宰相の夢の碑

大蔵村清水の八幡神社境内に「宰相の夢の碑」がある。

内閣総理大臣(昭和19年)小磯国昭大将は、敗戦後、帰農を志し併せて大蔵村村長に就任し村経営の遠大な夢を実行に移すべき諸般の準備をすすめた。しかし程なく戦犯の指名を受け計画は挫折するところとなった。

元首相の無念の思いに心をいたし、礼を慰めようと小屋十右衛門氏を建設常任委員長とし、本村を中心に内外から募金を募り、八幡神社境内に「宰相の夢の碑」が建立された。元首相が他界して33回忌に当たる昭和58年のことであった。(村史p978)それらの経緯については次ページ参照

清水の南はずれ、旧舟形街道の入り口にある八幡神社境内の小高い場所に建っている。