メッセージ 239


   「さみしいんだね・・・」


  わたしたちは・・・
  知らないうちに・・・
  自分のさみしさを・・・
  押し込めてしまっているんだよ。

  自分は弱くないんだ・・・
  負けられない・・・
  負けるもんか・・・

  知らないうちに・・・
  さみしさを・・・
  誰かに勝つ為の・・・
  エネルギーにしてしまっている。

  あなたは・・・
  あなただよ!!!

  あなたは・・・
  誰かとは違う・・・

  どうして・・・
  自分を偽るの・・・

  自分のさみしさを・・・
  誰かに知られたくない。

  分かるよ・・・

  でもどうして・・・
  知られたくないの!?

  自分の弱さを人にさらけ出すのが怖いの!?

  そうだよね・・・
  怖いよね!!!

  でもね・・・

  わたしたちは・・・
  みんな弱い存在なんだと思ってみたら・・・

  ななちゃんは・・・
  とても弱い存在です。
  自分が弱いことがよく分かるから・・・
  ずうずうしく人にも甘えます。
  もちろん・・・
  人も同じように弱い存在なんだと思うから・・・
  できるだけのことはしてあげたいし・・・
  もちろん甘えてもらいます。

  こんな話してもいいかな・・・

  ななちゃんの先生である息子の宗一郎が・・・
  小児ガンを患って・・・
  想像を絶するくらいの辛い治療に耐えて・・・
  わたしが面会に行って・・・
  見せてくれる笑顔に・・・
  ななちゃんは・・・
  本当は・・・
  悲しくて・・・
  苦しくて・・・
  辛くて・・・

  妻は・・・
  ななちゃん以上の辛さを背負っているのに・・・
  それが見えていなかった・・・
  ごめんね!!!

  妻の寂しさを・・・
  その時は・・・
  感じてあげられませんでした。
  ごめんね!!!

  自分の寂しさをなんとかするために・・・
  自分を強がり・・・
  自分を偽り・・・
  自分のエゴを・・・
  息子に・・・
  そして・・・
  妻に押し付けていました。
  ごめんね!!!

  ななちゃんは・・・
  本当に弱い人間です。

  でもそんな自分を・・・
  今は・・・
  大好きになれました。
  愛することもできます。

  みんなのお陰です。
  みんなのあたたかな心が・・・
  みんなのやさしい心が・・・
  みんなの励ましが・・・
  みんなの支えのお陰で・・・

  ななちゃんは・・・
  今自分を輝かせて生きることが・・・
  できるようになりました。

  ありがとうございます。

  みんな・・・
  みんな・・・
  さみしさを持っている。

  そのさみしさは・・・
  自分だけでは癒せないんだよ。

  心を開いて・・・
  さみしさを・・・
  人に伝えてね・・・

  必ず・・・
  そのさみしさは・・・
  光に変えることができるから・・・

  弱くていいんだよ・・・

  その弱さを・・・
  認めてあげてね!!!

  その弱さを・・・
  受け入れてあげてね!!!

  弱さは・・・
  あなたをやさしい人にしてくれるよ。

  弱さは・・・
  あなたをあたたかな人にしてくれるよ。

  自分の弱さを受け入れている人は・・・
  人を決して責めないよ。

  自分の弱さを受け入れている人は・・・
  本当は一番強い人なのかもしれないね。

  さみしくなったら・・・
  一人で苦しまないでね・・・

  甘えられる人に・・・
  甘えてね・・・

  誰もいないなら・・・
  ななちゃんでもいいよ!!!

  わたしたちは・・・
  悲しむために・・・
  苦しむために・・・
  寂しくなるために・・・
  辛くなるために・・・
  この世界に生まれてきたんじゃないよ。

  わたしたちは・・・
  幸せに・・・
  楽しく・・・
  喜びに満ちて・・・
  明るく・・・
  感謝しながら・・・
  人生を輝かせて生きるために・・・
  この世界に生まれてきたんだよ。

  だから・・・
  ひとりで・・・
  さみしさを・・・
  抱え込まないでね!!!

  ステキな人々がいるんだよ。
  その人たちが・・・
  いつもあなたを支えてくれてるよ。

  安心してね・・・

  この世界は・・・
  本当にあたたかい世界だよ!!!

  受け入れてね・・・
  みんな・・・
  さみしいんだということを・・・

  みんな・・・
  弱い存在なんだよね。

  それが・・・
  人間です。

  それでいい・・・

  ありがとうございます。