We are Family! |
わが家のウィンとワンダのブリーダーであるアメリカのサン-トイ・キャッテリーのママたちディー・ジョンソン、コニー・ロバーツとは十年越しの付き合いだ。
当初はサイアミーズ(シャム猫)の大御所ブリーダーと駆け出し(今もそうだけどね。)ブリーダーとしての交流だったが、それは次第に一個人として、様々な事柄を語り合える良き友人同士としての交流へと変化していった。 親子ほどの歳の差もあり、現在では母と娘のように仲が良い。 常々ママたちは、「Mackoに会いたいわ~。 」と、口にしていた。 私もメールやウェブ・カムなどの映像を通してだけではなく、いつか直に会える日が来れば!と、願っていた。 とはいえ、アメリカは日帰りで往復できる距離ではない、そのためにはまとまった休みも取らなくてはならない、双方のスケジュールの調整も必要なので、そう簡単にはいかない。 しかし、何回となく互いのスケジュールを照らし合わせ相談した結果概ねの日取りも決まり、また、丁度預かってもらっている私の猫を連れて帰れる時期も重なったので、「オッケー、成田からサン・フランシスコまでひとっ飛びよ~♪」(実際には、行きは9時間、帰りは11時間かかるけどね。)と、その先はとんとん拍子に話しが進んだ。 私の娘も同行する事になり、二人分の飛行機にホテルの予約を取る段取りをしていたのだが、「ホテルに泊まるなんてダメダメ、Mackoはママたちと一緒にいなきゃ! Mackoは私たちの娘、娘の娘は私たちの孫、うちに泊まるのが当たり前体操!」とのお達しなので、そうする事にした。というより、娘である私にもはや選択権など無い。(笑) また、あちらの観光名所など私たちが行ってみたい場所へも連れて行ってくれるとの事。 しかしながら、アレコレと労力をかけさせては申し訳ない。 この機会に行きたい所もある(無いと言えば逆に失礼にあたるし、自分たちで列車に乗り、あるいは車をチャーターすれば可能な事なので。)が、ママたちに会えるだけで充分だと、丁重に伝えた。 忘れ物はないかと一抹の不安(私の性格上、完璧!と思ったとしても何かしら忘れ物をしてしまう。=自爆)を抱えつつチェック・イン・カウンターへ足を運んだものの…第一の問題が発生。 何ですと? 搭乗予定の飛行機に2時間の遅滞ですと? さて、これからその2時間をどう暇潰ししたものだか…。 はっ、それ以前に出迎えに来てくれるママたちへ到着時間が変更になる旨を連絡せねば! と、アタフタしたが、あちらでもユナイテッドの運行状況をチェックしてくれていたそうで、スムーズに状況が伝わった。 ふぅ~、やれやれ。
|
どうにかサン・フランシスコ空港に到着し、貨物預けの荷物が出てくるのを待っていた。
ここで第二の問題が発生! 私のスーツケースは無事だったのだが、娘のデカリュックを取り上げたところ、何故か上部のファスナーが全開状態。 しかも、中に入れてあったメイク・バッグが転げ落ちたのか?無くなっているではないか。 メイク道具等はこちらで代替えの品を揃えるにしても、一緒に入れてあった日数分の使い捨てコンタクト・レンズを簡単に調達する事はできない。 娘のテンションはダダ下がり…。 荷物検査をされるのは一向に構わないが、ファスナーくらいきちんと閉めて欲しいものだ。 どの時点でこのような事になったのかは判らないが、ドアにしろファスナーにしろ開けたら閉めるくらいの事は数秒あればできる事ではないだろうか? 閉められないのであれば、開けてくれるな!と、非常に憤慨した。 そうこうしているうちにママたちが迎えに来てくれた。 無事に会う事ができ、感動のハグハグ~♪
そして、ママたちが立ててくれたスケジュール(何やらけっこう過密になっていた=笑)に沿い、私たち日米合同ファミリーのツアーが始まった。
さぁ、これから皆でサン・ノゼのウィンチェスター・ミステリー・ハウスへレッツラゴー!よ。(笑)
ウィンチェスター・ミステリー・ハウスを見学するにあたり、グランド・エステート・ツアー(建物内部と広大な庭園の両方をガイド付きで見学できる。)のチケットを購入。
この古めかしい巨大な屋敷はウィンチェスター銃の創業者の息子であるウィリアム・ウィンチェスターの妻サラ・ウィンチェスターがウィンチェスター銃により命を落とした者たちの霊から逃れるめに増築に増築を重ね続けたと言われている。(詳しくはWikipediaでも見てね。) 日本風に例えるのであれば、それはからくり屋敷のような作りだ。
先ずは館内ツアー!
階上へ行けない途中で天井に突き当たる階段や何処へも行けない(ドアの向こう側は外、しかも、二階の高さで足場も何も無いわけだね。)ドア。
私たちは興味津々でガイドの説明に聞き入りつつ(ガイドのおねいさんが早口で半分も聞き取れなかったけどね。)も不思議な間取りや造作にキョロキョロ状態。
途中、喉が渇いたので、飲み物類を買うべく敷地内にある売店へ。
私は、このオリジナルのミネラル・ウォーターを購入。 ボトルの内部を覗くとウィンチェスター・ミステリー・ハウスの画像があるのだ。
この時、支払いに数枚のドル札を差し出したのだが、そこのおにいさん…新札だったためか"Crispy! Crispy! "と声高に、ご自分の指に思いっきり唾を付け札を数え出した。 何もそこまでペロペロしなくとも…汚な過ぎ…と、満面の笑みを浮かべるペロペロおにいさんに私と娘はポカーン。
お次はガーデン・ツアー!
夕方近くに再びサン・フランシスコへ戻り、ラグーン(小さな入り江みたいなカンジ)近くに建っているKINCAID'Sというレストランでディナー・タイム。
このレストランはプライム・リブがおすすめらしく、ママたちもそれをオーダーするというので、同じ料理を頼んだ。
本当に美味しくて満足~♪ その昔、Victoria Stationでのお気に入りだったプライム・リブに良く似た食感だった。 明日のサン・フランシスコツアーに備え、ママたちが予約しておいてくれたサン・フランシスコ空港近くのヒルトン・ホテルへ。
サン・ノゼからママたちの自宅があるローズヴィルへ行き、またサン・フランシスコへ戻るとなると時間的にロスが大きくなるので、一泊のみ皆でサン・フランシスコ内のホテルで過ごすというわけだ。 最上階にあるエグゼクティブ・フロアーの部屋は清潔感がありとても快適だった。 が、バス・ルームの便座に腰かけたところ…いかんっ、床に足が届かんではないか! ぷらん、ぷら~んと宙に浮く私の足。(笑) 小柄な日本人には向かない便器だったとさ。orz
|