「心を抱きしめてあげる」
家族でスキーに行きました。
長女の友里とその友達はスキーを、私と妻は3歳のひとみちゃんと
そり遊びをしました。
そのスキー場でとても心温まる光景を目にしました。
それは・・・
どこかのスキー教室なんでしょうね。
小さな子どもたちが、ならんでスキーで歩いている時に、一番小さな
男の子が泣きながら歩いているのです。
後ろの大きなおにいちゃんがいくら話しても泣き止みません。
ワアーワアー泣きながら歩き続けていました。
そのとき・・・
一番前を歩いていた若い女の先生が、その子に気が付いたのです。
そして、その先生はその子のところに駆け寄り、何も言わずにその子を
思いっきり抱きしめてあげたのです。
すぐにその子は泣きやみました。
そして、先生のすぐ後を元気に歩き始めたのです。
理屈で説得してもだめなんですね。
体中で泣いている子には体中で受け止めてあげることが必要なんですね。
あたたかい心で冷たくなった心を抱きしめてあげることが必要なんですね。
とてもあたたかな広いこころの姿を感じました。
これはなにも子どもだけの話じゃないですよね。
悲しんでいる人がいたら・・・
苦しんでいる人がいたら・・・
その人のすべてを受け止めてあげられたらいいですよね。
こちらの都合はなくしてしまって、その人をそのまま受け止めてあげたいですね。
あたたかい心でその人の冷たくなった心を抱きしめてあげられたらいいですよね。
怒っているひとがいたら・・・
恨んでいる人がいたら・・・
腹を立てている人がいたら・・・
その人には心の中に傷があるのですから、その怒りや恨みに反応するのではなく
その人そのままを受け止めてあげられたらいいですよね。
攻撃する人には必ず深い悲しみと苦しみと傷が心の中に潜んでいます。
そのすべてを受け入れてあげられたらいいですよね。
そのためにも、まずは自分を幸せと愛と喜びと感謝で満たしてあげてくださいね。
自分からあふれ出す愛が傷ついた人びとに注がれるからです。
宇宙はひとつです。
わたしたちもひとつです。
悲しんでいる人がいたら・・・
それは、わたしの悲しみなんです。
苦しんでいる人がいたら・・・
それは、わたしの苦しみなんです。
喜んでいる人がいたら・・・
それは、わたしの喜びなんです。
この宇宙のすべての出来事は、すべてわたしの出来事なんです。
わたしが幸せに満たされること・・・
わたしが喜びに満たされること・・・
わたしが愛に満たされること・・・
わたしが感謝に満たされること・・・
それが宇宙が望んでいることです。
わたしはあなたでありすべてです。
あなたはわたしでありすべてです。
すべてがわたしでありあなたなんです。
幸せでいてください。
喜びでいてください。
感謝でいてください。
両手を広げて何も言わずに抱きしめてあげてください。
まずは、自分自身から・・・・・
ありがとうございます。
無限の無限の・・・
素直で明るくあたたかく・・・
うれしい・たのしい・しあわせ・だいすき・あいしてる・ついてる・ありがとう
ありがとう ルンルン ありがとう ルンルン ありがとうございます
スキー場の素敵な先生に感謝いたします