7.コパンガン



3月6日(6日目)

朝起きて、朝食をとる。そして、ビーチへと赴く。昨夜は、夜でよくわからなかったが、遠浅のきれいな海が広がっていた。しかも、あえてコサムイのような日本人に人気のある島を選ばなかったこともあり、人の数も少ない。何と言っても、日本人と会うことはまずない。しかし、永住しているようなかなりコアな日本人には数人会うことはあったが・・・。



ビーチの様子1


ビーチの様子2


シンガポールからずっと移動続きで、ゆっくりすることもなかったので、時間も忘れ1日中ビーチで過ごす。日も暮れるころいったんバンガローへ戻り、夕食をとる。

今回、コパンガンに来た理由として、有名なフルムーンパーティーを見たいということがあったが、満月は3月19日ということで見ることは適わなかった。しかし、旅の途中で外国人バックパッカーから仕入れた情報によると、ブラックムーン(新月)パーティーというのもあるらしい。3月6日だということを頼りに情報を収集していると、ビーチでビラも手に入れることができたため、夕食後ビーチへ向かう。


ビーチにつくと、船が待機しており、お金を支払いシークレットビーチへと向かう。船自体に乗れるのは5人くらいととても小さな木造の小船だった。
しばらくして、シークレットビーチに到着すると既にパーティーははじまっていた。


生まれてこの方ダンスたるものに全く縁のない人間だったものの、見よう見まねで、一緒に混じって踊る。トランスミュージックもこの時が、初めての体験だった。踊り疲れると、ビーチに寝そべり真っ黒な海・星空を眺める。
周りでは、マリファナを吸って踊り狂っているヒッピー達(あくまで推測です)。もちろん、タイでもマリファナは違法なので、きっぱり断りましょう。と言っても、そんな誘惑は全くなかったんですけどね。


午後1時も過ぎ、いいかげん眠たくなってきたので、シークレットビーチを後にし、バンガローへ戻り就寝。






3月7日(7日目)

朝食をとりながら、今後のスケジュールについてJさんと話し合う。
自分は、予定以上のハイペースでタイに入国したため、もう少し長くこの島に滞在したかったが、Jさんはバンコクからインドに行くことを考えて、バンコクへ向かうことに決める。砂浜を望むと、まだシークレットビーチから戻ってくる船がちらほら。朝まで踊り続けた人たちのお帰りである。


出発の準備をし、チュポンに向かうため、トン・サラの船着場まで行くが、タッチの差で船は出発してしまう。もう、今日の便はないということで、仕方なく明日のチケットを購入し、トン・サラで宿を確保することになった。
久しぶりに宿はきれいなゲストハウス(クーラー付)を確保し、洗濯を行う。辺りをフラフラしていると、日本人の学生に出会う。彼も、自分と同じく海外旅行は初めてで、一人旅をしているらしい。暇なので、一緒にしばらく話す。あたりには、ビーチもなく、お店もないので夕方から爆睡し結局次の日まで、眠ってしまう。




3月8日(8日目)

翌朝、船に無事乗ることができ、コタオ経由でチュポンに向かう。コタオは当初の予定で訪れる予定の島だったが、最近は、ダイビングのライセンスをとりに多くの日本人が訪れているらしい。


コタオの様子1

コタオの様子2

その後、再び船に乗り、チュポンへ向へ。2時間程でチュポンの港に到着する。港からの交通手段を確保しようとすると、乗客は皆バスに乗り込んでいく。どうやら、船とバスはセットらしい。一緒にバスに乗り込み、20分〜30分くらいでチュポン駅に到着。深夜特急の出発まで時間があるので、ナイトバザールへと向かい、夕食をとりあたりを詮索する。
午後9時半に列車が到着し、バンコクへ向け出発。この旅2度目の、マレー鉄道深夜特急だ。