十一月の夢酔


 



ひさびさのスチムー(2015/11/06)
久々に、オータムセールならぬハロウィンセールで、Gabeのセールフィーバー復活の予感?。

なにげに見ていたら、Hitmanシリーズが、最新を除いて150円ぐらい(139と179だったか)だったので、勢い購入。そして、日本語MODが一作目以外無い事を知る。ぬぅ。

一作目の動きの硬さは、90年末っぽい。と思ったら2000年丁度だった。私の知識の蓄積もなかなかのレベルになってきた。まぁ、なんつの?、建物の壁のテクスチャの細かさ、操作キャラの動きの滑らかさを見ると、だいたいの技術年が分かるようになってきた。

90年末ぐらいのTPS、FPSは歩き>停止がピタッと止まれない事が多く、すこし滑るんだわ。意図的か、技術的かものか分かんないんだけど、だからこそ、ムーンウォークとか言うテクニックがあったりするわけで。

壁のテクスチャは、まぁ、いろいろ見てると分かる。陶器の色合いがーとか言うのと似たレベルかと。なんつーか、90年末のゲームは、独特の色合い、粗さ、配色なんかがある。逆に2005年前後だと、特徴無いのが特徴みたいな感じになるかな。2010以降のようなリアリティも無いけど、90年代のオモチャ感もないみたいな?。

あと、ようやく買ったOMD2。SHADOWWARRIORも悩んだんだけど、FLYINGHOGなのがねぇ…1コインになったら。かな。

まぁ、FALLOUT4がまっているし。

と言うのを書いてさっくり上げ忘れてました。Orcs Must Die2をやってたもので。スカル(トラップグレードアップポイント)がファーミング出来るようになった分、ファーミング前提になっている気がする。それと、アクション要素が上がって、TD成分がダウン。前作だと、レベルが進むごとにトラップ解放だったので、詰め将棋みたいに、手持ちのコマはコレだけ。そして、コレだけでクリアできるように作ってます。だったのだが。

2でもまぁ、普通にクリアは出来るんだが…アップグレード外すとかなりきつくなる。まぁ、アップグレードやり直しは、何回でもタダで出来るので、レベルごとに突っ込むスカルを調整。と言うのもできるのは、さすがのロボットエンターテイメント。

個人的には、手駒を全てオープンにしてから、どう組み立てる?の前作のが好きかなぁ。ソーサレスのチャームめちゃ強いし。要はどこでもスポアマッシュ。オークは後ろ向いてでも、魅了された敵を殴りに行くので足止め効果も高い。あと、マップも、オークの侵入口即リフト。みたいなマップが多いのも、なんかなぁ。なんかビミョ。GAMELIFEでは好評だったが。

Hitman(初代)は、さすがに、2000年製だけあって、かなりのトライアンドエラー要求。つーか、提示される情報が少なすぎて、初見では何して良いかよーわからん。操作性も今一つだしねぇ。

まぁ、傾斜が厳しい分、登り切った時は爽快なのだが。コレ大事。面白くないゲームだと登り切った時の感想が「ようやく終わってくれた」で、徒労感しか残らないんで


追記:CoDのBO3が発売されましたが、毎度の事ながら、レビューやメタスコアは荒れますな。まぁ、私としては、MW2でゲップが出て、MW3でもう勘弁だったので、ずっと触ってないですが。BO系はノータッチ。WaWで、どうもtryarchのデザインは好きになれなかったので。

んでまぁ、カットインムービーゲー(通称FF化)していったinfintyと、何がしたいのか分からんtryarchだったんですが、ゴーストもその毛色があったけど、BO3は完全にスポーツシューター。Quakeとかアンリアルトーナメントとか、しらん世代には、目新しく映るかもなぁ。まぁ、FPSバブルはようやく終わった。

IGNのライターの言ってたとおりだ。パロディとして成立するという事は、もう飽和なんだと。
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そのジャンルにライフサイクルの終わりが近づいていることが如実に現れるのが、パロディだ。というのも、そのジャンルのお約束が一般常識化している状態でのみ、パロディは機能するからだ。映画『スクリーム』は90年代半ばの代表的なパロディの成功例だが、これも20年近くに及ぶホラー映画ジャンルの積み重ねがあってこそ。『スクリーム』以降のホラー映画は、新たな潮流を生み出すか、『スクリーム』のギャグを繰り返すリスクを背負うこととなった。
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手ひどい模倣や、なおざりなFPSは減り、コアなシューターへ先祖返りしてくれる事を望む。マジで、撃っててつまらんFPSが増えた。飛んだり跳ねたりよりも、きちんと射撃させてくれと。
 



疑念解消(2015/11/13)
漫画版ゲッターロボ(大都社)で、「特しゅ部隊ミノビを送った」とブライ大帝が言うのですが、固有名詞だから
そうなんだなと思っていたんですが、最近、他のマンガで「シ」を「ミ」に誤植(まだデジタル原稿が無い頃のマンガだから写植なんで、誤植です)しているのに気がついて、アレって「特しゅ部隊シノビ」なんじゃないかと。

特しゅ部隊は忍者っぽいコスチュームだし。他の出版社のもミノビなんかなぁ?。そう思ってみると、けっこうシとミが間違っているマンガが目に付くように。まぁ、「シ」と「ミ」が分かり難いクセ字を書く人は結構いるよね。漫画家には、シとミが見分けにくい書き方の人が多いのだろうか。

と言うのを枕にして、skyrimの不安定性がようやく解消。と言うか、fallout4に向けてNMMをverupしたら「modの管理方法がっつり変えたので、がっつり作業しますね」みたいな事を言ってきて、適当に流していたら、エラー吐いてくれまして。

steamのインストドライブじゃない所に、skyrimフォルダが出来ていて、TESV.EXEとかもある。35GBなんでModファイルのまるのまま。と言うか、そこのskseを叩かないと起動しなくなってて、なんじゃあこりゃあ(byジーパン)で、久々に格闘してました。

最終的には、追加されたskyrimフォルダをsteamにあるやつにかぶせれば解決だったんですが、それでもModが変な事になっていて、さすがに1000時間超もやっていると、何のModをどうしたかサッパリです。初期に入れたModなんか忘れたゆーねん。入れ直そうとしたら、ファイル抹消だったり隠されていたり。貴重品になってたModも多数。

と思いつつも、なんとか復旧。テクスチャがいくつか飛んでいたりもしましたが。SBF(スカイリムビューティフルフォロアー)だけが上手く入らない。なんでじゃーい。マージされてないESPの方だと上手く行く…んだけど、Mod上限を超すと言う。

しょうがないから、リストラするか…と思ったら、skykidsの残骸が。NMM通さずに入れたからすっかり忘れてた。で、コレを消すとCTD解消!。ついでに、公式のHDModも削除。2kプロジェクトでいいし。

ホントに落ちなくなった。heartfire入れる時に、スカイリムの子供はみんな同じ顔でつまらん。と思ったのがきっかけ。結局上手く行かなかったので、TKチルドレンに落ち着いたという。ドーンガードもドラゴンボーンも積んでたから、再開しようかな。FALLOUT4の前に。というか、つなぎに!



skyrim再燃(2015/11/16)
と言うか、焼けぼっくいにに火が?的な。

NMMが自動移行に失敗したせいで、結構残骸が残ってまして。抜いたはずのModが生きててラッキーな事(nexusから消えているのもそこそこあるので)もありますが、まぁ、やっぱりCTDの元。

nexusにあるモノは入れなそうと思ったら、意外にも更新されているModがあり、frostfallをv3にしたのが間違い。って、別にfrostfallに罪は…あるかな。メインデータはちゃんと抜いてから、upしたんだけど、保険に残したセーブデータは忘れてました。するってーと、CAMPFIRE(frostfallから分離したキャンプMod)が、「古いfrostfallがあるぜ。この警告は出続けるぜ」って。

オマケにSOSもなんか変。skseのcosaveとModの数があわねーよ。的なエラーが出まくる。beeingfemaleも、MCMメニューがズレるし。

あい分かった。クリーンなゲームを作れば良いので御座ろう。

と言うので、久々に馬車で揺られました。開始と同時にosare系が「全部いる?」と言うのを聞いてきてハングするという、ほほえましいアクシデントがありましたが。馬車がヘルゲン着くまで、カーソルでないんだから、どうしようもない。

拷問官が死体に引っかかって、ハドバルと会話せず、残りの洞窟を一人で脱出するというアクシデントを乗り越えつつリバーウッドでクリーンセーブ完成。

んで、自作フォロワーを迎え(ロリクステッドに入れたら、遠い遠い…)に行ったら、セルに入った瞬間、暴れだして、宿屋が乱戦に…なんでじゃ?とクリエイションキットとにらめっこ…狂乱(フレンジー)になっとるがな…

それでも暴れるので、AIとかファクション見直してました。まぁ、ケガの功名で、歌えるフォロワーに出来ました。ただ、連れて歩いてると歌ってくれないんだなぁ。もう一人は、ポーション作ったり、回復したりするAIにしたいけど、独自で書けるほど腕はない。

ちなみに、シャウト使うフォロワーにしてます。「ろだー」で巻き添え喰らいまくると言う。火もドラゴンブレスにしてるから、火を吐きまくる。楽しんだけど、「しぎゃー」の音つーか、声がよく止まらなくなるんだよねぇ。

と言うところで、レベル1からなんでスキル上げ…だる…コンソールで飛ばす?。と言うかドーンガード入ってるから、夜襲回避策やらないと…skyrimの欠点は、城壁のない街へのドラゴン来襲と吸血鬼の来襲だよなぁ。素手でドラゴンに挑むし…ノルドの女は強い…のか?。

ああっと、ドーンガードの吸血鬼の夜襲回避は、クエスト「ドーンガード」を発生させない。なんで、ガードとデュラックを避けて、渓谷に行き、着いたら、左の岸壁を沿って(岸壁をウォールランするぐらいの感覚で)進むと、解説NPCも避けて砦に漬ける。さくっと中に入って話をすれば、「ドーンガード」を飛ばして「目覚め」が始動。これで民間人への夜襲はなくなる…ハズ。フィールドにナイトストーカーは出るけど、これはPC狙いだから。

で、fallout4は、なるべく情報入れないようにしているんだけど、どうも伝わってくる情報から判断するに、Farcry3+deadislandな気がしてならない。詰まるところ、オープンワールド+クラフティング。うーん…ベセスダも、革新から後追いになっちゃったなぁって感じ。

と言うか、FPSの迷走のあおり?。FARCRY3、4とかウルフェンシュタインとか、PERKのあるFPS、しかも経験値で解放ってなると、銃器のRPGと何が違うのか。って事なんよ。私がFARCRY2以降を評価しないのは、撃っててつまんないんだよね。正直、FARCRY3は、falloutNV以下の射撃感。飛んだり跳ねたりスライディングしたりよりも、ちゃんと射撃にこだわって欲しいんです。CoDさん、ウォールランとか、違うってばよ。

撃って楽しいシューターは、マックスペイン3以降ないよなぁ。ともあれ、fallout4、ハンパな事になってないと良いけど。


人は変わらない(2015/11/22)
たまに、ネットを漂流すると、どういう流れでそこに着いたのか分からない記事に着く事があるんだけど、つぃったーのまとめ?で、一年以上前のまとめだったんだけど「僕が人狼を嫌いなわけ」と言うブログに対するツィートまとめだった。

変わらないなぁ。と思ったのは「嫌いな理由をわざわざブログに書く理由って…」とか「イヤならやるな」とか。これらは、単純化すると「僕の好きなものを悪く言うな、うわーん」と言う、だだっ子パンチ

そもそも一笑に付す程度ならば、話題になるわけがないので、少なからず、痛いところを触られたのだと思う。だからこそ、反論できずに「嫌いである事を公言する必要なんて無い」=「悪いところに気がつかせないで」なワケだし。

だいたい、ブログとか個人サイトなんざ、個人の感想、意見を吐露するところで、何を信念にしようと勝手だ。受け手が「アホだ」とか「一理あるよね」とか、勝手に言えばいいだけの話。詰まるところ「君の意見には賛同しないが、君が意見を述べる権利は守る」だ。

一番気になったというか、腹が立ったコメントは「ゲームの参加者全員が笑顔でなくてはならないってスゲェな…」と言ったヤツ。ゲームデザインする人間で、プレイヤーを泣かせてやろうと思ってデザインする人間はいない……たぶん。パラノイアだって、困るのはキャラクターで、プレイヤーはゲラゲラ笑いながら「市民残念ながら…ZAP!ZAP!」ってやる事を想定しているはず。

少なくとも私はゲーム中は真剣に、終われば笑顔。を理想と考えている。ちなみに、「真剣に」は笑うなって意味じゃないからな。まぁ、それが分からず、勝利以外理解不能人種だからなぁ。ちなみに、その勝利要件も、自分の脳内設定なので、TRPGになのに、目先の勝利にやたら固執したりする。普通は、シナリオクリア=勝利だと思うのだが。

でまぁ、件のブログは読んでないから知らんのやけど(あかんやん)、類推すると、最後の決断を迫られた女性が、プレッシャーに耐えきれず、泣き出してしまったらしい。ぶっちゃけ、9回裏二死満塁で「おまえに任せた」と代打に指名されたら、プレッシャーで吐いてしまった的な?。それはまぁ、その人が悪いのだが(参加する以上、その覚悟は持っておけと)。まぁ、女性は、追い詰めると泣きだす人がいるからにゃあ。

と言うところで、追い詰めるヤツも悪いのだが、追い詰めるヤツを諫めるヤツが出ないのも悪い。そう言うマンチキンを見抜けなかった主催者と言うか、レフリー?人狼の判定者なんて言うんだっけ?、まぁ、その人の管理力が悪い。

そもそも、ゆるーい感じで遊びに来ている人と、ガチで「勝利か死か」みたいな人をごちゃ混ぜでプレイしている時点で、よろしくない。

この問題も、コンベンションなら常に付きまとう問題で、80年代からなんも変わってない。と言うかむしろ悪化してないか?。80年代は、ベテラン陣がフォローが凄く上手くて、「コイツ初心者」と分かった時点で、全員、初心者フォローシフトですよ。しかも、カバーするために犠牲になってる感は微塵も感じさせないの。オマケに、フォローはするが甘やかさないと言う…って今考えると、その時のメンバーが異常だな。

ただまぁ、90年代の後半に入ると、RPGマガジンでも「こういうプレイヤー/マスターはイヤだ」みたいな、反面教師にして自戒してね。と言う特集を組むぐらい、マンチキン(正確には「ルールの隙を突いて、有利に事を運ぼうとする人」だが、私はそこから、自分が勝つために手段を問わない人まで拡大解釈しているので悪しからず)は増えていた。いわゆるガチゲーマー。空気を読まず、自分の勝利だけに固執する。戦闘がないと、露骨に「ヒマ」「退屈」「クソシナリオ」とか言う奴。

で、そう言うヤツに限って、初心者のフリにして、初心者テーブルに潜り込んで「オレ、サイキョー」ってやりたがると言う…実力はないけど、努力せずに勝ちたいと言う、チート野郎は永遠の課題ですな。

前も書いたけど、人狼はパーティーゲームと思ってる。ハンカチ落としに毛が生えた感覚でやるのが適当で、推理ゲームだとか、騙し合いだとか、勝つ事にムキになった人が発生した時点でダメになるゲームだと思う。「上手く逃げ切ったねー」とか「良く見極めたねー」で終わるべきで、私に敗北はゆるされんのだ見たいな意識を持つ時点でアカンと思う。

と言うか、そう言う意識を持っているなら、ゲームアウトになってんじゃネーよと言う。初心者っぽい女性に最後の決断が回ってきたって事は、ゲームアウトになってるんだよねぇ?。たぶん。

基本、ゲームの「最後の決断」は、ゲームの醍醐味であるはずで、そこに泣き出すほどのプレッシャーがかかるってのは、よほどの圧を掛けた人間がいるってこったな。やっは、場の管理力の無さが原因かと。

そもそも、ゲームのシステムに仮託せずに、ダイレクトに話術と演技力で勝敗が決まるのは、ゲームシステムと言えるのか?。と言うわけで、やっぱデザイナーは緩いパーティーゲームとして作ってると思うんだよなぁ。人狼でガチに勝敗を競い合うのは、ズレてんじゃないかと。テーブルトークと同じで、その場を楽しんだ、盛り上げた人が勝ち。だと思う。


Su24撃墜事件(2015/11/25)
根本問題として、フェンサーが二機だけでフラフラ飛んでる理由は、まず間違いなく、偵察行動中だったとしか考えられない。シリア空爆にかこつけて、地形データ採集したれ。だと思うのだが。残骸が回収できれば、MRかMPか判別できそうだが、敵地に落ちたんじゃなぁ。

だいたい共産圏が、こわもてに出る時は、自分の失態を隠すためで、相手を威嚇しようとしているんだわな。推理ドラマで「証拠はあるのか!」って怒鳴るようなもん。今時、警告無しで撃墜するような国はない(戦争状態にあるならともかく)。北朝鮮でさえ、警告はする。そもそも、警告、誘導に従えば撃つ事はしないのが普通。さらに言えば、従わずとも、退去の意志を見せれば、撃たないと思う。

まぁ、どの報道見ても、ロシアは無茶な言い訳しているが、フェンサーが何をしていたか。は、触れていない。言えるわけ無いのだが、せめて「計器不調で行方不明になった機を捜索中だった」と言えば、まだ良かった気がするが。この失態で、少なくとも部隊長はシベリア送りやのぅ。

そもそも、トルコとロシアの関係はすごく改善されていた。パイプラインの設置とかするぐらいに。なので、トルコが無理に撃墜する理由は微塵もない。しつこい領空侵犯でやむなく落としたら、ロシア機かよと言うので、一番真っ青のはトルコだと思う。ここで、トルコに恩を売っておくと、世界を敵に回してもトルコだけは味方になってくれると思う(悪い笑顔)。

まぁ、ロシアの方は、いつも通り、左手のナイフを手放していなかった。と言う事かな。不可侵条約結んでおいて、一方的に破棄するのがお家芸だし。

ネットの初動は、なんしかロシアの味方が多い。とくに、2chもどき系の速報型。新潟日報の事件を鑑みても、2ch系荒らしってそう言う人たちなんか?。と言うのがどんどん濃くなっていくので、助けてください。


小久保監督に向けられる罵声の謎(2015/11/27)
プレミア12での敗退で、やたらとバッシングをうけ、一部では辞めろの大合唱になっているわけですが、コレが謎。オリンピック銅メダル、つまり三位は良くて、プレミア12はダメなんだ?。

前回のWBCも、最後のオリンピックも、あまり良い成績を残していない。その時に比べると、罵声がかなり酷い気がする。いつぞやのWBCで、ハンパなダブルスチールのサインを出して失敗した時よりも酷い。

そもそも、WBCに向けての組閣なんで、プレミア12は前哨戦。ようやくの実戦評価が出来たところだろう。サッカーなら、ワールドカップ前の世界大会で、敗退しても、ハリル辞めろーとか、一切言わないよね。つか、プレミア12で三位、WBCに向けての課題と手応えが見た所だと思うのだが。

小久保辞めろと言うならば、結果を残せなかった選手は代表辞退しろとも言うのが、公平ではないか?。そもそも、代表監督は、選手を借り受けている身で、ケガをさせない、過度に使わないとか、必要以上に気を遣うそうだ。名伯楽と言っていい、大阪桐蔭の西谷監督も、U-18世界大会で言ってたし。

ちなみに、私も小久保監督は余り評価していない。西谷監督が佐藤世那が100球超えても続投させたのは、降板でリズム、流れを変えたくなかったと言っているように、流れをつかめない監督は、あまりよろしくない監督だ。勝負所が見えていないとも言う。が、罵倒するほどでも無かろう。踏ん張れなかった選手にも非はある。

と言うところで、分からないなりに推論を立ててみたところ、韓国に負けた。と言うのが理由と思われる。これが、アメリカやキューバに負けて三位だったら、罵倒されていないハズだ。

辞めろ辞めろと言っている人は、調べてみると平素から韓国を罵倒している人だったら、面白いと言うか怖いというか。特定の国とのスポーツ対決で、国の威信がと言うような人は、アホゥであり、隣の国で「入賞できなくても日本に勝ったからok」と同レベルやんけと。

さらに考えを進めてみると、この辺の人は、唾を吐く対象を求めているだけの、憎悪の人。理由もなく、ただ憎しみに囚われている人だろう。

60年代の安保闘争後、理念をもった知識人は、闘争から去っていったわけだが、残った人は、ワケもなく国や政府、官僚に唾を吐きたいだけの、怨執の人だったのではないか。と考えると、戦後左翼の「○○ガー」は合点がいく。対象は、何でも良くて、唾が吐ければいい。そして、サヨクかっこ悪いが定着した現在、韓国を対象にしている人が増えてきている気がする。

戦後サヨクを左翼と呼びたくないように、この嫌韓を右翼と呼びたくないわけですわ。保守でもなんでもないし。で、この二つ、唾を吐く対象が違うだけで、根っこは同じなんだよね。ただ、罵声を浴びせる対象が欲しいだけ。理念もビジョンもない。同レベルだから仲良くケンカできるわけだけど。

最近の応酬に、右も左もない。と思っている人は多いと思うんだけど、理由の一つとしてあり得ると思う。自分の中の怒りや憎しみを上手く処理できず、公器に当たり散らす怨囚人。

等割地獄の罪人は「常に相手を害してやろうと言う気持ちを持っていて、お互いに鉄の爪でつかみ割く。やがて骨だけになると、鬼が鉄棒で砕いて粉として、風が吹くと復活し、またつかみ合う」を繰り返すそうだ。生きながらの地獄送りですな。

恨み辛みは、吐き出すと楽になるような気がする。残念ながら、気がするだけで、吐き出すほどに怨みは肥大化していく。飲み込んでしまえば、自分より大きくなる事はないが、吐きだした怨みは際限なく肥大化し、人格すらも乗っ取られる。

「ある人に怨みを残し、鬼となりました。その敵をとり殺し、子、孫、曾孫、玄孫までとり殺し、今は殺すべき相手がいません。それでも瞋恚(怒り)の炎は納まらず、自分一人だけが尽きせぬ瞋恚の炎に燃え焦がされて、せんかたない苦しみを受けています。」

と言うのは、宇治拾遺物語で、鬼が日蔵聖人に語った話。ネットで粘着している人も、罵倒してその瞬間は気が晴れるかも知れないが、それは喉が渇いたからと、海水を飲むようなもの。乾きが増すだけ。新潟日報のあの部長も、憎しみに飲み込まれた一人だろうと思う。
 



シネマチックシューターという袋小路(2015/11/29)
ウルフェンシュタイン:ニューオーダーが85%オフだったので買いました。がっかり。

シャバイ射撃感と、達成目標という名のお使い、演出過多と、まさに袋小路。バイオショックインフィニティよりゃマシな射撃感ですが。カットインムービーの合間に、シューティングあるという感じは、まさにJRPGがたどった進化の袋小路を思い出させる。イベント追いかけるのが面倒で投げそう。これなら、シャドウウォーリアで、ヒャッハーのが良かったかなぁ…

まだ、2009年のウルフェンシュタインのが良かった気がする。このニューオーダーは、どっちかというと、ハードリセットよりな感じがしている。中ボス戦の退き撃ちしながら、回り込む感じ。サムのような大群を捌く感じもないからショボイ。

まぁ、スライディングしながら、死体見つけても騒がない敵を相手にステルスよりのゲームなんかなぁ…DX:HRみたいな楽しさもないし。なんとも中途半端。

まぁ、2014年の6月発売だし。ちょうど、2013年がシネマチックシューターが最後の叫び声を上げてた時期とすると、断末魔としては妥当な出来ではある。のかなぁ?…。

ともあれ、バイオショック:インフィニティを神ゲー。すごいシナリオ!とか思える坊ちゃん嬢ちゃんにはイイモノと思われます。

ストーリーライドなシューターというのは、無謀なんだなと。ストーリーライドなシューターの数少ない成功作と言われる、ハーフライフも、私は射撃戦闘のあるアクションアドベンチャーだと思っている。だからこそ2は、ああもアドベンチャーゲーム寄りなのだと思うわけで。つか、ワイヤーでつられたコンテナの上をジャンプで渡る(落ちたら即死)シューターがあるものかと。

CoD2も、達成目標までひた走るゲームなんだが、やらされてる感より、やっている感のが強かった…気がするのは、まだ私が初々しい頃にプレイしたからだろうか?。

バイオショックインフィニティやこのニューオーダーを傑作と言う、今の若人も、なんかしたら、同じような事を言うのだろうか?…残ってないか、シネマチックシューターが。

つーか、CoD2はドラマ性の高いシューターであって、シネマチックシューターではなかった。まだちゃんとシューターだったんだよね。シネマチックシューターは、演出ありきで出来ているから、無理やりQTEとかをねじ込んでゲームに見せているだけだし。QTEからシューティングシーンまでもが演出ありきになってしまったからこそ、袋小路と言っているわけで。

シネマチックシューターは、シューターと付いているが、もはやシューターではない別のもの。イベントを楽しむ、違うゲームなんだ。と、バイオショックインフィニティなんかは、射撃のあるアクションアドベンチャーとしてのハーフライフの後継と言っても良いぐらいだし。ストーリードリブンを目指すと、どうしてもアドベンチャーになってしまう。

射撃(射的)とシューターの違いが分からない人が、バイオショックインフィニティをシューターとしても評価していると思う。MW3から入った人が多かろうから、やむを得ん話ではあろうけども。私も自信ないし。

で、この袋小路に出口があるかというと、どうも無いッぽい。CoDの最新作は、スポーツシューターだし、BFは原作付きに逃げてしまった(スターウォーズ:バトルフロント)。まぁ、ドコに逃げても良いが、きちんとシューターとして成立してくれてば、それで良いのだけど。

あー、レベルデザインの手間を、ストーリーで誤魔化すのが、シネマチックかもなぁ……ヒットマンとかシーフの最新作とかも、誤魔化せてないけど、誤魔化そうとしているよね。まぁ、昔のシューターは、シナリオのヘボさを、レベルデザインで誤魔化していたとも言えるのだが。

うーん、この辺のシネマチックシューターへのゲームライフの人のレビューを見たいものだわ。



割り切れば、それなり(2015/11/30)
ウルフェンシュタイン:ニューオーダー。FPSとしては凡作以下で、ガッカリ。シューターとしては、ゲーム中で「悪夢」と表現されている、8bit時代のウルフェンシュタイン3Dの世界に迷い込んだ方が楽しいと言う。

それでもまぁ、ステージが切り替わるごとに、装備をリセットされてナイフ一本で潜入工作させられ、投げナイフでステルスキルしたりとかしているウチに、あー、この既視感はDishonoredだなと。思い至りまして。

シューターではなく、シューティングアクションと割り切れば、そこそこ楽しめるようになりました。めんどくさいけど。無敵の敵に追われながら、 ダッシュスライディングでしかくぐれない障害物競走とか、助走がほとんど無い場所でのダッシュジャンプとか。FPSと考えた場合、邪魔でしかないけど、アクションゲームなら、まぁ味付けの変化として許容できる。そんな感じ。

となると沸いてくる疑問が、シューターとアクションの区切りが分からない人というか、曖昧になってきているのだろうか?。グラディウスはシューティングだが、バイオニックコマンドー(古い方)はアクションだろう。じゃあ、魂斗羅は?。

私はアクションに入れるのだが、シューティングに入れる人もいそうだ。 いずれにせよ、鉄砲撃てばシューターというのは、戦術と戦略の違いが分かってないのと、同レベルと思う次第。

ジャンル分けのルールが定まっていないのが、ゲームの悪いところだよなぁ。タワーでもディフェンスでもないのに、本格タワーディフェンスとかのDMMとか。どう考えても、戦術級なのに戦略SLGと名乗るとか。レベルデザイン と言う言葉が中途半端な設定のまま普及している現状とか。パッケージに書いてあるゲームのウリが まったく実装されてないとか。

だいぶマシ※になったけど、それでも他業種の製品だったら、虚偽記載で一発アウトなゲームはまだある。


※ノベルゲームと言いつつ選択肢ゼロだったりするのが、今はノベルウェアと自称したり、ゲーム性は無い事を明言していたり。繰り返すが、読み物と分かってて買うのはユーザーの責任で、ゲーム性を謳っていたり、匂わせておいて、インストールしてみたら、選択肢ゼロでは詐欺だと言うのが、私の主張

んで、選択肢はでるが常に二択で、正解と不正解しかなく、不正解を選ぶと即ゲームオーバーなADVは、限りなく黒いグレーと思う。







 



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