２，危険なのでこの場を離れる

なんとなくイヤな感じがして、と言うよりも、ローガーの事を思い出して、機体から降りることが出来なかった。後ろめたさと、情けなさで震える身体を殴りつけ、この場から離れる。

一つ言えることは、収穫らしい収穫は何もなかった。と言うことだけだ。いい知れない孤独感に襲われ、誰かと話をしたいと言う欲求が抑えられない。自分のことを勇猛な戦士と思ったことはないが、こんなにも情け無い男だとは思わなかった。

十数秒間たっぷりと落ち込んでから、気持ちを立て直す。ここにうずくまっても、駄々をこねても、状況は変わりはしない。進むしかないのだ。

１，研究区画へ進む
２，もしまだなら南側の実験区画を調べても良い。

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