誰の顔にするかをきめなさい。」
「この紙に歯をみがいている顔をかきます。」といって板書しながら説明する。
歯ブラシからかきます。だいたい真ん中よりも下のあたりに「鉛筆で」歯ブラシをかきます。
(例示しながら)「右向きでも左向きでもいいです。上に向けても下に向けてもどっちでもいい。」
「歯ブラシがスタートします。用意 スタート。」
今度はこの歯ブラシを持つ手を描きます。
「手のひらからかきます。」(手のひらにマジックで書く実践インターネットランドbP244062参照)
「親指はこう」
「あとの指は歯ブラシのむこうから1・2・3・4というようにかきます。小指をたててもいいです。」「マジックの太いほうを出します。用意、スタート。」
歯ブラシをマジック(太いほう)でちゃんとかく。その時、指の上は描いてはいけませんよ。
(板書で例示する。)こうかきます。用意、スタート。
(顔の絵を例示)
歯ブラシが磨いている歯が2本くらいある。歯ブラシの上(下向きの時は下)に2本だけ歯を書きます。虫歯のある人は虫歯もかいていい。 金歯もかいていい。
用意、スタート
今かいた歯につづけてぐるうっと歯を書きます。いい加減に描いてはいけませんよ。
用意、スタート
このうえは鼻の穴がある。こんなに大きく書いてしまってはかけなくなるからなるべく下のほうにかきます。口は大きくていいが鼻は小さめにかきます。
用意、スタート
今度は目です。ここに自分の目をかきます。一所懸命磨いている目はどっちかにうごかしたほうがいいです。横を見ているのもいい。
(上にスペースがなくなり目がかけない人がいないか確認する。その場合紙をテープで上に足してかかせる。)
自分の眉をかきます。
ここは、あごですね。ここは、ほっぺだね ぽちゃぽちゃ・・そして耳はごにょごにょとかいていきます。
自分の髪をかきます。
用意、スタート。
補助線を指導する。酒井先生は、この線には2つの意味があると述べられた。1つは「つながらないとばらばらになる」こと。もう1つは「芸術的に魅力的になる」ということ。これをしっかり伝えなければならない。
2枚比べてごらん 違いは何ですか。
しわ、めがね、などの声がでるだろう。絵を例示しながら説明していく。
めがねをかいているわけじゃないんです。このまま切っていくとつながっていないとばらばらにどっかいっちゃう所があります。鼻とか取れちゃう。だからつなぐ線です。
「じゃあなくならないからって(図を示す)これはいきすぎ」
「しわをかいて鼻と口をくっつける。鼻の穴と鼻をくっつける。というように、しわのようにみせかけるんです。」
「マジックの『細いほう』でかきます。スタート。」
「あとで切っている時に『あ、ここもつながなきゃならない』というところに引いていいのです。」。
まず誰の顔にするかをきめる。紙は2枚以上用意する。
誰の顔にするかをきめなさい。」
紙1枚に顔をかきます。もう1枚に手をかきます。なるべくはでな表情にしましょう。
顔 手のかき方は基本的に同じ