1,研究区画へ進む
実験区画から、さらに西へ進む。研究区画までには、結構な長さのある通路を進まねばならない。狙撃にはもってこいの場所。180oキャノン持った奴が待ち伏せしていたら、厄介だな。
漠然とそんな事を考えていると、センサーに反応が入る。
「嘘だろ、おい」
と、戦闘モードに切り替えたが、信号は味方のモノだ。
ZMD109 CAROM。モニターの端に、赤い人間大のモノが映る。メカドール。いわば人間サイズの自立型モビルスーツ。いわく、陸軍の切り札。元を返せば、メカドールとバイオドールのトライアルに、俺たちは巻き込まれた様なものだ。
集音スピーカーが、か細い女性の悲鳴を拾い上げだ。見れば、メカドールのカロンは、所員とおぼしき女性を襲っている。カロンが襲っていると言うことは、バイオドールなのか?。
1,確認のため所員データと女性を照合する。
2,カロンを止める。
3,カロンを放置する。
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