8月22日(木) ムーンライトながら ⇒ 町田
大垣23:09(快速ムーンライトながら・372M) 4:42東京
ちょっとウトウトして気がつくと浜松に着くところ。時刻は午前1時。左の窓外を何気なく見ると、こちらの電車がまだ停止していないのに、貨物列車が追い抜いていくのが見える。ここは複々線だったかなー?と思う間もなく、ふたたび浅い眠りに入った。
次に気がついたのが熱海に到着するところで、時刻は3時過ぎ。9両編成のうち自分が乗車している6号車を含めて、4号車から9号車まではここ熱海から自由席になる。室内の電光掲示板を見ていたら、「指定席」が「自由席」に変わった。窓の外を眺めていたら、こんな時間なのに下車する人もチラホラいる。
この後小田原にも停車したが記憶はなく、目が覚めたのが大船到着から。ここで、かなりまとまっての下車があり、車内も少し空席が目立つようになった。この先、4時17分の横浜で下車して東神奈川へ行き、横浜線に乗り換えて5時23分に町田へ到着する案もあったが、下車する準備をするのも面倒だったし、東神奈川で30分ぐらい電車を待つのも面倒で、このまま東京まで行くことにした。しばしまどろみながら、窓外の景色を眺めていたら、品川を過ぎたあたりでうっすらと明るくなってきた。車内はけだるい空気がただよう。
東京 5:20(323M) 5:47横浜
次に乗る4時58分の高尾行き中央線の時間までまだあるのでホームで佇んでいたら、向かいのホームに臨時の東京行きが入線してきた。乗客と一緒に、けだるい空気もホームに吐き出される。ここまで自分が乗車してきたムーンライトながらを振り返ると、いつの間にか「静岡」行きとなっていて、それを見たとたんムクムクと別の考えが浮かんできた。
この先、中央線で新宿へ出て小田急線に乗り換える予定なのだが、新宿から町田まで大人料金が360円もする。家族で移動すると1440円もかかるのだが、このまま静岡行きで横浜まで戻り、東神奈川乗り換えで町田まで行くとタダ。時刻表を見たところ、20分しか違わない。・・・だったら、さっきムーンライトながらを横浜で下車すればよかったのだが、今になって急に金が勿体なくなった。
ということで、折り返しの静岡行きで横浜まで戻ることに決定。車内清掃が終了したところで、当初予約する予定だったセミコンパートへ乗車してみた。4人が向かい合って座れるのはいいかもしれないが、背ずりが倒れないし、半分の2人は進行方向と逆向きに座らなければならない。テーブルがついているのは便利そうだが、どうせ寝るだけならば、通常のロマンスシートのほうがよい。
発車早々、妻と長女は座席に横になって寝てしまったが、長男と末娘はまたもやゲームボーイを開始。それにしても飽きずに延々とゲームをするので、ある意味感心するぐらい。その情熱が勉強に向いてくれれば・・・。
横浜 5:56(京浜東北線) 6:00東神奈川 6:00(625K) 6:29町田
横浜で下車して静岡行きを見送り、重い足取りで階段を上り下りして、京浜東北線のホームへ(右写真)。まだ6時前だというのに、サラリーマンなど通勤する人が少なからず見受けられる。朝方の涼しいホームで10分ほど電車を待つが、京浜東北線を10分も待つのは初めての経験。でも乗ってしまえば、東神奈川までわずか一駅3〜4分。
東神奈川に到着してドアが開くと、すでに横浜線側のベルがなっている。急いでホーム反対側の八王子行きに滑り込むと、すぐに発車。京浜東北線の電車より先にホームを離れた。ホッとして周りを見ると乗車した車両にはイスがない。これがかつて話に聞いた通勤ラッシュ時にイス席がたたまれてしまう車両であるが、実際にすべてたたまれたのを見るのは初めて。となりの最後部の車両に移動すると空席があり、座ることができた。
座れてホッとしたところで、無性にまぶたが重くなりウトウト。なんだか気持ちが悪くなってきた。たまに目を開けて現在位置を確認していたが、あっという間に町田に到着。実家に連絡すると「遅かったじゃないか」と言いながら、迎えに来てくれることになった。
早朝の町田の繁華街を歩いて小田急線の町田駅前へ行くとジャストのタイミングで父の運転する乗用車が到着。父によると、5時半頃から連絡が入るのを待っていたそうだ。7時過ぎに実家に到着。用意してくれた朝食をとった後、NHK朝の蓮ドラ「さくら」をみて、それから倒れるように布団にもぐりこんで爆睡。