九月の夢酔

 



ビルドとメイク(2016/09/04)
どうも、キャラメイクとキャラビルドの違いが分からない人が多いようだ。と言っても、今から語るのは私の脳内設定なので、私の方が間違っているかも知れないが。

キャラメイクは、端的に言えば「キャラの外見」作りと言っても良い。顔とか、職業とかを設定する事。性別は男で、人間の戦士で、出身は…とか。

対して、キャラビルドは、ユニットとしての個性と言うべきか。例えば、戦士でも、両手武器を持った一発型、剣と盾をもったバランス型、 二刀流の手数型とか。さらには、両手武器を持つにしても、重装の金属鎧を着た重戦車型、皮鎧程度に止めた戦闘機型など、特性を自分で決められるのが、ビルドであろう。

メイクとビルドがイコールでない事の証拠に、メイクはないがビルドがあるタイプとか、メイクはあるがビルドのないゲームが存在する。例えば、ドラゴンクエスト8は、勇者として固定されメイクは出来ないが、スキルの取り方でビルドは出来る(と言っても、最適解が固定している…使えるスキルと使えないスキルの落差が激しい…ので、あまりビルドとは言えないのだが)。

メイクだけでビルドがないのは、たいていのダンジョンRPGと言われるタイプ。チーム村正のクロスブラッド系とか、世界樹とか。FF11はサポジョブでわずかなビルドの余地があったけど、まぁ、無いに等しいレベル。FF14は無いね。

エルフのサムライって言うのは、ビルドではなくメイクだ。高いINTを活かして、INT補正のかかる技を効率よく回すと言うのは、プレイヤーの技量であって、ビルドじゃない気がする。前衛職のINTの低さと相殺されて、人並みのINTになりガチだしね。

ともあれ、世界樹の新作が「最強のキャラビルド」とか言うコピーつけていたり、知人から「剣街の体験版は、ビルドが体験できるよ」とか言われたりして、作り手も受け手も、メイクとビルドの違いが分かってないなぁと思ったモノで、ちょっとまとめてみたわけです。

ビルドのないゲームは、単純作業になる。有効なスキルを連打する以外は不正解になるので同じ事を繰り返すはめになるから。チーム村正のゲームは、大概そう。ダンジョン探索がしっかりしていれば、戦闘は単調でも良いけど、探索も不出来、システムも大雑把、シナリオもぐっだぐた。なのに、なんでアレを褒める人がいるのかサッパリですよ。


レベルデザインと同じで、認識のズレが起きている単語だわなと。そしてナゼか、こう言うのって誤用の方が定着して、正しい意味の方が消えていくんだよねぇ…不思議だ。


高畑事件(2016/09/10)
急転直下の展開ですが、示談が成立しての不起訴。取り下げでなく、不起訴。と言うのも一つのポイントかなぁ。と。

トドメ色の脳細胞の迷探偵の推理としては、可能性は2つ。

仮説1
合意はあったが、交際相手にばれたので、無理矢理されたと嘘をついたら、交際相手が警察に通報してしまい引くに引けなくなった。この亜種としては、そもそも、美人局案件だったと言う展開も可能。

仮説2
合意と言っても、当人がそう思っているだけの合意だった。押しに弱い女性。と言うのは、裏を返すと明確な拒絶の意思表示が出来ない女性の事で「いいよな?、いいよなァぁ!!(ギロリ)」とにらまれて、「う、うん…」と言うような展開。それが合意なら、エウリアンも合意の上での販売じゃーい。

とはいえ、不起訴にした。と言うことは、仮説1の可能性が高そうです。

が、真偽は定かではないが、どっかの週刊誌で、母親の付き人に「付き人辞めたいの?」と脅して、「入るだけだから」とラブホテルに連れ込み、強引に関係を結び、その後も呼び出していたと言う、暴行してそれをネタに強請るヤクザまがいの事をしていたとか言う記事もあって、小さい頃からチヤホヤされていると「オレの言うことに逆らうわけがない」的な思想を持つ人もいるし。

ま、週刊誌なんで、ソースとしては怪しいんですが。他にも、合意があったなら、逮捕当日に言えよ。とかも思わなくもない。言わなかったと言うことは、合意が得られなかったと思っていたからではないのか。と言う推論は、不起訴という現実に吹き飛ぶわけですが。

まぁ、一つ確定的に言えるのは、ネタがないからと、芸能人のセックススキャンダルに首突っこむ私が一番ゲスということですかね。

ネタがないのでさらに追記
報道陣をにらみつけた写真というのを見たんですが、あの表情から感じるのは、「えらいこと、やってもーた」と言う後悔とか反省ではなく、「なんでこのオレがこんな目に」という感じかな(「合意の上だったのに、なんでこんな目に」と言う方向性もあり得ますが)。反省はして無さそうなので、何年かしたら、またなんか騒ぎ起こしそう。仮説2っぽいよなぁ…でも不起訴という事実。明確な拒絶を立証できなかったと言うことかも知れないけど。 つか、ホテルの従業員を口説く感覚というのも理解しがたい私です(裏メニューでそう言うサービスのあるホテルなんか?とか)。

それはそれとして、強引な論法で不起訴とかにした人が、同種の犯罪を再犯した場合、弁護士は罪の意識を感じないのだろうか?。そんなヤワなハートじゃ勤まらないですかねぇ…まぁ、法を犯して悪事を働くのがヤクザで、法を盾に悪事を働くのが弁護士と言った人もいるとか居ないとか。人権派弁護士とか、ほぼ、トロールやもんなぁ。


あれま(2016/09/15)
はは、上げ忘れてた。
知り合いから「エルフって倒産したんだよね」と言われて、HPに行ったら、閉鎖されていた。いつ頃だったんだろう。まぁ、前にも書いたけど、乗っ取られたかの様な状態だったからねぇ…いかに一線を退いたとは言え、あの蛭田さんらしからぬ、ゲームを連発してたからさー(河原崎2とか)。旧作のDMM独占販売とかね。

蛭田さんがメインでやっていた頃は、エロスとストーリー性とゲーム性の融合を大まじめにやっていたハズなんだよ。ドラゴンナイトなんて、ガチのエロスRPGの本家だし、ドラゴンナイト4は、ストロベリー大戦略の集大成のようなもんだし。それがなんか、シルキーズで実話系に走ったり、上手いとは言えないロートルの中古ライターの代表作(御神楽少女探偵団とか)で、ひっぱってきたり、果ては、寝取り専門にシフトしていったり。経営権取られて、うちの息子をメインライターにしろとか言われたじゃねぇかと思ったぐらいです。

ドテンメイカイだっけ?、あの人のシナリオは、シナリオになってない。いや、読み物としては、まぁ、なんとかってレベルなんだけど、ゲームのシナリオにはなってないパターン。寝取られ専門ライターだし。麻呂系がDMMで高評価なのが不思議。いやまぁ、STARRESSも好評でびびるンだけど。

まぁ、エロゲは完全な、元来の意味での「やおい(やまなし おちなし いみなし)」のエロマンガレベルに落ちてるからねぇ…シチュエーションどころか、シーンの集合体でストーリー性が無いことにも気がついていないという。

とはいえ、商業として最も発達している創作業である映画の世界でも、実は結構「オレの見たいシーンだけ集めた」と言うような映画はあったりする。もちろん、大手の劇場で公開されるようなのには無いけれど、小さい映画祭とかの、ドキュメンタリー気取りとか、映像アーティスト名乗るような人の作品は、オナニーショー通り越して、自己陶酔ストリップだったりする。

美人のストリップならまだイイが、ビール腹の小汚いひげ面オッサンのセクシーダンスなんて勘弁だよね。ギャグでやっているならともかく、当人大まじめでやっているわけで。

ただまぁ、創作においては「オレの見たい世界」と言うのは、作家のモチベーションなんで、大事なこと。ただ、勘違いしてはいけないのは、オレの見たい世界ってのは問題ない。残念なことに「オレの見たいシーン」だけをつなげば、物語になると思っている「モドキ」が増えすぎた

まぁ、ぶっちゃけて、エロゲは同人のが出来が良いです。と言うか、同人とメーカーの差がありません(3D技術持っているイリュージョンは別…ゲームメーカーとしての技術は…)。そう言えば、イリュージョンのポリゴンドール作成キット以外買ってないなぁ…Vanadisと言うか影花さんも、期待に応えてくれなかったので。佐野一馬師匠も猟奇の檻がピークだったしなぁ…テリオスもドコへやらだ。

と言うのを枕にして(ながっ)。倒産記念に、嫌だけどDMMから下級生復刻版を買いました。相変わらず、ティナの「はは…ピエロでーす」は重いわ。名作良作wikiだったっけ。でも、そこに触れられておらず(たしか、ヒロインがエキセントリックとか意味不明な言動を繰り替すぐらいの記載だった気が)、下級生を語る上でソコを飛ばすよな。と、(正直、全体の記述というか洞察レベルがめちゃ低い※ので)触らんとこと思ったんだけど、ガッと書いてしまった思い出が(書いたら反響が凄かったが)

あと、すでにDOS板の頃に友人にも講釈していたので、そのワードで検索されて、このサイトがばれたと言う思い出もあったり。ガチで友人知人にも秘密で運営してます。


※声優が三十路半ばで、女子高生役やってるから、キャラがおばさん臭いとか(先代しずかちゃんの中の人、いくつやと思っているのか)。セミの鳴き声や小川のせせらぎで田舎感を見事に演出(P4での記述)とか、まさに、このフィギュアの塗装は酷い、もう原形師には作って欲しくないレベルでした(一応解説、原形師は原形を作る人であって、塗装する人ではありません。仮に、塗装までしていたら、ハンドメイドのワンオフ品で、価格は桁が違ってくると思われます)。
 



嘘とナルシズム(2016/09/21)
最近ちょっと閃いたのが、嘘つきはナルシストなのではないか。と言う事。もしくは、ナルシストは嘘をつきやすい。かも知れない。

まぁ、ちょっとナルシストの意味がずれてしまうんですが、自己陶酔みたいな意味で行くと、大なり小なり、ナルシストって自分は完璧だと思っているんだと思うわけです。容姿と か知性とか重視するところに差はあれども。

ナルシストには客観性が欠けがちなので、他人から見た自分というのは、どうでも良くて、自分から見た自分が美しければいい(と言うか、他人の嘲笑すら、自分への羨望にすり替えられる特殊技能持ち)。一般人が「あんな不細工なのにナルシストなワケ無いじゃん」と言うのは、何も理解していない


で、ナルシストは、完璧な美しい私が、間違いを犯すわけがない。まして、敗北などで言う汚れてしまうわけにはいかない。と言うことに陥るのではないかと。

勘違い、記憶違いでした。スンマセン。と言えば済む問題も、間違いを認めるという敗北に、美しい自分が汚されてしまう。そんなことは許されない。となると、嘘をつく、と言う現実を改竄するしかない。データや数字、記録映像でも残っているのに、それを否定しようとして、記憶障害とか被害妄想レベルにまで行く人も多いよね。

くわえて、間違いを指摘されると言うことは、美しい自分、完璧な自分を汚される行為なので、執拗に粘着する。と考えると、いわゆる、謝っちゃうと死んじゃう病の人たちの行動に、整合性が見えてくる気がする。金髪の気鋭の若手論客(中身スカスカだけど)の惨敗というか、嘘ついてまで誤魔化そうとする姿勢を見て、そんな考えに至りました。

経歴詐称をするのも、美しい私にふさわしい経歴は、こうだ。と言う事なのかも知れない。そう言う目で見てみると、嘘つきは自己陶酔(と言うか、自分への絶対的な、無根拠の自信か)している雰囲気を感じる。某上杉氏とか、某津田氏とかは自分が大好きなのは、一目で分かるよね。と言うか、この二人の共通点は、記録映像やツィート等の魚拓が残っているのに、それを無視否定すると言う…。

で、上でも書いたとおり、ナルシストは客観性に欠ける。ので、間違っているのは自分じゃない、世界だ。と言うことを言い出すのだろうか。私が間違っているのではなく、私を受け入れない世界が間違っていると。そうなってくると、「私を受け入れない女性などいない」と言う思考にまで発展するのかなぁ…鳥越俊太郎とか高畑裕太とか(敬称略)……自己愛凄そうだよね。鳥越さんの方は確定で。

あと、大事なのは、ナルシストの嘘は、すぐばれる嘘を、当人は完璧な嘘と思うというバカであること。これも、客観性が欠如している証拠だと思う。 一歩退いてみれば、矛楯がすぐ分かるレベルなのに。当人は、論理的に煙に巻いたつもりになっているが、意味不明で言語として成立していないだけという(煙に巻くという目的は成功しているのだが、可哀想にバカなんだなと言う哀れみの視線というオマケ付き)。

私の母がニュースで犯罪報道を見る度に「バレんと思うとるんかねぇ」と言うのだが、すべからく犯罪を犯す人は、自分は特別で露見しない、ないし、罪を犯しても免除されると思っている傾向があるように思う(自分の嘘がバレ無いと自分の犯罪がバレ無いの根は同一かと)。としたら、犯罪者は自己愛が強烈なのか…当然か、他人を踏みにじっても、何とも思わないのだから。ナルシストは、ある意味、サイコパス的要素を持っているのかなぁ?。

こうつらつらと連想してみると、北斗の拳のユダが、初めて他人を美しいと思ったと言う敗北を否定するために、レイに粘着していたと言うのは、ナルシストの内面を見事に描いていた気がするなぁ。




 



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