メッセージ 170


  「21世紀の死のテーマ」


  ななちゃんは、今ある本を真剣に読んでいます。
  その文章は、心にしみ込みます・・・
  うんうんと・・・うなずきながら読んでいます。
  この本を読むと死に対する考え方が変わります。
  死が恐くなくなる人もいるでしょうね。

  ななちゃんは・・・
  光の天使の宗一郎くんの死を体験して・・・
  あらゆる死に関する本を読みました。
  死後の世界の本・・・
  臨死体験や死後体験の本・・・
  退行催眠の本・・・
  過去生療法の本・・・
  死の瞬間の本・・・
  霊界・神界に関する本・・・
  さまざまな死に関する本を読みました。
  講演も聴きました。
  メディアも見ました。

  そして・・・
  今は確信を通り越して・・・
  わたしたちの本質は死なないことを・・・
  あたりまえのことのように思っています。

  親しい人の死は悲しいものです。

  でも・・・
  死というものの考え方が変わったら・・・
  死は忌み嫌うものではなく・・・
  大切な魂のこの世界での卒業式だと・・・
  みんながあたりまえに捉えるようになったら・・・
  わたしたちは・・・
  この世界を今以上に・・・
  楽しく生ききることができるのかもしれません。

  今また・・・
  手にして読んでいるこの本は・・・
  本当にすばらしい本です。

  本文(死の直前に訪れる仲良し時間)より・・・

  「とても幸せだったの。愛しているわ。これからもず〜と一緒よ。ありがとう」
  ・・・「僕も愛している。・・・・・・君にあえて幸せだった。ありがとう」・・・
  N子さんのまなざしは、Yさんに向かって愛を伝えています。・・・・・・・・・・
  家族の全員が、N子さんの死を受け入れ、準備はすべて整いました。
  N子さんは、その夜遅く家族全員が見守る中、静かに眠るように息を引き
  取ったのです。・・・・・・・・・・・・・・・・

  その本は・・・

  「幸福な死に方 逝く人と送る人の愛の絆」   鈴木秀子著 同朋舎発行 角川書店発売

  すばらしい本です。
  御興味がある方はぜひぜひ読んでくださいね。

  この本のあとがきから・・・

  死は人間の生涯にとって、この上なく荘厳で重大な問題です。
  それだけに皆が「幸福な死に方」を求め、また、死の瞬間への恐れを
  強くしているのかもしれません。
  私が本書で、くりかえし申し上げてきたように、死は、公平で普遍的で
  誰も避けられない自然なものです。
  死を恐れる前に、もっとよく死を知ることを大切にし、より深く死について
  想うことにつとめてみましょう。
  そうすれば、充実した一日が幸せな眠りをもたらすように、充実した一生
  が幸福な死を約束してくれるでしょう。
  どうぞ毎日を楽しんで生きてください。
  死を憎んだり恐れたりする前に、あなたの生に愛と尊敬を注いでください。

  いつ死が訪れてもいいように・・・
  一日一日を大切に生ききりたいものですね。

  人生は・・・
  最後の最後まで・・・
  すばらしい!!!

  ありがとうございます。