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本日のルート
(ツェルマット→グリンデルワルト)
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午前4時、大きな音で目が覚める。どうやら雨が降っているようだ。6時に起床後、すぐに天気の様子を確認するために外へでる。
・・・予想通り曇りであった。
少しは天気が回復することを願って、一度宿へ戻るとすぐ傍の登山鉄道駅(GGB)へと向かう。 |
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始発(7時)ということもあり、まだ人は少ない。8時台からはツアー客が多く乗ってくるらしいので早めに来て正解であった。
往復切符を購入するためカウンターで50.4SF(約5,000円※スイスパス25%割引適用)を払い、登山列車へと乗り込む。
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登山列車 |
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ラックレール |
列車は急坂をラックレールを利用しゆっくりと進み40分程で、山頂のゴルーナグラード駅(3089m)へと到着する。1898年(日本だと明治31年)にこのような規模の登山鉄道を作ったらしい。日本では、当時考えられなかっただろう。
途中の駅でも人が降りていっていたが、どうやら山腹の途中から登山をするようである。 |
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ゴルナグラート駅を出ると、すぐ目の前には広大な氷河が広がる。
まだ早朝のため気温も寒い(8度くらい)。通常駅前は人が一杯になるようだが、自分以外に4〜5人ほどしかいない。
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ゴルーナグラード駅前 |
ゴルーナ氷河 |
氷河を眺めていると、風の音なのか氷河のせめぎ合う音なのかわからいほど、「低いゴォー!!」という音が耳をつく。
じっとしていると凍えそうなので、トレッキングしながら下山することにする。
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遊歩道みたいなものがありその道に沿って行ったが、少しそれるとガレキの山など結構危険な場所もあり、スリリングなトレッキングを体験できる。約1時間ほどで山頂から2つ目の駅「リッフェルベルク」へ到着。
ここはマッターホルンが最も綺麗に見えるポイントなのだが、あいにくの曇り空。
その雄姿を拝むことは適わなかった。
これ以上ここにいても、天気は回復しそうにないため、9時46分リッフェルベルク駅から登山列車に乗り込み下山する。
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マッターホルン(絵葉書より) |
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宿に戻ると出発の支度をしてチェックアウト。
途中、Coopで昼食用のパン・飲み物を購入し、11:10の列車でインタラーケンへと向かう。ブリーク・シュピーツで2度乗り換え、インタラーケン・オスト駅に着いたのは15時過ぎであった。
インタラーケン・オスト駅では、グリンデルワルトへ向かうため列車を待つがいくらたっても列車が来ない。
しばらくするとと駅員がやってきて、「列車が故障したため、バスを用意しました」と待っている乗客に対して説明をはじめた。
15分ほど待ってバスへ乗り込んだ後、グリンデルワルトに到着したのは17時であった。時間が時間のため、宿の確保が心配だったが、無事1件目でゲット。シングル(シャワー共同)で58.5SF(約5,200円:ガイドブックの割引適用)で2日間泊まることにした。
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宿を出ると先程まで降っていた雨がやみ、アイガー北壁がとても美しく見える。アイガーは多くのアルピニストが挑戦し、敗れ去ってきた難航不落の岸壁である。
翌日にユングフラウヨッホへ行くためチケットを購入しに観光案内所へと向かう。割引率の高い早朝のグッドモーニングチケット(始発向けの割引チケット)を購入しようとしたが、スイスパスの割引率が高くなったらしく、114SF(約1万円)で通常のチケットを購入することができた。
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アイガー |
チーズホンデュ |
夕食はアイガーを眺めながら本場のチーズホンデュをいただくことに。
折角なのでワインもつけて28SF(約2600円)。
ちょっとリッチな気分で宿に戻り就寝する。 |
2日目 |
旅の費用 |
SF |
換算レート |
金額(円) |
宿泊代 |
58.5 |
89.114 |
5,213 |
昼食(Coop) |
10 |
90.000 |
900 |
夕食(チーズホンデュ) |
28 |
90.000 |
2,520 |
チケット(ゴル-ナグラード登山鉄道) |
50.4 |
88.869 |
4,479 |
チケット(ユングフラウ登山鉄道) |
114 |
89.114 |
10,159 |
合計 |
260.9 |
- |
23,271 |
累計額 |
182,121 |
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