんなに頻繁に来れるわけじゃないし・・・」との考えが頭をよぎり、目を開けたとたんに前面が水。気がついたら全身びしょ濡れ。「USJに・・・」をよく見たら、『一番前の一番ハシが一番濡れる!』と書いてあった。カメラを持っていたので後ろの妻に撮ってもらう。となりのカップルは女性がハシの席。同じくズブ濡れ。面白かったけど、ちょっと怖かった。そんなこと子供には言えないけれど・・・。
ここでは遊園地にありがちな、絶叫ポイントでの自動写真撮影があるのだが、その存在を知らなくて買えず。知っていたら是非買いたかったのに残念。ということを教えてくれた息子たちは散々に待たされたと怒っていた。時刻は19時でかなり暗くなってきた。売店でビールを買って一息つく。
夜になって別の雰囲気が出てきた。この雰囲気のUSJもなかなかいい感じ。やたらに照明が明るいわけではなく、カップルで歩くにはいい感じかも。
こちらはそうも言っていられず。義父が21時半の夜行バスに乗るためには、遅くとも21時には大阪駅に戻っておきたい。というわけで、ラグーンのまわりを反時計回りにすすむ。ジュラシック・パーク・ザ・ライドの案内板の前で記念撮影する人々が多く、カップルの写真を撮ってあげたついでに、自分たちの記念撮影もお願いする。
橋を渡ってしばらく歩くと、右手にバックドラフト。15分待ちとのことで入場。途中でUSJに入ってからトイレに行っていないことを思い出すが我慢。しばらく待って、Eパス軍団が先に行ってから自分たちもすすむ。すると通路が3列に分かれていて、自分たちは一番左側の列へ。ここでも少々待機。スタッフルームらしきところから、視察なのかNTTのネームプレートを付けた一団が出てくる。そして入場。
「USJに・・・」に『目の前で爆発炎上がみれるねん!ジュラシックパーク・ザ・ライドのあとにいったら乾くかも??』と体験談が書いてあったが、たしかにすごい迫力。『刺激を求める人は向かって一番右の入り口へ。かなり熱い火を感じます。』とも書いてあったが、自分のいた左の通路でも充分に炎の熱気が迫ってきた。さすがに洋服は乾かなかったが。
そろそろタイムリミットが近づいてきたので入り口の方に向かってブラブラ歩く。ラグーンのまわりにかなりの人だかりが出来ている。今日のショー・スケジュールを見てみると20時からラグーンでハリウッド・マジックがはじまると出ている。義父は早く行くぞと言っていたのに、それを聞いたら急に休憩しようと言い出した。そこでメルズドライブインへ。
店内はガラガラ。と思ったら、ハリウッド・マジックの見える窓際は満席。なんとか窓際の席を確保し、ハンバーガーなどの食べ物でホッと一息をつく。そういえば昼から何も食べていない。食事中にショーがはじまり、子供たちは店から出たり入ったり。でもこちらはグッタリとして動く気にもなれず。
ショーがクライマックスをむかえたあたりで店を出て入り口の方へ向かう。カリフォルニアペーパーカンパニーでお土産を買うが、子供たちは目移りばかりしていて一向に買うものが決まらない。義父は時間が気になるようでイライラ状態。お土産を買いまくってUSJを出る。ユニバーサルシティのきれいなイルミネーションを見ながら駅へ。
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