ツイッターは発見器か(2012/03/04)
私からすると「はい」ですが。最近、目にとまるのが「条件」を認識できない人たちかなー。
たとえば、コレ。って元記事みつかんない…えーと、東芝?の世界初のラップトップが情報機器の世界遺産に指定。とかだったと思うんだけど、それのつぃーとに「コレには異議がある。本当に膝の上で使えるのはこっちだ」。とHHC。ハンドヘルドコンピューター上げてたのね。
…「世界初のラップトップ」と言う条件文を無視するなよ。と。ネタならいいんだけどねぇ。つーか、後半と言うか末期のラップトップでさえ、本当に膝の上で使えるものはなかったわけだが。5sはゆうにあったよね?。 どうでもいいが、HHCと言うと中島朱美を思い出す。アレでケルベロス呼んだんだもんなぁ。
あとは、コレね。「外付けにすれば良いじゃないか」とか 「SSD+RAIDで」とか言ってるのが、あったんですけど…もう流れてるね。ともあれ、ノート用に出してる意味を考えろと。ノートは基本1ドライブしか乗らない。ノート本体と外付けHDD持って歩く人間 もいない…いるかな?。裸族とかで?。
で、「どう見てもサムスンのステマ」と言うツィートもあり、やっぱ「ステマ」って知的レベルを計るのに便利だわ。スンを朝鮮蔑称に変えてあることからも、知的レベル丸わかり。比較検証用の機材にステマとか言いだしたら、グラボ記事とかどうするんだろう?最上位グラボ提供したメーカーのステマ?。GAMELIFE的に言う「天誅」とか言いながら糞尿を投げ回るレベルに近づいている気がするこの頃。やっぱ2chというAsylumは機能させておくべきだと最近思うように(気持ち的には「民主党に政権取らせるべき」とテレビで言い続けたのに、このざま的な芸能人コメンテーターの気分)。まぁ、扉を解放したのは私でなく、ツイッターなんですけど。
とまぁ、逐一揚げ足を取るのが目的でなく、条件の認識って、論理思考における第一歩よね?。条件が変われば結果はもちろん変わるわけだし。条件を無視って「無作為にサイコロを振った場合」ってあるのに「手品師とか 、いかさま師が振ったらどうするんだ」とか、ごねているようなモノ。正味丸出し(何がかは言わない)。 明言している条件を認識できないなら、暗喩下にある条件を認識できないよなぁと。だから、平気で「悪魔の証明」をやって見せろ。とか言えるのだろう。
で、数学院だかが実施したテストで、平均の意味が分からないとか、関数グラフの特徴が書けない。とか言うニュースがあったわけですが、まぁ、私もグラフの特徴言えません。えっへん。ただ問題は、グラフの特徴の表現で「とがったやつ」「まがったやつ」のような誤答例があげてあ ったと思うのですが(でも正答例の「凸型」って言うのも微妙な気が…上向きにとがった奴なら正解だったのだろうか?)、なんというかその回答のしかたはグラフ以前の問題(語彙力?表現力?)ではないかと思ったりしたわけです。思考を言葉に出来ていないと。
もしかすると、条件の認識以前に、思考の文字化、そしてその逆。文字の思考化が行えていないのかも?。つまり、文章を読んで意味をくみ取る事が出来ない。意識を言葉に出来ない。だからこそ、空気に敏感に反応する。ノンバーバルコミュニケーション に進化中? 、『残像』のように、正確に伝わればいいけど、意思の伝達と言うより、狂乱の感染だもんなぁ。ネットという集合意識は、人類から言葉を奪うか。少し前(つっても30-40年前)まで、言葉=文字=意識だった。だから、ブラッドベリの時代の人は、本、つまり文字を奪われることを大いに恐れた。と私は解釈している。てな事を考えると、未来世紀に生まれなくて良かったと思う。逆に、上記の人たちは、早く生まれて残念だったねぇ。
そして、ペルソナシリーズ向きのテーマだな。と思った。無思考、思考放棄への無意識の迎合が、シャドウを肥大化させ、エゴスを浸食していく 。増え始める影人間。失われていく言葉。「自分が誰だか名乗れる者」、自分を言語化できる者。確立した自我を持つ者、すなわちペルソナ使いが謎を追う?。 最初の敵は文車妖妃だな。そして言葉自体が力となるってそれはFUS RO DAH!!!!
読解力のなさと声の大きさ2(2012/03/06)
SFやらサイバーパンクが現実味を増しているこの頃。とうとうこういう記事が。フルボーグかー。サイバーサイコは発症するか否か。とか、データゴーストはコピーしたら人格はどうなるのか。とかサイバーパンクとかSFファンは色々思うところがあると思うんですが、やっぱりツィッターを見ると、SFファンは余りつぶやかないようで。まぁ、ギブスンとかもう古典扱いだもんね…。
で、本題。ツィートの中に「相変わらず、意味不明の記事だな。…(中略)…脳だって劣化するだろう」というモノが。Asiosの客員だって…Asiosは構成員の品質管理した方が良いんじゃないだろうか…
なんとなーく、こういう人が、wikiとかで「要出典」とか、付けて回るのが趣味になっているのではないかと思った次第。自分の知っていることが正答で、知らないことはすべて誤答。正しいのはオレ…とまでは言わないけど、そんな臭いさえする。
後のツィートでは、認識はしたようですが、3ページ目に『同氏は10年以内に、人間の脳をロボットに「移植」できると見込んでいる。その後は物理的な移植はせず、かわりに「脳のコンテンツ」を他の新しいロボットの体に“アップロード”できるようにしたいと考えている』と記事にはある。つまりその後は〜以降を全く読んでいない。その上、脳内で勝手に自己補填し完結せている、この読解力の無さはヒドイ。読解力の無さじゃなくて、誤解力の高さだよね。ここまで来ると。そして、脊椎反射で公言してしまう無責任さで、似非オカルトに立ち向かって良いのだろうか。
そもそも、普通ならば、理解できないと感じたら、理解しようと難度も読み返すモノ。と思うのだけど。あまり個人攻撃しても意味がないので(しかも、こんな末端で)事例をネチネチ取り上げるのは止めますが、「自分が理解できない。理解しようとしてない。そして調べようともしていないものを「意味不明」と言い放つ」と言うか、よく言い放てるよなぁ。
もう一方で、産経というバイアスがかかっている人が、すごく多い(「さすがクソ3k」とか言う人。でもその記事は寄稿だったり、転載だったり、文責MSN編集部だったりする)。言葉尻が違うだけだったり、転載記事にもかかわらず、こっち(転載もと)の記事の方が良いとか言うんだよね。件の人も「相変わらず」に、そう言う産経バイアスを感じるのですが、前後の発言まで追ってないので、滅多なことは言えませんけども。
ともあれ、こうした「読み飛ばし」や「理解不足を放置」をする人ほど、言葉が汚い(ねら丸出しだったり、慇懃無礼だったりしますが、言い放つ率高いと感じます)。根拠が不明なほどの自分の絶対優位とか自己正義を信じている故なんでしょうかねぇ?。
ちなみに、ホログラムボディは、どう考えても、そのまんまだろう。どうやってホログラムを投射して、得た情報を意識へフィードバックするのか謎だけど、現実世界にホログラム投影し、脳というか意識?魂?はどこぞのコンピューターの中ってコトでしょう。例えると、と言うか実例を作ると、「オレをクビにした部長をやってやる!」と車でひき殺そうとしたら、部長はホログラムで、車をすり抜けちゃって、犯人単独事故死。みたいな事件が「またか」と語られる世界かな?。あのくらいの人が、ヴァーチャル世界のアイコンボディをホログラムボディと言い換えたりしないだろう。なんか柳田理科雄なみの想像力欠如理系っぽいですね、件の人。私、理系こそ想像力必要と思うんだけどなぁ。そいや、絶対自己正義の想像力欠如理系と言えば、菅元総理ですな。
むしろ私は、この言葉の方が怖い。『このプロジェクトは永遠の命につながる。完璧なアバターを持った人は、社会の一部として存在し続けることができるのだ」と、イツコフ氏はWired.comに語った』。社会の一部として永遠に存続…ロシア人だけに、共産思想ベースになってそうで怖い。ディストピアを真っ先に連想させる。むしろ、999の機械の星か。999はネジとか物理ボディだけどね。
物理的にしろ社会的にしろ、心身ともに構成物の一要素になった時、個としての意識はどうなるのだろうか。おそらく地ならしされ、画一化され、個とは呼べなくなるだろう。個が無ければ全体もない。ただ唯一無二の存在があるだけ。それは仏教的な宇宙との合一を果たしたと言えるのか、それとも、ただ時の止まった死の世界なのか。
ホログラムボディVer2(2012/03/07)
微妙に前回の続き。そうか、ブレインユニットと投影機をコアユニットとして、浮遊させれば良いんだよね。人のことは言えない、空想力の無さだ。まぁ、浮かせて、自由に移動させるのが無理なんですけども。夢は未来で、未来が夢だ(意味不明)。
ちょっと話を作ると
スナイパーが、ヘッドショットで「いただき!」と撃ったら、頭部をすり抜ける弾丸。「ホログラム体か?」と言うので、ホログラムが途切れる角度を突き止めて、コアユニットを撃ち抜く。「27度の死角」。球形のコアユニットが転がり出て、消えかけのホログラムが自分の腹でなく、コアを見つめつつ、ニヤリと笑う。で、スナイパーの後ろに、戦闘用ボディを持ったマスターコアが立っている。ぐらいで。しかし、意識をデータ化できたら、コピーし放題よねぇ。
マスターとコピーの区別がつかなくなって、抹殺し合う話とか。オチは、実はコンピューター内のシミュレーターで「やっぱ失敗だわ」で、ブツンと切られちゃう。で、その切った人物も実は、the simsのマッドサイエンティストみたいなキャラで、ゲーマーに削除され…と延々と続く系。ああ、70年代SFだわぁ(うっとり)。もっと前か?。
最近、個人攻撃しすぎだなと、ちょっと反省。でも、つぃーとをネタにしてソースにすると、どう足掻いても個人に至る訳で。元々、個人特定済み発言ツールなんで、そこまで考えて発言しないといけないとは思う。ってか、ブログも個人サイトも同じなんですが。掲示板削った私の方が、タチはよっぽど悪いよね、まったくもって。
魔法使いと魔術師と無粋なツッコミ(2012/03/09)
ワタシ的には鮮度を失っているのだけど、とあるところで「魔法使いは魔法を使い、魔術師は魔術を使うという独特 (独自だったかも)の世界観」とか書いてあるのを見て、独特?とか思ったわけですが。ヴァグランツですでに「コトワリとして魔術を知るもの」とかあった気が。パソコンの内部構造を知らなくても使えるように、技術として使える人と、構造そのものを理解して使える人の違いだったかなぁ、ヴァグランツ。それに対して件のは、スキルツリーとして根本的に別個と言うことなのかも知れませんけど。 詳しくは知らないんだけど(じゃあ言うな)、名称ごとに違う系統を使うってのは、独特でもないよなぁと。
日本だと、魔法使いに対する思い入れが薄くって、かなり一纏めにされているのだけど、海外では、かなりこだわる。呼び方一つでも、ウィザード、マジックユーザーから始まって、ソーサラー、コンジュラー、サモナー、エンチャンター、イリュージョニスト、ネクロマンサー、バード等々。私は未だに、コンジュラーとサモナーの違いが不明瞭ですことよ。 多くのゲームでも訳に困るのか、コンジュラーはカタカナが多かったりする。
さらに、海外では同じカテゴリーでも、メインツリーとサブを選択して、サブはメインを越えられないって形がわりとある(サブツリーはメインの半分までとか)。skyrimで例えると、火系をメインにすると、氷と雷のperkが取れなくなるみたいな感じ(skyrimでは全部取れるけど)。なので、skyrimの敵魔法使いには達人火炎術士とか専業みたいな形に。
儀式系魔法と、通常魔法が別れているものもわりとある。儀式系はそのまま、完了まで三日とかかかる奴で、帝都物語(大戦だったか?)みたいな「式をうて、式を!」みたいな大人数でやる。クトゥルフの呼び声だと、リーダーと参加者に別れて、参加者は呪文を知らないと1MPのみ、知っていると任意のMPを消費できる仕組み。
で、日本でも90年代のファンタジーブームの頃には、魔術と魔導は別。見たいな世界観のライトノベルわりと見た気が……魔術は儀式魔法で、魔法はメソッドで使うとか、あとルーン(古代文字)と呪文書 習得で違うとか。 ざらだった気も…当時は「バカな設定だなぁ」って意見が主流だったんですけどねぇ。無駄なこだわり?みたいな空気でした。たぶん、あの人達90年代にteenだった人たちと思うのですよ。
で、この辺は、ソードワールド流行の影響で、古代語(ソーサラー)魔法と精霊(シャーマン)魔法に大きく分けるのが定番化した気がするなぁ。今思えば、SWのシャーマンは召喚系だね。精霊界から呼び出して、限定 的に能力を使用させるわけだし。新生黙示録での降魔に近い。あー、新生黙示録が受けなかったのは、細分化が理解されなかったせいかもなぁ。
ま、ファーストガンダムは最初から鉄板のSF設定を持っていた。とか平気で言っちゃうご時世ですからの。無粋なツッコミですわな。
同系列の感覚として、山田氏のコラム。> これから先、10年、20年と、パーソナルコンピュータを使い続けるつもりなら、できる限り、データはクラウドに置くようにしたほうがいい。目の前のコンピュータは永遠ではなく、壊れもするし、新しい使い方のモデルには力不足にもなる。に対して「クラウドも壊れるよね」とか言うツィートが2-3人いて、なんだかなぁと。認識的近視眼とでも名付けるべきだろうか……単に揚げ足取りか?、リスク評価能力欠如か?。そりゃ確かに壊れるが、銀行の金庫と、家庭用の金庫を比べない様なモノで、業務用のサーバーと、個人用コンピューターとでは、メンテとか含めて破損率はかなり違う。そして破損しても修復は無料だ!。自宅のが壊れたらサルベージ代から有料よ。この辺は、学生とサラリーマンの間にある絶対的な認識の壁みたいなモノを感じたわけですよ。
ただ、クラウドは心情的に見られてもイイモノしか置けないよね。プライバシー保護が感情的に安心できるならなー。ともあれ、自己認識が絶対で、疑うことすらしないってのが、最近のトレンドかなと。まぁ、自己認識の絶対化を信念とも言うわけで、悪いことではないんですが、断言しちゃったり、(見下し感丸出しで)言い放つのはどうなのかなと。信念は大事だけど、それが正しいかは自問しないとねぇ。禅僧が、認可を与えられても、この大悟が正しいのか、次々と師を訪ね歩くように。
ちょっとビックリしたのが、洋ゲーだとちょくちょく出てくる「Green Thumb」の能力を「緑の親指」は誤訳で園芸の才能。って書いてあった事。それって野球ゲームで「Laser beam」の能力をレーザービームは誤訳で強肩としているようなもの……あーでも、あと50年ぐらいしたら、本当にそうなってるかもなぁ…辞書に載りそうだよね?。
で、能力名は固有名詞に近いと思う。けど、英語圏なら通じるネタをそのままカナで訳すのも無粋だしねぇ。ともあれ、グリーン・フィンガーの語源は「みどりのゆび」と言う説もあるし。童話「みどりのゆび」は世界的な名著と思うのだが。チストはちょっとアレだが。でも、あのスペルをチトーとはなかなか読めないよね。
見た瞬間、そのperkの能力内容が分かる事が必要とされるゲーム翻訳って大変よね。CoDだとクィックハンドと素早い手(直訳)、高速装弾(内容を含めた訳)。うーん、訳のセンスの無さがバレますなぁ。でも「Green Thumb」は、そのままで通じそうなモノですけど…意外と読み継がれてないんですなぁ。
ゲームは素材か料理か(2012/03/11)
ずっと引っかかってた理由が分かりました。GAMELIFEで「ゲームであることに固執して、ゲームでない何かに進化できる可能性を潰している」だったかな、要約すると。と言うのに、なにかが引っかかっていた訳で、それがようやく分かりました。
実に単純で「ゲームでない何か」に進化したら「もはやそれはゲームではない」。と言うもの。ゲームという枠の中に居るからこそ、ゲームと名乗るわけであり、その枠を越えたら別の何かと名乗るべきだ。また、私は進化を否定している訳ではない。進化はすべきだし、新しい表現技法として追求すべき道でもある。けれども、それはもうゲームじゃない別の何かだ。
ラーメンが食べたいと言っているのに、ラーメンより上手いからと、ラーメンスープで作る雑炊食べさせられても、困ってしまう。カップヌードルが喰いたいのに、カップヌードルご飯(正式タイトル忘れた、レンジで温める奴)出されても、違うんだよ!、と。麺をずぞぞぞっとすりり、ふーふー言いながら汁を飲みたいのであって、同じ味の米を食べたいわけではない。ゲームをしたいのであって、ゲームを越えた何かをしたいわけではない(もちろん、したい時もある)。
で、この認識の違いは何かと考えたら、ゲームというものの立ち位置の違いだろう、と。ゲームがすでに完成された1ジャンルとなっているか、全体素材の一つと見なすか。良い例えが思いつかないんだけど、例えば「演技」。舞台でやるモノと、テレビ、映画は異なるし、声だけでやる声優もまた違う。だけど、すべて演技とまとめられる。ゲームも、エンターテイメントや表現の素体の一つ、大分類とみるか、完成された、悪く言えば閉じたジャンルの小分類なのか。の違いではないかと。
それとも、スポーツ系であるアクション、シューティング(反射神経、動体視力、相手の行動パターンを瞬時に見破り、その対処方法をとるのはスポーツそのものだ)と、小説、映画の流れをくむAVG(ノベルタイプなんかは、ほぼPCで読む声つき小説)などを、ゲームというジャンルでごちゃ混ぜにしたことがそもそもの間違いだったのかも知れない。
ゲームというモノは、肉のかたまりでしかなく、切って焼くか、ミンチにしてこねるか、はたまた、フレンチ、中華、どう調理するかで、方向性が全く変わる素材なのか。完成された一品、例外はあれど、守るべきコンセンサスを踏まえるものなのか。ラーメンって言ってるのに、麺の代わりにご飯だったり。天丼って言ってるのに、ご飯でなくて麺がひいてあったりしたら、これは別物だとみんな言うだろう。ゲームはゲーム性を保持してこそ、ゲームなのか。それとも、表現技法の一つ、もしくは疑似体験ツールとして成立すれば、ゲーム性など無くても良いのか。
私としては、インタラクションを持つ事。それ自体がゲーム性になる。と思っているのですが。弾幕を右から回り込むか、左から回り込むか。どっちのヒロインに告白するべきか。どっちもゲーム性と思うわけです。
追記:と言うか書き忘れ。
だからこそ、前にも主張した「コンシューマー・コンソールやPCでのエンターテイメントを十把一絡げにゲームと呼称するのを改める時期」なんだと思うわけです。ゲームって出すから、ゲーム性を期待するわけで、ステーキハウスって言ってるのに、牛丼屋かよ。みたいな感じになる。ノベルゲームも、インタラクティヴノベルとか、インタラクティヴストーリーとか言えば良い。
後は、ユーザーが住み分けに納得するか。なんだけど、ぶーぶー言うけど、出す側が統一すれば、結局慣れてしまうのが民衆。と言うか、こう言うのは単なる「変化への抵抗感 」つまり未知への恐怖。反射的に抵抗しているだけなんだよね。広く頑丈な家に建て替えるのに、雨漏りする家を守ろうとするような感傷とも言える。
ちょっときになる(2012/03/13)
コレ。商品でなくて、ツィートが(またかよ)。
いや、このノートと言うか、Ultrabookね。14型でSSD+HDDで1.64s。なんだけど「重すぎワロタ」とか散見するのね…hpの13.3型で約1.5sなんすけど…ギガバイトとか他社見ても、14型はだいたい1.5s。0.14超過ぐらい許容範囲だろう。値段と薄さもあるし。hpのは13.3で1.5sで約八万だぞ?。てゆーか、140グラム(唐揚げ3-4個ぐらいだぞ?)の違いで重すぎとか言うレベルなの?、笑われるレベルの話なの?、ノートの世界。大丈夫なの、ツィートの世界?。真面目にデータ比較出来ない人多すぎないか?。
それとも、1.5sの鉄アレイとか、軽すぎて笑ってしまうような人生(中学の部活で3sは新人用、それ以外は最低5s使ってた。と言うか5sでも軽すぎて練習にならんと、15sのダンベル部費購入で大人気)だったので、世の中的には1.5sってクソ重いシロモノなの?。なお、今なら3sでもヒーヒー言えると思う(劣化著しいです)
でまぁ、ちょくちょく鋭い人もいて「HDD積んでるから、光学がないな」とか「SSDは基板直付けだな」とか。確かに、言われてみるとそうだろうなと。光学無いのはちょっとシンドイかも知れない。滅多に使わないからこそ、外付け光学ドライブとか邪魔だしねぇ。SSDの基板直付けは、SSDの寿命より、性能的にお役後免になる方が早いだろうと思うので問題ないかな。ただ、win7OSだけおいても、verupとかドライバ更新とかで、64GBだとビクビクする気がするなぁ。足りるとは思うけど。
止められないとまらない(2012/03/16)
正味、野良ツィートは見ても仕方ないと言うか、アレな人ばかり見つかるので、「見まい」と思うのですが、大衆の反応を掴むには最適なシロモノなので、つい見てしまう。そして、PCwatchの山田祥平氏のコラムにだけ、異常な発生率を誇るアレな人は謎だ。山田氏の何が吸い寄せるのだろうか。
で、この発言。たしかに128kで1M出るわけがない。と言うのは一瞬そうだよなと思うが、記事にもあるとおり「LTE網での128K速度を試す」とある。この時点で、私なぞは「既存網でなく、LTE網だから速いのかな」とか思ったわけですが(正否はともかくとして)。で、可能性は3つ。
1、LTEだから速い
2、クーポンを利用すると速度が上がるので、クーポン利用時の速度と混同した
3、ミスリーディングを誘って契約者を集める提灯
結論。1でした。ちょっとググったら、こんなブログが。下り2Mっすか…どうも仕掛けとしては、上り速度を犠牲にして、下り特化?。画像を上げることが多い人には向かないようだけど、見るのがメインなら問題無さそうですな。IIJmio高速モバイル。他にも、速度を明示しているのは無いけど、フレッツと比べても+1秒ぐらいとかの体感速度が大勢を占めるので、1で問題ないかと。
そして、やっぱりつぃったー界の主勢力は、自己の知識(と言うか感覚)を絶対正義として疑問を感じず、脊椎反射する。と言うモノらしい。マジ、ググり時間2秒です。記事に違和感を感じて反証するなら、せめて検索はするべきではないかと。感想とか主観ベースなら別に良いと思うけどさ(映画やゲームの感想を、他人とすり合わせたら、なんの価値もない訳で)。まぁ、大衆はそんなモンかもねぇ…「行頭一文字空けないから、あなたの文は信憑性がない」とか言っちゃう人がいるぐらいですから。
私も、そんなに調べない人間ですから、余り偉そうなことは言えないンですけど、真っ当な作家、学者となると、かなり手を尽くして(10や20の資料だど手抜きと言われる)資料に当たる。で、平時の蓄積も桁外れなわけで(岡野勇さんとか、年間視聴映画数200越すみたいだし+テレビドラマ。ジャンル不問でキライなのも見るってスゴイよなぁ)。まぁ、聞きかじりの素人知識で対処できるライターもどきも多いし、ツィッターにも超が付くトップクラスの専門家がしれっと混じっているわけで、カオスですわな。専門家ぶってるけど、メッキがごっそり剥がれる人も多いですけどね。
で、山田祥平氏のコラムにアレな人が多いのは、たぶん「物証が少ない」と言うか「ない」からなんだと思う。通信速度計測ツールぐらい、ゴロゴロしてると思うし、現にブログでは画面載せてた。プロのライターである山田氏が、速度の証拠を載せないのは、怠慢と言って良い。それとも、自分の言なら無条件で信用されるとお考えだろうか。まぁ、あのくらいの波風ぐらいへいちゃらで、わざわざSS取る方が無駄という考えかも知れない。それはそれで正しい気もする。
おバカさんの相手はするだけ無駄だからね。でも、プロライターなら、脇は締めるべきじゃないかなぁ?。
追記
追加のつぃーとに「いつも論旨がよくわからないと叩かれている記事だが、今回も結論が珍妙だった」と言う発言が。ああ、なるほど。どこかと言う名の「ねら」が、そう言う空気作ったか。「どこが珍妙か」と言うことに全く触れていないこの手の発言の根本は「自分が理解できない事態に対して、自分は馬鹿じゃない。と思いたいから、他者が悪いと言う転嫁」でしかない。
理解しようと努めたが、やっぱり無理。となった場合は「ここが、こういう理由でおかしい」と書けるモノだし、普通はそう言う理由を書くし、書きたくなる。それもなく、ただ「クソ」とか「意味不明」とかだけ言う人は、感情を吐き捨ているに過ぎず、自分の至らなさを責めるべきだ。ってまぁ、それが出来る程努力する人なら、こんな発言はしないわけだが。
なお、結論に賛同しているつぶやきもある。そちらは、論述過程もしっかりしている。てゆーか、やっぱ叩いて良い空気をどこかで作成されてるんだなぁ。あと、すごく擁護しているように見えると思うけど、記事自体はそんなに評価していないです。と言うか、評価できるほど、モバイル系に知識無いのよ。フーンと流し読みするレベル…つーか、アレな人が見つかるから見てる(読んでるではない)感じ。
ドラゴンボーン(2012/03/17)
skyrimようやくメインクエストクリア。衣装装備系Modに手を出し始めて、やばい。と思ったのと、迷宮クロスブラッドの発売日が近いなと思って。WIZXTHからどう進化したか、楽しませて貰おうぞ(何様?)
んで、ドラゴンボーン…ボーン…骨?。とか思ってたわけですが、生まれの方のボーン、bornでした。(人の身でありながら)生まれながらの竜。無理矢理、日本語の称号的にすると竜生?…たつお(違うって)。りゅうせいと読まれそうだけど、「しょう」と読んで欲しいのココロ。昇竜にかけて、生竜でもいいか…字面が「なまりゅう」だな…まぁ、どっちにしても、訳としては頂けないわけですが。
ストーリーとしては、伝説話を歴史を持たせるためでなく、きちんと活用するあたりが上手いなぁと。日本製だと、伝説の剣探して終わりな感じだと思うわけですよ。まぁ、剣の代わりに言葉探しっちゃそうなんですけど。
キャラビルドに失敗してまして、いや、強すぎる方に失敗して…難易度上げても、弱いので、わざわざ弱装備作り直したり。で、ドコでも言ってるけど、泣きそうなぐらい破壊魔法が弱い。ふと、これは魔法が弱いのではなく、近接攻撃がダメージインフレ起こしているだけではないかと。perkの武器ダメージアップが致命的で、コレに鍛冶スキル組み合わせるともう…魔法にも、ダメージアップ100%とかあるべきだよねぇ。むしろ、マジカと言うリソースが限定されている分、武器より強くないとオカシイわけで。
で、オブリビオンの時もそうだったんですけど、表のギルドである戦士、魔術師は、もっそいあっさりめのストレート。裏家業の盗賊と暗殺は、クエストのデザイン自体が面白いという。戦士、メイジは、定番のダンジョン潜って、アイテム取ってくる系でねぇ。まぁ、盗賊も今回それ系なのが残念なんですが。もうちょっと不殺重視であって欲しかったわ、盗賊ギルド。暗殺も、強殺ごり押しが多くてさー。オブリビオンの時のような、手の込んだ暗殺ネタが少ないのが残念。シチュエーション自体は手が込んでいるんだけど、やってることは押し入って、切り倒すみたいな?。
R指定とはいえ、コンシューマーよりになってる気がするわ。デザインそのものが。残るは内戦クエストなんだけど…どっちにも勝たせたくないなぁ…現代のタイバー・セプティムか、イスグラモルを目指す的なルートはないのかー。あるのかなー。
と言うわけで、上手く触れれば、クロスブラッドは4月に触れそう。三月中は無理。もっそい久しぶりの国産だわ。ルセッティア以来。旧版から欲しかったんだけど、約7000円はしんどいわ…と。思って悩んでいる間に、生産終了。マジ?と思っていたら、廉価版発売。この辺はありがたいでス。国産にしては、パッチをしっかり継続してくれているので、やっぱ、ムラマサは良いところだー。個人的に、「パッチの量は制作者の愛情量」と思っております。
一昔前だと、パッチ=ミスの証。で恥ずかしいもの。的なイメージがあったように思う。定性データ送るにしても、ディスクを郵送しないといけなかったしね。致命的なバグでも「仕様」と言い切るとか伝説が生まれた訳で。インターネット様々ですなぁ。MMOの流行・定着も要素としてあると思う。今は、パッチてバグフィックスも含めた、機能向上と言うプラスイメージになりました。ただ、悪い奴はいるモノで、明かなβで発売日に間に合わせて、パッチで完成させる、いわゆる有料βという問題も。
まぁ、浜の真砂は尽きるとも、世に悪人は尽きまじ。ってところですかねぇ。本物は「盗人の種は尽きまじ」だったっけ?。
内戦クエストも了(2012/03/20)
続いて内戦クエストも完了。両側とも。と言うかまぁ、同じネタで陣営と場所が違うだけでしたが。TESのエンジンは大規模戦闘だめだねー。と言うか、味方AIって難しいんだろうなぁ。いやもぅ、フォロワー(コンパニオン)ですら、こっちが振りかぶった瞬間に飛び出してきて「味方だ!」とか逆ギレかよ。となるわけで、大規模乱闘の乱戦となると、味方が飛び出す、押されて目標がずれる。とかもう…二割ぐらいは友軍切り捨ててるわ…STALKER SoCでも味方は頼りにならないし、Mount&Bladeでも、同じような状況だったしねぇ。falloutもか。ま、falloutは兄弟作だから当然かも。
んで、なにが中途半端かって、ほとんど砦攻め完了で、地域攻略完了になるのね。街まで完全に攻め込めると思ったのに。砦を落とすと降伏勧告しやすくなるとかー、潜入工作で城門解錠とかさー、ってやると、mount&bladeの立場がなくなりますが。まぁ、ちょっとがっかり。砦攻略も、どこぞの無双の拠点制圧みたいな切りまくり制圧だしねー。もろもろ、残念。RPGのオプションクエストってのは分かってるけどねぇ。
と、ほどよく、興味が離れたところで、迷宮クロスブラッド発送完了ってメールが…発売日22日だろう?フラゲか?フラゲなのか?。とは言っても、廉価版でフラゲ言うのかなぁ…すでに出ているものだしねぇ。まぁ、skyrimはミニチュアとしてmod突っ込んで楽しみます。かっちょよい両手斧がないかなー。
記
この間の2kセールで、mafiaが3ドル足らずだったので購入。チュートリアルのドライブシーンで放棄してたんですが、やっとこ導入シーンクリア。いや、wasdで車が動かないのがこんなにキツイとは…私、おおざっぱに動いて、マウスの視点移動で微調整する変態プレイなもので…
もう一度、導入部クリアしろって言われても無理!って感じ。ポーリー死にかけだわ、車、穴だらけだわ。敵マフィアがドアにうなだれていたので、運良く倒してくれた模様。変に逃げ回ったからガス欠ランプついたまま橋を渡り、二度目は勘弁(´Д⊂と泣きながら、バーに到着(笑)。
で、思ったんだけど、mafiaって、ドライブゲームだなぁ。2ステージ、序盤客運びだし。操作になれてくると、運転が楽しいし。信号無視しまくりんぐ。くれいじぃぃぃたぁくしぃぃぃぃぃぃ!イヤッホゥ!
追加2
Skyrimに1.5パッチ。フィニッシュムーヴ追加なんですが、素手がすごいことに。ZenoCrashを越えたかも知れない(笑)。フィニッシュが、高角度ボディスラムとか、ムービーだとジャーマンしてたしなぁ…発動率MAXmodいれよう…ああ、生きの良いプロレスゲームがしたい…ファイプロのシステムでランブル出さないものか…
追加3
日本hpのUltraBook14型、重さ1.83s。ここで言えよ「重すぎワロタ」。重量嘲笑系つぃーと出てくるかどうか楽しみにしている(お前ら根性みしたれや!)。オンキョーの14型でも「だから重すぎっていってんだろ」とか居ましたけどね。それでもノーマルノートだと2sは軽く越すので、ずいぶん軽いのだが。
発売延期は、1.63sで「重すぎ」と言われてるのを見て、軽量化にいそしんでいるからと思う(笑)。発売に軽くなってたら、予言者と名乗ろうかしら。
追加4
迷宮クロスブラッド本日着。ちっ、佐川は遵守だぜ。
で!(32倍角で)
DVDパッケージ、ペラ1マニュアル…マニュアルつーか、チラシの裏にレジストコードとインスト方法が書いてあるというか…しかも、今時CDROM!…640MBに納まると…コレだったら、ダウンロード販売で1980とか、2480とか…まぁ、私、紙マニュアルいらない人なんだけど、コレは…なんか寂しい…廉価版とはいえ。
で!(64倍角)
インストーラー、馬鹿遅!。90s初頭、CDドライブ普及し始めたかも?時代のインストーラーの速度。遅い。これなら、ギガ単位の体験版DLのが早いわ!。ムラマサって技術力あると思ってたんだけど…でも、wizxthの頃から、システムまわりヘボかったか…
どのくらい遅いかというと、インスト開始して、下でコーヒー入れて、一口啜って、茶菓子探して来て、この追加書き終わって、ゲージ7割ぐらい…CD1枚に何分かかんだゴラ。PCゲーはこういうトコも大事よ。
まぁ、私のHDDが遅いちゅー話もあるけどもねー、こないだ速度計ったら80ぐらいでさ。って書き足しても終わってないってなぁ。
追加5
パッチは1.3が当たってて好感。1.01とか半端に古いままだったら泣いてたかも。愛があって良いわぁ。と思いつつも、日本産のPCゲームってさ、マウスプレイを考慮してないのが、コンシューマー用ツール丸出しでイヤよね。ルセッティアはまぁ、同人だし?とか思ってたけど、クロスブラッドで、マウスが無反応って寂しい…
XTHに見るターンベースとハック&スラッシュ の未来(2012/03/22)
そもそも、ウィザードリィがスラッシュとハックのみのゲームだったわけですが、ウィザードリィが上手かったのは、ハックに重点があった(ウッドヘッドが狙っていたかどうかは分からないが)。序盤こそ、KATINOできちんと寝かせて攻撃。とか考える必要があったわけですが、中盤以降はMAHALITOで生き残ったのを戦士がしとめる と言った感じで時間はほぼかからない。戦闘の負荷(時間、操作量諸々含めて)はかなり薄い。ウィザードリィの戦闘でハラハラドキドキした人は、かなり少ないはずだ。逆に、LAHAITOの残量があと 3回、この先小部屋があって宝箱が出るかも…もう少しいくか、戻るか…ぐぬぬぬ…でドキドキわくわくしたはず。
これが日本製になると、妙に固い、もしくは妙に回避する 敵を出して、1戦闘を冗長化させる。ターンベースでは、戦闘に戦術性などほとんど無く(あったとしてもMP回復アイテムの使用タイミング程度)、 防御力を高め、回復魔法に漬けて、ひたすら削り合う(そして美味しいところはNPCがさらって行く)。ただボタンを押し続けるだけでしないので、作業感が加速する。ボタン押した回数が戦闘のドキドキ感だと言わんばかり。特に俗に言うダンジョンRPGでは、探索のドキドキ感こそが肝で、戦闘負荷を下げるためのターンベースにするべきではないかと思っている。 特にwizのシステムは、圧倒的火力で押しつぶすか、押しつぶされるかでタイトな戦闘バランスは望みようがない。クロスブラッドでも、チュートリアルダンジョンで全体魔法を敵に連打されて、さっそく全滅している(マウス系大嫌いだ)。
skyrimの後、と言う不利な条件(TESは巨人過ぎて太刀打ちできるモノはほぼ無い現状)もあるが、それでも開始早々に作業感が満ちあふれ、探索の喜びも薄く、シナリオ的な魅力も感じない(半端に自由度があるので、 シナリオ的な押しも引きも感じず、ただ冗漫な空気が漂う)と言うのが、クロスブラッドの第一印象。 ウィザードリィでは、低レベルではKATINO(睡眠の呪文)で、上手く立ち回ることが可能だったのだが、ムラマサ製は、低レベルほど愚直に殴り合う、つまりボタン連打(ないし押しっぱなし)しかすることがない。戦術も戦略も、そもそも考えることも、出来ることもないと言う戦闘オプションの無さが、作業感の正体と思う。補助魔法の真価は低レベルでの活用にあり、こうしたバランスのまずさ 、デザインの拙さも、ターンベースを古めかしく見せる理由だろう。D&Dでスリープやチャームがレベル1魔法なのには意味があるのだ。 ファイアボールやライトニングなど、上位魔法ほど応用が利かなくなっていく。発想力、応用力が求められるのは低レベルなのだ。
クロスブラッド独自のシステムに目を向けると、 特にレベルキャップ制は、うまく行っているのか疑問だ。MMOのように、後付けで広げるならば仕方ないと思う。が、シナリオとして結末まで想定されているオフラインゲームで、キャップ制に魅力を感じる人がいるだろうか?。falloutの用にクリア後、DLCで解放と言うのも分かる。特にクロスブラッドでは、最初のキャップがLv3。こんな低レベルキャップに意味があるのだろうか。レベル制限でろくな装備もなく、頼れるのはレベルのみ。と言うのがRPGの序盤だろう。それに目の前にあるまともな装備が制限で装備できないのはただのストレスでしかない。
この辺は、日本人の伝統なんだろうか。政治でもそうだが、とにかく規制したがる。そして、政府による規制はより問題をこじらせるだけのように、こうした上からの規制は、ただの枷でしかない。作中のセリフにもあるが「お偉方は両手を縛ったまま戦わせたがる」。このお偉方は制作サイドとしか受け取れない。 この抑圧に意味があるとは思えないし、キャップ解除が楽しいとも思えない。むしろ「ようやく外せた」と言う徒労感の方が高い。解放レベルが小刻みすぎるし。
むしろ、7レベルぐらいでのクロスブラッド(SUBブラッド)の解放クエストにでもするべきだろう。上位(レア)合成の解放でも良い。キャップ幅が広ければ、クエストクリアによる一発解決か、功績点を地道に溜めてのクリアか。とか選択 の幅も広がったと思うのだが。選択の幅は、プレイスタイルの幅でもある。
そもそも、装備品とレベルは補完の関係だと思う。装備がショボイ分レベルでフォローし、レベルが足りない分を装備で補う。だが、クロスブラッドでは、レベルが足りないから装備できず、強い装備が使えないからレベルが上がらない。と言うジレンマに陥る。となると、勝てる相手が出る場所を延々と巡回するハメになり、より一層、作業感を高めていく。もはや苦行レベル。せめて、レベル2-3までは実用性のある、各ブラッド用のLv1武器は用意すべきと思う。もしくはLv1から2までもの必要経験値を下げるべきだ。サービスボウでもプラクティスナックルでも名前は何でも良い。モンクがワンドで殴っている時点で勘弁して欲しい気持ちになる。 元々、敷居が高いダンジョンRPGなのに、さらに間口を狭めてどうするというのだろうか…マニア、オタクというモノは、少なからず収集癖があるモノなので、入り口を広げハードルを下げておけば、収集にはまりこむ人間を生み出せるだろうに。
レベルキャップに意味があるとすれば、強制的に、制作サイドの想定レベルでイベントを処理させられる。と言う点だろうか。特定イベントをクリアしないと、キャップクエストが発生しない訳だし。先にも述べたとおり、この発想は本末転倒。規制下での自由なプレイなど、とんだディストピアだ。そしてなんと下手なゲームマスターだろうか。レベルを抑圧することで、装備も抑圧され、厳しい戦闘を強いられるわけだが、そもそも、ウィザードリィの戦闘システムで、戦闘が楽しいと感じる人はゲーム初心者ぐらいだろう。
過去への耽溺、懐古趣味に陥っていない事が救いだが、枯れきったシステムであるターンベースを活性化するためには、新奇性(斬新なシステムとか)でない+αが必要に思う。ハックにそこそこ比重があるクロスブラッドはその指標になるはずで、wizの戦闘システムをとり続けるならば、戦闘 負荷をなるべく軽くし、探索とアイテム収集に比重を置くべきと思う。探索だけで、ドキドキ出来るぐらいの勢いが必要に思う。 ちなみに、キャラビルドに活路を見つけようとしているのが世界樹の迷宮と思うが、日本のキャラビルドはイコールでレベル上げと思ってるのが、なんともはや。
現状のままでは、DOSゲーの風味を残しつつ現代風に調理しました。という、懐古ツールに留まる。うらぶれた小劇場で映画を見るのが好き。とか、ゲーセン(アミューズメントセンターでなく)の雰囲気を味わいたいとかと同じ、あの頃の3Dと言えばダンジョンだったよね。と言う空気を楽しむモノに留まってしまう。
プレイ時間4-5時間だが、すでに作業感が強く、レベルキャプによる演出の強要(無理矢理キツイ戦闘を強いる)も酷く、自由なプレイとはほど遠い。突然、windowsに戻ってしまったりと、技術のムラマサのイメージも崩れつつある。HITMANトリロジーでも買った方が良かったかなぁ。
10時間後のクロス(2012/03/24)
ようやくレベル7となり、初期エリアを蹂躙出来るようになると、アイテム収集に楽しみが見えてくるようになったクロスブラッド。セーブデータを見たら、10時間…なみのFPSならクリア時間だわな。まぁ、アクションゲームと比べちゃダメだけど。
それにしても、アレもやりたい、コレもやりたいで、気がついたら時間が…というskyrimにたして、あれもやらなきゃ、これもやらなきゃと言う感じが強いなぁ、と。レベル8、9に良い装備があるのに、キャップ制限で7で止められているのは、「待て」くらった犬ですな。レベル8にするのに、8000以上の経験値がいるわけで、それだけでも「お預け」な状態だというのに。
シナリオ的には、メインイベント進行>ちょいエロコメ>レベルキャップ解放という流れで、まさにキャップ制限でイベント管理ですわ。同一ダンジョンなのにエリアで敵レベルを引き上げて、進行を止めるとか、どんだけデザイン下手よ?と言う話に。レベルキャップはメインクエスト進ませるためのニンジン?。
さらに、必須イベントの固定敵マーカーが朱色なんだけど、扉を開けたら目にはいるトコに設置しろよ。と。扉を開けたらイベントマーカーがあって、これかなぁと。「隣のビルに飛び移りますか」と出るので「はい」にしたら、敵レベルが跳ね上がりまして、全滅。しかも、回収できずGAMEOVER(゜Д゜)?。
クエスト用のマーカーは、扉を出て迂回した裏側にありました…それってどうなのよ?…イベント進行なんだから、鍵付きドア開けたら、即イベントでいいじゃないか。無意味に歩かせる、しかも、分かり難いところに置く意味が…ちょいちょいセンス悪い面が出てくるよなぁ。
ストーリー的には、隊長が武装組織にあるまじき「フリーダムバカ」で、ホントに中学生ぐらいしか喜ばないと思うぞ?。シャワーでばったりなエロコメとかも。今時、スクロールて。
ムラマサ的には、どーしたいのかなぁ…イベントは規定ペースで進ませたいけど、フリーなプレイスタイルもやりたい?。そんな感じ?。
一つ言えるのは「もう少しプレイヤーを信じても良いんじゃない?」かな。
レベル規制で、ひいては装備も規制して、ダンジョンの踏破も規制して、イベントの進行も規制して、そんなに信用できないですか、プレイヤーの事。
好き勝手に動き回られると、せっかくの完璧なボクのシナリオがパァになっちゃう。だから、自由にプレイしてね、ただし、ボクの手のひらの上で。そんな空気。
なんたるアンチユートピア。それとも、プレイヤーを信じたら、悪質クレーマーがわんさと発生してトラウマに?。ありそうで怖い。
15時間後のブラッド(2012/03/27)
なんだかんだで15時間。ようやく、レベル2桁突入した迷宮クロスブラッド。並のFPSなら(以下略)。このペースだと、クリアは年末じゃないだろうか…つっても、四月まで触れない。ゆっといてレベル12にしてるし、クリア梅雨ぐらいかも。
やっぱり、圧倒的な火力で轢くか、轢かれるか。死が軽い(クリティカルや即死魔法で、バタバタ死ぬ)。システム的ゲーム的に軽いのは良いが、心理的には重いアンバランス。デスペナルティもなく、蘇生もレベル×10GP。ただ、経験値に差が開いて、レベル差が生まれるので、心因的に重いのが困ったモノ。
ダメージと回復バランスが歪すぎるのも、問題。全体攻撃魔法を喰らうと、低レベルだと一発で劣勢(ないし、全滅確定)、敵とのレベル差が5ぐらい(10でも勝つことは出来る)でも、同一ターンに2発喰らうと全滅が見えてくる。これは、回復魔法が脆弱で、全体回復の解放レベル高めなので、回復が追いつかない。と言うか、手に負えないから。マルチケアでも、ダメージの半分程度しか回復しない。ハイマルチケアはレベル15で習得。遠い。つっても、使える頃には敵の魔法ダメージも引き上がってるのでピーキーな感じは変わらないだろう。
本当に、低レベルで全体魔法を喰らうと、全員瀕死、下手すると後衛は即死している。敵の物理攻撃も残っていたりすると、半数は瀕死状態でもおかしくない。次のターンに回復させようにも、全体回復がないので、単回復では現状維持がせいぜい。回復魔法を掛けられなかった前衛には死が待っている。前衛が落ちると、後衛が前に出るので…というルーチン。全体魔法とクリティカルは、運が悪いと、諦めるしかない。 幸い、死が軽いゲームだしね。
水中(魔法無効空間)に入っても、やることが変わらないのが、戦闘システムの粗をむき出しにしてると思う。ちなみに、レベル7で見える15キャップ任務全クリ。レベル12で27キャップの異形も2体処理しているので、ヘボイって事はないと思う、私のプレイ。メインクエスト進めれば、即15キャップは外れる ハズ。
古いゲームだがAD&Dプールオブレディアンスやカースオブアジュアボンドも、回復魔法が追いつかないシステムなのだが、魔法を封じる手がいくつもあるので、駆け引きとして上手く機能しているのとは大きく異なる。逆にこちらの魔法は決定打にならず、削り用と言った感じ。
で、ストーリー的なものですが…ミニコント(含むエロコメ)なんとかならんのか…強制イベントだし…キャラ別クエストで、選択制ならともかく、クリアしないとレベルキャップ解放クエが出てこない以上、強制イベント。MBSの「世界に男は〜」でもそうだったんだけど、この手のミニコントで、シナリオ書いた気になってないだろうか…そして、強要するのよね。面白いでしょ?、萌えでしょ?、ちょいエロでしょ?。必至すぎて引く。 そんで「ヲタワード」いれてるから面白いよね?みたいなのが同人ノリでイヤ。
サイドクエストとメインクエストの区別がない感じが…まだ序盤だから?。より世界観を理解する、よりキャラクターを理解する、そう言うクエストはサイドクエストとして横に置くべきだし、意地でもやらせる。作ったんだから、意地でも見させる。と言うのは、ヘボマスターです(必死で考えたダンジョンに突入せず、口先で事件を解決された経験がテーブルトークマスター経験者なら、一度はあるはずだ!。そしてせっかく作ったんだから、とプレイヤーのせっかくの立案を無視するのはダメマスター)。
細かいところでは「補習に出て貰うわ」とか「高等部の方ですよね」とか出るのだが、大学から初等部まで幅広いんですけど、うちのパーティー。同じ補習でいいのか?。とかね。これは最初から、年齢を高等部に絞ればいい(初等から大学までの同一敷地の一貫校の方が変だ)。こう言うところが、半端な自由度で押しも引きもないって感触になっていく。補習とかも、独立したクエストで息抜きクエストだったら、それはそれでセンス良いと思うのだが、片っ端からクリアしないと、キャップ解除クエが出てこない…自由度について、学び直すべきです。とんだディストピア。
ルセッティアも思ったんだけど、プレイヤーの誘導というゲーム運営、マネージメントが上手くないゲームが日本にはわりと多いよね。海外でも、時折見るけど。MAFIAとか、木箱登って二階から突入とか、なんかガイド無いと気がつかんよ…みたいなね。
集合場所に着いたとたん「はい、自由行動」「いやいや、まだツアー始まってもないし」みたいなフリーダムという名の放任か、首に縄つけて分刻みで行進させる囚人の行列か、みたいなどこの「北」の国ですかみたいな、ガッチガチか。
伏線、ほのめかしによる、緩やかな誘導というか、誘導と気がつかせない進行。それはつまり、「引き込まれる」と言うことなんだけど。「この先が気になって、ついついやめ時を失う」って奴。
ゲームが白々しくなるか否かは、この誘導、つまり運営、マネージメントによるところか大きい。逐一、食券を買わされるような、ムラマサの任務受領システムは、現状では、私は余り評価しない。クエストオファーを形式張る必要はないと思う。紙の命令書が必要な任務は、メインクエストだったり、政府の命令だったりと住み分けても良いと思うのだ。
で、出足が家庭用ゲームだったから、ちゃんとしたディベロッパと思っていたけど、こうPCゲームのレベルで見ると、インディーズですな。まぁ、インディーズや同人も優良なところは沢山あるわけだし、大手が良いと言うことでもない(ナムコとコナミの凋落は著しいよね)訳ですが…まぁ、一般論として。同人以上インディーズ未満?。会社化した同人サークル?。そんな印象に。
で、オマケ。GAMELIFEのこれ。
これは単に「自分が難しいと思ったモノを、ヌルゲーと言わた」それはつまり「自分が下手」と認めるのを拒絶したいが為の責任転嫁でしかない。そもそも難易度もかなり主観が入る。カレーの辛さみたいなモノ。2で辛いって言う人もいれば、6じゃまだまだって人もいる。それだけの話なんだけど。 そしてなにより、難しいのが良いゲームって訳でもない。その人が、クリア時に達成感が得られれば、それで良いと思う。だから、最高難度が本番とか、EASYは茶番とかは無意味だ。
そう言うゲームの腕もレビュワーとの距離というか、評価ポイントのハズなんだよね。この人とはゲーマーレベル近いから、この人の評価は当てに出来る、と。全国ハイスコアランキング上位の人が「簡単」って言っても「一緒にすんな!」って思うわけで。
その辺は、他のレビューを見れば、だいたいの腕が分かるものだ。それすらも出来ないのならば、比較評価能力無い人が多い。と思わざるを得ないよねぇ。
ちなみに、GAMELIFEの中の人は、高レベルゲーマーに入る。と思う。CoD4のマイルハイクラブの難易度ベテランがクリアかどうかが、私の中の線引きだ。ちなみに、私は、マイルハイどころか炎熱すらもクリアできてないヘボ。つーか、システムショックとかやりこんでる時点で、レベルたけぇつーの。
まぁ、レベル差がありすぎると、分からないんだけどね。小学生が、国体選手に勝てる気でいるようなモノ。そして、小学生だから、わざと負けて上げると本気で「勝った!」とか大騒ぎするのな。わたしゃ、国体選手でなく、相手は中学生だったけど、体験談でして、さすがにカチンと来て、ちょっとマトモに投げまくったら、泣かせてしまって「大人げない!」と怒られた思い出がポロポロと(笑)。
30時間後のクロスブラッド(2012/03/31)
ようやく分かりました。1PTだけつくって、全ブラッドのレベル上げろって事なんですね。 んで、とにかくメインクエスト吶喊させて、足止め用の回収巡回任務でキャップ付近までレベル上げろと。ミニコント>メインクエスト>巡回(レベル上げ)>レベルキャップ解放>ミニコントのループですね。それってマネージメント、誘導としてはどうなの?。一般的には、突き進みたくなる話なのかなぁ。ミニコントが強制でないなら、良かったと思うのだが(流れが切れる。コメディリリーフとしては…上手くいってんのかなぁ?)
キャップになると、サブへ全経験値が流れ込む。五人キャップだと、一人に流れ込むので、これでレベル上げろと。クロスブラッドでは、サブブラッドでもなんら制限がないので、メイン1/サブ7でも、7/1でもHPも使えるスキルも変化がない (装備品に差は出るけど)。 こうやって入れ替えていると、レベル差がどうでも良くなって、死への抵抗感が無くなる。逆に一人生き残りでラッキーみたいな?。 クエストアイテムで、敵レベルが増加してしまうので、新規パーティーはより出しにくくなるし。まぁ、救助隊の意味は薄いのですけど(死体もPTメンバーに入れて持ち帰る必要があるので、諸々メンドイ。全滅したら素直にリセットが吉)
全ブラッドが試せる良いシステムなのか、作ったモノは全部見せようとする、あざとさ。なのか。正直、分からんです。まぁ、すでにメインクエストは追いかける気がしないので、暇な時にダンジョンへ出かけて「良いジャンクでないナー」とかやってると思います。
wizXTH2の時にも書いたんですが、今回は特に導入部が、一人から始まることもあり、より一層、主役システムが欲しいですな。相変わらず、作ったキャラ全部が1キャラみたいな扱いです。 だったら、面接とかアンケート(自己紹介用紙)の類で、まず1キャラ作り、導入へ持ち込むべきだと思いますわ。妄想力による視点固定出来ると思うし。リーダー候補生つーことで、他のメンバーを選んで(作って)本編開始と
まぁ、wizのエンジンでは出来ないんでしょうかね?。改変もする気が薄いようですし。
で、相変わらず、強制進行と移動選択するシナリオが混じるのは、進歩無いなぁ、と。二度目のシャワーイベントとか「隊員は全てを察し、医務室へ移動した」とかやっちゃダメ。ソレするなら、ビルの屋上で、黒騎士のトコへ自動で案内してくれ。 「ふろ」だけのメール貰った時点で「あー、はいはい、あそこね」とプレイヤーに自分の意志で移動させることに意義があるのよ。
あと、主語をあざとく書くとしょっぱい文だと思うんだけどなぁ。こういう本もあるぐらいですし日本語に主語はいらない (講談社選書メチエ) 。
全体ストーリーとしては、愛音チャペルクリア後から「面白そう」と思えるようになった。が、30時間経過後…私が余計なことをしているとは言え、1/3でも10時間、半分でも15時間…10時間のチュートリアル?。しかも、黒騎士と天窒チてアレな関係よね?たぶん…黒騎士がラスボスだったら、さすがのムラマサクォリティ!。XTH2の悪夢再び、ですわいな。
しかし、パッケに「DRPG屈指のシナリオ」とかあるんですけど、遊霊病棟……ごめん、吹いた、あまりの酷さに…痛くない言葉の拷問、うわべだけの罵倒、 中身無し、まったく凹みません…「言葉の拷問を開始する…恋人とケンカしたことあるか」「いいえ」「フコウナヤツ」…?はい?ケンカしてない>恋人居ないって 流れ?。ちなみに「はい」だと「本当にケンカするほど仲が良いと思っているのか?」…言葉の拷問? ただのやっかみでは?…万事この調子…なのに「ゼツボウデ キサマラノ セイシンハシンダ」……「諦めるな、君たちには無限の可能性がある!」とか霊界通信(GXTHで死んだ人?) で励まして貰いましても……ムラマサクォリティに絶望しそうです。 C級ラノベつーか中学文芸部のラノベもどき同人本?。これで屈指らしい日本産(一人しかいなきゃno1の法則か?)…霊界通信が無いと普通のイベントだと思えたのに…つか元被験体が「拷問する」とかどうなんよ…「苦しい」「痛い」「なんでオレがこんな目に」という怨念系なら分かるのだが
しかしまぁ、この序盤の取っつきの悪さは致命的と言えそう。もしくは、元々、新規参入者は切り捨てていて、ニッチな市場のみを想定したのか。
ただまぁ、こうPCというハードで見ると、諸々の粗雑さが見えますね。コンシューマー機だと、なんか壁を感じて、出してるだけでプロ!。みたいなイメージだったんですが、思いこみだったのね。
軽く感じたところとしては、召はレベル1魔法にチャームを入れるべきかと。効果は、今の契約で良い。ただ、戦闘が終わると自動で解約、命令不可。契約の方は、判定が厳しいけど、長時間拘束+命令 可。ぐらいでないと、価値が薄い。 てゆーか召喚なんだから、自分用の使い魔は呼びたい…
あとは、やっぱスリープとか低レベルに戦闘オプションがないとねぇ。ダンジョンからの帰還魔法が低レベルすぎる。帰り道を考えると、ここまでが限界か、もう少し行くか…というのが、探索の醍醐味ですよ。wiz#1みたいに、低成功率蘇生 魔法Diが早いほうが良い。毒消しとかの魔法がやたら高レベルだったり 、相変わらず状態異常魔法が高レベルで使い道なかったり…魔力が20とか行きそうで撃ち放題だし…
真面目に、そんな高レベルに毒付与魔法入れるなら、MAKANITO(即死系魔法)にしてくれ。DoTが機能するほど、長期戦にはならないwizのシステムでは。 さらに言うなら、一人へ攻撃が異常に集中するとかねー(ボスの二回行動が一人に集中で各個撃破とかね、燃え尽き>即死で、リセット確定コース)、致命的状態異常の成功率とかねー(敵にかかっても意味がないが、喰らうと致命的って調整はダメだよね)。 特にボス戦は、運ゲーに近い。 ゲームの出来としては、かなり粗い。相変わらず+23の武器やら防具がスコンと出てくるし…wizXTHから数えて、6作?もやってシステムの煮詰めがコレで良いと思ったのだろうか。
あと、たぶん、バグなんだと思うけど、名前とかの入力時に入力した文字が消える。何か入力すれば出てくるから良いけど。フルスクリーンにしても、マウスカーソルが消えないとかねー(無効化してる のだから消せよ)。私の中での「技術のムラマサ」のイメージは消えた。技術がないとは思わないのだが、「センス悪」のイメージの方が前面に。
しかしまぁ、クリアもしてないのに、よくぞ、うだうだと書いたものだ、私。よっぽど好きなんだなぁ、ダンジョンモノ、ターンベース。FCのメガテン1からずっと好きだしねぇ…でも、終わりかな…
海外のダンジョンRPGとなると、アクション性を含むダンジョンマスター系列になる。が、見た目どっち面白そうって言われると海外製よね…再来週発売のコレとか。
で、映像見て思った。パズル要素とかアクション性は好みの問題と思うんだけど、ムラマサ製はダンジョンにギミックが薄い…いや、リドルとかスイッチとか、詰まるところは同じなんだけど、演出方法?センスの問題?。ともあれ、探索の喜びが薄いんだわ。 淡泊というか。帰還魔法の習得が早すぎるとか、100%逃走可能魔法がレベル1とか。ドキドキ感が無いんだよねぇ。安全な探検。冒険のない冒険というか…ああ、そうか。踏破感がないんだ。
wizXTHの頃はコントロール制圧!ロック解除!通行便利!とかこのフロア制圧完了!って感じがしたんだけど。このクロスブラッドには、そう言う制覇感がない 。スイッチ押して、クイズに答えて、ボス倒して、魔法で帰還。任務完了…達成感は薄い。そこにダンジョンがあるから潜るのさ。と言えないのは、ダンジョンRPGとしては致命的かと。
そうでないと売れないのかも知れないけど…全体デザイン(マップとかストーリーだけでなく)、ゲームデザインの向上を望む次第。メガテンの牙城も崩れた今(見下ろし系3Dダンジョンとでも言うべきか。真3はその視点を上手く利用してたけど)、 ムラマサは最後の希望だったのに。
長いのにさらに追記
遊霊病棟のネタだが、普通に考えると「被験体からの恨み」であろう。「俺たちがこんな目に遭っているのに、なぜ助けてくれなかった」とか「ただの市民なんて消耗品と思ってるんだろう」とか「正義の味方ごっこだ」「お前たちは誰も救えない」「誰も助けられない」「無価値だ」「自己満足だ」「無思考の犬め」とかじゃない?。このくらいだと、まだ拷問と呼ぶには甘いけど、言葉責めにはなってると思うんだけど。
霊界通信も「可能性は無限だが、君たちは万能じゃない。だからといって、目を閉ざすいわれはない。手の届くところから始めるしかないんだ。出来ることを、出来る限りやる。それこそが可能性の扉を開くんだ」とか言うと、ちょっとよくなくなーい?(ローティーンなら欺せると思うw)。
あとやっぱさ、手記とかPDAとか、なんかでバックストーリー語らないと淡泊だよね…ああ、それでか。安物のお化け屋敷の順路巡ってるみたいな気分なのは。シナリオになってないんだね、クエストが。
書いてなかった…遊霊病棟で、霊界通信が無かったら良かった。と言うのは、元々アトラクションが異界化したから、こういうアトラクションです。と言うメタな感じだったら面白かったんだけど、本気でメンタルダメージ与えてる言葉の拷問のつもりらしいので。それともメタのつもり?イルブリードやり直せ…