九月の夢酔
「なにも言うな。僕はなんでも知っている。マーロウはなんでも知っている。・・・・どうしたらまともに暮らせるかという事以外はね」
−フィリップ・マーロウ(レイモンドチャンドラー著「高い窓」)
三か四(2004/9/2)
非常に無責任だなと、自分でも思うのですが、八月で、三か四周年ですな。このサイト設置してから。
三年も四年もやってて、カウンター二万五千程度ですよ、先生(バックスバニー調で)。4年として、わり算すると年間約六千か。六千を、365で割ると…あばうば16.4。つーことで、一日平均16人っすな。
少なッ(笑)。絶頂期には50やそこらは優に回ったものだが。
まぁ、目玉らしい目玉も無く(セーブデータとか綿密な攻略記事があるサイトは、半年で数万ヒット叩き出します)。流行しているゲームの攻略や感想があるで無し。最近では、ゲームレビューもろくにやらず、政治系のぼやきばかり。まぁ、客も逃げるわな(笑)。逆に言うと、良くもまぁ16人も来ているなぁ。
ゲームはやっているけど、レビューと言う形に残したいって思うほどのゲームに当たってないんだよねぇ。まぁ、感想だから、適当にやれば良いんだけど、日々雑感の夢酔に埋没した奴、引きずりおこすかなぁ。
まぁ、少しばかり涼しくなってきて、トドメ色の脳細胞も少し活性化しているので、チマチマとなにかやっております。主にTRPG系。書かなきゃいけないと思いつつ、避けていた「謎は謎のままが良いのか。究明と解決の差(仮)」を書かなくちゃいけないなと。
発想とか、書いてる内容はとても良い。と言われるのだけど、一般受けしないよねぇ。まぁ、私と波長が合う時点でマイノリティか(笑)。私の政治系の発言は、それが正しかろうがなんだろうが、拒絶反応が先に立つらしい。そう言われて止めたわけですな。
んなワケでまぁ、金と命が続く限り、これからも、ぼやいていくことでしょう。
究明と解決(2004/9/3)
と言うことで書きました。まぁ、中身は出来ていたんだけどね。置く場所ドコにするかずっと悩んでた。結局、TRPGのトコに置きました。文学論と言えるほど、ご大層なものでなし。それに、最近ストーリーゲームやってないから、不条理ストーリーは絶滅してるかも知れないしね…絶滅してると良いなぁ。
しかし、お化け屋敷ストーリーってのは、我ながら名言かも知れぬ。最近よく言われる「ジェットコースタームービー」も、実際の所は、お化け屋敷ストーリーなんだよね。
お化け屋敷に入る人は、ただ単に、刺激とその場のギミックを求めていて、お化け屋敷の設定ストーリーを誰も知りたがらないように、映画もゲームも、キャラクター造形、CGムービー、SFXそんな場当たりな刺激だけを求めていて、作り手もそれで良いと思っているのではないかと。
外法帖や河原崎2が、酷評されたことは、まだまだユーザー側には救いがあるのではないかと思ってます。場当たりな刺激を求めているのは、上辺だけの人たちでしょうな。ブームに乗せられているのに、乗せられていることに気が付かない人たち。冬のソナタに、わーきゃー言ってる人でしょうな。
とは言え、そう言う人たちが、いちばん財布の紐が緩いのですが…売れるモノを作らねばならない→財布の紐の緩い人をターゲットに→場当たり的な作品を作る。悲しき資本主義の性ですな。
究明と解決2(2004/9/6)
タイトルに上げておきながら、究明と解決の違いを本文中に書いていないと言う、大ポカをやってました。慌てて付け足しまた。
ちなみに、軽く上げておきますと「究明:議論の余地がないほどに確定した答え」で、「解決:確定ではないが、納得できる答え」と言う解釈を私はしております。ぶっちゃけると、解決には、若干のグレーゾーンがあるわけですな。そして、そのグレーゾーンは、読者なりユーザーなりが、独自解釈できるゾーンで、それが深みにつながると信じてます。
本文中にも書いてますけど、密室トリックは究明されないといけませんが、犯行の動機は、究明しなくてもいい。動機は、探偵がある程度推理するけども、真相(犯人の本当の気持ち)は、謎のまま、究明されない。方が深いと思うので。でも、トリックの謎解きがあやふやだったらダメですわな。
ときに、究明と解決あげた二日ぐらいは、スゴイ勢いでカウンター回ってたんですが…まぁ、ココにしてはですが。なんだったんでしょうかねぇ。お化け屋敷がサーチにかかったのか、このサイト実は業界人に大人気とか、単なる偶然か。まぁ、タマタマっすな。
時折、マジでその筋の人見てるンちゃうんか。と思うことあるけども。シンクロニシティって奴さぁね(笑)
ツッコミ(2004/9/6)
表に出すのも、ちょっと外道かなと思うので、裏でひっそり。ココへの誘導もしておりません。
私の記事/考察に対する、ツッコミって、ほぼ二分されています。鵜呑みに近い賞賛か、記事内容をほとんど読まず、理解せず、脊椎反射で反論してくるかです。他のサイトでは、どうなんでしょうねぇ。聞いてみたいなぁ。
支持され、賞賛されるのは嬉しいのですが、私は、記事内容を鵜呑みにされる方が非常に怖いのです。私は、それなりに利のある事を書いているとは思ってますが、間違えている可能性も十分にあります。それを鵜呑みにされては、間違えたことを教えていることになりますから。
脊椎反射の反論は、ああ○○なんだなと、不快感はありますが、対処できます。体系化してみると・・・
「私の考察では、こうです」と自信持って言われても、その答え、私、最初から記述してますし…ってパターンが最多。私の駄文読むのは苦痛だろうけど、もちっと読んでから反論して欲しいっすな。
ついで多いのが、考察の前提条件無視して、自分の知ってる知識が唯一無二と信じて疑わず、得意げに指摘するパターン。だから、アンタの言うこと、否定して無いがな。こういう条件下での考察だから…って言っても聞く耳持たない人と、自分の理不尽さに気が付いて、小さくなる人といますな。
前者の方は、まだ論戦になって面白いのですが、後者の方は、入り口から間違っているので論戦にもならず、身のある議論もできず(大抵、身につけたばかりの知識を持ってくるので)で、正直、キツイです。そして、自らの過ちを決して認めないのも特徴かのう…
残りは、単純に私の無知から来る誤りを訂正していただいた方。エスペラントと閃光のハサウェイ、それとバズーカかな。
あとのパターンは…価値観の相違から、平行線のパターンかな。別に私は論破目的ではないので、二、三度自論を述べて、拒絶されたら、価値観の相違で納得します。信念が違うのだから、どうしようもない。ただまぁ、犯罪に走りそうな論理展開を相手がしてたら、命がけで洗脳しますけども。
ダメじゃん、俺。究明と解決3(2004/9/7)
一番肝要な、TRPGシナリオメイキングにどう役立てるか。と言う事を書き忘れておりました。脳が死にかけているのかも。
例のごとく、すこし触れますと、お化け屋敷ストーリーってのは、TRPGだと、戦闘シナリオと呼ばれるモノと思います。お化け役や、お化け屋敷の仕掛けが、TRPGでは、戦闘にあたるのだと思います。ストーリーはベタでも、戦闘があればそれなりに盛り上がるわけですな。
例えるならば、ファンタジーRPGライドってアトラクションがあったとして、それに乗るとき、バックストーリーを気にする人はほとんどいないと思います。悪い魔法使いがなぜ、姫をさらったのか、一応のストーリーがあるとは思うのですが、それを気にする人はいないのと、同じかと。
また、プレイヤー同士、マスターとプレイヤー間の会話で盛り上がるってのも、いわば、キャラクター性で盛り上がるストーリーに等しいわけですから。我々は、所詮素人、お化け屋敷ストーリーと認識して作成するのならば、なんの問題もないと思います。
真・ダメジャン(2004/9/7)
アフリエイトから、契約解除の通達が来ました。まぁ、疑惑を持たれた時点でダメだろうなと思いましたけども。
ぶっちゃけ、バナー広告をクリックして、商品購入するのは、それこそ企業サイトか、メガサイトでないと無理だからのぅ、零細サイトは切り捨てられますわなぁ。メインバンクも変更するようなので、首脳陣入れ替わったのかもね。大幅、見直しがあったのだろう。
うぅむ、良い小遣い稼ぎだったのだけどなぁ。つーか、バナー広告と言う方式がすでに崩壊しているやも知れぬ。と、苦しまきれに言ってみる。
スパロボαDC追加ルート(2004/9/9)
夢酔の2004年の6〜7月にざっと正規ルートの感想を書いて放置していました。HP数万の宇宙怪獣を二十以上撃破するマップが連続で3つ4つ(インターミッション挟まない)やらされれば、疲れ果てますって。
そんなわけで、やる気が戻るまで放置してて、知人が、DC本体と同時購入して、パッケージ開けたら別ゲームが入ってた。と言う話を聞いて、思い出し、先ほどDC版追加ルートを終えました(選択肢のトコでセーブしてましたし)。
結論。許す。じゃなくて、追加ルートのストーリーなら、問題なし。つーか、むしろ納得&満足。
正規ルートでは、なんとなくそうなんだろうなぁとは思ったけど、納得できなかったユーゼスとイングラムのポジションが、DC追加ルートでは納得できるレベルまで解明されます。ラオデキヤにも見せ場があります(笑)。エヴァの人類補完計画と他アニメの設定、及びスパロボオリジナル設定の融合も、なかなかに見事で、継ぎ目を感じさせないどころではなく、こういうオリジナル設定ではと感じさせるほどの見事な融合ぶりです。
正規ルートでは、HPだけの宇宙怪獣と文字通り連戦させられて、相変わらず、MAP難易度は、HPで調整すんのかい。と思っていたのですが、追加ルートのバランスはなかなか…と言うか、Fよりマシなだけですが。
なにより、以前の夢酔で、「オープニングで「旅行に行こう」と言う前フリをしておきながら、それをスルーすんなや」と言いましたが、追加ルートでは、その前フリを利用した掛け合いがあります。まぁ、私に言わせるともうワンパンチ欲しいですが、触れないよりマシ。
あとまぁ、不手際と言うか、既存データでやりくりしたせいでしょう、イングラム仲間にしたのに、撃墜した事になって、エンディングトークしてます(レビ仲間にしてます)。
んで、上機嫌になって、スーパー系主人公でやり直そうとして、他のサイト巡ってみたのですが、どのサイトも評価に「読み込みが死ぬほど長い」「マップが重い」とあったんですが、まぁ、確かにマップは重いです。でも、読み込み時間、目くじら立てるほど遅いかなぁ?。速いとは言えないけど、標準的な読み込み時間だと思うんですけど。PS2の侍道2かて、あのくらいは読み込んでるぞ。まぁ、移動だけだけど。スパロボは戦闘ごとに読むのだけど、イヤならスキップすればいいじゃん。
PS版は、そんなに速いのかねぇ?。ハード的な事を考えれば、読み込みがトロイのはPSの方だと思うけど…あれか、スパロボマニアでは、戦闘アニメを飛ばすのは外道なんですかねぇ?。
あと、ポリゴンのモデリングが下手で、ロボットが格好悪いともあったけど、私は格好いいと思うけどなぁ。無理矢理押しつぶした様な、F/F完結編と比べれば、天と地の差があるかと。まぁ、この辺は、他のサイトの人が、私のレビュー見れば「コイツ、なんでこんなにシナリオに、こだわるねん」と言う思いで見ているのでしょうけどもね。
ひさびさショットガンブルース(204/9/12)
件の台風18号。私のトコの被害は、庭の木が、根っこから抜けてしまったぐらいですが、道路の反対側では、電柱が4〜5本折れてたらしい。まぁ、倒れた木を起こすのに、枝をばっさばさ落として軽量化したのだけど、ひさびさのノコギリで、扱いミスって負傷した二次災害と(笑)。
9.11:三年経ったと言うことで、いろいろ企画されてますが、私はアレは、21世紀の真珠湾だった。と結論づけています。アメリカは好戦的に思われているけど、実は、一発殴られないと決して反撃しない。過去、領土的野心をもって侵攻したことは…ネイティヴアメリカンに対してぐらいかな。まぁ、あのころは厳密にはイギリス人だったけども。
第二次大戦に参加するために、真珠湾(湾内には、戦艦ばかりで、空母がいなかったのは事実だ)で殴られる必要があったように、アフガンやイラクへ本格的に乗り出すために、9.11で世界貿易センターを攻めさせる必要があったのだと。国民の意識を統一するために、故意に看過するのは歴史上、良くやること。マイケルムーアが言うほど、小ブッシュ陣営は愚かではないけれど、ブッシュ派が言うほど賢くもない。ケリーもなぁ…ヒャッホーイ議員のならなぁ…
ヘルシング:一部で真っ当なゴシックホラーと思っているコメンテーターもいるようだけど、あれは、ヴァン・ヘルシングと言うアメコミヒーローが、吸血鬼という悪と戦う、アクションもの。ヘルシング=スパイディであり、吸血鬼=Drオクトパスなんだけども。ヘルシングで若干、気になるのは、フル英語のアニメ映画だった吸血鬼ハンターDと似たシーンがいくつかあるんだよねぇ。定番な展開と言えばそうなんだけど…
ライブドア:なぜ、バッファローズと言う名に、こだわる?。明らかに、ブルーウェーブの方が球団名としては消える率、高いのは明かじゃん。消滅したブレーブスでもいいじゃん。オリオンズでもいいじゃん。千葉パイレーツでも、アストロズでもいいじゃん。意外と、頭硬いのかもとか思ったり。
コールオブクトゥルフ(2004/9/113)
もはや、出ないのではないかと思っていた、第6版なのですが、先頃、エンターブレインから無事に発売された模様です。
が、申し合わせたように6090円…D20クトゥルフと同価格ですかい?。談合と言う言葉が脳裏をよぎるが、こんなちっちゃい業界だからのぅ。まぁ、小さいからやりやすいのかも知れないけど。D20の方は、たしかハードカバーでゴツイので、6090円と言う値段は分からなくも無いですが、過去エンターブレインのTRPGルールを見る限り…ま、言及はすまい。実物見てないしね。ごっつ、分厚いのかも知れぬ(笑)。
さて、ざっとネットのRPGショップの解説見たんですが、まぁ、ぶっちゃけてあまり変更点は無い模様。ルール的なものは良く知りませんが、内容がね。ルールの基本はベーシックロールプレイングゲーム(ルーンクエストとか)だし、資料価値は、コンパニオンとナウ統合した第五版で出尽くした感あるし。銃器とかアイテムは、自己作成するタイプだし私。
まぁ、コンパニオンにはあるけど、第五版にはない記事(ザドウスキィ教授の論文、縮小されてたと思う第五版)とかもあるので、全文掲載にして欲しいのう。ついでと言ってはアレだけど、アーカムのすべてとガスライトの資料が入ってれば買うかなぁ。第五版でも、1890年代にも対応ってあるけど、資料少なすぎて、手が出せぬ…
まぁ、第六版が出たことで、ネットオークションでの暴騰には抑制がかかるでしょうが、マニア魂はよく分かんないからなぁ。
ともあれ、インスピレーションとしては、第五版(ホビージャパン製)を持っていれば、第六版(エンターブレイン製)は無理に買う必要はないかな。ガスライトとアーカムが入ってるなら別ですが。それよりも、d20の方のシナリオメイキング術とかの記述が気になる。けど、先立つものがねぇ、世知辛い世の中でさ。
しかし、邦題が「クトゥルフ神話TRPG」ってのは…クトゥルフの呼び声って商標を抱きしめているんでしょうかねぇ…さもしいな…さぁ、次は大正時代サプリメントだな…あ、でも、今の時代なら、昭和時代サプリメントの方が良いかも…そろそろ平成生まれが高校生になるころだしのぅ…。
つーわけで、昭和30〜40年ぐらいのサプリメントなんていかがてでしょ、某100円ライター様(笑)。50〜60年代ってのも面白そうではあるけど、近すぎるからネェ。公害で住めなくなったディープワンの引っ越し作戦。乱開発で、潜む場所の無くなったミ・ゴ…なんか、切ないな…安保闘争の後ろに、ニャルラトホテプ。と言うよりは、悪魔の方が良いな。だとすると新世黙示録か。
J軍曹(2004/9/13)
まぁ、ああいう形になるのは、分かっていた。
たしか、実話を元にした映画で「ベトナム戦争で、敵側の捕虜となり、通訳やら、投降するように呼びかける放送をしていたアメリカ兵」の映画を見たことがある。
かけられている容疑はほぼ同じで、利敵行為とか、投降誘発とかだったかな。収容所で、協力行為をすれば、生活待遇がマトモ(人並み)になり、反抗的だと劣悪になる。と言うのは、どこの国でもやっていることだし、運営上、当たり前のことだ。
でまぁ、映画では救出された後、同僚からは裏切り者(まぁ、生きるためとは言え敵側に協力した事実は揺るがないが)扱いされ、不利な証言ばかりされ、反論の余地無く、下士官から、最下級兵士に降格させられた上、不名誉除隊(これだと恩給とか出ない)処分。
と言う結末で、審問無しで判決が出たのは、おかしいと(恩給カット政策の一環とかだったかな)裁判闘争していると言う結末だった。コレを知っていたので、件の軍曹も、帰国すれば、最下級兵士に格下げされて、不名誉除隊で、放り出されるのがオチだろうと思っていた。と言うこと何度か書いている根拠は、この映画でございます。
マイケルムーアより、この映画の方がよっぽどドキュメンタリーだと思ったり。
テンション↑(2004/9/15)
なぜだか知らないけど、無駄にテンション上がってます。ゾンビは怖い?と日本神話とクトゥルフと連続up。でもこういうテンションの時に書いたものって、ろくなモンじゃ無かったりするんだよね。勢いだけってパターン多し。
ゾンビの方は、あまり有用とは思わないけども、日本神話とクトゥルフの方は…使い方次第では、シナリオのインスピレーションになるかも。八百万と言うだけあって、日本神話もクトゥルフも数が多いので、発案次第随時書き足す予定。
日本神話とクトゥルフの批准って、手垢のついたネタの様で、意外と手が付いてないんだよねぇ。とりあえず、九頭竜川の音で、クトゥルフとするのは止めて欲しい人なんですが、私は。つーか、日本だけでなく、各国の神話との批准って意外とされてないんだよねぇ。
新世黙示録で、唯一、気に入らない設定が九頭竜=クトゥルフなんだけど、多頭龍が、龍族の主神格って設定なので、まぁ、いっかなと。八頭龍が八俣大蛇で、七がアナンタとかね。まぁ、それ以前に、新世黙示録は、クトゥルフ神話も独自解釈で取り込んでいるから、やいのやいの言うのは筋違いなんですけども。
テーブルトークのネタ用重視だと、客足が伸びず、文献丸写しでも良いから、クトゥルフ神話辞書(事典にあらず)の方が客足が良い。と言うのは、いかにテーブルトーク人口が少なく、小説とかから入って字義を知りたがっているかという現れかなぁと思ったり。と、するとダーレス派設定の方が受けは良いんだろうなぁ。
エンターブレインから出た、クトゥルフ神話TRPG(コールオブクトゥルフ第六版)が、売れてTRPG人口増えると良いなぁ。
パラリンピック(2004/9/19)
もちっと真っ当に放送して欲しいわ。オリンピックの残り火にすがるよりも、パラリンピックを深夜枠で良いから、真っ当に放送して欲しいぞ。NHKも日本チームだけの短縮放送だけだしのぅ。
アテネの選手村も、パラリンピックは無配慮な作りだし。宿舎だけでなく、練習場も足りないらしい。スポーツの祭典と銘打ってはいるモノの、やはり、金にならないとなると冷たいものだ。つーか、ちゃんと売り出せば、健常者ルールより、面白いのが多いと思うのだが。私は車椅子バスケ一押し。
よく「障害者が、あんな状態で一生懸命になってやっているのを見ると、可哀想」と言う様な人もいるけれど、その意識が、すでに差別。健常者だろうが、障害者だろうが、一生懸命やって当たり前なのがスポーツ。健常者も、パラリンピックを無責任に楽しんで良いと思う。いや、楽しむべきだと思う。誰がやっていようと、同じスポーツなのだから。
特別な思いで見る必要もないし、特別な目で見ては行けない。と思う。
と言うわけで、車椅子バスケ。生のままの身長や、ジャンプ力では、アフリカ系やアングロサクソンには勝てそうもないけど、車椅子と言う時点で、座高の高い日本人は有利かも知れぬ(笑)。男子はアメリカとの対戦だったのだけど、序盤はリードしてたからねぇ。イージーシュート外して、カウンターで失点。ってパターンがあったからのぅ。惜しかったわ。
他の国同士の試合も見たいなぁ〜、まっとうに放送して欲しいわ、ホンマ
イライラ(2004/9/20)
人は、大きな打撃一発よりも、不快に感じる程度の打撃を断続的に続けられる方が、ダメージ深度は深いと言う。ある程度の衝撃ならば、逆に反発力として使用できるのだが、小さな衝撃だと、ただイライラするだけだ。
中国かどこかの拷問で、額に水滴が断続的に落ちる拷問があるし、頭を砂袋でリズミカルに痛くない程度に叩くと発狂するという拷問もある。部下の大失敗なら怒れば済むが、叱る程ではないが、二度手間になるミスの方がストレスが溜まると言うもの・・・余計分かりにくいか。
まぁ、要するに、小さなイライラの元が、断続的に起きているわけですな。トドメが、掲示板の知識受け売りの知ったかぶり野郎。つーか、コレが噂の厨房?。
発散になるかと、書いているわけですが…誰にも見せない日記ならばともかく、ここで愚痴ると、他人を傷つける事になるしのぅ。と言うわけで、コレも表にはあげまい。私の知人にもいたけど、どうして自分が一番始めに仕入れた情報だ、お前は知らないだろう。って顔するのかねぇ?。
情報を鵜呑みにする人は予想以上に多いのね。まぁ、そうでないと流行なんて存在しないか。私なんて、辞書の記述内容でさえ、二、三冊(当然、出版社別)で調べないと納得しないのだけども。
古史古伝への、肯定にしろ否定にしろ、過剰な反応をするのは、戦時中の天皇絶対主義の呪縛だろう。あくまで、1情報としてみれば良いモノを、どうして丸ごと否定したり、肯定したりするのだろう。事実もあれば誇張もあるさ。記紀だって、全てが真実ではないだろうに。
古事記が、稗田阿禮の創作でないと言う論証を持っているのかねぇ?。○○の相手はいらつきますわ。
古史古伝(2004/9/20)
古史古伝を頑なに否定するのは、戦時中の天皇絶対主義の呪縛だろう。
事実、反天皇家の色合いが濃い、東日流外三群誌は、偽書と声高に唱えられるが、親天皇家なスタンスの上記、宮下文書、秀真伝などは、あまり取りざたされない。あと、ちょっと突拍子過ぎる竹内文書も偽書扱いされますな。伝承者の創作と言われて、偽書扱いなのだが、そんなこと言うたら、古事記かて、稗田阿禮の創作ちゃうんか?。と言いたいです。
創作としても、あれだけの分量を書くためには、相当の知識が必要で、誇張などもあろうが、確実に真実も含まれているハズだ。源氏物語は創作だが、当時の生活形態や流行を知る手がかりになっている。創作としても、古史古伝もそうした扱いで良いはずだ。
古事記だって全てが真実ではあるまい。また、勝者の視点でのみ記述されており、敗者の言い分は捨て置かれている事は、揺るぎない。
それなのに、偽書だと断罪したがるのは、戦時中の天皇絶対主義の呪縛としか考えられない。つーか、自分の学説がくつがえされる恐怖心って奴?。いわく、天皇家の血筋は一度も絶えることなく現代に連なっているとかさ。戦時中の軍部せいで、古代史が混乱しているのは事実。古墳に適当な天皇名を当てたせいで、今でも混乱は続いている。
つーかさー、東日流外三群誌の偽書論争のピークは10年も前なんだよね。偽書系の書物が出た途端に、亀ヶ岡の発掘から新事実が見つかって、三群誌の記述と符合する事実が発見されたんだけどねぇ。海側と、山側で文化形態が違うと発掘してた先生が興奮してたけど、三群誌には、ツボケ族の侵略で、アソベ族が山側に追いやられたが、そこで住み分けるようになった。とあるのね。
つまり、ツボケが渡来系弥生人、アソベが土着の縄文人と言うこと。縄文式土器と弥生式土器が混在している理由にもなる。その辺で偽書説は晴れたと思っていたのだけど、世間ではまだまだ、偽書扱いなんか。つーか、パッタリと聞かなくなったからなぁ。宮内庁の謀略かもな。
そもそも、縄文人の方が文化レベルが低いって学説崩れたし。シュリーマンもホメロスを信じて、発掘を続けて見つけたわけだし。殷王朝も実在はしないと言われていた。現在では、絶対に実在しないと言われていた夏王朝も、実在していたかも。と言う風に変わりつつある。
まぁ、歴史はロマンだ。ロマンを持てないなら、歴史学には手を出さない方が良い。だからと言って、ロマンを通り越して、トンデモ本の様に、妄想の域には入って欲しくないが。Don't Lose Your Head!!!!!!
不調(2004/9/23)
いろいろと不調です。体調も、回線も、精神状態も。スタジオゼウスの占いによれば、今週は不調らしい。先週の好調の反動つーか、太陽が抜けてしまったかららしい。風邪ひいたみたいに身体が重い理由はそれとしても、回線の不調が地味にストレス溜まります。接続と切断を繰り返すので、モデムが、カチカチ煩いのよ・・・。
免許更新の一般講習受けて参りました。久々の座学です。サイト持ちになってから、情報を受ける側から、まがいなりにも発信する側になったので、心の奥底で教師にでもなったような、上から見る態度をしているような気もチラホラするので、たまには完全受動になるのもいいかも。とは言え、半ば講演な感じなので、講義や講習とは言えないよーな。
一日、1項目書くと決めた「日本神話とクトゥルフ」も、はや行き詰まり。奉仕種族とか下級の独立種族だと、神と言うより、妖怪レベルの方がしっくり来るんだよねぇ。クトゥグァとか、ヒノカグツチにするしかないけど、殺されちゃってるしなあ。強制退去と見る事も出来ますけども。八咫烏は、シャンタク鳥とか、夜のゴーントとか。でも、八咫烏は太陽の比喩だしなあ。
どーでもいい余談ですが、古史古伝の竹内文書を偽書と騒いだ人は、アンチ天皇絶対主義と言うか、共産主義世代と言うか、ヒッピー世代というか、そんな人でしょう。竹内文書の骨子が、日本はかつて世界の中心で、世界を統べていた。と言う発想なので、世界支配をもくろんだ日本帝政時代を思い起こすのでしょうな。古史古伝に関しては、肯定意見にしても感情論が先に立っている気がしますわ。冷静に見て欲しいのぅ。
かつかつ(2004/9/27)
ADSL回線の調子が悪いです。土曜日は安定していたんですが、日曜日は、全くつながらなくなり、また、かつかつと接続と切断を繰り返すようになってしまいました。ちと攻撃的になった私への神罰か?。
ちなみに、土曜日は快晴でしたが、日曜日と、本日、月曜日はくもりのち雨。雨雲が影響しているのか?ハムとかやってると、接続が切れるそうだが…原因は、なんじゃろなぁ。私は、記事書くなり、訂正したりするなりしたとき、すぐにあげないと、忘れちゃうのね〜、よって、接続できないとストレスが溜まります。
と言うわけで、ネットに接続できない日々なのですが、インターネットとと言う情報流から離れ、情報を遮断した状態にいると、やや不安になりますな。これがネット依存の始まり?。でも、二日目ぐらいから、逆に気持ちよくなるんだよねぇ。
私は、野宿ツーリングで、山にはいると、霊気が洗われて、リフレッシュする。と思っていたのですが、もしかしたら、情報流から、離れて、情報流の圧力に抗う労力を使わなくて良いからかも。考えてみれば、俗世で、人混みの中にいるだけで、様々な情報の渦の中にいるわけだし。
私が、山奥が好きなのは誰もいない。つまり、「誰にも気を使わなくて良いから」なんですわ。最近知った言葉なので、間違っているかも知れないが、私は過剰適応なのかも知れぬ。
まぁ、そんなこんなで、回線の隙を見て、アップロードしてます。よって、途中で切れたりするかとも思います。
一気(2004/9/29)
書きかけもありますが、一気にあげました。相も変わらず、役に立たないTRPGネタですが。なぜだか、無性にTRPGネタを書いてますなぁ、私。ふと思ったのですが、昔ならば自費出版だったり、手書きだったりした、クトゥルフ魔道書ですが、現代だと、サイトになっていたり、パソコンの中にあるってパターンになりそうですなぁ。
そうなると、リン・カーターの解説書付きペーパーバック版ネクロノミコンよりも、味気ない気がするならぁ。やっぱ、カビとほこり臭い古本をひっくり返したいですな、クトゥルフだと。
ときに、謎のADSL断線現象ですが、昨日も起こりました。落雷とともに、切断現象が起こったために、雷が原因だろうと推察。今は台風で、それなりの暴風雨なんですが、回線は安定してます。
たしか、雷ってのは、空から降ってくるように見えるけども、実際は、地上に溜まったマイナスの電荷が原因とか。この辺りに、帯電ポイントでもあるのやろか?。不自然な電荷>マグネタイトの噴出>謎の電磁波などと妄想。
そういえば、謎の切断現象のあと、私テンション高いんだよな…
うわーん(2004/9/30)
立氷を使ったのは、タケミカヅチじゃないかっ。今気が付いたよ。こーゆーとこ突っ込んで欲しいわさ〜。とは言え、新世黙示録のトコなんか、誰も見ないよな…なぜか、私の中で、タケミナカタと水・氷のイメージがあるんだよねぇ。あと、いらぬところで国津びいきが出ましたな。
さて、ついでに、ヒノカグツチとするか、ホノカグツチとするか。諸説ありますが、どっちなんでしょうなぁ?。書いた本人に聞かないと分からないってのが、真実なんでしょうけども。岩波文庫の古事記では、ヒノカグツチとあてているのですが、他の「火」の字を使う神々のほとんどは、「ホ」と読むんだよねぇ。ホオリノミコトとか。
ただまぁ、ホは穂で、農耕に関係していると見ても良いかと。特に焼き畑農法。ってーと、カグツチも焼き畑に関係しているから「ホ」の方が良いのかなぁ?。とは言え、カグツチは、火そのものであり、鍛冶や焼き畑などの頂点に立つ身なので、火「ヒ」の方が良いような気がしてきた。
日本書紀にはストレートに火神カグツチとあるし、古事記での異名も火之ヤハギハヤオ、火之カガヒコ。形容詞的に火之と使っている…ところを見ると、字義も選んで使っていたのやろか?。まぁ、その内容とあう字があれば、それで当ててるだろうな。字から意味を図るのもアリだな。
ちとそれましたが、ヒノカグツチは、火そのものを示し、ホアカリ、ホオリなどは、道具として火を使うのでは無かろうかと。焼き畑だったり、漁り火だったり。そんなわけで、あえてヒノカグツチと称することにします。