この公園の広さは200ku非常に広く、大小16の湖と92ヶ所の滝がある。
そのため、徒歩だけでなくエコロジーバスや遊覧船を使って進んでいく。
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公園案内板 |
湖の色は翡翠のようなエメラルドグリーンで、湖と湖は無数の早瀬や滝でつながれ、最期に滝となって流れ落ちてゆく。
行く先は、日本でも有名なドナウ川、そして黒海へと続く。
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公園内には木の遊歩道が張り巡らされているので、ハイキングが楽しめる。
目を引くのはその水辺の美しさ。湖底が見えるほど透明で、岸辺にはたくさんのマスが泳いでいる。
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遊歩道 |
水が透明なので近づいたらすぐに気づきそうなものだが、マスは逃げる気配もない。
おそらく外敵だと思っていないのだろう。
この公園自体がしっかりと管理されているため、外敵がいない環境で育ったことがうかがえる
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カモとマス |
いたるところで白い水がしぶきをあげながら、翡翠色の湖に流れ落ちてゆく。
公園内はマイナスイオンでいっぱいだ。
一方、岸辺は豊かな植物の世界になっている。 |
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葦、苔などの水辺の植物が育ち、クロアチアと一部バルカンでしか見られない固有種も見ることができる。
公園を散策すること約4時間。
多少駆け足ではあったが、ひととおり公園を見て回ることができた。
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ちなみに、このすばらしい国立公園も紛争の舞台となりドブロヴニク同様に危機遺産に指定されたが、1997年に危機遺産から外されている。
次回来ることがあれば、時間をかけてじっくりと楽しみたいと強く願う。
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エコロジーバス(なぜベンツ?) |
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