大型紙芝居「くった　のんだ　わらった」

ポーランドの昔話 内田りさこ再話　　佐々木マキ絵 福音館書店の絵本より

常盤公民館で活動している「ともだち文庫」から貸していただいた手作りの大型かみしばいです。おおかみのしっぽが動くように工夫されてあり、絵もとてもよくできていて、迫力一杯のとてもすばらしい大型紙芝居でした。 ストーリー ひばりの夫婦が牧場の草の中に巣を作り、たまごを抱き始めました。 ところが、もぐらが巣のすぐそばの地面を掘り始め、巣はピンチ！ そこでおおかみにたのんで、もぐらを追い払ってもらおうということになりました。 けれども、そのおおかみ、 「はらいっぱいくわせてくれなければだめだ」 「たっぷりビールを飲ませてくれなけりゃやらない」 「思いっきりおかしいものを見せてくれて、笑わなくちゃだめだ」 と、ひばりのだんなに次から次へ難題をふりかけてくるばかり。 しかたなくひばりは村へ出かけ、人間をしかけておおかみの要求を満たしてやります。 ようやく、おおかみがもぐらを追い払ってくれて、めでたし、めでたし。 ひばりにだんなに簡単に手玉に取られる人間のおろかさが何ともいえずおもしろい。 （これは大人の感じ方かも？） 紙芝居を引き抜く人、役割分担しての台本読みと、スタッフ総出で楽しみました。 ともだち文庫のみなさん、ありがとうございました。

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