お産の準備とその後
健やかな妊娠期のポイント
1)ママの健康の保持促進
2)赤ちゃんの順調な発育
3)いいお産をするための準備→異常の予防・体重コントロール・心構え
母児の生命の安全を大前提とした納得と満足のいく出産
4)育児・親になることへの準備
ママへ
母乳育児の考え方を理解して、準備していきましょう。
パパへ
「父親の育児参加協力10か条」(小児科医 南部春生先生)
- 1. 胎児期:
- 毎日、母親の腹部に手を当て、胎児へ声かけ
- 2. 30日:
- 授乳の光景を優しく見ている(がまん)
- 3. 300日:
- 30分は早く帰宅し、声かけ・遊び(父性の確立)
- 4. 3000日:
- 元気な遊びの相手、子どもに合わせて、汚れる遊び
- 5. 沐浴:
- 親子3人で一緒(適当に)
- 6. 排泄:
- 2歳で日中、夜は4歳で自立(無理強いはしない)
- 7. 睡眠:
- 子どもを真ん中に川の字で寝る(10年間)
- 8. 食事:
- 親子で一緒の努力(楽しく、ゆっくり30分)
- 9. 運動:
- 外遊びの名人、テレビ(漫画)を一緒に見る
- 10.話し合い:
- 妻と自己主張する、夫は”優しい話しの聞き役”
*自分の体をよく知り、自分らしい出産・育児を考えながら
自己管理していくことを楽しみましょう。
・お産の軽さは身の軽さ…体重コントロールは自分で出来る最善のこと
・母乳育児も当たり前によいこと
*妊娠による心身の変化に対応した生活をしていきましょう。
・普段より少し大事に、少しゆっくり
*定期検診をきちんと受けましょう。
・赤ちゃんは、もうすでにお腹の中で成長を始めています。特別おかしいと感じなくても、定期的に検診を受けて経過が順調であるかを確かめましょう。
・その他、症状がある時や医師の指示がある場合も必ず受診しましょう。
*栄養にこだわりを持っていきましょう。
*夫や家族とのコミュニケーションを良くし、赤ちゃんとのコミュニケーションを大切にしましょう。
産後のケア方法
母子の絆を大切にさせていただきたいので、できるだけ『母乳育児を成功させる10か条』に沿って、育児のお手伝いをいたします。そのため、母子同室をとり、ご自身と赤ちゃんのペースで授乳していきます。ほとんどが個室です。
入院の期間は、経膣分娩が産褥4日、帝王切開が産褥6日としています。
入院中に、院長よりご夫婦[大人2人]へディナーのプレゼントがあります。
退院されますと、全ての方に2週間・1ヶ月検診を受けていただき、経過が順調であることを確認します。この間、母乳育児の支援が必要な時には、ご来院いただきますが、産後1ヶ月検診までは、無料です。