8月20日(火)USJ V

 

 パレードを見ていた場所のすぐ近くにあるE.T.アドベンチャーへ移動し、待ち時間の表示を見ると「80分」。今の時間が15時35分なので、17時には見られるということか。並ぶかどうか長男に聞いたが「無理だ、無理だ」と首を振る。子どもたちはかなりのお疲れモード。大人のほうがまだ多少の元気はある。結局は、「これを見なければ来た甲斐がない」との理由で、長蛇の列に加わる。
 列はダラダラと動いたり止まったり。並んでいる人々もダラダラモード。たまに風が通って涼しく感じる時はあるが、結局は外にいるので暑さはある。天井からところどころにモニターが下がっていて、クイズなどが流れている。最初はヒマつぶしになったが、自分は映画を観ていないのでよく分からず、そのうちに飽きてきた。子どもは押し黙ったまま、ほかの客もしゃがみこんでいる人が多い。
 やっと入り口の前までたどり着いたのが16時50分。だいたい時間通りだと、ホッとする。建物の中に入ってすぐのカウンターで、名前を登録してパスポートを受け取る。いよいよ乗れるのかと思っていたら、トイレを案内する係員の声。その案内を聞いていたら、ここからさらに30分ほど並ぶのだとか。外とは違って、空調もきいているし、森の中を歩くような道なのだが、なんだか騙されたように感じる。もういい加減にグッタリしてきた。中に入ってからも並ぶことを教えておいて欲しい。
 ライドへの乗り場に着いたのが、ジャスト30分後。後ろから来たカップルが我々を追い越して行ってしまいムッとしていたが、そのカップルのおかげで1つ前のライドが満席となり、われわれ5人は次のライドへ。そのため、最前列の特等席へ乗ることができた。目の前のカゴにはE.T.が入っている。
 係員にビデオ撮影の可否をたずねたところ、ライトを点灯させなければ可とのこと。そこで自転車での飛行中にビデオを撮っていたのだが、フッと気づくとテープの残量がわずか。ということで、最初の数分でテープが終わってしまった。降りてから子どもたちに聞くと、さいごに自分たちの名前が呼ばれたらしい。最初に名前を登録したのはこの為らしいのだが、そんなことは知らなかったので、ビデオに撮ることはできなかった。まあまあ、並んで見た甲斐はあったので良しとする。

 

 外に出るとすっかり夕方の雰囲気。先ほどのバックトゥザフューチャーで、デロリアン号との写真を撮り忘れたので、そちらの方向に歩くと、ニューヨークエリアの路上でパフォーマンスが始まるところ。ガイドを開くと、R&Bのシティ・サウンズと出ている。最初の曲が、自分の一番好きな曲だったので、しばらく聴いている。後ろを振り返ると、家族はベンチでノンビリ。特に先へ行くように催促はされず。
 3曲ほど聴いたところで満足し、バックトゥザフューチャーへ。すでに先ほどの撮影してくれる係員はいなかったので、自分で撮影。

 

 どこへ向かうとなく歩いていたら、ニューヨークエリアへ戻ってきてしまった。時刻は18時前。ダラダラと歩いていたら、入場を開始したアトラクションがあった。まだ入場できそうなので、入り口にいた係員にビデオを撮っていいかたずねてから入場。ここもビデオライトやストロボを使用しなければ、撮影可なのだとか。何のアトラクションか確認しないままに入場したのでガイドを開くと、モンスター・メーキャップと出ている。
 客席に入る前にゲストからの参加者を募集。ビデオが面白くなるので、妻に参加することを勧めるが、いつもノリのいい妻も「疲れたから」と言ってパス。
 客席に入ってから、横通路がなんとなく普通より広くなっていることに気づき、「もしかして?」と思い、その通路に面した席に座る。ショーが始まると、案の定その通路でもパフォーマンスあり。おまけにビデオを撮っている自分も、一瞬だがパフォーマンスの中身に組みこまれてしまった。また、そのシーンも撮影できた。
 後半のショーでは場内が真っ暗になる。ここでの撮影はやめたが、なんとなく前半のショーのほうが、面白かったかな?

 

 18時半ごろメルズ・ドライブイン前まで戻ってくる。小腹がすいたのでラグーン脇にあるカート「セントラル・パーク・イースト」でチェリトスやカレーパンを買うことにした。ところがこのカート、思ったより列ができていて、その列がなかなか進まない。その理由は、自分たちの番が来てから判明。USJ関連の不祥事で明らかになった中の、ハリウッド・マジックでの火薬の使用量違反(?)により、今日もハリウッド・マジックは中止なのであるが、そのお詫びといった理由で18時以降だったかがソフトドリンクが無料になるのであった。そういえば、先ほどのアニメ・セレブレーションの最後にそのようなことが案内されていたのであるが、忘れていた。でも、日が暮れてだんだんと寒くなってきたので、そうそうガンガンと飲めるものではない。
 このカートの脇に記念写真を撮るためのカメラを置く台を発見。そこにカメラを置いて写すと、前にハリウッドの上のほうが描かれたボードがあって、左の写真のような記念写真を撮ることができるのである。さっそく、それをつかって記念撮影。全員で撮るには人に頼むしかないので、このようなものがあると助かる。
 ここで少し休んでから、妻のお気に入りのスヌーピー・スタジオへ行くことにした。