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過去のニュース・一言(大阪ベイエリア研究会)


(2008.11.7)
WTCが大阪市の鑑定に基づく家賃の値下げを拒否しているようです。
市との取り決めすら守らないのであれば、大阪市とのしがらみでWTCに残っている民間企業についてもWTCに残る義理が全く無くなるのでは。
ともかく民間企業は一刻も早くWTCから退去したほうが良いと思います。
でないと敷金・保証金返ってこないですよ。


(2008.10.29)
WTCに現在入居している大阪市の部局の移転先が内定したようです。
 1. ATCのITM棟
 2. コスモプラザビル(WTCの隣のビル)
 3. 中央卸売市場

ちなみにコスモプラザビルは民間のビルですが、WTCと同じく地の利が悪いため、家賃がWTCの約半額にもかかわらず入居率が約半分という悲惨なビルです。

どうせ移転するなら、インフラ部門を防災上問題がある臨海部から、災害時に対応することが可能な市中心部に移すことが重要だと思うのですが、移転先候補を見る限り、そのような前向きな姿勢はほとんど見られません。

まぁ今後の大阪府との連携等を考えると、
水道局→ATC、港湾局→コスモプラザビル、建設局→中央卸売市場
ってとこでしょうか。


(2008.8.5)
大阪府庁のWTC移転案が報道されたせいか、
ここ数日、当サイトに通常の5倍くらいのアクセスがあります。
(WTCの二次破綻が確定したときには若干しか増えなかったのですが・・・)
「WTC」でニュース検索しても話題性の違いは一目瞭然
(二次破たん時:7件、府庁買い取り案提示時:60件)

破たんしても大してニュースにもならなかった、まさに見捨てられた感のあるWTC。
この際、大阪市には一刻も早くWTCから退去してもらって
勢いのある大阪府に府庁としてWTCを買い取ってもらうことが
大阪ベイエリアの発展にはプラスになるかと思います。

※このところ、pref.osaka.jpからのアクセスが不自然なほど少ないようですが・・・
 もしかして「閲覧規制・有害」サイトに指定されてます?(笑)



(2008.7.9)
WTCの二次破綻が確定したようです。
当研究会では、今後も半永久的に続く無駄な税金の投入を止める
ためには、むしろ一刻も早く二次破綻することが最善である、
との考えでしたので、WTCの二次破綻を大歓迎したいと思います。


(2008.7.8)
ATC前にフェリーターミナル(大阪南港コスモフェリー
ターミナル)がオープンしましたが、ほとんど報道もされず、
話題になっていません・・・
また、大阪市のPRも全く不十分に思えます。

少なくともフェリーの利用者にはターミナルが移転したことを
確実に知らせる努力があってしかるべきですが、オープン初日に
おいても、現地に着くまで案内看板や地下鉄での案内放送等は
一切ありません
でした。
あまりにも不親切すぎます。

また、以前からこのサイトで指摘してきた「南港」「咲洲」
「コスモスクエア」の地名の適切な使い分けができていないため、
利用者に混乱を与えることになるのは確実です。
(この地区にはもう一つ、「大阪港国際フェリーターミナル」が
あります)

市長はこのターミナル移転で咲洲地区にテコ入れを、とか言ってた
ようですが、
「ホントにやる気あんの?」と思ってしまいます。

赤字施設が1つ増えただけ、とならないように願っています。




(2007.8.19)
WTC非公式マスコットキャラが登場!
今後も半永久的に続く無駄な税金の投入を止めるためには、
むしろ一刻も早く二次破綻することが最善である、
との考えのもと、
WTC非公式マスコットキャラ「にじはタン」
勝手に提案いたします。




(2007.7.25)
ATC・WTCに大阪市が支払う賃料が相場に比べ不当に
高すぎるとして割高分の支払い差し止め等を求めた住民訴訟で、
大阪地裁が選任した不動産鑑定士らは
 「市の賃料は最大で適正額の約2倍」
と結論づけた評価書を地裁に提出しました。

今後の賃料大幅値下げは必至のため、2004年の特定調停成立時
に市が提出した最大40年間(笑)の再建計画は早くも3年で頓挫
し、二次破綻することになります。
今後はATC・WTCを一刻も早く倒産(法的整理)させ、
これ以上の無駄な税金の投入を止めると同時に、
大阪市のインフラ部門を防災上問題がある臨海部の高層ビル
から、災害時に対応することが可能な市中心部に移すことが
重要かと思います。




(2007.1.17)
長らく更新が滞っておりましたが、
阪神淡路大震災12年目に当たり、特集ページに
「ベイエリアの安全性について考える(前編)」
を追加しました。





(2005.11.7)
大阪市長選、盛り上がるどころかシラケてますねぇ。

今までさんざん大阪市をダメにしてきた市・組合・議会の複合体との決別・改革が今こそ求められているのに、聞こえてくるのは調整・駆け引き・しがらみといった話題ばかり。

今回も思いっきり低投票率だと思いますが、投票率が低いと「有権者の意識が・・・」とか何とかマスコミにエラそーに書かれる(であろう)大阪市民は本当に不幸だと思います。

で、これで再選でもして民主党が再びくっつき、
「今までと同じく共産党以外全与党体制でやっていきます。あ、三セクとかのみそぎは済みましたよ。」
なんてことになったら、ますます大阪市は見捨てられ、そろそろ本気で大阪市脱出を考える納税者や企業が出てくるかもしれません。




(2005.9.27)
大阪市の監理団体評価委員会による外郭団体の見直し案が発表されましたが、ATC・WTCなど経営破綻・特定調停した5団体については市の方針(30〜40年計画(!)の経営再建)を見直すつもりはないようです。

もし一連の大阪市問題が発覚した後にATCやWTCの特定調停が行われていたら、調停成立はまずあり得なかったでしょうし、そう考えると、この5団体についても見直しの例外とすべきではなく、公益の薄い存続意義のない団体として精算・解散を図るべきかと思います。




(2005.9.27) 磯村前大阪市長が退職金返還を拒んだ記者会見の記事を読んで怒りというよりなんだか悲しくなってきました。
そして三セク破綻も含め、一連の問題は起こるべくして起こったものだということを確信しました。
こんな人が8年間も市長やってたんだ・・・

もう大阪ダメポ。



(2005.2.8) OTS線がついに値下げの見込み。
って去年の今頃も全く同じこと書いていたんですが。

OTSの値下げについては以前から市議会でも再三取り上げられ、少なくとも一昨年からすでに3回「値下げ決定」の報道がされていますが、結局全く値下げされることなく現在に至っています。
今回も本当に値下げする気はあるのでしょうか?
最近話題になっている大阪市職員の厚遇問題から一時的に目をそらすためだけのものなのでは?

もし実際に値下げされたとしても、
 ・開業当初からバカ高い運賃が不評だったにもかかわらず頑なに値下げしなかった
  のに、大阪市がマスコミに叩かれ始めたら値下げしますではあまりにも利用者を
  バカにした話ではないのか。
 ・線路を保有するだけになる(車両も設備も市が保有)というOTS社を存続させる
  意味は全くないと思うのですが、どうやら存続が前提になっているようです。

大阪市はベイエリアの発展ではなく、OTS社を存続させること自体に意義があるようです。
この天下り先確保の発想が、現在のベイエリアを惨たんたるものにした原因そのものであることを反省すべきですが、今の大阪市にはまず無理なんでしょうね。



(2005.1.27) 長らくWTCテナント一覧のみの更新となっておりましたが、心機一転(といってもボチボチですが)活動を本格的に再開する予定です。

大阪民国ダメポツアー」さんにリンク頂いております。
大阪市が乱開発したベイエリアをはじめとする各施設の潜入レポートと写真で大阪民国のダメポぶりが実感できます。
当研究会オススメのサイトです。
是非併せてご覧下さい。



(2005.1.27) 最近なにかと話題の多い大阪市職員に関する話題を一つ・・・

住之江公園方面からWTCに来る市の職員の多くは、トレードセンター前駅まで定期を買うと高いので、手前の中ふ頭駅で降りて1駅分歩くのだとか。
雨の日は風が強いのでびしょ濡れになりながらもOTSには(高いから)乗らないそうです。

大阪市職員でさえ乗らないOTS、それでもあなたは乗りますか?



(2004.2.22) OTS線がついに値下げの見通し。

元々、別料金、別会社である必要性は全く無いわけで、当然のことといえます。

OTS値下げは大阪ベイエリア発展のための必要条件ではありますが、値下げしたからといって発展が保証されるわけではありません。
現在のベイエリアの現状とその改善策を特集ページにて分析しています。
是非ご覧下さい。



(2004.1.24) 大阪市によるWTC買取り案が議会で検討されているとのこと。

名実ともWTCを『第2庁舎』『南港庁舎』にしてしまい、「WTCの赤字」を「市庁舎の維持管理にかかる経費」にすり替えてしまおうという若干乱暴な案ではありますが、現在の事業形態がすでに破綻している以上、検討してみる価値はあると思います。

大阪市が買い取るのであれば、当研究会では
 1. 市長の部屋をWTCへ
 2. 市議会はATCホールで開催(車送迎禁止・行き帰りは全員OTS利用)
を提案します。

大阪ベイエリアの惨状が体感できると共に、なぜ大阪ベイエリアがここまでの財政赤字を垂れ流すようになったのかが少しは理解でき、もうすこし当事者としてマジメに考えるようになると思います。



(2004.1.13) ATC・WTCの特定調停が成立の見込み。

 誰も責任をとらず、
  そして傷口だけが広がっていく・・・


大阪ベイエリアの夜明けは遠い・・・



(2003.12.14) ATC・WTCの債権放棄後の損失補償に大阪市は応じるようです。
 ・事業が今のままの形で継続する
 ・最終的に損害がどれだけ拡大するかが分からない
 ・誰も破綻の責任をとらない(であろう)
ことから、倒産・法的整理よりタチが悪いといえます。



(2003.12.14) 新市長が決まって(11/30)から現市長が辞める(12/18)までの間に、破綻三セクについての様々な報道が行われています。
主なものだけでも、
 ・債務放棄要請額を約250億円減額
 ・(周辺ビルと比べ不当に高い)WTC家賃の見直しを検討
 ・金利の見直しで経費削減の効果帳消しに
 ・倒産時の銀行への損失補填に一部応じる
責任の所在が一番あいまいとなる今の時期に、市民の負担に将来的に跳ね返ってくるであろう事柄が次々と発表される、そのことの「本当の意味」を考えてみませんか?



(2003.11.13) 素朴な疑問。
連日の大阪市長選に関する報道の中で、労使が一体となって助役出身候補を公然と支援する、いわゆる
「中之島選対」の存在が堂々と報道されています。
でも、
「選挙において、当該自治体の公務員が組織的に特定の候補の応援をすること」は明らかに違法だと
思うのですが。
報道する側もされる側も、そのあたりの正常な感覚が麻痺しているとしか思えません。



(2003.10.29)
  借入残高 簿価 評価額 簿価の 無担保
部分
支援
要請額
ATC 1284 1038 310 29.8% 974 933
WTC 982 801 191 23.8% 791 326
(2003年3月現在。単位億円)

ATC・WTCの支援要請について。
ATC・WTCの資産価値は簿価の3割以下であることが判明しました。
またATCの場合、無担保部分(倒産、法的整理した場合に取り返せないお金)とほとんど変わらない額の支援を要請しており、
 ・事業が今のままの形で継続する
 ・誰も破綻の責任をとらない(であろう)
ことから、倒産・法的整理よりタチが悪いといえます。



(2003.10.26) ATC・WTC再建計画では金利変動は考慮されているのでしょうか?
住宅ローンでも金利が1%変われば百万単位で返済総額が変わるというのに・・・
今の超低金利時代が終われば即破綻するような再建計画はとても合理的とはいえないと思います。



(2003.10.12) ATC・WTCの「再建策」に対し、大阪地裁は、
 『総合的に判断すれば不合理とはいえない』
と肯定する鑑定結果を出しました。
金融機関や大阪市に借金約1000億円を棒引きしてもらっても、残りの借金完済に30〜40年かかる、という内容。
清算、法的整理 or 外資系に売り飛ばす方が「合理的」なのでは?



(2003.9.28) 大阪市長選『市民派(笑)候補』を公募したプロ市民集団 曰く、
 (他候補の立候補表明に当たって)
  「我々の公募の呼びかけに応じるべきだったのでは。」
 (その候補と自ら面談を設定した挙げ句)
  「政党色の強い団体を選挙母体に決めた○○氏は、市民派といえない。」
 (その後、独自候補擁立を断念)
  「私たちの準備不足もあったが、市民にも情熱が欠けていた。」
「市民派」を名乗る人々って、なぜこうも身勝手なのでしょうか?



(2003.8.19) ATC・WTCの「再建策」が明らかになりました。
特にATCは、ATCが破綻した場合の負担(7割の貸し倒れ引当金)以上の負担を銀行側に求めています。
法的整理を求める声が当然出てくるものと思います。
(行政側は誰も責任をとっていないですし)



(2003.6.23) ATC・WTCなど三セク3社が大阪簡裁に特定調停を申請しました。
まさかベイエリアの破綻を裁判所のせいにするためではないとは思いますが・・・
「我々の再建案が受け入れられず残念だが、決定には従う」とか言って・・・



(2003.1.20) 大阪市が赤字三セク5社(ATC、WTC等)の支援打ち切りを検討中のようです。
確かにこのまま放置して傷口を広げるよりは倒産させた方が良いかと・・・







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