CAUTION:全ての運動「スポーツ」また自然の知識や安全な対処方法ならびに救助方法を学習・習得する為には実際の環境下(水の上)で正しい指導と安全管理のもと学習ならびに練習する事が大切です。 |
4.カヤックの漕ぎ方(基本編) |
4−2.パドリングの基本テクニック
パドルの持ち方
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パドルの握り幅
シャフトを頭の上に乗せた状態で、両肘が直角になるように握り幅を取ります。しかし、これはあくまで目安として考えてください。気持ちよく漕げる幅が一番いいでしょう。 |
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ブレードの向き
ブレードの向きは体の前に持ってきた時に利き手のブレードが手前を向き、反対側が真上を向くように持ちましょう。 |
前進(フォワードストローク)
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ダブル・ブレード・パドル漕ぐ時に反対側のブレードが風の影響を受けにくいように、左右に90度の角度でよじれています。そのため、漕ぐ時にはちょっとした技術が必要です。利き手で漕いだあと手首を返して反対側を漕ぐことになります。この時、水をパドルでしっかりと捕らえる感覚を身につけましょう。水を捕らえる感覚がパドリングの基本だと思ってください。フォワードストロークはパドリングの基本ですから左右均等に漕げるようになるまで練習しましょう。
初めは、無理にまっすぐ進むことを考えずに水になれることです。バウの動きに惑わされずに、全体として目的地をしっかりと定めて漕ぐことが大事です。得てして利き腕の方が力強くなりがちです。効率のよいパドリングは上半身と腰、足の踏ん張りがポイントです。特に足の踏ん張りの仕方は、漕ぐ方の足を踏ん張るとよいでしょう。
1.右腕をいっぱいに伸ばして水を捕らえる。
2・右のブレードを引き寄せると同時に、左を前方に押し出す。引く力より押し出す方に力を入れる。
3.右の手首を返して左のブレードで水をキャッチする。
4.キャッチした水を的確にブレードでとらえ、右腕を前方に押し出す。
5.フィニッシュしたブレードを空中にはねあげると同時に、次のキャッチに移る。
※漕ぐ側の足を踏ん張るようにすると力が分散されません。
漕ぐ位置は左の図を参照してください。 |
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後退(リバースストローク)
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基本的には前進(フォワードストロ−ク)と同じで確実に水をキャッチすることが大事です。
後退の場合は、ブレードの裏側を使って左右均等に後ろから前に大きく水を押し出すようにすることが基本です。
腰から上半身をねじり、振り向きざまに後方を確認しつつ、水を捕らえるようにします。足はフットブレイスでしっかりとふんばりましょう。
艇は左右に大きく振れながら進みます。簡単に言うと蛇行を繰り返しながら目標に向かっていく感じです。
1.まっすぐにリバースするには、体をひねって左右どちらか一方から後ろを見るようにする。
2.ブレードの裏側で捕らえた水を元に戻すように前方に向かって押し出す。
リバースの場合はあまりブレードを深く入れないで浅く掃くようにすると、バランスを崩しにくいです。 |
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制動(ブレーキング)
ポイントは小刻みにブレードの裏面を使って、後ろから前に水を押し出すように左右で水の抵抗を与えてブレーキをかけます。
向きを変える(スウィープストローク)
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方向をかえる技術がスウィープストロークです。回転技術の中でも応用範囲が広いので、必ず覚えましょう。フォワードストロークでは艇の近くを漕ぐほど直進性が得られますが、スウィープストロークでは、反対に艇の遠くを漕ぐことで回転力を得ます。漕ぎ方としては、水面を掃くように遠くを大きく漕ぐようにしましょう。
1.上半身を前かがみにし、出きるだけバウの先端近くにブレードを入れる。
2.バウからスターンにかけて遠くを半円を描くように掃くようにして漕ぐ。
3.このとき、腰をひねるようにする。
4.最後の方でも、上半身反りかえらないように注意する。
リバーススウィープは上記の反対を行なう。 |
4−3.横への移動・・・・・・・へ続く
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【4−1カヤックのフィッティング|4−2.パドリングの基本テクニック|4−3.横への移動】
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