CAUTION:全ての運動「スポーツ」また自然の知識や安全な対処方法ならびに救助方法を学習・習得する為には実際の環境下(水の上)で正しい指導と安全管理のもと学習ならびに練習する事が大切です。 | |
4.カヤックの漕ぎ方(基本編) | |
4−1.カヤックのフィッティングとエントリー まず、カヤックを漕ぎ出す前に、カヤックの運び方とカヤックと自分がフィットしているかを見てみましょう。カヤックと体をしっかりフィットさせていないと、細かな体の動作がカヤックにうまく伝わりません。そういった意味ではフィッティングと言うのは非常に重要なポイントといえるでしょう。 カヤックの担ぎ方 カヤックは一人用で約15キロ前後です。コクピットはカヤックの全長のほぼ中央に設けられています。したがってカヤックを担ぐ場合は、コクピットのコーミング部分を肩に担ぐと楽に運べます。バウを前にして担いだ方が楽です。 (写真の場合はスターン側が前になっていますが・・・) また、自分を中心にして前後2メートル位のところに、カヤックの両端があることを念頭にお気、方向を変えるときに人等にぶつけないように注意しましょう。風が強いと、カヤックが風を受けてふらつきますので十分に気をつけましょう。 カヤックのフィッティング エントリー(乗りこみ方)のしかた 次にエントリー(乗りこみ)のしかたを見てみましょう。 まず、バウを上流に向け、艇を水面に軽く浮かべた状態で、艇のコーミング部分をパドルでしっかりと固定し、艇を安定させて足→膝→腰の順番で乗りこみます。この時、重心はなるべく低くして乗りこむことです。乗りこむ場所は流れがないか、緩やかな所から乗りこむようにしましょう。 そして、乗りこんだらすばやくスプレイスカートを装着して流れに漕ぎ出しましょう。 このスプレイスカートの装着が結構厄介で、初めのうちはなかなか装着できないので何度も練習することです。 スプレイスカートの装着 スプレイスカートの装着は、始めのうちは苦労するはずです。(私だけかもしれませんが) まず、シートに腰掛けたら、スプレイスカートの前(体の前)の部分を手前に折っておきます。(ここがポイントです) 次に、スターン側をしっかりと、はめ込んだら、体の横でコーミングに沿ってグイッと前に引っ張ります(これで、しっかりコーミングに引っ掛かりました)。 次に、手のひらと肘でスプレイスカートをコーミングに押さえつけておきます。 空いた指先で、なで上げるみたいな感じでスカートを前に絞って持って行き、最初に折っておいた前の部分に手を突っ込むようにして押し上げてフロントにフックさせましょう。スターンさえしっかりはめ込んであれば、後は気にせず力技で頑張るのみです。その後、はめきれなかったサイドをメンテしてあげれば完了となります。 使いこんでくとだんだんはめ易くなってきますので、まずは根性だして頑張ってみてください。(^^)/ 4−2.パドリングの基本テクニック・・・・・・・へ続く |
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