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February 2004
<2月分日記 01-10>
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1日(日)
流れ落つる滝のように
後から後から流れ落ちてくる。
止まるところを知らず。
せき止めても、それを乗り越えて更に流れ落ちる。
一連の作業をあざ笑うかのように。
夕飯時も辛かった。
合間をぬうように飯を食らうが、食べている気がしない。
それどころか、呼吸困難に陥る。
「まるで牙みたいね」
俺の顔を見てそう評した母の言葉に笑えなかった。
いやぁ。
どうやら風邪が悪化したようだ。
鼻水は出るわ、咳は連発するわ。
少し前に、
「風邪は治ったと思っても、すぐに風邪菌が居なくなっているわけではないので、要注意だよ」
という話を聞いていたのだが、自身で体感してみると全くもってその通りだねぇ。
さて、先日逝ってしまった我が家の主要暖房器具。
本日これに替わって購入されていたのがハロゲンヒーター。
何故伝聞調かと言えば、自分が寝ている間にお目見えしていたためである。
扇風機と同じ形のため、父と母がそれぞれ言った。
「これ、夏には扇風機にならないかな」
いいなぁ、それ。
『夏は扇風機、冬はハロゲンヒーター。ボタン一つで切り替え簡単、夏冬問わず使えます。』
こんな商品が出たら速攻買いそうな自分が怖い。
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2日(月)
風邪の症状all制覇か
耳が変だ。
耳の形が変わったわけではなく、内耳の気圧がおかしい。
風邪で鼻がつまったりしているせいだろうが、ぼわーっとした圧迫感がある。
泳いでいて耳に水が入ったあの感覚である。
気圧が変なせいで、微妙に耳が遠い。
あー、奇妙な浮遊感襲ってきた気がする(あくまで気のせい)。
熱にきて腹、嘔吐、喉、鼻、そして耳。
あとなんか風邪の症状ってあったっけ。
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3日(火)
節分
「節分(=豆まき)」と聞くと「2月3日」である、という固定イメージがあったが、実はそうではなかったらしい。
言われてみれば確かに、季「節」を「分」ける日とされているだけで、その年々によってかわりもするものだしなぁ。
さて、その節分。
今年は昨年の反省(Diary2月3日参照)が活かされ、巻物の中に入っている野沢菜は食べやすく切られていた・・・・と言っても、今回巻いたのは母なので、厳密に言えば「反省が活かされた」とは言い難いのだが。
一本ものの太巻きを持って、湯飲みを横に携え、東北東向き、「いただきます」。
2人で黙々と食べる。
腹が減っていたせいか、さくさくと食べきる。
行事ものは歳をとるたびに行う回数が減ってくるらしいが、うちに限ってはむしろ増えているような気がする。
いつ頃までやれるんだろうな(己一人だと確実に行わないだろう)。
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4日(水)
暖房器具の大切さ
既に後日談であるが、居間の暖房器具が使えなくなった日、自室の暖房器具も使えなくなっていたことに気が付いた。
「自室に暖房器具あるから俺は大丈夫だな♪」
などとのたまって、部屋で電気敷布の電源を入れたのだが、しばらく経っても温かくなる気配は無い。
表示部分を見ると、きちっと温度も上がるようになっているのに、本体部分に変化は訪れなかった。
これはもしや。
思い当たる節はあった。
2,3日前から使用していて、なにやらあまり温かくないなぁ、という感覚はあったからである。
直に暖かさがくるというというのが売りなのに、おかしいとは思っていたがまさか・・・。
コントローラー部分を開けて確かめてみる(注:通常は行ってはなりません。注意書きに「コントローラー部分は開けないでください」と書いてあるので)。
以前修理したコード部分が再び焼き切れているのかと思ったのだが、どうやら基盤自身が焼けてしまったようだ。
本格的に使用不能となってしまった。
前者であれば修理のしようがあったのだがなぁ。
自室の暖房器具が無いまま、今日に至る(とは言ってもまだ3日)。
風邪が悪化していた理由の一つはもしかして、暖房が壊れていたというのもあったのかもしれない。
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5日(木)
待ち遠しきかな、週末
ずびずび。
ぜーはー。
ごほごほ、ごふっ。
早く週末が来ないものであろうか。
風邪が。
思うたよりも辛かった。
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6(金)
「衝動買い」と評すか否か
時計を買った。
しばらく前から自分の腕時計の電池が切れ、且つバンド部分も皮で寿命が来ておったため、使っていない腕時計を借りていた。
気に入ったのが見つかるまでに中継ぎのものを買えば良いではないが、と思われるかもしれないが、
「買うならば己の納得のいくものを」
と思って今まで借り物で済ませていた。
先日、デパートをふらりと回っていた際に、時計屋が総決算セールをしていた。
何気なく目をやる。
○千円均一、●万円均一、△割引・・・。
ぴたっと視線が止まる。
秒針付き、ローマ数字で時刻全表記、見易く大きめの文字盤、そして金属バンドでつや消し仕様。
すうっと目が一点に引き寄せられた。
おお、自分が挙げていた条件を全て満たしているものだ。
おし、買いだ、買い。
以前にも条件こそ合うものの、値段があまりに似合わな過ぎたため買うのを控えていたのだが、今回は自分的に当たりだったなぁ。
こんな感じに発見して約5分後に購入・ほくほく気分であったのだが、これは果たして「衝動買い」にあたるのだろうか。
「衝動買い」の定義が気になる今日この頃である。
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7日(土)
買い物は疲れる
昏々と眠る予定が、荷物持ちとして買い物に連れて行かれる。
前日に一方的宣告をされていたのだが、踏み倒す気満々だったのになぁ。
なんやかやと、事前に想定していたものを見に行く。
さして広くもないフロアをあっち行ってみたり、こっち行ってみたり。
結局、想定していたも全部は買わずに終了。
疲れた。
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8日(日)
日曜日
最近日曜日といえば、寝ている。
活動的なときなどない。
土曜日に何かごそごそと活動したときほど、家の中でさえ動かない。
ネガティブだなぁ。
・・・というか、根が生えているなぁ。
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9日(月)
珈琲
コーヒーを飲むとき、貴方は砂糖やミルクなどを入れるだろうか。
職場の人に上記の問いをされ、
「家では入れないが、外では勢いよく飲むために両方入れて飲んでいる」
と言ったら苦笑されてしまった。
誤解の無いよう、言い訳をするとしよう。
家であれば如何様にもゆっくりと時間をかけて飲むことが出来るが、職場等外では、周りの人が忙しく立ち回っているときに、一人ゆうるりとコーヒーをすすることが出来るだろうか。
いいや、小心者の自分にはそんなことは出来ない。
故に、がばっと飲み込むために砂糖及びミルクを投入しているのである。
・・・本来ならば結構な杯数を飲んでいるから、入れない方が良いのだが。
コーヒーをすすっていてそんなことを思い出してしまった。
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10日(火)
押し間違えにご注意
パソコンをいじっているとき、大抵の場合随時バックアップをとりながら作業しているとはいえ、直ぐさま作業を継続しないときにはやはり上書き保存をする。
今日も今日とてそうだった。
他作業をするために、こちらの手を休める。
さて、それではぽちっとな。
いつものように、ポインティングデバイスを操作して上書き保存のアイコンを押した。
・・・つもりだった。
背後に置いてある機械がうぃーんと音を立て、動き出す。
ずぴー、じゃか。ずぴー、じゃか。
さくさくと印刷がされていく。
慌てて印刷取り消しをするも5枚の文量であったため、モノクロレーザープリンターの速度であれば取り消しがなされるよりも刷り上がる方が速かった。
内心、果てしなく焦る。
何食わぬ顔で印刷された紙を取り出す。
そして速攻シュレッダーにかける。
これで一安心。
流石に職場でDiaryのプリントアウトはできん(汗)。
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2004.February
寒さ行ったり来たり、2月
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