十二月の夢酔

自己の弱点を知ることは、損失をつぐなう第一歩
−トマス・ア・ケンピス(宗教家・修道僧)


足りないもの(2002/12/1)
私が人として足りないモノは山のようにあるので、それは別にして、「特定の食べ物を、無性に食べたくなるとき。それは、その食べ物がもつ栄養素が欠乏しているために、身体が欲している。」と言う説(俗説?)がある。

今、私は、どんぶりメシと粉末の「あさげ」が食べたくて仕方ないのだ。なにが足りないのだろう?。単純に腹減っているだけ。と言うわけではないです。晩飯食ってから書いてるし。

私は、生みそよりも、粉末の方を選ぶ。と言うのも、いくら保存がきくと言っても生は生、粉末にはかなわないのだ。また、野営中、ゴミが少なくて良い。粉末のあさげは、紙袋なので燃やせるが、生みそはビニールだ。ま、一番の要因は安いからなんですが…6パックで100円だったのね。生タイプは3パックで100円。吉野屋のみそ汁も、明らかにあさげだしね。

どんぶりメシに、あさげって私の定番食だったからなぁ…ちょっと余裕があると、ターンオーバー(両面焼く目玉焼き)をどんぶりの上に載せて、焼き肉のたれと、一味、マヨネーズを薬味にして食ったものだ。

もっと余裕があると、豚肉の腕切り落としと、ニラを買ってきて、豚肉を食べやすいサイズに切り、しょうゆと、うどんだし(めんつゆ)を合わせたものに、4〜5時間つけ込む。フライパンで豚肉を炒め、ニラを投入し、しょうゆとうどんだしと水を合わせ(分量は好み)たモノを入れる。そこに溶き卵を加えてとじる。

ま、豚肉で作る親子丼みたいな感じ。薬味は一味が良い。マヨラーは、マヨネーズと一味でGO。これに、粉末あさげ。当時のごちそう。たぶん、満ち足りてる人が食っても美味くないけど、腹ぺこキッズには美味いと思う。ご飯の一合は軽く食える。豚の腕は安いし、ニラも安い。卵も安いところなら、Lサイズパックで100円程度。4食程度にはなるよ。試せとはよう言わんけど(笑)。

コツは、しっかりつけ込むコトかな。辛いってぐらいのタレに余裕があれば、一日や一晩浸けた方が良い。浅漬けだと、味が薄くなるので。

ともあれ、白飯、温飯をがっつり食いたい衝動があるんでヤンスよ。困ったな。豚肉も食いたいんだよね〜。豚カツとかさ…ビタミンB群の不足か?。


疑問(2002/12/3)
私が人として生きていることへの疑問は…って、自虐ネタはしつこい?。自虐して他人を追いつめるのが、芸風なんで。

さて、最近の疑問と言えば、鳩山由起夫(元民主党党首)って、書き方はややフライングかな?。確かに「鶏口となるも牛後となるなかれ」などという言葉も御座いますが、何故、このお方は、こうも鶏口にこだわりますかねぇ…まぁ、此度の事変は「ボクの言うこと聞かないんなら、出ていってやるよ。行こうぜ、みんな」と言ったら、誰もついてきてくれなかったお坊ちゃま。って感じですかねぇ…

常に、お山(高さは不問)の大将で無いと、気が済まない。って言うのも、不幸かもねぇ…政策というか、政治信条もなんか不統一な印象を受けるのは、常に反自民党に徹したためかな。その時折の自民党の政策に反対するのを論拠にしてるから、党首討論でおもくそ矛盾突かれて、窮してましたし。まぁ、政治の表舞台からは、脱落でしょうね…人がついて来てないから、裏舞台もダメっぽいし。次の選挙も危ぶまれますな。

NOAH。車じゃなくて、プロレス団体の方。私の地域では、深夜放送なので、不眠とタイミングが合うと見るのだけど、試合内容は、すごく高度。たぶん、新日よりも高度。なんだけど、全然、盛り上がらないのは、なぜでしょう。

先頃のベイダー・スコーピオ組対秋山組(済みません、パートナー忘れました)。まさに、力のベイダーと技のスコーピオ。2000万パワーズですわ(古い)。スコーピオのルチャは、たぶん世界のトップレベル。コーナーポストから、サイドロープへ跳び、サイドロープから、一回転ギロチンとか、エプロンサイドからの一回転ボディーアタックとか、まさに幻惑飛翔。一気にお気に入り(笑)。ベイダーは、WCWの頃から比べると、少し太ったと言うか、肉がたるんで来たような気がする…気のせいかなぁ…

たぶん、盛り上がらないのは、客のボルテージが低いせいだろう。秋山が、アトミックホイップで、スコーピオをパートナーにパス。パートナーがそのままキャッチにして、パワーボムを華麗に決めたのに、歓声無し。スコーピオがフォールを返したらようやくどよめき。全日本プロレスの頃から…って全日まだあるけど…全日の客は大人しすぎるよね。新日のは五月蠅すぎるけど(笑)

あと、国交正常化問題。根本的な疑問なんだけど、ああいう犯罪国家と国交を正常に結ぶ必要ってあるのかな?。病院での緊急会見。とかやってたけどさ…めさめさ、顔色良いし、医師も付き添わない。かなり悪いという割には、検査器具の一切無い病室でしたな。傾国の政府高官も「拉致を認めたことのが重要ではないのか」とか言う意図の、意味不明なことを言うておりましたな。

認めたんなら、謝意を見せて欲しいなぁ。誠意をもって。儒教の国でしょ。反省の色無しじゃねぇ…今までの各国の対応ってさ、おじいちゃんと悪ガキ見たいなもんで「ほーか、ほーか」で済ませていたんだけど、イタズラが目に余るので本気で怒りはじめた状態なんだよね、今。

ちょっと前まで、本気で最強の軍事国家と思っていた節があるからなぁ…ま、確かに失うモノがなにもない国の軍隊だから、強いだろうけど。精神的にも同国人に躊躇する韓国と、進み奪うしか生きる手がない北朝鮮では、覚悟の量が違う…ま、奇襲によって、かなりの地歩を得るだろうけど、最終的には、押し戻されるだろうねぇ…って言うのは、朝鮮戦争で分かってるハズなんだけど。

最後に柔らかいネタ。変化球。最近名前増え過ぎじゃない?。カットボールとか、Vスライダー、縦のスライダーとかさ。いや、カットボールと縦のスライダーが同じモノかどうか知らないけど。ラリアットに、自分の名前つければ、オリジナル技見たいな風潮は避けて欲しいなぁ…

男性なら、中高生の頃、一度は変化球のキャッチボールしたことあると思いますが、私は、スライダーが投げられません。当時も教えて貰ったのですが、横にスライドせず、縦に沈み込むんですよね。現代なら、縦スライダー使いとして、勇名を馳せたのでしょうが、当時はスライダーの失敗でしか無かったのよ(笑)。ま、その変わり、少々長く、柔軟な指(ソフトボールもらくらく挟めるし、指をそり返して、手首につけることもできる)をもっていたので、フォークは魔球並でしたわ。

縫い目のないゴムボールなのに、一度浮いて(浮いたよう見えて)から、鋭角に急降下するので、成功する(失敗すると真縦のどろんとしたカーブになる。成功率低し・笑)とみな目をひんむいてましたわ〜(見送るからボールになるのだけど、変化しすぎ)。浅く挟んで、つまみ出すようにすると普通のフォークと言うかSFFと言うか。あとは、特徴のないカーブと、鋭くちょこっと曲がるシュート。ただ、やたらコントロール悪いので不評でした。ああ、懐かしき学生時代(笑)。


尊崇(2002/12/9)
言葉を考えていたら、ずいぶんと日が経ってしまいました。まぁ、ゲームしてたのもあるんですが。

二、三日前、ワイドスクランブルというワイドショーで「在日朝鮮人の方々による拉致問題の意見会というか討論会」というのを取材していたのですね。相変わらず、チャンネル回していると偶然見つけたので、途中からだったんです。

「金正日が認めるとは思わなかった。認めたことが重要だ」というところから見たので、まぁだ、養護しますか?。とか思っていたのですが、それは途中から見た弊害でした。たぶん、被害者と直接縁故のある人以外で、一番、憤慨しているのは、在日の方なんだなぁ。と痛感。まぁ、総連を通じて、朝鮮半島にいる血縁者に支援しているつもりが、裏切られたのですから。というのも、ゼロでは無いでしょうが、それ以上に、民族の誇りに反するが故に憤慨している方が強い。

「朝鮮は、ここ千年で侵略や拉致をしたことがないのが誇りだった。金正日は、その誇りを傷つけた」と言っておられたことからも明白。

なかでも、初老の男性が言われた言葉が非常に重たく、思わず「格好良い」と呟いてしまいました。
その概略は「拉致問題の話をすると、日本も戦争中に、強制連行と言う拉致をやっている。それの謝罪も賠償もしていないのに、一方だけが謝るなんて、おかしい。なんて、バカな議論はしない」というもの。

なかなか言えるもんじゃないですよ、これ。相手の非を問わず、まずは自分の非を詫びる。友達との口論にしたって「おまえ、あのとき、あんなコトしたじゃないか」と水掛け論になって、双方が引くに引けなくなり、そのまま疎遠に。って言うのは、体験された人も多いでしょう。

自分の非を認め、謝意を示す。ファラントー精神ここにあり。って感じですかね。こうした態度でいられると、下手に怒鳴り込まれるよりも、遙かに申し訳なく思い、罪の意識を深く感じるものですね。胸が痛いです。さらには、「我々、在日朝鮮人も、強制連行という拉致の二世、三世なんだ」と言う発言には、返す言葉もありません。

どちらの被害者も、死ぬまで許してはくれないでしょう。だからこそ、誠意をもって、謝り続けなければいけないのでしょうね。心の底から、罪を悔い、許しを請うていることが伝われば、許してはくれないでしょうが、憎しみを捨ててくれるのではないでしょうか。

そして、本当の謝罪とは、言葉ではなく、罪を本心から悔いているかどうか…子供の頃、「ちゃんと謝れ」「謝ったやんけー」と、さらに険悪になっていったのも、罪を感じ取れていなかったからでしょうね。

関連するかどうかわかりませんけど、イージス艦の派遣が、軍国につながるとか言っている人もいますけど、流した血は、血でしか償えません。だからといって、切腹するわけにも行きませんので、血と同じもの、それは汗です。血よりも価値は下がりますので、幾倍にしても足りないですが、汗で償うしかありません。

国連が侵略行為と議決したら、日本に核兵器を好きなだけ撃ち込んで良い。と言うぐらいの覚悟を見せて欲しいなぁ。ハイそうですかと、家に閉じこもっていたって、関係は改善されないし、資金援助しても、喜ぶのは政府だけ。本当に謝らなきゃいけないのは、末端の国民に対してでしょ?。その国の人に見えるトコで、謝意を見せなきゃ…

私が高校生の頃、こんな話を読んだことがあります。「青年海外協力隊か何かで、医師が東南アジアに赴任したおり、日本人に看られるぐらいなら死ぬ。とまで言われて拒絶されたが、根気よく治療を続け、先生と慕われるようになった」と言う話です。


クローン(2002/12/11)
人間のクローンが誕生するそうで。それはまぁ別に良いんだけど、クローンに反対することが人道上正しい姿勢という風潮がいやだ。どこのマスコミも、人間が触れては行けない領域。みたいなまとめ方をされると考えることを拒否して、時流に乗っているだけのような印象を受けてしまう。

成体クローンが作れるならまだしも、今のクローンは、DNAが同じだけ。年の異常に離れた双子を人工的に作れるだけのモノだ。双子でも性格が異なるように、たとえヒトラーのクローンがいたとしても、独裁者に育つ確率はかなり低い。意図的に独裁者に育てれば別だが。同じ体験を秒刻みで追体験させても、イベントから受け取る答えは異なるだろう。

部分クローンが可能となれば、臓器移植の成功率は跳ね上がるし、移植を待つ側も、自分が助かるために、誰かが死ぬのを待つ。という矛盾を感じなくてすむ…まぁ、命の尊さを考えるには良い時間かもしれないけど…歯なんて、クローン再生できると、とてもありがたいものだと思う。未来の歯医者は、バイオテッキーとなっているかもしれない。なんにしても、クローン技術の進歩には賛成だが、一個の生命体として誕生させることには、少々疑問を感じる。というのが正直なところかな…

かと言って、どこぞの新興宗教の様に、不老不死をもたらす技術。とか頭の悪いことも思わない。つーか、永遠の命を本気で欲しがることが信じられない。そんなに生きてどうするんだ?。

よくよく考えれば、中世では錬金術は、最先端科学(化学?)だった訳で、その技術を利用して、生命の塩だの、賢者の石だの、見つけだそうとし、エリキシルなんてものも求めていたのだから、人間は全く進化していないんだなぁ…と痛感する。ニセ錬金術と、それに乗せられる愚か者も、いつの時代にもいるもんだ。

二、三年前ならば、クローン人間と言うと、映画のごとく、記憶や人格を完全にコピーできると信じている自称有識者(ワイドショーコメンテーター)もいたのだが、最近はさすがにいなくなったようだ。

現在のクローン技術は、理論上は可能で、実際に行うとどういう問題が起こるかは暗中模索の状態だ。クローン一号と言われる羊のドリーも、異常な若さで関節炎(人間で言うと、リューマチ?)を起こしているらしく、急速に老いていると言っても良いだろう。世界的に「家畜のクローン」に成功と報道される裏には、その何倍かの失敗例がある。成功が珍しくなければ、ニュースにはならないしね。

バンキシャという番組で、例の新興宗教の日本支部に、クローンの失敗例の写真を見せていたが、一様に動揺して、「家畜と人間は違う。とにかく違う」と繰り返していた。ま、確かに違うわな。家畜の世界では許容される範囲であっても、複雑な社会を形成している人間には致命となるだろうから。

来年一月に生まれるとされる人間のクローンは、公表されず、この世に誕生したという記録も残らないと思う。そして、そのクローンに携わった医師や科学者は、二度目の挑戦はしないだろう。

科学という悪魔によって妊娠されられたローズマリィの赤ちゃんとなるだろうから。よしんば、完全体として誕生しても、クローン羊のドリーの様に、急速な老化を始めないとも限らない。もし、急速な加齢によって、夭折したら、それは天寿なのだろうか?、それとも単なる失敗作だったのだろうか…


サイボーグ魂(2002/12/12)
松本人志が、ボクシングジムに通って、身体改造。って番組なんだけど、それはそれで良いんだけど、ボクシングのコーチが、課題として「パンチを撃つとき、腕を捻りながら撃つ」というのを課題にしていたんですわ。

おお、高嶺りゅうじのブーメランフック。ホセ・メンドーサのコークスクリュー。とか思ったら、普通にジャブやストレート撃つときに、捻るだけらしい。

普通にパンチ撃ったら、腕捻りません?。スタンダードに構えたら、手のひらは側面、時計で言う9時〜8時ぐらいになってますよね。そこからストレート撃つと、手のひらは下を向くと思うんですけど。ストレートどころか、まっすぐ前に腕を伸ばそうとすると、手のひら下を向くんですけど…

手のひらが、やや外を向くまで捻るんですかね?。そうすると、外側へ開くパンチになってしまうんですけど?。それを開かないようにするのが、ボクシングの技術なんかなぁ?。とか、思いながら見てました。

そもそも、手のひらが下を向くくらいに、捻らないと、パンチに肩が入らないし。肩が入らないと、せっかく踏み込みで得たエネルギーが、足首、膝、腰、背中、肩、肘、手首と徹るから威力のあるパンチが打てるんで、肩が入らないと、せっかくのエネルギーを肩で遮断して、腕だけでパンチ打ってる事になっちゃう。いわゆる女の子パンチ。

色々と試した結果、腰と肩を入れようとせず、構えからまっすぐ腕を伸ばすと、手のひらは、時計の7時〜8時の角度のまま、出ていくことに気がつく。なるほど、たぶん普通の人は、この状態なんだ。すべてにおいて、「徹し」を考えている私の方が異常と。誰に教わるでもなく、それができる私は、自慢しても良いのかなぁ…だからといって、そのスポーツで大成するかどうかは別だけどね。他にも、必要な要素はたくさんあるわけだし。私、蓄膿気味で、平時から口で呼吸するからスタミナ全く無いのよ(笑)。スタミナ無いくせに受け型だから、準決勝止まりなんですが。

あ、たまたま松本紳介の再放送が、キャッチボールの回だったんだけど、松本人志の投げ方が、典型的な肩の入ってない投げ方していたので、パンチの方も納得。肩の使い方が、わかってなかったみたい。にしても、サイボーグ魂のチェックで、反射神経と動体視力は、トップクラスの成績だったらしい松本人志さんなんですが、キャッチボールの回みて、納得。

結構な速さで、投げている紳介さんの球に全部反応できてるんですわ。アレはすごい。ただ、性格的に、ビビリなせいで情けなく映ってはいますけど。ボクシングで、自信を付けたら、ビビリも直るかも。とか思ったり(笑)


穴埋め(2002/12/14)
さても、良いネタがないので、簡易レビューでごまかし。

インタラクトプレイVR:マシンスペックが上がったので、3Dモノに挑戦。よく言われることですが、FFなみのCGムービーで、18禁ををやろうって言うんだから、大したモノ。

ゲームとしては、痴漢モノで、犯罪者が主人公な訳で、ゲーム内容もポリゴンの女性をぐりぐりさわって、ゲージを貯めるだけのモノ。まぁ、3Dの出来を楽しむ環境ソフトに近いもの。とゲーム性を元々期待してなかったので、その辺はOK。

ただ、そうして割り切っていたので、エンディングは一本取られたって感じです。犯罪者主人公モノにありがちな、犯罪の報いとして、無惨な死を迎える。というオチかと思っていたら、もう一ひねりあって、そっちに持ってく?。って感じで、ちょっと感動。不意にトワイライトゾーンとか、見た気分です。

バトルレイパー:3D対戦格闘モノ。えーとねゲームとしては、追尾が甘く、半キャラずれがよく起こる。マシンスペックのせいかも知れないけど。バーチャファイターとか、デッドオアアライヴの様な、リアルファイトモノか、ストリートファイターシリーズのようなトンでもモノか、どっちかにきっちり寄せて欲しかったな。機動装甲服とか、サイボーグとか出すんなら、色物キャラを一人は入れて欲しかったなぁ。ロケットパンチとか、ミサイル乱射とか。超必殺技が、みんな手から怪光線なんだもん。

エルフオールスター脱衣雀2:本格派麻雀と言っているだけあって本格的。こんなにまともに麻雀できたのは、ゲームアーツの「ぎゃんぶらあ自己中心派」以来かなぁ。

なんだか人気が高い「麻雀幻想曲」なんて、敵はイカサマするくせに、自分は出来ないと言う卑怯ぶり。麻雀黙示録は、自分がリーチかけると、他の三人が現物を切ってくるという始末。それに比べると、とてもイイ出来。脱衣だけでなく、稼いだ点棒で、ディスクトップアクセサリーを購入できるので、非常に出来の良い、ファンディスクと考えても良いかも知れない。


ブラックワイドショー(2002/12/15)
全国ではいつ放送しているのか知らないけれど、私の地域では土曜の深夜にやってます。

世界中のタブロイドニュースをピックアップして放送している、ネタに特化した「世界丸見え」とか「不思議体験アンビリバボー」なんですが…って、この二つも十分ネタなんですけどね。

こういうタブロイド(日本で言うところのスポーツ新聞)ネタは、ネタと認識してやってくれれば大好きなんです。あくまで、真実と言い張るバカ野郎な番組も結構あるしね。潰れた「これマジ?」とかさ。

そこで、先日の夕方のニュースで、安藤優子さんが「こんな訓練を真剣にやっている国があることが驚愕です」と言っていた、北朝鮮のプロパガンダ用過剰演出あり軍隊訓練風景を、ブラックワイドショーでネタとして扱ってました。

だいたい、アレを本気でやっていると受け取る人間の感性を疑うぞ?。アレは、国民向けの戦意高揚(本当にするかどうかは別として)のための映像。というより、映画に近いモノ。と思っていたら、ブラックワイドショーで、モロ映画だと判明。

ジャングルで視界の悪いベトナムでさえ、5〜6メートルの間隔をとるように徹底していたというのに。あんなに、密集していたら、一連射で、全滅だよ。もろに、カメラフレーム映えする様に設定されているただの映画だ。

つーか、アレを真剣にやっている映像として、取り上げるニュース番組のディレクターの脳味噌を疑う。つーか、悪質マスメディアの扇動だ。木村太郎さんもちゃんと言った方がいいぞ?。まぁ、確かにアレが本気だと言う可能性もあるけど、共産圏は、ソ連の軍事顧問が教育してたはずだからさ。

アフガンの時も、無駄に煽っていたし…どう見ても15人ぐらいしか、反米デモしていないのに「村をあげてのデモ行進です」とかやってたしな、あの局。

というわけで、ブラックワイドショー、一度見てみましょう。付けっぱなしにしておくにはちょうどいい番組です。細川大佐の淡々とした読み方も好きだ(笑)


プライド23(2002/12/16)
吉田秀彦対ドン・フライ戦を見る。寝ようと思った頃に目に入ったので、思わず目が冴える。

一応、合気や古流柔術と同じ護身から生まれた柔道。ってまぁ大東流の流れなんだけど。完全なスポーツ化してしまい、格闘技としての戦闘力を失っていると言われて等しい柔道ですが、寝技を推奨しているプライドのリングでは、なかなかに有効ですな。

まぁ、考えてみれば、プロレスなんかで使われている、間接技や締め技のほとんどが柔道、というか柔術の技なんで、威力はあるはずですね。腕十字だの、片羽締め、裸締め(スリーパーホールドは立ってやる技)、少し流行った三角締め、裏投げ、俵返し(サイドスープレックス)と、柔道でも使う技は結構あるなぁ。

私は選手生命が中学で終わったので、間接技はほとんど知りません(間接技の解禁は高校生以上)が、脇固め、片固め、古風な名前の技は全部、柔術系の技かも。ちなみに、片羽締め、十字締め(襟がないとできないけど)とか習いましたわ…今で言うマウントポジションでの攻防も、柔道では良くある体勢で、寝技の練習はあの体勢から始めたもんです。殴る蹴るは禁止だから無いけど(笑)。吉田選手が、マウントポジションでの攻防に長けるのも、納得ですなぁ。

ま、押さえ込みも、デブが乗ってるから、動けないんだろ。と言われるのですが、相手を殺さずに無効化するのが、押さえ込みな訳で、きっちり決まると、ホントに動けません。体育の時間とか、素人さんに逆さ袈裟固め(一番簡単に抜けれそうな押さえ方なので)をかけて、おちょくってましたわ。

あとは、ウケ狙いのコミカルファイターとしてのスモウでなくて、まっとうな力士の登場が望まれますなぁ。世の中では、白眼視されているけど、相撲は、力士は異常に強い。それを証明して欲しいですわ。立ち会いの衝撃力なんて、200sとか言うし。相撲の立ち会いの距離から、それだけの衝撃を生むには、勁が必要でしょうなぁ。

で、目が冴えたので、プロレスを見ていたんだけど、往年の名レスラー星野勘太郎さんが、ヒールの総帥としてご活躍。その暗躍ぶりは、新日が一番輝いていて、プロレスらしさを持っていた、ドクター若松(だっけ?、カエレコールの人)を彷彿として、何か懐かしくもありながら、良い意味で原点回帰したと思うわ。魔界軍団いいキャラ多いし。

単純なヒールなだけでなく、なにかダークヒーローの臭いがする「狂犬」村上とか、ストロングマシーン一号二号を彷彿とさせる魔界一号二号とか、いい感じです。あとは星野総帥の悪役キャラの方向性が決まれば完璧でしょう。

扇動するタイプなのか、寡黙に見守るタイプなのか、ドクター若松のように、会場を引っかき回すコミカル(?)タイプなのか…って、コミカルでは無いわね。扇動(叫んだり、マイクアピールしたり)タイプと、どっしり構えて陰の総帥型の中間な感じ。ちょっと試合の邪魔したりするし、若松要素もあり。

ん〜、でも星野総帥は、現役時代も小柄な突貫ファイターだったから、影のボスのごとく寡黙に見守るのも似合わないし、かといって饒舌なのも、イメージと違うし…今の通りのスタイルが一番なのかも。あえて、課題を挙げるとするなら、悪の総帥らしい、ゆとりとか、余裕を見せて欲しいなぁと。

ぬ、今何となく「悪の丹下段平(字が違うかも)」というフレーズが思いついたけど…結構良い線かも(笑)。魔界軍団は今が旬だ。


報道特集(2002/12/22)
ペルーリマ日本大使館占拠事件で、テロリストは処刑された。として、ペルーでは色々と物議を醸しだしているようだ。私の予言はストックホルムとリマ(2002/10/10)の最後に少し書いているけれど、番組では、処刑されたという事実を示唆するデータがあるだけで、なぜ処刑したかは、言ってなかったなぁ…

テロリストのNo2は、後ろ手に縛られて、連行されているのを見た人がいる。全員射殺という結果よりも、裁判に掛けてさらし者にした方が宣伝効果は高いと思うのだが…楽しみで殺したのか、見られて困るモノを見られたから、知られては困るモノを知られたから、口封じだったのか…現在のペルーの情勢からすると、答えが出る事はないだろうなぁ。

あんびりばぼーでも、突入した軍人が殺人罪に問われている。といった内容を放送していたかどうか、忘れてしまったけれど、私の洞察力はなかなかのモノでしょ。最近、知人に、ノストラダムスなみの予言と嬉しくない誉められ方したので。



十一月の夢酔へ】【戻る】【2003年一月の夢酔へ