3.ドブロヴニク


ドブロヴニク最終日は、期待に反してまたも雨。


仕方がないので、朝市で見慣れない果物を2つほど買った後、明日のバス時刻表を確認するため、バスターミナルにいくことにする。


ガイドブック「地球の歩き方(中欧05〜06)」では、バスターミナルまで旧市街地から徒歩30分と書かれていたが、該当の場所についてもそれらしき建物は全く見つからない。


道路の標識にバスターミナルらしき絵が書かれていたので、歩くこと30分、フェリー乗り場のあるグルージュ港までやってきてしまった。
流石に戻ることに決めたが、この雨の中1時間以上歩いて戻るのは正直キツイ。帰りはバスを利用することに。


道端のキオスクで路線バスチケットを買ったついでに、「バスターミナルはどこ?」って聞くとすぐ隣の建物を指指した。
フェリーターミナルじゃなて、バスターミナル」と確認すると。「あれがバスターミナルよ」と言う。


木の陰に隠れて建物の屋根しか見えなかったのだが、近づいて見るとバスが停車しており、バスターミナルであることがはっきりと確認できた。


おばさんにお礼を言い、時刻表を確認する。
次の街スプリットにお昼頃に到着するには午前6時30発のバスがあったので、そのバスに乗ることに決める。


※参考情報
ガイドブックの情報が古かっただけかもしれませんが、遠距離バスのバスターミナルは、旧市街地からグルージュ港へ向かいヤドリニヤ(フェリー会社)を越えたところにあります。よく分からない人は、ツーリストインフォメーションで旅行者向けマップをもらえば大丈夫でしょう。

※その後発刊された地球の歩き方「クロアチア」には、正確な情報が載っていました。


20分程バスに乗り、旧市街地に戻ると雨もやみ、徐々に日が射してきた。


この機会を逃さず、ドブロヴニク城壁へと登る。
ドブロヴニクの城壁は遊歩道になっていて、1周するのに30分〜1時間ほどかかる。


15〜16世紀にベネツィアとともに栄えた美しい港町の眺めは素晴らしい。


またその先に広がるアドリア海も美しく、『アドリア海の真珠』という名がつけられる理由も納得がいく。


イギリスの劇作家、バーナード・ショーはこの景色を見て、「ドブロヴニクを見ずして天国を語るなかれ」と称えたそうだ。


そうこうしているうちにまた曇ってきたので一度宿に戻る。



明日出発するので、宿主に挨拶すると、紅茶を勧めてくれたので、ありがたくいただくことに。


彼女は英語がほとんど話せないため、身振り手振りや単語で、次は「どこに行くの?」や地図でバス乗り場を教えてくれたりとコミュニケーションをとる。


また、ザグレブにいる娘の写真や姉の話を聞いたりして会話を楽しむ。


言葉が通じなくても、やっぱり気持ちは伝わりますね。

宿主

4日目 旅の費用 HRK 換算レート 金額(円)
朝食(果物) 7 21 147
8 21 168
城壁 50 21 1,050
海洋博物館 35 21 735
バスチケット(2枚) 8 21 168
アイス 10 21 210
昼食 62 21 1,302
夕食
(RESTORAN RAGUSA 2)
210 20.453 2,045
おみやげ 121 21 2,541
宿代 150 21 3,150
合計 - - 11,516
累計額 233,871


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