PMDG jetstream 4100(FSX)の短距離フライト(2020/10/30)
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アマゾンの商品 |
フライト シミュレータ X ゴールドエディション
PMDG Jetstream 4100 (FSX)(輸入版) |
動作環境
Windows10
Flight Simulator X Gold Edition(日本語版)
PMDG jetstream 4100(FSX)
REX 4 Texture Direct - HD with Soft Clouds
航空機選択時の注意
RJBH-RJOM
プリフライト設定
FMSの設定
テイクオフ-クライム
クルーズ
ディセント
アプローチ-ランディング
RJOM-RJBH
タキシング
FMSの設定
テイクオフ-クライム
クルーズ
ディセント
アプローチ-ランディング
タキシング-駐機 |
ジェットストリーム4100(J41)は日本の旅客機としては使用されなかったようです。そこで、かつてジェイエアで運用されていたジェットストリーム31(J31)のコースの一つ西広島飛行場(RJBH)-松山空港(RJOM)の短いルートを往復で飛んでみます。
J31の情報 http://www.jair.co.jp/entertainment/js31/index.html
西広島飛行場は現在閉鎖されてヘリポートのみになっていますが、FSXは古いソフトなのでちゃんと滑走路もあるし、ローカライザーだけですがILSもあります。PMDG
J41のNavdataにもRJBHがあります。最近のアドオン製品(PMDG 737NGX等)のNavdataにはありません。
また、J41のジェイエアリバリーは見つかりませんでしたが、同じJAL系列のジャルエクスプレスのリバリーを提供してくださっている方がいるので、それを使わせていただきました。
J41の架空リバリー https://flyawaysimulation.com/downloads/files/9999/fsx-repaint-mega-pack-for-pmdg-jetstream-4100/
したがって機体・リバリー・航路の組み合わせは全く架空のものとなります。
片道10分ほどの超短距離ルートです。
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航空機選択時の注意
「現在の航空機」でJ41を選択すると不具合が出ることがあるので、最初はデフォルトのAriCreation Trike Ultralightが選択された状態で、「現在の位置」でRJBHの22滑走路を選択して「フライト」ボタンを押し、メニューの「航空機>「航空機の選択」でPMDG
J41に変更します。
少々面倒ですが、このようにしないと計器が表示されないことがありました。
詳しくはPMDGのサポートページをご覧ください。
https://support.precisionmanuals.com/kb/a90/j41-default-flight-related-issues.aspx |
プリフライト設定
今回はエンジンが始動した状態で西広島飛行場の22滑走路からスタートします。
本来は駐機場やタクシー中にプリフライト設定をするのですが、この場所で行います。チュートリアルマニュアルを参考に必要最低限の内容に省略して実行することにします。
以下順番に(この通りの順番でなくてもOK)
@燃料を左右20%にする
A3Dパネルを見やすい位置と大きさに調整
BShift+1、Shift+3、Shift+5を押してGPS、FMS、フライトコントロールシステム(FCS)を表示して左側に寄せる
CFCSで、ALTを6000ftに設定
D同じくHDGを140°に設定
EFCSのHDGボタンを押す
F同じくALT SELボタンを押す
Gスポイラーをアームにする
HディスプレイコントローラーのLNAVボタンを押す
I同じくFULL/MAPボタンを押す
JShift+4を押してラジオマネージメントユニット(RMU)を表示しNAV1を109.3MHz(RJOMのILS)に設定
KLS6ボタンを押してアウターノブで整数部を設定、インナーノブで小数点以下を設定
LNAV XFERボタンを押す
MCtr+F4を押してコンディションレバーをフライト位置にする
NF7キーを押してフラップス9にする
以上の設定ができたら、この状態を保存することをおすすめします。
FMSの設定
RJHB-RJOMとRJOM-RJBHのフライトプランを、チュートリアルマニュアルを見ながらFMSを使って作りましたので、フライトプランファイルをFSXをインストールしたフォルダ\PMDG\FLIGHTPLANSフォルダに入れてください。実際のコースは不明なので適当です。
RJBH-RJOM (RJBH-ROBIN-CI14-FI14-RW14(RJOM)) RJBHRJOM_J41.RTE
RJOM-RJBH (RW14(RJOM)-MPE-KRETA-ATATA-RJBH) RJOMRJBH_J41.RTE
@FMSのONボタンを押す
Aセルフテストが終わったらENTERボタンを3回押す
BLS7ボタンを押しENTERボタンを押す
CLS10ボタンを押しENTERボタンを押す
DVNAVボタンを押す
ELS5ボタンを押しENTERボタンを押す
FLS7ボタンを押しクルーズ高度6000を入力しENTERボタンを押す
GNAVボタンを押しENTERボタンを2回押す
このような画面になればOKです。 |
テイクオフ-クライム
パーキングブレーキをはずしスロットルレバーをゆっくり押してテイクオフです(F3キーを押す)。
この時EISのトルクが100%を超えないように、EGTがオレンジの部分に入らないように気を付けながら、なるべくスロットルを押し込みます。
スピードが約110ノットになったところで機首を上げて離陸します。すぐにギアアップします。
およそ12度の機首上げでクライムします(エレベータートリムで調整)。
400フィートの高度でピッチを10度に下げてフラップを上げ、スピードが上がるように調節します。
スピードが170ノットになったら、次の操作をします。
@FCSのIASボタンを押す
A同じくオートパイロットボタンを押す
BCtrl+F2キーを数回押してEISのRPMを98%ほどにする
CFCSのNAVボタンを押す
J41はフライトプランのルートに会合しフライトプランに沿って自動的に飛行します。
DFMSのVNAVボタンを押す
ここで黄色の丸で囲んだ数字はTOCまでの距離(海里)を表しています。
TOCに到達して高度6000フィートになると、この数字はTODまでに距離に変わります。 |
クルーズ
高度が6000フィートになれば自動的にクルーズになります。
ディセントの準備をします。
と言ってもすでにILS周波数も設定しているので、FCSの大きなALTダイヤルを回して3000にするだけです。 |
ディセント
TODに来たら次の操作をします。
@FCSのALT SETボタンを押す
A同じくIASボタンを押す
Bスロットルを少し引く(F2キーを押す)
するとディセントしていきます。
左図のFMSの黄色い丸は降下率を示しています。上が計算上で必要とする降下率、下が現在の降下率です。
この数字を見ながらスロットルを調節し、降下率が1500FPM位になるようにしてください。
計算上の降下率よりも大きい数字ですが、グライドスロープに乗りやすくするため、早めに3000フィートまで下がるようにします。
そもそもJ41にはVNAVやオートスロットルは付いていません。
降下するには2つの方法があります。
1、IAS方式(速度一定)
ALT SELボタンを押した後IASボタンを押す方法です。
スピードを一定にしてスロットを調節して降下・上昇します。
スピードは左下のダイヤルで調節できます。
今はこの方法で降下します。
FSX Steam Edition(FSX SE)では、何故かIASボタンが押せないのでこの方法は使えません。
2、VS方式(降下率一定)
ALT SELボタンを押した後VSボタンを押す方法です。
左下のダイヤルを使って降下率・上昇率を調節します。
降下する時はオーバースピードになりやすいのでスロットルを引いてスピードが出すぎないようにします。
RJOMからRJBHへ帰るときのこの方法を使ってみます。また、この方法はFSX SEでも使えます。
ディセントしながらROBINに向かっています。 |
アプローチ-ランディング
@ROBINが近づいたらフラップを9にしスロットルを調節して170ノットくらいにスピードを下げる
AROBINに着いたらFCSのAPRボタンを押します
Bローカライザーとグライドスロープをキャプチャーしたらスピードを140ノットまで下げ、フラップ25(最大フラップ)にしギアを下げる
この時EISのトルクが27-30程になる
C高度200フィートでFCSのAPボタンとYDボタンを押す(又はZキーを2回押す)
Dスロットルを引き続け(F2キーを押し続け)機首を少し上げて(フレア)着地
Eスポイラーが自動的に開く
Fブレーキをかけて停止する時にF1キーを押してスロットルアイドルにする
GF5キーを押してフラップを上げる
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タキシング
Ctrl+F1キーを押してコンディションレバーをタクシーポジションにしてランウェイ14に向かいます。
Uターンして戻る形です。
タキシング中に以下の操作をします。RJBHでのプリフライトとほぼ同じです。
@FCSのHDGボタンを押す
A同じくALT SELボタンを押す
BディスプレイコントローラーのLNAVボタンを押す
C同じくFULL/MAPボタンを押す
DRMUのNAV1を108.55MHz(RJBHのILS)に設定
FMSの設定
これもタキシング中にやりましょう。これもRJBHでのプリフライトと同じです。
@FMSのONボタンを3秒間押してシャットダウンし、再びONボタンを押して起動する
Aセルフテストが終わったらENTERボタンを3回押す
BLS7ボタンを押しENTERボタンを押す
CLS10ボタンを押しENTERボタンを押す
DVNAVボタンを押す
ELS5ボタンを押しENTERボタンを押す
FLS7ボタンを押しクルーズ高度8000を入力しENTERボタンを押す(今回はクルーズ高度8000フィート)
GNAVボタンを押しENTERボタンを2回押す
デフォルトの松山空港なのでとても寂しいです。もっと都会のはずなのに。 |
テイクオフ-クライム
ランウェイ14に来たら以下の操作をします。
@Ctr+F4を押してコンディションレバーをフライト位置にする
AF7キーを押してフラップス9にする
スロットルレバーをゆっくり押してテイクオフです(F3キーを押す)。
この時EISのトルクが100%を超えないように、EGTがオレンジの部分に入らないように気を付けながら、なるべくスロットルを押し込みます。
スピードが約110ノットになったところで機首を上げて離陸します。すぐにギアアップします。
およそ12度の機首上げでクライムします(エレベータートリムで調整)。
400フィートの高度でピッチを10度に下げてフラップを上げ、スピードが上がるように調節します。
スピードが160ノットになったら、次の操作をします。今回はVS方式でクライムします。
BFCSのVSボタンを押す
C同じくオートパイロットボタンを押す
DCtrl+F2キーを数回押してEISのRPMを98%ほどにする
EFCSのHDGダイヤルを徐々に回して右旋回し最終的には20度になるように回す
Uターンするように松山空港の上空に向かいますので、松山空港上空に近づいたら次の操作をしてクライムします。
FFCSのNAVボタンを押す
GFCSの大きなALTダイヤルを回して8000にする
HFCSのALT SETボタンを押す
I同じくVSボタンを押す
JFCSの左下のダイヤルを回し上昇率を2500FPMにする
KFMSのVNAVボタンを押す |
クルーズ
高度が8000フィートになれば自動的にクルーズになります。
FCSの大きなALTダイヤルを回して2000にします。
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ディセント
TODに来たら次の操作をします。
@FCSのALT SETボタンを押す
A同じくVSボタンを押す
B左下のダイヤルで降下率1500FPMにする
これで降下してゆきますが、スロットルを絞らないとオーバースピードになってしまいますので、すぐにEISのトルクが50程度になるようにスロットルを調節します。
ATATAに向かってテディセント中 |
アプローチ-ランディング
@ATATAで右旋回が始まったらフラップを9にしスロットルを調節して170ノットくらいにスピードを下げる
A旋回が終わって西広島飛行場に向いたらFCSのAPRボタンを押す
西広島飛行場にはローカライザーかありませんので、降下は自分でするしかありません。
また、ローカライザーをキャプチャーすると何故か左右にすごく揺れます。ローカライザーをキャプチャーしたら次の操作をします。
この時に設定高度2000フィートになっているはずです。
Bスピードを140ノットまで下げ、フラップ25(最大フラップ)にしギアを下げる
この時EISのトルクが27-30程になる
CFCSのVSボタンを押す
DPAPIを見ながら降下率が適切になるようにFCSの左下のダイヤルを調節する(1000〜700FPM程度)
E高度200フィートでFCSのAPボタンとYDボタンを押す(又はZキーを2回押す)
Fスロットルを引き続け(F2キーを押し続け)機首を少し上げて(フレア)着地
Gスポイラーが自動的に開く
Hブレーキをかけて停止する時にF1キーを押してスロットルアイドルにする
IF5キーを押してフラップを上げる
グライドスロープが無いのでランディングは結構難しいです。今回は何とかうまくできました。
実は、ILSを使わずに(APRボタンを押さずに)NAVモードのまま着陸する方が、NAVからAPRに切り替わる時の揺れが無くうまく行くようです。
こちらもお試しください。 |
タキシング-駐機
Ctrl+F1キーを押してコンディションレバーをタクシーポジションにして駐機場に向かいましょう。
駐機場に着いたらエンジンを切ります。
お客さんを下ろします。お疲れさまでした。
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