五月の夢酔


 


アウトブレイク(2009/05/03)
そもそも、連休にどこにも行けない身としては、新型インフルエンザで、海外旅行なんかするブルジョワにやーいやーい。なんて思ってたりする、器の小さい私ですが。

さてまぁ、この流れで行くと、このまま沈静化するか、どこかで突然変異した奴が現れて、ホントにアウトブレイクするか。SARSの時も、騒がれたけど、封じ込められたので大丈夫とは思いますが。人間ってのは、不思議なモノで、科学で生成は不可能。と言われたエイズのワクチンを体内で作っちゃった人もいれば、なんてことはない菌を病魔に変えちゃう人もいるわけで、体質恐るべし。赤ん坊と酔っぱらいだけが無事だったと言うオチはアンドロメダだったか。

まぁ、そんなわけで、描きやすい、塗りやすい、発色良いイラストスタジオをカカッと予約。ああ、散財。エアブラシによるグラデは目処が付いたので、油絵風厚塗りに挑戦しておりますが、キャンバスの上で色が混ざらないのに、混ざったように見せるというのが、脳と腕で一致せず、重ね塗りしまくるだけに。とはいえ、引いてみると、それっぽく見えてきたりして、やっぱ、絵って目の錯覚かと。何より根本として、下絵がヘボイので、どんなにキレイに塗ってもヘボイという現実が、立ちはだかります。漫画家のアシスタントと言えば背景描き。と言うのも、よく分かりますなぁ。背景を描くかどうかで、出来に違いが見えてくると言う。

ともあれ、技術を習得せねば、例のアレなプロジェクトが進まないので、日々鍛錬と。


続・モーゼルの誤記(2009/05/09)
ウィキペディアぐらいの規模になると、持ち寄られる情報の量と質は、ある程度信頼が出来るのだけれど、@wikiクラスになると、どうも誤情報やら、誤記が目に付くようになってくる。なかには、どこをどうやったら、そんな解釈が出来るのか。と聞きたくなるような間違いがあったりして、知らないからwikiを覗いているのに、その情報が正しいかどうか、確認できる知識が必要という、鶏と卵どっちが先?見たいな状況に陥っておりますなぁ。

wikiという形態上、仕方がない気もしますが、実は、印刷物でも、こうした、どうやったらそんな解釈になるんだ?というモノは、チラホラあって、メガテンTRPGのモーゼルM1932の誤記なんか、その最たるモノですな。サブマシンガンの開発に難色を示したヒトラーに、マシンピストルと偽って開発したのがM1932。と言う解説がされているわけですが、銃器に詳しい方なら、さっくり分かると思いますが、第二次大戦中のドイツの短機関銃MP40。このMPは、マシーネンピストーレの略。マシーネンピストーレを英語読みすると、マシンピストルとなるわけで、現代でも、ドイツではサブマシンガンと言わず、マシーネンピストーレといっている模様。だからこそ、H&KのMP5シリーズがあるわけで。

で、ずっと気になってて、ようやく見つけました。このヒトラーが開発に難色を示し。というのは、どうも、StG44の開発経緯のようです。StG44は、アサルトライフルの原型と言われている奴で、まぁ、かみ砕くと、弾薬の種類が増えすぎて、現場が混乱しかけているのに、また新しい種類の弾を使う銃を作る気か。とヒトラーは開発をいったんストップさせたんだけど、MP43、MP44として、新型サブマシンガンでーす。って開発を続けていたという。で、実銃見たら、これは有用だ。ってんで、シュトルムゲヴァナーだっけ?、突撃銃と名前をつけて正式採用と。

どこをどうしたら、M1932の開発経緯と、混同できるんですか?朱鷺田先生?。つーか、鉄砲に詳しくなくても、1932年は、ナチスは政権取ってないから、開発計画に文句つけられる訳がない事ぐらい、分かりそうだけどなぁ。誕生編でミスってて、覚醒編でも同じテキスト使ってるから、朱鷺田先生って、鉄砲にホント興味ない人なんでしょうね。というか、覚醒編は、コストダウンのために、ワザと流用かしらね。どっちにしても、監修はして欲しいなぁ。

もいっちょの誤記は、wikiの記事なんだけど、M713を、M712の軍販売用(主にドイツ軍に販売)モデルって書いてあるところがあって、コレも、ちょっと考えれば分かると思うんだけど、製造メーカーが国内にあるのに、なんで海外代理店、しかも当時敵国のアメリカから、逆輸入せにゃならんのかと。あ、M712は、アメリカのストーガー社のつけた形式です。ベースとして、Mはミリタリーで、Mつくのは、基本的に軍用なわけで、一番、名の知れた形式であるC96ってのは、民間用。軍にはM96で販売してたわけで。

と言うぐらい、酷い。他にも、神話関係だと、ギルガメスが不死の薬草を採りに行くのは、エンキドゥを生き返らせるため。とか書いてあったり。アッカド版からシュメール版までみたけど、どれも、ギルは自分が不死になるために取りに行っている。オリエントから、東の神話関係扱ってるところは、特に、仏教がらみだと、めちゃくちゃ書いてある事が多いので要注意。宮毘羅と毘沙門天をイコールにするのはちょっとナァ。とか、ヴィシュヌは帝釈天の部下とか。まぁ、インドラとヴィシュヌは、入れ替わりつーか、王位の剥奪があるので間違いじゃないのかも知れないけど…帝釈天とヴィシュヌとか、混ぜて語っちゃダメ。同じ口径弾だからって、アサルトライフルにフルレングス入れるような真似しちゃダメ。

で、最初に戻るんだけど、知識を求めて、ネットサーフィンしてるのに、それが嘘かどうか見抜くだけの知識が必要って、ホントに、鶏と卵どっちが先かみたいな話だよね。本の読み方でも書いたけど、知らない知識ってのは、最初に触れたモノを、まず盲信しちゃうから、それを突き崩すのは大変なんだわ。かくいう私も、何年かして、冷静に見れるようになって、あの本、間違いやったんかい。とか思えるわけで。本の程度が悪い奴は、ものすごく偏ってるしなぁ。歴史読本シリーズとか、最悪やし。週刊でファイルするやつとかも、ひどいしなー。

つーわけで、本記事の方も読みにくいし、書きなおさんとなぁと。


天才というモノ(2009/05/12)
例のアレな企画のために、ガンダム系資料を読み返していると、Zガンダムの事前特集本において、富野監督の単独インタビューというか、コラムというか、そう言うのが載っていて、そこには、Zガンダムを作るに際して、ファンからのブーイングがあった。という旨の記述があった。

ほぼ直系続編のZでさえ、ファンは突き上げていた。ともなれば、完全に、常識という名の固定観念、つまり、ガンダムとはこうあるべきと言う勝手な思いこみを破壊したGガンダムに非難が集中するのは、当然であり、制作側からみれば意外と好意的な意見も散見できて、安心したのでは無かろうか。リアルロボットもの。と言われるガンダムであるが、初代は驚くほどにスーパーロボットであり、マジンガーから続く、猛烈な強さの主役メカとそのサポートロボ。というスタイルは、ガンダムでも貫かれている。なによりも、主人公に唯一無二の最強メカ。というスタイルはライディーンなどと変わりない。

ZZで、マーク2、Z、ZZと三台揃うモノの、所詮は代替わりした旧タイプであり、並列に書かれる事はあまりなかった(高機動任務で、ジュドーがZをチョイスした事はあるが、リアル系と言うならば、その時のZパイロットであるルーを任務にあてるべきで、なんでも主人公にやらせようというのも、スーパーロボットものである証拠と言える)。

Gガンにおいて、ガンダムが、カスタムメイドとは言え、完全量産されたマシーンとして描かれた事は、大きなブレイクスルーであったと言える。後に続く、WやらSEEDやら、ガンダムが均等に出る機会を与え、ライバルが量産機で四苦八苦する必要が無くなった事は、ドラマ展開として幅が広がったと言える。なにより、一度ココまで崩してしまえば、あとにどんなのが出てきても、インパクトは薄れるだろうという算段があったのでは無かろうか。

つーところで何が言いたいかっていうと、凡人ってのは、すぐに自分の枠組みから外れたモノを拒絶し、理解できないモノを断罪すべき存在と、ヒステリックに騒ぐ。これは、昔から全く変わっていないのだなと。天才は、そうした既成概念を破壊できるからこそ、天才である。と言えるのかなと。もちろん、進化を続けられるのも天才だし、一般的に思い描かれるような天才、初めて挑戦した事を、さっくりと華麗にこなすのも天才ではあるが、この手のタイプは、自己研鑽が出来ないので、素人集団の中にいれば、天才なのだが、高レベルの集団にはいると凡夫となり、かつてのプライドと努力が出来ないことも合わさって、脱落していく。よく言う、神童も年を取ればただの人とか、中学では無敵を誇ったが、推薦で全国レベルの部に入ったら、下の方だったとか。よくある奴。だからこそ、進化を続けられるのが真の天才であると、私は言うのです。

進化するためには、いままで築いてきたモノを捨て去る事も必要で、伝統と言う美辞麗句に硬直した武道が廃れていくように、つねに固定概念という殻を破る努力が必要である。そうした点からも、流派東方不敗は、恐ろしいほどの破壊力を持っていた。インパクトだけでなく、シナリオもよく練り込まれており、まつうらまさふみ氏というか東スチャは、一話ごとの脚本。要は、個々のドラマをレビューされていたのだが、ドラマ全体、つまりシナリオも恐ろしくよくできていた。

兄キョウジの凶行と思われていた、デビルガンダム強奪に端を発し、地球再生をもくろむマスターアジアの暗躍、そしてその背後にあるウルベの陰謀。その陰謀に父親が荷担していたレインの葛藤。最後の敵は…という盛り上がりと、複線と展開性は比類無い。香港映画のような、派手なカンフーアクションと、ベッタベタなギャグシーン。そして、独特のマンガチックな虚構世界感を楽しめばよい。

Gガンを子供向けだろうと未だにバカにしている人がいたら、なんと自分の殻に困っている矮小な愚か者よ。手のひらで120ミリ弾を跳ね返すのも、ザクの鼻をちぎって倒すのも、シャイニングフィンガーも実のところ、大差ない。Gガンを拒絶しているのは、結局の所「いやーん、私のガンダムが〜」という駄々に過ぎないのだ。


自分だけの法律(2009/05/13)
サイコパス関連の本を読んでいると…本当に、興味の対象がばらけているなぁ、私…キーワードの一つに、自分だけのルール。と言うモノが出てくる。まぁ、人間誰しも、自分だけのルールを持っているのが当たり前であり、よく言えば、こだわり。悪く言えば、脳内ルール。フェチなんてのは、もっともわかりやすい、脳内ルール。服のたたみ方とか、洗濯物の収納方法とか、結婚してもめるのは、そう言う脳内ルールの押し付け合いが多い。

まぁ、そうした、自分だけのルールを、自分だけで遵守しているならば、何の問題もないのだが、サイコパスと呼ばれる人たちは、その脳内ルールを他人にも適用し、なおかつ、破ったからと処罰を与えてしまう。ならば、処罰を与えるレベルまで行かないモノの、自分の脳内ルールを他人が遵守しない事に憤慨するのは、サイコパス一歩手前なのではないだろうか。とふと思った。

毎度引き合いに出して悪いが、「文頭の一段めに空白を入れてないから、あなたの文章には信憑性がない」と論戦をふっかけてくるのは、入り口をうろついていた。としか考えられない。討論する気はない。とかも言っていたが、意見をぶつけ合う時点で討論。そもそも、討論、論争というものの根幹は、言葉で、相手に自分の意見の正しさを納得させる事であり、言い換えるなら、自分の思想を他人に押しつける行為とも取れる。まぁ、先述したとおり相手が、脳内ルールを押しつけてくる事もあれば、脳内ルールを振りかざしている人を諭すという状況もあり得ますが、いかな脳内ルールといえど、当人にしてみれば絶対正義なワケでして。

ともあれ、そう考えると、厨とよばれる人たちは、みんな入り口に立っている人たちで、相当数の人間が予備軍であるとなってしまうのだが、立ち返ってみれば、あきらかに、サイコパス的な殺人事件は多発していたなぁ。秋葉原の連続殺傷とか、動機のない殺人も、一般人からしてみれば、動機になり得ない理由でも、彼らの脳内六法全書にしてみれば、大罪という事なんだろう。さらには、ゴミ屋敷と呼ばれる収集癖の人たちも、インタビューなどを見る限り、あきらかに、自分の脳内ルールで動いている。

この脳内ルールの他人への強要というのは、先天的なものなのか、後天的なモノなのか。確実なのは、複合要因なのだけども。脳内ルールの強要は、わがままが通りやすいほどに、確実に助長されていく。泣けば買ってもらえる、駄々をこねれば、してもらえる。そうした環境が、助長していく事は間違いない。そうなれば、ヘリコプターとかモンスターペアレントなんてのは、未来の犯罪者を育成しているようなものなのか?。逆に言えば、きちんとしつける事が出来れば、真性のサイコパス意外は救う事が出来るのか。

しかし、この真性というのも微妙であって、成長過程で助長されただけなのか、それとも、どういう環境でもそうなったのか、知る事は不可能に近い。コレもまた引き合いに出して悪いが、一人っ子政策で、甘やかされ、親も甘やかし放題の中国が、非常に興味深い。ただ、問題は、共産党政権なので、そうした犯罪は表に出さずに、隠蔽してしまうからなぁ。共産党政権下に、麻薬禍も殺人もないと頑迷に言い張ってたのは、旧ソ連だ。

ともあれ、狂人というと、意味不明の奇声を発しながら、暴れ回るという明治時代のイメージは払拭して欲しいモノだ。本当に、壊れた人間は、驚くほどに理知的であり、聡明であり、有能である。ただ、自分だけのルールで生きているという一点を除いては。


ショットガン20ゲージ(2009/05/14)
小ネタ連発でも、さらに小ネタと言うことで、20番。

身近な例。
先日、脳内ルールの押しつけは、サイコパスの入り口か。という疑問を妄想しておりましたが、身近な例がありました。wikiです。もう、編集合戦ってのは、完全なお互いの脳内ルールの押し付け合いです。大抵の編集合戦は、そんなんどっちでも、ええやん。っていうレベルの記述の事が多く、そうでなければ、完全なる信者が、教祖の名を汚すことは許さないと、事実であってもねじ曲げているかだったりします。先の例だと、気にくわない一文を消す>一般的に問題がないので、誰かが戻す>許せないのでまた消す。と言う事から始まるわけですわ。

こういう人は、記事作成能力、というか、文章力とか論述力に欠けるので、微妙な修正が出来ないので、全消しとかやってしまうようですなぁ。そう言った欠落も、サイコパスたる要因の一つなのかも知らん。ぶっちゃけて、自閉症の要素にも、微妙な誤差が許せなくて暴れる。と言うのもあり、瞬間記憶が高いという反面、少しでも、部屋の配置やモノの置き場所が違っていると、不機嫌はおろか暴れちゃう人もいるそうで。脳内設定との誤差を許容できない。と言うこともキーワードになりそう。

野党卑怯の法則
元ネタはNPC卑怯の法則、ばーい、グループSNE。小沢代表辞任ですが、アンチ小沢の人間以外、遅すぎだ。とか、権力に固執している。と言わないのはナゼだ。これが、閣僚、大臣が起こした事件だったら、それはもう、乾期にふった雨を受けたごとく、野党はすぐに辞任しろ。とか、権力の椅子にしがみつくな。とか、金権政治だとか。さんざん、鼻息荒く息巻いたはずだ。なのに、クレームしか存在感の出せない社民、共産もちっちゃくボソボソ。やはし、与党にクレーム付けないと、目立たないからですか。モンスターペアレントならぬ、何でも反対のモンスター政党…って言うと、巨大政党のようだw。

振り返ってみれば、小沢氏の加入以降。急速に勢力拡大をした反面、当初の理想であった政策野党つーか、対案を常に出し、競い合って、よりよい法案を作ることで、よりよい国民生活を。というスタンスから、結局、政治は金と数と言う、政局政治に堕ちていった現実はぬぐいようもない。政局のプロ、数字集めの達人、小沢氏を幕僚に加えた瞬間に、この日は確約されていたのかも知れない。自民党時代に、総理を固辞したのは、自分が政局運営の人間であり、裏方であり、政治家ではなく、政局という算術師であることを自覚したからと思っていたのだが、野心が今更出てきたのだろうか。議員先生も生活者であり、落選すればただのプー。という気持ちは分かるが、得票数ばかり見ていては、国民はしらけてしまう。

まぁ、自民は、鳩山さんに勝って欲しいよね。小沢さんと近すぎるから、結局傀儡だろうとか、裏で手綱引いてるのは小沢氏だろう。と国民は間違いなく思うので、何も払拭されず、金権誘導政治が続くのかと。国民的にも、民主的にも、岡田さんが勝つのがもっともよいのだが、そこはそれ、政局と数字集めのプロ小沢さんが糸を引くので、まぁ、鳩山さんダヨね。そして、勝ち馬に乗る。と公言している民主党が、いかに現物主義になっているか。自民よりもヘタすれば酷い。政権取りたいのも、自民の持つ、権益パイプを自分につなぎ替えたいだけではないのか。とか。旧社民系の議員も、こういうとき、全然立ち上がらないしねぇ。政策無しのただの反対屋を露呈しておりますな。

そして、時勢を詠めないことこの上ない共産党が、今がチャンスと鼻息洗いらしいw。チャンスと言うより、最後の見せ場やね。団塊の世代、言うなれば、全共闘世代という、親共産世代が、退職し、職業というしがらみが無くなって、再び、共産主義への傾倒があるかも知れない今しか議席を増やすチャンスはない。この世代が80を迎えるようになれば、いかな共産主義者といえど、システムの変革には抵抗感を覚えるのが老人というモノ。というか、全共闘世代って言っても、マルクスの資本論を読んだことがある日は存外に少な目で、逮捕されて、獄中で暇だから読んで、くだらなくて失望した。と言う人も少なからずいたようで。ソ連のプロパガンダは、強烈でしたという証左に。

そんで、この記事
弥生人は、太陽族か。農耕民は、ベースとして太陽神崇拝であるからして、私の論がまた一つ証拠を得た。と思ったら、本記事の方に書き忘れてやんの。基本的に、農耕民=太陽神。狩猟民=月神。狩人の神は、月の神が目立つわけだけど、アポロンも狩神だしなー。まぁ、ギリシアは完全たる農耕民とは言えないので。まぁ、それ以前に、この面の作り、どことなく大陸の臭い。というか、東南アジアよりのデザインの気がしますが、その辺、どうなんでしょうね。ガルーダっぽい、つーか、どっかでこういう雰囲気の面を見たような気が、どこの博物館だったか。館内写真撮影禁止だからなー。ぬぅむ。単なる脳内妄想か。ああ、気持ち悪い。

なんやかんやで、12番どころか、10ゲージに近い文量に。


アウトブレイク(2009/05/17)
神戸で感染例が出ておりますが、灰色を通り越して、どどめ色の脳細胞の私の推理だと…

1、問診票の回収ミスしたグループに感染者がいた。
2、韓国、中国等アジア経由感染。
3、輸入ペット
4、密入国者

ぐらいかなぁ。可能性が高いのは、1と2。特に2は、当初、メキシコ、カナダ経由等アメリカ大陸の便しか検疫していなかったため、発症報告が遅れた、と言うか発症そのものが遅かったアジア経由での感染が一番高いのではないかと。ぶっちゃけて、水際阻止というならば、発症例が報告された国を経由した便は全てやるべきでしたなぁ。メキシコが発表するよりも前に、感染者がアジアにいた可能性もあるわけで、メキシコ政府が発表する一ヶ月ぐらい前から、発症者は絶対にいたわけで。アジアもやるとなると、検疫官が足りないだろうけど、最悪問診票と搭乗リストのキープだけでも、追跡がしやすい。1だったら、桝添大臣更迭モノだねぇ。

つーか、桝添さんも、麻生さんの陰に隠れているけど、こうまで出来ない子だったとはナァ。発生当初は、季節性よりも最優先する。といったかと思えば、情に流されて、拘留期間を短くするとか。潜伏期間は個人差あると思うので、安易に可愛そうで短縮してよいモノかと。マスコミも変にあおるモノだから、拘留というか、検疫待ちの人が、さながら官憲に逮捕されたみたいな扱いになってるし。かわいそうとか言う奴は脳が痛んでる。まぁ、外に出れなくて、暇すぎて可愛そうだとは思うが、はしかで入院した幼稚園児と同じ程度の可愛そうで、報道するようなこっちゃない。

弱毒だから、よいモノの、コレがH5系列の猛毒タイプだったら、同じ言動が取れているのかと。誰かが言ってたけど、このh1系列の発生は、来るべきH5系列の発生のための予行演習と思うべきだと。

3は、まぁ、ほぼ可能性はないのだけど、逆に、ペットルートだと、ウィルスが変化していると言うことで、恐いことに。ウィルスのDNAに変化はないようなので、まずは安心と。つっても、ペット用の子豚、まめ豚ミタイナの一時流行しなかったっけ?とか、鳥経由ってのは、ありそうだよなぁ。
4は、防ぎようがない。神戸というと中華街、中華街というと、やっぱ、大なり小なり、裏家業の人が絡んでいるし。ありそうでこわい。防ぎようがないからこそ、恐い予測。違法輸入ペットってのもあるなぁ。

ともあれ、大穴が開いていたことは確かなので、来るべきH5系列の対決に向けて、欠点修正をして欲しいところ。そして、なぜか高校生ばかり感染するのか。というのは、単純に耐性の問題と思うなぁ。昔うったなんかのワクチンが効いてるとか、単純に長く生きてる分、h1系列に感染した回数も多いので、それなりに耐性があるとか。中には、若者特有の行動パターンを鑑みるべき。とか言う専門家もいたけど、高校生が活動するエリアで、大人がいないエリアなど存在しない。裏山の秘密基地とか持ってたら知らんけど、そんなもん、今日日の小学生でも作ってない気がするし。

こういう場合だと、大体最初に感染した奴は、耐性持ってて発症してなかったりするんだよねぇ。で、知らずに菌をまき散らして感染拡大みたいな。一番恐いのは、多人数に感染すると言うことは、それだけ変異する回数が増えると言うことで、ホントに、爆発感染したらこわいねぇ。ウィルスが恐いのではなく、パニックなる連中が出そうで恐い。恐怖というモノ探求している身としては、パニックになった人間が一番タチが悪い。こういう手合いは、自分が一番価値のある人間だ。とか思いこんでいるので、ワヤするのな。一人が走ると、つられて走り出すのが群集心理。恐怖から逃れるために、訳の分からない噂にしがみつく。こういう二次被害のが恐い。


反応が逆(2009/05/19)
新型インフルの反応を見ていると、市民と行政の反応は逆でなくてはならない。と思う。ほんとうに、マスクを買いあさる市民は愚かしく、オイルショックでトイレットペーパーを買いあさる姿をダブらせる。反面、過剰反応はいかんと、ひょうひょうとする行政は、感染ルート不明と言うことにもっとあわてて欲しい。

先日分で、煽るようなことを言っておいて、なんだが、新しい型の季節性インフルエンザが発生した程度の認識で、市民はよいと思う。そんなに過剰な反応をすることはない。逆に行政は、想定外の感染ルートであり、対応も後手後手に回っていることに、もっと緊迫感をもってほしい。本当にこれがH5系の猛毒型だったら、どうなっていたか。

とはいえ、WHOの職員の話だと、新型インフルは、感染者をすぐに投薬治療しているため、ウィルスが本領を発揮する前に押さえ込んでいて、その実力は分かっていない。とのこと。そう言われれば、そうなのかもネェ。大流行の例によく出る、スペイン風邪もH1系列だったらしいし。感染拡大によって、変異する可能性もあるので、まぁ、出来ることならば、多少過剰でも完全に封じ込めてしまった方が良いのかも知れない。と思わなくもない。

菌と言えば、虫歯菌だけを殺す薬って、早く完成しないかねぇ。まぁ、したらしたで、歯医者が困るかも知れないけど。歯周病菌を除去するマウスウォッシュというのを見て、ふと思った。


NHK教育テレビのように(2009/05/23)
世の中新型インフルで持ちきりですが、あえて、のどかな話題を提供。っても、前回、前々回で思いっきり語ってますけどね。それにしてもまぁ、マスクのダフ屋がでるとはねぇ。 オイルショックと言うよりも、ハレー彗星の接近で、ゴムチューブ売りつけるような感じに近いねぇ、もはや。

日本では、自己防御、つまり、菌に感染しないためににマスクを付けますが、アメリカでは、他人に菌を移さないために付けるのだとか。献身的と言われる日本人が自己保身のためで、独善と言われるアメリカ人が他人のために付けるというのも面白いデスナァ。まぁ、アメリカの場合は、マスクせずに外出して菌をまき散らした。とか言って訴訟起こされるからかも知れないですが。

で、セブンスドラゴン。大放置中。世界樹もそうだったけど、中盤過ぎて、システムに慣れて(飽きて)くると、とたんに作業感が倍加して、やる気が失せてきます。ドラクエ1とかFF1とかの世代が作るゲームは、どうしても、手間がかかる=高難度。と思っている節があり、七面倒なだけで、面白くもないダンジョンの、これまた奥底に、必要なアイテムを置いておくと、どうだい難しいだろう。と得意げになっている気がする。面倒なだけで、難しいワケじゃありません。大抵のの場合は、扉を開けるスイッチが、ダンジョンのあちこちにあって、ひたすら敵を倒して歩き回るだけだったり、マップが見れなくて、ワープを繰り返して進む(しかも、オチは、出てきたワープにもう一度飛び込むとかが最多パターン)とか。

私の場合、それでも、この先の展開が知りたい。と思えば、何とか我慢できるのですが、新納ディレクションだと、あんまり駆り立てられるシナリオじゃないので、だれまくる。そんなわけで、持続力がない。と言う評価を差し上げます。

さて、MassEffctなんですが、出来は非常にイイ感じらしいですが、思ったよりやり込み要素に欠けるようで(まぁ、シナリオ展開に労力裂けば、必然的に、何かが落ちるのが普通)。あとは、戦闘が意外につまんない模様。ただし、シナリオ展開の面では、かなり革新的らしくて、会話の受け答えでの分岐は、なかなかの模様。ただ、私は買わないかなぁ。と言うのも、どうも戦闘システムが、TooHumanに近い感じがするので。TooHumanの体験版やってみて、あんまり楽しいとも思えなかったんだよねぇ。爽快感のない無双系のような、リアルFPSと言うには、あまりにシネマティックな。上手く調整できれば、両方の長所をもてるのだろうけど、現状では、両方の短所の方が表に来ている感じが。マスエフェクトはどうなのか分からないけど。

やっぱ、アメリカはD&D(厳密にはAD&D)の国らしくて、専業クラス、マルチクラス。という分担が大好き。クラス無しで、完全なスキル性にした方が良いと思うんだよね。その方が、よりカスタマイズできて、理想のキャラ作りというのも、やり込み要素になるわけで。その分調整が手間なんだけども。マンチはどこでもいるからねぇ。コレ最強な、抜け道見つけるの大好きという。でも、マンチがいるおかげで、戦術は進化していくんだわ。オフゲームなら、マンチでも問題ないと思うしねぇ。

そんなわけで、三國無双5エンパまで、あと一週間。ゲームジャンキーの禁断症状は激しく。って、激しくなると過剰な期待して、しなくてもイイ落胆しちゃうからなぁ。しかし、最近のゲームの値段の下がり方は異常だねぇ。メーカーが中古販売に意義申し立てる気持ちも分からなくもない。半年一年とかけて、制作したのが、二ヶ月で半値で売られてちゃねぇ?。二ヶ月の売り上げで、元をとろうとなると、高値設定になっていくわけで、それはますます中古で済まそうとする人を増やすという、悪循環。最悪、半年まではプラチナコレクションとか、ザベストとかになっちゃうのだけども。


編集くん(2009/05/24)
wikiに参加すると、必ず一人はいるのが、編集くん。

彼らが何をするかというと、他人が書いた記事に対して、自分好みに句読点を付け替え、てにをは変え、自分が不要と思うことを、バッサバッサと削っていく。当人たちは、本当に、編集者気分だったり、管理者気分だったりするのだろうが、やっていることは、ただの手直しであり、どちらかと言えば、改悪のことも多い。最悪の場合、その改悪を、自分の書いた記事と思いこむような行為さえする。元記事を書いた側としてみれば、即座に句読点とかを修正されるのは、洋服屋で、ちょっと触った洋服を、店員が駆け寄ってきて、たたみ直すに近い、非常にいらただしい行為。まぁ、この店員も、よかれと思ってやっているのだろうが、実際は、単なる迷惑行為だ(客にも、店にも)。

でまぁ、たまには、削るばかりでなく、自分から書いたりもするのだけど、得てして彼らは、wiki内情報や他のサイトから、転載してくるだけ。そうしたモノも、明らかなガセとか拾ってくるので、ホントに迷惑きわまりない。と言うか、編集したいだけで、プレイしたこと無いんじゃないか。と言う人も多い。当人にとっては、有用情報(他の人から見れば、どちらかと言えば不要情報だったりする)と思いこんでいる上に、他人の書いた句読点の位置すら許せない偏執的な人なので、当然、自分の書いた文章に、手が入るのは許せない。ってなもんで、編集合戦の引き金になる迷惑人。

元来、句読点の位置の好みって、人それぞれなのに。まぁ、私は、打ちすぎるきらいがあるのは自覚しております。しかし、平仮名が続いて読みにくい場合。句読点を打たないと、誤読してしてしまう場合は、少々、多めに打った方が読みやすいというのが、私の根本です。まぁ、私が多いのは、書いては消し、書いては消しをするために、消し忘れて増えていくのと、変換がイマイチアホなので、句読点で明確に区切ってやることで、変換ミスのいらだちを解消しているからですが。だから、乗ってきて、句読点を打たずに、ぶわーっと書いたところに誤変換が発生しやすくなっております。

だれでも編集できるwikiならともかく…ともかくと言えるのか?…まぁ、まだマシだとして、個人サイトに忠告に来るのは、マジで病的だよねぇ?。むかーしのコンバットマガジンの読者投稿欄にも、こうした、表記法に対するクレームを延々と述べてる読者がいたりして、どのジャンルにもいるんだなぁ。とか思ったりした次第です。

やっぱ、彼らの脳内六法では、許されざる大罪なんでしょうねぇ。句読点の位置が悪いとか、段落構成が悪いとか。はよ、病院いってきーとか思う。ゲームジャンキーの禁断症状がビークに達しているので、やや辛辣。え?いつも通り?。


1オクターブの悲鳴(2009/05/26)
編集くんに一つ言い忘れてた。他人様が書いた文章を、自分好みに、句読点の位置を変え、てにをはの変更をして、さも全文を自分が書いたように錯覚する彼らですが、ホントに、句読点に偏執的な証拠として、大抵、誤変換とか、送りがなのズレは、治ってないのよね。句読点直すぐらいなら、誤字脱字直してくれよって、思ったことは数え切れない。そんな彼らの編集ですから、ホントに改悪なんだよねぇ。ホントに絶滅してくれんかな。

さて、北朝鮮の核実験ですが、体制固めとか、なんとかではなく、おもちゃを買ってもらえない子供の、駄々をこねている泣き声が、1オクターブ上がったようなモノ。もう、彼らにしてみれば、自分たちの方を向いてもらうためには、核とミサイルしか、カードが残ってない。この二枚を手放すと言うことは、勝負から下りるに等しく、ノーペアがバレバレでも、ひたすらレイズするしかない。後はどちらが、より高く詰めるかという、泥仕合なのだが、北朝鮮は、すでにポーカーのテーブルに、誰もいない。と言う事に気がついていないのか、それとも、分かっていて、テーブルについて欲しくて、ただを兼ねているのか。もうすでに、自暴自棄になっていると言えるのかもなぁ。

そもそも、アメリカと二国間協議したら、アメリカと対等な国。なんて発想は、子供じみている。というか、ドンだけの背伸びかと。

で、この期に及んで、足踏みしているのが、中国とロシア。北朝鮮崩壊によって、内部文書が露呈するのがイヤなのか、単なるプライドか、共産主義同士という仲間意識か。何にしても、事態を泥まみれにしているのは、共産主義社会であることを、親共産の人間は、自覚して欲しい。正面から向き合って欲しい。拉致問題だって、発生当時、北朝鮮の肩を持ったのは、社会党じゃないか。

まぁ、一つ確実に言えるのは、新型インフルエンザを吹き飛ばしたよね。逐一発生患者数を報告していたマスコミが、ぱったりと。なんだかなぁ。



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