平成15年10月19日(日)〜
続短断長 平成15年 | |
8 月 |
21:49 2003/08/30 双葉で手裏剣。 今週は、これで、苦しみました (笑) メーラーも奥が深いですな。 初号機のFullBand1.2のデータをバックアップ→双葉機のFullBand1.2Uで復元→Shurikenメール変換ツール→双葉機のShuriken2.21データとして組み込む。 という工程計画で、双葉機でしかインターネットができなくなる来年からのために、先行実験をしたのです。 (ちなみに、Win95環境初号機のFullBand1.2は一太郎8プレミアムのインターネットツールで複数の機能を持ちますが、私はメーラーとしてのみ使用してきました。もう四五年でしょうか、安定度抜群だったのですが、ジャストシステムのサポートも終了しており将来はかなりこころもとなく、乗り換えを考えました。同じものをWinMe環境の双葉機にインストし専用サポートツールを当てるとFullBand1.2Uとなります。「U」の有り無しでどこが違うのかは不明です。メーラーとしてのFullBandからの乗り換えの道筋がついているのは現状私の知るかぎりShurikenだけです。Shuriken2.21は一太郎11付属のインターネットツールでメーラーです。名前がほとんど同じShuriken Pro シリーズは単体有料販売されているようですが、私のShuriken2.21は「付属」ですから、無料版という感触です。機能もProより劣るようです、さすがに。そのためかどうか、ジャストシステムもShuriken2.21など付属のインターネットツールはサポートしてくれない模様です) ・・・工程計画通りすすみました。 それで問題なければそれだけのことだったんですが、メール一つ一つはきちんと変換され移行できていると見えるのですが、FullBand1.2のグループ表示(返信などでできるメール間の親子関係のことです)が、そのほとんどが、Shuriken2.21のスレッド表示(同じくメール間の親子関係のことです)として移行していない、という不具合が生じてしまっていました。全部、ではないんですよね。スレッド表示に移行できている場合もほんの一部ですがありました。さらに、移行データではなく、Shuriken2.21で普通にメールを送受信するならスレッド表示も普通に生成するのに、なのです。 これは、不具合なのか、仕様なのか、やむなしか。移行分全部がだめではないのはどういうわけか。 ここら辺、相当悩みましたし、材料は手元にあるわけでヘッダ表示などいくつも開いてスレッド表示の移行するものしないものの差など検討したんですが、まるで見当がつかず、ジャストシステムのサイトでも有効情報が見つからず、数日ほとんど進展なしでした。 自力はほぼあきらめて、ジャストシステムに質問しようとしたんですが、そうしたら、上にあるとおり、サポート終了や(有償でさえ)対象外などの記述に行き当たり、私はあまり図々しい人間ではないので、この件は製造元へ持ち込むのはやめました。 ネット検索で関係情報というのが残る望みでした。それで相当捜し回った上で、株式会社エイペックスさん主催の「Shurikenメーリングリスト」というサイトに行き当たりました。 ここでは、過去ログがネット上でも閲覧できるようになっています。みなさんの現時点3600件ほどの投稿リストから関係がありそうなところを読ませていただきました。とても有益、目から鱗、ほんと感謝です。助かりました。 情報としては、Shuriken Pro 関係がメインで、何年も前のソフトであるFullBandがらみなどは皆無に近く、私の場合にぴったりというものはなかったんです。でも、情報の宝庫で、しだいに見通せてきました。 結論として、スレッド表示にほとんどが移行できないのはほぼ仕様であろうとあきらめがつきました。メール間に親子関係ができる際の、ヘッダ内の項目の対応を教えられ、実際と見比べているうちに理解できてきて、自分なりに仮説を立てて納得した、というところです。 FullBand1.2で送信したメールについては(送信したFullBand1.2上では)ヘッダ表示ができません。この点はヘルプでも言及されている仕様です。理由は不明ですが、できない何かの事情があるものらしいです。FullBand1.2で受信したメールはヘッダ表示ができます。そして、Shurikenへのデータ変換の過程でFullBand1.2で送信したメールのヘッダ情報はdummyとして再生されます。Shuriken2.21では送受信ともヘッダ表示できるのでこれが分かりました。このdummyヘッダ情報には、親メールとして必要な子メールと対応する情報が引き継がれていないのです。一致しない文字列が生成してしまっています。こういうような関係ゆえと、私は推測しました。ですから、FullBand1.2で親メールも子メールも「受信」している場合はスレッド表示が移行できている、ということになっています。 とはいえ、皮を剥けたのはやっと表層の一枚二枚ってところですか。 要は、FullBand1.2では親子関係があるものなら全ての場合でその表示ができているのですから、ヘッダ情報の扱いかまたはデータ移行時のほんのちょっとの内部的設定不全とか連係不足なんでしょうね。双葉機のFullBand1.2UやShuriken2.21のアンインスト、再インストもしてみたんですが、改善はなく、残念ですが、「ほぼ仕様」「私の自力ではこれ以上無理」とみなして区切りをつけました。 とりあえず、双葉機Shuriken2.21にこれまでの初号機FullBand1.2の送受信データを移行させますが、以上の通り不完全なものとなるので、これからのShuriken2.21での新しい送受信データと混ぜ合わせることはせず、あくまでも移行分は参照過去情報として別枠にしておくという形にして、いってみます。これで大きな不便もないでしょうし。いつかこのスレッド不表示問題が完全解決するようなことがあれば、そっくり差し替えればよいというふうにして。 10:41 2003/08/22 双葉でウイルスバスター(決着かも)。 双葉機(ノート、WinMe)で、VB2003とネット接続が両立しない不具合ですが、突然直りました。 往復で十数通、トレンドマイクロさんとメールのやりとりをしました。この過程で、主軸となる点検調査(VB2003と、主にPCシステム、スタートアップ関連)を丹念に続けました。まだ序盤だったかもしれません。 このほかに、何か見つかればと私独自で周縁の点検をしていましたら、NTTサイトで、わがTA(ターミナルアダプタ)であるINSメイトV30Towerの「設定ユーティリティー」というものが一年前にバージョンアップされていたことに気づきました。パソコンにインストしてTAの設定など操作するものなのですが、私はたいして重要なものとは思っていませんでした。―― そもそも現状の古いバージョンでも、初号機の接続(初号機>RS-232Cケーブル>INSメイトV30Tower>フレッツISDN)は何も問題がなく、双葉機の接続(双葉機>USBケーブル>INSメイトV30Tower>フレッツISDN)もVB2003さえインストしてなければきちんとネット接続ができていましたから。―― 私はこれよりも、これとセットで公開されていたUSBドライバやモデム定義ファイルが現状双葉機にインストしているそれらより新しい日付であるらしいという点が気になりました。 それでまあ、ダウンロードして。双葉機にインストして。が、力不足のため失敗してしまい、やり直し。それでもドライバ類のインストがまだ不完全ということだけは理解でき、やむなく、新採取のものはアンインストして元のものに入れ直しました。思い通りにいかず少々落胆、混乱していました。 というこの時点で、USBドライバ、COMドライバ、モデム定義ファイルは、新採取のものではなく元のままとなりましたが、INSメイトV30Towerの「設定ユーティリティー」は新採取のものに置き換わってバージョンアップが済んでいる、という状態になっていました。 この時点で、念のためと双葉機でのネット接続を試しましたら、全く期待していなかったのですが、VB2003インスト状態であるにもかかわらずネット接続ができてしまいました。 問題なし。以後、快調。 トレンドマイクロさんにはこのあたりの詳細な報告をしました。で、ほぼ幕引きだろうというお返事もいただきました。 というわけで、どうやら、VB2003の不具合というよりも、INSメイトV30Towerの「設定ユーティリティー」のバージョンアップを怠っていた私がいけなかったような・・・ (笑) ・・・しかし、私の力量ではこのようにしたらなぜ直ったのかのメカニズムはまったく不明、仮説はもちろん、想像すら及ばずです。なので、以上述べた因果に、まだ何か勘違いがからんでいてもおかしくありません。現状、快調だからまあいいやってところです。 15:54 2003/08/15 現在、夏休み中です。 いろいろやりたいことはあったんですが、その「達成度」ではなくて、と思います。 だれにもせかされない、ただ流れのままに、そういうぜいたくな時間が過ごせれば。 とても短い間ですけれど。 3:34 2003/08/10 双葉でウイルスバスター(中間報告)。 あとは楽勝かと思ったら、とんでもありませんでした。 双葉機にVB2003をインストールしたら、ネットに接続できないのです。 VB2003をアンインストールすると、ネットに接続できます。 悪さをしているのはVB2003、もしくは双葉との相性悪し、ということでしょう。 たしかに、ネットに接続できなければウイルス感染はしないでしょうが・・ 何度目かのインスト後、一瞬だけネットに接続できたのでこのときに最新パターンファイルまで更新はできました。が、この一瞬が二度と再現できません。 トレンドマイクロのサイトのトラブルシューティングにもう二三回通っています。似た事故例はありますがそれら不具合を修正済みのプログラムバージョンを、私は最初から導入しているはずなんです。 うーむ。 あと少しだけ努力して、だめなら、トレンドマイクロに質問しますか。 6:32 2003/08/03 双葉でインターネット。 いつぞやの話の続きになります。 ウイルスバスター(以下VB)のトレンドマイクロがWin95のサポートを今年末でやめるため、初号機(デスクトップ、Win95)でインターネットもそこまで。年末からは双葉機(ノート、WinMe)でインターネットか、というところまでお伝えしていました。 が、最近、これは考えが硬直していたと思い至りました。VBのライセンスを大切に継承していく意味はあまりなかったんだ、と。つまり初号機用のライセンスを双葉機へ受け渡そうと思っていたんですけど、二つ同時に使用すれば格段に自由になるはずです。具体的には、双葉機用の新しいライセンスを購入してもう使い始めてしまう。初号機のライセンスは年末まで使用してその後更新料を払わないで解約してしまえばいいんじゃないの、と。 当初の目論見と比べると、半年のあいだ二つのライセンスが重複することになり、それだけ料金もかさむわけですが、たいした額ではなかったですしね。(年間三千円ちょっと) ということで、すでにこの線で作業を進めてしまっています。 まず、わがTA(INSメイト V30Tower)の最新ドライバをNTTサイトからダウンロード。そして次に、一番時間のかかりそうなVB2003のダウンロードを済ませました。40MB。ISDNですので二時間弱。オンライン購入の申込も。前準備は以上です。 双葉から既存分を削除後、最新ドライバ類(USBドライバ、COMドライバ、モデム定義ファイル)をインスト。これで意外にあっさり「双葉でインターネット」を実現しました。 で、続けて「双葉でウイルスバスター」という予定だったんですが、噂に聞く「ウインドウズアップデート」というのをしておかねばならないのでは、と思いつきました。 で、行ってみたんですけど、WinMeが世に出てからもう何年も過ぎているためらしく、重要な更新というのだけで19ファイルほどあり、全部で30MBほど。 これで数時間とられて、夜中なのに蒸し暑くて団扇をばたばたするわ、ゴキ君がうろちょろするので捕獲するわもあって、「双葉でウイルスバスター」は先延ばしということにしてしまいました。購入したVB2003追加シリアル番号はメールで届いたので、いつでもGOなんですけどね。 うーん。 多少、双葉機でねっと巡りもしてみたんですが、やはりこのノートの液晶の発色はもうひとつですな。なんというか力強さがないような。この点がいかんともしがたく不満は残ります。 一方、来年からは完全にねっと関連の役目を奪われてしまう初号機。ゲーム関連でも双葉にかないません。しかも場所ふさぎ。立つ瀬がないかも。 今までは補完しあっていたんですが、これからはバランスが崩れてしまう。 わがマシン達はすでに波乱含み、です。 |
| |
続短断長 平成15年 |