V. 2日目(4月12日・月) シェフミッキーへ

    (微妙に顔見えない・笑)
今日最初の予定は今回のTDR旅行のメインイベントと言ってもいい「シェフミッキー」での朝食。「シェフミッキー」での朝食はアンバサダーホテル宿泊者のみの特権(朝食以外は宿泊者以外でもOK)なのだが、とにかく予約が困難。1ヶ月前に電話を何度もかけまくって勝ち取ったチャンス。朝食後の予定を考えて開店直後の7時を予約してたので、朝が早い。だから、前日は早めに寝かしつけたかったのだ。でも、子どもたちはちゃんと自分で6時過ぎには起きてきた。さすが!…というか、なんというか(苦笑)。ま、そのおかげで余裕を持って用意をして、いざ「シェフミッキー」へ。ここは写真を見てもらえればおわかりのように、いわゆるキャラクターブレックファスト。食事をしてるところに、ミッキーやその仲間達が来てくれるのだ。予約の電話を入れたときに「確認作業のため、10分前にレストラン前に来て下さい」とのことだったので、6時45分には部屋を出た。まだ朝が早いためかホテル内も静か〜。各ショップもまだ開店してないので、あっという間に「シェフミッキー」前に到着。みんな予約時に同じこと言われてるはずなのに、ウチが一番乗りだった…なんかものすごーーーく、張り切ってるみたいでちと恥ずかしい(苦笑)。確認作業も滞りなく済んで、ボーッとしてると「記念写真をお撮りしてます。お食事が終わる頃には出来上がりますので、どうですか?」なんて声をかけられた。なるほど…このために早めに来るように言われたのか。納得。しかし、別にキャラクターと写真を撮るわけじゃなく、ミッキーとミニーの絵(壁画?)をバックに…って、ヤツだったので断った。それからしばらく待ってようやく開店!。席に案内されて、ポン太とかずがバイキング式の料理を取ってくる間にキャラクターたちが登場!。「おぉ〜っ」だの「きゃーっ!」だのあちこちから歓声があがる。あたしはみぃと「ほら、ミッキーさんだよ!」という程度。あとでちゃんとテーブルに来てくれるから、ここは食事に専念。味は…ま、朝食だしね、普通でした。いちばん美味しかったのはお粥と塩鮭だったりして(爆)。ま、そうこうしてるうちにキャラクター達が次々にうちのテーブルへ来てくれた。順番はおぼえてない(爆)。とにかく来てくれるキャラクターと写真を撮ったり、握手したり、サインをもらったり…(↑の写真参照)。やっぱりかず&みぃがいるせいか、キャラクターたちはとっても親切。いや大人にももちろん優しいのだけれど、子どもたちにはもっと優しい。頭をなでてくれたり、チューをしてくれたり(笑)。身振り手振りで「おいしい?」とか「たくさん食べてね」なんて言ってくれたり…。みぃなんて、テーブルを離れていくキャラクターたちを名残惜しそうにずーっと目で追ってる。一方、かずはというと…とりあえず握手はしてもらうものの、どうもお好みのキャラではないらしい(笑)。この日は何故かグーフィーはいなかったのだけれど、かずのお気に入りはグーフィーでもない。いったい誰なんだ?…という謎を残し、そしてわたし自身はみぃと同じく少々、名残を惜しみつつ、満たされた腹を抱えて「シェフミッキー」をあとにして、部屋へ戻り、出かける用意と荷作りをし、早々とチェックアウトしたのだった。<シェフミッキーへ、おわり>

 

W. 2日目(4月12日・月) TDSへ(その1)

 (顔ないとちょっとデカイ・笑)
アンバサダーホテル玄関前からリゾートクルーザーに乗り、本日は東京ディズニーシー(TDS)へ。バスを降り、ゲート前に行くとやはり荷物検査。昨日同様、たいした検査ではないのだけれど、なんか面倒くさくなってきた(苦笑)。月曜日なので開園は9時。行ったらちょうど開園したところだった。TDLは今回で4回目のあたしも、TDSははじめて。おぉ…これがTDSか…と、思いつつエントランスで開園直後のキャラクターグリーティングにちょいと寄り道。平日だからなのか、各キャラクターに群がるゲストもTDLほどではなく、子供たちを連れて握手をしてもらうのも、それほどの競争率ではない。しばらくキャラグリで時間を潰したあとはいよいよ、パークの中へ。TDLとちがって落ち着いた雰囲気。石畳があったり、レンガ(石)づくりの建物があったり…。イタリアを意識した町並みなのかな。TDLのにぎやかで華やかな空気とは違う、どこかのんびりとした空気を漂わせている。しばらくはその雰囲気に浸るためと場所を把握するために歩き回る。ショーのスケジュールを確認してから、「ヴェネチアンゴンドラ」へ。TDSはその名のとおり、海をテーマにしてるので、港や運河なんかもある。その運河を船頭さんの漕ぐゴンドラに乗ってパークの景色を見るのだ。開園間もないこともあって、待ち時間はほとんどなくすぐに乗れたのだが、なんとこのゴンドラ、あたしたち家族以外の乗客はおそらく中国から来たと思われるツアー客…。つまり中国人だらけ!。ゴンドラ内は中国語が飛び交い、あたしたちは小さくなってしまった(笑)。でも決して雰囲気は悪くない。船頭さんの説明はもちろん日本語なのだけれど、彼らにも充分通じてるらしく、すれ違う別のゴンドラにイタリア語で「チャオ!」と一緒に声をかけたりして、和やかにのんびりとゴンドラは運河を進んでいく。途中、港(「メディテレーニアンハーバー」)に出て撮ったのが↑の写真。左がTDSシンボル「プロメテウス火山」。右は「東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ」。絶景でした。また運河に戻り、目を閉じて願い事をすればその願いはかなうという橋の下を船頭さんの歌を聞きながら通り、出発点へ帰ってきた。夜だと幻想的だっただろうな…という思いはあったけれど、昼間でも充分楽しめたひと時。ゴンドラを降りてからはそろそろ最初のショー「リドアイル・ミート&スマイル」の時間が迫ってきたので「リドアイル」(小島)へ向かう。
  
小島といっても、港に面したちょっと(かなり?)大き目のテラスといった感じの広場?で、周りをぐるりとゲストが取り囲んでキャラクターたちが登場するのを待っている。すると港の奥のほうから船に乗ってキャラクターたちがこちらへ目指しやって来る。そして上陸。ほんの10分足らずのショーだったけれど、TDLよりは近い位置(いわゆる「かぶりつき」・笑)だし、人も少ないせいか、他人の頭の隙間から必死になって覗かなくていいぶん、和やかであたたかい雰囲気の中で見ることが出来る。これはこのあと見たTDSで行われるショー全般に言えることなんだけれど、平日だからなのかな?。で、まぁのんびりとショーを見ながら、ポン太はビデオを回し、あたしはデジカメで写真を撮ってたんだけれど、さぁこれからまだまだ撮るぞ!、と思った瞬間。デジカメの液晶画面が真っ暗!。えっ?なになに?!と、思ったら「バッテリーを交換してください」。あらら…。ポン太に予備のバッテリーを聞くと「デジカメは予備バッテリー買ってない」と無情の返事。えぇぇぇぇーーーっ!。じゃぁ、今このデジカメについてるバッテリーを充電しないことには写真は撮れないってことじゃないか!。実はTDLやTDSでは充電キットを持ってれば充電してくれるところもあるんだけれど、あいにく充電キットはスーツケースの中…。なんということ!。よって、この日は夜まで写真は撮れず、ビデオのみの撮影となったのだった。く、くやしい〜ぃっ!。しかし、いつまでも悔しがったり、がっかりしてても仕方ない。気を取り直して次へ。
次は「ディズニーシー・トランジットスチーマーライン」という小型蒸気船に乗り、「メディテレーニアンハーバー」から「ロストリバーデルタ」までつかの間の船旅(?)。かずがこの船のことをいたく気に入ったのと、移動手段として重宝なので、このあと何度も乗ることになるのだが、このときはそんなことは思ってなかったので船内ガイドを聞きながら、TDSの景色を堪能させてもらった。「ロストリバーデルタ」に着き、そこから「マーメイドラグーン」まで歩く。次のお目当ては「マーメイドラグーンシアター」で行われる、リトルマーメイドのアリエルのショー(「アンダー・ザ・シー」)の鑑賞。ちょうど前の回がはじまったばかりだったので、20分くらい待ったのだが、その甲斐あって鑑賞の絶好ポイントをゲット。これから行く人のために絶好ポイントを書いておくと…。会場は円形で、見上げて見るのでどこで見てもいいのだけれど…会場に入ると真ん中に大きな宝箱が置いてあり、その正面がイチバンの鑑賞ポイントです。最前列だと首が痛くなるので3列目くらいがちょうどいいと思います。えぇ、もちろん我が家は3列目をゲットしました(笑)。このショーがまたいいんだ!。臨場感たっぷりで、会場全体が本当に海の底のような雰囲気。アリエルたちも熱演。アリエルの舞は本当に必見!。きっと大変だと思うのだけれど、息遣いまで聞こえそうな距離から見てたあたしにもそんなことはまったく感じさせず、最後まで素敵な笑顔で演じきってた。いやぁ、プロです。
拍手喝さい、とてもいい気分で会場を出た後は「ワールプール」でぐるぐる(笑)。これはいわゆるコーヒーカップのようなモノ。あたしゃ、ニガテなんだけどさぁ…仕方ないよね。家族全員で乗りましたとも。コーヒーカップと違うのはこれにはハンドルはついてなくて遠心力でグルグルするのだ。だから「1箇所に固まったりして重みが片寄ると激しく回ります」と説明を受けて乗り込む。で、乗り込むときはそんなつもりはなかったのだけれど、ポン太、かず、みぃ、あたしと大人が子どもを挟む形で乗ったので、大人の体重が片寄りを生じさせたらしく、回る回る!。みぃなんて固まっちゃって今にも泣きそう。あたしはみぃが飛ばされないように押さえつけて必死で回転に耐えたのだった。でもだんだん気分悪くなってきて、早く終わってくれ〜〜!、と悲鳴をあげそうになった頃、ようやく終了。立ち直るまでしばらくかかってしまったのだった(苦笑)。しかし、子どもはこちらのことなど待ってはくれない。次は「スカットルのスクーター」へ。コレも結構ぐるぐるするんだよぉ。「ワールプール」前ならそれほどでもなかったかもしれないけど、順番が逆だったのでまたまた気分わるっ!。みぃもまた青くなってるし…(苦笑)。そしてこの日はものすごーーーく、暑かった!。「リドアイル」にいる頃から「あれ?、今日は暑い?」なんて思ってたんだけど、ちょうど「スカットル…」に乗ったのはお昼頃。もう「暑い?」ではなく「暑い!」だった。日差しも強ければ、気温も高い。酔い気味なのと暑さでヘバッてしまいそう…。とにかく日陰に移動して水分補給。まいったね…。しばらくそこで休憩してから今度は「ロストリバーデルタ」から「トランジットスチーマーライン」に乗り「メディテレーニアンハーバー」へ戻ったのだった。
「メディテレーニアンハーバー」から歩いて「アメリカンウォーターフロント」へ向かいまたまたショー、「セイル・アウェイ」鑑賞。ミッキーが船長の豪華客船「S.S.コロンビア号」の処女航海をお祝いする…というストーリー。しかしねぇ…これも炎天下だったので、出演者はもちろん、見る側もとーっても暑いっ!。暑さでボーッとしてたのかかずはポップコーンをぶちまけちゃったよ(苦笑)。暑さに耐えかねたポン太がアイスを買うつもりで席を離れたのに何故かフレッシュフルーツを買ってきて4人でそれを頬張りながら鑑賞。「アメリカンウォーターフロント」という場所柄か、とってもアメリカン…つまり明るく、あっけらかんとしたミュージカルショーだった。
ショーを見た後はもうお昼もとっくに過ぎてたので腹ごしらえ。「ケープコッド・クックオフ」へ。ここは「ドナルドのボートビルダー」というドナルドが主演、ミッキーやチップ&デールが出演するコメディショーを連続上演している。メニューはファストフードなのでたいしたものはないんだけれど、中は広いし、お客さんの回転もよく、ちょうど食事時を除けば、暑さ寒さがしのげてのんびりするにはオススメかも。ドナルドやチップ&デールも可愛いし♪。ただ…ここでまた問題勃発。かずが今度はポップコーンではなく買ったばかりのジュースの入ったコップをひっくり返したのだ。まだ一口しか食べてないハンバーガーもドログチョ。あたしも疲れてたからつい怒りバクハツ!。「何やってるの!」とやってしまった。別世界に遊びに来てるのについ現実へ引き戻しちゃうようなことしちゃったのよね…。かずはしばらく立ち直れなかったよ…。とほほ。とにかく改めてハンバーガーと飲み物を買いなおして食事は続行。…ところが、あとからわかったことなんだけれど。買ったばかりのものをこぼしたり、落としたときはキャストに言えば、取り替えてくれるのだ。あぅぅ…わかってれば余計なお金使わなくて済んだのにぃ。ちなみにTDLやTDSで売ってるバルーン。あれもバルーン部分が飛んでしまっても下の紐を持ってれば取り替えてくれる…という話も聞いたけど、これはホントかどうか定かではない。実は前日、晩ご飯を食べにイクスピアリに行ったときにちょうどそのパターンでバルーンが外れてしまったのだ。しかし建物の中。しかも天井も低く、なんとかバルーンを取ることができたので、ホテルに帰ってからフロントで「テープを貸してください」と言ったら、フロントの人が「こちらで直しますよ」と奥に引っ込んでバルーンと紐をくっつけて直してくれたのだった。ま、そんなこんなでばたついてしまったけれどなんとか食事終了。
食事の後はまたまたショー。…なんでこんなにショーばっかり見るのか…というと、やっぱり子連れだから。乗れるアトラクションに限りがあるからね。ショーだと年齢や身長制限がないし、キャラクターを間近で見ることが出来るから、アトラクションに乗らなくても充分楽しめる。暑い中ではあったけれど、また「メディテレーニアンハーバー」へ向かう。次のショーは「ポルト・パラディーゾ・ウォーターカーニバル」。今度は「リドアイル」とはちがって、ハーバー全体…つまり水上も使ってのショーなのでハーバーが見えるところならどこからでも鑑賞はOK。どうせミッキーは上陸せず船の上だし。それでもリドアイル方面へ行こうとしたら、「フォートレス・エクスプロレーション」あたりでシーティングしてる人がいたので、キャストに聞くとここにはプルートが上陸するとのこと。もう歩くのも大変だし、ここでいいか!と、我が家もそこに腰を落ち着けた。あたしに怒られたかずはそこでもまだムスッとしてたのだけれど、ショーを待つ間にポン太と新しいポップコーンを買いに行って少し復活。この「ポルト・パラディーゾ・ウォーターカーニバル」はTDLでいうところのお昼のパレード…。つまりTDSのメインのショーなのだけれど、さすがに華やかでにぎやか!。イタリア語だかスペイン語だか知らないけど(苦笑)、その名のとおり「海はパラダイス!。お祭りだ〜!」という雰囲気で熱気もムンムン。TDLのパレードと違って参加はできない(立ち上がれない、前に出られない)のだけれど、手拍子で充分、ノリノリ(笑)。近くにいるキャラがプルートだけ…というのはちとさびしいけれど、その分、ダンサーはたくさん。水上にはミッキーもいるし、水上バイクもブンブンしてるし(笑)、カイトも飛んで、ラストには花火が上がり…とにかく「お金かけてる!」っていうのがわかるのだ。みぃも一生懸命、手を叩いてノリノリしてる(笑)。しかし…ふと隣を見るとかずはこのお祭り騒ぎの中、寝ちゃってるのよ〜。なんてこった!。でもまぁムリに起こすこともないだろう…と放っておいて(悪?)ショーを楽しんだ。ショーが終わってみんなぞろぞろと立ち上がる頃になってもまだ寝てた(笑)。まぁ、疲れもピークだし、ちょうど3時だったのでホテルのチェックインに向かうことにした。今日のお泊りは…そう、「ホテルミラコスタ」。「フォートレス・エクスプロレーション」のちょうど向かい側にあるホテルまでまたまたてくてく歩いていったのだった…。<TDSへ(その1)、おわり>

 

X. 2日目(4月12日・月) TDSへ(その2)

さ、さ。今日のお泊りは昨日のアンバサダーに続いてのディズニーホテル。しかし、アンバサダーと決定的に違うのはこのミラコスタはパークの中にあること!。アンバサダーはイクスピアリに隣接されてるのだけれど、TDLの中ではないもんね。パークの中にあるので出たり入ったりが超ラク!。なので再入園スタンプを押してもらってチェックインしたあとは何度も出たり入ったりしたのだった(苦笑)。そのチェックイン。開始がちょうど3時からだったのでもうすでにフロントは長蛇の列。列に並ぶのはポン太に任せて、あたしと子どもはロビーのソファでぐったりしつつ、その列をボーッと眺めていた…ら、ポン太のところにツツツーっとホテルの係の人が近寄る。ポン太がポケットから出した紙切れを見て寄ってきたらしいのだが、よく見てるよね。で、その紙切れはというと前日のアンバサダーホテルでもらったもの。ディズニーホテルに連泊…つまり1日目アンバサダー、2日目ミラコスタ(その逆もあり)というパターンで泊まると、荷物は次のホテルまで送ってくれるし、チェックインも簡単に済みますよ…という説明が書かれた紙だった。それを目ざとく…いや、プロ根性で見つけた係の人が「こちらへどうぞ」と、専用の受付に案内してくれたので、あっという間にチェックイン完了!。今回、予算の都合で(苦笑)パークサイドには泊まれず、中庭に面したサイドになってしまったのだけれど、部屋はいい感じ♪。ロビーもそうだったけど、アンバサダーがカジュアルなのに対して、ミラコスタは大人の雰囲気(金額はどちらもカジュアルではない!)。茶色というかえんじ色をもっと落ち着けた風の色がテーマカラーなのかな…。館内全体がシックなのだ。部屋に向かう廊下にはさりげなくピノキオをモチーフにした絵が描かれてるんだけれど、案内してくれた係の人に言われなければ気づかなかっただろうなぁ…。それくらいさりげない絵だった。部屋の中は昨日みたいなミッキーモチーフもなく、あくまでもシック。子どもたちにはアンバサダーの方がよかったかもしれないけれど、大人には断然ミラコスタだね。アメニティグッズも箱にミラコスタそのものやTDSが描かれてて素敵なのだ。そんな落ち着いた雰囲気で満足しつつ、しばし休息。実は家から低周波治療器をスーツケースの中に忍ばせて持っていってたので、さっそく足の裏に貼り付けてスイッチオン!。ひぇぇぇぇ…極楽じゃぁ!(爆)。忘れないうちにデジカメのバッテリーを充電。でも、充電には2時間くらいかかちゃうんだよなぁ…。ぐったりしてる親を横目に子どもたちはしばらくベッドで飛び跳ねたりしてた。まぁね…かずはさっき寝てたし、みぃもベビーカーに乗ってる間にうとうとしたり、それなりに休んでたみたいだからさ、元気なのだよ。ぐったりしてるのは大人のみ。しかし…1時間もするとみぃがね…昨夜もパークに戻りたい!と、泣いて靴まで履こうとしてたくらいだもんな。もう黙ってられない。またもやリュックを持って靴を履こうとして、おまけにベビーカーまでひっぱってきて乗ろうとする。おいおいおいおい…もうちょっと休ませてぇ、と言ったらついに泣きが入った!。OH!, NO!。仕方がない、もう少し休みたかったのだけれど、重たい身体にムチを打ってパークへもどることになったとさ(苦笑)。
パークに戻り、「どうしたい?」とかずに聞くと「お船に乗る!」と即答。あ、そうですか…。でもなぁ…ここは「電車に乗ろう!」と諭して「アメリカンウォーターフロント」から出発する「ディズニーシー・エレクトリックレールウェイ」に乗ることに。ちょうどそこへ向かう途中、チップ&デールに出くわした。あんまり人も多くなかったので近寄って握手したり、サインをしてもらったり。しばらくチップ&デールに遊んでもらって(笑)から「エレクトリック…」に乗って、ポートディスカバリーに向かう。降りたところでグーフィーに遭遇。またまたここぞとばかりに子どもをダシに(!)、遊んでもらった。さて…どうしようかな、とあたりを見回すと「アクアトピア」が目に入った。ウォータービークルに乗って滝や渦巻きがある水上を進んでいくんだけれど、自分で運転するわけじゃないので何処を進むのかまったく予測不可能。かずとあたしで乗ったのだけれど、これは面白かった!。二人で「うわっ!」「おぉ〜っ!」と言いつつ、乗らずに見ているポン太とみぃに手を振ったりしていた。かずなんてほんとに楽しいらしく、始終ニコニコ…というよりはゲラゲラ笑ってた。「アクアトビア」を降りた後は「アラビアンコースト」へ。ま、その名のとおり、ランプの魔人のジーニーが作り出したアラビアンな雰囲気がたっぷり!。でもねぇ…アトラクションが少ないのよ。3つしかない。そのうちの1つ「シンドバッド・セブンヴォヤッジ」に乗ったんだけど、なんかイマイチ…。シンドバッドの旅を再現した…らしく、船に乗って水路を進んでいくのだけれど、これならTDLの「カリブの海賊」の方が面白い。なんだかなぁ…という思いで外に出たら、「キャラバンカルーセル」(メリーゴーランド)があったのでなんとなく近づいていくと、かずが「乗る!」と言うので、あたしはみぃと「いってらっしゃ〜い!」。ポン太とかずの二人で乗りにいった。で、ぼーっと乗ってるところを見ようと待ってたんだけど何故か乗ってない!。あれ?おかしいな…見落としたのか?…と、思ってたら出てきて「急に乗らへん!って、言い出して…。乗らずに出てきた」んだそう(苦笑)。ま、子どもって気まぐれだもんねぇ。
ここでまたかずに何に乗りたいか聞く。さっきの「アクアトピア」がかなり気に入ったらしく「さっきの!」。じゃぁ…と、「ポートディスカバリー」へ引き返す。今度は「お父さんと乗りたい」らしい。で、行ってしばらく見てたら、なんか途中で止まってしまった。あれれ…と思ってたら「システムの調整をします。しばらく運転を休止します」とのこと。あらまぁ。乗ってるときじゃなくてよかったねぇ…などといいつつ、仕方ないので「マーメイドラグーン」へ行って再び「スカットルのスクーター」に父と息子で乗ったのだった。時間はそろそろ6時…という頃。晩ご飯も食べたいし、お土産を全然買ってないのでお店ものぞきたい…ということで、今度こそお船…「トランジットスチーマーライン」に乗って「メディテレーニアンハーバー」へ戻ることにした。この船、赤と青の二種類あるのだけれどかずがどうしても「青に乗りたい!」という。ちょうど乗り場にいったら「赤」が出航直前。人数からいったら充分乗れるのに、かずのためにキャストにお願いして、次の「青」に乗せてもらうことにしたのだった。
「メディテレーニアンハーバー」へ戻り、まずは晩ご飯。「ザンビーニ・ブラザーズ・リストランテ」でピザとリゾットを食べた。そのあと、「マンマ・ビスコッティーズ・ベーカリー」でパンを2〜3個買って、そのままTDS最大のショップ「エンポーリオ」へ。新幹線の駅まで送ってくれた弟のために何か買っていかなければ…と、携帯ストラップを物色。ウサギを預かってくれた実家にもお菓子を買って荷物を置くためにひとまずホテルの部屋へ戻った。ポン太と子どもたちはさっき買ったパンを食べてたのだが、あたしは…何してたんだっけ?(苦笑)。とにかくあまりゆっくりする時間はなかった。夜のショー「ディズニーシー・シンフォニー」の時間が迫ってたのだ。充電完了したデジカメのバッテリーをセットして再びパーク内へ。
すっかりライトアップされた夜のTDSは昼間とはまた違った雰囲気。夜もいいわぁ〜。このショーも「メディテレーニアンハーバー」のどこにいても見えるので、あまり歩かずホテルに近い位置からショーを見ることに。といってももうすでにシーティングは始まってたので、3列目くらいから見ることに。20分くらい待ったかな…。音楽と光(火)、水を使った幻想的なショーが始まった。ミッキーが魔法をかけてわたしたちに夢を見せてくれる…という設定なのだけれど、これが本当に感動モノ!。ミッキーがステッキ?指揮棒?を振るとそれにあわせて音も光も水もまさに交響曲を奏でる。仕掛け花火があがったり、ラスト間際では「プロメテウス火山」も噴火するのだ!。4月22日までのショーなので、あたしたちがいったときは「フィナーレバージョン」とかでおまけもあったらしい。とにかく、うっとりと感動に浸りつつフィナーレ。「いつまでも夢を見よう!」というミッキーの言葉を胸の中で反芻していると、すぐにアナウンスがあって夜の花火「ディズニーマジック・イン・ザ・スカイ」がまもなく始まるとのこと。昨日TDLで見損ねたもんね。今日は風がないのでバッチリ!。さっきまでの興奮も冷めないうちにまた花火!。もうもう、花火に酔いしれた夜のTDSだった…。そしてその酔いが冷めない内に今日は部屋へ戻って寝ることにしたのだった…。
がっ!、部屋に戻ってからがまたひと騒動!…もう、おわかりかと思うのだけれど、みぃですわ(苦笑)。もう泣くわ暴れるわ、涙と鼻水でぐちょぐちょになるわ…。さっきまでの余韻は吹っ飛んじゃったわさ。ポン太と二人、無理やりお風呂に入れてベッドに押さえつけて、泣きつかれたところでやっと寝たのだった…。はぁ〜〜。あたしもどっと疲れた身体を横たえて明日に備えることにした。その明日が「とんでもない明日」になろうとは露ほども思わず、眠りに落ちたのだった…。<TDSへ(その2)、おわり>