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September 2002
<9月分日記 21-30>
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21日
The mistake

素晴らしき勘違いをしてました。
一体自分はこの半年、何の授業をとってきていたのだろう。
授業を聞いていても、それが意図するところをつかみ取っていなければ、何の意味もないと言うのに。
・・・はい、なんだか本当にこう思った瞬間でした。
何があったかというと。
本日提出の本日今朝方まで全く手を付けていなかったレポートをやり始めたときのことである。
授業名は「日本政治思想史」。明治以降のそれについて先生が蕩々と語っている授業である。
憲法草案の時に誰々がこうしていた、等という歴史である。しかも結構色々なエピソードを交えて話してくれるから俺は完璧「歴史の授業」として聞いていた。
あながちそれも間違えではないのだが、本来注目すべきは「思想」の方である。俺はそれをすっかり忘れていた。
レポートとして出された課題は「課題本の中から好きな本(箇所)を選んでそれについて自由に書け」というものだった。勘違いしていた俺は、
「歴史物だから抜き書きおっけー」
と思い、早速(というかようやく)本をめくる。
目の前に広がるは「思想」、「思想」。
一瞬、本気で
「あれ?俺間違えた本借りてきた?」
って思いましたよ。今回に限って自分で内容全く見ないで題名と著作者だけで借りてきたもんだから。
まぁ、頭の中10秒ほど真っ白になった後、机に張ってあるTimeTable見てようやく勘違いに気が付いたわけで。
何とか書いて家出て即行カフェテリアに印刷のために向かう・・・・と、後ろから声をかけられる。
あれ、今日授業があるのは知ってるけど、この時間だったっけ?
どうやら用事があって早く来たらしい。
学校までの道のりを共に歩く。
色々忙しいようだ。そして今日早く来たのの一つに学祭参加のための説明会があるからと言っていた。有志で本を出すらしい。
カフェテリア行って印刷して授業へ。流石にレポート提出日のため、いつもよりは人数が集まっていた。
なんか眠さが。でも肩こりあってあまりよく眠れんなぁ、等と思いながらうつらうつら。
授業終了のチャイムが鳴る。ようやく終わりか・・・・と思いきや、未だ終わらない。先生にとって非常に切りが悪いらしく、
「ここだけやっちゃうから」
と再び説明を始める。
ち、ちっと進む秒針。休み時間に入る種種のアナウンス。教室内はやはりざわつきが大きくなっている。しかしレポート提出があるため、皆席は立たない。
「早く終われよー」
不躾な声が教室内に響いた。俺の少し後ろに座ってた奴が発したものだった。
一瞬室内がシーンとなり、視線が一斉にそっちに集まる。
その後2分ぐらいしてから授業は終わった。
いるもんだねぇ、馬鹿は。どのみち普段なんか授業出てきてないんだろうから、たまに来たときくらい静かにしてろって。ああいやだいやだ。
昼食及び空き時間の暇つぶしはどっか空き教室にて。
やはり上の方の階は空いてていいねぇ。一人一教室な感じでゆったりくつろいだ。
4,5限は同じ先生・教室での授業。司書教諭のものなので、大概の人が続けてとっている。
4限後半、どうにも気持ち悪くなる。うーむ。
5限始まって出席用紙回し終わった後少し経って、教室を出た。気持ち悪さにはかてん。
そして家に直行して即行寝たとさ。
そう言えば今日姉が旅行に行った。長々といいねぇ。


22日
テスト

某テストを受けに行くために7時過ぎに家を出る。
早起きは苦手じゃ。
電車及び徒歩含めて2時間弱で現地、農工大に到着。
駅挟んで反対側にはうちの大学の2個目のキャンパスがある。
立地と建った年代からか、非常に木が多かった。微妙に林の中にキャンパスが埋まってる感じが。
テストやって飯食って再びテストやって15時過ぎに終了。出来はどうしようもないです、はい。
建物出ると雨がぱらついていた。そういや今日降るって言ってたっけか。
天気予報が当たるなんて珍しいこともあるもんだ。
持ち歩くだけであまり使っていなかった折り畳み傘を開くと、パリ、という音がした。
帰りは行きと違い、始発駅からの乗車ではないので座るまでに苦労した。
家帰って部屋の中に積まれた本及び雑誌を読み出す。無論全て漫画である。
何故こんなに大量にあるかと言えば、兄が持ってきているのである。来たときに必ず雑誌系はうちに置いていって、本系は帰るときに持って帰る、というのを毎回やっている。全部小説・漫画であるが。
ここ一月ちょい来てなかったので結構溜まっている。
今回兄は少し前に購入した車で来た。俺が合宿行ってたころ、兄は車で北海道の祖母の所に行っていた。その際、育てている野菜等を大量に持ってきたため、今回車で来ることになったのである。
車購入に関しては色々一悶着あったのだが、今回で片づいたので一安心である。
さて、それで本である。単行本はそのまま読んでいったが、雑誌。せっかく何号も続いてあるのだから、一タイトル毎連続して読もう、と思い実行していったのだが・・・。
これがまずかったらしい。非常に時間がかかる。そりゃそうだ。一冊毎読んでいけば余分にページを繰る必要もないのに、そうしなかったのだから。5冊もあれば、ねぇ。
何とはなしに意地で最後まで通しましたが。
おかげで寝たのが3時過ぎ〜。


23日
応急救護

昼前に起きてスパゲティー作ってやって、教習所へ。
本日ようやく応急救護である。これが終われば学科の方は全部終わりである。長かった・・・・なんて言いつつ、未だ実技が7コマも残っているのでまだまだなのだが。
間10分の休憩挟みながら3コマ連続で行う。
1.応急救護の意義を説明して、
2.人工呼吸・心臓マッサージを各々練習し、
3.一サイクルとして呼びかけから人工呼吸・心臓マッサージ等を通して行う、また三角巾を用いて傷の手当て法を習う
大まかに言うとこんな感じ。
人工呼吸の際には、ビニールに呼気が逆流しないような装置が付いた物を用いる。うーむ、上手くできるだろうか。
今回受講者は計10名。男1名のみで残りは女性である。うはうは状態ですな(違)。
畳二枚の上にそれぞれ互い違いに人形が2体置かれている。
先ほど、指導員がタンスの中からとりだした物である。
・・・しかし、この人形のしまい方ってこれしかないのだろうか。タンスの引き出しを引き出して、そこから更に台を引いて横たわった人形を取り出す形である。DARK EDGE(Books参照)の「四角い女」を思い出してしまった。「ばかねー。こんな四角いところに人なんか入るはずないじゃない」というやつである。
その人形、着ているのが紫のジャージ上下。まぁっっよく似合ってらっしゃる事。
でも呼吸確かめるのにジャージ上は脱がすから元々着せて無くてもいいような気がするのだが、これは俺だけか?
まぁその辺は横に置いておこう。
教科書使っての説明中、「傷病者」と言う単語が何回も出てきていたのだが、どうにもこれが「臆病者」に見えてしまってしょうがない。臆病者って何じゃ。
説明終わっていざ実践。
先に人工呼吸を行う。
人形の顎に右手で人差し指と中指を添え、左手で頭を固定してそのまま顎を上に向かせる(後部後屈顎先挙上法)。これで気道が空くことになっている。
続いて顎をそのまま支えた状態で左手で鼻をつまみ、口を重ねて息を吹き込む。口を重ねるって言うか、「かぶりつく」と言った方が正しいかもしれない。しっかりやらないと横から息が漏れてしまうからである。実際、口の小さな女の子は始めはこれで失敗していた。
2秒ぐらいかけて息を吹き入れ、自然に息を吐かせる。
これを2回行う。
次に心臓マッサージ。
右手中指で肋骨に沿って肋骨の合流地点まで指を持っていく。
窪んだところに辿り着いたらこれに人差し指を添え、その更に隣に左手の親指付け根を置く。
この真下が心臓である。
左手の上に右手を乗せ(このときただ乗せるだけは日赤方式、乗せた手で下の方の手を握るのが消防署の方式だそうだ)、一分に100回のペースで押し始める。結構力がいる。
これも成功。
2人ずつで各々行っていく。
次の時間には呼びかけから心臓マッサージまでの一連の動作を通しで行った。
そして、三角巾から包帯もどき及び止血帯もどきの作り方を習ってはい終わり。
うーむ、一応やったとはいえ、実際こういった場面に遭遇した際にこれだけの講習で忘れずにいられるだろーか。かといってもう一回やるのは嫌だが。
まぁ、このような事態を引き起こさなきゃいいだけだけどな。
家帰って飯食ったら速効寝た。
最近疲れが溜まりやすいのか。これもやはり寄る年波には勝てないということか・・・。


24日
逆行

6時頃自然に目が覚めた。
溜まってきた日記を打ち始めた。
8時過ぎに家を出て、教習所に行きキャンセル待ちをし始める。
教育実習日記を書こうか、と思い始め、あの頃あったことを少しずつ思いだし紙に書き留めていく。
昼食を食べにいったん家に帰り、午後も夕方近くまでそうして過ごす。
日記のメモ書きは良い具合に充実した。
・・・・メモ書きは。
さんざんキャンセル待ちしたが、この日はいっこうに乗れず。うーむ、予約入れるしかないかな、これは。
本日本来なら昼頃に普通授業がある。
しかし、この日の俺はチャレンジャーだった。
陽の出ている内はキャンセル待ちをし、いくつか終わらせて(結局は乗れずじまいだったが)、夜に授業に出るということである。
先日同じ科目・先生の授業が他の曜日・時間にやっていることを見つけ、かつ、それが俺にとっては非常に都合の良い場所であったため、今回試してみることにしたのである。
これがうまくいけば、火曜日一科目のために学校に行かなくて済む(涙)。
何故にこんなに仰々しく書いているかというと、時間帯が結構遅いからである。
6,7限・・・つまり、18:20から始まって、休み時間があって、21:30に授業が終わる・・・・。
ええ、立派に最近の俺の寝る時間に食い込んでます(違う)。
多くの人が家路に着く中を流れに逆らって教室にはいる。
冬場になったら遅い時間って結構寒いんだよなー、なんて思いながら。
元々とっている人が少ないためか、受講者数は少ない。
故に席は余裕があり、黒板が見えないということもなく、先生の声が届かないと言うこともない。
お、これは結構いいかも。
・・・・でもやっぱり睡眠魔には勝てないようで。
7限半分くらい意識飛んでました。
気が向いたらまた、こっちの方で授業出ようかな。
家帰って遅い飯食って風邪薬を飲む。
最近のだるさはやはりこっちから来ていたようだ。薬呑んでから1時間位経って少し気持ち悪さが収まった。


25日
散歩

一端5時くらいに目が覚めるもそのまま布団の中でぼーっとしてると、いつの間にか寝ていたらしい。
次に見た時計は11時を差していた。
おんやぁ?
まあいい。とりあえず飯食って風呂入って頭濡れたまま学校へ。いや時間無かったんで。
昼時に電車に乗ると俺の使う電車は快速運転中である。
・・・通常ならば。
しかし、現在数日間はリフレッシュ工事だかで快速運転は行われていない。
何ぃ?
俺はこのことをすっかり忘れていた。
ただでさえいつもより遅く出てきたというのに、次の授業はゼミだというのに、そして窓口に用事があるから遅れるというのに・・・。
嗚呼、俺の5分。
たかが5分、と言っても馬鹿にしちゃあいけない。
5分あればあの2度寝の醍醐味が味わえる。5分あればカップうどんだってできてしまう。5分あれば・・・ってこの辺でやめておこう。
んなわけで目論見より5分遅く学校に着く。
でも問題ない。途中で元ゼミ長に「俺遅れるから済まんな」メール入れといたから大丈夫。
前期の成績と司書教諭の資格取得見込み証明出して貰うために窓口へ行く。
成績の方は問題なし(と言うと語弊があるが、用は単位さえ貰えりゃいいんだ)だったが、証明書の方は。
司書教諭の場合、単位全て取り終わった年の次の年にならないと「資格」としては貰えないそうで・・・。俺の場合、今年未だ後期分のが終わってないため、今使うには意味がないちゅう事で。
しくしく。
まぁそれは置いといて。
窓口にかかってる最中、ゼミの子から電話が来たので窓口終了後即行かけ直す。本日ゼミの班で出かけるため、その確認であった。すぐ行くと伝えゼミ室に急ぐ。
「すいません、遅れましたー。」
席に着き、先ほど電話くれた広島行った子から紅葉饅頭を貰う。
「後は元ゼミ長だけだね」
「俺、元ゼミ長に遅れるってメール入れたんだけど・・・。」
未だ来てないんなら電話かかってきて当然だな(哀愁)。
「君たち、ほんとに行くの?勉強していきなさい、勉強。」
とは先生。
本日俺達風営班は刊行物センターという先生が教えてくれたところに、資料探しに行くのである。
「行かなきゃならないんですよ、どうしても」
とは某K氏。
気分は散歩であるが、名目は資料探しである。
こうした和気あいあいとしたやりとりをしていると、元ゼミ長がやってきた。
「遅くなりました〜」
「じゃぁ行こうか。」
行って来ます、と出かける俺ら4名。
ゼミ室出た直後、某K氏が言った。
「出られなくなるかと思った。」
だそうだ。まぁ、俺も元ゼミ長も遅れてきたしね・・・・。
俺らは地下鉄に揺られて警視庁前、桜田門にて下車。徒歩10分ぐらいの所に政府刊行物センターがある。霞ヶ関・・いわゆる官庁街を闊歩する俺ら。どう見ても浮いている。
しっかしここら本当に散歩コースにいいよなぁ。緑いっぱいだし、すぐ横には日比谷公園で休憩もできるし。
刊行物センターにて資料を探す。
しかし見あたらず。気が付いたら15時近くになっていた。
「俺次授業あるからそろそろ戻るわ」
「あ、じゃぁあたしも家に帰る。」
「俺はサンドイッチ食ってこ」
「あたしも」
と言うわけで、俺ら2人は駅へ、残り2人は駅前から日比谷公園の方へと別れた。
どうやら美味いサンドイッチ屋がこの辺にあるらしい。
俺は学校付近の駅で降り、もう一人はそのまま乗って自宅へ。一本っていいなぁ。
本日最後の授業を受け終わる直前、先生が言った。
「来週は前期のまとめのテストです。」
ほぉ、来週か。ここまでは驚かない。前期終了時に告知してあったことだからである。
「アリストテレスについて一問と、後は自分の好きな倫理学者についてやった範囲内でまとめてきてください。」
ノートまとめて覚えてきゃ大丈夫だろう。さてさて確認っと。
・・・アリストテレスのところがほぼ丸々抜けている。
授業中寝こけていたとしても、日付や一部ノートくらいは取っているはずなのに。
?何故だ?5月末の次が6月半ばになっている・・・・。
ふと、カレンダーを見るとこの辺りはあの教育実習に行ってたころであった。
うーわー、先生恨むぜ。
仕方ないので教育実習行っててその辺り出てなかった旨説明(先生もやはりちょっと痛い顔してた)し、参考文献を教えて貰った。
めんどくせぇ、自分で読むの。
授業後用事があって就職部へ。
掲示板を見ていたら
「流ー」
と言う呼びかけが。
どちら様?と振り向くと最近全くあってなかった友人が。
しばし話をする。内容はと言えば、
「世の中って世知辛い」
と言うことばかりであったが。
あー、ほんとなんかいいことないかねぇ。


26日
ふと思う

8時くらいに一回起こされるがまた寝る。11時くらいに再び起こされるがめげずに寝る。12時くらいに恐ろしげな雰囲気に負け、起きる。
うー、確かに
「暇ならとっとと免許とってこい」
と言うのもわかるが、いいじゃん、寝てても。だるいんだし。しかも起きたとき風邪のせいでしばらく声でなかったんだし(この辺関係ない)。
チャーハン作って風邪薬呑んで教習所って結局予約だけ入れて買い物して帰ってきて家帰って鞄掴んで学校へ。
遅れるー、と思いつつ一応掲示板確かめると
「4限○○先生病気のため休講」
の掲示が。焦り損かよ。まぁ、今日六法持ってくるの忘れたから助かったけど。
さて、空き時間どうするかな、っと。そうだあそこにいよう。
ぎぎ、と大教室のドアを開け講義中の中空いてる席に座る。
次の授業の教室にいるのである。いつも混んでいて座れるとこ探すのに苦労するから、たまにはこういうことも良いだろう。
やっている講義を聞き流しながら本を読む。昨日借りたアリストテレスの本である。
・・・・意識の半分に時折聞こえてくる講義内容。
政治学科の物であるが、結構おもしろい。俺が普段受けてる授業とは全く違う畑だが、こっち聞いてた方が為になるかも。
関係ない授業に出るのはこれが始めてではないが、他にもおもしろい講義があったんだろうから、もっといろんなの出てれば良かったかもしれない。全く違う、自分の知らない物とかが大量にあるはずだから。学校来てても色々無駄ばかりしていたのかもしれない。
なんてふと思った。
5限の授業は相変わらず混んでいた。
読み終えた本を返し、帰宅。
そういや学祭の期間が張り出してあったなぁ。
今年もまた参加どころか学校にすら来んだろうな(確信)。
その期間に旅行でも行きたいねぇ。・・・・行けたら。


27日
言い訳

雨が降っている。
授業があるのでかったるいが学校へ行く。
ウォークマンかけていると、途中でキュルル、と言う音がして動かなくなった。
そろそろ寿命なのだろうか。
電源は入っているがテープのみならずチューナーも使えない。
お荷物となったそれを鞄の中に放り込む。
眠くてしょうがない。
3コマあった授業の内、2コマは殆ど寝ていた。
残り一こまが起きていられたわけは、プログラミングで打ち込んでいくものなので、寝られなかったというだけである。
2,3日前に野球で巨人が優勝したらしい。
憂さ晴らしに便乗して行っている優勝セールを見に行った。
帰宅途中の駅で降り、某大手電気屋に足を運ぶ。
欲しい物が色々あった。
手に入れたのは諸々のカタログのみ。
いいんです。
まずは状況把握が大切だから。
家に帰り、ウオークマンの電池を充電してみる。
勢い良く蓄電されていく。
どうやらまだ寿命にはほど遠かったらしい。
まったく、驚かすんじゃないよ、と思ったのは内緒である。


28日
不良

体調が、である。
いや若い内に道踏み外しておくべきだったと思うことは何度もあったが。
久方ぶりに唯一一つだけとっている1限の授業に出てみる。確か前期からトータルして3回目の出席だろうか。
席についてまず目に入ったのは黒板の文字。
「本日小用のため10時まで」
ちなみに俺が教室入ったのが9:45である。

次の授業まで1時間ほどあったため、教室移動した後そこで寝る。
授業始まってからも一応聞いていたがあまりと言うか殆ど身に入らず、落書きばかりしていた。
夜は眠くないのに昼間が眠いと言うことは完璧現実逃避やね。

風邪引いてると、空腹状態になってくると意味もなく気持ち悪くなってくる。少々の糖分と水分を補給してやれば一時的には回復するのだが、どうにも慣れることができない。
まぁ、そんなもんに慣れる前に体調よくせい、というのが正論なのかもしれない。

午後の授業は先生の都合上2コマ連続で休み。
予約入れてあった教習所へ行き、久しぶりに運転・・・と思いきや、本日はシュミュレーター。この項目は後ろに乗っている人がどんな状況が危険かわかるためのものらしい。
ゲーセンにあるような機械を使って、目的地まで運転していき、危険な状態があるのでそれを知る、と言うものである。
今回受講者は何故か女性3名だけだったので、妙に華やいだ雰囲気であった。
目的地Aまで道路標示に従って進んでいく。
3回ないし4回、危険な状況が出現する。
そしてそれを避けてはいけない
速度も落とさずかつ法廷速度ぎりぎりでGO!ってわけである。
やったことのある人はわかるだろうが、これが結構難しい。
当たり屋って結構技術のいる仕事(?)なんだなぁ、なんて思ったり。

まずは俺からで、初っぱなからシートベルト忘れた。
それはいいとして、運転しづらいことこの上ない。
画面は近いわ、ここ2週間くらいいじってなかったわ、おまけにAT使用だわでもう初めはがたがた。
落とされてもしょうがないのでは?という危機感が少々生じてしまった。
それはさておいて、俺がぶつかる(ぶつけられる)回数は3回であったにも関わらず、結局は2回のみに。
一つは急ブレーキのタクシーを普通に追い越してしまい、一つは子供の飛び出しをぶつけて、また本来左折巻き込み事故を発生させる物をさっくり追い越してしまい・・・ってなかんじで。
一つ、速度遅くて後ろからぶつけられたのがあったな。

運転者がきれいによけてしまうと、後部座席に座っている人は何処が危険なのかわからないらしい。
確かになぁ。後ろに座っていると、あまり道とか気にせんもんなぁ。

終わったあと、他の人がやっているのを見ていたが皆様色々で。
きれいに事故を再現してくれたり、また、関係ない横断歩道で人を引き損ねたり、ぶつけようと頑張っていたが上手い具合に連なった2輪の間を通り抜けてしまったり、と。
一度シュミュレート番号を入れ間違えて指導員が乗っていたが、流石に上手い。
これぐらいの人たちだと、こんな機械でも実車と同じに扱えるんだねぇ(何を当たり前のことを)。

終わった後図書館へ。
インターネット導入に伴って明日からしばらく休むそうで、その為急いでいって来た次第。
欲しい資料が隣の図書館にあったため、そちらまで自転車を走らせる。
ふぅ、いい汗かいたぜ。


29日
衣替え

昼頃起床。
焼きそば作って食べ、それで昼食を済ます。
先日、親父依頼によりハードディスク上に作ってやった「親父のためのインターネットのつなぎ方」(外部機器の電源からお気に入りの保存等まで全部書いてやったやつ)を読んで、親父はネットにつなごうとしたらしい。
だが。
「読んだけどわからなかった。」
何ぃ?君でもわかるように、図説までして描いた俺の苦労は一体?
暇があるなら教えろ、と言うことなので、仕方なく教え始めた。
「じゃまず俺の書いた説明書出して。」
親父が引っ張り出す。
「これに全部書いてあるよなぁ?」
マウスで親父にわかるように横にあるシークバーを持ってどんどんページを上げていく。
「あ、これ下の方まで見れるんだ。」
・・・・・(怒)。
親父?君は確か、間違いなく、Wordを自分で使っていたはずだが?俺は君が使い慣れたWordで作ってやっていたはずだが?
俺の苦労やいかに。
かくして「そんなもん俺しらん」という面した親父に書いてあることを1から説明する羽目に陥ったのである。
ああ、疲れた。

その後衣替えをば。
昨今めっきり涼しくなったにもかかわらず、夏物しか出してないタンスに冬物の風を送り込もうとして押入にしまい込まれている冬物一式を引っ張り出す。
相変わらず物少ねぇなぁ。
途中で放棄しかけたが、しばらくしてから再開し、何とか今日中に終了。

姉から電話があった。
受け取ったのは母であった。
「駅まで迎えに来てって。」
えー根性しとるやんけ、ねぇちゃん。
君確か行くときも兄に駅まで送っていってもらったそうやないか。
んで迎えも出すと。
いーけどね、暇だから。
母曰く、乗り換えの駅にて待てと言うことらしい。定期あるから丁度良い。
駅についてそれと思しき電車が行った後でも人影が見あたらない。ホーム端から端まで歩いたがいなかった。仕方なしに家に電話。
「姉いないんだけど。」
「え?ほんと?」
「この駅で間違えないんだよな?」
「のはずだけど」
「とりあえず帰るから」
迎えに来いと言うんなら、迎えが来るまで待っているのが筋ではないだろうか?
帰路の途中、父から折り返し電話が。
「今帰ってきたから。」
あーそうですか。
家に着いたら即行
「役立たず」
の一言が。言わずもがな、姉である。
「人物がいなけりゃ迎えるも何も出来んだろうが」
それに返す俺。
一体俺が何をした?
直後に判明したのだが、姉は「家最寄り駅に来い」と言ったそうだが、母は「聞いていなかった」らしい。
被害被ったのは俺一人っちゅうことで。
妙にやるせない気分になった。

土産自体はペルー行きと言うこともあって、アルパカの手袋を頂いた・・・・といっても、現地産のため姉が一度燻煙(殺虫)及び洗濯後引き渡してくれるそうだ。


30日
料理

雨が降っていた。
15時頃に家を出た。
このころ雨は降っていなかったので自転車にて出かけた。
教習所に行った。
予約を入れるべく機械を見たが、来週まで空いていない。
しばし考えていると、
「今の時間キャンセル空いてます」
という放送あり。
さくさく乗車カウンターに行く。
「危険セット(次の項目)空いていますか」
手帳を出す。
「えーと。え、セット?ごめん空いてないな。」
一回手に取った教習手帳をこちらに戻す。
っち、だめか。
再び機械の前に戻り予約入れるか迷ったが、結局入れなかった。

買い物してる最中、芋餅が食いたくなった。
買い物自体は頼まれてた水5本(×2リットル)である。
別に普通のクリン水でも効果はあまり変わらないと思うのだが。
病は気からってやつでしょうかね。

帰宅後「予約入れてこなかった」と言う話をすると母のねちねち話が始まった。
「あんた今何月だと思ってるの?」
以下略。そりゃ俺だってもうとり終わってないと流石にめんどくさいなーとは思うがてめぇの金でとってんだ、指図しないでくれ。
ストレス溜まりまくりじゃ。
声遮断のためウオークマンがんがんにかけて(ごめんよ、いつもこんな使い方で)、調理開始。
本日のメニュー生鮭ホイル焼き、カボチャポタージュ、ポテトサラダと、これとは別に芋餅。
計約2時間30分也。
んーむ、見事な憂さ晴らし。これで静かな環境だったら更に言うこと無し。

夜は以前落として置いたPC用ゲームの体験版達をやる。
うー、画像きれいだー。
ただ惜しいかな、やはり3Dアクションゲームはキーボード対応のではあまり動きがよろしくない。 2Dは結構扱いやすいけどね。
そんなこんなで朝も更けた(あれ?)。


2002.September
秋の味覚が増えつつある、9月


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