◆環境
Windows7(32bit)
Flight Simulator X Gold Edition(日本語版)
CPU : Core 2 Duo E8500 3.16GHz
GPU : NVIDIA GeForce GTX260
MegaSceneryEarth 2.0 Connecticut
MegaSceneryEarth 4X Connecticut
今年(2015)からMegaSceneryEarth(MSE)の新しバージョン4Xが発売された。これまでの2.0とどの程度違うのかコネチカット州で両方を導入して、その効果を確認した。
MSE4Xは1ピクセルあたり50センチとのことで、MSE2.0の4倍の解像度らしい。こちらに説明ページがあり、aerial photography(航空写真)と書いてあるが衛星写真ではないのだろうか。
1年間でアメリカの全州を発売する予定とのことだが、2015年10月に最初のMSE4Xが発売されてから今までに3州から発売されていないので、このペースではたぶん無理だろう。
さて、今回の比較はFSXデフォルトのシーナリーとMSE2.0とMSE4Xとで比較する。
場所 : コネチカット州のイースト・ハートフォード。
高度 :1,500フィート。
航空機 : FSXに標準で含まれるCessna C172SP Skyhawk
FSXの表示設定は以下のようにMSEの推奨設定に従った。
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本当は比較のためにGoogle Earthの画像を載せたかったのだが、使用許諾関係がよく分からなかったので載せられなかった。たぶんWEB上に載せてはいけないのだと思う。
1 FSXデフォルトのイースト・ハートフォード(コネチカット州)
正しい風景かどうかは別として、シーナリーの画像としてはとてもシャープで、これはこれでいいかな、と思ってしまう。道路や川もベクターデータとしてはよく再現されている。
ただ、Google Earthの画像と比べるとかなり実際の風景とは違っている。たとえば、機体のちょうど尾翼の下に写っているところには住宅は無く、実際は林になっている。
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2 MSE2.0のイースト・ハートフォード(コネチカット州)
当然だが実際と同じ風景だ。
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3 MSE4Xのイースト・ハートフォード(コネチカット州)
やはりMSE2.0よりシャープになっている。特に画像の下部は距離が近いので、よく分かると思う。
ただ、一目見て全体的な色がMSE2.0とかなり違っている。特に道路が緑色なのが気になってしまう。もちろん現実にはMSE2.0のように灰色だ。
ただこれは場所によって違い、ちゃんと灰色になっている地域もある。
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今回FSXのフレームレート表示キーの[Shift+Z]2回押しでフレームレートを測ったところ、3つともターゲットフレームレートの約45FPSだったし、ターゲットフレームレートを無限にしたときも3つとも70〜100くらいで違いは見られなかった。公式サイトではデフォルトシーナリーよりフレームレートは良くなると書かれている。これは自動生成オブジェクトを有効にしたときの話だろうか。 |