本棚の整理(2015/08/04)
整理していると、ついつい読んでしまうのだが、やはし、パタリロは話としては面白いモノの、細かいところを見るとツッコミどころ満載。まぁ、少女漫画は、ディテールいらんからなぁ。今回引っかかったのは時代劇ネタの「血祭り狂座」。
「切り口から犯人は左利き」とあるのだが、刀の持ち方に、右も左もないと思う。野球やテニスのように、手が逆になる事はない…と思う。まぁ、魔夜先生の格闘ネタは、知識ゼロの少女以外には通じないよなーレベルだしねぇ(キックボクシングのスピードに中国拳法はついて行けないとか噴いたです)。
沈黙の艦隊も、まぁ、色々ファンタジーなところはあるんだけど、民主党政権を経た今、読むと、政治シーンで、日本人がこんなに理知的になる事はねーよなと。やまと国会なんて、社民なんかのサヨク反対政党は、国会締めだしとか強攻策を絶対やるわ。 左翼団体が東京に上陸した海江田への投石とかもしそう。戦闘よりも政治シーンのがファンタジーに感じる不思議。
んで、この間、友人が遊びに来た時に、私の本棚を見て「コレだけ本を持っている人は他に知らない」と驚いていたのだが、そっちのが驚きなんだが。そんなに読まないのかよと。
横幅2メートルぐらいの8段の本棚。まぁ、一段あたり、文庫本なら前後三列、新書なら2列並べているから、見た目よりは二倍、三倍入ってはいるが。そこは、壁一体型の本棚で、閉架扱い。よく使う資料はPCまわりに、50センチ×3段のが二個、二段のが二個、あと、CDラック兼テレビ台なんだが、文庫本入れになってるのが一つ。テレビ台だが、A4系雑誌を入れているのが一つ。
総数では1200冊程度かなぁ?。ん〜、一冊厚さ2センチとして、2メートルで100冊。8段で800冊。2列にしてるから×2(×3のトコもあるが)で、1600冊。50センチ級は一段20冊として10段で200冊。コレも2列だから400冊。……概算でも2000冊は行くな。
実際は、ギチギチに詰めてるわけでもないし、専門書はもっと分厚いし、A4の図表とかもあるから、かなり前後するはず。まぁ、本物の読書家なら、このくらいは五年ぐらいの読書量だろう。私のは生涯読書量(図書館とか借りた本とか含めるともう少し増えるが)だ。少ないと思うがなぁ……
仮に私が異常で、友人の読書量のが標準的とすると…そりゃあ、まともなレビューに当たらんわなぁ。繰り返すけど、レビューの善し悪しは、比較対象数による。吉野家の牛丼しか食った事の無い人が語る牛肉の話より、 和牛やオージー、さらには豚肉や鶏肉との差異を語れる人のが面白いのは当然だろう。
まぁ、数だけこなしても意味は無い訳なんだが。こなさないよりはマシ。ぶっちゃけ、雑誌やwebマガジンのライターモドキは、基本事項すら勘違いしていて、衆人からツッコミ受けまくっているのも少なくない。必要最低限の基礎知識すら持ってなかったりするし。ライターでそうなんだから、素人のレビューなんかそれ以下が当たり前か。
ゲームの場合は、ストーリー、音楽、ゲーム性と、少なくとも3ジャンルに通じてないと、マトモには評価できん。洋ゲーに多いアクションRPGなんか、特にそう (skyrimのアクション性をレビューした人は、GAMELIFE以外知らない)。私は音楽は切り落としているが(BGMは演出の一部と見なして逃亡)。グラフィックは?。と言う人もいるかと思うが、見た目は誰でも分かるので、そこには基礎知識は必要ない。
……気がついちゃった。だから、グラフィック(含むムービー)しか褒められないのか。アニメにしても、作画がどうこうってのは、一番知識がいらないところだしな (絵は見れば分かる。構図やフレームワークにまで踏み込んだカットインのすごさを語るレビューは見ないし)。グラフィックがこんなにすごい!とかばっかりで、肝心のシステム面とかのレビューは薄っぺらいよな、4GAMERでさえ(つーか、昔から4GAMERのゲームレビューは提灯すぎて酷いのだが)。
ヘボライターが取り上げやすい>受けてるポイントとメーカー勘違い>こんなにすごいグラフィックで、ライター、メーカー賞賛合戦>気がつくと中身スカスカ。そんなコンボのなれの果てが今か。
芥川賞(2015/08/06)
しつこいバナー広告で120万部突破。火花。芥川受賞作。とあるのだが、別段それに何もない…(いやまぁ、KAGEROU臭はするよねとかあるが)…のだが、芥川賞二人受賞やろ?。もう一人、いない事にされてないか?。
あまりに露骨すぎる差異。新聞広告でさえ、直木賞受賞作、芥川賞受賞作「火花」とあって、もう一人の作品がない。通例、受賞者にはロングインタビューとかあるモノだが、それもない。本当に、又吉一人受賞みたいになっている。これは行かんと思うぞ。テレビはしょうがないとしても、出版社ももうちょっと押せよ。押したけど、テレビ局が切ったのかな?。
本屋でも平積みしてないしさ…テレビ中継で本屋が映っても「火花」「直木賞」はおいてあって、もう一人のは?。って思ったほど。ポップすら無いって……
マジで、自殺とかすんなよ……私だったら、するかも知れない…つーか、少なくとも、酒は浴びるように飲んでると思う。それくらいの無視っぷりだよなぁ。かく言う私も、もう一人の受賞者、思い出せないのだが…「消された男」とか言って、ショートSFになりそうな事態かと。 綿矢りさの時の金原ひとみもこんな扱いやったっけ?。
本気で、この扱いの差は、芥川賞を終わらせるのではないかと思う。「どーせマスコミ受けするヤツ選ばれるんだよね」とか思われたら、終わりだと思うのだが。来年どうなるかだよなぁ。遠からず、職人気質の人は、辞退しだすのではなかろうか。
まぁ、権威的なモノはなくなりつつある訳だけど。 芥川賞って一般投票なしの完全密室会議だよね?。選者の60前後のじーさんばーさんに受けるより、本屋大賞のが私だったら嬉しい。
そもそも、純文学というごく狭い新人賞に対して、こんなに大騒ぎするのがそもそもオカシイのだが。なら、星雲賞も、もっと騒げよ。
まぁ、芥川賞は、新人賞で無くなった時点で、本来の意義を失った賞だったのかも知れぬ。
「芥川賞は今日以後新人の登竜門ではなく、新進の地位を安定させる底荷のような賞と合点した」
−大江健三郎の受賞に際して、佐藤春夫選考委員
今じゃ、新進の安定どころか、人気者の追認みたいになって来つつあるような気もしなくもない。
つかまぁ、文藝春秋の、商業要素の高い、密室決定の私的な賞が、何故これほどの権威を持つに至ったか。そっちに興味がある。
SFへの溶けぬ誤解(2015/08/15)
良く分からないが、SFそのものを理解できない人がたまにいる。山本弘さんの記事にもあるが「とある出版関係者が、日本にSF作家は居ない」と言い切ったり。小松左京先生やら筒井康隆先生をいない事にしましたよ。これは、20年 近い前になるのか?柳田理科雄の科学読本の反証本の顛末なので。
で、ここ最近、と言ってもそれなりに前だが、トゥギャッターのコメントで
>>
SFの需要って、ロボットもの以下だと思うんだけど
>>
と言うのがありまして、目眩を覚えたわけですわ。ロボットもののジャンルは、なんだと思っているのだろう?。コレをスポーツに言い換えると「球技の需要って、野球以下だと思うんだけど」である。 「石油の需要って、ガソリン以下」でも良い。根本的な何かを誤解している。
これらの手合いの人は、SFをどういうものと認識しているのだろうか?。スターウォーズみたいな「宇宙大戦争」?。 時を駆ける少女みたいな「すこしフシギ」?。機械科学と魔法科学が入り交じる「すごいファンタジー」?。
実際には、ファンタジーとの境界は曖昧で、パーンの竜騎士とか、魔法の国ザンスは、ファンタジーに入れるか、SFに入れるか、ちょっと考えてしまう。だが、両方ともSFだろう。
シャイニングフォースや、エーベルージュのように、ファンタジーに見せかけて実は…というのも、わりと多い。真女神転生4もそうだろう。あまり上手く行っている作品がないが。逆に、幻魔大戦はどっちかってーと、ファンタジーに入りそうな気がする。マッドマックスやバイオレンスジャックも、近未来SFに見せかけたファンタジーな気がする(北斗の拳も)。
そもそも、魔法があればファンタジーというわけでもない。スチームパンクが、蒸気機関が発達した未来世界を描いたSFであるならば、物理科学ではなく、魔法科学が発達した世界では、魔法こそが科学なハズだ。ならば、魔法世界は、魔法が発達した並行世界ないし未来世界であり、SFだろう。
どこかの映画情報サイトで「未来世界を描いているのに、携帯電話がない世界の映画」と言うコラムがあり「公衆電話もテレビ電話なのに携帯がない」とか嘲笑していて、コメント欄でフルボッコだったのだが、70年代とかの映画に何を求めているのかと。そもそも、携帯電話のない世界自体がパラレルワールドとして秀逸だと思う。3Dホログラフ投写型の電話だがダイヤル式の黒電話だって良いじゃないか。むしろ、交換手呼び出し式のがパンクか。
私自身、SFとファンタジーをどう分けているのか、何とも言えない。分けられないのかも知れない (ウィキペディアで「サイエンスファンタジー」とかサーチするのも一興)。 アウターゾーン(TVドラマの方ね)とか、怪奇大作戦とかでも、区分が曖昧な話は結構ある。
ともあれ、魔法を使おうが、獣人がすんでいようが、ロボットのいる世界はSFだと思う。そして、ニンゲンは蛋白質で作られたアンドロイドだったのだ。と言うオチの書きかけ小説があったりするのだが…イベントが起こせんで構想止まり。
私の場合、オチが決まるとイベントが稼げなくて、イベントが稼げるとオチが定まらんと言う。イベントはページ数とも言う。枯れるの速かったよなぁ、私の才能の泉。そばちょこ一杯分ぐらい汲めたか って?。やかましわ。
ホラーも理解されない(2015/08/19)
日本では、今頃ゾンビブームなんですが、ゾンビゲーなんかで「クローゼットから突然飛び出してきて、しっかりホラーしてる」とか言うレビューを見るとガッカリする。
それは、驚きであって、恐怖ではない。この基本が、未だに共有されないのは、なんとも情けない。自称ホラー好きの人でも、分かってなかったりする。そう言う人と話すと、そば好きと言いながら、わさびをめんつゆに入れて溶いてしまうのを見るぐらい、ガッカリする。
まぁ、ゾンビゲーの8割は、暴力規制の対策としてのゾンビ使用(生の人間の頭を吹っ飛ばすのは規制にかかるし、一人の人間に大量の暴徒が襲いかかると言うのもかかる)か、なので、クローゼットやマンホールから飛び出してくるアクションな訳だ。2Dアクションで、地面から飛び出してくるのと同じ。悪魔城ドラキュラで、半魚人が、ざばーっと飛び出してくるのホラー?。ビックリでしかない。
真のホラーは、「出そうな雰囲気」>「出るかも」>「絶対なにかいる」>「出るならはやく出てくれ〜」そんな感じ。最後のは「やっぱり出たーー」でも可。「出るかも知れない」と言う想像力が恐怖の元であるべきだ。
まぁ、私がこういうタイプだからこそ、血とか内臓どばーのスプラッタ(ビックリ系、生理的嫌悪感系)と、ホラーを分けて考えられるのかも知れないけど。
ちょっと前に、お化け屋敷のお化け役が殴られて、相手を起訴。とか言うニュースもあったけど、怖がらせるのと、驚かせるのは違うんですわな。 私がお化け屋敷嫌いなのは、飛び出されると、無念無想の一撃が出そうになるから。まぁ、もう現役離れて長いから、今は、大丈夫かも知れないけど。
内臓どばーも嫌悪と驚きでしかない。真の恐怖は血も怪物もいらんのです。 薄暗いトンネルは、それだけで怖いでしょ。別に曰くも何もないトンネルでも、事前に「出るんだよ、ここ」と言うだけで、怖いトンネルになる。幽霊の正体枯れ尾花。逆に言えば、枯れ尾花でさえ怖く見せる事が出来るんです。血や肉片なんか無くてもね。
まだ、背景が白色の頃に描いた、恐怖の種類とその考察の恐怖の演出法とか、ありますが、もう少し、映画やゲームよりにして、再考すべきなんかなぁ。血とか内臓出してりゃホラーとか、もうねぇ…グロではあるが…つか、内臓はそんなに赤くないよねぇ…もっと汚いピンクだし。
ちょっと気になった(2015/08/21)
この記事。ツィートのコメントにも「堪えてた」とか「解放した」とかあるのだが……
根本問題として、「欲を捨てる事」と「自分を殺す事」はイコールではない。
だったら、反対に「欲を出す事」が「自分を活かす事」になるのか。そうはならないでしょ?。まぁ、その違いに気がついたからこその、「今までは楽しくなかった」発言なんだと思いますけども。
殺すべきは我欲であり、己ではない。 高校生で、どこまで踏み込んだら、欲になるかの見極めが付いたのなら、凄い成長だ。固執と「こだわり」も、似て非なるもの。まぁ、禅問答レベルなんで、自分で考えて答えを出さないと意味がないたぐいの設問です。 ヒントはこの記事かな。「強者がコケる理由は、「勝ち方」が頭をよぎるから。」の見出しにもあるとおり、キレイに勝とうとか、格下だから、手を抜いてもいいやとか、欲が出ると転ぶよね。
寝屋川の殺人事件。
単なる、地元ヤンキーのリンチ殺人と思っていたが。40代に逮捕状か。
年上のグループから、足抜けするために、女と高飛びしようとしたが、その前に捕まって「俺等から逃げられるとおもうんか?」ってトコではないかと。見せしめのために、座席シート下に転がしだ、不要な女の方をチクチク刺していたら死んでしまったので、パニくった。
と言うのが、ドラマ脳的私の読みだったが、大ハズレやのぅ。と言っても、ただの運び屋(グループ内の車担当)の可能性もある。まぁ、無いと思うが。少年グループの運び屋は、行ってても25歳前後だろうし。
まぁ、何にしても、中一で、女子生徒の家に泊まりに行ける(打診できる)と言うのは、結構な「たらし」だと思うのだが。駆け落ちしようとしていた感じもあるしな(京都行くって方便?)。
私の○○君に手を出すとは…的な、昼メロ的展開も考えられなくはないな。女子だけ殺害した理由としても成り立つなぁ…40代男性の娘が主犯だったりしてな。
しかし、中一で彼氏とか普通なんか、今の子。半年前まで小学生よ?。こうやって恋愛依存(もしくは、恋人がいないのは恥文化)の低年齢化が進むのだな。そっちのが怖い。怖いと言えば、21時に「遊びに行く」と外出。ってニュースになっていたのだが、親もオカシイやろ。大学生ならともかく、中学上がりたての娘を、夜九時に遊びに行かすか?。しかも、男のトコへ。ワシ、古いんかのぅ。
才能の泉(2015/08/23)
やっぱりあると思う、才能の泉。才能という水の量は人それぞれ、オマケに何十年も掘り続けてようやく出る人もいるしねぇ(私のように掘っても出ない人もいるし)。まぁ、大規模な噴水みたいに大量に吹き上げるか、小便小僧みたいに、チョロチョロと出す かで、活躍期間は変わると思う。
特に、漫画は短期間で大量に消費させられるので、枯渇しやすいジャンルだと思う。週刊なんてやってれば、ホントにネタのストックなんかすぐに尽きると思うわ。逆に映画監督なんて、何年かに一本ですむ(労力の差はさておいて)。つか、映画監督って、たいていの場合は原作、原案は別にあるわけで、そりゃあ長持ちするわな、才能の泉。もの凄く口悪く言えば、パクリ稼業なわけだし(著作権料払ってはいるが)。よく言っても、焼き直し。
鉄拳のパラパラ漫画を映画化すると言って、いきってた監督がいたが、アレなんか、映像作品を、さらに映像化すると言う才能の無さ(話題性にしがみつくしかない)を公言しているだけだよなぁ。キャラには見えないはずの時間の経過を示す振り子を止めようとするメタが、感動のキモな訳で、映画にしたら、ただのホームドラマやん?。まぁ、結果は言うまでもないけど。
まぁ、映像系の堕落(と言うか、センスのない監督の増加。ホントにパクリに抵抗無い人増えすぎだわ)はさておいて。
実は、私はマジンガーZの原作漫画って読んだことなくて、思い出したように買おうとしたら、リバイバルブームもあって、出版社多数でどれを買って良いやら。と思ってウィキペディアで版の違いを調べていたら、マジンガーZの終わり方に不満だったので、描かれたのがZマジンガー。 ほう。
……コレ、リメイクちゃう。設定総入れ替え。他人がやってたら、完全な看板ぶら下がり商法やがな。単語だけ借りた別物。うーん、尽きない才能の泉、永井先生もとうとう枯れたか。と。
ホントに、マジンガーZの終わり方が不満だったら、書き直すか、正味の続編始めればいい。石川賢はやりましたよ、真説魔獣戦線で。正味の魔獣戦線の続きですから、アレ。
絵的にも、何というか、指先だけで描いているというか…大先生に失礼ですけど。デビルマンの頃は、かなり粗いタッチではあったんですが、迫力があった。腹をシレーヌに切り裂かれたデビルマンの見開きなんて、筆で書いたような粗さだけど、もの凄い威圧感というか、圧力があった。
マジンサーガでは、細いペンで細密に書かれているけど、全然迫力無くて。指先で描いてるよね、としか言いよう無いんです。気持ち入ってなさそうと言うか、仏作って魂入れずと言うか。「写・らく」も酷かったしなぁ。2話ぐらいで大正時代の時代感出すの止めちゃうのな。ダイナミック企画と連動とれてないのかなぁ。設定面が凄く脆いよね。
まぁ、ダイナミックプロ、特に永井先生は、ディズニーランド並みの大噴水を何十年も吹き上げてきたわけで、そりゃあ、枯渇するよなぁ。ダイナミックプロも、永井先生がいなくなったら、空中分解しそう。こういう創作集団って、代替わり難しいよね。60すぎた あたりで、一作家としては引退して経営に専念、次世代リーダーに引き継ぎ育成すべきだったのだろうけど…次世代リーダーだれよ?って話だわな。野球界で、長嶋茂雄が延々と引きずり出されたようなものか。
ちなみに、マジンサーガは、鉄の戦士ムサシとアイアンマッスルとマジンガーのミックス。横山先生もジャイアントロボのセルフリメイクが、マーズの焼き直し 、と言うかマーズの設定でジャイアントロボだったり。若かろうが、ベテランだろうが、才能が枯渇すると焼き直しになるようだ。ベテランは、過去 の人気作で、自己焼き直しできるが、若手はパクルしかない。そう言うこったろうな。
DMMの狡猾さ(2015/08/26)
もう二年くらい、サーバーに空きが無い。と言ってる「艦これ」ですが、実際は、空きがない。のではなく、空ける気がない。だよね。今さら、サーバー増やして、ガラガラだったら世間体が悪いし。新規で重課金者どのくらい入るか分かんないし。
艦これをダシにして、せっかくID作ったんだから、他のゲームやってみるか。と思わせる戦略だと思う。売り切れの札を剥がす予定がないショーケースみたいなモンかと。賢いよなぁDMM。
でまぁ、おもむろに策略に乗っかりまして(ID自体は前からあったわけですが、レンタル目当てでわりと古い。休会期間のが長いけど)、いわゆるスマホゲームをざっくりやってみたわけですが…まぁ、やっぱりコレクター心理と、サンクコストの錯覚がキモで、ゲーム性はうっちゃられてますな。
まぁ、ぶっちゃけ同人ゲームレベル。と言うか、そのもの。良くても、XINGとかタカラのレベル。それでも、ガチのスマホゲームよりは、ゲームたろうという努力は見える(ほとんど空回りだが。DMMのタワーディフェンス系は、根幹から誤解してるよなぁ)…んだけど、スマホ ゲームでもやってる事なのかも知れないけど。
何本かやったけど、ホントに、同人ゲーの体験版漁りと同じ感覚に陥る。特に18禁版は、シナリオ程度も、出来の悪い同人レベル…腹立つくらいおざなり、かつ、安易。マジで90年ぐらいのレベル。 まぁ、アダルト要素有り無しで振り分けているから、とってつけた感はやむを得ぬ…と言えるわけがない。恋ヶ崎なんちゃらなんて、それは、憧れや、親近感が恋心に進化した段階であって、恋の成就じゃねぇよ。18禁版は、和姦が恋の成就。そんな感じ。ひでぇ。
それでも、MBSがフルプライスでやってる事を、課金制とは言え基本無料にしているわけで、MBSはじめ、シャバイメーカーは潰れるだろうなぁ。もしくは、シャバイメーカーが、ひぃこら下請けやってるのかも知れない。「世界に男は〜」は、基本無料でも許せないレベルではあるが。
まぁ、スマホゲーム作ってる人の、ゲームデザイン力が同人レベルつーのは、良く分かった。と言うか、セミプロの同人ソフトメーカー(同人以上インディー以下の微妙なトコ)の作品からスピンアウトみたいになっているものもあったりで、同人メーカーが作ってる商業作品というのが正解か?。
技術的にも、かなり微妙で、よくフリーズした。ブラウザゲーの分際で。 ほとんどエラーのないモノから、頻繁にフリーズするモノまで千差万別。この技術力のムラも同人臭さを醸し出すよねぇ。
まぁ、いずれにしても、98%は二日目にログインする事はないゲームばかりでした。80%はシステム共通で、世界観が違うだけだし。その世界観もおざなりすぎて、腹が立つレベル。 これはまぁ、ゲーム初心者しかだませんよなぁ。
比較的マシだったのが、鎧姫かな。出来の悪いパワードールというか、シークエンスパラディウムと言うべきか。射撃なのに、目の前の敵しか攻撃できない上に、複数のユニットで出撃しても、1体動かすと、敵のターン。と言う技術力の無さ。グラはSFCゲームレベル(ドットは細かいけど)。
まぁ、一応、将棋モチーフで、ユニットが将棋のコマになぞらえてあるのは面白い。が、コマの動きをきちんと踏襲しているわけではなく、イメージ的なものに留まる。桂馬は、テレポート移動とか。だったら、スーパーモードたる「成り」を取り入れないのは、センスがない。システムまわりが、艦これに似ている気がするのだが。
影牢も頑張っていた。と言うか、影牢は、トラップを擬人化するというのは、遠からず本編に逆輸入されてそうな気がする。
この辺の個別評価は、次回のネタにしよう。
追記:五輪エンブレム問題
「修正前は似てなかった」って言うのは、フォローのつもりでとどめを刺している。つまり、修正する時に、参考にしたわけだよね?。文字のフォントまで変えちゃって。と思うのは、私が捻くれているからだろうか?
追記2:寝屋川の事件
駆け落ちに見せようとしていたのは、偽装工作だった様で、申し訳ない。だが、12、3歳の夜間外出を気にしない家庭に問題があるのは間違いないわけだが。そう言えば、今回は珍しくTVが被害者宅に押しかけてないなぁ。