1999,7,3掲載 今週の話題バックNo.1 1999,3/30〜5/31
5/31 木々は濃緑に変わり初夏の装い。

   樹木の種類毎に異なる色をしていた新緑も、皆一様に濃緑に変わって樹木の差がなくなった。
   山菜はアイコ・ボンナ・シドケなどが旬を終え、これからはミズやフキ・タケノコの季節。
   里では田植えも終わり、早苗も一日毎に緑を濃くし、水面を埋めてきた。

5/29 県人口1,196,467人(♂567,985、♀628,482、前月比604人増、5/1現在)
      自然動態…出生数777−死亡数989=△212人
      社会動態…県外転入3945−県外転出3129=816人

    1年間の累計△4611人(1998,6,1〜1999,5,1)
      自然動態…出生数9373−死亡数11757=△2384人
      社会動態…県外転入19615−県外転出21842=△2227人

5/25 「ふれあいボランティア養成講座」(森吉町生涯学習シルバー講座、次回は6/27;森泉荘)
    第一回講座四季美館で開催。秋田桂城短大出雲教授が「ボランティアとは」と題して講演。
    参加者は8名(2名欠席)の少数精鋭のため、講演というより最後はディスカッションになりました。

5/22 エゾハルゼミ鳴き出す。深山では山菜やタケノコの時期に山中このセミの大合唱が聞かれます。

5/21 カッコウ・ホトトギス初鳴き。平年(5/20)並み。ホトトギスの民話
    山菜や開花等植物の生育は遅れているが、動物の繁殖行動は平年並みまで回復したのかな?

  ※カッコウ…自ら営巣することなく、モズ・アカモズ・オオヨシキリ・コヨシキリ・ホオジロ・アオジ・
          キセキレイ・ノビタキ等の巣中へ一卵づつ入れ、抱卵育雛を委ねる。
   ホトトギス…自ら営巣することなく、ウグイス・ミソサザイ等の巣中へ一卵づつ入れ、抱卵育雛を委ねる。

5/17 今春の川釣りはサッパリ!

    平年だと春先の急な暖気や大雨で一気に雪解けが進んで川が増水して大水になるが、
    昔から「大雪に大水なし」と言われるように、この冬は大雪だったため川が雪解け水で長期に亘って増水、
    おまけに水温が低いため、イワナやヤマメ等の渓流魚の釣果はサッパリ ダメ!

   このままだとアユ漁も期待薄??
    例年だと雪代が出る頃になると孵化した稚魚が川を遡上するが、今年は長期に亘り大量の雪代が連日、
    しかも水温も低いので、稚魚が河口で遡上を待っている期間が長くなる筈。つまり
    その分だけ河口付近で天敵である他の魚の餌となる確率も高く、遡上数が少なくなると予想される。
    更に大水が出ないと河床の石が洗われないので、泥が付着したままだと藻の生育が極端に悪くなる。
    また異常に低温が続くと、餌となる藻の生育も当然悪くなるので、魚の生育も遅れる。従って、
    今の状況から推測するとこの夏のアユ漁も期待薄!と思われるが如何に? あとは今後の天候次第!

5/14 秋田内陸線全線開業10周年記念式典・祝賀会(阿仁町ふるさと文化センター)
    イメージアップと無人駅奉仕に功績があった1団体・3個人に感謝状を贈呈、10年の節目を祝う。

    昭和59年10月31日旧国鉄から第三セクターとして移管、
    昭和61年11月、旧阿仁合線・角館線がそれぞれ秋田内陸北線・南線として開業、
    平成元年4月1日、延長94.2qで全線営業開始したもの。  

5/10 カラスの行水(9日15:00頃のこと)
    広辞苑によると、「入浴をあわてて済ますこと、または入浴時間が短いことのたとえ」とあるが…

   ※水を張り(浸し)始めた田圃に30〜40羽のカラスが舞い降り、一斉に
     @頭から胸を水に潜らせ、次いで腹を浸かって羽根をパタパタパタと羽ばたかせる(この間5〜6秒)
      この動作を5〜6回連続して行う。
     A次いで、畦に上がって風上に向かって羽根を羽ばたかせる(風速2〜3b程の風)
     B2〜3分ほど畦や乾いた田圃の上でAの動作を繰り返し、
     C羽根の水分が切れたら@ABの動作を、5〜6回繰り返す。

   
※観察結果
      「カラスの行水」なんて、何処の何方が名付けたものか知らないが、
     私が見たかぎりでは「あわてて済ます」や「短時間」なんてものでは決してない。
      その他の小鳥の類も同様で、カラスと似たり寄ったりの動作を何回も繰り返すので、
     カラスだけ「水浴び」が短いということはないと思うが、諸賢の御意見は如何?

5/8 杉花粉飛散終了(県保険衛生課)。
   3/3初観測以来、秋田と大館で4/27、横手で4/30以降観測なし。
   過去9年間の平均飛散数を比較すると秋田は平年並みだが、大館7分の1,横手は10分の1。

5/3 森吉山山開き。曇り〜雨の天気にも係わらず百人が参加。

    こめつが山荘9:00出発。残雪の中を進み11:00森吉神社着。
    11:30神事、玉串を捧げてシーズン中の登山者の安全を祈願。
    降り出した雨の中を約半数の人が山頂を目指して登頂。2:00山頂着。
    生憎の天候で360度のパノラマは今一つだったが、全員満足!
   ☆5月中旬に新緑が始まり、6月中旬には湿原でミズバショウが出現、高山植物のシーズンとなる。

4/30 ツバメ飛来。昨年より10日遅く、平年より2週間ほど遅い。 

4/28 第43回三市三郡剣道大会に於いて森吉中学校男子準優勝
     これまでの同部の最高成績は、男子郡市大会3位。女子同優勝。でも平成13年廃部の憂き目と言う… 

4/23 桜が開花。前田で一番先に咲く、小又村の「倉太(クラダ)」の桜が咲きました。
      大館市は咲いているが、鷹巣や米内沢は未だ。明日になれば皆、咲き出すかも…
      秋田市25.9℃、鷹巣町26.4℃、横手市27.2℃で、4月としては観測史上4番目の記録。 

4/22 「デデ ポッポ」「デデ ポッポ」と山鳩が鳴き出しました(14:55)

      「鳩の口に、豆蒔け」、「トットの口に粟蒔け」と年寄りがよく言っていましたが、昔の人は今のように
      詳細な天気予報がなかったので、生き物の渡りや繁殖を目安に、農作業をしました山鳩の民話

4/20 18日9:03pm頃、阿仁前田で死亡事故(39歳の女性)
      自宅前のR105で友人の車から降り、直前横断!(JA・GSの隣家)。今月二人目の死亡事故。 

4/19 県北は学力が低い。教員の資質向上が急務!

      16日の北教育事務所館内教頭研修会で、「北の課題は学力向上。
      生きる力を育む中で、基礎・基本の学力がないと生きる力も育めない。高校入試で、
      平均点をクリアーしたのは2割までいっていない。北の子供が劣っているかと言うと、そうではない。
      状況をつぶさに見て、直ぐ立ち上がって貰わないと子供達が可哀想。どうアクションを興すかが、
     緊急の課題
」と所長が異例の指摘。要は先生達のレベルが低すぎると言う事!
      (今の先生達は常識を知らないし、学校文書の漢字や文法が間違いだらけですもの…。
       でも数学はもっとひどいようだ!) 

4/18 昨日全く姿が見えなかったツクシが今朝、道端に顔を出していました。
      雉も早朝から鳴き出し、生き物たちの体内時計が確実に春の鼓動を打ち出したようです。 

4/17 日向ではイチリンソウが咲きました(50KB)。
      やっと春らしくなってきましたが、あちこちに未だ残雪が… 

4/16 ウグイス初鳴き。平年より4日遅い(私の過去27年間の定点観測)

    ウグイスは留鳥(禁鳥)で、低地から高山帯に生息し、秋田の低地では4月初旬〜中旬に鳴き始めるが、
    毎年この時期に3日程連続して高温が続くと鳴き始める(体内時計が作動するのだろうか?)
    春日苗圃の山裾に生息するウグイスの場合は、最初の一声はチャッチャッという地鳴き
    その後「ホーホケキョ」と囀る。初鳴きの場合は必ず地鳴きの後、囀りは二声のみ
    時間は午前10時前後が多い。またその年によって初鳴きの囀りがうまくいかないことがあり、
    「ホーホケッ クション」で終わる事が多い。いずれの場合も「翌日から盛んに囀り、他の鳥や動物が
    近付くと尚一層、縄張りを誇示して囀る(但し、低温の日はあまり鳴かない)。12:34up

4/14 森吉町人口動態(ついに出生数50人を割る) 
   人  口  出 生 数   死 亡 数  65歳以上人口
 平成 4年  9,105人   59人   102人 1,981人(21.8%)
    5年  8,748人   51人   109人 2,011人(22.9%) 
    6年   8,692人   65人    104人 2,067人(23.8%) 
    7年  8,637人   70人     90人 2,079人(24.1%) 
    8年  8,494人   50人   107人 2,194人(25.8%) 
    9年   8,385人   50人     98人 2,242人(26.7%) 
   10年  8,253人   47人    133人  2,285人(27.7%) 

4/12 地域振興券交付2,225人中、未交付は4人。換金45%。 

4/12 今日も21℃。この陽気で雪が一気に消えたので、雪代が洪水の様

      道端では雪消えの早かった所の「ふきのとう」が咲き、家々の日向の「福寿草」も開いた。
      陽気に誘われたクジャクチョウ(成虫で越冬)が、バッケを吸蜜する姿が見られた。
      でも水仙はやっと芽吹いたばかりで、桜の蕾もまだ堅い。 

4/11 県議選北秋田選挙区開票結果(有権者数;55,505,投票率;80.28%) 
     氏   名   出 身 地    所 属    得  票  数 
当選C 津 谷 永 光(47)    鷹 巣 町   自 民 現  14,728(地元票の67%獲得) 
当選F 北 林 照 助(70)   森 吉 町   自 民 現 12,882(地元票の70%獲得) 
当選@ 菅 原 龍 典(55)   比 内 町 民主推薦 新  7,140(地元票の58%獲得) 
次点  武 田 成 功(60)  比 内 町  社 民 新  6,800(地元票の28%獲得) 
    松 村 昭 作(64)   鷹 巣 町  共 産 新  2,488(地元票の7.9%獲得) 

4/11 5月中旬の暖かさ(21.5℃)で、雪消えも進む。
      戸外は暑いくらいで、室内でも日中はストーブなしで済みました。

4/10 ケアタウンたかのすオープン。初日は10人入所。

      平成9〜10年の2ヶ年で、広さ8600u、総事業費37億円
     ・老人保健施設(定員80名→当分60名で運営)
     ・ショートステイ(定員30名→当分10名で運営)以上、計110名分全て個室。
     ・デイサービス(定員50名→5月から)の3福祉複合施設で、スタッフ74人。

     ◎入所希望者は、下記へ
       たかのす福祉公社(0186−60−1203)
       役場福祉保健課(62−1111)
       在宅介護支援センター(63−1664) 

4/9 今春の高校入試は平均57.4点(昨年比)

     国語57.7(−8.9)。社会59.2(+3.0)。数学47.0(−10.6)。
     理科60.3(+6.1)。英語62.9(+16.7)。合計287.1(+6.3)。

     依然として低い秋田県の学力。厳密な学力の考査だと、秋大医学部受験者の県内合格者は
     ほとんど出ないが、県内の医師充足という設立の趣旨を活かすため、特別な配慮で県内受験生の
     入学を許可しているとか?(高名な医師の弁)。 

4/7 名残雪。予報では今日・明日も雪。時々吹雪で気温も真冬並の0℃。
     昨年の同期は雪が消えて農作業が始まっていたのに、今年の春の訪れは遅い! 

4/6 鷹巣町は、課長を窓口に配置
     行政のたらい回しを防ぐため、最も責任ある地位の課長・補佐を住民と接触する窓口に配置し、
     サービスに努めるという。

4/4 森吉町根小屋地内で死亡事故
     乗用車と同一方向に併走していた自転車の老婦人が、突然横断したため、
     衝突を避けきれなかったもの。子供やお年寄り、自転車には注意して運転しましょう! 

3/31 県内7人目のHIV感染者(患者3人・感染者4人、厚生省エイズ動向委員会)
      国内で異性間の性的接触による、40代の男性が感染(発病はしていない)。 

3/30 県人口120万人を割る(1,199,878人)

     ・17年連続減少。昭和39年以来、34年間で10万人減少した。
     ・女性の生涯出生数は1.52人と低下。

     ◎今後の人口予測(国立社会保障人口問題研究所)
       H.17年 1,159千人、 H.27年 1,076千人、 H.37年 961千人

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