1998年7月24日〜26日

430MHz全国伝搬通信実験
      大阪府交野市移動(3C−09 チーム夢風船OSAKA)
(伝搬実験参加記念シール)                   
        


 伝搬実験とは

 全国を21地区に分け、それにUA(ロシア)・HL(韓国)・BV(台湾)を加えた24地区と1時間ごとのスケジュールを組んで24時間ぶっ通しでQSOするもの。もちろん一人でぶっ通しでは無理がありますので、実際には1地区ごとに数チームが参加し、コントロールチームの指示に従って順番にQSOする。430MHz SSBerにとっては、夏祭りなようなもので、各チーム自慢のスペシャル装備で気合いを入れてQRVしますので、コンディションも手伝いいつもできないような超DX QSOも可能になったりします。私は、96年に初めてあるチームに参加させてもらい、初の8エリアができたり非常に感動をしました。97年は、台風であえなく撤収。98年今年には、なんと自分の設備で参加。
 

 交野市移動&伝搬実験の結果

 24日の昼頃から家を出まして、夕方からJQ3FEM局とCQ、CQ。1,2エリアからはたくさんお声掛けをいただき楽しく1日目の夜を過ごせました。

 25日、朝方CQを出すも、あまり声がかからず、のんびりぼーぅとしてましたら、移動地の管理人が血相変えてやってきます。ちゃんと許可を取ってあったのに・・、ということと、伝搬の意義を伝えるが、どうも第3者からじゃまになるとクレームがあったようで、QSYを余儀なくされました。ただ、システムを1から組むのはいやだったので、近くの道ばたならいいと許可を得たのでそこでやることに。JQ3FEM、JO3QQVとよっこらしょと移動。運がいいことに北方面はその場所の方が抜けていました。

 なんとか、QSY完了、リクエストのあった山形市移動のJL7RBJ伊藤さんとJK7AGO高橋さんと59+で本番前にQSO完了。12:00伝搬開始。3Aとはごあいさつ。次からいきなり7A,7B.8Aと難関が控えます。7A、岩手郡のJA7OCW/7伊藤さん、あと岩手数局とつながり、さい先の良いスタート。しかし、7Bは聞こえるのに応答は「入感なし」。宮城、福島各局もよく聞こえるのに応答なし。8Aも同じく。次のJQ3FEMにバトンタッチをするときに、リニアをチェックするとなぜか保護回路がはたらき切れています。TS−811の10Wで叫んでいたようです。SWRは1なのになんでかな?どうも不安なので、その後は予備のIC−375D単体でやっていました。夜の部は、JQ3RUK局ががんばってくれました。

 結果は残念ながら8はできず1DAY AJDはのがしました。しかし、雨にもたたられず、涼しい気候の中で各局の元気な声が聞けましたので、楽しく参加させていただきました。



一応交野市の、私が交信した分のみの結果を。

【交野市移動結果】
CHECK DATE ((98/07/24 18:00-98/07/26 12:00))
FREQ= 430 MHz

MODE *JA0* *JA1* *JA2* *JA3* *JA4* *JA5* *JA6* *JA7* *JA8* *JA9* TOTAL
SSB 25 63

 (JF3OBE QSOの分のみ)
New :岩手県上閉伊郡 新潟県中頸城郡
BEST DX:岩手県岩手郡玉山村 744km


 今回の伝搬実験の参加メンバー。
 当初は30×2×2の予定であったが、
 同軸の手配がつかず断念。
快適な?シャック。いつもの私の狭い車の
中と違い、広々としたFEM局の車内。
 北方面を望む。なかなかFBであった。
アンテナがステーを張れず危うい。
 風でアンテナが倒れそうだったので、急遽
三角表示板の登場。なんとかもってくれた。
 24時間の長丁場。こういう姿はやむを得ない。
ほれほれ、3C−09をご指名だよ!




         
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