「試練の中で」
光の友から教えていただいたお話です。
「試練の中で」 山谷えり子
ベストセラー「世界がもし100人の村だったら」は、世界の現状
をわかりやすく示した話がインターネットで世界を駆け回ったものを
編集したものです。
世界がもし100人の村だったら「52人が女性、48人が男性」
「70人が有色人種で30人が白人」「20人は栄養が十分ではなく。
1人は死にそうなほどです。でも15人は太りすぎ・・・」と続くなかで、
本を読んだわが家の大学生の息子は、夕食の席で「かあちゃん・・・
1人が大学教育を受け、2人がコンピューターをもっていますけど、
14人は文字が読めません・・・というところで、僕一瞬時が止まったよ。
僕が100分の1の恵まれた状態とは知らなかった」と言いました。
先日たまたまこの本を作り上げた池田香代子さんにお会いしたので、
息子の話を告げると、「私のもとにも若い人から感想がきます。・・・
ものごころついた時から日本は不況だと言われヒドイ国だと思っていた。
でもこんなに恵まれているなんて。私にできることは何でしょう・・・と書い
てあったりするんです。」とほほ笑まれました。
世界は多様で、神さまの眼から見ると無限の深さと豊かさをもっています。
家族がそろって今日のご飯が食べられたから幸せという幸福感を日本人
はいつの間にか忘れてしまったのかもしれません。
私が中学生の頃、わが家は貧乏になり、母は過労から障害者となりました。
その時父は一回ごとの食事を奇跡のように感謝しつつ料理をして私たちの
心を明るくし、40歳をすぎた母を励まして大学に通わせました。
試練は、私たちに世界が何であるかを考えさせ、自分のなすべき道を発見
させ、感謝の思いを吹き込んでくれる神さまの恵みのコインの裏表ではない
かと思うのです。
心のともしびラジオ番組より
おらたちは・・・
失ったものや・・・
得られないものに気をとられて・・・
不平不満をいうけど・・・
その思いの視点を少し変えて・・・
自分がもっているものに気をむけてほしい。
おらたちには・・・
あらゆるものが与えられている。
ものを見ることができる目・・・
動かすことが出来る手や足・・・
感じることができるこころ・・・
数えたらきりがないよ。
なぜ・・・
そんなステキな自分に・・・
感謝できないの!!!
人は・・・
ないものより・・・
あるものが・・・
圧倒的に多いんだよ!!!
ないものに不平をいってもいけど・・・
あるものに感謝できたら・・・
生きることが楽しくなるよ!!!
生きているだけで・・・
ありがたい!!!
ななちゃんは・・・
そう思っています。
ルンルン・・・
ありがとうございます。