中村 弘のホームページ 本文へジャンプ
                    


弘の最大の課題!それは


中村ひろしはこれを自身の最大の課題としています。

その救世主になりえるかもしれないバイオエタノール
今回、このバイオエタノールについてお話したいと思います
まず、はじめに・・・・

バイオエタノールとは、サトウキビやトウモロコシなどバイオマス(植物性資源)から得ることができるエチルアルコールのことです。エチルアルコールはガソリンに混ぜて自動車用に使用することができます。有限な石油などの化石燃料の代替燃料として期待されております。           
イメージ

ここから、長い文章なのですが、最後まで読んでいただければ、ありがたいです。

*以下の文章は、私個人の考えというか、1つの意見みたいなものなので、参考程度にしていただければと思っています。



私たちが、普段よく使用する、石油やガソリン、これらは化石燃料と呼ばれています。

化石燃料というのは、私たちの生活においてものすごく身近な存在です

私たちも、寒さをしのぐためにストーブを点けたりとか、スーパーの惣菜を入れるプラスチックの容器とか、他にもいろいろとありますね

このように、化石燃料というものは、我々人間にとって、非常に便利で必要不可欠な(資源)エネルギーといえるでしょう。

しかし、この化石燃料というのは、無限ではありません。化石燃料は、大昔から地球に埋蔵されていたもので、人間が自分たちで1から作りだしたものではありません。地球から勝手に取り出して、利用しているだけです。

そして、地球全体でどのくらいの量があるのか?、このまま使い続けるとあと、何年で底が尽きるのか?様々な議論や意見が飛び交っていますが、結局のところ、誰もそのことはわかりません。

ただ1つ分かっていることは、無限でない以上必ず無くなってしまうということ(今のまま使い続けると50年で無くなると聞いたことがありますが、ほんとかどうか・・・)と、むやみに化石燃料を使い続けると地球の環境が破壊されていくということです。

化石燃料は、燃やすと窒素酸化物や二酸化炭素といった有害なガスが発生します。
そして、これらの有害なガスが、大気中に放出されると地球温暖化やオゾン層の破壊、酸性雨や大気汚染などの地球に深刻なダメージを与えていきます。地球が傷つき、破壊されていったら当然その地球に住んでいる我々人間にも深刻な問題が発生します。

そんな状況で注目されているのが、バイオエタノール

バイオエタノールとはバイオマス(植物性資源)から得ることができるエチルアルコールのことです。エチルアルコールはガソリンに混ぜて自動車用に使用することができます。日本では10%混入を目指し、欧米では20%、ブラジルではバイオエタノール100%の自動車が走っており、有限な石油の代替燃料として期待されております。

さて、前置きが長くなりました・・・話を本題に戻しますと、
結局のところ、今までの話と、
      
という方に、ここからが、本題です。私が考える農業者の為の考えをお話ししたいと思います。

第6号ひろしタイムズに、農業者の所得向上による地域の活性化の方向としてバイオエタノール化について

「食糧米と共に減反部分に多収入の飼料米をつくり、資料や燃料に利用していく。また、飼料米も調整金対象となることから、調整金を利用しながら飼料米の生産量を「1t/反」を目指していく。飼料米が「1t/反」できれば、「1t/反」稲わらももできる。それぞれ利用できれば所得が1,8倍くらいなりうる。また、りんごの木と枝をエタノール化することにより、収入増もはかれる。}

と、記載しました。

とても分かりづらい文章だったので、分かりやすく説明し直します。


今まで、減反政策で、使わなくなった田んぼを再利用し、無駄に焼いてきた稲わらをバイオエタノールの原料作りに利用。

本来の米などの収入に、稲わらなどをバイオエタノールの原料に使用して、所得をUPさせる!
・・・・ということです。

具体的な方法や、詳しい内容などは今後ホームページにて書いていきたいと思います。(今回はこの程度で申し訳ないです)

バイオエタノールに関する取り組みは全国で行われています。
次の写真はその一例です

帯広で行われている屑小麦とかんしょを糖化させ、
発酵させてエタノールを製造する実験装置。


21年度には五十億ぐらいかけて、
年間一万五千キロリットルのエタノールを製造予定。
製造者は農協が中心となり、道と市そして大手の企業が参画している。









バイオエタノールは、現段階では問題も多い代物です。

エネルギー効率を考えるとまだまだ研究の余地があります。又、トウモロコシやサトウキビ、米や麦など食糧をエネルギーに使うということが本当にいいことなのかという批判があります。ということは世界中にはまだまだ、飢えに苦しんでいる人がいっぱいいるし、昨年のような食糧、肥料の高騰をバイオエタノールの生産を大量に生産しているアメリカやブラジルに浴びせられました。



青森県では、バイオ燃料ビジネスプランというものがスタートしました。
詳細は、県庁ホームページにて・・・「青森県バイオビジネスプラン ここに詳しい概要があります。
  

時間はかかるとは思いますが、このバイオエタノールの研究を続け、いつか化石燃料に代わる新しいエネルギーとして活用できるように県を上げて研究を進めていく方針です。


このページを最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

バイオエタノールだけでなく、まだまだ農業を活性化できるかもしれないものは、いくらでもあります。
そういった物の情報も不定期ですが随時紹介していこうと思っています。


農業者の為に実現可能な政策に尽力していこうと思っております。