1、種を用意する
狙い 母木 父花粉
純白 純白 純白
マダラ
紅一点
紫一点
紅一点
紫一点
紫一点
紅一点
紫点 紫点 紫一点
紫点
両親になる花を選ぶ

●まず自分の作りたい花形や色を想像します。仁王花、一点花、純白花などのイメージを描いて見ます。
●どの母花にどの父花を交配すると、良い花が咲くかなぁ〜と想像するのです。
●母木は、結実すると極端に消耗しますから、10花以上咲いていて健康でしっかりとした木を選ぶことが大切です。

左の組み合わせは一例です
交配の時期と数

●花粉を採取する父花、受粉させる母花ともに、6月から7月の開花期に行います。
●開花後、4日〜1週間ぐらいの花にします。早かったり遅過ぎたりすると、上手くいかないこともあります。
●1本の木に多くの花が結実すると樹勢が落ちることがるので、2〜3個ぐらいにします。
   この位の大きさの木を母木に⇒
花粉を採る

●爪楊枝の先で、父花の上萼片の奥内側から花粉塊(紫色or黄色)を取り出します。
花粉塊は2つあります。
●健康な時期は、粘着体に包まれているので自然に付いてきます。
交配する

●取り出した花粉塊を、母木の柱頭部に付けます。
●健康な時期は、柱頭部の粘着部に花粉塊が付いてしまいます。
●交配した、母木と父木をラベルに記録します。この記録は、将来繰り返し交配する時などに役立ちます。
種の採取

●交配に成功すると、4〜5日で花が萎んでしまいます。そして、まもなく子房が膨らんできます。
●9月下旬〜10月上旬ごろに摘み取ります。ただ9月に入ると、環境によっては、子房が黄色く色づいて破裂する事がありますので、よく観察して、それまでに摘み取ります。

左は10月上旬の子房 
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