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宮城の四季
2005 SUMMER 夏
夏の季節。
真っ赤に燃える太陽。情熱的で開放的な夏の季節がやってきました。
県内の海水浴場では海開きの声が聞こえてきます。
去年の夏は県内の花火を見て回りましたが、今年の夏はどんな夏になるのでしょうか。
何処までも続く大海原は開放的で良いものです。今年はギラギラとした夏の海に出かけるのも良いかもしれません。

◆ヒマワリの咲く河川敷 阿武隈川(角田市藤田)  
◆熊野岳登山・お釜とコマクサ
  
◆蔵王に咲く高山植物女王の花コマクサ  
◆思いがけず栗駒山に登って  
◆世界谷地原生花園のニッコウキスゲ
   
◆一迫のあやめが見頃を迎えました   
◆夏に咲く菜の花!?   
◆ヒマワリの咲く河川敷阿武隈川(角田市藤田)(05.07.30)        このページのトップへ 

春には菜の花が咲く阿武隈川東岸の河川敷。今はヒマワリが見頃を迎えていました。
ヒマワリ畑は広さ約1.4ha。3万数千本の花が咲き誇っています。太陽に向かってきりりと伸びた鮮やかな黄色の花ヒマワリは夏らしい季節の風景を醸し出していました。

◆熊野岳登山・お釜とコマクサ(05.07.18)                     このページのトップへ

一昨日、名号峰から熊野岳を縦走する計画でしたが、熊野岳非難小屋付近で大腿部が硬直し熊野岳登山を断念したことから、今日、熊野岳登山の再チャレンジをしてきました。午前6時30分刈田岳駐車場に着いたときは霧が立ちこめ視界不良で1時間くらい休憩を取り、一向に晴れない空を恨めしく思いながら霧の中を歩くことにしました。熊野岳頂上までポールの目印があることから迷うことも無く行くことができました。山頂の小屋に山形から来たというご夫婦がボンベで湯を沸かしてコーヒーを飲んでいました。暫くすると2人の若者が裾を汚しながら小屋に入ってきました。昨日仙台を経ち、途中、泊まりながら蔵王ダム経由で沢登りをしながら熊野岳に来たと言っていました。昨日は前方10mの至近距離で大きな熊に遭遇したと言っていました。蔵王ダムの奥深い山には熊の生息地らしいです。5〜6位の滝を見ることができたそうです。水かさも結構あったと言っていましたが沢登りは危険が伴うようです。暫く休憩をしてコマクサの群生を見ることにしました。時折霧が晴れ、コマクサの群生とお釜を見ることができました。高山植物の女王の花と言われるコマクサはピンクの衣装をまとった貴婦人のようでした。今日は祝日のせいか沢山の登山客で賑わったいました。

◆徒然なるままに:蔵王連峰・名号峰(1409.9m)へ初登頂(高山植物の花を掲載しています。)

◆蔵王に咲く高山植物女王の花コマクサ(05.07.16)               このページのトップへ

蔵王エコーラインの賽の磧から濁川まで下り、かもしか温泉跡、追分、名号峰、熊野岳、刈田岳レストハウスと縦走してきました。その足でペンション&レストラン『峠』の天ぷら手打ちそばを食べ、遠刈田温泉郷にある公衆浴場『寿の湯』で温泉に入り登山の疲れを取ってきました。
花崗岩からなる名号峰山頂から杉ケ峰、前山、刈田岳、ロバの耳、熊野岳が一望に見ることができました。白砂の斜面には高山植物の女王の花と称されるコマクサが美しい姿を見せてくれました。熊野岳山頂付近ではコマクサ群生が見事でした。熊野岳に向かう岩場では大腿部が硬直するアクシデントに見舞われ熊野岳登山を断念しました。今回は家内と一緒でしたが家内に助けられながらの登山となりました。そのような中でもしっかりと高山植物の写真を撮ってきました。近日中に登山の反省などを含めて「徒然なるままに」に掲載したいと思っています。

◆思いがけず栗駒山(標高1,628m)に登って(05.07,02               このページのトップへ

今日は予定外の行動で栗駒山に登ってきました。最初の目的は世界谷地原生花園のニッコウキスゲを見に行く予定でした。体調を気にしながらその足で栗駒山の登山口いわかがみ平まで行きました。良く晴れた栗駒山の山頂を見て登ることにしました。初心者でも簡単に登れる1時間半コースの中央コースを登ってきました。登山口から暫く急な坂を2つほど登ると視界が開けてきました。栗駒山の中央コースは色とりどりのサラサドウダンが見事に咲きドウダン道になっていました。山頂付近はツマトリソウやコバイケイソウ、イワカガミ等の高山植物が咲いていました。山頂は登山グループの子供達、夫婦等沢山の登山客で賑わっていました。初夏の風を受けながら登った栗駒霊峰は”爽快”の二語につきると思いました。今朝の仙台は霧に覆われていたことからお天気を気にしながらの出発でしたが栗駒山は素晴らしい快晴に恵まれました。常に行いが良いせいかラッキーな行程に感謝しました。

◆徒然なるままに:初夏の栗駒山に登って(高山植物の花を掲載しています。)

◆世界谷地原生花園のニッコウキスゲ(栗原市栗駒)(05.07.02)       このページのトップへ 

栗駒山の中腹(640m〜680m)に広がる約60haの細長い湿原、世界谷地原生花園へ行ってきました。世界谷地という名は広い湿原という意味とのことですが、ここには、ミズバショウやニッコウキスゲ、ショウジョウバカマ、タテヤマリンドウ、キンコウカ、ワタスゲ等の花が咲き乱れるといいます。私が行った時はニッコウキスゲとワタスゲが咲いていました。サラサドウダンも見ることができました。遠く残雪を抱いた栗駒山を背にした湿原はニッコウキスゲの黄色の絨毯になっていました。湿原は自然研究路になっていて一歩森の中に入るとブナ林が続いていました。森の中の古木が林立し森の妖精が住んでいるような静かな空間がありました。大きな岩肌を根っこで覆ったブナの古木には自然の厳しさを見る感じで圧倒されました。

◆一迫のあやめが見頃を迎えました。(栗原市一迫)(05・07.02)  このページのトップへ

一迫の山王史跡公園にあるあやめ園。アヤメやカキツバタ、ハナショウブが見頃を迎えています。
山王史跡は、昭和37年から昭和40年にかけて明治大学、東北大学の考古学研究室によって発掘調査がされ、縄文から弥生にかけての土器などが発掘され、昭和46年国指定の史跡になったところです。その史跡を記念して作られたのがあやめ園。地元老人クラブのボランティアによって数百株が植えられたのが始まりなそうです。今では、1万3000uの園内に約570品種22万株が咲き誇っています。今年は見事に咲いていました。藤色、紅色、白色などの花はしっとりとして妖艶でした。

◆夏に咲く菜の花!?(栗原市長崎地区)(05.07.02)        このページのトップへ

一迫の長崎地区に咲く菜の花を求めて行ってきました。菜の花は11月頃に種をまき、翌年の4月から5月にかけて咲くのが一般的なそうですが、長崎地区では4月中旬頃に種をまき6月初めから咲き始めたと言っていました。7月上旬頃まで花が楽しめるという情報もあり行ってきました。最近の暑さと雨で7月までは持ちこたえることができなかったようです。6月中旬が一番見頃だったようです。それでも菜の花の名残を感じてきました。l今年は景観用だけでなく試験的に油を搾るため食用の品種も植えたそうです。品質の良い菜種油ができるように祈りたいものです。

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