「普及初期におけるメディアの噂」をお読みになる前に


 この論文は「携帯電話の電磁波が人体に危険である」という噂と明治期に流布した「電話によりコレラが伝播する」という噂の検討を通じて、普及初期段階におけるメディアと人々との関わりを社会学的・メディア論的観点から分析しようとしたものです。
 ゆえに、論文の中でも書いていますが、私は「携帯電話の電磁波が人体に危険である」という言説自体についての判断は一切しておりませんし、それを科学的に調べる能力は持っておりません。
 個人的には「携帯電話の電磁波」だけでなく、「電磁波一般」の人体への影響を早急に検討すべきであると考えています。

「普及初期におけるメディアの噂」

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