2.花の都「フィレンツェ」

朝食をとるとローマの街を散歩する。天気もよく清清しい朝だ。

スペイン広場⇒トレビの泉⇒真実の口と映画「ローマの休日」の見所を見てまわったが、まだ午前9時前ということもあり、あたりに人はほとんんどいない。


3時間程散歩した後、宿に戻りチェックアウトするとテルミニ駅へ。出発までまだ時間があったため駅地下構内で簡単な昼食をとることにする。




   トレビの泉

スペイン広場

真実の口

ESスター


ホームに戻るとフィレンツェへ向かうため、イタリアの新幹線「ESスター」へと乗り込む。


費用削減のため2等車にしてみたが、それでもかなり快適。
1時間半後、ルネッサンス発祥の地フィレンツェへと到着する。

ルネッサンス発祥の地であるトスカーナの州都 フィレンツェはあらゆる意味での芸術に溢れ、ダンテ、ミケランジェロ、マキアヴェッリなど歴史上の著名人を排出した地である。

ドゥオーモ

駅を出ると今晩の宿探し。1泊40ユーロのところを25ユーロにしてくれる宿が見つかったため2泊することにする。


部屋にバックパックを置くとフィレンツェのシンボル「ドゥオーモ」へ足を運ぶ。
ドゥオーモ(Duomo)はイタリア語で、「イタリアの街を代表する教会堂」の事である。

1296年から172年間をかけ建立されたこの教会は白・ピンク・グリーンの大理石で作られている。
美しいだけでなく圧倒的な存在感を感じることができた。


クーポラ展望台からの眺め

また、教会横の入口から464段の階段を上るとクーポラ展望台へと到着する。(入場料6ユーロ:約840円)

ここではフィレンツェの美しい町並みを360度見渡すことができる。
ビルなどの姿は全くない。中世の町並みそのものだった。

この場所は、自分はまだ見てないが映画「冷静と情熱の間」で物語の重要場面にも使われているそうだ。
ドゥオーモを後にするとアカデミア博物館へと向かう。
ここにはミケランジェロの彫刻が飾られているため非常に人気があるのだが、閉館間際に訪れたこともあって30分程並んだ後博物館内部へ。
(入場料6.5ユーロ:約900円)


見所はなんと言ってもあの有名な「ダヴィデ像」。実物は創造していたよりも非常に大きく、圧倒的な存在感を示している。
※写真撮影禁止のため、右の画像はシニョーリア広場にあるレプリカ。

ダヴィデ像(レプリカ)

日もかなり傾いてきたので、ベッキオ橋を経由しフィレンツェ郊外にあるミケランジェロ広場へと向かう。


歩くと思った以上にキョリがあったが、広場からの眺めは抜群。
夕日を浴びる美しいフィレンツェの様子を見ることができた。
ちなみに、ミケランジェロ広場というだけあって、ここにもダヴィデ象のレプリカが飾られていた。

フィレンツェの夕焼け
(ミケランジェロ広場より)
 

夕食
広場から戻る途中、あたりも暗くなってきたので夕食をとることにする。

フィレンッェの家庭料理を食べることができるMalione(マリオーネ)で食事を取る。
ガイドブックを参考に来てみたが、常に満員状態だったので、人気のようだった。


3日目 旅の費用 ユーロ 換算レート 金額(円)
ホテル宿泊代(2泊分) 50
142 7,100
昼食(パン) 3.2 142 454
1.1 142 142
アカデミア博物館 6.5 142 923
夕食(肉料理&ハウスワイン) 13 137.847 1,792
合計 73.8 - 10,411
累計額 59,800



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