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Nikonマウントのレンズ達

Manual Focus Lenses


 デジタル一眼導入前から所有していたレンズは上の5本。決して十分とは言えませんが,一通りの被写体に対応できていました。F2が休眠状態の今,28mmF2.8S以外はほとんど出番がありません。 左から順に紹介していきます。

Ai Nikkor 50mmF1.4S
 いわゆる標準レンズ。大口径で使いやすいレンズです。素直な描写もさることながら,カメラボディにつけたときのバランスが一番だと思います。D200に装着すると75mm相当となり,中望遠的な使い方が出来ますが,D200にはPlanarT*50mmF1.4がありますので,最近はF2専用レンズとなっています。 高校1年の夏から使っている,我が家のレンズでは最古参です。

Ai Nikkor 28mmF2.8S
 ごく普通の広角レンズ。風景写真や接写向きかな。D200に装着すると42mm相当となり,準標準レンズとして使えます。被写界深度も深く,スナップ等に好適。最近,活躍の場面が増えてきています。

Kenko TELEPLUS MC-7
  高校1年の冬にお年玉で購入。単焦点レンズが50mmF1.4Sしか無かった頃,これを付けて100mmF3.5相当の中望遠レンズとして使っていました。最近はほとんど出番がなく,たま〜に天体写真を撮るときに使ったり使わなかったりです。

Ai Nikkor 35-105mmF3.5-4.5S

 お手軽な標準ズーム。これ一本あれば,大抵のシーンに対応できます。荷物を減らしたい時はいいレンズだと思います。ただ,F2につけると若干貧相に見えるのが玉に瑕。先細りのアレみたい(爆)
※専用フードを付けると結構格好良くなります!


Tokina SZ-X210 70-210mmF4-5.6
 大学4年の時,今は亡き新宿のカメラのキムラで\10,000だったので衝動買い。SDガラス使用を表すいラインがちょっと格好いいかも。 しかし,こいつもF2につけると貧相なんですよね…。
 

 
現在はこんな有様。写ってないレンズがあと3本…。
 

Tokina SZ-X210のクリーニング

 先日,レンズの点検をしておりましたところ,SZ-X210の前玉に曇りを発見しました。大学4年の頃,中古(¥10,000)で買ったレンズですからOHに出す気にもなれず,駄目元でバラしてみることにしました。鏡胴部にあるネジを緩めても一向にバラせそうもなく途方に暮れましたが,Tokinaの銘が入ったプラ枠をゴムで押さえつつ回したら,あっけなく前玉が外れました。ってか,プラ枠だけで押さえてたんですね。強度的に問題なかったのかな…。

周辺部の曇り プラ枠を緩めるだけ! 表面を触らないように!
周辺部に曇りが見えます 前玉のプラ枠を緩めると 簡単に前玉が外れました
NikonD200とSZ-X210
 曇りは薄めた中性洗剤で軽く拭き取ったら綺麗になりました。その後,クリーニングが終わったレンズをD200に装着して試写。最近のレンズに比べてソフトな…と言うと聞こえがいいですが,ぼやっとした感じの描写でした。まあ,20年前の廉価版レンズですから無理もないですね。見た目では,グリップの赤ラバーとレンズ先端の赤ラインが似合っていて格好いいかも知れません。たまに使うようにしてみようかな?


COLOR SKOPAR
20mm F3.5 SLII Aspherical

 


 
Carl Zeiss T* Planar 50mm F1.4」に続いて購入した2本目の単焦点MFレンズ「COLOR SKOPAR 20mm F3.5 SLII Asphericalです。こちらもコシナカメラ製のレンズです。本来は純正好きな私ですが,最近のニコン純正レンズは絞り環がないタイプが増えてきていますからね。昔ながらのAFレンズには絞り環がありますが,DXフォーマットのカメラに装着して広角レンズとして使えるモノってほとんどないんですよ。有っても冗談みたいに高いし…。

 パンケーキレンズと呼ぶにはやや厚みがありますが,軽量コンパクトなレンズです。20mmという焦点距離はFXフォーマットに換算すると30mm相当となり,スナップにも好適だと思われます。また,前述のPlanarと異なってCPU内蔵のため,D200の露出モードをフルに使うことが出来るのもありがたいです。
 


 その後,D700を購入したので,本来の画角で使えるようになりました。狭い部屋が広〜い部屋のように写ります。ホテルの客室見本みたいです。

Tamron SP55BB 500mm F8

初のミラーレンズ500mmF8


 商品数が少ない代わりに競争率も低そうな楽天オークションで見つけたレンズです。初めてのミラーレンズですが,想像していた以上に小さな鏡胴に驚きました。既出の24-120mmと大して変わらないサイズと重量ですが,35mm版換算で750mm相当の超望遠レンズとなります。その焦点距離を考えると,手持ち撮影は物理的に不可能と考えた方が良さそうです。月の直焦撮影や野鳥の撮影などに重宝しそうなレンズですが,私がその手の撮影を行うかどうかには触れずにいようと思います。独特のリングボケを上手にいなせるように頑張ります。※2012.4.24 ドナドナされました。

Ai Nikkor 35mm F1.4S

銘玉であり癖玉でもある35mmF1.4S


 いつか手に入れたいと思っていた35mmレンズです。「写真の基本は標準レンズ」というステロタイプの人間なもので,所謂50mmの画角がほしかったんです。当初はAFの35mmF2Dか35mmF1.8Gの購入を考えていたのですが,質感の低さが我慢できませんでした。

 このレンズの特徴として,開放で撮ると画面全体がソフトフォーカスのように滲んだ感じになることが挙げられます。それなのに,F2.8くらいまで絞るとシャキッとした画像になる。この二面性がマニアには堪らんらしいです。大口径レンズということで,開放で撮る場合のピント合わせには気を遣いますが,初めて一眼レフを手にした時の高揚感を思い出させてくれるレンズと言えるかも知れません。

SIGMA MIRROR 600mm F8 (ZEN)

 2012年4月,タムロンの500mmミラーレンズを持っているにもかかわらず,手を出してしまったSIGMA製ミラーレンズです。光学性能的にはタムロン>SIGMAだと思うのですが,フォーカスリングの回転方向がニコンと同じという点が決め手でした。ミラーレンズを2本持っていても仕方ないので,タムロンの方はヤフオクでドナドナ。ほぼ等価交換に近い額で売れました。

 サイズ的には大差なかろうと思っていましたが,並べてみると結構でかいですね,SIGMAは。まあ,前述のフォーカスリングの回転方向,三脚座があること,100mm長い焦点距離を考えると,気になりませんけどね。ZEN塗装というつや消し仕上げのため,落ち着いた外観となっています。ゴムの加水分解が始まるとべたつくらしいのですが,今のところ程度は極上に近いレベルかと。

 三脚座が付いており,カメラに依存せずに三脚に固定できます。また,手持ちのスコープアイピースやテレプラスを併用すると,地上望遠鏡として活用できます。倍率は60倍(テレプラス併用時は120倍)と天体望遠鏡並。一本で二度美味しいレンズです。

Ai Nikkor 50mmF1.8S

 2012年9月, ヤフオクで50mmF1.8Sを落札してしまいました。4本目の標準レンズです。同スペックのAF-S50mmF1.8Gに比べ,圧倒的に薄いのが特徴。古いレンズだけに,最近のプラ素材に比べて高級感が漂っています。当時は最廉価レンズでしたが…。

 我が家の標準レンズ揃い踏み。50mmF1.2Sも欲しくなったりして…。ま,高いレンズですから,おいそれと買うことはできませんけどね。(2019.3.12 おいそれと買ってしまいました。)

 手持ちのパンケーキレンズのカラースコパーと並べてみました。大きさはほとんど一緒ですね。両方ともパンケーキレンズと呼ぶにはちょっと厚みがありますが,他のレンズよりも薄いことは間違いありません。古いレンズのため,絞りのクリックやヘリコイドの感触が今イチですので,近日中に本間カメラサービスさんにOHに出す予定。

ウルトロン用フードとタンポポチップ

 一気にお気に入りレンズの筆頭となった50mmF1.8S。そのコンパクトさを犠牲にしないフード…ということで,フォクトレンダーのウルトロン用フードを採用しました。うん,結構格好いい!

 続いて,使用上の制約(絞り優先のみ,要レンズ情報登録)を払拭するため,タンポポチップなるものを取り付けました。古ニッコールにはあるはずのない電気接点がそれ。

 マウント周辺に貼付可能なスペースさえあれば,古いニッコールを疑似CPUレンズとして活用できる優れモノです。設定もカメラ側から簡単に行えます。興味のある方はこちらから。

 

Nikon LENS SERIES E 100mm F2.8

 性懲りもなく,ヤフオクで落札したのがこれ。純正品であるにもかかわらず「Nikkor」を名乗ることが許されなかった悲劇のレンズ(大袈裟w),ニコンレンズシリーズEの100mmF2.8です。

  左側がシリーズE100mmF2.8,右はAi-s28mmF2.8。ご覧の通り,ほとんど同じサイズです。重量は圧倒的に100mmの方が軽いです。この2本にも「タンポポチップ」を貼り付けて,疑似CPUレンズとして生まれ変わってもらいました。

 これでMFの疑似CPUレンズは広角,標準,中望遠の3本となりました。取り敢えず,一通りの被写体に対応できそうな感じです。

 

Ai Nikkor 45mmF2.8P

 平べったいレンズが3本になってしまいました。一番左にあるのがAi Nikkor 45mmF2.8Pです。マウント面からわずか17mmという薄さ。超高級ボディキャップといった感じです。パンケーキレンズの名に恥じぬ薄さです!
 

 実際に装着したところです。保護フィルターとフードを装着していますが,それでも薄手なのが感じ取れるのではないでしょうか。 加えて,生粋のCPUレンズですので,全ての露出モード対応です。

 しかし,正直言うと使い勝手はあまりよろしくありません。一番困るのが,脱着しにくいこと。一応銀リングはあるのですが,非常に幅が狭いので,脱着の際はピントリングか絞りリング,下手すると両方を一緒に回してしまいます。よくこのレンズを「ボディキャップにしています。」なんて言う人がいますが,外すのが面倒くさいからではないかと思ってしまうほどです。

 まあ,「不便を楽しむ」と考えれば,それはそれでいいのかも知れませんね。せっかく手に入れたものですので,頑張って使ってみようと思います。

 

Carl Zeiss Planar 1.4/50 ZF T*(改)

 D200の頃から愛用しているプラナーですが、タンポポチップを装着して疑似CPUレンズとして生まれ変わりました。装着スペースを確保するためにはレンズガード部分を削らねばならず、タンポポチップの販売元に加工を依頼しました。元に戻しにくい改造ですが、他の人に売ったり下取りに出したりするわけではありませんので、これで良しとします。Pモード、Sモードでも使用できるようになりましたし、レンズ情報の切替作業も不要になりました。少し出番が増えるかな…。

 

Ai Zoom Nikkor 43-86mm F3.5

 久し振りにレンズを購入しました。1978年製の「ヨンサンハチロク」です。43-86mmという中途半端感漂う標準ズーム。現役商品だった頃は全く興味がなかったのですが、ちょうどヤフオクに廉価で出品されていたので、仕事の忙しさからの逃避として落札しました。

 もともとは35-70mmとして企画されたという噂もあるこのレンズ。ズームレンズ自体が珍しかった時代の設計ですので、両端ではかなりはっきりと周辺光量不足や湾曲が感じられます。86mm側では糸巻き型の収差が出ますので、女性の全身を入れたポートレートを撮るといいかもしれません。43mm側だと樽型収差なので危険度高し。

 


Auto Focus Lenses


 D200購入に伴って入手したAFレンズ達です。取り敢えず,一本ずつ紹介していきます。
 

「AF-S DX
VR Zoom Nikkor ED 55-200mm F4-5.6G(IF)」
 職場の上司から譲ってもらったWズームの一本です。見た目が貧相なのとF2で使えないってことで,あんまり出番がないだろうと思っていましたが,なかなか侮れない感じです。スポーツ写真を撮る際など,非常に重宝します。手振れ防止(VR)がついているのが特にいいですね。それだけに,マウント部がプラスチックなのが悲しい 。
(2011.6 ドナドナされました。)

「Ai AF Zoom Nikkor 24-120mm F3.5-5.6D(IF)」
 非常に図体がでかい標準ズームです。D200に装着した時の画角は36-180mm相当ですから,一本で大概の被写体に対応することが出来そうです。前玉が大きいので,F2やD200に付けても迫力負けすることはありません。それなりに重さはありますし,VRもありませんので,ホールディングには気を遣います。でも,それが「写真を撮っているんだ」という満足感を与えてくれます。
 


Ai AF Nikkor 85mm F1.8S
 現在,一番気に入っているAFレンズ。絞りを開けた時の背景ボケがとても自然,且つ綺麗です。また,D200やF2に装着した時のバランスの良さも特筆モノ。被写界深度が浅くなる分,ピント合わせには気を遣いますが,それだけの価値がある一本です。

 ただ,85mmという焦点距離はポートレートレンズの雄なのですが,D200に装着すると128mm相当になるため,少し使いにくいものでした。D700購入後は,本来の画角で使えるようになりました。

 

帰ってきた「AF Nikkor 18-55mm」

VR付を再購入…(汗)


「AF-S DX NIKKOR 18-55mm F3.5-5.6G VR
 D200購入に伴って,上司からWズームを廉価にて譲っていただきながら,1本(18-55mm)を売り飛ばしてしまったのですが,同スペックのズームレンズが「VR」となって新登場しまして…ハイ,買ってしまいましたとも。「たかだか18-55mmのレンズで手振れするほど華奢な腕力ではないぜ!」と思っていたのですが,意図的にスローシャッターを切る場合や,旅先で親切な現地の方にシャッターを切ってもらう場合を想定しまして(笑)

 このレンズの長所は何と言っても「軽量」で「
VR付」ということに尽きますね。描写については過度の期待はしておりません。細かな描写力を云々する場合は,単焦点を使えばいいのですから。そうそう,フィルター径が52mmだということもうれしいです。銀塩カメラ用に持っている「PL」「SOFTON」「クロススクリーン」などの光学フィルターが使えますからね。短所は…先細りで見た目が貧相なことと,マウント部がプラスチックなこと。まあ,壊れやしないとは思いますが。
(2011.6 ドナドナされました。)


 

Ai AF Zoom-Nikkor ED 70-300mm F4-5.6D


 何となくヤフオクウォッチをしていて目に留まったこのレンズ。1本目は寝ていて落札できず,2本目は落札できたもののカビカビで使い物にならず,3本目は中古カメラ店で買ったというわけ。正に三度目の正直ってヤツです。軽量コンパクトなレンズではありますがVR付いてませんので,300mm側で手持ち撮影するのは困難です。しかし,望遠特有の圧縮効果はなかなか圧巻です。絞り環も付いているDレンズですから,従来の銀塩カメラにも装着できますし,D200に装着すれば105-450mmの超望遠ズームとしても使えます。常用する類のレンズではありませんが,機会を見つけて持ち出すようにしたいと思います。
 

初の社外AFレンズ Tamron 28-200mm(A03)


 D200と18-55mm,55-200mmのWズームを手放して4ヶ月ほど経ちました。2本のズームを手放したとは言え,手元にはそれなりのレンズ資産(…と言うほどのものではないが)が残っています。しかし,軽量のズームレンズが失われたことはけっこう痛手でした。D700自体がそれなりに重たいですから。

 そこで入手したのがタムロンの28-200mm(A03)です。ニッコールの24-120mmに比べ200g程軽く,フィルターサイズも二回りほど小さくなっています。初めてのサードパーティのAFレンズ(そう言や花型フードも初めて)でしたが,AF動作もそれほど遅くなく,ボディとのバランスもまずまずな感じです。極力荷物を減らしたいときは,このレンズ1本で何とかなりそうです。

 今のところ大きな不満はないのですが,小型化を追求したせいでしょうか,レンズ交換の際に持つところがないのはちょっと困りもの。ピントリング,ズームリング,絞り環が隙間無く並んでいるので,どこを掴んでも動いちゃうんですよ。ズームロックしてズームリング持って捻るしかないみたい。ちょっと煩瑣ですね。
※2012.4.24 ドナドナされました。

絞り環のないGレンズたち?


 
これまで,銀塩との併用を考えていたため買い控えていたGレンズがちょびっと増えてきました。絞り環がないため,F2のようなカメラでは使えないGレンズですが,今後F2を使う機会も限られてくるだろうし,そもそもF2用のレンズが不足しているわけでもないので…と割り切ることとしました。
 


 最新レンズ,A
F-S Nikkor 50mm f/1.8G。我が家で3本目の標準レンズです。185gという軽さと,最新設計による鮮鋭な描写が気に入っています。ニコンのレンズ沼には「標準レンズ沼」というジャンルがあるらしく,揃え出すと止まらなくなるんだとか。実際に準パンケーキレンズの50mmF1.8sと,生粋のパンケーキレンズの45mmF2.8Pも買ってしまいましたしね。既に病状は手遅れなのかも知れません。
 


 こいつは
Nikkor 28〜200mm F3.5〜5.6G。ほとんど同スペックのタムロンA03を持っているのに,ついつい買ってしまいました。やっぱり純正品の方がデザイン的にしっくり来るような気がします。撮り比べをしたところ,同じ焦点距離ではタムロンのものより若干大きく写る(焦点距離が長い?)感じ。EXIFを見ると,ちゃんと焦点距離情報は揃っているんですけどね。
 
黒と銀
 タムロンの28-200mmを売りに出して数年が経過した。縁あって、Nikkor 28〜200mm F3.5〜5.6Gのシルバーモデルを入手。Dfとの見た目の相性は、やっぱり銀の方が良いみたいである。


 以前ブログでは紹介したのですが,D200と並んでいるのは大三元と呼ばれるうちの一本,AF-S
Nikkor 24-70mm f/2.8G…型のマグカップです。残念ながらボディへの装着はできませんが,カメラと一緒に置いておくと,なかなかの迫力です。徐にこれでお茶を飲んだりしたらウケそう。 実際,同僚は見事に引っ掛かってました。
2019年3月、転勤する上司にプレゼント代わりに進呈。

 

TAMRON 18-400mm F/3.5-6.3 Di II VC HLD

18-400mm

 Zマウントレンズのラインナップが(私にとっては)不十分なため、急場凌ぎというか、ピンチヒッター的に購入したのがこのレンズ「TAMRON 18-400mm F/3.5-6.3」だ。APS-Cフォーマットでの18-400mmは、フルサイズ換算すると27-600mm相当。コンデジならともかく、ちゃんとした一眼カメラ用の交換レンズとしては、常識外れの高倍率と言える。

見た目も高倍率ズーム

 400mmまでズーミングすると、鏡胴はぐ〜んと伸びる。焦点域を考えればコンパクトと言えなくないが、やはり大きいし、それなりに重い。しかし、これ一本あれば、よほどマニアックな撮影以外困ることはないだろう。その利便性を勘案すれば、多少嵩張ろうが、重かろうが、AFが遅かろうが、手ブレ補正が弱かろうが、全て許せそうな気がしてくるではないか。…こない? 

 

  NIKKOR Z DX12-28mm f/3.5-5.6 PZ VR

12-28mm

 5月19日、2本目のZマウントレンズを入手した。12-28mmPZである。PZとはパワーズームのこと。要は電動でズーミングできるレンズである。2023年5月現在、Nikon純正のAPS-C用レンズとしては最も広角である。

 合焦動作、ズーミングともに非常に静粛。動画撮影の際にその性能を遺憾なく発揮することだろう…が、動画を撮影する予定は一切ない。換算18-42mmということで、広角から準標準域をカバーするレンズであり、常用レンズとしても使いやすそうである。

 気になる点としては、手動ズームと異なり、広角端や望遠端になってもズーミングリングが止まらないことが挙げられる。勿論、回し続けて不具合が出るものでもないだろうが、リングだけ空回りするのは気持ちがよろしくない。カメラ背面の+−ボタンで操作した方が精神衛生上良いのかも知れない…と思う今日この頃。


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