メッセージ 320


 「1%の仲間たち」


  人生は・・・
  ないものを得るために・・・
  なりたい自分になるために・・・
  目標を設定してそれを達成するために・・・
  夢や希望を叶えるために・・・
  ありのままの自分ではなく・・・
  より進歩した自分。
  より発展した自分。
  より充実した自分。
  そんな自分になるために・・・
  今をがんばる!!!

  今まで・・・
  おらもこんなふうに生きてきました。
  それはそれなりに楽しかったです。
  そして・・・
  それなりに有意義だったんだけど・・・
  なぜか・・・
  いつも幸せや喜びに飢えていたような気がします。

  そんな自分に・・・
  いろいろな体験が起きてくれました。

  苦しい体験・・・
  悲しい体験・・・
  挫折の体験・・・
  絶望の体験・・・

  この数々の体験のお陰で・・・
  おらは・・・
  とても大切なものを手にしたように思っています。

  そして・・・
  今おらは・・・
  以前の自分とはまったく違う人生を生きています。

  そんな生き方を始めたら・・・
  すんごく素敵な人々と・・・
  たくさんたくさん出会い始めたんです。

  今おらは・・・
  この人たちが大好きです!!!
  そして・・・
  この人たちの多くには・・・
  共通点があるんです。

  それはね・・・

  病気や災害や挫折や絶望という体験を通して・・・
  あることを知ってしまったということです。
  それは・・・
  何も起こらず、平凡で普通な日々が淡々と過ぎてゆくことは・・・
  とてつもない奇跡なんだということにです。
  そして・・・
  毎日のささやかなことに感謝の念をいだけることに・・・

  今おらは・・・
  この世界ではまだまだ少ないかもしれないけど・・・
  1%の仲間たちに出会っています。

  1%の仲間たちは・・・
  自分と他人を比較しない・・・
  競争しない・・・
  争わない・・・
  進歩しようなんて思わない・・・
  上昇しようなんて思わない・・・
  目標なんて作らない・・・
  自己啓発なんてアホなことには全く興味がない・・・
  正しいより楽しいが大好き・・・
  未来の不安なんかまったくない・・・
  過去のことにクヨクヨしない・・・
  今ここだけに生きようとする・・・
  今のありのままの自分を受け入れている・・・
  今のそのままの自分を受け入れている・・・

  そして・・・
  自分の力でなにかをするのではなく・・・
  宇宙の力に身をゆだねて・・・
  今できる目の前のことに・・・
  淡々と悠々とニコニコと飄々と・・・
  対処して生きている。
  とことん・・・
  今目の前の人や出来事を大切にする。

  自分がなにかを成すのではなく・・・
  自分は宇宙の流れに身を任せて・・・
  悠々と自分をそのまま表現する。

  1%の仲間たちに・・・
  おらも仲間入りさせてもらっています。

  ないものをいつまで追い求めるの?
  なりたい自分にいつまでなろうとするの?

  今自分には・・・
  必要なものが全て与えられているのかもしれないよ。

  目が見える。
  耳が聞こえる。
  鼻が使える。
  口でモノも食えるし、話もできる。
  手だって使える。
  足だって使える。
  痛みも感じられる。
  気持ちよさも感じられる。
  おしっこもウンチもできる。

  みんなみんな・・・
  奇跡的なことなんだよ。

  1%の仲間たちは・・・
  単に・・・
  そのことに気づいただけなんだよ。

  辛い体験のお陰で・・・
  悲しい体験のお陰で・・・
  苦しい体験のお陰で・・・

  まったく普通の出来事の奇跡に気づいただけなんだよ。

  でもね・・・
  これに気づいてしまうと・・・
  それからの人生は・・・
  感謝の連続なんだよ。

  そしてね・・・
  感謝の念がどんどん積み重なっていくとね・・・

  どんどん・・・
  自分にとって幸せな人生になってゆくみたいなんだ。

  自分の自我で生きるのもいい・・・
  でもね・・・
  もしも・・・
  自分の自我に生きることに疲れたら・・・
  自分以外のものを信頼して・・・
  宇宙にすべてをゆだねて生きることもできます。

  美空ひばりさんが・・・
  末期的な病状になったとき・・・
  ある歌と出会いました。
  その歌は・・・
  当初は別の人が歌う予定でしたが・・・
  その歌詞を知ったひばりさんは・・・
  どうしてもこの歌を自分が歌いたいと言ったそうです。
  この歌に今の自分の心を移し合わせたんだと思います。

  その歌は・・・
  「川の流れのように」なんです。

  「川の流れのように」   作詞 秋元康  作曲 見岳章

  知らず 知らず 歩いて来た
  細く 長いこの道
  振り返れば 遥か遠く
  故郷が見える
  でこぼこ道や 曲がりくねった道
  地図さえない それもまた人生

  ああ〜 川の流れのように ゆるやかに
  いくつもの 時代は過ぎて
  ああ〜 川の流れのように とめどなく
  空が黄昏に 染まるだけ

  生きることは 旅すること
  終わりのない この道
  愛する人 そばに連れて
  夢 探りながら
  雨に降られて ぬかるんだ道でも
  いつかはまた 晴れる日が来るから

  ああ〜 川の流れのように おだやかに
  この身をまかせていたい
  ああ〜 川の流れのように 移りゆく
  季節 雪どけを待ちながら

  ああ〜 川の流れのように おだやかに
  この身をまかせていたい

  ああ〜 川の流れのように いつまでも
  青いせせらぎを 聞きながら


  美空ひばりさんが・・・
  壮絶なる人生の最後に到達した心・・・
  それは・・・
  自分の力ではなく・・・
  川の流れのような宇宙の力に・・・
  自分のすべてをまかせていきたい。

  そんな思いだったのかもしれませんね。

  どんな世界に生きていてもいい・・・
  夢と希望に邁進するのも素敵!!!
  願望実現するのもいい・・・
  成功を目指すのもいい・・・

  みんなが思うように・・・
  みんなが好きなように・・・
  生きてくれたらいい・・・

  いろんな生き方の中に・・・
  おらが今生き始めている・・・
  1%の仲間たちの生き方もあることを忘れないでね。

  人生は・・・
  ほんにほんに・・・
  いろいろあって・・・
  いろいろな人がいて・・・
  素敵だにゃ〜〜〜

  ルンルン・・・

  ありがとうございます。